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『旧東海道を歩く』ブログ 目次
興津坐漁荘を後にして旧東海道を西に進むと「清見潟(きよみがた)」のバス停が。
「静岡県中部,静岡市清水の興津,清見寺門前の海岸。前面には三保半島が清水港を」いだいて
突出し、北東には富士山,南東には駿河湾をへだてて伊豆の天城連山を望み、古くから東海道の
景勝地として有名。気候温暖で西園寺公望の別邸坐漁荘はこの海岸にあった。
第 2
次世界大戦後、清水港の拡充整備に伴い海岸の埋立てが進められ、
臨海工業地に変わっている。」と。
その先にはユニークな名前の「東海道薬局」が。
坐漁荘から西に二百メートルほどの清水清見潟公園の一角に『井上馨の像』が。
井上馨も興津を愛した一人。晩年には療養のために「長者荘」と呼ばれる別荘で過ごすことが
多かったのだと。
「長者荘」はこの先、静清バイパスのガードをくぐり、広い三差路の右に「静岡市埋蔵文化財センター」の
正門があり、そこが井上馨別荘長者荘本館跡地であると。
17万m2に及ぶ広大な敷地に「長者荘」は、残念ながら第二次大戦の空襲によって失われた。
また高さ5mに及ぶ井上らしいフロックコート姿の巨大な銅像も建てられていたが戦時中に
銅像供出で撤去されてしまったと。
跡地には石碑が二つ残されて長い間放置されてきたが、地域の発展に尽くした井上を慕う
地元の方たちによって、現在は緑地として整備され、かつての銅像の作者によって
新たにこの場所(場所は跡地とは異なる清見潟公園の一角)に座像が作られているのだと。
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