JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.05.18
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次


再び旧東海道は県道415号線に合流した。



その先再び左に旧東海道が分岐する場所の左手にあったのが『諏訪神社』。



逆川右岸にある諏訪神社。社伝によれば貞観16年(874年)諏訪大社より祭神を
勧請したことに起源があるという。相殿に祀る須佐之男命は牛頭村(現 掛川市逆川)の
天王森にあったが、その祠前を通る旅人に不慮の事故が起こることから、
元和元年(1615年)ここに合祀されたと伝わる。



『社殿』。



『社号標』。



再び県道415号線に合流する場所に夢舞台東海道『本所』道標。



旧東海道の左側を流れる『逆川』。



逆川に合流する小川に架かる岩橋を渡る。



この日の交通量は比較的少なかった県道415号線。



日本橋より225kmポストは掛川市千羽。
ここからは国道1号線を25分くらい、「千羽」「薗ヶ谷」「成滝」と「本村橋」まで西に
向かって歩く。途中には、「コンビニ」もなく。



千羽交差点手前の左手民家に在った立派な門。
門の中央に太い柱が。


『千羽交差点』。



『本村橋』を渡る。



そしてその先の本村橋交差点で旧東海道は左折する。



逆川に架かる水道橋?か。



夢舞台東海道『』道標。



旧東海道の両脇には民家が続く。



伊達医院手前の右側路傍にある『記念 西山口村』と刻む碑。上部が崩壊しているようで、
何を記念したものかが分からない。西山口村は明治22年(1889年)葛川村、成滝村、
薗ヶ谷村等が合併して成立、昭和26年(1951年)掛川町に吸収合併されるまで存在した。



『大頭龍大権現・福天権大現参道道標』。



『大頭龍権現・福天権現参道道標の両参道標について』細かく詳細に??!!
「昔は各所に道案内として主な街道には、道標 ( 道しるべ ) が建てられてあった。
そして其の道を往来する人達の案内役を果たしていたが、最近は時代と共に次第に
見受けられなくなってきている。
西山口農協支所西角にある道標は、郷土の文化遺産として、昔の時代を知る手掛りとなる
貴重な存在である。いつ頃建立したものか年号が刻んでいないので解らないが、東山口地区
伊達方にある道標が、当地のものとよく類似している。それには寛保二壬戌年と深く刻んで
あるので、およそ同年代に程近いものではないかと思われる。
いづれにしても二百数十余年の歳月が過ぎていることは確かである。
大頭龍権現は菊川町加茂に、福天権現は同町西方龍雲寺境内にあるが、当時は両権現信仰の
最も盛んな時代で、信者やそのほかの人にはこの道標から、裏丁通りを経てそれぞれの
目的地まで歩いて行った。また川崎街道の分岐点でもあることから、菊川(元、堀之内町)、
川崎湊(現、榛原町静波)両方面を往来する人達には、唯一の街道であった。
猶、東へ直進すること約百米先に、右折する県道(現、菊川バス路線)がある。
この道路は大正四年に建設するが、それまでは全て菊川又は川崎方面に行く人達は、
当地を起点として主な役割を果たしていた。
次に、古記録には左の様に記してある。
「川崎街道は里道にして、木村字成滝より東海道に接続し出て、阿弥陀寺橋を渡り、
本村字満水村の大部分を経て、満水坂を越え、隣村西方村に至る。阿弥陀寺橋、従前は
掛川城主にて、簡素なる板橋を架し交通の便を図りしも、城主転任と共に村費を以て架橋せしが、
少しの出水にても流失し、為に大六山などを越えざるべからざる不便も度々ありたり。
故に成滝村満水村合同し、明治四辛未年八月新規架橋す。この諸費金六拾七両二分三朱、
残銭一貫四匁、この橋出来後は従前より大いに便利を得たれども、数年ならずして流失するに
至れり。是に於いて満水成滝宮脇の三ヶ村協議の上、其の筋に架橋出願許可を得て、
明治九年より工を起し八月中竣工す。
橋長サ二十一間。幅七尺。この経費金壱百拾参円四拾四銭七厘。翌月即ち自明治九年九月。
至明治十三年八月まで、満四ヶ年間橋銭を申し受くることとなれり。この橋は今の所より
二十間許り下流に当れり・・・・・」と記してある。
この様な郷土の歴史も時代の流れと共に忘れ去られているが、時として様々の移り変わりの
足跡を尋ねてみると意外な発見がある。今回前記の通り大頭龍権現と福天権現の参道標も
建立して以来、幾星霜の歳月を風雨にさらされて、人々の道案内役を果たしてくれた事を
思へば、何か心温る昔の姿が蘇ってくる。
幸いにも此の度、熱意ある関係者各位の御協力に依り、大正四年以来七十年振りに、元の古巣に
帰ることが出来た。またこの道標も郷土の道しるべとして、過ぎ去った時代を語り続けてくれる
であろう・・・・・・」



「告
この道しるべは大頭龍大権現と福天大権現の参道標である。昔は掛川宿と深い交流のあった
川崎湊(現在の静波町)に続く川崎街道と言って多くの人々に利用されていた。
元の位置は約十米程東よりであり川崎街道の起点となっている。」



『秋葉常夜燈』。



逆川に架かる馬喰橋(ばくろばし)を渡る。隣の橋は浦川橋。



馬喰橋を渡った左側に『葛川一里塚』石碑と『常夜灯』があった。



『葛川一里塚』、日本橋から58番目の一里塚。



『掛川市内案内図』がようやく現れた。
いよいよ掛川宿です。26番目。「東海道53次」の半分に近いてきた。
「掛川」という地名は、市の中心部を流れる「太田川」の支流「逆川」が、
両岸に懸崖が多いので、古くは「懸河(かけがわ)」と言っていたところから、らしい。



『常夜灯』



そして『馬喰橋一里塚跡』道標。



「もちや」の敷地内にあった「掛川宿名物 振袖餅」の石碑。
「もちや」は江戸時代後期創業の老舗和菓子店。名物の振袖餅は、当初の平たい形から
着物の振袖に見立ててその名が付いたとされる。



残念ながらこの日・水曜日は休業日か?よって現代の振袖餅は買えずに・・・・。



掛川市内にむかって進む。



この先、左手に曲がると『七曲』のスタート。



『東海道七曲』案内板。



『七曲』の地図を作ってみました。



東海道線に向かって進む。



右手に『東方寺』。
この先を右折。



右折後西に進むが、この辺から『七曲』の表示は一切なし。



そして突き当りを左折。



正面に『秋葉常夜燈』、これが左折への目安。



そして今度はこの突き当りを右折。



しばらくは真っ直ぐに。



掛川市の汚水マンホール蓋。もちろん掛川城をデザイン。







『塩の道』碑。
静岡県の西部地域は、古来遠州とよばれ、昔の人々が塩や米などの生活必需品を運び、
神社仏閣に詣でる道が、各地にできていた。
この中でも、秋葉街道と重なる「塩の道」や太平洋岸の「横須賀街道」は東海道や海の東海道と
交わる交流の道である。「御前崎」方面への道が示されていた。



そして「かぎの手(クランク)」に入って行った
右手には『掛川宿東番所跡』道標。



『七曲り』案内板。



「葛川と新町の境に掘割があり、ここにかかる橋を渡ると門がありました。この門から西が
宿場のなかです。ここから東海道は南に折れ、道がかぎの手にいくつも折れ曲がる新町七曲に
入ります。七曲は、容易に敵を進入させないための構造だと考えられます。七曲の終点に、
城下に入ってくる人物や物を取り締まるための木戸と番所がありました。
番所には、捕縛のための三道具(刺股・突棒・袖がらみ)や防火用の水溜め桶などが
備えられていました。
( 1620 ) 町として
認められました。」



そして「塩沢機械店」の角を左折。



そしてこの先の駐車場の角を今度は右折。



すると漸く県道37号線に戻って、『七曲』を完歩したのであった。



私の名前に似た町名を発見。



道の向こうに『桝忠』が。
八代目升屋忠次が営んでいる老舗呉服店「ます忠」だが、ここもこの日は休業。




                            ​ その9 ​  に戻る。

つづく ​・・・





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Last updated  2020.05.01 11:52:43
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