JINさんの陽蜂農遠日記

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オジン0523 @ Re:「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」へ(その5)(09/08) 矢張り有料席から見ると正面から見るので…
jinsan0716 @ Re[1]:「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」へ(その3)(09/06) オジン0523さんへ ありがとうございます…
オジン0523 @ Re:「市制70周年 佐倉花火フェスタ2024」へ(その3)(09/06) そして9:20になり、カウントダウンが始ま…
jinsan0716 @ Re[1]:旧芝離宮恩賜庭園 へ(その3)(08/06) オジン0523さんへ 書き込み、ありがとう…
オジン0523 @ Re:旧芝離宮恩賜庭園 へ(その3)(08/06) 根府川山は根府川に関係あるのですかね

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2020.04.20
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次

国道307号線を渡って水口町元町(作坂町)の旧東海道を進む。
作坂町には本陣や脇本陣が置かれた。先に進むと、左手に『水口宿本陣跡』があった。



消火栓格納箱ほこの位置には不釣り合いなのでは。



「東海道水口宿
水口は道によって開け、道のよって発展した所です。 この地には古くから東国へあるいは
伊勢への道が通り、人々の往来が頻繁であったようですが、室町時代には伊勢参宮の将軍家が
休泊しているように宿村として開け、また市が立つ所であったようです。
しかし、現在につながる町の基ができたのは、天正十三年(一五八五)秀吉が家臣の
中村一氏に命じて城(水口岡山城)を築かせてからのことです。 この時山麓の集落は
城下町となり、城主三代、十五年の間に市街地の基礎が形成されました。
関ヶ原合戦翌年の慶長六年(一六○一)、交通体系の整備に取りかかった徳川氏は、
東海道を整備しその要所の町や集落を宿駅に指定、公用人馬の迅速な輸送に備えましたが、
直轄地でもあった水口はこの時宿駅に指定され、明治初年まで東海道五十番目の宿場町として
歩みました。 宿駅制度の目的は公用貨客の輸送にありましたが、徐々に一般貨客の通行輸送、
あるいは遊山・参詣を目的とした庶民の往来が盛んとなり、旅籠や商家が建ち並び、町は
大いににぎわい、その町並みは東西二キロ余りに及びました。
このうち東部市外の三筋に分岐した道路の形態は、特に珍しいものとされています。
水口宿は甲賀郡内の三宿中最大の規模で、天保十四年(一八四三)の記録によれば、
家数六九二(うち旅籠屋四十一)を数え、この地に小規模ながらも水口藩の武家地が加わり、
甲賀郡の中心としての地位を占めました。
このような発展を受けて、著名文人の滞在があったり、享保年間には水口神社の祭礼に
曳山が巡行するようになりました。 また当時の宿場の名物としては、広重の浮世絵でも
知られる干瓢・葛細工・煙管・泥鰌汁等が知られています。
なお、この碑のある場所は当時の本陣の跡です。」



『水口宿本陣跡』。



この地は江戸時代水口宿の本陣が置かれていたところです。
 本陣とは、大名・旗本・宮家・公家・幕府役人などが休泊するための施設で
これを補助するものとしては脇本陣があり、水口宿はその両方が宿の東部の作坂町にありました。
本陣は規模が大きく、一般の旅籠屋には許されない門・玄関・書院などがあって格式を示し、
その経営には宿の有力者があたりました。
この本陣は代々鵜飼氏が経営にあたり、間口も一般の三軒分に相当する広大なものでしたが、
明治2年に行われた明治天皇の宿泊をもって、その歴史を閉じ、その後建物も撤去されました。」



竹垣の間を入って行くと明治天皇聖跡碑・明治天皇行在所御旧跡碑・水口宿本陣跡碑などが建っている。
『明治天皇聖跡碑』。



『明治天皇行在所御旧跡碑』。



『明治天皇聖跡碑』前から竹垣を見る。
古城山(水口岡山城址)を望む。



右手に仏壇・仏具の店『ぬし又本店』。



左手に『桔梗屋文七』」という古いたたずまいが今も残る商家。
ネットで調べてみると、明治38年(1905年)から続くクリーニング店であった。



正面には,水口宿の三筋の東口が見えた。



Y字路の中央に『高札場跡』があり、小さな高札が復元されていた。
水口宿は三筋の通りがあり、ここで二筋に分かれ、右が北通りで、左が中央通りであると。
ここでは東海道道標が示す中央通りを進んで行くこととする。



「高札場跡
「お達し」を公示する掲示板でまちの中心のひとめにつきやすい辻、橋詰、出入口等に
設置されました。水口宿では、作坂町と旅龍町の境、三筋町の北筋と真ん中の筋の
合流するところに設置されていました。


特に寛永一七年(一六ニニ)の宗門改役が設置されてからは「隠れキリシタン」
取り締まりのため、密告への賞金制度等が掲示されました。」



『秋葉神社』(左)と『秋葉山常夜燈』(右)。



『三筋の町』
道は3本に分かれますが、旧東海道は真ん中の道。



左側が『旧東海道』。



『高札場』の裏には電話BOXと『作坂町集会所』。



石橋駅まで続く旧東海道には古い家がかなり残っていた。



旅籠屋『匠』は現在『ダイニングカフェ タクミヤ』。旧宿場町のカフェらしい店構え。



連子格子の建物には郵便ポストが。



右手の連子格子の旧家は『望田法律事務所』。




そしてこの先は五差路に。
旧東海道は右側を進む。



五差路を振り返る。



五差路から直ぐ右手に『旅籠町の曳山蔵』があった。
旅籠町は、慶長6年(1601)作坂町と共に伝馬町に指定された。
水口の曳山は享保20年(1735)に9基の曳山が巡行し、その後、一町ごとに曳山が
建造されるようになり、その数30基余りに達したといわれている。



『曳山蔵 旅籠町』



更に進むと、また石柱が右手前方に。



『東海道五十次水口宿 葛籠町』石柱。



その奥に『祠』も。







「問屋場跡
問屋場は、宿駅本来の業務である人馬の継ぎ立てを差配したところで、宿駅の
中核的施設として、公用貨客を次の宿まで運ぶ伝馬と、人足を用意しました。
水口宿では、江戸中期以来ここ大池町南側にその場所が定まり、宿内の有力者が宿役人となり、
運営にあたりました。」











この店は文政年間創業で170年の老舗とのこと。



店の内部。



店内には『広重 東海道五十三次 水口』が掲げられていた。



『忍術もなか』を購入しました。
甲賀忍者の秘術を記した巻物を意匠した、小豆餡の最中で近江米や十勝産小豆などの
厳選された材料を使っていて美味しかったのであった。



そして更に進むと右手にあったのが『休憩所』が。



『休憩所』内部。



『祠』。



『水口の曳山のからくり時計』と『大池町』。



斜めから。



『からくり時計』。



別の場所から。



「からくり人形は午前9時・正午・午後3時・午後6時に動きます。」



「曳山の由来
江戸時代、ここ水口は東海道の宿場町であり、また加藤氏二万五千石の城下町として
地域の政治、経済、文化の中心として発展しましたが、曳山祭はこの町に住む町衆の力に
よって創り出されたものであり、近世のまち水口の象徴であるといえましょう。
曳山の登場は享保二十年(1725)のことで、このとき九基の曳山が巡行し、藩邸に
もぐりこんで賑いました。その後一町ごとに曳山が建造されるようになり、その数三十基
余りに達したといわれています。
当地の曳山は「二層露天式人形屋台」という構造をもち、複雑な木組み、精巧な彫刻、華やかな
幕を飾りつけるとともに、屋上に「ダシ」と呼ばれる作り物をのせて町内を巡行します。
その構造上、組上がったままで各町内に建てられている「山蔵」に収納されています。
「ダシ」は毎回趣向を変えてその出来栄えを競うものであり、巡行見物の一つの楽しみと
なっています。」



横断歩道を渡り更に旧東海道を進む。
左手に『いまむら呉服店』。



『ふぐ料理 池田屋』。



右手の民家前には小さな『祠』と『常夜燈』が。



『虫籠窓(むしこまど)』の旧家。



『水口曳山まつり』4月20日に開催されると。



『伴町』石柱。



『水口本町郵便局』が右手に。



更に進む。



『平町』。



雨も次第に激しくなって来た。




                              ・・・​ もどる ​・・・


                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2020.04.26 06:32:10
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