JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.07.07
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カテゴリ: 国内旅行
そしてバスを下りて散策開始。雨がポツポツと落ちていた。
世界文化遺産「富士山」構成資産
富士山東口本宮 須走口登山道 冨士浅間神社 境内案内図 」。



「境内案内図」に近づいて。



別の「境内案内図」をネットから。



「浅間神社」内の史跡名一覧。



冨士浅間神社
鎮座地 静岡県駿東郡小山町須走一二六
御祭神 主祭神 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
    相殿神 大己貴命(オオナムチノミコト)
        彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)
御由緒
 平安時代初頭、桓武天皇の時代・廷歴ニ十一(八〇ニ)年富士山東脚が噴火した。当時の朝廷は
 逃げ惑う住人のため冨士山面に位置するこの須走の地に斎場を設け、鎮火祭を斎行した。
 この御神威を畏み、報賽するべく、平城天皇の時代大同ニ(八〇七)年に鎮火祭の跡地・現在の
 御社殿の地に神様をお祀りしたことが、当社の創建と伝えられる。
 江戸時代・宝永の噴火では、神社と街は約三メートルの降灰の被害を受けるが、冨士登山と
 交通の要衝として幕府より手厚い支援の下、街を埋めた灰の上に街を復興させ、神社は村民に
 より灰が除去されて現在に至る。
 明治時杙、逸早く自動車化が進んだ地域であり、登山安全と相まって、交通安全・道中守護と
 しても一層の崇敬を集める。
   平成十九(ニ〇〇七)年には、御鎮座一ニ〇〇年を迎え、記念式典大祭を斎行。
 平成二十五(ニ〇一三)年には、富士山の世界文化遺産登録に際し、その構成資産の一つとして
 登録された。
富士山信仰
 霊峰・富士山は、古来より浅間大神が鎮座する神体山として、全国の登拝・修験者が最も
 尊崇する山の一つてある。富士山本宮浅間大社(富士宮市)を総本宮とし、全国には
 約一三〇〇社の浅間神社が鎮座する。
 当社は、天正年間開道と伝えられる、かっての東ロ・いまの須走ロ登山道の起点として、
 東ロ本宮と尊称される。
 須走ロは、富士山項より真東に位置し、おおよそどの位置からでも御来光(日の出)を拝する
 ことが出来るのが特徴であり、須走の街からは朝陽て染まった縁起物の赤富士が見られる。
境内末社(六社合祀)
 日枝神社 高尾神社
 山神社  霧島神社
 琴平神社 社護神社
 恵比須大国社(別祀)
境外末社
 須走ロ九合目鎮座・迎久須志之神社
 須走ロ本六合目鎮座・胎内神社
 須走ロ五合目鎮座・古御嶽神社
  (御室浅間神社・雲霧神社合祀)
 東富士演習場内鎮座・野中神社
  (旧大日堂)
祭礼神事
 例大祭 五月五日
 開山祭 七月一日
 閉山祭 八月三十一日
 紅葉祭 十一月上旬
 「祈年祭・新嘗祭等の恒例祭」」



鎌倉往還 」碑。



鎌倉往還(かまくらおうかん)
鎌倉往還は、かつては 鎌倉道などと呼ばれ、幕府所在地の鎌倉から
放射状に複数のルートがありました。
由来については、現在のところ、源頼朝が鎌倉に幕府を開くに至る源平の合戦にその起源をおくと
いわれています。
鎌倉時代に鎌倉幕府の御家人や坂東の武者達が、有事の際に「いざ鎌倉」と鎌倉殿の元に馳せ
参じた道であり、当時の御家人らが鎌倉と自領との往還に利用した道でもあります。
当時から街道が担ってきた役割は軍用道路としての実質的な目的の他、政治や経済流通としての
交易にも用いられ、地方に残る様々な遺物から文化や宗教等も急速に伝えられたことが明らかに
されています。
かつての鎌倉往還は、廃道となっていたり、拡幅されたり付け替えられたものも見受けられ、
また枝道も多くあることから正確なルートについては諸説あります。しかし、未舗装のまま
現在に至り、当地のようにかつての雰囲気を偲ばせる箇所も一部に残存しています。
当地の鎌倉往還は、まっすくに籠坂峠・御坂峠を越え、甲斐源氏の国の中心、石和へ向かう
ルートをとっています。
このように小山町須走は、古くから富士北麓地域と駿東部を結ぶ交通の要衝として利用されて
いたことがわかります。」



「鎌倉往還」ルート図をネットから。
「富士山付近の「鎌倉往還」は、鎌倉から相模(神奈川県)を通り足柄峠を越え、
駿河(静岡県)に入って竹之下(小山町)に下り古沢(御殿場市)を通過して、
須走(小山町)を登って籠坂峠を越えて甲斐(山梨県)に至る。

そのものは古代から存在していた。
人が自分の足で歩くしかなかった時代には、人の移動ルートつまり道は、地形によって
制限されることが多かった。
富士山周辺で見れば、(1)富士山とそれに連なる丹沢山地、(2)愛鷹山、(3)箱根の
3つ山地は、移動するうえで制約になった。

山越え(峠越え)を伴う移動がおこなわれてきた。
甲斐から海に向かう道は古くから富士山と丹沢の山を越え、(現在の)小山町や御殿場市北部を
通り、箱根北部の足柄峠を越えて相模に至るルートをとっていた。
鎌倉往還のルートと重なる。つまり富士山周辺の鎌倉往還は、本質的には内陸と海を結ぶための
道と言える」 と。



麻布山三元講 講碑群 」。



麻布山三元講 講碑群
江戸・麻布の町に栄えた山三元講は、江戸期の享和三年(一八〇三)山口左門が山吉講から
分離独立させた富士講である。富士登拝には吉田口(北口)から登り、須走口(東口)へと
下山し、須走を定宿とした。神門前の火山岩によって築かれた塚と一対の狛犬は昭和の初頭に
山三元講の人々が築造し、奉納したものである。このように近年まで講と当社・須走との
関わりは深い。同じ頃麻布永坂には富士塚か造られ頂上には当社より勧請された浅間社が
祀られた。この富士塚は自然の傾斜地を利用して造られ、頂上部は富士山のクロボク(火山石)
によって築かれている、浅間社の周囲には記念碑が次々と移され、また新たに造られた。
この永坂富士塚も講の解散と共に解体され、昭和六十二年、大半の記念碑がこの地に移設された。
これら講碑群は往時、栄えた講の姿を今に伝えている。
※永坂富士塚の模型は当社、記念資料館に展示されている。」



「麻布山三元講 講碑群」を見る。



裏鳥居 」の石鳥居。



他の神社では見られない「 不二山 」の扁額。二つとない(不)素晴らしい山=不二山・富士山という意味 であると。



写真右手に「 富士浅間神社の根上りモミ 」。



近づいて。



小山町指定文化財 天然記念物 
冨士浅間神社の根上りモミ
一、所在地 駿東郡小山町須走一二七番地
一、所有者 駿東郡小山町須走一二七番地 冨士浅間神社
一、指定年月日 平成三年5月一日
一、概要
  根上り 四.六m
  目通り 三.一m
  樹高    二十七m
  樹齢  約三〇〇年
このモミは約一〇〇年間の降雨による火山灰土の流亡により根上りになったものと考えられます。
国内でもとても希少であり、学術上価値が高いと言われています。
また、モミの根上り群に寄生するブナ、イヌシデ等の樹木は、樹齢約一五〇年と伝わっています。
               平成二十八年八月一日
                 小山町教育委員会」



「冨士浅間神社の根上りモミ」を振り返る。



浅間縁結びの木
宿り木(やどりぎ)というのは、普通他の樹木に寄生する木をいう。この結び木は、宿ったという
よりもむしろ根がらみの状態で、もみの大木にぶな・かしがしっかりと結び合っている。
その様は、男と女の結びつきを表象しているようである。当社の啣祭神 木花開耶姫命
(このはなさくやひめのみこと)様のご加護により、縁結び・安産・子育てのご幸運に恵まれると
いわれている。」



東京 廿六夜 」碑。
「二十六夜講」とは、旧暦の1月と7月の26日の夜に月待をする講で、江戸時代に盛んに行われて
いたようです。「講」とは同一の信仰を持つグループのことで、ここでは「富士講」を指して
います。「月待」とは、月の出を待ち、拝みながら酒を飲み交わすこと と。



富士講講碑群
ここには、明治より昭和にかけて、各地の富士講より寄進された記念碑が多く残されている。多くは、三十三度、六十六度など数多く富士登山が成就された事を感謝し、先進や講名を
高く揚げ信仰の証とした。」

江戸期後半から大正期にかけて隆盛した庶民信仰・富士講の各講社の登拝記念の石碑が並ぶ。
記念として建立されたものや、講社の解散に伴い、講社の地元から移築・寄進されたものもある。
尚、富士登山では33回が1つの記念すべき区切りとされている。
当社に残る石碑の中で最も多い回数は、和歌山県の方による899回である。
当社の位置や当時の東海道本線(現・JR御殿場線)の交通の便から、
東京・神奈川にかけての講から崇敬を集めていた。




浅間の杜 はるにれの木
境内西側・浅間の杜の中に繁るハルニレの木。ハルニレの木は境内に数本が繁るが、もともとは
北海道や寒冷地に繁る樹木であり、温暖な気候にある静岡県には珍しい樹木である。
推定樹齢400年の大木であることから、昭和38年に静岡県天然記念物に指定された。
境内西側隣に接して通る鎌倉往還道からは背面を見ることが出来、半分近くが根上がりしている
様子が伺える。



ハルニレ() 」の木を見上げて。



伊藤? 四谷講社 」と。
都内四谷にあった富士講・四谷丸参伊藤講社か?



新進講記念碑 男爵若槻禮次郞書 」と



富士講と講社碑
富士山は、昔から信仰の山として登拝され、修行の場であった。
人穴て修行を重ねた長谷川角行(かくぎょう)は江戸に出て、富士の信仰を説いた。
その後、食行身禄(じきぎょうみろく)がさらに教えを広め、富士山七合五勺に入滅の後、
江戸では「八百八講」といわれる程、富士講が盛んになった。須走は富士信仰登山の登山口
として、古くから栄えてきた。須走浅間神社には、講の人達によって奉納された石碑や石燈寵が
多く、その一つ一つから登山する道者(行者)達の息づかいが聞こえてくる。」



三十五回 登山記念 権大教正 金澤徳行翁 」と。
台座の岩には「 安産講社 」と。



浅間教會一世 贈大教正 川口源次郎之碑 」。



緑溢れる「浅間の杜」が続く。



石燈籠の先にも石碑が。



ズームして。



そして「東口本宮 冨士浅間大社」の 社務所 へ。



銘板「 東口本宮 冨士浅間神社社務所 御鎮座千二百年 記念資料館 」と。



御朱印帳 も販売されていた。



御朱印を頂きました



「浅間神社」案内書も頂きました。
「世界文化遺産「富士山」構成資産
富士山東ロ本宮・須走ロ登山道
冨士浅間神社
(静岡県駿東郡小山町須走一ニ六番地 鎮座)
御祭神 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・大己貴命(おほなむちのみこと)・
    彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
由緒  大同ニ(八〇七)年、富士山の延暦ニ十一(八〇ニ)年の噴火に於ける鎮火祭跡地
    (現在の社地)に創建。旧県社。
         富士山登山道・東ロ=須走ロの本宮であり、起点となる。
   須走ロ五合目・古御岳神社、六合目・胎内神社、九合目・迎久須志之神社は、
   当社の境外末社である。
   平成十九年には御鎮座千ニ百年の佳節を迎えた。
   平成ニ十五年、世界文化遺産「富士山」構成資産に登録。
主祭事  五月五日 例大祭 本殿祭・神幸祭(パレード)
    七月一日~九月上旬 富士山須走ロ登山道開山等 関連祭典
【不ニ山】 ・・・表烏居の不ニ山は、富士講の先達から寄贈された文字で、二つとない
        素晴らしい山・富士山を意味する。」



太鼓橋 」とその先右側には「 道祖神 」が。
その先の参道には新緑のトンネルが。



社号標石「 縣社 冨士淺間神社 」。



左側にあったのが「 信しげの滝
境内南、太鼓橋の左に位置する滝で、浅間の杜を走る水流が流れ出て滝となっている。
名前の信しげの由来は不明。かつて滝の整備が行われた際に「信しげ」と書かれた石が
発掘されたことから、一説では富士講関係者の名前であると考えられているが、推測の域を
出ないものである と。
四季折々に違った景色を見ることが出来るとのこと。
とくに冬場では、滝が凍り巨大な氷柱(つらら)を見れることがあるのだ と。



再び太鼓橋を斜めから見る。



石鳥居の 扁額は「不二山」



奉雷の杉 」。



見上げて。



奉雷の杉
推定樹齢三五〇年で、境内の樹木で最も長寿の杉の一つ。
平成三十年夏、この木か落雷を引き受けてくれた御蔭て、神社や地域に大きな被害を与えなかった。
落雷による枯れか少ないことから、雷という圧倒的な偉力に抗ったのではなく、雷を奉り遵った
=柔和に協和したと考えられ、奉雷の杉と呼ばれる。
以来、その偉大さ・懐の深古に肖ろうと足を運ばれる方か多く見えられる。」



鳥居のそばには、富士山噴火の際に飛んできた「 火山弾 」が。



富士山火山弾 」。



富士山火山弾
この火山弾は地中の岩奬(熔岩)が噴火のために空中へ吹き上げられ、落下の際に酸化・冷却して
出来たものです。
右の巨大なもの、左の形が整って大きいもの、いずれも大変貴重なものと言われています。」



左手に「 手水舎 」。



「龍口」を見る。



楼門 」に向かって進む。



ここにも「冨士浅間神社」案内板が。



さらに「 楼門 」に向かって進む。




                               ・・・​ もどる ​・・・




                 ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2023.07.07 18:55:08
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