平成 30 年 5 月 8 日 ( 火 )
午前 4 時半起床。終日雨。気温が上がらず肌寒かったです。
朝一、急な協議が入りました。その後デスクワーク。午後は親会社、あるいは同業他社に出向社員の帰社報告会。かつて部下だった女史、親会社の役員に褒められたことを副社長が披露。嬉しい一コマでした。二人とも一年、お疲れ様でした。その後、近づく会議の打ち合わせ。午後 3 時前、近隣のホテルへ向かいました。親会社の出先機関と弊社幹部の意見交換会がありました。午後 6 時前、会場を移し、懇親会に突入。私はウーロン茶で乾杯。左隣に座った防災担当の方に南海トラフ地震に備えた机上訓練の必要性を説かれました。相手方にたまたま土壌研究のエキスパートがいました。紹介してもらいました。右隣の席は農業の専門家。彼女はみかん学校という柑橘栽培の入門講座があり、年 12 回開講することを教えてくれました。地元の蜜柑農園をフィールドに使うそうです。へーっ、面白そうだな。通ってみたいな。 興味本位、茶の栽培に関するあれこれを訊ねて見ました。ちょうどその会場に土壌の専門家がいるということでその方を紹介してくれました。Kさんでし。彼曰く
「茶葉の緑が薄いのは窒素の不足です。チャノキは花卉に通常施す肥料を用いない。もっぱらアンモニア態性窒素がよろしい。硫安だよ。 1 反に 40 ~ 50kg の量を散布するといい。但し窒素分が 50 %の硫安ならその倍の量をだよ。もちろん根に直撒きでよい。茶の葉を収穫した直後と秋、欲を言えば芽吹きの時にも少しね。剪定も大切だ。刈った直後と秋が基本。」
なるほど。来年の収穫に備え、今年は茶の木の根に硫安を撒こう。このほか、茶の製造方法には蒸して発酵を止める方法と窯煎りの 2 種類があり、持ち込んだ農協のそれは前者だったとのこと。一昨年まで本匠のまたぎ O 氏が営んでいた製茶工場は後者。前者は淹れると緑色が勝ち、後者は少し茶色を帯びるとも。味はどちらがいいというものではなく好み。いやはや大変勉強になりました。
余談です。彼の出身を訊いてみました。鳥取とのこと。大学もその県にある農学部を卒業。以来ずっと研究畑を歩いたそうです。
「鳥取や島根は小さな県。にも係わらずそれぞれに農学部がある。翻って大分県にはない。地域mの農業振興を考えると農学部の有無は大きい。大分大学にも地域密着型の農業関連学部設置が望ましと思う」
なるほど。
話し込み、忽ちお開きの時刻になりました。まっすぐ帰宅。帰宅してハンドルを持たねばならぬ野暮用あり。会場ではノンアルを貫きました。
今日の一句
庭先に湿りの続く蛇苺
今日のラン
なし
今日の酒
冷酒1合
今日の写真は緑を 3 枚。 1 枚目は昨夕に刈った梅林下です。さっぱりした朝になりました。
次はその手前、草むらに見つけたヘビイチゴ。赤がとても印象的です。
最後は咲き始めた紫陽花。これを見て昨日が奄美大島の梅雨入り。例年よりも早いとの報道に九州北部はいつか、ソワソワの気持ちになりました。
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