水仙の里から
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この夏の暑さと、急激に衰えた義母の介護に体調を崩してしまいました。痴呆の進んだ義母は、まるで3歳児のよう、思うままに振舞います。 ふりまわされて溜まるストレスは、デイケアで留守の間のカメラ散歩で少し解消。でも画像の整理がまったく出来ません。これもまたストレスです。 とうとうPCに取り込むのも苦痛になって、この1ヶ月ほどPCにノータッチでした。 久しぶりに良く晴れた昼下がり、荒れ放題の庭の花を眺めていると、蕾の膨らんだ一本のカクトラノオの上でカマキリとアキアカネが、ミントの上ではヤマトシジミのペアがドラマを繰り広げていました。 汗が眼に染みるのも我慢して約15分、カマキリとアキアカネの生と死のドラマの一部始終を見届けました。 気付いて飛び去るかと思ったアキアカネでしたが、密やかに忍び寄るカマキリに気付かず敢え無い最後を迎えました。 動いているのかどうかも分からないほどの動きで近づくと、眼にも留まらぬ速さでアキアカネを絡め獲っていました。 ずっと追っていたのにシャッターが間に合わないほどの一瞬でした。 そしてすぐ傍のミントに止まったヤマトシジミのペアは、そんなドラマにはお構いなく二人の世界に。 あちらの葉、こちらの葉と場所を変えながら、夕方までぴったりくっつきあって生を謳歌しておりました。 生気に溢れる小さな生き物の世界を覗き見て、うじうじと悩んでストレスを溜め込んでいるのが馬鹿らしく思えました。 少しだけでも自分の心の持ち様を考える事が出来たひと時でした。
2008.09.08
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