「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

世界遺産や世界の美術館を20年間で61カ国訪問しながらブログは18年ほぼ毎日続けていますが〜コロナ禍からの旅は国内旅行と美しい日本庭園訪問！東京下町歩きを楽しんでいます〜忘れていた日本の伝統芸能や相撲へも興味を広げています。

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東京寺社＆庭園散歩♪

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2009.12.05

ティツィアーノ「聖サバスティアヌス」すんごいです♪

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テーマ：世界遺産紀行(1090)

カテゴリ：ロシア

衝撃的な作品『後悔するマグダラのマリア』と美しい『ダナエ』を描いた巨匠「ティツィアーノ」が死の直前まで描き続けた力強く感動的な作品が【世界遺産】エルミタージュ美術館にあります。

『ロシア旅日記』・・・２人目のセバスティアヌス

　　　　　　　　　　　ティツィアーノ「聖セバスティアヌス」１５７５年頃　２１２×１１６ｃｍ

テッチアーノ聖セバスティアヌス.jpg

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ティツィアーノ作「聖セバスティアヌス」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ティツィアーノ最後の作品です。

　　　　　　　　　　　こちらから見て右足のヒザから下が黒っぽく見えてますが、

なんと未完成！！！

　　　　　　　　　　　完璧な肉体美の力強い「セバスティアヌス」が見事に描かれていますね！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして後ろの背景の見事なこと・・・

　　　　　　　　　　　ティツィアーノが、到達した最高の「風景表現」であります。

　　　　　　　　　　　彼が、人生の最後に自分の身を削って描かれた作品だったのでしょうね

　　　　　　　　　　　結局、彼は、この作品を書き終える事無く天国へ・・・

　　　　　　　　　　　彼の死後アトリエには、

　　　　　　　　　　「聖サバスティアヌス」が残されていたそうです

ティツィアーノと言えば・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ダナエ」Danae
ティツィアーノ・ダナエ.jpg

　　　　　　　　　　　　　　「後悔するマグダラのマリア」Maddalena penitente　

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ Tiziano Vecellio.jpg

　　　　　　　　　　　　　　　１４８８か？１４９０年～１５７６年

　　　　　　　　　　　　　　　このマリア様と同じお部屋に
テッチアーノ聖セバスティアヌス.jpg

　　　　　　　　　　　　　　　ティツィアーノ最後の作品「聖セバスティアヌス」が飾ってありました。

　　　　　　　　　　　　　　　そして、
ペルジーノ.jpg

　　　　　　　　　　　　　　　ペルジーノ作

　　　　　　　　　　　若く美しい「聖セバスティアヌスの殉教」も

　　　　　　　　　　　同じお部屋に収まって・・・

　　　　　　　　　　　宗教画と言う世界が、

　　　　　　　　　　　歩むべき人生の重みを力強く伝え

　　　　　　　　　　　私（仏教徒）が、思う不思議な世界の玉手箱を形成していました。

今でも素晴らしい世界を見せてくれるティツィアーノさまにポチっとよろぴく→