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レ・ミゼラブル の歌詞です・・・3番の日本語訳です。英語は、次回でUPします(^-^)♪
3.日の終わりに ファンチーヌの受難
「1823年、モントルイユ・シュールメール」
「市長所有の工場の外で」
「マドレーヌ市長(ジァンバルジャンの偽装名)」
「貧乏人たち」
日の終わりに、あなたは1日分年をとる
それがあなたが貧乏人に対して言える全てである(1日分年をとる以外何もない)
それは闘争であり、戦争である
だれも何もくれやしない
もう一日我慢して生きて、それが何のためだというのだ
生きているのが1日少ないことが、どうだというのだ(どうせ死ぬなら同じこと)
日の終わりに、あなたは1日余分に寒さを感じるだけ
背中のシャツは寒さを防げない
正義は過去へ逃げ(この世に正義なんてありはしない)
誰も虐げられた人が泣いているのを聞かない
やがて冬が駆け足でやってきて、殺される準備ができる
死に1日近づく
日の終わりに、新たな日が始まる
朝日は昇るのを待ち
波が砂浜に打ち寄せるように
数秒間止む嵐のように
大地には飢えた者がおり
依然として酒場のつけが膨れ上がり
それを払いきるのは地獄の沙汰である
日の終わりに
「監督と労働者、それにファンチーヌが工場から出てくる」
「監督」
日の終わりに、ただでは何も手に入らない
べったり座り込んでもパンさえ買えない
監督:ファンチーヌが働いている職場の監督。原作では女の監督
当時、男と女は働く場所は別で、女工には女の監督がついた
「労働者1」
家には子供がいる
「労働者1& 2」
子供には食べさせなければならない
「労働者2」
あんたは仕事があって幸運
「女」
寝るベットの中で幸運(皮肉、つまり宿無しだって世の中にはいるので)
「労働者」
祝福される日が来るのを数えている(その日がくるのを待っている)
「女2」
今日、監督がかっかっときているのを見た?
荒い息づかいと手をぶらつかせて
「女3」
それはチビのファンチーヌがんこで譲らないから
「女1」
彼のズボンを見て、彼がどこに立っているかわかるから(ズボンの汚れをさす)
「女4」
ボス(工場長)にはそれがわからない
監督がかっかっと来ているのを
「女3」
もしファンチーヌを見張らなければ
彼女がどうするか見て
彼女は町の外に立っている(娼婦として)
「労働者」
日の終わりは、他の日の終わり
一週間生き延びるためのお金をポケットに入れて
家主に家賃を払い、店に借金を払い
できるだけ長く悪事を働き
深みにはまるまで悪事を働き
それともテーブルから落ちたパンくず(ちっぽけで惨めな存在)に戻るか
自分のしたことは自分で償わなくては
日の終わりに!
「少女(ファンチーヌから手紙を掴み取り)」
ここに持っているのは、小さな無邪気な妹さん?(声をかけている)
ファンチーヌったら。全部読みましょう
「手紙を読む」
愛しのファンチーヌ、もっとお金を送ってください
あなたの子供は医者にかからなければなりません
もう時間がありません
「ファンチーヌ」
その手紙を私に返してよ
あなたに関係ないでしょう
ご主人と家にいるような、幸せなあなたには(彼女は夫に捨てられている)
かまわないでよ
誰かいませんか?
神の前で誓える人が
彼女(ファンチーヌ)は何も恐れるものがない
彼女(ファンチーヌ)は何も隠すものがないと
「彼らは手紙に飛びついた。バルジャンは口論を停めに入った」
「バルジャン」
誰かこれ(手紙)を2つに破く者はいないか(けんかを止めさせる者は)?
いったいどうしたと言うのだ
ここは工場だぞ。サーカスじゃないんだ
さあみんな落ち着いて
私は評判のよい経営者だ(それなのにその工場でこの騒ぎは困る)
「監督に」
これを君が解決することを期待する
出来るだけ忍耐強くね(注:この後、バルジャンに解決結果は知らされていない)
「彼は工場に戻る」
「監督」
そもそもことのはじめは!
「少女」
仕事の終わり間際
彼女が原因で始まったこと
何か隠している
ある小さな町に
彼女が借金している男の人がいる
彼女がそのために余分なことをしているか想像つくでしょう(何をしているか)
彼女が稼いでいることが想像つくでしょう
よく寝ているのよ(男の人と)
ボスはそれが嫌いなの(そのようなことは許さないの)
「ファンチーヌ」
子供がいるのは本当よ
その子は私の子供なの
その子の父親は私たちを見捨てたの
私たちをアパートに置いたまま
今その子は旅館の経営者と一緒に住んでいる
そして彼の妻と
その子の養育費を払っているの
それがどうしたというの?
「女たち」
日の終わりに(最後には)
トラブルを起こす人として
彼女はみんなのお荷物以外の何者でもなくなるの
一人の問題で
私たちが食べる糧を稼いでいる間に
彼女はバターに手をつけるのよ(邪魔をする)
そんなふしだらな女は追放しなくてはいけない
さもないと皆ダメになる
結局その後始末は私たちがさせられる
日の終わりに(最後には)
「監督」
私はふしだら女が噛み付くのを知っていた
猫には爪があるのを(危険なものを潜在的に潜めている)
あなたの秘密をうすうす感じていた
そう、貞淑なファンチーヌ (いやみを込めて)
誰が彼女を潔癖にしておけるの
疑いもなく
ここにある問題は全てあなたが原因
あなたは昼は処女ぶり(わいわい騒ぐが)
夜はおとなしい (一種のコトバ遊び)
「少女」
彼女あなたのことを笑っていたわ
男と寝ていたとき(悪口)
「女たち」
彼女は何度も問題を起こすだけよ
「女」
彼女を今日首にしないとだめよ
「労働者」
今日首にしろ!
「監督」
さあ、出て行きなさい!
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