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ヨーロッパを旅する番組で、イタリアの街を見ていたところ、シェアドハウスの同居人の一人が「よく考えると、日本やヨーロッパには、城があるけど、中国にはあまりないよね」と言い出した。そういえば、中国には、宮殿はあっても、いわゆる城ではない。多くの城は、戦争の時に仮設で造るという感じで、有名な万里の長城は、城壁のみで、城の機能はない。日本やヨーロッパの城は、軍事目的の他に、税金を取るための見張りの要素があるから、そうなったのでは、という話しになった。多くの日本の城は、川を利用して堀を作ると同時に、たとえば大阪城は、淀川を監視できるというように、川を監視し、関税を取るための睨みにしていたという話しがある。一方、ライン川のほとりの、古城たちも、ライン川に睨みを効かすことで、通行料金を取っていたのだ。お城は、資金源のための施設なのだ。そして、流通の安全つまり商売の安全を確保させることで、お金を取っているのだ。これは、シルクロードを押さえた、モンゴル帝国もしかりだ。これって、何かに似てると思ったら、やくざの「みかじめ料」だ。商売をするための安全を保証するために、その土地のやくざと呼ばれる人に、お金を渡すという風習だ。現在は、法律で禁止されている。そんな話しで、ヤクザの資金源の話しになった。ヤクザの資金源は、麻薬、賭博とか、荷役の人材を派遣して、その給料の上前をはねたりしている。これって、国なりが、税源としている所と似ているよね。アルコールやタバコには税金を掛けるし、公共ギャンブルはするし、所得税といいつつも、働いている人の給料の上前をはねる。そして、警察や自衛隊などを使って、安全や自由な行動を守っている。これで、ヤクザは何故悪いのか、わかってきた。ヤクザが悪いと言われているのは、国なりと、お金を取るところバッティングしているからなのだ。ここんところ、暴力団対策法など、いろんな法律で、暴力団の財源を無くしていっている。その本音の部分は、国民の安全というより、自らの財源確保なのかもしれない。暴力団対策法などで締め付けることによって、暴力団も財源確保が難しくなるから、より巧妙に、収益性の高い商売に走る。それによって、余計に、リスクの大きいヤバイ面が増えている面もあるのではないだろうか。もしかすると、合法的に収益のあがるモノを認めてしまった方が、いわゆる悪いことをしなくて済むのかも知れない。ヤクザが、いいかどうかは別にして。ヤクザが、悪者になる構造は、そんなところから、来ているのかも知れないと思った。
2005.01.31
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古くからの友人が、仕事で東京に来たので、ついでに、会うこととなった。じつは、その友人の奥さんは、今、臨月で、いまにも三人目が生まれそうな状況なので、すぐにでも、関西に戻らないといけないという事もあり、短時間ではあったが、有意義な時間だった。特に興味深かったのは、子供の保育所への入所の話しだった。彼の奥さんは、働いていて、今の仕事が気に入っているようだし。保育料が多少高くても、働いた方が、家計がかなり助かるという。しかし、働くためには、保育所に子供を預けないといけない。しかし、市内の保育所は、いくら待っても入れない状況で、入れるまでに、子供が育ってしまうって感じなのだ。そこで、ある作戦を実行したのだ。それは「ショーシャンクの空に」作戦だ。(勝手に名付けました)「ショーシャンクの空に」という映画で、刑務所の図書館の予算を増やすために、毎週、監督官庁に、手紙を出すシーンがある。そうすることで、図書館の予算が取れて、刑務所の図書館が充実することになる。これと、同じように、毎日、市役所に「保育所に入りたい」という旨の電話をしたそうだ。よく、保育所に入りたいと役所に相談しにいったら。全然入れないとか言われて、けんもほろろで帰ってくる事が多いと思う。しかし、そこで、負けてはいけないのだ。大概の人は、そこで諦めてしまう。だから、本当に入れなくなってしまうのだ。とにかく、継続的に、主張し続けることで、実現できてしまうのだ。役所の人って、多くの事例を知っているので、法や条例の抜け道だとか、特例など、いろんな抜け道を知っている。にもかかわらず、職務上、建前上お断りと言うことになっている。それに、騙されてはいけない、実際はどうにかなってしまう方法を知っている事が多い。だからこそ、ねばり強く、話しをしたり。役所の人の言う細かい一言を聞き逃さないようにして、対応すると、どうにかなってしまうのだ。とにかく、子供の成長と家庭の経済状況は、待ったなしである。少子化対策とか言いながらも、保育所の受け入れ態勢は、改善していないように感じている人も多い。それは、もしかすると、ねばり強く、保育所に入りたいと、直接、言い続けていないからかもしれない。 「ショーシャンクの空に」を、DVDで買うとなると。通常版は、2000円ぐらい。音がいい、DTS版が、3000円台後半で買えるようです。音は、とても重要です。ホームシアターをそろえて、DTS版で見た方が、映画にぐっと見入ることが出来ます。最近は、安くていいのが出てきています。それに、ソフトも二人で見に行くぐらいの価格で買えますしね。パソコンで見るなら、通常版でOKかも。
2005.01.30
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海上自衛隊の隊員が、護衛艦内の中枢施設で出入りが厳しく制限されている「戦闘指揮所(CIC)」に私物のエアガンを持ち込み「撃ち合いゲーム」をした事が発覚し。それが原因で、クビになったそうだ。戦闘指揮所(CIC)とは、よく戦争映画や怪獣映画でおなじみの、レーダーや地図の表示された大きな画面や機械が置いてあって、指揮官やコンピュータに向かっている人がいたりする部屋で。ピコンピコンピコンピコン・・・・・「右前方、距離××より、速度××ノットで、敵艦が近づいてきます。どうしますか」「よし、砲門を開いて、攻撃に備えよ」「了解」「各員に告ぐ、戦闘配置につけ。戦闘配置につけ」・・・なんて、感じのシーンで使われる、あそこである。そんな、戦闘指揮所(CIC)で、エアガンを撃ってみる感覚としては、大学や研究所のスーパーコンピュータで、バカなプログラムやゲームを実行させて遊ぶという感じだったのだろうか。他にも、百数十年前に秘境だったアンコールワットに行った日本人が、落書きをしていったり。出番のない、劇団の下っ端スタッフが、誰もいない大きな劇場の舞台の真ん中で、カーテンコールの真似事をしてみたり、誰もいない会社で社長椅子に座ってみたり、とかも同じ感覚だろう。特別なところだからこそ、普通では行けない所だからこそ、イタズラしたり、ちょっとした遊びをしたくなる。こういう欲望っての人は持っているんですよね。それと、今回の事件の記事を見て、真っ先に思い出したのは、半村良の角川映画にもなった「戦国自衛隊」だ。自衛隊の一部の隊員が武器を持ったまま、戦国時代にタイムスリップするという、奇想天外なSF時代劇なんですが。この中で、自衛隊員が始めて人を撃つところで、その隊員が「始めて人を撃ちます」なんて、言って、えらく感動していたシーンが印象的でした。武器を持っているにもかかわらず、訓練以外で、使ってはいけないという状況で、使ってはならないからこそ使ってみたいという欲望と、使ってはいけないという理性とが混じってスリル感となり。それが、欲望をさらに掻き立てることになったのかもしれない。その結果、職場での「エアガン」での撃ち合いゲームになったのだろうか。とにかく、人の欲望は、面白い。護衛艦中枢でエアガン遊び 海自隊員、懲戒免職(01/29 01:38) http://www.asahi.com/national/update/0129/001.html「戦国自衛隊」のDVD。角川映画のDVDも、最近、続々と出てきているので、楽しみです。小説の方は「続戦国自衛隊」という形で、続編も楽しめます。← 本の詳細は、こちらから、リンクしてます。
2005.01.29
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先ほど、開設461日目に、いろんなテーマで300以上の記述を行った末、10万カウント達成しました。一時は、いろいろ忙しくて、書き込みが出来ず。1日のアクセスが2桁にまで下がったのですが、たまに、食いつきのいい話題が出ると、1日に1000以上のカウントが増える日もありました。最近では、クルド人難民問題について、関心の強い人が多かったみたいで、いろんな価値観の人の書き込みもありました。最近は、他のブログや、mixiやGREEと連動しているので、そちらからのアクセスが多いようで、楽天会員の以外人のアクセスが、半分以上を占めています。それだけ、楽天広場という、楽天会員の中の閉じられたものではなく、いろんな人の見ることの出来る「場」になってきているのだなぁと感じております。とはいいつつも、やはり、楽天広場内で、リンクを張ってくれている100人ぐらいの方がいらっしゃるのも、アクセスアップには大きく影響しています。有り難うございます。このページも、ほんとうに、いろんな人が見に来てくれて居るんですね。ありがとうございます。そして、アフィリエイトの方も、特になにもすることなく、労せずポイントが貯まり。通販の送料分はその分で、まかなっているって感じです。買ってくれた人、ありがとうございます。今後も、精進して、少しでも面白い話題を提供できたらと思います。良かったら、この際ですから、古いものもいろいろ読んでみて下さい。新たな発見があるかも。それにしても、楽天広場からのメールに つぎは200000アクセスを超えたときにお知らせします。 今後とも引き続き楽天広場でお楽しみください。と書いてあったけど、10万達成したのに、あと、10万カウントも、増やさないと、このメールが届かないと思うと、ちょっとだけ、ウンザリしちゃった。始めたばかりの頃、少しカウンターが動いただけで、通知が来た頃が懐かしい。
2005.01.28
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この季節、どうしてもダメだという人が多い。それは、花粉症が大きく影響している。第一生命経済研究所が、24日。花粉の大量飛散が、今年1~3月期の実質国内総生産(GDP)成長率を前年同期比で0.6%幅押し下げると試算したそうだ。花粉が増えると、花粉症対策グッズが売れて、儲かるのかと思うが、その「花粉症特需」は、639億円だそうだ。しかし、その一方、花粉症患者を中心に外出を控える傾向があるため、レジャーや小売り、外食などの消費が落ち込み。花粉飛散の増加で、1~3月期の個人消費は7549億円減少する、としている。これは「花粉症特需」の10倍以上のマイナスなのだ。つまり、7000億円分、お金が動かなくなり、その分、お金が動かないから困る人が出てくるということになる。最近、サプリメントや健康食品などが注目され、バカ売れしているものもあるが、もしかすると、それらの市場より、健康を害している事による損失の方が大きいのかも。健康増進法なんとか、いろいろ言っているが。国レベルで、花粉対策について、真剣に取り組む必要があるかも。花粉の大量飛散が実質成長率押し下げ 民間研究所試算 http://www.asahi.com/business/update/0126/118.html第一生命経済研究所2005/1/24 「花粉の大量飛散が日本経済に及ぼす影響 ~1-3月の実質GDPを前年比で▲0.6%p(▲7549億円)程度押し下げ~」 http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et04_140.pdf
2005.01.27
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mixi上で「性欲教育研究会」というコミュニティを開いている。「"性欲"教育研究会」ってのは、わざと、下世話な"性欲"という言葉を使って、多くの人に、興味を持ってもらい。その上で、ここで、いろいろ書き込んだり読んだりしながら、「性欲」という、自分の身体感覚について考えてもらい。そのことを通じて、自分を大切にする気持ちや、相手を大切にする気持ちを養っていこうというという発想の元に、mixi上という場所ですが、小さなコミュニティを作りました。 そしてその背景には、いまの日本の「性教育」のほとんどは、生物学的な、子供がどう生まれるかとか、性感染症など、衛生対策や経済的な面などで家族計画など、セックスの危険性を訴えたり、子供をどう産み育てるかという生産的というか、生活指導的な面があったり、ジェンダー関連など、性差別の問題に固執したりしています。 確かに、それらは、必要な知識ではあるが、セックスという自然の欲求を、どう表現していいか、実感していくことの大切さが、今の「性教育」に足りていないように思います。 もしかすると、少子化問題は「性欲教育」がなされていないことにより、知識としての性の危険性ばかりが頭によぎり、性に対する知識が恐怖感となっていて、人を愛せなくなったり、子供を愛せなくなっている事から、事が起こっているのかも知れない。という所から、立ち上げようと思ったのだ。子供に対する性犯罪対策として、性教育の中の自分を護る教育というのは、まずは「NO」と言えることから始まるという意見がある。確かに、身を守ってナンボなんで、言いたいことは解るが、その前に「NO」と言うためには、「YES」を知らない限り、「NO」という事がわからないはずで、正確に「NO」と言うことが出来ない。つまり、「NO」の前に「YES」を知らないといけないのです。だからこそ、「NO」という前に、自分の身体の感覚を知ること、何が気持ちよくて、何が気持ちよくないことなのかを知ることから、自分を大切にする気持ちや、相手を大切にする気持ちを養っていこうというという「性欲教育」が必要なんです。「性欲教育」のはじめは、「人の肌とふれあうと気持ちいいというのは、コミュニケーションの楽しさや、性欲と連動している」という理屈のもと。 赤ちゃんの頃から、ベビーマッサージなども含め、手や頬、お腹など、肌に触れて気持ちがいいという感覚を覚えたり。排泄の後、性器部やお尻を綺麗にしてもらって気持ちいい、という感覚を、養う事からスタートすると思うんです。そういう感覚を実感しないまま、何かに怯えた様な形での、、「NO」のみを偏重しての性教育は、性に対して、親しみを薄くして、結果として性貧困を起こさせることに繋がる。 性貧困は、いろんな問題の原因になるんですよね。いまの日本社会って、性に対して、親しみが薄いんですよね。 アダルトビデオにしても、エロ本にしても、あくまでも情報であって、性そのものではなく、日本は、性情報大国であっても、性貧困になっていると思うんですよね。 アダルトビデオでの、人体に影響を与えるような過激なセックスが問題だと取り上げられていますが。性貧困だから、こそ、性感がわからず。究極の性感を求めるために、どんどん、エスカレートして、過激に走った結果生まれたニーズなんだと思います。 まず、なにが、良いかという事が実感としてわからないから、「良いという情報」が暴走した結果なですよね。 ちなみに、美味しいことを知らないから、情報に走った、味覚異常が多い中での能書きの多いグルメブームも、似た構造なんです。小さな時からの教育もあるけど、既に性貧困状態や性貧困気味になっている大人の教育も必要だと考えています。それは、身体感覚を取り戻すという事なんだと思います。さて、今後は、どうなることやら。正式に「性欲教育研究会」を立ち上げようかな?どういう人の、協力が必要かも考えないとね。知恵を貸して下さい。★参考ページ★「性欲教育研究会」 ※mixiに入っている人しか見れません。★参考ページ★mixi
2005.01.26
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「食育」「正食」「オーガニックフード」「マクロビオティック」だとか、少し前の「グルメ」以外にも、いろんな食への追求や取り組みが広まってきています。だけど、どこか、なんとなく、違和感を感じるのよね。それは、最初の発想の時点では違ったかも知れないが、いつの間にか、忘れられたものがあって、スペックオタク的な情報だけが、時にはヒステリックなまでに、エスカレートした形で情報が出回っている事が多いように感じるからです。その、忘れられたものとは「美味しい」とか「まずい」とか「食べたい」「食べたくない」という「身体感覚」なんじゃないかと考えています。今の日本では、ストレスや偏食の影響などで味覚異常が多いと言われていますが。ストレスや偏食以前に、情報に惑わされて「美味しい」「マズイ」と感じる自分の身体感覚を信じられなくなっているのでは無いかと感じています。たとえば、「注文の多い料理店」じゃなくて、「能書きの多い料理店」なんかが、最近増えていますが。どこどこのお米を使っている。誰々が作った野菜だ。などと、たくさん書いてあるけど、だから、それが美味しいとは限らない。しかし、その能書きがあるからこそ、そのお店が美味しいと思って食べている人が多いような気がしています。有名店の蕎麦屋などで、食べる前から、いろんな知識をひけらかして、喋りまくっている人なんかを、よく見かけますが、本当に、その人は、蕎麦を味わっているのかは疑問です。もしかすると、能書きという情報を食べているのかもしれません。料理番組などでも、どこどこの何々を使って作っていますなんてのを、流す事で、美味しそうだと思わせる演出も多いのですが。それって、あくまでも、情報で。本当に美味しいかは、食べた本人にしかわかりません。そこで、ひとつ提唱したいのが「食欲教育」です。私が、勝手に作りました。食べるという感覚を、実感する教育をすることで、自分の美味しさの感覚を育てるというものです。食欲を実感することで・・・美味しいという感覚は何か。 美味しいという実感とは何か。 また、食べたいと思う欲望は何か。 マズイという感覚は何か。 食べたくないという感覚は何か。 食べずにいられない感覚とは何か。 ダイエットにおけるストレスとは何か。 空腹とは何か。 美食とは何か。 ・・・・・ を学んでゆき、自分の考える美味しさを育てるのです。そこで、身につけた、自分の美味しさの感覚があってこそ、食べ物にいつくしみを持ち、知識に埋もれずに、「食育」「正食」「オーガニックフード」「マクロビオティック」や「グルメ」というものが楽しめるのではないかと思います。あなたは、「美味しさの感覚」を育てていますか?ちなみに、mixiにて「食欲教育研究会」という、コミュニティを作りました。mixiの方はどうぞ。http://mixi.jp/view_community.pl?id=95441
2005.01.25
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無農薬野菜の店なんかによく「フェアトレード」と呼ばれる商品がある。これは、いわゆる途上国で、不当に安く働かされている現実を打破するために、ちゃんと自立して食べられるような値段で取引をするたげでなく。働く人と消費する人の健康を考え、無農薬にしたり。売れるように商品開発も連携して行い、価格に似合う品質を保持し、売れる商品にしたりしている。個人的には、このフェアトレードチョコレートを良く買う。 これは、余り値段は高くないし、普通以上に美味しいので、バレンタインデーなんかに、配ると、普通のチョコにうんざりしている人に、素直なチョコレートのおいしさを感じてもらえ、喜ばれる事請け合いです。さて、こういうフェアトレードは、いわゆる先進国と開発途上国間で行われるのだが、本当は、日本国内で行われるべきではないかと思う。池袋の駅から歩いて10分ぐらいの所にある。小さな、いろんなものにやさしい飲み屋で、そこの主人に聞いた話だが。彼が、石川県に行って、中小企業の人たちにあったとき。今の世の中、全てが価格競争で、誰かが泣く状況になっている。そのため、仕事を発注するときは、自分が泣くのか、誰が泣くのかを、考えなくてはいけないという。たとえ泣いたとしても、食えなくては意味はない。だから、誰かが泣くことを知っていて、仕事をするのは、忍びないという。全てが丸く行くということは、中々難しいと思うが、フェアトレードの概念は、日本国内でも実践していく必要があるのではないだろうか。パートで働いている人も、アルバイトで働いている人も、人材派遣の人も、いろいろ背負って頑張っている経営者の人も、フェアトレードになっていないおかげで、苦労しているのよね。世界に楽しみながら貢献できるのもいいけど、日本国内でもフェアトレードになってほしいところである。
2005.01.24
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テレビ会議システムが、カメラとマイクをパソコンに簡単に繋いで使うものや、低価格の専用機が出てくるようになり、さらに、NTTのコマーシャルなどでも何回も放映されるようになり、普及しつつあるムードになってきている。テレビ会議システム業界とは、なにかと、永くはなるが、監視システムと連動して、やっと、一般人が使えるレベルになってきたのかという実感が出てきた。とはいえ、いろんな人が儲かると思って参入したせいで、私の分け前はほとんどないんですが・・・そんなことはさておき。総務省がテレワークの実験をしているということが、DTCフォーラムというメーリングリストの中で話題になっている。テレワークとは、SOHOのように、自宅または小さな事務所などが、遠隔地を結びながら働く労働形態だ。これが実現すると、通勤の苦痛も無くなるし、子育てをしながら、仕事に励むなど様々なメリットが考えられている。そういうテレワークに、テレビ会議システムが役立つのではないかと期待されている。先日、パーティの手伝いをしてくれた方が、勤めていた会社が、テレワークというか、会社への通勤を廃止することで、業務の効率を上げた実績があるという話しを聞いた。業態によっていろいろあるだろうが、企業でも、テレワークによる、効率化は大きいのではないかと考えられる。しかし、この話しをしてくれた人は、こうも付け加えている。通勤を無くすことで、業務の効率が向上したのは、ある程度仕事について熟練した人が、通勤という無駄を無くすことで、効率化出来たわけで。経験の少ない人には、他の人の経験が共有されにくいために、細かいノウハウが伝授されいことなどで、将来、社員の教育不足から、現在のシステムでは機能しなくなる可能性を秘めていると言っていた。ここで、どう、遠隔にいる社員やプロジェクトチーム同志の情報共有をしていくかの一つに、eラーニングや、パッケージ教材の他に、テレビ会議システムなどが注目されている。Yahoo!メッセンジャーなどを使ったことのある人が多いと思うが、こういうツールと、テレビ会議システムがあると、遠隔地同志の仕事はけっこうできる。しかし、メッセンジャーにしろ、テレビ会議にしろ、常時接続をして、気軽に使える反面。情報が筒抜けになり、それが、都合の悪い時も出てくる。そのとき、気軽だったはずの「場」が、「安全でない場」になってしまうのだ。そうすることにより、気軽に話せない場を、常に共有するという、ある種のストレス源に変化してしまうのだ。こういう状況を回避するためには、最終的には、人的な対応が必要になってくるのではないかと思う。たとえば、気軽に話しかけられるだけに、相手を尊重した対応をする事になれるとか。いろんな人が、ネット上で、ガヤガヤとやっているのを、無視して、集中して仕事をする「孤独力」の育成。ワークグループの構成員とは違う構成員で作られた互助的グループや、ビジネスコーチやカウンセラーの配置、そして、同じグループ内でのメンターなど、遠隔地にいても、フォローしてくれる人的な仕組みが必要になるだろう。または、合宿なども含め、様々なワークショップを開き、人間関係を作ったり、合意形成をしたり、さまざまな情報のシェアをする必要も出てくるだろう。総務省の実験で、そこまでやるのかは、見物である。いつも思うのだが、IT化が進めば進むほど、人の繋がりが大切になる。しかし、人の繋がりである、コミュニケーションについて、まだまだ取り組みが遅れている様に感じている。関連記事&オススメブログCNAリポート・ジャパン ブログhttp://blog.livedoor.jp/cnar/テレビ会議などの先端情報が手に入ります。総務省がテレワークの実験http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/telework/trial.htm
2005.01.23
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昨日、飯田橋にある、カジュアルフレンチ「シェ・ダイゴ」で、名刺交換MLの3周年記念のオフ会が行われた。日本全国とアメリカなどにいる約400名のメンバーのうち、30数名がこの会場に集まった。中には、九州や大阪から駆けつけた人もいる。参加者は、ほんとうに、多種多様の方々で、一級建築士、カメラマン、グラフィックデザイナー、フリーライター、編集者、出版社、放送局、映画監督、調律師、ポータルサイト運営者、行政書士、社労士、大学職員、特許保持者、建設業、風俗営業経営、企業研修講師そして、いわゆる普通の人などなど、いろんな人が集まった。途中、フランス人の音楽家で現在キャリア教育の講師をしている人のパーカッションのライブ演奏。現在制作中の映画「ひだるか」の編集中の監督直々の秘蔵映像の公開や、参加者の噛んでいる、本やCDの紹介と販売コーナーが出来るなど、イベント満載の3時間でした。こういう仲間は、メーリングリストだけでなく、mixiやGREEなど、ソーシャルネットワークと言われる、インターネットコミュニティと連動して、人脈の輪を形成している。じつは、この「シェ・ダイゴ」も、mixi経由で、知り合ったことが切っ掛けで、借りることになったのだ。mixi上での、オーナーのお人柄だけでなく、実際に会って、そのお人柄に触れ、mixiを使っている人では、有名なお店となった。先週は「とりあえずビール」というコミュニティで、100名以上が集まるパーティが開かれている。mixiは、このイベント当日の1/21に、会員30万人突破というニュースリリースが流れたばかり。最近は、パーティでの利用でなく、普通のお客さんとして、mixiユーザーが来るようなお店になり、その日のパーティ会場以外の席に、mixiで知ってきた人が来店していったという。最初は、友達関係から始まり、ビジネスに展開し、結果的に30万人の見込み客を確保したような感じだ。しかし、その活況を利用する人たちも出てきている、都内のデザイナーズマンションを得意としている不動産会社が、やらせをして、mixi経由で勧誘活動をしているという疑惑が、mixiの中で話題になっている。それだけに、楽天日記も含め、ソーシャルネットワーキングが、リアルな形に繋がる事が知られてきたということだ。SNSがリアルな形となり、ビジネスという世界と繋がっただけに、いろんな人の参加が加速するだろう。それだけに、ブームと終わる可能性をも秘めてきている。そうならないためにも、ソーシャルネットワーキングが、一時的な形にならないよう、信頼関係を維持していく事が大切だと感じている。mixihttp://mixi.jp/GREEhttp://www.gree.jp/ カジュアルフレンチ「シェ・ダイゴ」http://www.chezdaigo.com/
2005.01.22
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いまから6年ほど前に登場した、ICテレカが来年3月末で、無くなるそうだ。それにしても、ICテレカの使える公衆電話って、使ってなかった。基本的に、携帯電話で事が済んでしまうことと、磁気方式のテレホンカードの方が、薄くて、かさばらないために、財布に、ぽいっと入れておくことが出来る。さらに、磁気方式のテレカは、いままで、何かのおりにもらったものがあるので、それを使えば便利。しかも、ICカードは、期限付きなので、一度使い出すと、一定期限内に使わないといけないので、滅多に使わない人には不利である。実は、ICテレカを使ったのは、去年が初めてで、急に国際電話を掛けないといけなくなったとき、携帯電話に国際電話の契約をしていなかったため、公衆電話を使うことになった。そのとき、国際電話カードの販売店も遠かったし、近くの国際電話が掛けられる公衆電話がICテレカ専用だったために、急遽購入したのだった。これが、ICテレカの公衆電話が出て、5年目の初体験ということになった。最初は、使い方が今ひとつわかりにくく、2枚目のカードを刺すのも、刺した実感が薄く、これで、電話が切れずに継続して通話が出来るのか心配だった。このあたりの、インターフェイスについては、従来の磁気型テレカの公衆電話の方が解りやすい。もしかすると、このあたりも、ICテレカの普及を阻害したのかも知れない。それにしても、たった7年しか、使えなかった公衆電話とは、なにかもったいない気がする。設置台数も、5万台を超え、設置台数の1割を超えているというし。本当に無駄だ。これからの公衆電話は、携帯電話との連携があればいいかもしれない。たとえば、公衆電話で話している間とその1分後までは、携帯電話の急速充電が出来るとか。携帯電話の内蔵電話帳を使って、公衆電話で自動ダイヤル出来るとか。または、料金を払えば、一定時間、LAN接続で簡単にインターネットに接続できるとか、そういった、携帯電話対応や、携帯端末への対応が、公衆電話の利用の促進となるだろう。そうすることにより、公衆電話の大きな役割として、緊急連絡に使えるという設置目的をも達成できるだろう。とにかく、ICテレカ対応機を無くすついでに、公衆電話を減らす可能性が高い。そうなると、携帯電話を持たない人、たまたま持っていなかった人、携帯電話の電池切れの人の緊急通報が出来なくなる。これは、いわゆる、情報格差というものでもあるし。いざという時、困るのよね。これを機会に、公衆電話というものを、いまいちど、見直してみてはいかが。関連記事http://www.asahi.com/business/update/0120/128.html
2005.01.21
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今年から大宮がJ1に昇格し、J1で浦和とのさいたまダービーが行われることになる。大宮のサポーターの一部には、浦和サポーターに嫌気がさした人が移行したり、アンチ浦和派がいるだけに、浦和-大宮は、近隣憎悪で、スパークするのは必至である。そんななかに、さらに、火種が増えた。それは、浦和のスポンサーに、携帯電話会社のボーダフォンがついたということだ。浦和の経営母体の三菱自動車が、欠陥車とリコール問題で、業績を落とし、以前、スポンサーだった、コンパックも、ヒューレットハッカードへの合併を機に、スポンサーを降りてしまっただけに、世界的な携帯電話会社のボーダフォンが付くのは大きい。ボーダフォンは、かつては、ワールドカップ2002に乗じて発生した、ベッカム人気を利用し、既にスポンサードしていた、マンチェスターユナイテッドのユニフォームを着たベッカムを広告キャラクターに使っていた。しかし、ベッカムが、レアルに移籍したことで、広告に使えなくなっていた。あとは、少し人気が低迷中のF-1頼みという感じだった。ボーダフォンになる寸前のJフォンのキャラクターは、中田英寿だっただけに、サッカー系での広告効果には、古くから目をつけていたようだ。そして、大宮は、NTTグループがバックアップしていて、ここしばらく、NTT東日本が経営が厳しい中、NTTドコモが、ユニフォームのフロントのスペースを押さえていた。そんなことで、浦和VS大宮の戦いは、ボーダフォンVSドコモという、携帯電話の戦いの要素が加わった事になる。浦和VSFC東京の戦いも熱いものがある、今年は、さいたまダービーが、さらに熱い。
2005.01.20
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1月17日に、以前、国連大学前にて座り込みをしていた、カザンキランさん、親子が、入国管理局に身柄を拘束され。18日午後に、19日の日本時間午前2時半に到着の飛行機でトルコへ強制送還された。カザンキランさんは、現地の19日現在、トルコに到着後、しばらくして、解放されたが、20歳の長男は、トルコ軍に身柄を拘束されているそうだ。それに対し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、法務省に抗議している。http://www.asahi.com/national/update/0118/040.htmlこの口調がなかなか手厳しい。UNHCR駐日地域事務所のナタリー・カーセンティ首席法務官は「送還は難民条約に反する。遺憾だ」と話した。 これは、異例なきつい口調だ。それにしても、この強制送還の手際の良さには、とにかく驚かされる。一晩のうちに、全ての処理をすまして翌日には出国というのには、異例の早さである。事前に全て、段取りを組んでいたのではないかとと思えるほどである。状況証拠でしかないのだが、日本は、トルコ政府を、なんらかの形で丸め込みたいという力が働いたのだと考えることが出来る。その手みやげの一つが、カザンキランさんの強制送還だったのかもしれない。その根拠が1月19日に発表された「トンネル建設円借款987億円 トルコ・ボスポラス海峡」というODAの決定である。http://www.asahi.com/politics/update/0119/001.html日本のODAはここ4年間毎年減少し、05年度予算でも3.8%減らしている。1千億円を超えるような大型案件は手控えられ、小さな案件を多く集める傾向が強まっている。そんな中で、987億円というスーパーの割安感を出すための価格表示のような数字あわせの金額で。批判の対象になる1千億円に届かないギリギリのクサイ線での大プロジェクトを出してくるというのは、うしろめたさがあるのか、相当念入りに考えての事に違いない。それに、海底トンネルというものは、軍事的要素が大きいと言われている。日本では、青函トンネルにおいては、鉄道の営業開始の直前に、自衛隊による訓練が行われている。また、フランスとイギリスを結ぶユーロトンネルも、軍事上の問題があって、なかなか計画が進まなかったという経緯がある。おそらく、このアジアとヨーロッパを結ぶ位置にある海底トンネル計画には、軍事的な目的が絡んでいる可能性が高い。トンネルは、経済効果もあるが、トルコを、中東への前線基地として強化する役割もあるのだ。それは、ただでさえ不安定な中東情勢の戦火を、トルコを巻き込む可能性をも秘めている。そして、その時点でトルコがEUに加盟したならば、中東戦争はヨーロッパを直接巻き込んだ戦いとなる。極端な言い方かも知れないが、第三次世界大戦のタネにもなりかねない。それだけに、海底トンネルの計画や運用、そして、資金援助は、慎重に、手をつけて欲しい。また、時期として、18日から行われる、神戸で国際的な防災会議を開いている時期で、国際法を無視した行為を行う上で、国際関係の記者がそちらに目を向いている最中を狙って行ったフシもある。国連の国際会議や、阪神大震災まで、利用し、目くらましに使ったのなら、中越地震、スマトラ島沖地震の被災者なども含め、ダシに使われたという事になってしまう。もし、そうなら、許せないことだ。とにかく、金額といい、時期といい。何か隠したがっているような感じなのよね。そんな、トルコ支援の手みやげに、難民条約を違反してまで、異例な形で二人のクルド難民を強制送還したのなら、これも、許せないことですよね。とにかく、強制送還されてしまったからには、カザンキランさんたちには、普通にトルコで暮らしていけてほしいし。普通に外国にいけるようにしてほしい。そして、機会があったら、また、普通に日本にも来れるようでいてほしい。カザンキランさんとは、去年の初秋、深夜近くになってもまだ暑い時期に、国連大学の壁にもたれかかりながら、ビールを飲みながら、まったりとしながら軽くお話しした事がある。彼らは、普通に暮らしたいだけなんだと感じた。現地にも、いい人がたくさんいるだろうし、普通に暮らせて欲しいと願っています。
2005.01.19
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今日から、神戸で、地震の国際会議をやるみたいですね。日本は、阪神大震災のおかげで、地震対策先進国っていうアピールをしようとして、大量のお金を出したりして、どうも小泉さんあたりが息巻いているらしいけど。よくある話しだけど、アピールしようとすればするほど、他の国の事例に耳を傾けない傾向があるけど。そういう事にならないかと心配しております。阪神大震災の時の仮設住宅の入居のパターンは、地域コミュニティを全く持って無視した形で行ったんだよね。中越地震では、そのあたりを考えた仮設住宅にしたみたいだけど。今頃・・・という感じです。じつは、1985年のメキシコ地震(死亡者の数も、阪神大震災と同じぐらいの都市型地震)の時、既に、地域コミュニティを潰さない方法での、仮設住宅と復興住宅の設置が行われていたのよね。NGOが、行政と住民の間に立って、調整役をして、コミュニティを潰さず、しかも、貧困層が主な被災者だったこともあり、お金のかからない方法で実施されたそうなんですよね。阪神大震災の時は、行政主導で当選の公平性を重視したため、抽選で仮設住宅や頑丈で高額のお金を掛けた復興住宅に引っ越したために、コミュニティは壊滅してしまったのよね。これが、地元のいわゆる地場産業や商店街の復興を遅らせてしまった原因の一つなのよね。観光収入は戻っても、人口は多少は戻っても、産業は、コミュニティの上に成り立っているので、コミュニティが崩壊してしまっては、もとの水準まで戻るのは、時間が掛かるのよね。人が戻ってきたとしても、コミュニティになっていないと、機能しないのよね。日本は、関東大震災の経験もあり地震先進国という自負があったり、経済的に先進国の仲間入りをしているという認識を持っていたからこそ、メキシコシティの事例に対して関心がなかったため、耳を傾けなかったのかもしれません。だから、そもそも、そういう概念がなかったのだと思う。これが、アメリカの事例だったら・・・阪神大震災の後の仮設住宅や復興住宅のプランニングに生かされていた可能性は高いと思います。つい先頃、復興住宅から、1年8ヶ月も放置された、孤独死の死体が見つかったという記事が新聞に載っていました。ホスト国だからこそ、様々な事例に耳を傾けて、ノウハウをシェアしてほしいところです。
2005.01.18
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今から丁度、10年前。阪神大震災が起きた。震災の前日に、転勤して東京に住んでいた友人が遊びに来て「東京って、地震が多くて。この前、スナックでカラオケ歌っている時。震度4の地震が来て、こう、酔ってるんじゃないのかなと思うぐらい、こんなに、ぐらぐらになって、揺れながら歌ったよ」なんて言っていたほど、阪神地区は、地震とは、全く無縁だと思いこんでいた。そんな感覚の地域だった。そこに、震度7の地震がくるなぞ、夢にも思っていなかった。おそらく、被災した殆どの人はそうだったと思う。これは、日本一の生産量を誇る日本酒の産地、灘五郷の酒蔵たちも、きっとそうだったに違いない。それだけに、地震で失ったモノは、精神的にも大きなダメージとなる。だか、そこから、生み出されたものもある。その一つが「空蔵」である。「空蔵」は、神戸の魚崎の友達の酒屋に教えてもらったお酒です。この酒屋も、震災の時、棚に置いていたお酒が落下し、殆どの酒瓶が割れてしまい。30-50センチぐらいの割れたガラスが敷き詰められていたそうです。その上、店の中は、床が湾曲し、店内にいると、どこか歪んでいて、平衡感覚がおかしくなり、気分が悪くなるような状態でした。その店の裏側を、二筋ぐらい南に行ったところに、「空蔵」を作っている浜福鶴銘醸がある。ここは、震災で、蔵が全壊してしまいました。友人もこの蔵の近くに住んでいて、明け方、トイレに行っている間に、被災して、長屋が全壊。一辺が60センチほどの三角形の隙間が偶然空いて、そこにうまくはまったおかげで、助かったのだ。さっきの酒屋の主人は、近くの消防団の団員として、近所の倒壊家屋の救出活動に従事し、生存者と遺体をかなり救出したそうな。そして、密集した住宅地は、全壊した家が、道路を塞いでしまったため、車が通るどころか、人がどこを歩けばいいか解らないほどの瓦礫の山になっていて、誰かが住んでいた家の瓦礫の上に、掘り起こして出てきた、畳を縦に並べる事で、通路として表示し、人々は、瓦礫の回収が終わるまで、そこを通って生活をしていた。それにしても、阪神高速道路が、約2メートルぐらい、ずれて、来ていたんだけど、よく落ちずにすんだものだ。落ちていたら、酒屋も、高速道路の下敷きになっていたに違いない。近くの神社の本殿は、倒壊し、その横の公園には、自衛隊が陣取って、炊き出しを行っていて、暖かい汁物などを配っていた。つい、2週間ばかり前に、初詣に行って、その年がいい年でありますようにと、お祈りしたのにね。そんな、南魚崎地区の状況の中で、この浜福鶴の杜氏が、阪神大震災で全壊した蔵の跡地に立ったとき。「空しか見えない。」とつぶやいた言葉から「空蔵(くぞう)」名付けられました。「空、つまり、無から生まれた酒。」震災によって多くのものが失われたが、多くのものが生まれたものもある。その一つが「空蔵」というお酒です。震災から、10年経ちましたが。未だにダメージが大きいという印象があります。確かに、ルミナリエとかで、観光客の数は戻ってきたかもしれませんが。未だに、復興住宅での孤独死があるし、地場産業と言われるところは復活していません。灘のお酒も、その一つで、震災で生産能力が落ちいてる間に、東北や新潟の日本酒に押された後。焼酎ブームで、日本酒自体の人気が下がってしまい、苦戦を強いられています。西宮あたりでも、大手日本酒メーカーの敷地は、相次いで、大手電機量販店や日曜大工の店や紳士服の量販店などに変わってしまい。かつての風情のある酒蔵の街ではなく。どこにでもある、郊外の街に成り下がってしまいました。そんな中で、全壊した蔵を、観光蔵「吟醸工房 浜福鶴」という風にしたり、震災を機に新しいコンセプトの付加価値のあるお酒にした。この蔵の努力は、並大抵のものではないと思う。楽天でも買える「空蔵」 ちなみに、私は、生詰の「純米吟醸 空蔵雄町」がお気に入り。すっきり、フルーティです。昨日、結婚パーティで、みんなに飲んでもらいました。でも、このお酒の由来を、会場に来た人には話せませんでした。祝いの席で、主役が取り乱してはいけないと思って。それでも、このお酒は飲んで欲しかったのよね。そうでなければ、自分がやってられない。※空蔵を飲んだ後には、酒飲みのお酒、大黒正宗かも。昔、灘五郷酒造組合のイベントの仕事をやっていた時に、はまっちゃいました。それと、観光蔵もなかなか楽しい。ここの2階をイベントスペースとして使った事もあります。
2005.01.17
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本日は、結婚パーティでした。なんやからやと、約70人ほどがやってきました。中には、5.6年ぶりに会う人。ネット仲間ということで、今回が会うのが初めてという人、下は2歳から上は70歳まで、いろんな方がパーティに来てくれました。ありがたい、ありがたい。それにもまして、プロやプロ級の方々が、パーティを成功させるために動いてくれた。料理は、アーティストの方で、新宿にて小さなおカレー屋「Tapir」をにお願いしました。スパイスをたっぷり使った、エスニックな料理は、大好評でした。それと、「あいのり」のハオロンの水餃子も出しました。寒いので、肉厚で、ぷりぷりのエビの入った水餃子は、いつにましてもおいしい。もちろん、ハオロンも来てくれて、乾杯の音頭を取ってくれました。そして、お酒は、元プロのバーテンダーの方にお願いし、そのお手伝いは、サッカー関係の支援サークルの大学生スタッフたちで、サッカーを通じて、いろんなイベントをやってきただけに、きっちりと指示通りに動いてくれる。もちろん、そのディレクションを、元バーテンダーの方がやってくれているので、お酒の出方のバランスが絶妙で、キレイに、ビールの生樽20リットルが、最後まで無くならずに空になった。そのうえ、オリジナルカクテルまで作ってくれて、最高にハッピーです。感心したのは、手伝ってくれる人のスキルを見て、うまく仕事を分担させていた所です。これは、人をきっちり使っていた人だからこそ出来るワザです。受付の女性三人は、いままでも、いろんなイベントで受付を手伝ってくれている方で、マニュアルを徹底して実行できる方、人を見て柔軟に動く方、人あしらいがうまい方と揃っていて、これまたカンペキです。音楽は、DJ MUNEさんという方で、二人の共通の知人だということでお願いしました。普段は、恵比寿の「コネクテッド」というお店を経営なさっているんですが、会場の雰囲気に合わせて、オシャレな曲と、敢えてベタな曲を、絶妙なタイミングで入れてくれます。そういえば、今回の会場の「共存」という名前と、MUNEさんの「コネクテッド」という名前は、私たちの目指しているスタイルと同じ方向のベクトルなんですよね。2次会のDJは、九州のクラブ系のサイトを運営していたタンタンが担当。夜のまったりとした雰囲気を作ってくれました。アトラクションとしては、Yuukaとあだっちのパフォーマンスが最高で、お客さんにすっごく好評でした。今回は、ダンサーに仕込みマイクをつけて、ワイヤレスで飛ばしたので、マイクスタンドを意識せずに、自由に動いて、踊って歌えたようなので、音響としては、良かった。パフォーマンスをした、Yuukaのヒーリングもなかなか良かったらしく、思わず涙が出てしまったという人も現れるほどでした。次に、ライブの「うたのゆ」は、ボーカル+ギター+パーカッションの3人編成で、ライブ中、トラブルがあったのだけど、そんなものもろともせず、最後まできっちり演奏してくれました。もちろん、歌もギターも気持ちよくて、次のライブはいつかという問い合わせがありました。そして、写真撮影は、スポーツ関係のライターで、カメラマンもやっている、宇都宮徹壱さんがやってくれました。取材に使うデジカメで、バシバシ撮ってました。この他にも、本の販売など、いろんなイベントが同時多発的に発生、スタッフの皆さん、ほんとうに、ありがとう。そうそう、今回の結婚パーティは、ワークショップの要素を取り入れたものにしたいと言う思いがあり、ファシリテーターをやっている二人にお願いして、進行をしてもらいました。子供向けのワークショップの達人と、大人向けの企業研修の達人の組み合わせは、絶妙なバランスで、パーティーの場を作ってくれました。そして、結婚パーティに来てくれた人が楽しめるゲームの進行も見事だった。どいういゲームかというと、「みんなでやろう!子作りゲーム」と題し、二人の写真を使って、子供をシミュレーションしてもらうというものです。パーティ参加者は、6つのグループに別れて、作品を作ってもらい、最後に、グループ毎に、作品の発表をしてもらいました。これが、作品です。 韓流ブームに乗った感じです。余ったパーツで、相方を作っている所が、リサイクル?やエコロジー?っぽくて、笑える。 キレイに合成されています。アイコラをやらしたらうまそう。 子供っぽく。かわいくできています。しかし、なぜか、プレゼンターの人の顔とそっくりでした。んー。 この写真には写っていませんが、あとひとりいます。少子化時代だからこそ、子だくさんが必要!?子供を3人シミュレーションしてくれました。 この方は、少林サッカーという映画で、準決勝あたりで、少林チームと対戦していたような・・・・ イラストは、なかなか手慣れていそうな感じです。ちなみに、性格は、プレゼンターの性格そのものでした。うーん。どうも、産みの親に似るのでしょうか。それにしても、性格出るよね。てなことで、いろんな事が、手作りで、ワークショップの要素を入れた、楽しい結婚パーティとなりました。来てくれたみなさん、スタッフの皆さん、来れなかったけどいろいろ連絡をくれたみなさん、どうもありがとう。みなさまに、感謝。
2005.01.16
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新宿2丁目は、日本でも有数な、同性愛者が多い事で知られている街だ。そんな街の雑居ビルの三階に、ちょっとしたコミュニティスペースがある。そこは、この地域の地域活動の拠点であり、いろんな人が気軽に遊びに来れるようになっている、公共スペースである。入ったら、左手に、eMacが置いてあり、ブラウザが立ち上がり、mixiのログイン画面が表示されている。ここでは、リアルでもインターネット上でも、コミュニケーションを取れるようになっているのだ。内装は、質素で、清潔で、どこか、あたたかい雰囲気がある。さて、そこで、何をやっているかというと、HIV感染予防や、同性愛者などの人権を守ったりしているのだ。ここには、いろんな、配布物が置いてある。これが、けっこうオシャレで、ちゃんとデザイナーが仕事をしているというような、配布物が多いことに驚かされる。そうかと思うと、簡素な作りの冊子もある。手前の方に置いてあったものは、同性愛者の親の心のケアを目的とした、冊子だった。この他に、いろんな、配布物がある。それが、コンドームだ。もちろん、無料だ。すっごく、綺麗にデザインされていて、しかも、どこか、ウィットに富んでいる。こういう、しゃれっ気が、HIVの感染を減らすのに効果的なのだ。結局は没になったが、HIV感染予防のビデオをタイに撮影に行く話しもあったのだが。日本の様々な支援によって、開発途上国のAIDS対策がなされている。しかし、実情は、肝心な日本の方がAIDS対策については、とても遅れているという。実は、いわゆる先進国で唯一、HIV感染者が増えている国なんですよね。そんな日本なんだけど、ここのような地道な活動を知ってもらうことが、日本のHIV感染を防ぐことに繋がるのだろうと思い、大量のコンドームをもらった。そういや、ハオロンも、アフリカのトイレで、コンドームもらっていたよね。これも、HIV感染対策用だそうです。やたら、大きかったので、アフリカ人のは大きいと思っていたら、女性用コンドームだったそうです。ちなみに、ここです。community center aktahttp://www.rainbowring.org/
2005.01.12
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有楽町の電気ビルの20Fに、外国人記者クラブがある。ここは、アメリカを中心に、日本に来ている、外国人の記者が集まったり、日本人でも、海外の通信社に務めたり、特派員として、海外で働いていた人などが、会員となって運営している。ここで「ロゼッタストーン」という、ちいさな、季刊誌の新年会が行われた。新年会といえども、実際は、5年間で、20号を出した「ロゼッタストーン」の休刊の慰労会という感じだった。季刊といえども、雑誌の編集者には、かなりの負担がかかる。書籍の方にも力を入れているそうだが、なかなかそちらに、パワーが回らないという感じだった。それだけに、受付の所に立っていた、小さな出版社の社長は、疲れが透けて見えた。雑誌を続けることは並大抵なことではないし、止めることも勇気のあることである。それはわかるが、新年会だからこそ、新しい展望を見せて欲しい所だ。でも、その余裕も無いぐらい、疲れていたのだろう。パーティも終わりに近づき、人気も少し減ってきた頃。ふと、見てみると、パーティの大きな看板の下で、熱心に本を読んでいる少年が居た。手にしている本は、今度、大手スーパーで販売される、この出版社の新商品シリーズである廉価版のお絵かき絵本である。次のお客さんは、もう、そこにいるのだ。疲れている場合じゃないかもね。
2005.01.11
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泊まりがけのワークショップの楽しみの一つは、深夜の語らいである。大広間には、いくつものテーブルが並び、いくつものグループに分かれ、それぞれが、それぞれの話をしている。私のいたテーブルのメンツは、濃いテーブルで、『自分という自然に出会う』という本の著者が揃っているテーブルだった。身体感覚講座の松田恵美子さん、フリーダイバーの松元恵さん、ワークショップの著作のある中野民夫さんの三人である。太鼓のワークショップの話しで盛り上がる。フリーダイバーのめぐ(松本恵)さんは、今日のワークショップに来てから、海にいる時と違って、いまひとつ元気がなかったが、太鼓を叩いている時は、海の中にいるときと同じ表情だったそうだ。フリーダイバーと言えば、私は、もう、7.8年前に、当時のフリーダイバーの世界記録保持者であるウンベルト・ペリッツァーリ(ペリザリ)のイベントのホームページと、当日のテレビ会議のコーディネートそして、イベント進行の仕事をした事があった。そんなことで、私は、ダイビング経験がないものの、めぐさんに話しかけた。共通の知り合いがいたりして、世間がせまいと思った。それから、めぐさんから、いろんな、ダイビング体験の話しを聞いた。彼女が、本格的にフリーダイバーとなり、深海に潜るようになったのは、ジャックマイヨールとの出会いからだっそうだ。出会ってかなり経ってから、初めて、深海に潜った時は、冷たい中に、どこか、筋が通ったように、シャキッとしている、氷点下10度の中で、満天の夜空を見ているような、吸い込まれる感じがしたそうだ。そして、船に上がってからも、ずっと、ぼーっとして、幸せな気分になったそうだ。深海なのに、宇宙に吸い込まれる感じがする。海は、地球の内側に向かっている宇宙なのかも知れない。この他、18メートルのクジラと泳いだときの話しとか、ジッャクマイヨールが亡くなってから、変化した事など、いろんな話しを聞きました。世の中狭いけど、いろいろあるよね。☆参考文献☆『自分という自然に出会う』著者: 中野民夫 /志村季世恵 出版社:講談社ISBN:4062110210サイズ:単行本 / 277p 発行年月: 2003年 07月 本体価格:1,500円 (税込:1,575円) フリーダイバー「ペリザリ」をサポートしていた、時計会社セクターウオッチ 日本は、フリーダイビングの世界大会で、1998年に初参加したにもかかわらず、2位とか3位に食い込める実力を持ってきたのに、注目度が低いために、スポンサーが集まらず困っているそうです。セクターのように、フリーダイビングをサポートするスポンサーが現れて欲しいところですね。
2005.01.09
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伊豆で行われる、ビーネイチャースクールが主催する「新春のってけまつり」という、ワークショップに参加した。熱海のリゾートマンションで前泊し、九時過ぎに出る、伊豆急の電車に乗り込む。海側の景色が見やすいように座席を改良した電車だ。集合場所の駅に着いたら、同じ電車から、わらわらと人が降りてきたが、そのほとんどが、今回のワークショップの参加者だ。今回のワークショップの目玉の一つが、和太鼓のワークショップだ。会場の「いりあい村」の古い民家を改造した建物の近くに行くと、和太鼓の音が聞こえる。さらに近づくと、餅つきの道具が置かれていた。ここで、つきたてのお餅を戴いての、昼食となった。昼食を食べながら、秋田の竿燈囃子の太鼓を聞く。親子で叩いているのだが、息のあった、見事な太鼓だ。じつは、いま演奏している竿燈囃子を、これから、みんなで演奏できるようにするというワークショップなのだ。見事な演奏だけに、実際に出来るのかという不安が出てくる。さて、部屋に荷物などを置いて、大広間に集まる。大広間には、6つの大きな和太鼓が置かれている。5つのグループに分かれ、最後に発表することになる。グループに分かれ、叩き方、基本のリズム、基本のメロディを少しずつ覚えていく。基本のリズムは、太鼓に向かって右側の人が叩き、メロディを、左側の人が叩くというように、二人が同時に叩くことで、曲が出来上がる。そして、疲れたら、演奏を停めずに、メンバーが交替し、一斉に止める合図があるまで、演奏を続ける。グループに分かれて、練習をする。交替の練習がなかなか難しい。普段、気を利かせたり、遠慮して生活しているせいか、遠慮する癖が抜けない人が多いのだ。交替の要員が、一人入ると、叩いていた、二人ともが、気を利かせすぎて、演奏を止めてしまい、演奏が止まってしまうのだ。また、旋律が紙に書かれているのだが、紙に書かれたとおりに演奏しようとすると、音がよれてしまう。楽譜に頼ってしまうなど、自信を持っていないことが、音となって出てくるのだ。さて、約2時間の練習の末、ついに発表の時間となる。他のグループの演奏を聴いていると、それぞれの個性が出てくる。前日に、夜中の会議を済ませ、睡眠不足と体調不良のままにやってきた、某ワークショップの著作で有名な某広告代理店勤務の人は、日頃のストレスのせいか、叩いている背中が怖い。そして、そのストレスを発散しようと、重くて、大きな音が出る。お手本の演奏のように、軽妙な雰囲気はない。また、早く叩きたいという気持ちの強い人は、他人を押しのけて、演奏に入ったり。興奮度が高い人は、旋律の演奏が走りだし、伴奏をしている人が合わせるのに必死になり、裏打ちの音がでなくなってしまう。太鼓の叩き方一つで、性格や心の状態がわかるもんだね。さて、他の人には、自分の演奏がどう映っていたのだろうか。ワークショップが終わった後、しばらく、太鼓を叩き続ける人が続出。ずーっと、ドンドン音が響いている。気が狂ったように叩き続ける人もいる。そして、夕食を食べるために、演奏が止んで、しばらくして、気が狂ったように叩いていた人の表情を見ると。ワークショップ前の、疲れ果てた様子が一変していた。もちろん、疲れてはいるが、太鼓にわき出てくる感情をぶつけたせいなのか、ストレスが発散されたせいか、どこかスッキリとした顔になっていた。翌朝、昨日は怖い背中で、重い音の太鼓を叩いていた人の太鼓の音が、軽やかになっていた。
2005.01.08
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結婚パーティの会場である「共存」の下見に行く。ちょっと奥まっていて、道に迷うかも知れないので、参考までに、写真を載せておきます。
2005.01.07
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スマトラ沖地震の「米提唱の支援構想、解消へ」という報道がなされた。この支援構想は、米国が主導する形で、日本、インド、オーストラリア、カナダ、オランダの6カ国で、ブッシュ大統領は、「長期的な復興計画にも取り組む」と息巻いていた。しかし、結局は、6カ国しか、参加国が無く、欧州連合(EU)などからは、「これだけの災害救援を調整できるのは国連しかない」といった批判の声も上がっていたそうだ。アメリカは、大統領がグループを創設した背景には、根深い国連不信や、京都議定書からの離脱に象徴される単独行動主義があるとみられると、朝日新聞に書かれていたが。実際は、津波の復興支援を期に、親交を深め、同盟国として巻き込んでしまいたかったのではないかと考えられる。特に、資源の豊かな、インドネシアは、産油国なので、石油族である、ブッシュさんとしては、押さえておきたいところだったのかもしれない。復興の支援の仕方によっては、その国や地域の独自性を崩したり、依存体質に変革する事も可能である。だからこそ、長期支援をする必要があったのだろう。つまり、アメリカの提唱した長期支援は、純粋な支援による売名行為だけでなく、アメリカのエネルギー戦略からの発想だったのかもしれない。国連も、基本的には、その国の政権をもっている所からの、要望がないと支援が出来ない。スリランカのような、反政府組織の本拠地が被災している場合。人道支援とはいえ、どうしても、遅れてしまう。このように、国連も、万能ではないが、当事者でない国の思惑で、支援されるより、その国の独自性や自立を考えると、国連が束ねる方が、いいのかもしれない。人道支援という大義名分のもとに、実際には、その土地の人のためにならないことかなど、様々な面から、見極めていく必要がある。気が付いたら、あとのまつりとならないように。
2005.01.06
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【2005年1月16日(日) まいける&はしじゅん結婚しちゃいましたパーティ】~このたび、まいける東山とジュンハシモトは2004年11月11日に入籍致しました。その報告パーティをさせていただきます~パーティーは、音楽あり、パフォーマンスあり。ちょっとした、工作のワークショップあり。そして、出会いあり。エスニックで素敵なお食事、楽しいお酒などもあります。さらに、ヒーリングコーナーも開設します。日時:2005年1月16日(日) 13:30入場 14:00~17:00場所:共存/co:exist 東京都渋谷区神宮前5-47-6 http://www.vision.co.jp参加費:男性 5,000円 女性4000円 学生3000円みなさまお誘い合わせのうえ、ご参加下さい。参加申し込みは、直接メールを戴くか、楽天日記のメール機能などで、参加表明して下さい。ちなみに、70人ぐらいは、集まりそうな予感です。つーことで、会場の下見をしてきました。年末年始の休みと重なり、なかなか、会場の担当者と連絡が取れず。やきもきしていたが、やっと現場の下見が出来た。会場の隣は「ラスチカス」という、おいしいレストランです。(ちなみに、当日の料理は、ラスチカスではなく、新宿にある、アーティストの方がやっているお店の料理です)ここは、日本に来ている外人が口コミで集まってくるお店で、かなり外人比率が高い店です。国連大学に近いのですが、青山通りから、無印良品のある角を曲がった先の、かなり奥まった所にあるので、落ち着いた雰囲気があります。
2005.01.05
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吉本興業女性社員の暴行事件を起こし芸能活動を自粛していた、吉本興業の売れっ子タレント島田紳助が、1月2日に、復帰した。そして、紳助の復帰の翌日の1月3日、吉本興業の林会長が亡くなった。正月早々、吉本興業は、いろいろと、話題が多い。それにしても、紳助の暴力事件は、どこか、焦臭い感じがしていたが、今回の林会長の死去で、なんとなく解ってきた気がした。要は、吉本興業内の覇権争いなんですよね。紳助に暴行を受けたという吉本興業女子社員というのは、元追っかけで、それから社員になった人だという。つまり、吉本興業の信者であり、妄信的に都合良く動く人だったと予想される。だからこそ、だれかに、うまく仕向けられて、紳助に殴らせるようにしたのかもしれない。ただし、本人は妄信的なので、仕向けられたという事には気が付いていないし、自分が、いろいろ、言っているうちに、その事が、自分の中で真実となってしまいやすい傾向があるかもしれない。しかも、コネもなにもなしで入ってきた社員で、しかも都合の良いだけの社員なので、クビを切っても、会社としては痛くないという事が考えられる。そう考えると、紳助に暴行事件を起こさせる事によって、紳助のバックにいる人たちを、蹴落とすのには、丁度良い人材であったと思われる。おそらく、故林会長が、何故か、社長の座を空席にし、会長に退いたのには、吉本興業の内部で、何か、覇権争いなどがあったから合意がとれず、社長を決定できなかったからではないかと予想できる。そして、その覇権争いが、紳助の暴行事件を起こさせるという事に至ったのではないかと考えられる。それでは、なぜ、紳助の復帰が1月2日になったのかというのも、故林会長の死期がある程度読めていたのか、延命治療をして、亡くなるタイミングを計っていたのではないかと思われる。まず、吉本興業は、笑いで喰っているわけで、年末に会長を亡くすことで、喪に服し、人を笑わせる事を自粛するわけにはいかなかった事が考えられる。また、紳助の自粛によるダメージが、吉本興業として予想以上に大きかったため、覇権争いをしていた両者とも、表面的には、早期解決をしておきたかったのだという事が考えられる。それも、なるべく、会長が亡くなる前である必要があった。いずれにしても、社長に、いままで、会長の下で、社長の代行をしていた人が、繰り上がるという事なのだが、会長の持ち株の相続などもあるだろうから、これから、新たなパワーゲームが始まるのではないかと思われる。それまでに、一つの争いのステージを終わらせておく必要があったのではないだろうか。これから、吉本を二分した戦いが、表面化し、新たなステージに突入するものだと予想できるので、吉本興業の経営陣の動きは、見物かもしれない。
2005.01.04
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正月映画もそろそろ空いてきているとの予想で、元旦封切りの「カンフーハッスル」を見に行った。この映画は「少林サッカー」のチャウシンチーの新作で、文化大革命以前の中国を舞台にした映画である。この映画には、かつての数々のカンフー映画を支えた人たちが出てくる。最初は、解らなかったが、もしかして・・・と思ったり、パンフレットを見て気が付く。彼らの中には、劇中でも、実世界でも、才能がありながらも、身を引いて生活をしていた人たちも何人かいる。チャウシンチーの扮する、チンピラも、カンフーと出会い、カンフーを信じて、自己流で訓練をしたという少年時代の過去を持っている。しかし、ある事件で、その信条を打ち砕かれる。このあたりも、カンフーに関しては、きちんとした教育を受けず、紆余曲折をしながら、映画を制作するようになり、いま、CGなどの力を得て、カンフー映画をよみがえらそうとした本人と劇中のキャラクターとが重なる部分がある。この映画のストーリーは、見てのお楽しみだが「眠っている才能」とは、どのようなものかを、考えさせられる映画でした。才能を見いだし、生かすということに興味のある人も、必見です。「カンフーハッスル」のキャッチコピーである「ありえねー」という、意味の「ミスター・インクレディブル」の方に、客を奪われていて、意外に空いているので、ゆっくり見れる可能性大です。
2005.01.03
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午前中、箱根駅伝を見て、東海大学の往路初優勝を見届けて、いろいろ、映画のDVDを見ることにした。今日のテーマは、「黄金」と「イタリア」と「大泥棒」。ルパン三世もそうだが、大泥棒の作品の舞台は、スイスと隣接した南ヨーロッパが似合う。だからこそ、様々な作品が作られている。今度公開される「オーシャンズ12」の舞台もローマというように、南ヨーロッパといっても、イタリアが一番よく似合う。そんなことで「黄金の7人」と、「ミニミニ大作戦(italian job)」(新・旧)を立て続けに見た。いずれも、際だったキャラクター、奇想天外なアイデアと行動力、そして、裏切りやアクシデントとそれを、いかに美しく交わしていくのか、が見物である。特に、金塊を持ち去るには、どうするのかというアイデアは、作品毎に工夫がされている。正月2日、大泥棒映画で、仕事始め?「ミニミニ大作戦」については、去年の2月25日に書いていますのでこちらもよろしく。 「黄金の七人」は、シリーズで4本作られている。音楽がなかなかステキ。
2005.01.02
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これから、天皇杯決勝に歩いて行ってきます。
2005.01.01
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