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少し忙しくて、嬉しいやら悲しいやら… お騒がせしました、ルームメイトは無事に出て行ってくれて、平和を取り戻し(笑)仕事がちょこちょこと舞い込んでくるので、悔しいかな、彫金学校に行くことができない今日この頃… でも皆さんに学校を紹介したいので、少しお話したいと思います。 どのように見つけたかというと…滞在許可書の関係で、学校を探さなければいけない状況の中、Internetで見つけたんですわ。イタリア語でなんすけど。彼らが日本語のページを持っていたので、ちょいと拝見。ってな感じで偶然見つけたんです。Accademia delle Arti Orafe アカデミア・デッレ・アルティ・オラフェ と言いまして… Piazza Barberini バルベリーニ広場 からVia della Purificazione プリフィカツィオネ通り (写真左)をあがっていきます。中程過ぎると右手に、緑色の金属製の扉が見えてきます。 そこには金色のプレートがあり、 La Bottega dell'Artista アーティストの工房 Accademia delle Arti Orafe と記されています。その扉を開いて見てください。彼らはいつでも体験入学をさせてくれます。 2時間位で、簡単に一通り説明しながら、手を動かすことをさせてくれます。それで自分にあっているかどうか…判断できるので、試しにやってみるといいと思います。それから入学するかどうかは考えればいいので。 私が心地よくこの学校に通える理由は、午前10時から午後2時、午後3時から午後7時に工房が開いていて、自分の好きな時間(午前か午後)に、自分のペースで通うことが出来るからなんです。私の場合、決まった時間がない仕事をしながらだと、どうしても強迫観念に駆られて行かなくなってしまうのがオチ。 扉を開けば、いつも先生をしている職人のオヤジたち(愛を込めて言わせてもらいますわ♪)とワックスの女性の先生(週2)が待っていて、自分のやることをやる、分からないことを教えてくれる、というシステムです。カリキュラムは、作る作品が決まっているだけで、時間ではない(一応250~300時間)ので、安心です。 それと、周りの人もそれぞれのペースで作業をしているので、いろいろな段階の作業を見ることが出来るので、面白いですよ。 詳しくは…とサイトを紹介しようと思ったら、ただ今工事中のようです試しにクリックしてみてくださいね。 さ、明日は行かれるといいなぁ。
2008/04/17
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最近引きこもりをしていたのですが、他人と住むということの難しさを改めて知らされた!!! この歳でルームシェアーしてるなんて、日本じゃ考えられないことかもしれないけれど、イタリアではそんなに珍しいことでもない…シングルならね。というのも、こんなにインフレが酷くなり、物価は上がる一方、当然ながら家賃もユーロ導入以前の2001年に比べれば、2~3倍にはなっている…。 それなのに、給料は変わらないってどういうこと???かなり深刻な状態なのです。 人々は怒りをどこにぶつければいいの!状態。もうすぐ4月に入ると、Presidente del Consiglio dei Ministri 首相(閣僚評議会議長)選挙があるのだが、中道の右派か左派か…これで変わることを期待している国民も少なくない。 とは言え、毎回期待しても何も変わらない、いや、悪くなる一方だ!と彼らは言うんです。どちらにせよ…。個人的には、前ローマ市長Walter Veltroni ヴェルトローニに期待しているのですが…Extracomunitaria 欧州共同体に属さない国の人としてはね。 話はそれてしまいましたが、経済的にきついので、他人と一緒に暮らすことが、仕事を始めてもそんなにありえないことでもないのです。特に地方から出てきた人は、家族と暮らせないわけですから、同じ故郷の学生や友達などとアパートをシェアーすることで、何とか生活をして居るのです。 私もそのひとり。ただ、家で仕事をしているため、時にはひとりで暮らしたいこともある…そんな時のために、長居をする人にはもうひとつの部屋を貸さないことにしている。勿論大家さん公認なので、問題なく部屋を貸し、家賃と光熱費を半分頂くのである。 今回はお父さんをイタリア人に持つドイツ人の女の子。去年の暮れ、切羽詰った状態で部屋を探していたらしく、友達から私に電話が…「友達が部屋を探してる、すごく緊急な話なんだ…」どうも同棲していた彼と別れて、家を出たらしいのだ。 2ヶ月間だけなら、と承諾をして、1月半ばから来たのだが…まぁ、バス・トイレは使えば汚いし、あまりにもおおさっぱで、キッチンでは物を壊すし(壊したことは私に言わない)、人のものを使っても平気でそのままにするし… こういうことってね、人種の違いじゃないんですよ、受けた教育の問題なんだと思うんです。イタリア人だってきれいに使う人知ってるし、日本人でもドイツ人でも気が付かない人もいる。あぁぁ!!!いい加減に言ったら直すように…ね、頼むよ、大人なんだから。私の精神状態がおかしくなるわ…マジで。 とほほ
2008/03/13
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うははははっ男子が私のために料理をして下さるなんてっ! さてさて、今日は日曜日。でもお仕事をするために…Maestro マエストロの所へ出向く、可哀想なわたし。 前日に口うるさく、「10時に来い!遅刻は許さん!」などと騒いでいたくせに、実際11時過ぎに着いたら…まさに起きたところ(笑)威張るでない! 着いて早々、このところ沈んでいた私のためにあるものを作ってくれると言い出して、Maestro マエストロの同居人、Andreaをも巻き添えにして料理が始まるのでした… では、早速材料の紹介から始めましょう! それでは次に、段取りを説明しましょう。 1.小麦粉の山の頂上にくぼみを作り、卵を割ります。均等に合わせるように混ぜ、まとまってきたら、そこに滑らかにしたマッシュポテト(水気はよく切ってから作りましょう)を加え、さらに混ぜます。 2.よく混ざりまとまって来たら、1~1.5cm径の棒状に伸ばしてゆきます。ゆるい場合は打ち粉を多めに使っても大丈夫です。 3.棒状になった生地を、1.5cmくらいの長さになるよう切ります。 これでGnocchi ニョッキの出来上がり!後は茹でるだけ。くっつき合わないように…気をつけてね♪ 同時進行で、Salsa サルサ(ソース)を作りましょ。 簡単です 先ずは、鍋に薄切りにしたタマネギと、微塵切りにしたニンジンを入れ、オリーブオイルで軽く炒めます。そこへトマト缶を加え、豚肉の腸詰Sarsiccie サルスィッチェをぶつ切りにして入れ、煮込んでいきます。 今回は、セコンドとして食べるのに、Sarsiccie サルスィッチェだけでは男子には物足りないので、豚挽き肉にパン粉(イタリアのは固めで細かいので、フランスパンを削って作ることをお勧めします)とParmiggiano Reggiano パルミッジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)、卵、塩を混ぜて作った肉団子も一緒に煮ています♪ と言っている間に、そろそろ先ほどのGnocchi ニョッキを茹でるとしましょう♪ ジャガイモは火が通っていて、小麦粉の分量が少ないので、茹で時間は普通の乾燥パスタに比べたら短めです。気をつけてね♪ 先ほどのSalsa サルサ(ソース)に絡めて…ジャガイモのGnocchi ニョッキ、トマトソース和え の出来上がりっ!!! 男子の作ってくれた料理、ゴチになりますっ!しあわせぇ~っ!
2008/02/10
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いやぁ…気が付くと、時間がどんどん過ぎてくわぁ… 毎日をPCの前で過ごすことで終わり、疲れてたから、始めた彫金…が、実はかなりハマッてしまっていて、さぁ大変っ! 実際週に2回、4時間ずつの授業…というか作業が、仕事の合間に通うには限度で、またこれが悔しくて悔しくて!!!ストレスになるっ(苦笑) 来月からは、がむばって出来るだけ時間を見つけて行くのだ!!!の決意を新たに、これまでやってきたものをお見せしようと思います。<課題1> 指輪 日本語でなんと表現するのか分からないのですが…“彫り”の練習です。 銀の輪っかに溝を掘り(右半分)、それを鑢で少しずつ削っていく(左半分)という作業。道具と付き合う方法を少しずつ思い出しながら…体は覚えてますなぁ♪嬉しいのです、本当に上手くいくと子供のように喜ぶのです♪ この作業を続けて、最後に磨きをかけると…出来上がり♪ とはいえ、かなりの難問に出会う。輪っかにする時の溶接に戸惑いを覚える…炎と上手く付き合えるようになるには、まだまだかなぁ… 簡単に“輪っか”なんて言ったけれど、それになるまでの工程も、経験がモノを言う!叩いて丸くしていくんだからねぇ。 そして…始めてみて気が付いた…大きな発見!彫金をするには、体力、握力が要ります! 頑張りますぅ
2008/01/27
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と、気合を入れて出かけたいところなのですが… SALDI サルディとは…待ちに待った、バーゲンなのです! イタリアは面白いことに、各州によってこのSALDI サルディが始まる日が違うのです。で、この冬のローマは今日から! 私は…狙ってたものが特にあるわけでもなく、ま、黒のブーツが手に入ればいいなぁ…と漠然と思っているだけ。最近平気で150ユーロするから…簡単に手が出なかったの。 この物価高騰のために、多くのイタリア人は、今か今かと待ちわびてたはず。確かに「クリスマス時期には、かなり買いを控えて、このバーゲンに賭けてる!」と、街頭インタビューで答えてる人が多かった。ある調査によると、このバーゲンで、一世帯辺り500ユーロを使うとか…。ま、通常の20~50%OFF、物によってはそれ以上の値引きですもの、特に子供を持つ家庭では、真剣でしょうなぁ。 私は…取り合えず、クローゼットの中を見直して…それからにします、ハイ。お財布ともよくよく相談しないとねぇ…とほほ BGM:YOU TUBE様さまです!この年末の紅白、満喫中! かなり“ルビーの指輪”がいいです。この話はまた…!!!
2008/01/05
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BUON ANNO 2008! 昨年中は…特に後半、ご心配をお掛けした多くの方々に…先ずはありがとう、元気です!を。 実はまだ滞在許可書の返答待ちで、日本に里帰りも出来ず、イタリアにて年末年始を過ごしています。 しかも…楽しかったNataleクリスマスの後は、インフルエンザ発症!39℃の熱に魘され、咳に苦しんでいる間に、年が明けてしまいました… ま、これも解毒!と思い、明日からのお仕事に向けて今日もゆっくりと休むのであります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします BGM:"Concerto di Capodanno da Vienna" PALCOSCENICO on RAI DUE "New Year's Concert" ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2008/01/01
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久しぶりに完全休暇の週末の土曜日! これも久しぶりに、CesareとAle夫妻のお宅にPranzo ランチのお呼ばれ「Funghi Porcini フンギ・ポルチーニだよ!来る?」…って、行かないわけいかないでしょっ!(笑) CesareとAleが、数日前に森の中に行っていたらしく、そこでとってきたFunghi Porcini フンギ・ポルチーニのリゾットに、グリル…あぁぁ、生きててよかった …え?写真?…食べるのに夢中でねぇ。ごめんなさい、すっかり忘れてました のんびりした午後のひと時、お腹はいっぱい…私の他に、友達が2人と、CesareとAle夫妻は息子のMattiaを、宿題を終わらせなさい!と自分の部屋に行かせて…。まったりし始めたときに…突然Aleが、「みんなに見せたい、見せなきゃいけない映画があるの!!!!!」と大騒ぎ!彼女はハマッてしまい、5回見た挙句に、とうとうDVDを手に入れてしまい、布教活動を始めたってわけ(笑) それは、私が見損ねていた… !!!DREAMGIRLS!!! あぁぁ、Jennifer Hudsonにヤラレました!人前だって構わず、ぼろぼろ涙流してしまって…あぁぁぁぁぁ!私はもともとこの手の音楽に弱いのだからさぁ、って、もうっ!!!!! ここ数ヶ月、泣きたくても泣けなかった、涙が本当に出なくて、本気で感受性を失ったのではないかと思ったこともあったけど…一発でした(苦笑) あらすじとか、なんとかより…とにかく、彼女のパワフルな“And I Am Telling You I'm Not Going”に泣かされたら、もう止まらない!…お恥ずかしながらね。そして…“I Am Changing”。あの若さで歌えるなんて…すげぇ。 Eddie Murphyがいい感じで年取ってきて、歌ってる姿が意外とSEXYだったので驚いたそして“Jimmy's Rap”金管がぱりぱりツ!となって、あのリズムにベースライン…たまらんねぇ、くらっ! なんだか、楽器も演奏したくなるねぇ、歌も歌いたくなるねぇ… VIVA The Supremes! VIVA Soul music!
2007/10/06
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ここ何年も、自分の手を動かしてモノを造ることを忘れていた気がする… こんな私は元美大生(笑)私が大学生のころは、PC使って課題をこなすなんて、夢のまた夢…グラフィックの先生の研究室に、Macがあるっ!って、わざわざ見に行った覚えがある位 とまぁ、基本的に手を動かして何かを作るのが好きなたちでして、子供のころは、キャンディ・マイミシンで巾着やティッシュカバーなんかを作ったり、その後も、本を見ながら自分でパターンを引いて色々作りました。編み物もかなり好きです。…本気で服飾関係に進もうかと思ったくらい。 大学に入ってからは、工房で何かをしているのが好きだったなぁ。あの騒音と色々混ざった匂い…懐かしいです。木工室、染色室、版画室、写植室…ね。 それから、図面を引くのは、ケント紙に、製図版とT定規!ドラフターでトレペに図面を引いて、青焼きしていた機械製図の人たちが、ちょいと羨ましかったっ!(笑) で、そんな私が、毎日PCと仕事をしていて、「何かが、何かが足りないっ!」って心が叫びだしたんですよ。…何かがしたい、何かが… 最近仕事も兼ねて、Gianniの持つジュエリー店に行く機会が多いのですが、行くと必ず覗く場所、それは店の奥の工房。 なんだか懐かしいような、ワクワクするような…そんな感覚をいつも思い出そうとしていた、いや、思い出したかったのかもしれません。まるで子供のように、そばに黙って座り、じっと作業を見つめる… そして、とうとう私、思い切ってみました! 他の事情もちょいとあるのですが…学校に通ってみることにしました!彫金学校に!彫金と言えば、やはりFirenze フィレンツェだと言われますが、ここRoma ローマにだってありましたよ。 早速その学校の扉を叩き…と、そこは紛れもない工房!それだけで感激の私(苦笑) 色々とシステムの説明を受けて、2時間の体験授業を受けることに。あぁぁ!!!これだわ!これだわ!先生(職人)の説明そっちのけで、やっている手や動きに見とれる…! 高温の炎の中で解けてゆく銀(925)の塊、それを伸ばしたりして、再び炎の中へ… 繋いで、何度か叩いて、ほぼ円になる… 大きさも、叩き具合で丁度よくなる… まるで大昔の錬金術師の隣にいるような気になってきて…長い長い歴史の中で見出された知恵と、先生の50年近い体に染み付いた技術…!!!ったまりませんっ! 大部分は先生が手がけたのですが、これが最初の銀の指輪(11号)です。私にとっては、勇気を思い出すお守りです。
2007/09/28
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またやってしまった… 長らくほったらかしてしまった… 夏前から、ちょっと疲れていました、いろいろなことに。…滞在許可書、仕事、生活、オトコ、etc..... 沢山本を読みました。 とても近しい友達と沢山話しました。 旅行にも行ってみました。自分ひとりでは解決できないことがあることを知りました。時間が解決することもあることを知りました。手段が目的に摩り替わり、本来の目的を見失っていたことも知りました。さ、再出発です私の周りにいる大切な友達に、家族に、全てのものに感謝しつつ…
2007/09/27
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めちゃくちゃ暑い日が続きますなぁ… 最高気温は体温以上、南のアフリカからの暑~ぅい風が吹けば、直射日光に当たれば、体感温度は40℃を軽く越しているのでは??? TVでも、政府が呼びかけています!「雨戸をなるべく開けずに」「シャワーをするなど涼んで」「昼12時から夕方6時までの外出は避けましょう」…勿論、各家庭にはクーラーがないことが前提になってます、ちなみに(苦笑)そこら中で、山火事が起きているのも、心配になります。ところで…ローマの人々は、こう暑いと冷たい水があるところに行きたがります。海とか、湖とか、川とか、噴水?とか…しかし、混み合っているところが嫌で、移動が嫌で…という無精者は、プールに行こうとなるのです(笑) 日曜日だけど、何する?30歳を前にして、かなりの出不精モノで、夜10時には就寝する年寄りのような生活を送っている友達Gianniに誘われて、プールに行くことに! き、奇跡が起きた?!と思いつつ、約束した地下鉄の駅へ向かう。そこまで愛車Smartで迎えに来てくれたので、ウキウキしながら乗り込む。 ところが様子がおかしい…何かがおかしい…。向かうは彼のうち???そう、彼の住んでいるマンションには、屋外プールがあったのですわぁ。 うらやましいぃぃぃ… 暑くて死にそうになったら、飛び込む!そんな環境…いいな~ぁと思う、扇風機だけで生き延びている私でした。
2007/07/15
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何年もイタリアに住みながら、実現できなかったことが、今っ…!少し前に、Aねぇさんからが来た。「Serenaちゃん!暇だったら、Firenze フィレンツェとその近郊、Verona ヴェローナにツアーで行くけど、会いに来ない?」この時期、仕事でバタバタしていて即答できずにいたのだが、何とか仕事の目処を付けて…いざ!Verona ヴェローナへ 私の住んでいるRoma ローマからは意外と行きにくい。一旦Bologna ボローニャでEuroStarを降りて、ローカル線に乗り換えるという4時間以上の旅。 それなら…と土曜日のうちに何とか移動をして、Bologna ボローニャのげい友のところに泊まらせてもらい、そこから日曜に移動することにした。 丁度、Mixi友でもあり、今はミラノに住んでいるローマ友なおちゃんも、この週末Verona ヴェローナに行くという事で、出来れば会おうね!と約束もしていた、が…私が土曜についたのが遅かったのと、仕事を無理していた疲れが出たので、日曜の朝あまりにものんびり起きてしまい(げい友は優しく寝かせておいてくれたのよぉ)、なおちゃんとは会えず仕舞い…残念っ 実は今回の目的は…長年憧れてきたVerona ヴェローナの夏の大イベント、ここ野外アレーナでのオペラ鑑賞だったのです! 上の写真を取った時間が、午後5時。まるで昼間です…食事をAねぇさんのお客様とご一緒させていただいてからも、まだ開演時間9時15分までには少しあるし、明るいので観光をしにまやと散歩をした。 アレーナからVia Mazzini マッツィーニ通りを真っ直ぐに歩くと、突き当たりの左にこの広場、Piazza delle Erbe エルベ広場が現れる。ホテルやバールやお店が立ち並ぶ、賑わった一角。 この写真で午後8時半…開演時間が午後9時過ぎとは、明るすぎてはじめられないからだ…と気がつく。 そして、そして…一応来たからには見ておかないと…!かの有名な… そう!“ロミオとジュリエット”の舞台となった?と言われているバルコニーのある、Casa di Giulietta ジュリエッタの家! 時間が遅かったので、門が閉められていたので、遠くから拝見してきました(笑)突き当たりにGiulietta ジュリエッタの銅像が、アーチの向こう右手上にバルコニーが。 閉められた門には、落書きとカップルがつけていった南京錠が…ってここでもかぁ。ローマのミルビオ橋のようにね。でも鍵はどこに投げたのだろう??? 午後9時近くになり、入り口の目の前のバールでコーヒーを引っ掛けてから、会場内へ。ワクワク、ドキドキ!しながら中に入ると… おぉ…! でもちょと待てよ?「想像してたのより…小さい?コロッセオみたいに大きいかと思った…」とまやに言ったら、「コロッセオは一番大きいんだよ!ばかだなぁ…そんなに大きい分けないだろ!」…そうかぁ。ちょっと残念。 辺りを見回す。世界中の言葉が飛び交う。イタリア人を探すほうが難しそう…。今や世界で名立たるイベントとなったヴェローナの野外オペラ。まやは逆に、イタリア人のためのイタリアの文化が滅びていっている…と嘆いていた。 少しずつ辺りが暗くなり始めてきて、いよいよ始まり! さてさて、本日の出し物は…私の好きな演目、AIDA アイーダ! 始まってしまったら、大きさなんて気にならなくなった。引き込まれる、引き込まれる…もともと、競技場だったアレーアなので、さほど音響効果はなく、いいとはいえない状態。でも、この迫力と野外という特別な雰囲気が、他の会場では味わえない特別なもののように思えた。 これも夏の風物詩…
2007/07/08
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6月29日は、ローマの祝日(←旗日だけど…日の丸で御免!) イタリアをはじめ、カトリックの国々では、それぞれの日にそれぞれの聖人を祝う習慣があり、カレンダーにもご丁寧に聖人の名前が毎日書いてあるんです。さて6月29日は、ローマの守護聖人、San Pietro 聖ピエトロとSan Paolo 聖パオロの日なので、ローマだけが祝日なのです。 では、ローマ人だけの連休をどう過ごそうか…?誘われるがままに、Fedeの家族と一緒に、パパさんとママちゃんの故郷へ行くことに。そこは私にとって未開の地…Calabria カラブリア州! カラブリアと言えば、ブーツの形をしたイタリアのつま先部分で、南北に長く伸びている。今回私が向かったのは、土踏まずの辺り。 車でローマから高速道路 Autostrada A1をナポリまで約185km、そこからAutostrada A3で、Reggio Calabria レッジョ・カラブリア方面へ南下すること約200km。 後日訪れることになるCastrovillari カストロヴィッラリのインターを出て…後は、イオニア海に向かって、下るのみ! 山から海に向かう途中…しばらく山の中を走ると、所々に500年以上前に住み着いたアルバニア系の人々の集落を見つけることができる。その地域だけは、アルバニア語でも標識が当たり前のように書いてあり、玉ねぎのような屋根をした正教会もある不思議なところ。今でも彼らの古いアルバニア語も学校で教えられているらしい。 しばらくすると、川に沿ってこの険しい荒涼とした風景が続く。2000m級の山から一気に海へ落ちるこの土地が、この地方の人々の気性の荒さを生み出したのかもしれない。 何年もかかって作り上げられた見事な河岸段丘。谷底には、今では水が少なくなった川が流れている。米国のグランドキャニオンのミニチュアとも呼ばれているらしく、かつては映画も撮影されたこともあるとか…。 さて、家のあるVillapiana ヴィッラピアーナに着き…次にすることと言えば?ちなみに朝6時に出発しているので、まだお昼ご飯前です。うぅぅん!私を呼んでいる!…海!海!海!どこまでも続く遠浅の白い砂浜、連なるパラソル、真っ青な海と空…、ご、極楽っ! ここVillapiana ヴィッラピアーナは、有名なリゾート地、Sibari シバリから10kmも離れていない。でも、リゾートホテルがあるわけでもなく、地元の人か、昔から別荘を持っている人(イタリア人に限らず、ドイツ人なんかも多いです)なんかが来る海岸で、気取ってなくていい。 しかも遠浅の砂浜のために、小さい子供をつれた家族連れが多い。子供をほおって置いても危険が少ない、穏やかな海岸なんです。 しばらく…本を読んだり、おしゃべりしたり、海に入ったり…のんびりと肌を焦がす私であった。 …えっ?この歳になって、日焼けなんてダメ?ってそこのあなた!イタリアでは、夏こそ小麦色に焼けているほうがカッコいいとされてるんですよ。おばあちゃんになっても、焼いてます(笑) …そりゃぁ、わたし、日本人に見られませんわなぁ。
2007/06/29
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またやってくれました、イタリア人…! 今日は、あの遠いGiustiniana ジュスティニアーナへの出勤日。 11時と遅いアポイントメントだったけれど、早めに9時に家を出る。そして、家から一番近い国鉄の駅に着くが…電車は来ない、来ない、来ないっ 15分に1本は走っているハズなので、2本は来ていない!やっと来た電車に乗ったが、出る気配もない。そして、アナウンスが入る。「次の列車は、2番線ではなく、4番線からの発車となります」 …あぁあぁあぁ。みんなのため息が同時に聞こえてくる。何故止まったかの説明もないまま、みんなで大移動開始。…いつものことだ、位にしか思わなくなっている私4番線には、電車が5分も経たないうちに来たので、乗り込んで一息、ほっ。そして間に合うか、時計を見ながら時間を計算してみた。…なんとかギリギリ間に合いそうだ。 Termini テルミニ駅に続いて、ローマで2番目に主要なTiburtina ティブルティーナ駅に着いたが、いつもと違うホーム。しかも一番端の端、27番線。 …はて???この駅でも電車が止まってるのか…。しかし、待てど暮らせど、出発しない。隣に座ったオジ様たちと、しばし会話をする。 オジ1 「僕たちが降りなきゃならない、Tuscolana トゥスコラーナ駅は行くつ目だ?」 私 「あ、次ですよ。でもこの分じゃ、いつになるか…この前の駅でも止まってしまって、 私これに乗らされたんですから。」 オジ2 「ここからバスじゃ1時間以上かかるし…」 私 (おいおい、そりゃないだろ!大げさな…タクシーなら10分で行くぞ!) …などなど そんなこんな20分以上止まっていた挙句、何の説明もなしに、イキナリ出発進行~っ こんなもんさぁ~っとつぶやきながら、念のため、建築家先生にお電話を入れ、遅れるだろう旨を伝えた。 何とか乗換駅、Ostiense オスティエンセ駅に、予定より1時間近く遅れての到着!急いで隣の隣のホームへ走り、次の電車に飛び乗る。…しかし、また動かない。ま、遅れることも言ってあるし、仕方ないさぁ~っ と、自分を慰めてみたりして。 結局、建築家先生のところに着いたのは、家を出てから…2時間半後だった!けどね*** *** *** とまぁ、ここまではローマではよくある…話なので、あまり驚きませんし、怒りませんがね。ところが、家に帰る途中に見た新聞に、大きな見出しが目に飛び込んできた!Pendolari in rivolta遠距離通勤通学者、暴動の渦中にUn centinaio occupa la stazione di Roma Tiburtina e manda il traffico in tilt百数十人がティブルティーナ駅を占拠、交通マヒに(新聞 24' VentiquattroMinuti より) よくよく記事を読むと、こうある… 朝4時25分にTiburtina ティブルティーナ駅に着いた、Salerno サレルノ→Milano ミラノ間の夜行列車から、百数十人の乗客(その殆どはローマまでの切符しか持っていなく、不足料金を払うのを拒否)が突然列車から降り、線路の上で電車の往来を妨害し始めた。 彼らの言い分は、国鉄とカンパーニア州が合意して出していた“50%以上割引”のチケット(定価40ユーロのところが15ユーロ)がなくなったこと、この夜行列車自体を無くすこと反対!というものだった。 ナポリやその近郊から、単身赴任や仕事のためだけにミラノで働いている人たちや学生が、週末は必ず実家に帰って過ごし、日曜日の夜行電車に乗ってミラノに戻り、またウィークディを過ごす…というのが、習慣になっている。南に行けば行くほど、家族との絆が強く、毎週帰郷する人も少なくない。彼らがしょっちゅう帰るには、値上げした運賃は高すぎたのだ だからって…8時間の占拠の間に、最大6時間遅れた電車や、運休になった電車のおかげで、どれだけの人が、迷惑を被ったか…。ちなみに、ミラノで働くなおちゃんは、乗るはずの朝一のEuroStarが運休となり、急遽空港に向かい、飛行機に乗る羽目になった…とぼやいていたっけ。 ま、最終的には…彼らの思惑通り、なのだけれどねしっかし、やること大胆だわ…この国の人たちって!賠償問題とか…ないか、普段から何もなくても遅れる国鉄だからね
2007/06/25
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毎年6月21日… ローマでは夕刻になると街中のあちらこちらで音楽が聞こえてくる。FESTA DELLA MUSICA 21 GIUGNO 20076月21日音楽祭2007 私が向かったのは、HORTI SALLUSTIANI オルティ・サッルスティアーニ。 場所は、在イタリア日本大使館の程近く。Piazza Sallustio サッルスティオ広場のど真ん中に残る遺跡が、今は色々なイベントを開く会場になっているらしい。友達がダンナと演奏をすると聞いて、来てみたのだ。 入口が着くが遺跡らしいものが…どこになるのかしら?と覗き込むと、左手の門の先に、長いスロープが底の方に続いていて、レンガ造りの頑丈な建造物を見つけることが出来る。 下へ下へ降りていくと、だんだんひんやりとした空気を感じる。今のグランドレベルより14mも下に古代ローマ時代の地面があるのだ。このところの気温35℃、体感温度は40℃近く、夜も熱帯夜で眠れないほど猛暑のローマでは、かなり快適 底までたどり着き、遺跡の中に入る…と、さらにヒンヤリっ 先人の知恵だろうなぁ。厚みが1m半はありそうな頑丈なレンガ造りの壁は、どんなキツイ太陽光も熱気も通さない。クーラーがなくても生きていける…ロハス?(←ちょっと使ってみたかった、苦笑)
2007/06/21
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お待たせしましたぁ! やっとこの週末と今日を利用して、気合を入れてフリーページに作り上げました!Serenaの旅ノート 今回は第一回、5月に行った週末プチ旅行 in トスカーナです。楽しんでいただけたら幸いです。よろしければ、ご感想などお聞かせください♪ では…おやすみなさい
2007/06/18
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…んん!楽しみです!いつ収穫できるかなぁ? 我が家に来て約半年、いろんなものが実をつけ始めました。先ずは…Fico イチジク! 不思議に思って調べてみたんですが、よく分からなかった…私、花を見なかったんですよ。つけないんでしょうかね?もしくはいわゆる花弁のある花ではなかったのかしら? …どなたかご存知でしたら、教えてください! ちなみに収穫した際には、ジャムにする予定。持ち主まやのリクエストなんだけど…そんなに沢山実が出来るかは、自信ないなぁ。そして… Peperoncino ペペロンチーノ 唐辛子! 前回、小さな小さな白いお花をご紹介しましたが、あれから約1ヶ月…元気に育ってます!去年生き残ったものが、沢山沢山実をつけてます。赤くなるまでもう少しかかるかな? この春に蒔いた種は、今3~5cm位に成長しています。これらはきっと秋に実をつけることでしょう。では、ここからは、花たちを… サボテンからニョキニョキと伸びて、小さいけれどかなり自己主張をする色の花を咲かせました。ピンクから黄色に変わるグラデーションと、このフォルム、中々でしょそして、今年も咲きました! オランダからのなぞの球根! 実は未だに名前が分かりません…もって帰ってきた張本人が忘れてしまったのがいけないのですがねぇ。…この花の名前、ご存知の方がいらしたら、教えてください! ちょうど一年前咲いた花が終わったとき、土の上に出ていたところを切り、しばらくそのままにして置きました。そして冬に、間引きも兼ねて土を交換。3個あった球根が、小さな子供の球根を作っていて、驚きました! 寒さをしのげるところに鉢を置き、時々お水をやり続け、この春に芽を出したのです。 さ、まだまだこれから!楽しみです!
2007/06/17
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友達Marcoを尋ねて、La Sapienza Facolta di Ingegneria ローマ大学工学部へ… 地下鉄B線をCavour カヴール駅で降り、Via Cavour カヴール通りにある階段を上がり切ると、立派な建物が姿を見せる。…本当に大学?と疑問を持ちつつも、中に入ってみる。豪華な造りで、階段も広く、かつてのローマの栄華を窺い知ることが出来る。 2階、といっても天井が高いので、長くて広い大理石の階段を上り、Marcoの指示通り左へ曲がる。そこにはいくつか教室が連なり、一番奥に“工学部建築及び都市計画学科”と書いてある扉を見つけた。 その前でMarcoが笑顔で立っていた。「迷子にならなかったよ」と冗談を言ったら、「これから何度も来るようになるんだ、君も学生の一人だよ!」 この歳で改めて、大学生…ちょいと嬉しいような、辛いような…複雑な心境っ お仕事の話は無事に済んで、大学を後にする。 Via Cavour カヴール通りに出る階段を降りる前に、あることを思い出した。この工学部の建物の左隣りは…そうだ!かの有名なMosè モーゼがいる! 一瞬、教会には見えないファサードをしているのは、Basilica バシリカといって、初期キリスト教時代の集会所兼礼拝所という機能を持っていた頃の造りの名残のためか、ルネサンス時代、教皇papa Sisto IV シスト4世がシンプルな改装しかしなかったためか…? ローマの守護聖人、S.Pietro 聖ペテロと、S.Paolo 聖パオロが、教皇papa Sisto III シスト3世によって聖人として叙任されたことで、彼らに捧げる教会を!と431年に建造が開始された教会…Basilica di San Pietro in Vincoli サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会 二人の聖人のための教会だったはずなのだが、今では教会の名には、S.Pietro 聖ペテロの名だけしか残っていない。…なぜ? それは…ビザンチン帝国皇帝后リキニア・エウドクシアが、当時のローマ教皇papa Leone I レオ1世(在位:440年-461年)に、S.Pietro 聖ペテロがイェルサレムの牢でつながれていた時の鎖を献上したため、この鎖を奉納する場所として選ばれたのが、この教会の名前の由来となっている。 Vincoli ヴィンコリとは、直訳すると“固い絆、しがらみ”という意味だが、鎖(Catene カテーネ)を意味している。 いつも正面右奥に人が集まっている。それは…かの有名なMosè モーゼのためだ。しかし改めて正面祭壇を見ると、壁画の美しさに驚かされてしまう。 内部の列柱は、古代ローマ時代のものと思われるドーリア式の柱で、最初に建てられた当時のままに残されている。 祭壇右には、あのルネサンス時代の巨匠、Michelangelo ミケランジェロによる、Mosè モーゼ像が中央にある、papa Giulio II 教皇ユリウス2世廟を見ることが出来る。 papa Giulio II 教皇ユリウス2世と言えば、Michelangelo ミケランジェロにCapella Sistina システィーナ礼拝堂の天井画“天地創造"を依頼している大パトロンなのだが… 生前に計画し、依頼をしていたのだが、天才は気まぐれなのか、完成が自分で見えてしまい飽きてしまったのか…Mosè モーゼ、Lea レアとRachele ラケルのみを完成させて、後はアシスタントが彼のデザイン画を元に完成させたって話。 …意外と白状なのかも知れませんなぁ、Michelangelo ミケランジェロったら<インフォメーション> 場所:Piazza S.Pietro in Vincoli 4a 交通:地下鉄B線 Termini テルミニ駅から1つ目の駅、Cavour カヴール下車。 Via Cavour カヴール通りをForo Romano フォロ・ロマーノ方面へ。 100m程行くと左手にある階段を上がる、徒歩5分。 時間:毎日7:00-12:30、15:30-19:00 (時間によってはミサなどで入れないこともあります) 最近良く見かける光景なので、一言… 夏になり、暑さのため、 ノースリーブのシャツで観光されている方が結構いらっしゃいますが、 スカーフなどをバッグの中に入れておかれると便利です。 教会に入る際に、肩にかけるだけで、問題クリア! 教会へは、ノースリーブ、短パンは厳禁ですぞ!
2007/06/13
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先日ドイツで開催された主要国首脳会議(G8サミット)の帰路、ローマとヴァティカンへのご訪問、ありがとうございます。 貴方のおかげで、本日のローマ市内は、混乱以外何ものでもありませんでした。地下鉄は予告のA線だけではなく、B線も封鎖、貴方の政治に反対する人々のデモのために、そこら中道路が封鎖され、バスの路線はめちゃくちゃ、来るはずのバスも来ない…。 日本での報道を見たとき…愕然としました。さすが貴方の国とは友好国ですね。“米国のイラク政策反対、反戦デモ、参加者1万2000人…”(警察発表1万2千人、主催側発表15万人…この差は何でしょうねぇ?) たまたまこのデモに出くわした私の見た感じでは…それ以上のものがあったかと思います。米伊国家間では友好関係があるかもしれませんが、イタリア国民の中には、貴方の政策に疑問を持っている人も多くいます。結果的には破壊行為があったり、9人の逮捕者、11人のけが人を出すことになり、とても残念です。やり方は考えなければなりませんな、イタリア人も。 また他の記事では、“訪問希望先に、ローマの下町トラステベレ地区の真ん中にある慈善団体「聖エジディオ・コミュニティー」本部を…”とありましたが、その記事に書かれていた一文、「大学紛争から40年。当時の若者には左翼思想にかぶれた理想主義者が多かったが、米大統領さえひき付けるまでに成長した国際的な慈善団体を創設した若い理想主義者もいたのである。」は…??? 特に南イタリアには、未だに“左翼思想にかぶれた理想主義者”は沢山いる訳で、日本とは比べものにならない“格差社会”が今でもこういう思想の人々を生んでいるのです。 米合衆国大統領、貴方へのメッセージをここに写真で綴ります。どうぞご覧くださいませ♪反BUSHのアメリカ人 NO BUSH NO PRODI(イタリア大統領) 我々の家に敵がいる!自転車の後ろに、原付のタグをまねて“NO OIL”とはシャレてますなぁ
2007/06/09
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ホント楽しかったぁ♪旧友との再会とは、いかにも嬉しいものです。 がきちゃんとダンナさまとの約7年振りの再会と、お子チャマと初の対面! お互い海外滞在が長いため、日本では会うこともなく、ただ時間が過ぎていたのですが、偶然Mixiで彼女を発見!したのが4月の中旬。それからやり取りをしていて、この旅行のことを知ったのだけれど、残念ながらローマは通らない…と、それなら私がフィレンツェ参上!という訳。 ホテルのロビーで会った瞬間に、昔に戻ってしまうのが不思議なもので… お互い変に気を使うこともなく、時間のブランクも気にならない… そう、特別に何かを見に行ったとか、“観光”をしたとかではなく、散歩して、お買い物して、美味しいものを食べて…って他愛もないことをしていたんだけど(笑)それが楽しかったわぁ、ホントに それでは、今日のネタは?私にとっては、未知の世界…Sとなホテルをご紹介いたしませう! 先ずは、フィレンツェのSホテル、Bernini Palace Hotel ベルニーニ・パレス・ホテル。フィレンツェ中心地の中心、Palazzo Vecchio ヴェッキオ宮殿の裏手に位置するので、とにかく便利。でも中はとても静かでシックなホテルです。 通常の部屋もあるけれど、Deluxe Executive Tuscan floor デラックス・エグゼクティヴ・トスカーナ・フロアといい、ちょっと特別な部室のある一角に滞在していた彼らの部屋拝見! このフロアには、専用のサロンがあり、ぱっと見、部屋があるかどうか分からない。つまり部屋のドアは、他からは見えない配置になっているのがニクい。写真のように、ゆったりとした空間がまた一層贅沢なのだ。 また、高級のサービス…いつでもコーヒーなどの飲み物と軽食やフルーツが、夜にはシャンパンとおつまみが…このサロンの一角に用意されているのだ! 私のように、訪ねてきた人でもお客様のお客様…ということで、同じように丁重な扱いをして頂けるなんて…。 ガラスで仕切られたこんな特別な空間で、贅沢を味わうものたまには良いかもしれない…ですなぁ。 さてお次は…場所は変わって、Romeo&Giullietta や夏の野外オペラで有名なヴェローナへ。 EuroStar ユーロスターでフィレンツェから2時間半…なんとヴェローナに着いてみれば、歓迎の土砂降りの雨!迎えに来ていた彼らのお友達の車に乗って…郊外へ。 車で約30分、Corrubbio コッルッビオという丘の上の小さな街に、このホテルがある。かつての貴族の別荘を買い取り、滞在型のリゾートホテルにするのが流行っていて、そんなホテルのひとつらしい。 こんな素敵なエントランスを通り、正面玄関で傘をさしてのお出迎え…さすがはなホテルですなぁ。 通されたロビー(写真右)で、私は口をあんぐり…。そうなんです、現代アート、デザイン家具が、これでもか、これでもか…!と惜しげもなく置いてあるのだぁ! …それもそのはず!このホテル、Byblos Art Hotel Villa Amistà ビブロス・アートホテル・ヴィッラ・アミスタといい、最近流行のアートホテルデザイナーズホテルなんです。 器は古い豪華なヴィッラ、でも装飾は現代アート…このアンバランスさ、不調和が調和なのか…私にとっては、博物館みたいで楽しかったですけどね。 案内の女性が、説明をしてくれた…我々が通った廊下は、全てヴェネツィアのLa Biennale ビエンナーレに出展した現代アーティストの作品らしい。 部屋に入ってさらに驚きは続く… こんなポップな色をした、しかし形はクラッシックな家具が、アンティークな部屋に…。不思議な感覚に陥る空間ですわ。 さて…ダンナさまはお昼寝中のお子チャマのそばで一休み。私とがきちゃんは、ホテルのサウナ&プールへ!はははぁ!大雨でも大丈夫!さすが滞在型リゾートホテル。マッサージやエステなどを組み合わせた宿泊プランもあるようなので、要チェックです。 普段私の生活では見ることの出来ない所を垣間見た、そんな意味でも楽しかった旅でした。何よりも、がきちゃん、ダンナさま、そしてお子チャマとの楽しい時間が何よりも良かったですけどね。また会いましょ!今度はそちらで?
2007/06/08
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またまたFirenzeへお出かけ! 明日から小旅行!ま、週末は仕事するから許してぇ~んそう、Mixi仲間でもある、高校時代の友達がきちゃんがダンナさまとお子チャマを連れて、遠路はるばる月曜から来てるからね♪ 彼らと会ったのは、勿論お子チャマが生まれる前の2000年にローマで…と、それは7年前のこと。あぁぁ、月日が流れすぎたわねぇ…。とにかく会えることが嬉しいっそれでは行ってきますぅ! …フリーページ、懲りすぎている様で中々完成せず。悔しいかなっ!
2007/06/05
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流石だね!よっ、大阪人! 前日から同居人なおみちゃんのお友達、陽子ちゃんがVeneziaから遊びに来ていたので、なおみ主催の“お好み焼きフェスタ”の開催! おぉぉっ!これが大阪人の血かぁっ!手馴れた手つきでサクサクと作り、「ね、見てた?」とひっくり返す様を見せるのは、3回あるチャンスも全て事後報告で、誰ぇ~も見られなかった…と残念なこともあったけど(苦笑)うまかったっすよ! 普段から日本通を自称して、日本に何度も行ったことのあるイタリア人の友達、Mikiも招待したのです。最初は頑張ってお箸を使っていたけれど、ついに音を上げて…「ごめん、ナイフくれる?…出来ればフォークも…」 お好み焼きをで食べてるのって…やっぱり何だか、ヘンよね。 ま、これはともかく、大満足のみんなでした。ありがとぉ!美味しかったです!
2007/06/02
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お仕事を頂きに、ローマ郊外へ… 家を出て電車に乗り、Ostiense(オスティエンセ)でCesano(チェザーノ)行きの電車に乗り換えて、30分を過ごす。 とあるArchitetto(建築家)に呼ばれて、彼の事務所へ向かっているのだ。言われた駅Giustiniana(ジュスティニアーナ)で電車を降りると、目の前に現れた風景は…!!!たった中心地から30分で、こんな風景に変わる…これもローマ。 笑顔でArchitettoが迎えてくれる。ここはParco dei Colli d'Oro(コッリ・ドーロ公園)の真ん中…と教えてくれる。 駅から車で10分、まさに自然の中に彼の設計事務所がある。働いている人々も感じがよく、この人たちと働いてみてもいいかなぁ…と思いつつ、あまりの遠さを思い出す。家から約1時間45分!…よく考えよう と、色々話をした時間は、私が家からここにくるまでにかかった時間より短く、なんとなく腰が引けてくる…。ここを出て、久しぶりにAryと会うことにした。彼女の新居にお邪魔する。お昼を一緒に食べて、中心地を通って帰ろう!と思い立ち、バスに乗り込む。 が、Unluckyなことに、昼間のタクシー運転手のストライキとデモのおかげで、中心地の交通はめちゃくちゃ…。バス巡回路は大きく変更され、乗ってるお客はぶーぶー怒り大爆発 私は楽しかった、久しぶりに中心地を廻る…Colosseo(コロッセオ)を眺めて、Circo Massimo(チルコ・マッスィモ)の横を通り、Tevere(テヴェレ川)に出る。ここまで来たならViola(ヴィオラ)に寄って帰ろう!と決め、Ponte Sisto(シスト橋)の袂で降りる。 そこで思い出す…冷蔵庫にメロンがあるっ!はっはぁ~っ!疲れてるし、今日の夕飯は決まり! この前某所(トップページの回答の所…もう少し待ってね♪)で手に入れた赤ワイン♪(…といっても、まやと飲んだ残りを持たせてくれたんだけどね、苦笑)と、生ハムメロン! これが今日の夕飯ですわ。
2007/05/31
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先々週引いたインフルエンザもやっと抜けました! 家で仕事は少ししていましたが、結局1週間くらい、だらだらと熱が出たり、咳が出たり…鼻はまるで閉まらなくなった蛇口状態… 暑さと寒さが激しく入れ替わり立ち代り…体力のほぼない私をいじめるのですよ今日のローマは、午前中の穏やかながウソのように、午後には激しく雨が降り、冷たい強風が吹き荒ぶ…といった感じです。 これから…トップの写真の場所明かしに、初のフリーページ作成に挑戦です♪書きたいこと、沢山あるんですよぉ~っ
2007/05/28
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Firenzeから風邪を引いて戻ってきて、今日も家で一日中おしごと、おしごと、おしごと… 私、PCでの作業を始めると、時間関係なく続けてしまうんです…今週は簡単なHPとBlogの立ち上げ作業。いまや何でも屋さんと化しております、ハイ。(何もんだったっけ?笑) 仕事とは言え、人のものを作っていると、自分のまでやる元気が続かないです。実際、目が疲れてしまうし、意外と気がつかないけれど、かなりの疲労感が… そんな時の、ベランダで一息つく楽しみ 今日は…イチジクの鉢の中に2ヵ月半前に住み着き育っていた、雑草が花開いてたのを発見!淡い青紫色の花で、可愛らしい… あぁぁ、世話していてよかったぁ!と思える一瞬です。 明日元気になっていたら…Firenze話、します。では、今日はおやすみなさい…
2007/05/22
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久しぶりにGalleria Borghese(ボルゲーセ美術館)へ… 叔父と叔母が日本から、ツアーでですが来たので、一緒にローマをお散歩。叔母のたっての希望でもあった、Galleria Borghese(ボルゲーセ美術館)へ、ボルゲーセ公園を散歩しながら、向かう。 だいぶ前に予約を入れていたので、入場時間30分前にチケット売り場へ。長い列、普段より多い。そして受付のところに、「本日分のチケット売り切れ」と書いてある。 私の順番が回ってくる。予約番号を伝えて、大人3人であることを確認。「おいくらだったかしら?」と尋ねた答えは…「6ユーロ!」…はて???「大人3人だけど…?」と聞き返してみるけど…受付の兄ちゃんは「6ユーロ!」の一点張り。理由を尋ねかけて、思い出したっ! 毎年この時期、このイベントがイタリア中であるんだった!!!“Settimana della Cultura”(文化週間) 文化省が土曜日から次の日曜日までの9日間、普段は一般公開していない所を見せたり、美術館を無料にしたり…と、イタリア文化を広く公開するイベントなのです。 今回私が払った、ひとり頭2ユーロとは、予約を入れるための料金で、入場料8.5ユーロはタダ!だったんです。いい時に来たねぇ(笑) 今年は第9回。5月12日(土)から5月20日(日)まで。この週末まで、全国でやってます。詳しくはHPで♪ 私は…今週末、といっても明日、叔父と叔母が行ってるので、Firenze(フィレンツェ)へ向かいます。トスカーナでも何か見られるといいなぁ、と少し期待して…いってきまぁす♪
2007/05/17
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中心地の中心地、Campo de fiori(カンポ・デ・フィオーリ)へ… この広場にあるAntica Norcineria VIOLA(ノルチネリア・ヴィオラ)に用事があって御曹司(笑)Benedettoを訪ねる。 …ちなみにNorcineria(ノルチネリア)とは、Norcia(ノルチャ)というPerugia(ペルージャ)やAssisi(アッシジ)で有名なUmbria(ウンブリア)州にあるこの街発祥の豚肉加工品生産販売のお店のことで、美味しいプロッシュート(生ハム)やサラミなどを手に入れることが出来るんです。 このローマで1890年からお店を出しているAntica Norcineria VIOLA(ノルチネリア・ヴィオラ)は、場所も手伝って、世界中の観光客でいつも賑わっています。豚肉加工品以外にも、美味しい豚肉も手に入るので、わざわざ買いに来る人もいます。 っと、美味しいもの話は尽きないのですが、本題に入ります(笑)用事が終わり、お昼を一緒に食べた後に…私が友達の家に行く用があることをBenedettoに告げると、快く「送ってあげるよ!」と言ってくれたので、これはLucky! が、これが間違いの始まり…?私はすっかり忘れていたんです、最近彼は車ではなく、バイクで移動していることを…しかも、スクーターではなく…DUCATI(ドゥカーティ) バイクのGP好きの人なら、一度は乗ってみたい!と思うらしい…バイク版Ferrariとでも言いましょうか…ね。恐ろしい爆音を立てて、街中を走る…正直言いましょう、生きた心地がしません ローマの休日のVespaとは全く違う味わいで、真実の口の近くを走るものの、なかなか体験できないこととは言え…後ろに乗せてもらうバイクでは、決してありません! まるで競馬のジョッキーのように、足をたたみ、腰がほんの少し浮いてる状態…アクセルを吹かして、発進するときの半端ない勢いで…何度後ろに振り落とされそうになったか! 歴代の彼氏は、みんなバイク好きなこともあり、後ろに乗るのはかなり得意で、バイクに優しい乗り方も出来るかなりな理解者の私ですが、こればっかりは…周りを見る余裕どころか、しがみついてるのがやっと… 着いたときには、ヘトヘト… DUCATIに乗られる方へ…「どうぞ、ひとりで楽しんでください…!」
2007/05/14
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イタリアも母の日ですよ イタリアの家族、Federico一家にお昼を招待されて…しかもお昼の11時半に電話があり、「今から来いっ!」って…結構無茶なんだけど…我が家からは、ローマのま反対側まで行くのに、しかも日曜日はバスが中々来ないし…手ブラで行くわけにもいかないし…でも、“母の日”だから、行こう!と決めて、急いで支度。買っていくものは決めたっ!しかし…歩きながら、予定変更!何故かって?だって、暑いんだもの!夏です、夏! Pasticceria(パスティッチェリア=ケーキ屋さん)にて、手作りGelato(ジェラート)を1kg購入!味は…イチゴ、レモン、メロン、パイナップルとクリーム。ママちゃんは、“一応”ダイエット中なので、フルーツ系にしてみて… いやぁ、ご馳走になりました!魚介のトマトソースのパスタに、サラダと炭火焼のお肉やソーセージ…あぁぁぁ、しあわせ♪作ったのは?勿論パパさんです。この家のシェフですから! 素敵な家族なんです。私の弟みたいなのが2人、妹1人、キャリアウーマンのママちゃんに、美容師でお料理担当のパパさん。いつもお世話になってます。ありがとう、ママちゃんPS.パパさんのお料理、写真なんて撮る暇ないくらい、食べるのに夢中でした… …勿論、日本の母にもメールを入れましたよ!ありがと! 親不孝な娘より
2007/05/13
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あぁぁあぁぁぁ!!!!! 頼むからさぁ、ちゃんと伝えようよ、伝達事項は。前回、私の苗字を間違えた書類を受け取ったお話のつづき… 先週大雨の中、ローマの中央移民局に行った時には、警察から知らされていた受付時間が、30分早まっていた為に無駄足を踏んでしまい、本日出直し。 先週、何故間に合わなかったかと言うと…Municipio(区役所)に、Autentiche di Copia(コピー証明=つまり書類が1通しかく、何件かにわたって必要な場合、コピーが同じ効力を持つ、と言う証明)をもらいに行ったのだが、何せ連休の合間の平日…番号を取る機械の上に、張り紙が… “本日病欠の職員が多数いる為、少人数での対応になり、100番までしか受け付けられません” 私が区役所に着いたのは、8時35分、受付開始時間5分後。そして、私が取った番号は、54番…話を聞くと、この連休の合間、休みを取って長い連休にしている職員が多いらしく、何度もチャレンジしている人々が、役所が始まる30分前の8時には、門の前に長い列を作っているという…。外国人にだけではなく、“イタリア人にも優しい”お役所… 待てど暮らせど、順番は来ない…8つある窓口は、3つしか開いていない。しかも、9時半になって、ひとつの窓口のガラスに、張り紙をして席を立つ職員…“労働者保護の法律に則り、15分休憩”…権利の主張だけはしっかりする人たち。結局2時間待たされたあげく、さらに喧嘩をして勝ち取ったコピー証明を持って、いざ中央移民局へ… 果たして、土砂降りの中バスを乗り換え、1時間近く掛けてたどり着いた中央移民局は…静まり返ってた…そう、最初に書いた通り、私が着いた10分前に閉まっていたのだった。あぁぁぁ。 と、そんなことがあったので、連休も明けた月曜日の朝に、再度チャレンジ!っと、勇んで出かけたのだった… 思ったほどの混乱もなく、窓口はスムーズに進んでいるようだった。入り口で、女性職員が、一人ひとりに何をしに来たのかを確認し、番号を渡して待つよう指示していた。 私も笑顔で早速訪ねてみた。「先週、警察で滞在許可書を受け取ったのですが、苗字が間違っていたので、訂正して頂きたく参りました。」 少し冷たく言い放たれた答えは…「ココでは訂正は出来ないの。郵便局に行って、書類をもらって、郵送して!…警察は何も知らないよ。」 いくら丁重にそちら様のミスであることを主張しても、断固として受けてくれず…知り合い、の知り合い、の…と、即効電話を掛け捲り、得た結果は、同じく結局直接受付ないから、郵便で…との事。 諦めて、素直にバス停に向かう…。帰る途中、書類を貰うために郵便局に寄る。がぁ、予想通り、その郵便局にはなかった!ので、もうひとつの郵便局に行く…。待ちに待った30分、無事に?受け取り…家路に着く。 ちなみにこれが、滞在許可書申請キット。郵便局に置いてあるので、頂きに行きましょう。…ってそれからが難しいんだけどね、記入するのに。しかもお金が結構掛かるみたいです…。 はぁ…くたくたこれぞ、Never Ending Story!まだまだつづくよ、どこまでも…
2007/05/07
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って、怒りの文章を書いた後、ベランダに出てみて気が付いた…ペペロンチーノ(唐辛子)が、可憐な花をつけてました♪たった1.5cmの小さな花ですが、この後なる実は、辛いどぉ!こころ安らぐひと時…
2007/05/07
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うぅぅぅぅ… ミラノサローネのお話はちょいと中断…。 イタリアの滞在許可書事情をご存知の方は、お分かりいただける毎度の話(苦笑) ローマでは、(←各都市でシステムが多少違うので、この様に書きます。)それぞれの地区のCommissariato della Polizia(警察署:内務省管轄)に、Ufficio Immigrazione(移民局)の分署の様なものがあり、そこに窓口がある。(以前は受付もそこで行われていたが、現在、郵便局からUfficio Immigrazione宛てに、郵便局備え付けの書類と他必要書類を、郵送するシステムに変更されたので、出すのに並ぶ必要はなくなった…が、逆に我々には面倒になったと言う話もある。) 私の住む地区の警察署は、新興住宅地にあるために比較的新しい事もあって、妙に?オンライン化されている。出来上がったかどうかを、いちいち確認しに行かずとも、Questura(クエストゥーラ)のHP(注・このリンクはローマのです。他の街を見たい方はココからどうぞ)に行けば、リストを見ることが出来る。 昨日の夕方、諦め気分でこのHPをチェック…見つけたっ!待ちに待った、本書が手に入るっ!と喜び勇んで今朝警察署へと向かった!!! ところが、ドジな私…途中でパスポートを持っていないことに気づき、引き返す。ま、そんなことは、受け取れる嬉しさの余り、全く気にならない(笑) 家を出直して…バスに30分乗り、はるばる来たぜ、警察署!窓口は、以前のような混乱は全くない。しかし、受け付ける警察官が“ひとり”のために、質問や、分からず困り果てている人たちで、列が出来ていた。私は勿論!満面の笑みを湛えて、待つこと20分!半券と前回の滞在許可書を渡しながら、 「受け取りに来ました!」 受け付けた警察官は、いつもの通り、目も合わせず、愛想が悪い。「リストに番号、あったの?」笑顔で、ハイ!と返事をするなり、渋々私の書類に目を通す。そこで態度豹変!そう、こいつは日本人と分かると、妙に優しくなる…いつもそうだ。理由は、彼曰く、ちゃんとしてるから…って人によるだろ。…それはともかく、何故?最初ぶっきら棒だった?それは、私が日本人に見られることが少ないのから(笑) 暫くPCを眺めながら、他の人の質問に答えたりしていたが、一区切りつくと、席を外した。(よしよし、書類を探しに行ったな!)嬉しさがイライラを超えている余裕の状態(笑)書類を片手に、戻ってきたっ!!!が、少し困ったような顔をして、私の名前(普通は苗字を呼ぶが…)を呼びながら、「残念な知らせだよ…」え?ま、まさか…。「君の許可書、せっかく出来たけど、もう期限切れてるよ!」…「…というのは冗談!」って、テメぇ!シャレにならんのじゃぁぁぁあぁぁぁ!(おっと、失礼っ)「はい!ここにサインして…ところで、君はこの地区にいる日本人で一番美人だね。」…余計な話はいらんのじゃ!!!と無視を決め込む。「彼氏いるの?」…確実にセクハラで訴えられるぞ、日本なら! と、“イタリア男”の言葉の攻撃は続くのだが、最後にかなり気になることを言われた。「実はね、残念な知らせって、ホントはね…苗字が違ってるんだよ。」はぁぁぁぁぁぁ?????「…ど、どうしろって?私のせいじゃないよね。ま、あなたのせいでもないけど…」「うん、だから、中央移民局に月曜日に行って事情を説明して変えてもらって。」…とほほ。それどこにあるか、知ってる?遠いよね、かなり。すごく人が並んでるよね。早朝から並ぶの、また…? 半券には正しく記載されていたのに…何の意味があって、コンピュータを使っているんだよ。ま、機械があっても、使うのはいつものお役所にいるイタリア人、だもんなぁ…という訳で、まだ、まだ、つづく…
2007/04/27
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今日は旗日(日の丸じゃないか…) Anniversario della Liberazione d'Italia(イタリア開放記念日)です。夕立があったけど、割と静かな祝日…って言っても、我が家の周りだけ?Centro(中心地)は観光客でごった返してるでしょ…。丁度日本のGWのように、間2~3日休みを取って連休にして、旅行に行く人が多いんです。ちなみに、イタリアはもし日曜日が祝日になっても、振り替え休日はありません。 さて、ミラノサローネの第2弾。 Salone Internazionale del Mobile(家具部門)に話を移しましょう。 この展示会のメインでもありますが、Classico(クラシック)、Design(デザイン)、Moderno(モダン)というカテゴリーに分かれており、20あるパビリオンの14つに各メーカーのブースがあります。 有名どころは勿論派手にやってますが、小さな会社が結構面白かったりするんです。私が気に入ったのは、ここ数年イタリア進出を図ろうと頑張っている、スペインの会社。 国を挙げてSIDIという組織で乱入?本人たちは、イタリアに追いつけ追い越せ!と言ってますが…何せイタリアは色んな意味で保守的なので、デザイン的には超え始めてるんじゃないでしょうかねぇ。 この写真は、B.D BARCELONA DESIGN。結構奇抜なことしてくれるので楽しいです。 そして、そして…私が今回発見した中で、最高に嬉しかった?のが…このキンキラキンのバロックゴージャス系のメーカー!最近流行のクラシックなフォルムに、モダンな彩色…っ!その名も…OSCAR(オスカル)!あぁん!美しい線を作り出すデザイナーも、会社の代表も…ね、きっと♪(ちなみに、イタリアでは、“ベルばら”のタイトルは“Lady Oscar”です。)日本にはまだ入ってないのかしらねぇ。興味のある方は、HPをどうぞ。 明日はFuori Salone(展示会場外の展示)でも…
2007/04/25
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ただいまぁ~っ!ミラノから帰ってきました。Salone del Mobile(サローネ・デル・モービレ)は家具部門の名前、全体をイタリアではi saloni(イ・サローニ)。開催期間中のミラノは、華やかですなぁ。 去年行くことが出来なかったので、今年始めてみる展示会場、Fiera Milano RHO(フィエラ・ミラノ)。 実はちょいと他のルートを使って会場に着く。地下鉄Metro LineaRossa(ライン赤)に乗らず、国鉄FSに乗り、RHOの駅に着く。駅を出たけれど、人気がない…そんなはずはない。通りがかりのオジサマに聞けば、「あぁ、展示会場は郊外にあるからね…駅の反対側に行って、バスがあるかどうか聞いてみな。」走って反対側に出ると、バスがいたっ!乗り込んでチケットを出して刻印しようとしたら、「ここはミラノと違う街だから、それは使えないよ。」と、チケットを1.50ユーロで買わされる…仕方ないさ。駅からの道は、渋滞もなく、15分強で到着! まぁ、でかいこと、でかいこと!入場券を買うのに、Pressや招待客でない一般人用の券買所を探すのに一苦労… そしてたどり着いた窓口で驚くっ!この、この一枚のために…18Euro…っ!約2,900円!またしても、仕方がない…とする。年に一度のことですから…と何人の人が同じ思いをしているのかしら? 勿論、一日で見られる大きさじゃないことは、覚悟していた。会場案内図を見ながら、どこから攻めるか…しばしの時間、考える。 よし!先ずは一番奥のEUROLUCE(エウロ・ルーチェ)から! 私の個人的な感想としては…色々彩!状態で、目がチカチカ。ネオン管とかでの色つきが多かった。そして、なぜか?なぜか?巨大化されたデスクランプが所々で目に付いたっけ。 この写真、私が加工したわけじゃないんですよ。本当に。展示会場以外でも、Shopや家具のショールームでも見ました。…どんな流行なんだろうか? 所々に、デザイナーの作ったものがあったが、逆にこれらは形もものすごくシンプルで、白とステンレス。ひどく主張せず、でもよく見ると面白い形をしてる…といった感じのもの。好感が持てる。 もうひとつのテーマとしては、省エネルギー。電球自体の省エネ型から、形によって光の出方を考えたものなどなど…ただ、やはり“ゴージャス”な展示会場では、意外と地味なテーマだったかもしれない。 …これは展示会場で私が見た内容の半分位。明日、また続きを書くことにして…
2007/04/24
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いやぁ、取り敢えずのところ…終わったよぉなおちゃんには朝までつきあわせちゃって…なおみちゃんには、ご飯を作ってもらって…なんだか、本当に私って幸せ者っ! ところで…昨日、夕方4時半過ぎのこと仕事をしていた私の机が窓と反対側にあり、背を向けている状態だけど、外がまだ明るい状態なのは分かっていた。 が、突然聞きなれない“バァタバタバタバタっ!”という音がっその時、なおみちゃんが部屋からベランダに出て大騒ぎ!「たいへぇん!嵐!嵐よ!♪あぁらし!あぁらし!♪」それはそれは不思議な光景…お天気雨ならぬ、お天気雹!↓こんなのが振ってきてたんです!左の写真はその時だけど、明るいでしょ。ところが、こんな凶器のようなものがすごい勢いで、しかも恐ろしい数振ってくる…!!!お陰でパンジーの花が大分切られたわ… さて気を取り直して…明日から久しぶりのMilanoです!建築インテリア業界で知らない人はいない、Saline del Mobile(サローネ・デル・モービレ)というヨーロッパ中、いや今や世界中から集まってくる大イベントが毎年4月にあるんです。 去年は仕事で時間が作れなくて行かれなかったので、新しい展示会場FIERA MILANOも楽しみの一つです。それと、Milanoの友達に会って…! では、またMilano報告でも…いってきます!
2007/04/18
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あぁぁ、ここ3日、パンダたぬきができない…っ嬉しい悲鳴っ!なのですが、お仕事で満腹…っ!ご飯は、同居人のなおみちゃんが作ってくれると食べる、状態。…ありがとうね、ホントに感謝してます。ちなみに今日の夕飯は、彼女が作っておいてくれた、炊き込みご飯の今週はとにかくがんばるのだぁ午後は、クリーニング屋さんをやっているMonicaが、お休みを取っているので店番。夜、夜中と午前中は、MIXI友でもあるなおちゃんのお仕事!徹夜覚悟なのだぁ…きっとなおちゃんもがんばってるんだから。
2007/04/10
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本日のお仕事、用事を済ませて家に帰る途中… この時期、夕立が多いのですが、今日も降られた。バス停でバスを待っていると…うぅぅぅん♪いいに・お・いっ!花粉症が止まったばかりの鼻は、ちゃんと機能していて、安心 ;-) ローマは、歩道の上に突然店がある。それは、雑誌の売店から始まり、花屋、日用品屋、文具屋などなど…私の鼻をくすぐったいいにおいの出所は、パン屋さん! 勿論家の近くにもパン屋はあるけれど、何が違うか…“PANE COTTO A LEGNO”(パーネ・コット・ア・レーニョ)と書いてあるのがポイント!電気のオーブンではなく、木を焚いた釜焼きのパンなのです。 ↑これがPANE=パン ↑こっちはPIZZA BIANCA(ピッツァ・ビアンカ) パンは、直径30cm以上あって、欲しいだけ切ってもらって量り売り。ローマのパンは、塩味があり、外はしっかり硬く、中は柔らかい♪割と重めです。イタリアは地方によって、パンも全く違うんですよぉ。 そして左側のPIZZA BIANCA(ピッツァ・ビアンカ)。ピッツァの生地で焼いたパンのようなもの。何ものっていませんが、味があるんだなぁ~っ!これを半分に割って、間に生ハムやチーズなどを入れて、サンドイッチのようにしてあるものを、Barで食べることも出来ます。ここのは分厚いけれど、もう少し薄く焼くところが多いです。 家に帰って、再度オーブンに入れて暖めると…あぁぁ、美味い美味い!幸せのひと時…!思った以上においしかった!また買いにいこぉ。 ≪お買い上げっ!≫ Largo PrenesteにあるPanificioにて PANE半分とPIZZA BIANCA合わせて約1kgで、1.67ユーロ(約260円)でした。
2007/04/05
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本当は、お月様の関係で、この週末にやった方がよかったのだけど… 春になったことだし、ちょいと模様替え。我が家には、南に向かって大きなバルコニーがあるのですが、居間から見える側を花たちが飾り、寝室から見えるほうは…まやから預かっている20を超える鉢で埋まってます…。右の写真はその半分くらい…カナ?大半がサボテンで、珍しい種類のものもあるのだとか。あとは、レモンの木と、イチジクの木が幅を利かせています。 今回の模様替えは、居間から見える側。つまり、花たちの植え替えです。今まで冬の間がんばって咲いていたパンジーが、終わりかけているのと、私が一番好きな花、Margherita(マルゲリータ…といってもピッツァじゃないよん=マーガレット)がどうしても欲しかった!そして、これから暑くなると発生するのは…?そうです、蚊!こいつらをなるべく寄せ付けないために、Geranio(ジェラーニオ=ゼラニウム)を植えなきゃっ! とまぁ、午後にVivaio(ヴィヴァイオ=園芸屋さん)へ行ったのですが、車がないのに、よくやるよなぁ…と我ながら感心。鉢と土を入れた大きな袋を4つ持って、バスを乗り継ぎ買って来ました! 暗くなりかけていたけど、何とか終わらせ、そして満月に合わせて肥料を!!そして、思いつきで、Prezzemolo(プレッツェーモロ=イタリアンパセリ)の種を蒔いてみました。これがうちの新入りさんです。少々月加減がずれたので、ちゃんと根付くか、芽が出るか心配ですが、これからが楽しみ…っ! ≪お買い上げっ!≫ Garden Nomentano(ガーデン・ノメンターノ)にて ・Margherita(マーガレット)1鉢 5Euro ・Gerani(ゼラニウム) 2鉢 4Euro ・Terra (土、お花用) 2袋 5Euro 合計 14Euro(約2200円)也!
2007/04/02
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イタリア…もとい!ローマに住んでいると、不便を不便と思わなくなり、気が付くと、とても原始的な生活をしていたり…何故かと言うと、何をするにも時間と手間が掛かるので、諦めてのんびり待っているしかないのです。そんなこんなしていたら、7月から更新をしていなくて…お恥ずかしいものです。言い訳は上に書いてみた通りです、ハイ(苦笑)「うそぉ、冬眠してたんでしょっ!」って声が聞こえてくるぅ…っ!という訳で、久々の再開です。どうぞこれからもよろしくお願いします♪
2007/04/01
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W杯準決勝イタリアVSドイツの日… 今更多くは語りませんっ(笑)私は仕事の後、まやたちと約束した場所、FAO(国連食糧農業機構)の階段へ向かった…午後8時半。 どこへ向かったかって???それは…CIRCO MASSIMO(チルコ・マッスィモ)ここは、かつて古代ローマ時代の競技場跡…今じゃ、ただの原っぱ?…と言ってしまうと元も子もないのだが…(苦笑)ここに大スクリーンを設けて、皆で応援しようって魂胆。これが試合開始直後の状態 そして時計は23時16分を回る…延長戦の時の状態…待つこと90分+18分?待たされましたね…今回も!最後の最後でさぁ…全く疲れる試合は止めようよぉ~っ! 最初のゴールが入った瞬間は、怒涛の雄叫びと砂埃、飛び跳ねて知らない人とも抱き合って喜び合う人々…もぉ、ぐっちゃぐちゃ!!私はサンダルの足を踏まれるは、左肩にエルボーを喰らうわ、かなり痛い目にあいましたよ…とほほ。 試合終了後、深夜の12時を過ぎてしまったので、深夜バスに乗るため、Piazza Venezia(ヴェネツィア広場)へと向かう。勿論徒歩!そこで目にした光景は… 暴動?と思える異常なテンション…雄叫び、合唱、フォン、クラクション、花火なんでもあり!正月よりたち悪い…。 仕舞いには来たバスの上に乗り、大騒ぎ!乗客も恐れをなして降りてしまい、運転手もエンジンを切り脱出。Carabinieri(軍警察)が車での15分くらいの間、無法地帯と化していました…。 結局家にたどり着いたのは、夜中の2時半を回ってました…。日曜日の決勝戦は、絶対に絶対にうちか誰かのうちで見る!って決めたもんね。危険だし家まで帰れないもの! 私だけではなく、イタリア政府も、日曜日の夕方からレストラン、バール等あらゆるお店でのアルコール類販売提供禁止を決定。この前のラグビー6カ国対抗のイタリアVSイングランド以来の出来事。中心地は全て車での進入不可、通行止め。それから、オペラなどの公演もおそらく中止。もしもご予定のあった方々…もう一度チェックしてみて!
2006/07/04
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先日の日記と同様、今日も“重要”なことが… さすがにW杯決勝リーグに入ると、気合がどんどん増していくものです。本日も当然のごとく、同様AgaはTVをお持込(笑)BossもDanyも気合十分!だってうちのBoss、ちゃんと試合時間までに事務所に帰って来るんだもん(笑) そして今日は他にもVale1とVale2が来ていて、イタリア人5人と、Anna、乗り気の全くないCarmineと私。 就業時間は10時~19時まで。それにもかかわらず、試合開始17時5分前になると…Bossが、「はぁい、今日の仕事は終わりぃ~っ!PC閉じて!帰りたい人はどうぞ、お帰りくださいな!」 …自分の国じゃない上に、全く興味のないAnnaに対してだけ言っていたのですよ…沈黙。そこでめげないAnna、「あ、いいの?じゃ、帰るわねっ!」って、けろっとしてとっっとと、帰ってったわ 私とCarmineは、仕事を続ける…でも私は集中できないのよ、「カンナヴァーロが…」って聞くと、ぴくっ!結局、前半は皆の反応を見ているのが面白くて、試合はちゃんと見てなかったかな? そしてハーフタイムになると…またもやBossの一言。「カーフィー?」そうなんです、うちのBoss、ちょっと英語風に言うのが好きでねぇこれを号令に、一同、Barへコーヒーを飲みに行く。 ちゃんと計ったかのように15分で帰ってきて、観戦続行。最後の最後まであまりにも決定打のないイタリアに罵声の嵐っ!仕舞いには、「Del Pieroが悪い!」「Tottiは?」 そして切り良く18時40分に私の仕事が片付いたので、私も参戦ちょうどTottiがチームを動かし始めて…運命のPK!その時Tottiの顔が映り、もう一人の私がささやいた…「入る…!」 うおぉぉぉぉぉっ近所中、建物中で歓声が上がる!って皆、TVの前かい?(笑) これでまた、うちの事務所の仕事中観戦はつづく…
2006/06/26
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同じ日に、イタリア戦と日本戦が…っ! ここイタリアは、地上波では一日1試合しか生放送で見せてくれない。ということは勿論本日の放送される試合は、イタリア対チェコ。しかし試合開始時間は現地時間と同じ午後4時。仕事中ですなぁ…さて、どうする??? 答えは簡単っ! 家からTVを持ってきて仕事場で見ればいいっ! 我らがBossの許可を頂き、同僚AgaがTVを持参。彼らイタリア人3人は、TVに噛り付く。その横で、ヘッドフォンをして興味ナシのAnnaと、仕事中にありえない…状態のCarmine。 私?そりゃ、仕事しながら、時々見てましたわよ。勿論、2ゴール見逃さずにね。 面白いことに、試合中は電話が一つも掛かってこなかった…っ!15分ハーフタイムに少しあったが、試合終わるまで電話が鳴らなかったわぁ…皆んな見てたのかしら?(笑) 無事に、イタリア勝利!で試合が終わり、仕事も終え…次はCentro(中心地)のPUBへ走るっ!勿論目的は、NIPPON! 最初に行ったPUBは、アイリッシュPUBだから…ということ理由(よく分からんが…)に、見せてくれるのはオーストラリア戦。急遽別の場所を探す。 Ternimi(テルミニ)駅近くのホテル街にBarを見つける。場所柄か、ブラジル人より、日本人観光客も多くて、前回のように寂しい思いをしなくて済みそう? なんとなく集まった友達は、日本人かけちゃん、ブラジル人Ary、イタリア人Diegoとまや、その同居人日本男子、その友達韓国人男子という不思議なメンバー。それぞれの思いを胸に試合開始! 前半はかなり日本人が盛り上がっていたのだが、ブラジルの1点目が入ると、ブラジル人のおじ様がかなり陽気になり、ビールを頼む度に、隣の日本人に乾杯を要求!なんだか居酒屋のよう…なんて思いながら、見ていて気がつく。…日本選手の何かが切れた!それと同時に私のかなでもテンションが下がっていく…。 横で盛り上げようとしているまやが一言、「何で日本人は最後まで応援しないの?最後まで諦めちゃダメだよ!」そう見えるかもしれない…でも、勝ちなれていない日本、選手の気迫が感じられない…。最後までNAKATAとINAMOTOの応援はしてたけどね。 しかし、ブラジルはやはり別もの…。怪物の集まり??こんなに心地よい、リズムのある、流れの切れない、芸術的な試合を見たのは、生まれて初めてである。勿論彼らに色んな意味で余裕があったからだと思うが、これを感じられただけでも、見た価値があるかもしれない。実際同じピッチに立っていた選手たちは、何を感じたのだろうか…
2006/06/22
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待ちに待った、花が咲きました! まやのオランダ土産の球根を4月の頭に植えて…待つこと2ヶ月ちょっと。とうとう咲きました! でも…なんていうお花か、名前が分からないんです…覚えてないんだくれた本人が…っ!どうかご存知の方、教えてくださいませっ!!
2006/06/18
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今日の日本対クロアチア戦を前に… こちらヨーロッパ時間昼間の3時からの試合…しかもSKY(衛星放送)以外の放送はなし!ということはどこかのPUBに見に行かなければならないっ!しかし…Architetto(建築家)のEsame di Stato(国家試験)を来週の火曜日に受けるCarmineが、うちに図面台を借りに来る…と言いつつ、待つこと2時間! せっかくのまみちゃんの観戦のお誘いを受けられなくなった…と分かったと同時に、「どうせなら、日本食でも作って…っ!」 先日、MetroA(地下鉄A線)のManzoni(マンゾーニ、現在工事のため閉鎖中!)の近くにある、韓★日 食品(Via Carlo Emanuele I,36a/b)というお店で入手した、お稲荷さん用のあげさんを開けて、作ってみましたっ! 中は、酢飯に酢漬けの野菜(ニンジンとセロリ、パプリカの千切り)といりゴマ。意外と旨かった…っ!とは、自画自賛(苦笑) ま…この変な応援の効果も少なく、引き分け。実際試合を見ることが出来なかったので、どんな戦いをしていたか分からない分、なんとも言えませんが…負けはしなかった、ということで…!んん!でも悔しいなぁっ!
2006/06/18
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授業内容は、占星学ではなく、タロットなのですが… 変わりものVEGAの授業は、オーストリア人心理学者だけあって、所謂怪しそうな“占い”といった角度ではない切り口で話をしてくれるので、とても面白い。それはある意味、彼なりの解釈がとても“占い”からは、程遠いからである。 今日の話は、Arcani Maggiori(大アルカナ)の22枚について。先ずは、占星学的視点も含めて、構成のされ方を説明。そしていつものように話は脱線していく…これが聞きたくて、私は通っているようなもので(笑) この構成を説明する上で、人生について話し出した。「数字のない“Matto”(Fool)から、22番の“Mondo”(World)にたどり着くまで、二通りの筋道がある。それは男性的か女性的か…」ここで言う“男性的”“女性的”というのは、生物的な意味合いは全くない。肉体ではなく、「人は皆、男性と女性を持ち合わせている」という前提に、「“Esistere”存在し、“Vegetare”生息し、“Vivere”生きていて、ヒトと動物の違いは、“Coscientemente”自覚的かどうか…」として一言、まるで独り言のようにVEGAは言う…「ま、どれだけの人が、自分が男性として生きよう、女性として生きよう、って選択してるか分からないけどね…」「自分が選ぶ…?」と、ふと疑問に思い…そんなことは自分で選ぶことだなんて、生まれてこの方思いもしなかった。確かに、世の中がある意味解放され、男性でなくては!女性でないと!という概念が薄まり、さらに曖昧になってきてる中で、私はどう生きてきたのか…と考えてみた。 昔は、もっと(生物学でいう)女性、男性それぞれの生き方が、選択の余地がなかった分、明確であった。そういう社会では、自分で選択するというよりは、社会に選択させられてきたと思うし、また他に、無意識の中で、もしかすると生物的本能によって、選択してきていたかもしれない。 しかし、私自身の人生を振り返ってみると、どうもどちらも起こらなかった気がする。というのも、思春期は女子校に通い、女性として目覚めるべき時を、逆に男性がいなかった分、自分が女性として自覚せずにのびのびと(苦笑)過ごし、その後やや?特殊な環境である美大を経て、社会に出る。勿論彼氏がいなかったわけではない。でも彼らとの関係を考えると、私が子供だったか、相手が子供だったか…男と女の対等な関係ではなかった様に思う。ある意味自己満足の恋愛しかしてこなかったのかもしれない。 そして今になってみて気がつくのだ…女性として生きよう!と意識的にも無意識にも思わなかった分、こうして一人でのらりくらいとどっちつかずな生き方をしているのかもしれない、と。 …自分のことが少しずつ分かってくると、人と比べなくていいんじゃない?と気持ちが楽になり、良い意味で開き直れる気がする。この先、子孫繁栄という視点から人生を考えた場合、生物的男性が必要となるし、そうでなくてもパートナーは欲しいとも思うが、もう少し、自分を見つめて、自分が何を欲しいと思うか?どうなりたいか?を明確にしてからにしたいなぁ…。でも、ここイタリアでは、ハッキリしていないとパートナーは見つけ辛いような…??以前まやにも言われたっけ…「異性を口説きたいなら、ダンスを踊らなきゃダメだよ。鳥や昆虫、他の生き物もそうするんだから、人間だって同じだよ!」(あなたは踊りすぎです、苦笑) いつになったら女性としての自覚を欲するのかしら、わたくし?!(笑)
2006/06/14
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たまには散歩するのもいいね。 今日は…午前中あんまり天気が良くなくて、しかも雨も降ったりして。でも、家で掃除するのにも飽きてきた(苦笑)ので、ちょっくら外出。 先日まで花粉症に悩まされ、ついには発熱までするという大惨事っ!今年のプラタナスのワタワタ花粉には参りましたっ!そんなことじゃぁ、外出もままならず、痒い涙目を擦りながら、鼻が垂れていないか?クシャミを止められないか?!と心配して歩くのが、精一杯っ!!!こうしてひとつ見落としていたことがあったのです…花盛りのローマを!←これは、匂いも芳しい、ジャスミンの花。可憐な白い花を沢山つけて、地味だけど華やかにフェンスを飾っています。実は私も自分ちのベランダに欲しいのよねぇ。 ↓これは我が家のすぐ近くの公園。やしの木の元には、 満開のバラ! そして…このナゾの花??? 朝顔のバケモノみたいで、30cm位の長さ。こんだけ垂れ下がってると、かなり不気味…っ!どなたかこの花をつける木の名前をご存知の方!ご一報くださいな♪ ところでこの前新聞で、スペイン広場の階段に毎年5月になると飾られる沢山のツツジの鉢が、なななんと盗まれたという話…読んで驚いてる私っ!…ありえないっ!
2006/06/10
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なかなかうまくいかないこと、あるよねぇ。 この1ヶ月、いろんなことが起きて、浮き沈み…でもこんなことでは、もったいないのです。 取りあえず“生きてるよぉ~っ!”のお知らせ(笑)勿論色々と話したいことあるので、夜に更新しますね♪ それから皆さんのところにもお邪魔します♪今日は日曜日!天気がとっても良いわけではないけど、お洗濯、お掃除、テラスで植物のお手入れ…なんて事やってます。 では、後でね
2006/06/04
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酷いよなぁ… イタリアは、お昼休み時間(午後1時頃から4時半頃まで)、夜8時以降と日曜日に開いているお店を見つけるのが、なんとも難しいんです…。休む権利がある!と言わんばかりに、客のことを考えていたりはしないのが普通(苦笑)。特にCentro(チェントロ)といわれる中心地以外の住宅地にあるお店は、きちんとお休みします、ハイ。 犬も歩けば…じゃないけれど、Bar(バール=喫茶店)とTabaccaio(タバッカイオ=タバコ屋)は、いたる所で見ることが出来るのだが… ←これがTabaccaioの看板。 塩をタバコ…ってところが、なんとも専売公社と言う名で習った私としては懐かしい感じもあるんだけど…(歳か…?苦笑) Fumatore(フマトーレ=喫煙者)の私としては、夜や日曜にタバコを切らすと、手に入れずらいので、余計にのみたくなる…っ!しかし平和な日本のように、道端に自販機があるわけではない。 この看板を探して、“24ore”(24時間)と書いてあることを確認する…そうすると看板の下には…檻の中の自販機…っ! 犯罪防止なのだが、また使い難いったらありゃしない。欲しいタバコが品切ってことが多々あることは当たり前。受けてくれるお金は、札だけ!なんて書いていながら“つり銭は2ユーロまで”なんて意地悪なこともいうヤツもいる。 仕方なく5ユーロ札を差込み…って、これにも一苦労!べぇ~って戻してくる。何度も何度も入れ直して、やっとの思いで欲しいタバコのボタンを押すが、うんともすんとも返事がない…つまり売り切れ。仕方なく20セント高い他のタバコのボタンを押して、出てくるのを待つ。 ブツは出てきたので、手を網の間から取り出し口に入れて受け取る…が、1ユーロ60セントのお釣りが帰ってくる様子がない…。恐る恐る上にある大きなボタンを押してみる。ガチャン、ガチャン!って機械は動いている様子はあるが、肝心のお金が出てこないっ!…あぁぁ、また食われたっ!一箱3.40ユーロのタバコが5ユーロもするなんて…っ!
2006/05/08
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ローマにいるのに、体感しないなんて…っ! 散歩仲間のSちゃんと今回行ったところは…Palazzo del Quirinale(クイリナーレ宮殿)5月3日から13日まで特別公開している、とバスの後ろに広告が出ていて、早速参上!時期はまちまちだが、日曜日の午前中に一部公開(日時要確認!)しているのとは別に、今回は大々的に特別公開!なんていう位だから、期待大♪ 宮殿の前には数十人の列が出来ている…入り口の前に“公開時間 10:00~15:00、16:00~19:00”とある。我々が着いたのが15時半を少し回った頃。列に加わり、痛い日差しの中少しの我慢! 16時をとっくに過ぎ、さすがイタリア…時間にはルーズねぇ、などと話していると、16時半を回った頃辺りが騒がしくなる…ヘリコプター到着、パトカー先導の車が何台か宮殿に入っていく…。私たちの前に並んでいたイタリア人の男の子が、独り言の割には大きなはっきりとした声でつぶやく。「大統領のお帰りだ…」 そう、このPalazzo del Quirinale(クイリナーレ宮殿)は、現在は大統領官邸として利用されているんです。写真の3つの旗のうち、手前の正方形の旗が掲げてあれば、チャンピ大統領在邸ってこと。 結局列が動き出し、我々が足を踏み入れたのは…17時の教会の鐘はとっくに鳴り、さらに30分は過ぎた頃。仕方ない…!? この宮殿の歴史は長い… ローマの7つの丘の中で一番高い丘であるQuirinale(クイリナーレ)の丘の名前の由来を辿ってみれば分かる。紀元前4世紀、この丘の上には、Quirino(クイリヌス)の神を祭る神殿とSalute(サルーテ)女神の神殿があった。その後、ローマ皇帝や貴族により改築を繰り返され、様々な用途に利用される。1500年代に入り、ローマ教皇の手に渡り、さらに大々的な改築、修復が始まり、その後300年近くローマ教皇の離宮として利用されていく。 1800年代後半には、Savoia(サヴォイア)王家の物となり、内装をルイ15世スタイル、つまりネオロココ様式に変えてしまったのだ。 偶然なのだが、その当時はやった、シルクの壁紙を修復しようと壁から剥がしてみたら…なんとその下から、16~17世紀の壁画が出てきたのだ!これだからローマの建物は面白いっ! この発見と修復の成果をこの10日間、特別公開しているんです。 この期間、ローマにいる方は、必見ですぞ!
2006/05/03
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今回の復活?のキッカケとなったのが…久々の旅行!大好きな海!なんです。 お恥ずかしい話ですが…人間、心と体と現実とのバランスを失うと…何して生きてんだろ?なんて考え出す始末。…ああぁぁ!もう限界!ローマから出るっ!と決めたのは、出発の5日前。4月25日のイタリア解放記念日を使った連休で、3泊4日の旅! 果たして、南に向かう…海、海が見たい! イタリアはブーツの形をしていると言われますが、そのカカトの部分に当たるPUGLIA(プーリア)州の、さらに先っぽ、SALENTO(サレント)地方へ。三方を海に囲まれ、山や平原と自然がいっぱい、旨いもんがいっぱい! SALENTOの中心都市は、LECCE(レッチェ)。ローマからEuroStarで6時間半。一応サッカーチームがセリエAにいたので、ご存知の方も…。ここからさらに電車で1時間ちょっと南東に下ると、GALLIPOLI(ガッリーポリ)というイオニア海沿岸の古代ギリシャ人が作った街に着く。…そこで見た海(写真上)。 ご、ご覧になって! これがSALENTOの海の色!この海は、GALLIPOLIと反対側のアドリア海岸のTORRE DELL'ORSO(トーレ・デッロルソ)の海。どこでもこの色で透明な海と出会える美しい地方。太陽がさらに強く差すと、さらに輝くの! 4日間とも天気がよく、太陽は心地よく肌に痛くて…でも水はまだ冷たいので、さすがに入ることはしなかったが、そばで波の音を聞いているだけでいいのだ…。健康だけは人一倍のまやは、ジョギングの後だからと海に飛び込んで、凍えたそうな…。 旅行の落ちとしては、最終日前夜から発熱を伴うウイルス性の胃腸炎に罹り、友達Toninoとまやを心配させる始末…。お陰で、ウニを食べ損ねたっ!(苦笑)それどころか、勿論1日で治るはずもなく、ベッドの中で過ごす為仕事を3日休み…ご迷惑をおかけしてしまい、ごめんなさい!事務所の皆さまぁ! 詳しいSALENTO情報は、フリーページを作りますので(って言っても、パンダたぬきな私だからねぇ~っ!)少々お待ちをぉ。今年の夏のヴァカンスの候補のひとつにしてみてはいかが?
2006/04/30
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…こんなに穴あけるヤツなんて、いないだろうなぁ。 本当にご無沙汰のご無沙汰、お許しくださいっ!皆さま、いかがお過ごしですか? 一度キッカケを失うと、いつか、いつか、いつか…と、気がついたら、思いっきりが悪く、カッコ悪く、コッ恥ずかしく…生活が上手くいかないと、中々他に力を注ぐことも出来ず…こうして、うおな私は時を過ごしてしまった…(年始の目標はなんだったんだぁ~っ!涙)しかし、せっかく始めたBLOG、再開するっ!って、心機一転!だって、毎日が吉日だもんっ!ね♪これから宜しくお願いしますっ!
2006/04/30
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ちょっと待ったっ!(笑)今、輝音姉との会話の中で、大変なことを発見!産み分けには、仕込みからみて決めないと!…だそうです。まだ未熟者でした、わたくし。なので、お子様をつくる前の段階の方は、オトコかオンナかを産み分ける為の日を占えるそうです。取り急ぎ、修正いたします!
2006/01/16
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