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1876年(明治9年)8月14日に上記の開校式が行われた。最初に北海道開拓長官 黒田清隆氏の開学挨拶とクラーク博士の紹介があり、続いてクラーク氏が演壇に上がった。マサチューセッツ州農科大学の学長のままで、札幌農学校の教頭に招かれた当時50歳の俊逸である。当時北海道の人口は10万人で、札幌の人口は2600余人で学校の周囲は草原であった。そのようなところで開講講演したクラーク氏の講演要旨は以下の通りであった。この札幌に最初の教育機関を組織せんがために招かれた吾人は、その崇高なる職務について熱心にその本分を尽くさんと決意している者である。封建制度から解き放たれ真に自由になった学生諸君の胸中には自ら高遠なる大望(Lofty anbition)が喚起されているであろうと信じて疑わぬ。青年紳士(Young gentlemen) 諸君、克く勤勉、努力して信頼を勝ち得て、社会的にも最高の地位を勝ち得んがために奮闘してもらいたい。と訓示し、健康や日常生活上の注意についても言及して向学、向上意欲を鼓舞した。クラーク氏の在任期間はわずか8か月であったがその教えを受けた内村鑑三、新渡戸稲造、佐藤昌介氏など日本を牽引する人物が陸続と育ったのである。前に書いたBoys be anbitious! や今回のLofty anbition,Gentlemen等生徒を心から信頼して全力で激励すれば生徒は発奮して大きく成長するものだなと思った。
2023.10.31
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クラーク先生詳伝(逢坂信忢著)を読んでいる。札幌農学校(後に北海道大学)の初代教頭のW.Sクラーク博士についての516ページに及ぶ詳しい伝記である。クラーク先生は50歳の時来日したが日本に来る途中でハワイに立ち寄ってきた。それは先生の奥さんがハワイで生まれ父上はハワイの宣教師だったからとのことだが、その父上がマサチューセッツ州プレーンフィールド生まれであったことが著者の逢坂さんにとって特別な関心事だったとのことである。そこは今なお人口8千未満の小さな田舎町だがそこでかの有名な詩人ブライアントの不朽の名作「水鳥に寄する」が詠われた所だからとのことである。ブライアントはその時若干21歳、すでに弁護士資格をとり、どこで開業するか考えていたがこの田舎町プレーンフィールドはどうかと思って12月の寒い日に下調べのために訪ねた夕暮れ、一羽の水鳥が飛んでいるのを見てこの詩を詠んだとのことである。著者がこの詩に筆舌に尽くしがたい感化を受けたとのことなので、どんな詩なのかと思って調べたので以下に掲載する。 水鳥に寄するああ水鳥よ、君はどこへ行くのか。冬の嵐が吹き荒れる中、君はどこへ行くのか。夜が明ける前に、どこかに避難する場所をみつけたのか。君はどこへいくのか。ああ水鳥よ、君はどこへ行くのか。遠い北極星が輝く中、君はどこへ行くのか。ああ君が飛ぶ空は、どんなに広く、どんなに青いことだろう。君はどこへ行くのか。ああ水鳥よ、君はどこへ行くのか。季節が変わり、夏が去り、君はどこへいくのか。子供たちが遊ぶ川岸で、君は休息をとる場所を見つけたのか。君はどこへ行くのか。著者がはかり知れない感化を受けた詩とのことだが、感じ方はそれぞれその人の置かれた状況や体調などによって異なると思う。私も時々鳥が飛んでいるのを見かけるがあまり深く考えたことはなかった。これからはブライアントのようにどこに飛んでいくのかな?等考えて(想像)みようかなと思った。
2023.10.30
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昨日の日本シリーズ第一戦は日本一の投手山本を打ち砕いて阪神が8対ゼロで勝った。戦前の予想では恐らく世界一かも知れない絶対的エース山本から1点取るのは難しく、阪神の村上は昨年まで一勝もできなかった投手でこのような大舞台で力が発揮できるかは未知数で山本に軍配が上がるだろうとみられていた。ところが逆の結果になってしまった。阪神岡田監督のしたたかな采配が功を奏したのかもしれないし、オリックスの主砲杉本の欠場も大きかったかもしれないが、第1戦では総力で阪神が優っていたのだと思う。よく第2戦を勝った方が優勝するとも言われているが、阪神が山本を倒して第1戦を勝ったことはそのジンクスをも超えるほどの快挙である。いずれにしても今夜の第2戦の結果が大きな意味を持つと思われる。そのようなジンクスを覆したのが昨年のヤクルト対オリックスの日本シリーズだ。昨年10月23日から30日まで7戦が行われ今年と違って寒い、寒いシリーズだった。第1戦はヤクルトが5対3で勝ち、2戦は3対3で引き分け、3戦は7対1でヤクルトが勝ち3戦まではヤクルトの圧勝でほぼヤクルトが優勝するのではないかと思われた。ところが第4戦でオリックスが1対ゼロで勝った。それから流れがオリックスに回り、5戦が6/4,6戦が3/0,7戦が5/4でオリックスが4勝2敗1引き分けで日本一に輝いた。オリックスの底力に逆転負けしてヤクルトの高津監督は泣いていた。かならずこの雪辱を果たすと臨んだ今シーズンは辛うじて最下位を免れた5位で日本シリーズはずっと遠い所に行ってしまった。阪神は第1戦に大勝し、今夜の第2戦に勝つようなことになっても決して油断してはならない。昨年のヤクルトと同じ運命にならないように、3戦以後も気を引き締めて戦うべきである。26日(木曜日)にドラフト会議が行われた。指名された選手は喜びの涙にくれていたが、指名に漏れた何千、何万という選手の気持ちを思うと胸が苦しくなった。プロ野球選手を夢見て朝早くから夜遅くまで夢中で練習してきたがその夢は破れてしまったのだ。これから新しい目標を掲げて一般社会人として頑張っていくことになるが、かってプロ野球選手を夢見て死に物狂いで努力してきたことは、心の奥にしまい、ひそかな誇りにして頑張ってもらいたいと思う。
2023.10.29
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明治9年(1876)50歳 W.S.クラーク博士私は学部3年時への編入試験に合格して医学部に進学したがその時北海道大学と東北大学の両方に合格した。両大学とも国立の由緒ある大学だが私は北海道大学を選んだ。それは北大の前身、札幌農学校の初代教頭として赴任したクラーク先生が札幌を去るにあたって、生徒一人一人を激励した後、馬上からBoys be ambitious!と訓導して去って行った。それが農学校から北大になってからも校訓として続いており、その言葉に引き付けられていたのでその大学を選んだ次第である。その言葉は有形無形にその後の学生たちに刺激を与え、私も大きな目標を持って学び、卒業してからもその心意気をもって生きてきた。少年よ 大志を抱け!という言葉にはインパクトがあり、何度も挫けそうな心を立て直してもらった。ところがである。81歳を超えた頃から目標がなくなってしまった。クラーク博士も60歳で亡くなった。死を待つだけである。大志どころではなくなってしまった。周りを見回しても同級生の半数近くが亡くなり、たまに会うと「俺たちもいよいよ終わりだな」とか「これから何かをやろうという気は起きないよな」などの会話になる。長命の人が増えているがそれは自分で長生きしたくてではなく、自然に長く生きることになっただけで「こんなに長く生きて申し訳ない、早くお迎えに来てもらいたい」などと言っている高齢者が多い。最近ある人がブログに「長生きするには頭と体を鍛えないと損すると言いたい」と書いていて長生きを望んでおり、そのためには頭と体を鍛えなくてはいけないと言っていた。その方は今何歳なのか知らないが80歳過ぎなら、長生きを積極的に望んでおり、素晴らしいと思った。ご高齢の入院患者さんや周りのご高齢の方々と話をすると具体的な目標を持っている人は少なく、「自然の流れで枯れていくだけです」と思っている人が多い。頭と体を鍛えていこうと明確な目標を持って生きているのは老人の鏡だと思った。私はすでに少年(boy)ではなくなった。「少年よ 大志を抱け!」ではピンとこなくなった。まぎれもなく老人である。しかし老人が大志を抱いてはいけないという法律はない。私は今後、挫けそうになった時は、Older people be ambitious! を唱えて生きていこうと思った。
2023.10.27
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鉢植えのレモンが今年は一個しか実をつけなかった岸田政権が一人4万円の減税と所得税を納めていない低所得者に7万円給付する経済対策を打ち出した。一千兆円以上の財政赤字があり、少子化対策や防衛費増額をうちだしてその財源をどうするのかを協議している最中での減税とバラマキである。円安が進んでいるのは財政赤字が巨額で日本の円は信用できないところから起こっているのにその巨額の財政赤字をさらに膨らませて円を安くしようとしている指導者達の判断力の無さにあきれる。6兆円の税収増があったのでそれを分配するとのことだが財政赤字や少子化対策、福祉政策、人手不足などにお金はいくらあっても足りない。私は諸外国の人達も巨額の財政赤字を抱える日本を大変心配してくれているのに借金はそのままでバラまいている指導者に呆れていると思う。今は財政赤字をもっと減らして円を高くすることが最重要課題なのに選挙対策でばらまいている。信じられない気持ちだ。
2023.10.25
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季節外れだがブルースターが庭でひっそりと咲いていたので思わず日曜日10/22に写真をとった。日本医師会は生涯教育シリーズとして定期的に血液疾患とか精神疾患とか循環器疾患とかを特集して解説の単行本を刊行している。今回は「リハビリテーション診療の最新版」という326ページの豪華な本を送ってきた。最初にリハビリの原点や歴史が概説されており、続いてリハビリの対象疾患、治療法、地域リハビリテーション、災害リハビリテーション、難病やがんのリハビリテーション、など内容は非常に広範囲にわたっていた。1920年頃に肢体不自由児や結核療養所で運動リハビリが開始された。その後は傷痍軍人の骨折、切断後のリハビリが行われ、次第にポリオ、リュウマチ、脳卒中などのリハビリが行われるようになり、次第にその範囲は広がって今では国指定の難病や心疾患、呼吸器疾患、精神科疾患、がんなど、あらゆる分野でリハビリが行われるようになってきた。リハビリの目的は障害者を訓練したり教育したりすることによって能力の可能性の最高レベルに達するようにすることとされているが、一般的には骨折などで入院してきた患者さんについては、骨折以前の能力まで回復することを目標にリハビリを行っている。実際にリハビリを担当するのは国家資格である理学療法士(PT)、作業療法士(OT),言語聴覚士(ST)で一人の障害者にこれらのセラピストと看護師、医師、ソーシャルワーカーなどが加わってチームで治療していくことになる。例えば脳梗塞の患者さんが入院してきたらPTが麻痺側四肢の訓練と歩行練習などを行い、OTが塗り絵とか包丁の持ちかたとかトイレ動作指導などを行う。STは嚥下訓練や発生訓練などを行い、医師や看護師は体調管理を中心に行い、月に一回はスタッフ全員でカンファレンスを行ってリハビリの進行状況を確認しあって、今後の方針を立てていくことになる。私がリハビリ病院に勤務する以前は、リハビリなんて大したことはないと思っていたが、来てみたら大変重要な任務だということに気が付いた。脳卒中や転倒などで骨折した方々が早期に社会復帰できるよう、他のスタッフと協力して最大限の援助をしていきたいと思っている。
2023.10.24
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庭に咲いているハツユキカズラ私が入院中に私の受け持ち患者さん一人がなくなっていた。82歳男性で腰椎圧迫骨折のリハビリのために入院していたが、誤嚥性肺炎の発熱や認知症などのため十分なリハビリはできない状態であった。私が自分の入院当日の午前中回診した時は特別な異常はなかった。夜間看護師が回診した時に静かに息を引き取っていたとのことである。特別苦しまずに静かにこの世を去っていった。私が留守中だったが当日は少し食事も食べられるようになっていたとのことで驚きと残念の気持ちがあったが、事前に家族には肺の状態がかなり悪く、いつ亡くなるかもしれない話をしてあったし、本人が何の苦しみもなくあの世に行けたのは幸せだったのではないかなと思った。私たちの病院はリハビリ病院で骨折や脳梗塞などの患者さんの機能回復を目指して関わっているが、ご高齢の患者さんは骨折以前に認知症や心臓病、肺炎などを合併していることが多く、その元の病気で亡くなることもある。従ってリハビリだけでなく看取りもするのが我々の役目である。患者さんはご高齢の人が多い。私も高齢になってきたので受け持ち患者さんと自分でどちらが先に逝くか分からない状況になってきたが、命があり、患者さんのために尽くしたいという気持ちが残っている限りその日が来るまではベストを尽くして生きていきたいと思っている。
2023.10.23
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【中古】 法華経の智慧 第6巻—二十一世紀の宗教を語る価格:2,980円(税込、送料無料) (2023/10/21時点)楽天で購入今度の1週間の入院中3冊の本を読んだが最初に「法華経の智慧」第6巻を読んだ。法華経とは仏陀が晩年インドの霊鷲山で説いた内容を弟子たちが数百年かかって編纂したものと言われ紀元前50年から紀元後150年位の間に成立されたものと推察されている。多くの人によって多くの言語に翻訳されているが、日本では鳩摩羅什による漢訳「妙法蓮華経」が最も普及している。それは28品(章)から成っており、前半の14品を迹門、後半の14品を本門と呼んでいる。大乗仏教の代表的な経典で日本では聖徳太子の時代に仏教と共に伝来した。615年に聖徳太子が法華経の注釈書「法華義疏」を著したとされている。平安時代初期に最澄が唐に行って仏教を学び、帰国後比叡山延暦寺を建てて、法華経を基調とした天台宗を開いた。鎌倉時代には日蓮が現れ、日蓮宗を起こして「南無妙法蓮華経」と唱えて妙法蓮華経に帰命することによって凡夫の心中にも仏性が目覚めて、真の成仏が出来ると説いた。そのような背景の中で本書は書かれた。池田SGI会長と3人の弟子による座残会形式で法華経の解釈が纏められている。第6巻なので28品(章)ある中で1品から22品の解説は既に終了して、最後の6品についての解説でいわば完結品と言える。第23品の薬王菩薩本事品から28品の普賢菩薩勧発品についての詳しい解説があったが、各品について一々記すだけのページはないので、印象に残ったことを記させて頂く。最初の薬王菩薩本には「貪ってる人々の中にあって患いなく大いに楽しく生きよう。貪るから苦しみが生まれる。心の財を楽しんで積んで行こう」とか「この経はすなわちこれ閻浮提の人の病の良薬なり。もし人病あらんにこの経を聞くことを得ば、病すなわち消滅して不老不死ならん」などの教えがあった。普賢菩薩品では「普賢は行動する知性であり、人を救う知性の光で、それでこそ普賢菩薩である」との解説があった。本書の巻末に池田SGI会長が20歳の時、戸田第二代創価学会会長から第7回法華経講義を受けた時(1948年、昭和23年9月13日)の感想日記が掲載されていた。ああ、我、法華経の深遠偉大なるに驚嘆す人類を真に救い得る道は法華経にあらずや宇宙と生命の根源を覚悟せし法義全人類に最高の人格と幸福とを必ずや得さしめんと教示給いし根本原理我今真実の大道、しかして生命を自覚せり我、弱冠20にして最高に光栄ある青春の生き行く道を知る池田青年が法華経に触れていかに感動したかが伝わってきた。講義してくれた戸田先生の教え方や情熱が感受性の強い若者の心にダイレクトに入っていったものと思われた。私もこの機会にもっと法華経を学んでいきたいと思った。
2023.10.21
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昨年蓄膿の手術(右蝶形骨洞に孔を開ける手術)を受けたが孔が塞がってしまったということで再手術の為10/11に入院して、10/13日に全身麻酔で約2時間かかって手術して、本日10/18に退院してきた。術後しばらく鼻出血があったが今は殆ど出血はなく、明日から通常業務で出勤する予定である。術直後主治医から妻に手術が終わった旨電話があったとのことで妻がその時「また塞がることがあるでしょうか?」と聞いたら「その可能性が全くないわけではない」とのことだったとのことで妻は「もしまた塞がっても手術は大変だから手術しない方がいいね」と言ったので「私もそのつもりだ」と答えた。最初の手術の時も自覚症状は全くなかったが蝶形骨洞は目や脳に近い部だから手術しておいた方が良いかなと思って手術したが今度また同じように塞がってしまっても症状があるわけではないので手術はしないでおこうと思っている。今度は個室に入れてもらえたので手術から退院日まで時間があったので「法華経の智慧」と「自律神経失調症」を読み切り「こころは遺伝子でどこまで決まるのか」を半分読んだところで帰ってきた。いずれの本も益するところが大きかったので読後感をこのブログで紹介しようと思っている。
2023.10.18
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今自律神経失調症の治療の所を読んでいたら温泉の効果が書いてあったので紹介する。温泉の効果は三つあり、一つは温熱作用と水圧,浮力による機械的作用で疼痛の緩和や筋肉の緊張弛緩,末梢循環の促進に働く。二つ目は温泉に含まれる化学的作用で末梢自律神経や循環器,内分泌系を刺激する。三つめは自然の中でのストレス緩和作用があり自律神経失調症には特に有効とのことだった。私も温泉に行ってみたくなった。
2023.10.17
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最近は西洋の薬に混じって漢方薬を処方する医師が増えてきた。風邪の時の葛根湯、足のつれに対する芍薬甘草湯などは明らかな効果が自覚出来るので患者さんの方から希望されるので処方するがそれ以外では処方することは少ない。自分でも飲んで見たが大量の顆粒で飲みずらい。しかも食前に飲まなくてはならない。処方する側から患者さんを虚と実,陰と陽などと分別しなければならない。しかも効果があるのかすぐは判らない。しかし漢方をよく勉強すると心と体は一体であり病人を全体としてとらえ一部の症状も全体から見た不調和と考えて全体を治療するとのことである。西洋医学とは考え方が違うが必要な人には処方して行こうと思う
2023.10.16
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今パリ五輪代表選考マラソンで川内優輝選手が20km過ぎた地点でダントツトップを維持している!川内は埼玉県庁職員として何度もレースに出場して好成績を上げてきたがオリンピックには出場出来なかった。この試合で二位以内に入れば念願の代表選手になれる。現在36才2019年に市民ランナー🏃を卒業してマラソンに専念してきた。いま27km地点だがまだトップだ。後半疲れて次から次に抜かれて涙を飲む川内を見たくない。頑張れ✊川内!!オリンピック選手になることを願っている。
2023.10.15
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無事手術が終わりました。全身麻酔で今意識が戻りました。ありがとうございました。
2023.10.13
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午後2時入院だったが1時間前に行ってコロナの検査を受けてそれが陰性なのを確認してから入院になった。明日午後2時手術で今夜から明日朝8時までは水のみでその後は一切口にしてはいけないとのことだ。明日の手術の成功を祈るばかりである。
2023.10.12
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シュウメイギクいよいよ明日午前中仕事をして午後入院になる。本来は入院の前日、つまり本日の12時にコロナ検査を受けに手術する病院に行かなければならなかったが、忘れてしまって3時過ぎに、今から行ってもよいかと電話したら、明日入院時間の1時間前に着いて検査を受ければよいことになった。その分早く行かなければならず、予定が狂ってしまうが仕方ない。アメリカでは蓄膿手術は日帰りだとのことだが、日本では大体1週間入院する。留守中私が勤務している病院の受け持ち患者さんのことが心配だが、在勤の先生方によく頼んで行こうと思う。昨年5月も同じ右蝶形骨洞蓄膿の手術を受けたが、術後すぐに開けた孔がふさがってしまった。今度が再手術だが、無事手術が成功し、孔がまた塞がってしまわないように祈りながら手術を受けようと思う。
2023.10.11
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家内が新しい所に植え替えたからか、今の時期に庭の中程に白いアジサイが咲いていた明後日蓄膿の手術のために入院することになった。蓄膿症は副鼻腔炎とも言われ、副鼻腔にはいくつかの洞があり、CT検査を受けたら私の右蝶形骨洞に膿が溜まっていると言われて、症状は何もなかったが膿を貯めている状態は良くないことだろうと思って、昨年5月、骨に孔をあけて膿を出す手術を受けた。ところが2~3か月後CT検査を受けたら開けた孔がふさがってしまっていた。別な所に孔をあける再手術を勧められたが、特別症状もないのでそのままにしていた。しかし今年の7月頃から不眠、食欲不振の症状が出てきたのでもしかしたら関係あるかもしれないと思って2回目の手術を受けることにした。手術を受けてもまた塞がってしまうことはないですか?と聞いたら「絶対ないとは言えないが、今度は別の所に孔をあけるのでその可能性は低い」とのことだった。何はともあれ12日に入院して13日に全身麻酔で手術を受けて18日に退院して19日から勤務する予定である。家内は手術に反対だが、入院が決まったらその準備をしてくれている。
2023.10.10
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アメリカフヨウ庭の端にあるススキ教育テレビ今朝6時20分から5分間の「何分の1」という番組を観た。今日のテーマは30分の1で日本国民約1億2千万人の30分の1,つまり410万人が何らかの精神疾患を持っており、会社や学校を休んだり閉じこもりになったりして辛い毎日を送っているという内容であった。たった5分間の番組なので詳しい分類などなされていなかったがこの中には認知症は入っていない。認知症だけでも600万人以上おり、これだけで20分の1を占めている。この両者を合わせると約1千万人で12分の1になり、12人に一人は精神疾患か認知症ということになる。今朝のデーターは老人の認知症は含まないそれより若い人達の精神疾患ということになる。一人の30歳代くらいの女性の1日の生活を追いながらナレーションが流れていた。朝起きた時が一番つらいとのことだった。それでも食事を作らなければならないが自ら作る気力はなく、買い置いたものを食べたり弁当箱に詰めたりする。会社には行きたくないが嫌々ながら出勤する。嫌いな人と話すのは恐怖感を感じ、ミスを繰り返して怒鳴られる。ストレスがたまり、それが段々積み重なって頭痛とか眠れないとか閉じこもり等にになってしまった。そういう状態は一人で解決するのは難しい。今の世の中には心理療法士とか作業療法士とかいて、助けになってくれる。その人たちの力を借りた方が良いという内容だったが具体的にどうしたらよいかということは5分間の番組の中では語られていなかった。そこを私が補足したいと思う。体調が悪い、やる気が起きない、眠れない、食欲がない、人と話すのに恐怖感がある、ストレスが溜まって狂いそうだなどの症状がある人は精神科クリニックを受診するのがいいが、精神科の名がつくと抵抗感があるので内科クリニックでもいいと思う。そこで自分の症状を話すと薬を処方してくれることもあるし心理療法士などを紹介してくれることもある。あるいは精神科クリニックを紹介してくれるかもしれない。薬で良くなることもあるし、心理療法で良くなることもある。放って置いたらどんどん悪くなってしまうことが多いので、家の近くでよいので信頼できそうなクリニックを受診して相談して頂きたいと思う。
2023.10.09
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今朝の俳句番組で椿の実について俳句を詠んでいたので庭に出てみたら我が家のツバキにも実が成っていたので写真に撮った。今朝6時35分からのNHK俳句の兼題は「椿の実」だった。椿(花)は春の季語だが椿の実は秋の季語とのことだった。椿は花も美しいがその実も椿油や化粧品などの原料として重用されている。俳句にも多く詠まれているとのことだった。今回の俳句の入選作は分かち合う島の暮らしや椿の実夜雨より少し冷たき椿の実源流に水の産声椿の実等9句が選ばれていた。私も一句入選などは考えないで詠んでみた。テレビ観て庭に出てみる椿の実
2023.10.08
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勝った喜びの日本チームに対し、負けて寂しくグランドを去っていく赤いユニフォームの北朝鮮チーム昨日行われたアジア大会女子サッカーで日本チームはこの大会で4度優勝している強豪北朝鮮を破り金メダルを獲得した。この試合、前半は1対1だったが後半は北朝鮮の猛攻を受けて、殆ど日本側のゴール目前で抗争が繰り広げられていたが、日本はわずかなチャンスをものにして後半3点を入れて4対1で勝った。後半の最初の一点はやっとつかんだコーナーキックのチャンスに大沢がヘッディングで見事に決め、二点目は谷川がドリブルしながら独走して決め、3点目は千葉の右側方からのミドルシュートがゴールの上枠すれすれに決まり、キーパーが捕球することが出来なかった。北朝鮮はその後キーパーを交代させたが日本側の3点はキーパーのミスではなく、日本側のヘッディングやシュートがあまりに鋭く的確だったからだと思えた。練習の賜物かもしれないが、幸運に恵まれたからではないかと私には思えた。必死に襲いかかってきた北朝鮮の猛攻をよく防いだと思う。必死で防戦したことが奇跡の3発につながったのだと思われた。北朝鮮の選手は帰国すれば日本に負けたということで猛烈なバッシングを受けるかもしれない。しかし北朝鮮は良く戦ったと思う。実力的にも遜色なく、4対1で北朝鮮が勝っていてもおかしくないゲームだったがたまたま奇跡の3発が決まり、日本が勝った。日本選手の能力の高さが感じられ見ごたえのある素晴らしい試合だった。
2023.10.07
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ブログとはウエブログの略でウエブ(インターネット)上に記事を書いて情報を発信するシステムで多くの人が自分のことや社会問題、国際問題、などについてその日の出来事を日記風に書いて情報を発信している。それを読んだ人が反対意見、賛成意見などのコメントを書いて情報交換が行われている。今まで日記帳にその日の出来事を書いていた人が電子時代になったのでこの電子日記にブログとして記事を書いている人が多いと思われる。その内容は多岐にわたり、旅日記や科学情報、花や動植物の説明、病気予防のことなど様々なことが題材になるが、従来の日記帳と違うのは自分の内面とか個人的なことは書けない縛りがある。悩んだり苦しんでいる時にはそれを日記帳に書いて発散させたり、自分なりの解決策を書いたりしていたが、それをブログに書くことはできないので、そのような個人的事項については別に紙の日記帳を準備しなければならないなと思ってきた。しかし自分の心の問題を書いても発送しなければ従来の日記帳と同じで、それを書くことによって心の悩みが解決できたり、思いなおすことが出来たり、生活を立て直すことが出来たら大変有用である。これからは「下書き保存」専用の記事も遠慮なく書いていこうと思っている。
2023.10.05
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先週インプラントの2度目の手術を受けて本日糸を抜いてもらいに行ってきた。糸を抜いてもらえば後は木ネジの上に人工歯を取り付けてもらえればいいので長かったけれど約半年で人工歯が入ると期待していたら、これからさらに4か月このままの状態で人工歯をつけるのは4か月先だという。歯を抜いたのは2月4日なのでこれからさらに4か月というと来年の2月4日になり、まるまる1年かかる。それで済めばいいが実際にはもっとかかるかもしれない。高齢者だとインプラントを作り始めて噛めるようになるまでに死んでしまうこともあると思った。今木ねじの頭が歯肉の上に出ている状態だが「こちらで噛んでいいですか?」と聞いたら駄目だという。反対側で噛んでくださいとのことでこれからまた約半年、不自由な生活を送らなければならない。今までも反対側で噛んできたがその反対側もあまり丈夫ではないので、柔らかいものしか食べられず栄養失調気味になり、様々な体調不良をきたしてしまった。こんなに長い期間不自由な生活をしなければならないとは知らなかったのでインプラントを選んだのは考え物だと思った。高齢者なので、部分入れ歯でしっかりしたものを作ってもらえばよかったのにと思った。
2023.10.03
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ヒガンバナ最近特に老化を実感するようになった。階段の上り下りは勿論、廊下を歩くのも軽やかに歩けなくて着ている白衣さえ重く感ずるようになった。もういよいよかなと感ずることもある。今、病棟回診を終えてきたところだが、患者の皆さんは、意識のない患者さんを除けば皆さん暖かく迎えてくれた。ある患者さんは「先生のご健康はいかがですか?」と私の身を案じてくれた。入院している患者さんは私と同年代もしくは私よりご高齢の方が多いが、回診ではその人たちに喜びと勇気と希望を与える役割が我々にはあると思っている。それなのに白衣が重い、歩くのが大儀だ、食欲がない、薬がないと眠れないなどという状態では患者さんを激励してやれることもできない。食欲がなくてもきちんと栄養を考えて必要なものは無理してでも摂取し、体力に自信をつけるためにウォーキングをしようと思っている。ウォーキングについては「やらなくてはいけない」と気づいていながらいまだに実行していない。患者さんの前に、よれよれぐたぐたの身をさらすわけにはいかない。アジア大会のテレビも見たいが、それより自身の健康であり、患者さん達の健康である。3日坊主にならないように継続したいと思う。あまり体がだるかったら、リポビタンDも飲もうと思う。体調管理は自分の為だけでなく患者さんのためでもある。意志を強く持とうと思う。
2023.10.03
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オリジナル普及版 牧野日本植物圖鑑 [ 牧野富太郎 ]価格:5,060円(税込、送料無料) (2023/10/1時点)楽天で購入巨人軍は2年連続Bクラスになり原監督の去就が注目されているが、それは今年から選手のユニフォームの背中に名前を入れなくなったことと関係あるかもしれない。名前を入れなくなったのは2018年に原監督が監督就任時に巨人軍は個人軍であってはならない。個人の名を捨ててFOR THE TEAMで監督、選手、フアンが一丸になって優勝目指して戦っていきましょうと挨拶したことと関係あるそうだ。フアンも一丸になってというが長年の熱烈な巨人フアンが「どうして名前を消してしまったのか」とテレビを観る度に言っていた。監督はそれでいいかもしれないが、選手やフアンにそれを強制するのはどうかと思う。その監督の考えに賛同する人もいると思うが名前が入っていた方が良いと思っているフアンの方が多いと思う。FOR THE TEAMの考えは分からないことはないが、私は個々の選手が自分を名乗り、いい成績を上げて結果的に優勝に到達するのが自然だと思う。原監督の「皆が名もなき選手なんだ。一丸となって優勝目指して戦ってくれ」の考えでは個々の選手に対する配慮が欠けることがあると思う。投手交代や代打を出す場面でチームの為だからと非情な交代を指示する場面を時々目にする。監督なのだから、人情を入れないで冷静に冷徹に采配を振るうのはいいが、選手は人間である。個々の人間として大事にし、愛情を注いで育てていくことが大切だと思う。常に優勝を義務付けられている巨人軍が、2年続けてBクラスではフアンは悲しい。これだけの戦力を抱えているのだから選手が監督の気持ちを感じて本気を出したら2年続けてBクラスというのはありえない。今年のBクラスは背中に名前を入れなかったからだと私は思っている。
2023.10.01
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