全56件 (56件中 1-50件目)
最後の戦いと冒険を終えたパーシー達。 これで終わりだと思うと何だか寂しくなりますね。
2020年01月31日
コメント(0)
死の扉の謎が明らかになり、最後の戦いへ。 何だか楽しみですね。
2020年01月31日
コメント(0)
ガイアの攻撃が執拗すぎますね。 急展開なラストに、絶句するしかできませんでした。
2020年01月31日
コメント(0)
シーズン2の二巻目。 記憶を失ったパーシーの冒険の旅、そしてローマとギリシャの神々の戦い・・目が離せない展開が続きますね。
2020年01月31日
コメント(0)
パーシージャクソンシリーズのシーズン2ですが、パーシーは行方不明。 今回も面白い冒険劇の連続で楽しめました。
2020年01月31日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「お初にお目にかかります、リヴァイと申します。」「エルヴィンから何度か君の話を聞いているよ。」そう言ったスミス氏の顔は、何処か優しかった。「彼から、俺の事で美禰様がお怒りになられている事は聞いております。」「そうか・・君は、これからどうしたい?」「一生、俺は日陰の身のままでいいと思っています。今までエルヴィンには沢山のものを頂きましたし、何より俺には梓が居ます。それだけで充分です。」 リヴァイはそう言うと、スミス氏に向かって一礼した。「遠路はるばるお越し頂いたのに、大したおもてなしも出来なくて申し訳ありません。」「いいや、君と会えて話がしただけで充分だ。」 スミス氏はリヴァイにそんな言葉を掛けた後、リヴァイに見送られながらエルヴィンと共に宿へと向かった。「父上・・」「リヴァイさんは、良い人だね。あの人を大事にしてやりなさい。」「はい、わかりました。」「わたしは明後日、江戸へ帰る。見送りは結構。」「父上、わたしは・・」「みなまで言うな、エルヴィン。」「はい・・」 エルヴィンがリヴァイと暮らしている隠れ家へ戻ると、三味線の音と梓がはしゃぐ声が聞こえて来た。「そうそう、ここでくるりと回って・・上手だぞ。」リヴァイはそう言って三味線を弾きながら、梓に舞を教えていた。「まだ舞を教えるのは早いんじゃないか?」「そうか?」「少し茶でも飲まないか?」 エルヴィンがそう言いながら団子が入った包みをリヴァイに見せると、彼は少し嬉しそうな顔をして三味線をしまった。「父上は、君の事を気に入っていたよ。」「そうか・・」「わたしは、もう江戸には戻らない。このまま家族三人で暮らすつもりだ。」「一人で勝手に決めるな。お前はさっさと江戸へ戻って、嫁を抱け。跡継ぎさえできりゃぁ、向こうも文句言わなくなる・・」「一人で勝手に決めているのは、お前の方だろう。」 エルヴィンはそう言って背後からリヴァイを抱き締めると、彼の着物の懐に手を入れた。「やめろ、エルヴィン・・」リヴァイの声を無視して、エルヴィンは彼の着物の裾を割り、大きく足を開かせた。「お前が欲しい・・」 はじめは苦痛の呻き声を上げていたリヴァイだったが、いつしかそれは快楽の喘ぎへと変わった。 1867(慶応三)年6月10日。 この日、新選組隊士全員が幕臣に取り立てられる事となり、近藤勇は長年抱いていた“武士になる”という夢を叶える事が出来た。「漸く、俺達は武士になったな。」「あぁ、そうだな・・」 近藤達が喜んでいる一方、彼らに対して不満を抱いている者は少なからずいた。 そして、事件は起こった。 三月に新選組から脱退した伊東甲子太郎が新選組に残した茨木司、佐野七五之助、富川十郎、中村五郎ら十人の隊士達がこの幕臣取り立てに異議を申し立て、会津藩に新選組脱退の嘆願書を提出したのだった。 彼らの処分は会津藩本陣にある守護職屋敷で下される事となった。「てめぇらの決意は変わらねぇのか?」「はい。」「そうか・・」彼らとの話は平行線を辿り、翌日改めて話し合いをする事となった。「あいつら、どうなるんだろう?」「それは、誰にもわからないよ。でもこのままだと、彼らは・・」「おい、大変だ!茨木達が守護職屋敷で腹を切った!」 茨木達の葬儀を終えた新選組は西本願寺から不動堂村へと屯所を移した。 それまで、“借家”状態で暮らしていた新選組にとって、漸く手に入れた“自分の城”だった。「おいガキ共、久しぶりだな。」「リヴァイさん、どうしてここに?」「引っ越し祝いを持って来た。」そう言ったリヴァイは、少し顔色が悪そうだった。「リヴァイさん、お身体何処か悪いんですか?顔色が・・」「貧血が酷くてな。月のものが来る時はいつもこうだ。」「そうですか・・ハンジさん、呼んで来ますね。」「あぁ、頼む。」 エレンがハンジを呼びに行っている間、リヴァイは暫く柱に凭(もた)れ掛かるようにして座っていたが、やがて彼は激しく咳込んだ後蹲(うずくま)った。「リヴァイ、しっかりして!」「誰か、医者を呼んでくれ!」 リヴァイがゆっくりと目を開けると、そこには心配そうに自分の顔を覗き込んでいるエレン、ハンジ、そしてエルヴィンの姿があった。「俺は、一体・・」「リヴァイ、どうしてわたしに言ってくれなかったんだ、どうして!?」エルヴィンはそう叫ぶと、リヴァイの身体を揺さぶった。にほんブログ村
2020年01月31日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。 「進撃の巨人」の二次創作小説です。 作者様・出版者様とは関係ありません。 二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。 リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。 「藤堂先生、例の件はどうなりましたか?」 「あぁ、あいつなら何とか生け捕りに出来た。今は、ハンジが監視している。」 「そうですか、良かった・・」 二月に山南が新選組から脱走し、その罪で切腹して果てた後、彼が行っていた“研究”は、ハンジが引き継ぐ事になった。 「エレン君、ハンジさんが呼んでいるよ。」 「はい、今行きます!」 モブリットと共にエレンがハンジの部屋へと向かうと、そこでは彼女が何かの書物を熱心に読んでいた。 「ハンジさん、エレン君を連れて来ました。」 「エレン、ちょっと待ってくれるかな?」 「は、はい・・」 「え~と、何処にしまったっけ、あ、ここだ。」 書物が乱雑に積み上げられた文机の中からハンジが取り出したのは、あの化け物が描かれた読売だった。 「あの、これがどうかしましたか?」 「山南さんが生前していた“研究”が何か、意味は知っているかい?」 「いいえ・・」 「実は、その“研究”は、君と深く関わりがあるものなんだ。」 「俺に、ですか?」 「あぁ。とにかく、これを見てくれ。」 ハンジはそう言うと、エレンにある物を見せた。 それは、瓶の中に入った液体だった。 「これは?」 「あの化け物の脊髄液だよ。山南さんは、隊規に違反した者達にこれを飲ませていた。」 「何の為に、そんな事を・・」 「恐らく、動かなくなった自分の左腕を、治す為だろうね。山南さんは、あの化け物の生態について良く研究していた。あの化け物は、西洋の戦場で兵器として使われていたて、その正体は人間だという事・・」 ハンジの言葉を聞いたエレンの脳裏に、ある記憶が断片的に甦った。 “・・お前が、この世界を救うんだ、エレン!” 「エレン?」 「いいえ、何でもありません・・」 「山南さんが君に固執していたのは、君の中に流れている血・・化け物へと姿を変えられる力だ。」 「俺は、これからどうなるんですか?」 「それは、君自身の問題だ。残酷な真実を知っても、君は生きなきゃならない。」 ハンジはそう言うと、エレンを励ますかのように彼の肩を優しく叩いた。 1867(慶応二)年、5月5日。 「梓ちゃん、満二歳の誕生日おめでとう。」 「おめでとう~!」 この日、新選組の屯所では、リヴァイとエルヴィンの長女・梓の満二歳を祝う宴が開かれていた。 「あれ、エルヴィンはどうしたの?」 「あいつなら、江戸へ行った。何でも野暮用とかで・・」 「リヴァイ、あんたはこのままでいいと思っているの?」 「俺は一生日陰の身でいいと思っている。あいつにだって立場がある。」 「でも・・」 更に言い募ろうとしたハンジを、リヴァイは手で制した。 「今は何も考えたくない。」 リヴァイはそう言うと、梓の元へと向かった。 「梓、もううちへ帰るぞ。」 「やだぁ、まだあそぶ。」 「わがまま言うな、行くぞ。」 「やだ~!」 エレン達に遊んで貰っていた梓は、そう叫ぶとエレンの背に隠れた。 「リヴァイさん、梓ちゃんは俺達が見ていますから、大丈夫です。」 「そうか、悪いな。」 梓をエレン達に任せ、リヴァイは自室で溜まっていた書類仕事を片付けた。 一方、江戸ではエルヴィンが両親と妻の三人と対峙していた。 「美禰、どうしてもわたしと離縁してくれないか?」 「致しません。あの女の元へは、絶対に行かせません!」 エルヴィンは何度も妻に離縁を申し出たが、離婚話は平行線を辿っていた。 「わたくしは、死ぬまであなたの傍に居ります。」 「エルヴィン、一度その女(ひと)に会わせてくれ。」 「父上・・」 「わたしはお前が心底惚れている女と一度会って話をしてみたいのだ。」 エルヴィンは、父親を連れてリヴァイと梓の居る京へと戻った。 「ようこそお越し下さいました・・お義父様。」 リヴァイはそう言うと、エルヴィンの父を正座して玄関先で出迎えた。 にほんブログ村
2020年01月30日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。 「進撃の巨人」の二次創作小説です。 作者様・出版者様とは関係ありません。 二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。 リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。 「あんな事を言っても大丈夫なのですか?」 「大丈夫な訳ないだろ。まぁ、人の修羅場を傍から眺めるのはとても愉快だけれどね。」 そう言って笑うジークの横顔を、ライナーは呆れたように見ていた。 「漸く寝たな。いつもこんな時間まで君は起きているのか?」 「まぁな。こいつが産まれてから、飯すら碌に食う暇がねぇ。」 授乳を終えてリヴァイが梓の背を軽く叩いてげっぷさせると、彼女は寝息を立て始めた。 「リヴァイ、これからどうするんだ?」 「梓はこの家の跡取りとして育てる。おかあさんにもそう話した。」 「そうか。」 「こいつを身籠った時、こいつをよそへ預けようと思ったが、気が変わった。花街(ここ)なら芸さえ身につけりゃぁ何とでもなるさ。」 「リヴァイ、わたしと君は夫婦となったはいえ、わたしは・・」 「妾でも何でもいい、お前と共に居られるんなら。」 リヴァイはそう言って一瞬寂しそうな顔をした後、笑った。 「リヴァイさん、大丈夫かなぁ?」 「何が?」 「エルヴィンさんには許嫁が居るんだろう?」 「その事は二人の問題。わたし達は口を出しては駄目。」 「でもさぁ・・」 「エレン、この期に及んでまだ兄さんの事が好きなの?安心して、エレンにはわたしが居る。」 「ミカサ、顔近ぇし怖ぇよ・・」 エレン達がそんな話を巡察中にしていると、彼は背中に衝撃を受けた。 「痛ぇ・・」 エレンが周りを見渡すと、自分の足元に小さな石が転がっていた。 「壬生狼は去(い)ね!」 「会津は鬼や!」 彼を憎悪に満ちた目で睨みつけそう叫んだ子供達は、雑踏の中へと消えていった。 「エレン、怪我はない?」 「あぁ。」 「あの子達、きっと禁門の変で親を亡くしたんだよ・・」 アルミンの言葉を聞いたエレンは、一年前に京で起きた事を思い出した。 1864(元治元)年7月19日。 池田屋事件から端を発した長州藩と会津藩の武力衝突が起き、戦闘ははじめ長州側が有利だったが、薩摩藩が会津・桑名の援軍に駆け付けた事により敗退を余儀なくされた。 この戦で京都市中は炎に包まれ、死者は三百四十名にものぼった。 常日頃から長州贔屓(びいき)である町民達から嫌われている会津と新選組は、禁門の変でさらに彼らの憎悪の対象となった。 「俺達、正しい事をしたのに、何で憎まれなきゃなんねぇんだ?」 「・・仕方ない、この世界は残酷なんだから。」 「もう屯所に帰ろう。」 三人が屯所に戻ると、何やら蔵の方が騒がしかった。 「何かあったんですか?」 「大変だ、山南さんの実験体が逃げ出しちまった!」 「実験体って、あの化け物がですか?」 「あぁ、見た所そんなに遠くには行ってねぇようだが・・人を襲う前に早く捕まえねぇと。」 原田の言葉を聞いたエレンの脳裏に、あの時山南に連れられて見た化け物の姿が浮かんだ。 一目だけ、確めるだけでよかった。 夜陰に紛れながら、美禰はジークから聞いたエルヴィンの隠れ家へと向かった。 そこには、仲睦まじい様子で寄り添うエルヴィンとリヴァイの姿があった。 「娘は父親に性格に似るっていうのは本当だな。梓はお前が傍に居ないとすぐ癇癪(かんしゃく)を起しやがる。」 「わたしは乳をやれないが、お前が家事で忙しい時はいつもこの子を抱いてあやしているからかな?」 「そうだろうな。」 「なぁリヴァイ、梓が少し大きくなったら・・」 「ガキはもう産まねぇ。骨盤の歪みがまだ治ってねぇのにそんな気にもなれねぇよ。」 「はは、そうだな・・」 (エルヴィン様が、あの女と幸せそうに笑っている・・) 美禰の心は、リヴァイへの憎しみで完全に黒く染まってしまった。 「ジークさん、お話しがあるの・・」 「へぇ、そいつは面白そうだ。」 にほんブログ村
2020年01月29日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「まさか君がこんな所に居るなんて思っていなかった。」「エルヴィン、お願いだ、何も聞かずに俺を抱いてくれ。」 リヴァイはそう言うと、エルヴィンの唇を塞いだ。「身体は辛くないか?」「あぁ、大丈夫だ。」 早く、エルヴィンに触れて欲しい―リヴァイがそう思いながら彼の胸に顔を埋めていると、エルヴィンはそっとリヴァイから離れた。「エルヴィン?」「リヴァイ、君を抱きたいのはやまやまだが、君は普通の身体じゃない。だから、こういう事は・・」「俺を抱いてくれねぇのか?俺が、汚い女郎だからか?」「違う、君の為を思って・・」 リヴァイはおもむろにエルヴィンの袴へと手を伸ばすと、彼の分身を口に含んだ。「リヴァイ、やめてくれ・・」言葉とは裏腹に、リヴァイが口に含んでいるエルヴィンの分身は大きくなり、先走りの汁が垂れていた。「早くお前のを、俺のここにくれよ・・」「リヴァイ!」 エルヴィンは堪らず、リヴァイを己の膝上に乗せると、奥まで彼を貫いた。「もっと、激しくしてくれ・・」「リヴァイ・・」「何も考えられなくなるように・・」リヴァイの言葉に呼応するかのように、彼の内壁がエルヴィンの分身を締め付けた。「駄目だ、あぁ!」 まるで脳髄の神経が焼き切れてしまいそうになる程強い快感に襲われ、リヴァイはエルヴィンの腕の中で蕩けた。「まだだ、まだ足りねぇ・・」 その夜、リヴァイはエルヴィンと互いの身体を貪り合った。「リヴァイ、大丈夫か?」「あぁ。」「お前があんなに甘えるなんて珍しいな。」「それ程、お前が恋しかったんだ。」「ここから、お前を自由にしてやる。」「信じよう、お前のその言葉を。」 リヴァイとエルヴィンが束の間の幸せな時間を過ごしていた頃、「鶴屋」にハンジとエレンがやって来た。「本当に、ここにリヴァイさんが居るんですか?」「あぁ。信頼できる情報屋から聞いたから確かさ。さぁ、ここまで来たら乗り込むしかないよ!」ハンジはそう言うと、「鶴屋」の中へと入った。「おいでやす。」 二人を出迎えた「鶴屋」の女将は、少し迷惑そうな顔をした。 「この店に、李花と言う子は居るかな?」「へぇ、李花でしたら、今・・」「おや、確か君はリヴァイの友人の・・」「鶴屋」の玄関先で、エレンとハンジは二階から降りてきたエルヴィンと会った。「あなたが、リヴァイの・・」「リヴァイさんはここに居るんですか?」「あぁ、居るよ。わたしがここに来たのは、リヴァイを身請けする為だ。」「身請け・・」「ここの女将にももう話は通してある。」「へぇ。」 女将は少しバツの悪そうな顔をした後、店の奥へと引っ込んだ。「リヴァイに会わせてくれないか?」「あぁ、構わないさ。」 ハンジとエレンがリヴァイの部屋へと向かうと、そこには華やかな打掛姿に、綿帽子を被った彼の姿があった。「リヴァイさん・・」「エレン、ハンジ、心配かけて済まなかったな。」「リヴァイ、エルヴィンと幸せにね。」「あぁ。」 廓から出たエルヴィンとリヴァイは、その足で新選組屯所とリヴァイの実家へ結婚の挨拶をしに行った。「そうか、リヴァイ君が・・幸せになって欲しいなぁ。」「おいおい近藤さん、あんたが泣いてどうすんだ。」「すまん・・」 リヴァイとエルヴィンの祝言は、新選組屯所内で行われた。「何だか、敵わないな・・」「エレン、何事も諦めが大事・・」「なぁアルミン、リヴァイさんの腹の子はどっちかな?」「それは産まれてみないとわからないよ。」 1865(慶応元)年5月5日、端午の節句にリヴァイは難産の末に元気な女児を産んだ。「可愛いな。」エルヴィンは産まれてきた我が子に“梓”と名付けた。梓は「花のや」で育てられる事となった。「何ですって、エルヴィン様が・・」「あぁ、本当さ。嘘だと思うのなら、自分の目で確かめればいい。」ジークはそう言って美禰を見た後、口端を上げて笑った。にほんブログ村
2020年01月28日
コメント(0)
短編集ですが、どの作品も面白いです。 どれも男女の情欲に絡んだ話でした。
2020年01月27日
コメント(0)
突然謎のジェット戦闘機によってハイジャックを通告されたジャンボ旅客機。 ラストまで気が抜けませんでした。
2020年01月27日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。 土方隊が池田屋に着いた頃には、激闘は一段落しており、アルミンとミカサはエレンが無事である事を知って喜んだ。「おい、今頃会津と桑名の奴らがやって来たぜ。」「大方、手柄を横取りする気なんだろう・・汚ねぇ連中だぜ。」エレン達がそんな事を言いながら遅れてやって来た会津・桑名藩の兵達を睨んでいると、彼らの前に土方が立ちはだかった。「おう土方、今までご苦労であったな、後で我らが・・」「ここからは手出し無用願いたい!」「何だと!?」「今池田屋は戦闘の只中にある。隊服を着てねぇてめぇらが敵と間違えて斬られるかもしれねぇだろう。」「退け!」 一夜明け、緋色の地に金字で「誠」と刺繍された隊旗を掲げ、新選組は池田屋から壬生村の屯所へと勝利の凱旋をした。 しかしその中に、リヴァイの姿はなかった。「あ、ハンジさん、リヴァイさん知りませんか?」「いいや、知らないよ。リヴァイがどうかしたの?」「リヴァイさんの姿が見えないんです。」「それは、いつから?」「昨夜からです。」「昨夜から?エレン、屯所に戻ったら詳しい話を聞かせて貰えないかな?」「は、はい・・」(リヴァイさんを早く見つけないと・・何だか嫌な予感がする。) 朝を迎えた島原は、夜の喧騒ぶりとは打って変わって静まり返っていた。 その一角にある「鶴屋」の一室で、ジークは煙管を咥えながら、自分を睨みつけているリヴァイを見た。「そんなに睨むなよ。俺だってこんな事をしたくないんだよなぁ。」「俺をどうするつもりだ?」「ここは廓だ。お前みたいな奴を抱きたがる客は多いと思うぜ?」「この外道が!」「何とでも言えよ。それよりもお前、エルヴィンとの子を身籠っているんだって?」「何故それを・・」「知っているかって?俺は裏との繋がりがあるんだよ・・勿論、闇医者ともな。」ジークはそう言うと、下卑た笑みを浮かべながらリヴァイの黒髪を撫でた。「これから、お前とここで過ごすのが楽しみだよ・・」「それで?エレン、君が最後に見たリヴァイは、池田屋で舞妓姿だったんだね?」「はい・・」「そこからは、誰もリヴァイの姿を見ていないんだね?」「はい。」「他に思い出せる事があったら、何でもいいから思い出してくれ。」「そうだ、リヴァイさんはあの時、“お座敷に呼ばれている”と言っていました。客は二階に居ると・・」「そうか。朝早くに呼び出して済まなかったね。エレン、君も疲れているだろうから休んでくれ。」「わかりました。」 エレンが部屋から出た後、ハンジは少し唸ると、モブリットにある仮説を話した。「恐らく、リヴァイは何者かに拉致されたに違いない。そして、リヴァイはまだ京に居る筈だ。」「京は広いですよ、一体どうやってリヴァイさんを探すんです?」「リヴァイはふたなりだ。そんな彼を、拉致した奴は何処に売ると思う?」「島原辺り、ですかね?」「わたしの仮説が正しければ、リヴァイは島原の何処かに居る筈だ。」 こうしてハンジ達は、リヴァイ捜索に当たった。 一方、リヴァイは「鶴屋」で客を取らされていた。「旦那、どうだった?」「どうもこうもないわ。泣きもせんし怒りもせん。まるで人形を抱いているみたいや。」 ジークに拉致された当初、リヴァイは泣き喚いて怒りもしたが、それをしたらジークや客達が喜ぶので、次第に感情を殺すようになった。 そんなリヴァイを客達は気味悪がったが、中には抱きたがる物好きな客も居た。 しかし、リヴァイは遊女達の間から嫌われ、孤立していた。「何やの、あの子、遊女やのに左褄なんか取って・・」「いつまで舞妓のつもりでおるんやろ・・」 客を取らされているリヴァイだったが、腹の子は流れず順調に育っている。 この生き地獄の中で、腹の子がリヴァイの唯一の希望だった。「リヴァイ、客だ。」「へぇ・・」 今夜はどんな物好きが来るのかとリヴァイが客の待つ座敷へと向かうと、そこにはエルヴィンの姿があった。「エルヴィン、どうして・・」「お前を迎えに来た。」エルヴィンはそう言うと、リヴァイを抱き締めた。その時、リヴァイは今まで堪えていた涙が一気に溢れ出るのを感じた。「エルヴィン、会いたかった・・」にほんブログ村
2020年01月27日
コメント(0)
最近、文房具を衝動買いしてしまいます、新しい筆箱を昨日買いましたが、デザインも可愛いし使いやすいので気に入っています。
2020年01月25日
コメント(2)
ページをめくると最後まで止まらなくなるほど面白かったです。
2020年01月25日
コメント(0)
まさかの展開に唖然としました。この人の作品は面白いのですが、動物が犠牲になる描写があるので少し気が滅入りました。
2020年01月25日
コメント(0)
第二次世界大戦末期、満州で関東軍や国民党を鮮やかに騙し、生きる紅子。表紙の彼女の瞳の強さが、彼女の凛とした性格と生きざまをかたっていますね。
2020年01月25日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「こんばんわぁ、李花どす。」「李花ちゃん、堪忍え。どうしてもお客様が李花ちゃんやないと嫌や言うさかい・・」「そうどすか。お客様はどちらに?」「確か、二階に・・」「御用改めである、神妙に致せ!」 リヴァイが池田屋の女中とそんな話をしている時、玄関に浅葱色の揃いの羽織を着た新選組が現れた。「李花ちゃん、これは一体どういう事なん?」「早う裏口から外へ。」 女中を逃がしたリヴァイが近藤達の方を見ると、彼らは舞妓姿のリヴァイを見て驚きを隠せない様子だった。「リヴァイさん、どうしてここに?」「お座敷に呼ばれて来たんだ。客は二階に居る。」「行くぞ!」 階下の騒ぎに気づくジークが蝋燭(ろうそく)の火を吹き消した時、複数人の足音が聞こえたかと思うと、新選組が部屋に踏み込んできた。「御用改めである、神妙に致せ!」「殺れ!」 ジークの一言で、彼の周りに居た浪士達は一斉に刀の鯉口を切り、近藤達に向かって突進していったが、彼らは物言わぬ骸と化した。「刃向かう者は直ちに斬り捨てる!」「壬生狼を恐れるな、戦士達よ!」ジークは愛刀の鯉口を切ると、二階の窓から飛び降りた。「ジーク、何処へ行く気だ?」「暫く適当な所に身を隠す。生き延びろ、エルヴィン!」「待て、ジーク!」 エルヴィンの叫びは、虚しく闇の中へと消えていった。「ふぅ、何とか逃げ切れた。だが、まだ油断できねぇな・・」ジークはそう言って溜息を吐いて歩き出した時、彼は誰かとぶつかった。「いってぇな・・」「すいまへん、お怪我は・・」「あれぇ、丁度いい時に会ったな。」「お前か、俺を池田屋に呼んだのは?」 怒りと驚きがない交ぜになったリヴァイの顔が、月夜に照らされた。「あぁ、そうだよ。エルヴィンの前でお前をまわそうとしたが、てめぇらの所為で計画が台無しだぁ。」 ジークから危険な気配を感じたリヴァイは、身を翻して逃げようとしたが、ジークに鳩尾を殴られて気絶した。「さてと、これからどうするかなぁ?」ジークはそう言うと、気絶したリヴァイを抱えてある場所へと向かった。にほんブログ村
2020年01月24日
コメント(0)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「李花ちゃん、お粥さんできたで。」「頂きます・・」 リヴァイは億劫そうに布団から起き上がり、粥を一口食べた。「無理せんでもええよ。」そう言った「花のや」の女将・幸は悪阻の所為でやつれてしまったリヴァイの顔を見た。「俺は、人の親にはなれねぇ・・」「生まれて初めて人の親になるんやから、不安になるのは当然や。」「違う・・俺みたいな人殺しは、命を産み育てる資格はねぇ。」「李花ちゃん・・リヴァイちゃん、あんたはどないしたいの?」「産みたくないから、堕胎薬を買った・・でも無駄になっちまった。腹のガキは・・産むが、何処かへやろうと思う。」「もう、それは決めたことなん?」「あぁ。俺は人殺しだが、腹のガキには罪はねぇ。一生会わなくてもいい、生きてさえいれば幸せになれるさ。」「お腹の子の父親には、その事は・・」「伝えねぇ。」リヴァイはそう言うと、下腹を撫でた。「え、古高があいつらに捕まったって?」「はい、そのようです。」」「畜生、あいつら・・」ジークはそう言うと、拳を握り締めた。「どうします、ジークさん?」「三条小橋の近くの旅籠で会合を開くと、あいつらに伝えておけ。」「旅籠の名は?」「・・池田屋だ。」 1864(元治元)年6月4日。 古高俊太郎を捕縛したのちに拷問した新選組は、過激派浪士達が今宵会合を開く事を知り、慌ただしく動き出した。「ミカサとアルミンは俺達土方隊で、エレンは近藤隊で二手に分かれて捜索を始めろ。」「エレン、わたしが居なくても大丈夫?」「大丈夫だよ、ミカサ!」 新選組が動き出した頃、リヴァイはケニーに支度部屋へと呼ばれた。「他の妓じゃ駄目なのか?」「あぁ、お前を連れて来いとうるさくてな。」「わかった。お座敷の場所は何処だ?」「三条小橋近くの旅籠、池田屋だ。」 ジークは池田屋で会合を開き、仲間達を集め彼らと今後の事を話し合っていた。その会合には、エルヴィンも出席していた。にほんブログ村
2020年01月23日
コメント(0)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「これは何だと聞いている?」「風邪薬だ。」「風邪薬を、闇医者で買ったのか?」「てめぇ、俺の後を・・」 リヴァイがそう言った時、エルヴィンは射るような眼差しでリヴァイを見た。「君は、嘘を吐くのが下手だな。この薬は、遊女達が使う堕胎薬だろう?」「エルヴィン、てめぇには許嫁がいる。俺は・・」「駄目だ。」 エルヴィンはそう言うと、堕胎薬が入った包みを掴んで中身を中庭へとばら撒いた。「てめぇ、何しやがる!」「リヴァイ、俺の子を産め。」「孕ませた奴は何とでも言えるがな、ガキを産むのは命懸けなんだよ!それに俺は、人の親にはなれねぇよ。」「・・また来る。」エルヴィンはそう言ってリヴァイを抱き締めると、屯所を後にした。「あなたが、リヴァイさんの恋人ですか?」「そうだが・・君には何か問題でも?」 正門前でエルヴィンと対峙したエレンは、彼に思いの丈をぶつけた。「俺はリヴァイさんのことをお慕いしております。」「それは上司として?恋人として?」「どちらもです。」エレンはキッとエルヴィンを睨みつけると、こう言った。「俺はただ、リヴァイさんに幸せになって欲しいだけです。」「君は真っ直ぐでいいな。」 エルヴィンはそう言って笑うと、エレンに背を向けて歩き始めた。彼のようにあんなに純粋であったのなら、リヴァイとの関係がこんなに拗れる事はなかっただろうに。「エルヴィン?エルヴィンじゃないか?」 突然声を掛けられたエルヴィンは、自分に話し掛けている男が誰なのか思い出せなかった。「どちら様ですか?」「嫌だなぁエルヴィン、俺を忘れたのか?西崎だよ、西崎愛之助!」男がそう名乗った時、エルヴィンの脳裏に懐かしい日々の事が浮かんだ。「西崎、久しぶりだな。」「元気そうで良かったよ。」そう言って男―エルヴィンの私塾時代の友人・西崎愛之助は屈託のない笑みを浮かべた。「リヴァイ、迎えに来たぜ。」「済まねぇな、ケニー。」 エルヴィンの子を宿したリヴァイは、産み月を迎えるまで実家に帰る事になった。にほんブログ村
2020年01月22日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「母上~!」 何処からか幼子の声が聞こえてリヴァイが振り向くと、そこには自分に向かって必死に歩いて来る男児の姿があった。 年の頃は二、三歳といったところだろうか。美しい金の髪を揺らしながら、彼は嬉しそうに自分に抱きついてきた。「どうした、そんなに急いで?」「父上が呼んでいますよ。」「わかった、すぐ行く。」 リヴァイが家の勝手口から裏庭へと出ると、そこには畑仕事に精を出している夫の姿があった。「父上~!」 鍬を持っていた夫が男児の声を聞いて、ゆっくりとリヴァイ達の方へと振り向いた―「リヴァイ、気が付いた?」目を開けると、そこは見慣れた部屋の天井だった。(そうだ、俺は急に吐き気に襲われて・・)「ハンジ、俺は・・」「今町医者をモブリットに呼んで来て貰っているから、お茶でも飲んで。」「済まねぇ・・」 リヴァイはハンジから湯呑みを受け取ると、茶を一口飲んだ。「最近、身体が怠くてたまらねぇし、炊きあがった飯の匂いを嗅いだだけで吐いちまう。ただの夏風邪だといいんだが・・」「さぁ、どうだろうね。」町医者がリヴァイに告げたのは、彼が妊娠七週目に入ったという揺るぎない事実だった。「どうするの?」「ここに、あいつとの子が居るのか。」リヴァイはそう言うと、まだ目立たない下腹を撫でた。 あの夢は、まだ見ぬ我が子が見せてくれたのだろうか。「父親は、エルヴィンなの?」ハンジの言葉に、リヴァイは静かに頷いた。「産みたいの?」「・・俺は、人の親にはなれねぇよ。」 今まで散々人を殺めてきた自分が、人の親になどなれるものか。 妊娠が判ってから数日後、リヴァイは闇医者の元を訪ねた。「堕胎薬をくれ。すぐに効くやつを頼む。」 堕胎薬を手に入れたリヴァイは、その時誰かに見られている事に全く気づかなかった。「リヴァイ、久しぶりだな。」「エルヴィン、どうしてここに?」「それは、何だ?」 突然屯所を訪ねてきたエルヴィンは、そう言うとリヴァイの手から堕胎薬を奪った。にほんブログ村
2020年01月21日
コメント(2)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。性的描写が含まれます、苦手な方はご注意ください。 乾いた音が室内に断続的に響いた。「エルヴィン、もう嫌だ・・」「駄目だ。」エルヴィンはそう言うと、リヴァイの華奢な身体をそのまま自分の膝上まで移動させ、そのまま奥まで彼を貫いた。「あぁ~!」 乾いた結合部からは鮮血が滴り落ち、リヴァイはエルヴィンが動く度に、白い喉を仰け反らせながら叫んだ。「痛てぇ・・やめてくれ・・」「もう限界だ、リヴァイ・・」 エルヴィンの動きが激しくなり、これから彼が何をしようとするのかがわかったリヴァイは涙を流しながらこう言った。「やめてくれ、嫌だ!」「孕め、リヴァイ・・」 エルヴィンはリヴァイの耳元でそう囁くと、彼の最奥で爆ぜた。「何でこんなことを・・」「お前を愛しているからだ。」「笑わせんな、てめぇが今した事はあの獣(けだもの)と同じじゃねぇか。」 涙に濡れた瞳でリヴァイがそう言ってエルヴィンを睨みつけると、彼はリヴァイの黒髪を優しく梳き始めた。「俺は、君を俺以外の男には触れさせたくない。」「そんな台詞はてめぇの許嫁に言え。」「俺は美禰を愛してなどいない。所詮花序の戸は家同士が決めた結婚だ。」「で?俺を妾にでもするつもりか?」「出来る事なら、お前を妻として迎えたい。」「馬鹿言うな。」 エルヴィンの言葉に激しく動揺したリヴァイは、彼にそっぽを向いた。「そんな事、出来る訳ねぇだろうが。」「リヴァイ、俺は絶対にお前を諦めない。」そう言いながら、エルヴィンは再びリヴァイの上に覆い被さった。 それから三日三晩リヴァイはエルヴィンに抱き潰され、漸く彼から解放されたのは四日目の朝の事だった。「また会おう、リヴァイ。」「あぁ・・」 京の街から春が過ぎ去り、うだるような夏の暑さの気配が漂い始めた頃、いつものようにリヴァイが朝餉の支度を始めようと竈(かまど)の蓋を開けた時、彼は酷い吐き気に襲われた。 目の前が闇に包まれ、リヴァイはそのまま意識を失った。にほんブログ村
2020年01月20日
コメント(0)
さくらは誘拐され、父親との再会はできませんでしたが、犯人は逮捕できて良かったです。
2020年01月19日
コメント(0)
1844年から1878年までに起きた事件や出来事を時系列に紹介した本です。時系列に紹介されているので、かなりわかりやすかったです。
2020年01月19日
コメント(0)
新選組結成から箱館戦争で壊滅するまでの約六年間の活動をまとめたもので、読みやすくてわかりやすかったです。
2020年01月19日
コメント(0)
親子愛を感じた作品でした。
2020年01月19日
コメント(0)
事件の真相が終盤にわかりましたが、西村京太郎サスペンスは相変わらず面白いですね。
2020年01月19日
コメント(0)
最後は大団円で終わりましたが、また続編がありそうな予感がしますね・・というか、先に呼んでしまいましたが(笑)
2020年01月19日
コメント(0)
遂にクロノスがよみがえりましたね。 今回は闇描写が強かったような気がしました。
2020年01月19日
コメント(0)
クロノスの復活は時間の問題ですね。 これからどうなるのか、最終巻まで目が離せません。
2020年01月19日
コメント(0)
今回はバミューダ海域で冒険の旅に出るパーシー達。 最後にゼウスの娘が登場と、面白い展開になってきました。
2020年01月19日
コメント(0)
怒涛の展開が続いた最終巻。ブログ「噂の扉」の運営者の正体がまさかの人物で驚きました。ケルスティン・ギアの大人向けの作品も機会があったら読んでみたいと思います。
2020年01月18日
コメント(0)
何だか色々と急展開な巻ですね。次回で完結ということで、どうなるのか楽しみです。
2020年01月18日
コメント(0)
昭和に起きたある誘拐殺人事件の真相と結末、そして犯人の足跡を描いた作品。この人の作品はページが捲る手が止まらない程の展開が次々と繰り広げられるので、途中まで息抜きできないほど面白かったです。
2020年01月18日
コメント(0)
ウッディが下した決断・・何だか、悲しいような切ないような・・衝撃のラストを読み終えて唖然としましたが、何だか続編がありそうな気がします。
2020年01月18日
コメント(0)
ハードボイルド小説はあまり読まないのですが、かなり読みごたえがありました。
2020年01月18日
コメント(0)
ケルスティン・ギアさんの作品は初めて読みましたが、軽快で摩訶不思議な雰囲気があり、ヘンリーとリヴの関係がこれからどう進展するのかが気になります。
2020年01月18日
コメント(0)
映画の小説版。映画は観ていませんが、血が繋がらない他人同士が集まって暮らす生活は、世間の「普通」から見れば外れているけれど、じゅりのように両親から虐待を受けている荒んだ家庭よりは良いのかもしれません。最近、実子の虐待死事件が相次ぎ、何だか血の繋がりだけに固執しているこの国に少し疑問を抱きました。海外では養子縁組は当たり前だし、血の繋がりがなくても家族になれるのではないかと・・何だか後味の悪い結末を迎えましたが、彼らがまた家族になって欲しいなと思いながら本を閉じました。
2020年01月18日
コメント(0)
生と死をテーマにしたファンタジー。ラストが意味深なものとなっていましたが、ある意味ハッピーエンドで安心しました。
2020年01月18日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「あなたは、エルヴィン様の事が好きなのね?だから、わたくしからエルヴィン様を奪おうと・・」「しつけぇ女だな、あんたは。俺はエルヴィンの事なんか・・」「それじゃぁ、その赤い痣は何よ!」美禰はそう叫ぶと、リヴァイの首筋に残る鬱(うつ)血痕(けっこん)を指した。 どれだけ念入りに白粉で覆い隠そうとしても、結局無駄になってしまった。「あ~あ、もうエルヴィンとそんな関係かぁ。エルヴィンの前でお前の初物を頂こうと思ったのになぁ。」 ジークは残念そうな口調でそう言うと、溜息を吐いた。「用がないなら、俺はもう失礼するぞ。」「待て、今お前をここで逃がす訳にはいかないなぁ。」ジークはそう言って笑うと、リヴァイを畳の上に押し倒した。「やめろ、離せ!」「エルヴィンに抱かれるのは好きなのに、他の男に抱かれるのは嫌だって?金でも払えれば抱かせてくれるのか?」「俺は娼妓じゃない・・」「良く言うぜ、てめぇの母親はどこぞの馬の骨ともしれねぇ男に抱かれた癖によぉ・・」「やめろ、ジーク!」 襖が勢いよく開き、エルヴィンが入って来てそう叫ぶと、ジークを拳で殴った。「エルヴィン様、お待ちください!」美禰はそう叫んで気絶したリヴァイを抱えて部屋から出てゆくエルヴィンを追いかけようとしたが、遅かった。「う・・」「目が覚めたかい?」 リヴァイが目を開けると、そこは料亭の一室ではなかった。「喉が、渇いた・・」「そうか、これでも飲め。」 エルヴィンはそう言うと、リヴァイに口移しで水を飲ませた。「エルヴィン、ここは?」「初めて君を抱いた場所だ。」そう言ったエルヴィンの瞳は、どこか冷たかった。「正直に聞こう・・リヴァイ、ジークに抱かれたのか?」「そんな事、あるわけ・・」「君の言葉は、信じられないな。」エルヴィンはそう言うと、おもむろにリヴァイの振袖の裾を捲(まく)り上げた。「何を・・」「黙れ。」 エルヴィンに睨まれ、リヴァイはまるで金縛りに遭ったかのように動けなかった。にほんブログ村
2020年01月17日
コメント(2)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「リヴァイは居るか~、髪結いのケニーがやって来たぜ!」「うるせぇぞ、ケニー。そんなに大声出さなくても聞こえてる。」 リヴァイがうんざりしたような顔をしながらそう言って部屋から出ると、そこには仕事道具一式を抱えたケニーが立っていた。「おいケニー、その荷物はなんだ?」「長屋の家賃を滞納しちまって、その所為で大家から追い出されちまった・・」「おいおいおい、まさかここに住まわせろとか言うんじゃねぇだろうな?」「そのつもりで来たんだが・・悪いか?」「ふざけるな。ただでさえ隊士の数が増えて屯所が手狭になっているってのに、居候にやる部屋はねぇよ。」「わかったよ。あ、そういやぁ、お前ぇにお座敷のご指名だ。」「こんな昼間からか?変な物好きもいるもんだな。」 リヴァイはケニーから話を聞いた時微かに嫌な予感がしたが、ケニーを部屋へ招き入れた。「リヴァイさん、お茶をお持ち致しました。」「入れ。」「失礼致します。」 エレンがリヴァイの部屋に入ると、丁度リヴァイがケニーに髪を結って貰っているところだった。「あ、すいません・・」「いや、大丈夫だ。」 エレンは、美しくケニーによって結われたリヴァイの髪を見つめていた。「それにしても、変わり者も居るもんだな。昼のお座敷を呼ぶなんてよ。」「リヴァイさん、これから出かけるんですか?」「あぁ。暫く土方には屯所には戻らねぇと伝えておいてくれ。」「わ、わかりました。」「じゃぁ、行ってくる。」 エレンは何かリヴァイに声をかけようとしたが、結局何も言えずに黙って彼を見送る事しか出来なかった。「こんにちはぁ、李花どす。」 リヴァイがお座敷のある料亭の一室に入ると、そこにはジークと美禰の姿があった。「すっかり化けたものね。」「だろう?こんなのに迫られたら、あんたの婚約者も骨抜きにされちまうのも仕方ないな。」「お黙りなさい!」 ジークの言葉に激昂した美禰は、そう叫ぶと彼の頬を平手で打った。「気が強い女は、これだから嫌なんだ。」にほんブログ村
2020年01月16日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「あんたもつくづく性格が悪いよねぇ。よりにもよってエレンにこんな物を買わせるなんてさぁ。」「他に頼む奴が居なかっただけだ。」「でもさぁ、エレンこの軟膏が陰部の痒み止めに使われる事を知ったらどうなるんだろうね?」「うるせぇ、クソ眼鏡。」「それで、エルヴィンとは寝たの?」「・・死ぬかと思った。」 リヴァイはそう言うと、座布団に顔を埋めた。 目を閉じると、昨夜のエルヴィンとの情交が目蓋の裏に浮かんできた。“リヴァイ、愛しているよ・・” そう自分の耳元で囁いたエルヴィンの声が、一夜明けても忘れられない。「あんた、顔真っ赤だよ?」「うるせぇ・・」「あとこれ。念の為に飲んでおいて。」 ハンジがそう言ってリヴァイに手渡したのは、避妊薬だった。「・・わかった。」「ねぇリヴァイ、あんたはこのままエルヴィンを利用するつもりなの?」「あぁ、あいつに近づいたのも、元からそのつもりだ。」「それで、あんたは幸せなの?もし彼と家庭を持って幸せに生きたいと思わないの?」「・・それは、普通の女が望むことだろう。」 リヴァイはそう言いながら、エルヴィンと仲良く連れ立って歩く美禰の姿が脳裏に浮かんだ。 エルヴィンには、彼女のような“普通の女”が相応しい。 男でも女でもない、自分とは違う。「・・ごめん。」「謝るな。ただ俺は、自分の身体が愛せないだけだ。」「きっと、あんたを愛してくれる男が現れるよ。」「そうだといいんだが・・」 一方、「椿屋」の一室で、美禰はジークにある事を相談していた。「最近、エルヴィン様の様子がおかしいのです。」「俺に恋愛相談とか無理だからね。あ、でもいい事思いついた。」ジークはニヤリと笑った後、美禰の耳元にある事を囁いた。にほんブログ村
2020年01月15日
コメント(0)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「エレン君、リヴァイさんが呼んでいるよ。」「は、はい・・」 エレンがリヴァイの部屋の前に立つと、リヴァイの溜息が襖越しに聞こえてきた。「あいつ、こんなに痕をつけやがって・・エレンに気づかれただろうが、クソが。」 リヴァイの呟きを聞いたエレンがそのまま立ち去ろうとした時、不意の部屋の襖が開いた。「うわぁ!」 エレンは驚きの余り、そのまま中庭へと転落してしまった。「てめぇ、そこで何してる?」「す、すいません・・」「水浴びしてから部屋に来い、わかったな?」「は、はい・・」 井戸の水で顔や髪についた泥をエレンが洗い落としていると、そこへハンジが通りかかった。「エレン、何してんの?」「ちょっと泥で汚れちゃって・・リヴァイさんに怒られちゃいました。」「あはは、そうかぁ。リヴァイは絶対に土足で自分の部屋に上がらせないし、朝稽古の後必ず自分の防具や道着を洗う程の潔癖ぶりだもんね。」「ハンジさん、リヴァイさんはいつからあんな風になったんですか?」「さぁ、わたしも詳しい事は知らないね。」「そ、そうなんですか・・」「おいエレン、いつまで油を売っているつもりだ、早く来い!」「す、すいません!」「・・まぁ、リヴァイは何だかんだ言っても、君の事を気に入っているけどね。」 ハンジのその呟きは、春風によって掻き消された。「失礼します。」 エレンがリヴァイの部屋に入ると、リヴァイは少し眠そうな顔をしながら鏡台の前に座っていた。「エレン、お前に少し頼みたい事がある。」「何でしょうか?」「この軟膏を、いつもの店で買って来てくれ。」「わかりました。」 エレンが薬屋でリヴァイから頼まれた軟膏を店主に頼むと、彼は何処か気まずそうな顔をしていた。(あの人、どうしてあんな顔をしていたんだろう?)「エレン、それは?」「リヴァイさんから頼まれていた軟膏です。」「これはわたしが渡しておくから、エレンは仕事に戻って。」「はい、わかりました・・」 結局ハンジから、その軟膏の事は聞けなかった。にほんブログ村
2020年01月14日
コメント(2)
※BGMと共にお楽しみください。 「進撃の巨人」の二次創作小説です。 作者様・出版者様とは関係ありません。 二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。 リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。 「辛かったら、途中でやめようか?」 「それじゃぁ、てめぇが辛いだけだろう・・」 エルヴィンに組み敷かれ、彼に内側を穿かれながら、リヴァイはそう言って眉間に皺を寄せた。 「あぁ・・」 エルヴィンはとめどなく襲ってくる快感に、いつしか腰を激しく打ち付けていた。 その度に、リヴァイの細い身体がガクガクと揺れた。 「てめぇ、ガッツキ過ぎだろう!」 「済まない、気持ち良過ぎて・・」 エルヴィンは荒い息を吐きながら、リヴァイの唇を塞いだ。 「エルヴィン・・」 「リヴァイ、愛しているよ・・」 リヴァイは最奥でエルヴィンが絶頂に達するのを感じながら、彼の背に爪を立てた後意識を失った。 何処から鳥が囀る声が聞こえてリヴァイが目を開けると、隣には自分の髪を優しく握ったまま眠っているエルヴィンの姿があった。 リヴァイがゆっくりと起き上がろうとした時、下半身に鈍痛が走った。 それと同時に、内腿から血と生臭い液体が伝い落ち、リヴァイは思わず舌打ちした。 「おいエルヴィン、起きろ。」 「う・・」 「いつまで寝ているつもりだ、早く起きやがれ!」 リヴァイがそう言ってエルヴィンの頭を軽く叩くと、彼は低く呻いた後、ゆっくりと目を開けた。 「リヴァイ、おはよう。」 「おはようじゃねぇ。さっさとここから出るぞ。」 「リヴァイ・・その、身体は大丈夫か?」 「痛くて死ぬかと思ったぜ。今も腰が痛くて堪らねぇ。」 「本当に済まない・・」 出逢茶屋の前でエルヴィンと別れたリヴァイは、そっと勝手口から屯所の中へと入った時、運悪く井戸の近くで洗濯をしているエレンに見つかってしまった。 「リヴァイさん、今まで何処に行っていたんですか?心配していたんですよ。」 「エレン、俺は暫く部屋で休んでいるから、何かあったら言え。」 「は、はい・・」 「頼んだぞ。」 リヴァイはそう言うと、エレンの肩を軽く叩いた。 その時、彼の白い首筋に幾つも赤い虫刺されのような痕がある事に気づいた。 「どうした、エレン?」 「いいえ、 何でもありません。」 にほんブログ村
2020年01月13日
コメント(0)
最初から最後まで衝撃的な展開が続いて、一気読みしてしまうほど面白かったです。
2020年01月11日
コメント(0)
韓流時代劇に登場する悪女たちの姿とその時代背景に迫る一冊。儒教において男尊女卑であった朝鮮王朝時代、ドラマの題材になる王族が全て実在しているというのが驚きです。「事実は小説より奇なり」ですね。
2020年01月10日
コメント(0)
終戦後に開催された甲子園大会の裏側に隠された、男達の友情と戦争の影を描いた作品。敵同士が野球をして心を繋げるシーンは胸が熱くなりましたね。戦争というものが、愚かだと思いながら本を閉じました。
2020年01月10日
コメント(0)
まさしく一気読みサスペンスでした。中盤からの急展開から、衝撃の真相まで手に汗握る展開の連続でした。「代償」も面白かったですが、この作品も面白かったです。
2020年01月10日
コメント(0)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「リヴァイ、何を言っているんだ?」 エルヴィンはリヴァイの様子が少しおかしい事に気づき、彼の脳裏にジークの言葉が浮かんだ。“中を確めたら、あいつは半陰陽だった。”「エルヴィン、お前は知っているんだろう・・俺の身体の事を?」 リヴァイはそう言うと、着物の合わせ目の隙間から覗く素肌をエルヴィンから隠そうとして、彼にそっぽを向いた。「リヴァイ、わたしは君を決して傷つけたりはしない。だから、こちらを向いてくれないか?」 リヴァイはエルヴィンの言葉に応えるかのように、ゆっくりと彼の方を見た。 その瞳は、少し涙で濡れていた。「大丈夫、何も怖がる事はない。」 リヴァイはエルヴィンの言葉に安心するかのように、おもむろに濡れた着物と袴を脱ぎ捨てた。 一糸纏わぬ姿のリヴァイを見たエルヴィンは、思わず生唾を呑み込んだ。 それほどまでに、リヴァイの裸は美しかった。 均等についた美しい筋肉に覆われた中に見える、こぶりだが形の良い乳房、贅肉などがついていない割れた腹筋―男である自分とは違うのは、全体的に丸みを帯びながらもしなやかな肢体だという事だった。「そんなにジロジロ見るな。俺の身体は見世物じゃねぇぞ。」「すまない・・君の身体が余りにも美しかったものだから、つい見惚れてしまった。」「男に向かって言う台詞かよ・・」 リヴァイはそう言いながら、エルヴィンの股間を見た。「済まない、これは・・」「俺を抱きてぇと、素直に言えよ。身体ならいくらでも貸してやる。」「リヴァイ、君は今まで、その・・」「この身体で稼いだ事なら、いくらでもある。仕事だと割り切っていれば、何も感じなくなる。」そう言ったリヴァイの横顔は、少し寂しそうに見えた。 男でもない女でもない身体に生まれついた彼が、今までどんな思いを抱えて生きて来たのか―エルヴィンがそう思っていると、リヴァイは少し呆れたような顔をしながら、優しく手の甲で自分の涙を拭ってくれた。「何でてめぇが泣いてんだ?」「済まない・・リヴァイ、このまま君を抱いてもいいか?」 エルヴィンがそう言ってリヴァイの方を見ると、彼は顔を赤く染めながら頷いた。にほんブログ村
2020年01月10日
コメント(0)
※BGMと共にお楽しみください。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。「リヴァイ、少し顔色が悪いがどうかしたのか?」「それは、お前には関係のない事だ。おいお前ら、行くぞ。」「は、はい!」 エルヴィンは去ってゆくリヴァイの背中が見えなくなるで、その場に立ち尽くしていた。「エルヴィン様、もうあの方の事を忘れてくださいませ。」「何故そんな事を言うんだ?」「あの方は、わたくしの兄を殺した仇なのですよ!それなのに、どうしてあの方ばかり・・」「済まないが美禰、暫くわたしを一人にしてくれないか?」「わかりました・・」 美禰と別れ、エルヴィンは彼女の兄・吉之助が眠る墓へと向かった。「エルヴィンはん、おいでやす。」「住職さん、来るのが遅くなって済まなかった。」「そない謝らんでも、仏様は許して下さいます。」 住職に一礼し、エルヴィンが吉之助の墓へと向かうと、そこには既に新しい花が手向けられていた。「住職、この花は・・」「あぁ、それならさっきの方が・・」 住職の言葉を最後まで聞かずに、エルヴィンは来た道を引き返した。 すると、寺の正門前でリヴァイを見かけ、そのまま彼の手を掴んだ。「リヴァイ、待ってくれ!」「離してくれ、エルヴィン!」「嫌だ、お前を離したくない!」 エルヴィンはそう言って自分から逃げようとしているリヴァイを自分の方へと抱き寄せた。「やめろ、離せ・・」「離したくないと言っただろう。」「てめぇとはもう会わねぇと言った筈だ!」「では、何故君はわたしを突き飛ばそうとしない?」「それは・・」そう言ったリヴァイの瞳は、涙で潤んでいた。 やがて、空が急に暗くなり、雷鳴と共に激しい雨が降り始めた。「ここに居ては風邪をひく。何処かで雨宿りしよう。」「・・わかった。」 リヴァイがエルヴィンと共にやって来たのは、市中から少し離れた出逢茶屋だった。「濡れた服を脱いで乾かした方がいい。」「あぁ・・」エルヴィンが濡れた着物を脱ぐ様子を、リヴァイは見ていた。「お前は、脱がないのか?」「俺は、いい・・」 そう言った後、リヴァイは赤くなって俯いた。 何故か急に、彼の前で裸を晒すのが怖くなった。にほんブログ村
2020年01月09日
コメント(0)
素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「進撃の巨人」の二次創作小説です。作者様・出版者様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。「うわぁ、綺麗ですね!」「おいエレン、そんなに騒ぐな。」「す、すいません・・リヴァイさんとこうしてお花見に行ける事が、嬉しくて・・」 エレンはそう言うと、花見弁当が詰まった重箱を抱え直した。 漸く風邪が治ったリヴァイは、日頃の労をねぎらう為、部下達を誘って花見に行く事にした。「ガキ共、飯だ。」「うわぁ、美味しそうですね!」 重箱に詰められた花見弁当を見たサシャは、そう言うなり手づかみでいなり寿司を食べようとして、リヴァイにその手を叩かれた。「この弁当は俺が朝早くからお前達の為に精魂込めて作ったもんだ。味わうならゆっくり味わえ。」「す、すいません・・」「わかればいい。」 満開の桜の下、リヴァイ達が花見をしていると、彼らから少し離れた所で数人の若者達が酒を飲んで騒いでいた。「あいつらうるさいですね、注意しましょうか?」「いい、放っておけ。」「ですが・・」「季節の変わり目には、おかしな奴が出て来るもんだ。」 リヴァイがそう言いながら酒を飲んでいると、突然誰かが彼にぶつかって来た。「済まん、小さくて見えなかった。」 ぶつかってきた男は、先程酒を飲んで騒いでいた男達の一人だった。「美味そうな握り飯だな、俺にもひとつくれよ。」 男がそう言いながら重箱の中にある握り飯を掴もうとした時、リヴァイの拳が彼の顔にめり込んだ。「失せろ、てめぇらの所為で飯が不味くなる。」 若者達は何かを囁き合いながら何処かへと消えていった。「何だったんでしょうね、あいつら?」「さぁな・・」 エレンとリヴァイ達が屯所へと戻る道すがら、向こうから一組の男女がやって来た。 それは、エルヴィンと美禰(みね)だった。「エルヴィン・・」「リヴァイ・・」 エルヴィンとリヴァイは、暫くその場から動けなかった。にほんブログ村
2020年01月08日
コメント(0)
全56件 (56件中 1-50件目)