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<年間行事予定について>各中学校の「年間行事予定」に関するお願いです。各中学校で「年間行事予定」が配られましたら、塾にお貸しください。※授業開始前に1階受付にお持ちください。※授業前でバタバタしている時間帯ですが、すぐにコピーして、なるべくその場でお返しできるようにいたします。※塾側として知りたいのは、「定期試験の日程」「修学旅行の日程」「スキーや移動教室の日程や対象学年」「運動会の日程」「始業式と終業式」の5点です。これらを基に、講習の日程や休校日の予定を決めております。年間行事予定を貸してくださった際に、上記5点の日程をお聞きしますので、すぐに答えられるようにしておいていただけると非常に助かります。(例えば修学旅行は、中学校によって5月、6月、9月、10月とバラバラですので、私一人で探すと結構時間がかかります。また、スキー教室は中1で行く学校もあれば、中2で行く学校もあり、そうした質問をすることもあります。特に大変なのは、「1学期中間テストがない中学校」に関してであり、年間行事予定の中に存在しないものを延々と探し続け、10分程度無駄にしたことも過去に何度かありました。ご協力お願い申し上げます。)※各中学校、どなたかお一人貸してくだされば結構です。※誰も提出してくれない中学校が毎年ありますが、4/8までに提出されない場合は、その中学校の生徒は在籍していないものとして、塾の年間授業日程を作成します。 ※ただし、4/8(金)までに年間行事予定が配られない場合はその限りではありません。その場合は、年間行事予定が遅れる旨を必ずご報告ください。<既に頂いた中学校>・・・赤文字は本日追加された学校◆西東京市立田無2中、田無4中※まだ受け取っていない中学校(今年も広範囲から通っていただいております。ありがとうございます。)西東京市→田無1、田無3、ひばり、保谷、明保、柳沢、青嵐武蔵野市→武蔵野1、武蔵野4、武蔵野5、武蔵野6小平市→小平3、小平6、花南東村山市→東村山3、東村山7東久留米市→下里練馬区→石神井西、三原台、大泉杉並区→中瀬中野区→北中野千代田区→麹町中国立→学芸大小金井、お茶の水女子※下線が引いてある学校は、その学校から1名しか通っていないため、その子が持ってこないと他に誰も持ってきてくれません。
2022年03月13日
<全学年の塾生ならびに保護者の皆様へ>西東京市内のオンライン授業が9月末まで延長され、それに伴い定期試験の日程も大幅に変更されるようです。塾としましては、進学塾という性質上、これ以上カリキュラムを遅らせることはできません。また、すでにお配りした期末試験の授業日程(授業A、授業Bなど・・・)についても、すでにスタートしてしまっていますので、今から大幅に変更することは物理的に不可能ですし、西東京市外から通う生徒達への影響も大きくなり、混乱を招く可能性もあります。従いまして、すでに各学年にお配りした「9月/10月の授業日程について」というお知らせに関しては、変更せずに行います。自分が通う中学校の試験日程をよく見て、後になってから「受けていない授業があった」ということにならないよう、各自で日程調整をしておくようお願い申し上げます。また、今回の西東京市の決定により、試験直前に塾の授業が進むことになりますので、今から計画的に学校の試験勉強をしておくようお願い申し上げます。繰り返しますが、塾の授業はお渡しした手紙どおりに進んでいきます。※特に、「中1クラスの田無4中生の数名」に関しては(一人を除いて)大変心配しております。おそらくお子様だけで判断させるとミスが出ると思います。保護者の方が調整してあげてください。進学塾キャラベル
2021年09月10日
<お願い1>最近、机の中に忘れ物をしていく生徒が大変多く、困っています。特に水筒やペットボトルの忘れ物が多く、昨日だけで3名。本日も2名です。なお、本日忘れていった子の水筒は漏れており、現在授業中の中学1年生の女子のズボンがびしょ濡れです。掃除のため、現在、授業を中断している状態です。なお、真ん中の列、前から2列目の子です。心当たりのある人は取りにきてください。改めてルールを確認します。(仕事増やさないでね)(1)机の中に忘れ物をしないようにしてください。(2)壊れている水筒(調子の悪いもの、あやしいものも含む)を持ち込まないようにしてください。(3)このようなことがありますので、ジュース類、糖分の入っている飲料水などは持ち込まないようにお願い申し上げます。わざわざ指摘はしませんが、ルール違反をしている子が数名見受けられます。本日も、砂糖入りのレモンティーのため、新品の机と椅子がベタベタの状態です。<お願い2>8月分授業料が未納の方が8名ほどいらっしゃいます。現在夏期講習中のため、連絡することがなかなかできないため、大変失礼ですが、ブログにてお願い申し上げます。大変お手数ですが、今一度ご確認いただければと思います。<お願い3>中3クラスで泥だらけの靴で来た子がいたようで、階段や玄関のあたりが泥で汚れていました。すぐに掃除しましたが、泥の付いた靴では来ないようにしてください。常識。<お願い4>2階教室扉の開閉ですが、上の階の方から「うるさい」とクレームが入りました。ドアを閉めるときは、手を離さず、閉まるまで軽く手で押さえながら閉めるようにしてください。というわけで、本日も授業以外の業務で盛りだくさんです。円滑な授業進行に、塾生全員でご協力ください。
2018年08月07日
<エアコン復旧>エアコンが復旧したので、月曜日から2階新教室へ戻ります。大変ご迷惑おかけしました。心よりお詫び申し上げます。※なお、故障の原因は、室外機の基盤をネズミにかじられた為だそうです。今年は自宅でもネズミ被害に遭いましたが、塾でもネズミに泣かされました。抗議の意味も込め、以後ディズニーランドには行かないことを堅く決心したことをお伝え申し上げます。ちなみに、室外機の中は暖かいので、冬あたりからネズミが住み着いていたようです。どこから拾ってきたのか、大量の綿も室外機の中にありました。どうやらベッドにしていたようです。そういえば、気のせいかもしれませんが、私が冬に来ていたダウンコート、なんとなく綿が減ったような・・・<中3Aクラス>8月6日(月)より2階教室へ戻ります。<中3Bクラス>8月6日(月) 12:30より2階教室を開放しております。やっと思う存分勉強できます。<中1・中2クラス>中1生、中2生の皆様も、2階教室へ戻ります。<そして次なる不幸>当塾の取引先銀行である「きらぼし銀行保谷支店」が、来年3月で無くなってしまうことが決まりました。これで西武柳沢には銀行がゼロになってしまいました。その他のお店もどんどんつぶれ、商店街はシャッター街になっていますが、銀行まで無くなってしまうと、いよいよ仕事が本当に不便になります。もうこうなったら笑うしかないですね
2018年08月04日
中3B、中3A、中1クラスともに、本日まで1階で行います。週明けの月曜日から2階教室へ戻る予定です。(エアコンは直りましたが、ダイキンさんが深夜~未明に来てくださったので、2階の片付けがまだ済んでいないため)◆中3Aクラス英単語の教材は毎回持ってくること。
2018年08月04日
◆現在の駐輪スペース(塾の目の前)に加え、第2駐輪場と第3駐輪場を借りました。(契約しました)※第3駐輪場に関しては紆余曲折があり、3件ほどが契約寸前でダメになりました。そこで自らの足で町内を探し、良さそうなスペースを見つけました。その後、いろいろ調べ、その土地の持ち主と管理会社を探し出し、どうにか貸してもらえることになりました。気合いです、このあたりは。◆第2駐輪場は塾の裏側です。4,5台ほどのスペースしかありませんが、2階教室へ続く階段の真下なので、非常に便利です。◆第3駐輪場は、塾の1階入り口から徒歩20秒の場所です。こちらはかなりの台数を置くことが出来ます。ただし、住宅街ですから、絶対に私語は慎んでください。◆第1駐輪場が15~18台、第2駐輪場が5台、第3駐輪場がおそらく15~20台くらい駐められますので、もう自転車置き場で悩まなくて済みそうです。◆ただし、第2駐輪場、第3駐輪場ともに指定の駐輪シールを貼るようにオーナー(家主さん)および管理会社(不動産屋さん)から指示されています。※オーナーさんは別の方です。駐輪シールのない自転車は、撤去されるかチェーンで結ばれてしまうこともあるかもしれません。また、塾生以外の違法駐輪を防ぐ目的もあるようです。そこで、駐輪シールを作りましたので、自転車で通学する塾生は必ず貼るようにしてください。余計なトラブルを増やさないためにも、ご協力お願い申し上げます。◆1枚目は無料でお渡しします。新しい自転車を購入した場合も無料でお渡ししますので言ってください。無くした場合(塾長がシールを渡したにもかかわらず、すぐに貼らなかったがためにどこかへ消えてしまったケース)は再発行料として50円程度頂こうかなと考えております。(1枚59円程度のものなので無料でも構わないのですが、今後への戒めとして)なお、「キャラベルさんの塾生が卒業してから、その生徒さんが柳沢駅を利用する際、駐輪場を無断使用しないようにシールは毎年変えてほしい」と不動産屋さんから依頼されましたので、シールのデザインは毎年変わる予定です。作るの面倒ですが頑張ります。以上、よろしくお願いいたします。
2018年08月01日
<エアコン故障について>本日、お昼頃、2階新教室のエアコンが故障しました(私が教室に入ったら猛烈な暑さ、生徒たちは汗びっしょりでテキストを眺めている状態)。すぐにダイキンに電話しましたが、最短でも8月1日(水)までは点検に来られないそうです。(8/1に直るとも限らないとのこと。8/1に必要な部品が判明するので、その部品によってはさらに1週間くらい直らないかもしれないと言われました。その場合は、カリキュラムの遅れも気になるでしょうから、1階に机と椅子を詰め込んで授業を強行する可能性が高いです。)仕方なく、本日の中3クラスの授業は急遽休講としました。せっかく来ていただきましたが、中3Aクラスの子たちには帰宅してもらいました。※その後、Bクラスの子に聞いたところ、1名を除き、「この程度の暑さなら出来なくもない」ということでしたが、一応、塾としては室内での熱中症も怖いですし、休校としました。<中3Aクラスについて>●中3Aクラスは、本日7月30日(月) から 8月1日(水)までの「3日間」は休校とします。【←ほぼ確定】●授業再開日は未定です。ダイキンさんの修理状況によります。最短で8月3日(金)から授業再開となります。※8月1日(水)に直るかどうかによります。もしその前に1階で授業強行できる態勢が整いましたらご連絡します。●授業再開日に関する詳細は、8月1日(水)以降、毎日ブログを更新し、発表します。※物理的に(時間的に)、全員に電話することは不可能なため、ブログにて発表いたします。ご了承ください。●本日から3日分の課題は伝えておきました。本来、お盆休みにやってほしかった課題です。真剣に取り組んでください。●代講はお盆休みに入れる予定です。代講についての詳細は授業再開日にクラスで発表します。●大人の世界における「緊急事態」も、子供たちの中では非日常化され、イベント化されてしまいます。今回のようなエアコン故障による休校に限らず、震災、台風、大きな事件による休校・集団下校なども、大人側は深刻なのですが、一部の子たちにとっては「面白い出来事」であり、気分的に浮かれてしまう子も中にはいます。「授業が中止になったよ!」という嬉しい感情・テンションをどうにか落とし、今日伝えた課題を粛々と進めてください。まずは自分がワクワクしてくる志望校を決め、それに向かって一歩でも二歩でも進んでください。●8月3日(金)は過去問締め切りです。授業が再開できていれば締め切りはこのまま。再開できていなければ延期します。<中3Bクラスについて>●本日7月30日(月)、明日7月31日(火)の復習トレーニングはお休み。●8月1日(水)、8月2日(木)は1階教室にて「通常授業」を行います。※要するに、中3Bクラスは、・授業は予定通り全て行い、・復習トレーニングはエアコンが直るまでお休みとなります。<中2クラスについて>●本日7月30日(月)の中2クラスは1階で授業を行います。1階の「第一教室」と「第二教室」で分かれて授業を行います。2階教室へは行かないでください。※私は今から連絡すべきところがたくさんあり、中2クラス全員に連絡をすることが困難です。また、本日は台風でも何でもないので、誰もこのブログを見ないでしょうから、このブログで休校案内をすることもできません。したがいまして、本日7月30日(月)は授業を強行します。※中2クラスは人数が少ないですし、1階には電子黒板が2つあるのでどうにか大丈夫です。第一教室と第二教室に分かれて授業を受けていただきます。※ただし、1階トイレが故障中のため(←トラブル続き)、トイレは二階を使ってもらいます。<中1クラスについて>●7月31日(火)と8月1日(水)の中1クラスについては現時点で未定です。現在考え中です。休校にする可能性もありますし、1階で授業を行う可能性もあります。もうしばらく考えさせてください。(理由)もし仮に休校とすると、2回分の代講をお盆休みにもってくるしかありません。そうすると、おそらく中1クラスの子たちは旅行に行かれる方も多いでしょうから、出席できない子が多数出てくると予想されます。どうするか考え中です。中1クラスの対応につきましては、本日夜か明日の午前中にブログにて発表します。もし授業を強行する場合はブログで発表し、休校にする場合は全員に電話連絡さしあげます。また、どうしても連絡が取れない方には、緊急連絡先に私の携帯電話からショートメールを差し上げることもあるかもしれません。大変失礼とは思いますが、緊急事態のためご了承ください。<おまけ>今年はトラブル続出で・キドキドでタックルされ、足の爪が割れる・自宅でネズミが出て、業者に退治してもらう・カラスに襲われる・軽自動車に轢かれる・塾の1階で浸水(3/9に浸水し、すぐに管理会社に電話したのに、やっと本日工事中)・電子黒板不具合から始まり、今回の新教室に関しても・オーナーと管理会社がのんびりムードで契約が大幅に遅れる(ファックス1枚やりとりするのに数日)・新しく発注した椅子の3分の1が不良品・新しい机40台全てが不良品→コクヨさんが9月に全て新品に交換してくれます。・新しいパーティションが不良品(先生の友人であるHくんと同じ香り)・アマゾンから発注した時計が壊れている・アスクルで発注した商品がことごとく不良品→交換・アスクルから荷物が届かない・新しい駐輪場が見つからない(契約直前で「やっぱり貸せません」と断られた)・アスクルで買った書類棚を初日にいきなり壊す(トレーが取れちゃった・・・)などなどトラブル続出です。その上、今回・今回、塾始まって以来最大のピンチであるエアコン故障。・さらに、1階のトイレレバーの故障・しかも、私の自転車のチェーンが外れるまあ、どんな場合も一つ一つ解決するしかないです。「問題」とは、起こったと同時に「答え」も生まれているはずです。ただ、残念ながらその答えが見えない場合が多い。しかし、問題とは解決するために存在します。「どうにななる」「なるようになるさ」という根拠のない楽観論ではなく、「何とかする」「どうにかする」という姿勢が大切だと私は考えています。今回の件も、今年3月から7月に起きた様々な件も全てどうにか解決するしかありません。「これは面白いことになってきたな」と考え、ドラマの主人公にでもなった気でやるしかありません。皆さんも何があってもめげずに、落ち着いて対処するようにしてください。何かしら道はあるはずです。
2018年07月30日
平成30年7月28日(土)の授業について本日は台風接近に伴い、全学年、全クラスとも休校といたします。私は一日中、塾で仕事をしている予定ですが、本日は自習も含め全て中止です。【理由】(1)気象庁の発表によると、現時点では「大雨、雷、強風注意報」ではあるのですが、昼過ぎまでに「警報」に切り替える可能性が高いとのこと。(2)同じく気象庁によれば、今回の台風は「これまでの経験が通用しない」可能性が高いとのこと。←言い方が怖いぞ、気象庁・・・まさに見たことのない進路です。(3)今日一日で最大500ミリの雨が降る可能性があること。梅雨の時期に降る全雨量を足しても150ミリ程度ですから、その3倍以上の雨が一日で降るかもしれないということらしいです。簡単に言えば、忍者が滝で修行してるみたいな感じではないでしょうか。(4)ここ数ヶ月の全国的な災害を見ても、「まあ、この程度なら大丈夫だろう」という油断によって多くの子供たちの命が失われているニュースを頻繁に目にすること。(5)昨日、中2クラスで調査したところ、全中学校の全部活が本日お休みになっているとのこと。以上を踏まえ、本日は終日休校とします。全員自宅学習を行ってください。特に(4)の理由が大きいです。なお、事務規定にありますように、台風・大雪・大地震など自然災害による休校のため振替授業は行いませんが、年間カリキュラムの進行状況によっては休日に授業を入れたり、通常授業を延長したりして、授業時間を増やすことも今後あるかもしれません。その場合はご了承ください。※特に中3生は、Aクラス、Bクラスともに授業を進めたいところですが、一年間の長丁場なので、本日一日無理をして何かあってからでは手遅れなので、本日はやむを得ずお休みとします。カリキュラムはこちらで調整します。その代わり、Aクラス・Bクラスともに、「数学テキストP246~259」を、この土日の間に片付けておくこと。ちなみに、私の懇意にしている塾長さんの塾は、本日も平常通り授業を行っている塾が多いです。みなさんも負けずにがんばってください。(塾長は負けました)また、学校の夏休みの宿題も片付けておきましょう。税の作文については、なるべく税金に興味の無いふりをしてからの~、「税金ってメッチャ大切!すてき☆」という流れが鉄板です。<追伸 その1>◆中3Aクラス保護者の方へ6月に夏期講習の日程をお配りしましたが、教室増設に伴い、夏休みの間、急遽「毎週木曜日13時~18時」を追加・増量しました。(一昨日もかなり勉強がはかどったという子が大勢いたようです。)急な予定変更で申し訳ありません。なお、既に予定が入っている場合は欠席されてかまいません。ただし、8月16日(木)はお盆休みのため教室は閉まっています。<追伸 その2>◆中3Bクラス保護者の方へ6月に夏期講習の日程をお配りしましたが、教室増設に伴い、夏休みの間、急遽「月曜日の12時半~18時」「火曜日の12時半~18時」「水曜の13時半~18時」「金曜日の12時半~18時」「土曜の13時半~18時」を追加・増量しました。急な予定変更で申し訳ありません。なお、既に予定が入っている場合は欠席されてかまいません。ただし、8月29日(水)、8月31日(金)は、上記の時間帯は閉まっております。夜19時からオープンします。進学塾キャラベル 塾長(←先週からアマゾンプライム会員)
2018年07月28日
<10周年>当塾が開校したのが2008年7月11日でした。おかげさまで10周年を迎えることができそうです。※授業スタートは2008年7月28日で、そのとき指導していた子は3名。そのうち2名は都立小平高校に不合格になり、二人とも東亜高校へ進学しました。不本意な結果でしたが、ここが当塾のスタートでした。この2名ですが、現在一人は慶応大学病院、もう一人は理学療法士として相模原の総合相模厚生病院に勤めています。お二人とも塾まで報告に来てくれました。うれしいですね。初めは10年も持つとは思っていなかったので、これもひとえに現塾生・卒塾生の皆様のおかげです。ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも塾生の学力向上のために努力していきます。なお、開校10周年を記念いたしまして、塾生の皆様に抽選で特に何もございません。申し訳ありません。<移転>さて、10周年という節目を迎えるにあたり、現在、移転をしようかなと着々と準備を進めております。移転のメリットは、私個人としてはほとんど何もないことに昨夜気づいたのですが(笑)、定員は若干増やせそうなので、入塾をお待ちの方をご案内することが出来そうです。先週末から、キャンセル待ち(ウェイティングリスト)の方々に順次ご連絡をさしあげている最中ですが、夏期講習前のため、すでに他塾さんの夏期講習にお申し込みされている方も多いようです。※そしてお決まりの「授業料は返金できません」脅迫に合っているようです。ただ、これに関しては、法的には返金可能ですので何かありましたら当塾にご相談ください。また、塾によっては「契約が成立している」と言う場合がありますが、そもそもその契約自体が違法という・・・また、移転に伴い、私自身やることが山積している状態で、夏期講習前に全員の方にお電話および面談を差し上げることが出来ないかもしれません。したがいまして、入塾をお急ぎの方(早めのご入塾をご希望の方)は塾までご連絡いただければと思います。※特に中2クラスは、夏期講習で、「重要な単元(不定詞・動名詞・一次関数)」ならびに「今後に不可欠な記憶力トレーニング」を行います。※予定としては、7/23の週から新教室で授業をできればと考えております。教室がちょっと遠くなるので、私としては大変なのですが・・・※なお、移転してみてやっぱり仕事がやりにくいようなら3年後くらいに元に戻ってくることも考えています(笑)←なんとも弱気かつ後ろ向きな10周年それでは今後ともよろしくお願いいたします。進学塾キャラベル
2018年07月02日
◆本日は教室がお休みのため、朝から物件を回っております。移転先が決まるまで、もうしばらくお待ちください。もし決まれば若干定員を増やせますので、ウェイティングリストの方にご案内さしあげます。ただし、物件が決まったとしても、時期的に1 内装2 机と椅子3 電子黒板などが間に合うが微妙なところです。1の内装に関しては、建設業界は大変忙しいようで、急なお願いには対応できないことが多いみたいです。2の机と椅子ですが、これは基本的には受注生産のため、夏期講習までに人数分確保できるかどうか非常に怪しいとのことです。安いものならいくらでもあるのですが、勉強する子供たちが使うものですから、基本的に「コクヨ」の「新品」以外に私は考えていないので、それが全国的に不足している状況です。3の電子黒板も同様で、夏期講習までに間に合うかどうか不確定です。他にも、契約業務、家財保険の契約、駐輪場の確保、備品買い出し、水道電気の契約、銀行に融資の相談などなど書き出すのが嫌になるほどあり、時間との戦いになっております。とにかく、全体的に「間に合うかどうか分からない」という状態ですが、この解決策は毎年受験生に言っていることと同じですが、「間に合わせる」しかないですね。がんばります。でもダメだったら申し訳ありません。◆それと、最終的にはお金の問題に還元されますね(笑)。子供たちには常々言っていますが、お金は大変重要で、お金があれば解決できる問題もお金がないがために解決不可能に陥るということはたびたびあります。世の中、結局カネとコネなんですね・・・涙。※先日の大阪北部地震で、ブロック塀が倒れてきて児童が亡くなるという悲しい事件がありましたが、その対応策として、名古屋市は全市立学校のブロック塀を撤去する方針を即座に打ち出しました。予算は13億円だそうです。また、私の住む武蔵野市も、先週段階で小中学校のブロック塀の近くは通れないように暫定的な工事が終了していました。結局、これもお金のある自治体が有利です。子供の命に関わることなので本来ならすぐ対応したいところですが、現実的な問題として真っ先にお金の問題が立ちはだかり、命よりも予算が優先されることが常のように感じます。◆なお、この6月下旬から7月下旬で決まらなければ、今年度の移転はなしです。夏期講習から入試直前期は受験指導のために全く動けないので、現在ご予約を受け付けている2019年度中1クラス(現小6生)も今年と同じ定員で行くこととなります。※ブログの更新が滞り申し訳ありません。通常業務に加え、移転先探しもやっており、さらにそれに付随する仕事、そしてプライベートの育児、さらにはワールドカップ観戦があるため、なかなか時間が取れない状況です。一応「塾長、くら寿司にいく」「塾長、室内遊園地キドキドで日●のような半端ないタックルを受ける」「塾長、カラスに襲われる」「塾長、同じ日に軽自動車にひかれる」「塾長 自宅のネズミ騒動記」「塾長、日本サッカー協会にクレームの電話を入れる」などなど受験に全く役立たない役立つ話題がたくさんあるのですが、詳しくはお子さんからお聞きになってください。
2018年06月26日
本日1月24日(水)は、19:20から「中1クラス」および「中3Bクラス」がありますが、一昨日の大雪で路面が凍結しているため、徒歩で来る子も多いでしょうし、自転車で来る生徒もゆっくり走らないと危ない箇所がいくつかあると思います。※特に集合住宅(団地、マンション、アパート)の前は雪かきがされていないケースが多いようです。慌てずに、怪我をせぬよう注意しながら来てください。したがいまして、本日の授業は20分遅らせ19:40開始と致します。平常通り、19:00から入室可能ですが、授業開始の19:40までの20分間は自習(復習)という形にいたします。また、遠方から来ている生徒も多いので、お車での送迎やバスの遅延などで通塾困難な方もいらっしゃると思います。欠席する場合、19:00以降にご連絡ください。※18時台まで中3生の集団討論をやっているため、電話に出ることが出来ません。以上よろしくお願い申し上げます。進学塾キャラベル
2018年01月24日
本日1月22日(月)は大雪の予報が出ています。帰宅困難者が出る恐れも懸念されており、気象庁も早めの帰宅を呼びかけています。(15時15分現在、大雪「警報」に変わっております) 以上を踏まえ・・・ <その1 夕方の「中3ハイレベル演習」について>◆学校から直接来る生徒もいるため、本日は予定通り授業を行いますが、出席のご判断は、各ご家庭・各自にお任せいたします。通塾時の安全確保を最優先とし、くれぐれも無理をなさらぬようお願い申し上げます。また、お休みする場合、遅刻する場合ともに、本日に限り、塾へのご連絡は不要です。 <その2 19:20からの「中2通常授業」について>◆本日はカリキュラムを進めず、自習とします。出席のご判断は、各ご家庭・各自にお任せいたしますが、原則として「自宅学習」を推奨します。また、雪がさらにひどくなった場合、授業時間途中で終了とする場合もございます。 特に中2クラスは、本日インフルエンザによる欠席者が5名もいる状態ですから、いずれにしても授業は止めておきます。 なお、お休みする場合、遅刻する場合ともに、本日に限り、塾へのご連絡は不要です。※電車で来ている子達は、本日は授業を進めませんので自宅学習を推奨します。帰宅できない可能性もあります。※本日行う予定だった「社会の確認テスト」「国語の答え合わせ」は、そのまま金曜日へスライドさせます。 <その3 19:20からの「中3Bクラス」について>◆本日は休講とします。 なお、夜の時間、誰も出席者がいないようでしたら、私も早めに(帰れるうちに)帰宅いたします。したがいまして、本日の夜(授業終了後)は電話が繋がりません。予めご了承ください。 以上よろしくお願い申し上げます。(1月22日(月) 12時30分更新)進学塾キャラベルタグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2018年01月22日
7月12日から妻が長期入院(切迫早産)していることを前回のブログで報告いたしましたが、本日、無事に第二子が生まれました。私は昨日深夜3時頃からお産に立ち会うことができ、本日はそのまま塾にやってきました。ついつい先ほど生まれたばかりです。女の子でした。◆妊娠23週から切迫早産で長期入院になり、夏期講習も重なったため、本当にどうなることかと思いましたが、無事に生まれて何よりです。妻のいない生活は体力的にも大変でしたが、切迫早産ですから、「私が体力的に苦しければ苦しいほど、それは赤ちゃんが生まれてくるのが遅くなっていることの証だから、これは良いことなのだ」と考え、一日一日過ごして参りました。その結果、どうにか37週を越え(よくここまで来たと思います)、体重も2,500グラムを超えたため、一安心しました。妻が退院するまで、しばらくは育児と家事と塾運営の一人3役が続きますが、もう少しで落ち着くと思います。塾生の皆さまには、この3ヵ月間本当にご迷惑おかけしました。長男も元気に育っています。追記何やってんだ、阪神・・・
2017年10月17日
ブログの更新がかなり空いてしまったため、さすがに塾関係者、卒塾生、外部の方からのお問い合わせが増えてきました。既に内部生の皆さまにはお知らせしているのですが、7月12日より私の妻が長期入院となっております。そのため、私は仕事(塾運営業務)に加え、早朝から3歳の息子のお弁当作りに始まり、幼稚園への送迎など家事全般および育児を行っている状態です。 <一日のタイムスケジュール>5:30 起床→息子のお弁当作りと朝食作り6:30 息子(年少)を起こす→ここから8:20まで、息子の着替え、検温、食事、歯磨き、トイレ、幼稚園の準備、などなど戦争状態。なかなか言うことを聞かないので。8:20 幼稚園へ送り→幼稚園の先生と話す※自転車で通園中、息子に「パパのお弁当美味しくない。ママのお弁当が良い!」と毎朝言われながら、一生懸命走っています。8:45 帰宅8:50 ゴミ出し8:50~10:00 家事全般洗濯と洗濯干し→食器洗い→お風呂掃除→トイレ掃除→部屋の掃除機がけ→息子の布団を畳んだり干したり…10:00 スーパーやドラッグストアへ※日用品や食材の買い物、入院中の妻の必需品の買い出し。この買い出しが、店内の商品の場所を覚えていないために非常に時間がかかります。また、どの洗剤を買えば良いのか、牛乳はどれを買えばいいのか、など細かいことを妻にラインで聞きながら買い物するため、酷いときは90分~120分くらいかかってしまいます。店内を端から端まで移動するなんてザラです。12:00 帰宅、買ってきたものの整理、片付け12:30 自分の食事13:00 メダカへエサやり、水のカルキ抜き、植物への水やり14:00 幼稚園へお迎えお迎えの後は、息子を病院(小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科)へ連れて行ったり、妻のママ友や私の父(83歳)に預けたり、少し息子と遊んであげたり・・・16:00~17:30 塾到着(息子の病院などにより変わってきます)塾に到着後、塾の掃除、塾でしか出来ない各種事務作業、授業準備と授業22:00 授業終了→ママ友や父に預けている息子を引き取るためにすぐに塾を出る22:45 帰宅・息子を寝かしつけてから・・・↓・翌日の授業準備や経理作業など自宅で出来る仕事・自分のお風呂・家事の残り・翌日の朝食・お弁当や幼稚園の持ち物の準備などで、毎日寝るのが3:30~4:00頃という生活を送っております。寝てない自慢みたいになってしまいますが、「2時間寝られればマシな方」という状態です。我ながら、よく夏期講習を乗り切ったと思います。このような生活を7/12から続けているため、さすがにブログの更新は出来ません。大変申し訳ありません。 <ピンチ>最大のピンチは9月21日(木)でした。この日は、私の高齢(83歳)の父に息子を預け、私は塾にやって来たのですが、15:50頃、息子と遊んでいた父が倒れてしまい、そのまま救急車で運ばれてしまいました。(息子も救急車で一緒に病院へ) 私の携帯へ連絡が来たのが16:10頃。すぐに息子を引き取りに日赤まで向かいたかったのですが、すでに中3Bクラスの授業が始まってしまい、病院に向かうことができませんでした。その後には中3Aクラスの授業も控えており、私は塾で授業をやりながら、日赤からの連絡待ちという状態でした。※仕事はきっちりやります。 ただ、たまたまなのですが、妻の入院先も日赤だったため、妻のいる病棟へ連絡をとり、看護師さんにお願いし、息子を妻の元へ連れて行ってもらいました。その後、妻の実家へ連絡をし、夜の19時頃に岳父と岳母が日赤に到着するまで、本当にヒヤヒヤものでした。 <電話について>息子の幼稚園や通院があるため、塾への到着が授業開始時刻の45分ほど前となっております。また、私が出社中、息子は幼稚園のママ友達が交代で預かってくれているため、授業終了後すぐに息子を迎えに行き、寝かしつけをする生活となっています。そのため、欠席連絡等の電話が夜は繋がらないこともあり、大変ご不便おかけしております。 ※さすがに日曜日だけは息子を預けられる人が見つかりませんし、いたとしても日曜まで預けて先方の家族団らんを邪魔するわけにもいかないため、日曜は一日中息子と過ごしております。また、妻のお見舞いに行ける日が日曜日しかないため、日曜日は塾の電話が繋がりません。ご了承ください。以上ご報告いたします。もう少しで通常の生活に戻れるとは思いますが、ブログの更新はしばらくできないかもしれません。このような状況下でも仕事はきちんとしております。 <卒塾生の皆さんへ>この間、卒塾生の方が何人も直接来塾されたり、電話をくれたり、相談にきたり、就職活動の結果をご報告にきてくれたりしましたが、ゆっくりお話してあげることが出来ず申し訳ありませんでした。
2017年10月14日
まずはBGMをかけながら読んでください。 5,6行ほど自慢話が入ります。クリック→BGM ◆過去5年間、当塾から卒塾した生徒は全部で104名います。そのうち、都立自校(グループ)作成に進学した子は半数を超える55名。全体の約52%です。また、早慶付属やMARCH附属などの難関私立高校に進学した子やサンキタ(武蔵野北・小金井北、調布北)、駒場、小山台などの共通問題トップ校に進学した子も含めると、この5年間の卒塾生の約8割が上位校に合格していることになります。 BGM終了してください。 これについては、当ブログで何度も書いてきているように、合格した本人が凄いだけであり、塾が凄いわけではありません。もちろん、もし他塾に通っていたら合格していない生徒も大勢いました。昨年、新宿高校に合格した4名のうち2名は、おそらく中2まで通っていた塾のままだったら、今は違う高校に通っていると私は考えています。転塾してきて正解だったと思います。また、今年中1クラスに在籍している子のお兄様は、別の塾に通っていて不合格になったそうですが、ご両親は「今回の受験は、息子が不合格になったのではありません。私達の塾選びが不合格だったのだと思います」とおっしゃっていました。その上で、「下の子(現中1生)は兄と同じ塾には通わせたくない」とのことで、当塾を選んでくださいました。そういう意味では、塾選びは大変重要です。しかし、キャラベルに入れば絶対に合格するというわけでもありません。やはり、過去5年間の卒塾生を見ていると、塾の指導とは関係無しに、本人達の持っている力(努力できる能力も含む)があってこその結果だと思います。それにもう1つ付け加えるとするならば、保護者の方の意識も大変高かったように思えます。家庭の力と環境は大切です。「本人の持っている資質」に「家庭力」と「環境」がプラスされると、子供は考えられないような力を発揮することがあります。。川越の松江塾の真島先生も先日のブログで同じようなことをおっしゃっています。ご参考に。→ここをクリック◆さて、水曜日の深夜(ほぼ明け方)に中1生向けのブログを更新しましたが、これは決して中1生だけに向けたものではありません。今年度の中2クラス、中3クラスも現状はそう変わりません。定期試験が返却され始めているようですが、5科目350点を割る子もかなりいますし、中には5科目200点台の子達も各学年チラホラ見受けられます。現時点で塾生全体の平均点は5科目380点あたりになりそうです。ここ数年、塾生の平均点は5科目450点前後で推移してきたので、一気に100点近く下がることになります。公立中学校の定期試験で5科目400点に届かないということは、これは地域を問わず(※A 下記「補足」参照)大変マズいことです。このまま行けば、都立の真ん中より下の学校に進学することになりますし、大学はおそらく「Fランク大学」と言われているところになるでしょう。あるいは高卒で終わる可能性も高いと思います。 ◆ところで、以下は本日のヤフートップニュースになっていた記事です。 クリックこの記事にもありますが、出身大学によって生涯年収は随分変わるようです。もちろん、お金が人生の全てではありませんが、それはお金に本当に困ったことがない人の言う戯れ言です。本日、生徒達にはお話ししましたが、私の家でも来週から数百万円単位の出費があります。高額医療制度による補助はありますが、それでもやはりお金が相当出ていくことには変わりありません。 というわけで、どなたか寄付してください → ワンクリック詐欺 ←嘘です。ご安心ください。 塾生の皆さんには将来経済的な苦労をしてほしくないので、たくさん勉強をして選択肢を増やしてください。「安定した大手企業に就職できる選択肢を持っているけれども、生きがいややり甲斐を求め、あえて小さな会社に就職する」ということと、「最初からその小さな会社に就職するしか選択肢がない」というのとでは大分異なります。みなさんの選択肢が少しでも増えるよう勉強してください。とにかく、この夏で根本から変革しなければなりません。※Aについて「補足」 ◆昨日の金曜日、中2クラスのMくんから「通っている中学校によって、同じ400点でも価値の差がありますか?」という質問を受けました。答えは「はい」です。例えば、「三鷹○中や武蔵野○中の定期試験400点」と「○○○○市立の公立中学校の定期試験470点」とでは、前者の子の方が出来るくらいです。実際、偏差値にすると、前者の子は偏差値65~70、後者の子は偏差値50なんてことがザラにあります。◆一般に、「都心部から同心円状に広がるに従って、平均所得は下がっていき、それに伴いその家庭で育った子どもたちの学力も下がっていく」と言われています。そうすると、1つ問題が起こります。学力的に低い地域で生まれた子達は、生まれた段階で都立日比谷、西、国立のような難関校に入る選択肢を奪われることになってしまうのです。そして、それが将来の所得格差に繋がり、またそれがその子供達へと連鎖されてしまうのです。いわゆる貧困の連鎖と言われているものです。実際、ある市では、全公立中学校を合わせて、日比谷、西、国立への合格者はゼロです。一方で、たった1つの中学校から日比谷、西、国立へ10名、20名と輩出する学校もあります。これは日本国憲法の14条「平等権」および同26条「教育を受ける権利」ならびに教育基本法第3条「教育の機会均等」に反することになるのではないか、という考え方があります。◆そこで内申点の登場です。塾業界では、高校入試に内申点を入れることに異を唱える方が多いですが、それは塾側の論理であり、「公共性」という観点から考えた場合、高校入試から内申点を取り除くことは難しいのが現状です。 ※公共性については『公共性 (思考のフロンティア) | 齋藤 純一』が分かりやすいです。 ◆元文部科学省の官僚で、現在は首都大学東京大学教育センターの教授を務められている大森不二雄氏は、その著書『ゆとり教育亡国論』の中で次のように書いています。以下引用内申点の廃止には二つの理由から賛成できません。一つには、いわずもがなのことですが、一発勝負の試験結果に頼る不安定性に対して内申書の持つ成績評価としての安定性のメリットです。もう一つの理由は、あまり指摘されないことですが、学校関係者の間では周知の事実である試験成績の地域間格差を内申書が中和してくれることです。一般に都市部の子どもの試験成績は、田舎の子どもよりも平均的に高いのが普通です。途中略その結果、入試の試験成績は都市部の子どもの方が高い傾向にありますが、高校入学後もその優位がそのまま続くとは限りません。入学後に子どもたちの潜在能力によってそれまでの地域差が縮小するのです。入試の試験成績よりも前の学校段階での成績評価の方が入学後の成績との相関関係が高いといった研究結果は、研究者の間でもよく知られていることのようです。引用終わりつまり、内申点を排除し、入試一発勝負にしてしまうと、世田谷、三鷹、武蔵野、港、千代田などの高所得者層の集まる地域の子供達の一人勝ちになってしまい、他の地域から公立トップ校へは進学することが大変難しくなります。高所得層が集まる地域では、子どもの幼い頃から教育(具体的には塾)にかけられる投資額が高めです。また、こうした富裕層が集まる地区には、どの大手塾も優秀な講師を集中させますから、塾の先生の授業もレベルが高いです。したがって、他の地域の子達とドンドン差が開いてしまうという事態になります。そこで内申点の登場です。高校入試に内申点を導入するとどうなるか。たとえば、学力的に大変厳しいと言われるA市やB市があったとします。A市、B市は確かに学力的には厳しいのですが、その分、その自治体の定期試験は簡単に作られています。したがって、絶対評価の下では、そうした地域の子達は内申点を高めに付けてもらえる子が増えるのです。そうすることによって、都市部の子供達との不平等(生まれつきの経済的理由から生じる教育格差)を中和することが可能になります。ここで心配なのは、「A市やB市の子達が内申点のおかげで高校に入ったとして、高校入学後は付いていけなくなるのではないか」という点ですが、これについても各種データによると、内申点の高い子達が高校に入ってから大きく伸びていくケースも報告されており、推薦入試が存在する意義もここにあるわけです。いずれにしても、Mくんの質問に答えるとするならば、「Mくんの中学校は比較的レベルの高い中学校だから、もし君が他の自治体に転校したら、きっともっと良い点数が取れるはずだよ」ということになります。それに、もう1つ付け加えるとするならば、「そうした事情を考慮したとしても、君の場合はもう少し頑張らないとまずいですね」ということです。はい。
2017年07月08日
「ブログを更新されないのですか?」「ブログを書かないのですか?」と何人かの保護者の方から言われたのですが、なかなか更新できずにいます。理由をいくつか列挙すると・・・(1)アクセスを減らしたかった受験直前の2月あたりから合格発表の前後まで、アクセス数が1日1800~2000に達することもあり、小さな個人塾で書いているブログとしては、ちょっとアクセス数が怖いくらいなので控えていました。数ヶ月放置し、ここに来て、やっと少し落ち着いてきました(1日700~1000アクセス)。(2)ハイレベル教材の改定中3生が後期から使用するハイレベル演習の教材の改定作業に時間がかかっていました。4,5月頃の出来事です。(3)塾の年間スケジュールの調整当塾は「地域密着」をモットーとして立ち上げた個人塾ではありますが、設立以来、約9年間、全く地域に密着することができておらず(もはや密着する気もゼロ)、その結果、今年度の塾生は、31の中学校から通っているという事態になっております。※中1クラスに関しては、地元の柳沢中学の生徒が何と0名!そして、その全31中学の年間行事予定を回収し、一覧にまとめ、定期試験期間中の授業日程、夏期講習、冬期講習、ハイレベル演習の日程などを「あーでもない、こーでもない」と決めていたら、いつの間にか3ヵ月が経過していました。(4)家庭との両立息子も幼稚園に通い始め、その送り迎えが始まりました。また、それ以外にも一部お問い合わせのあった塾生・保護者様にはお伝えした通り、いろいろと家庭の事情も重なってしまい、今年度はブログを書く時間を減らし、プライベートの時間に割いているという事情もあります。(5)ブログの内容がきっと面白くないものになる(ツライものになる)最後に、これが最も大きな理由になりますが、今年の塾生の状況について、日々ブログに綴っても、その内容は暗く、重く、非常に厳しいものになるのが分かりきっていたので、書きたいことは山ほどあるのですが、自粛していた次第です。(まあ、端的に言えば、毒を吐きすぎることになるので自粛していたということです) 他にも挙げればキリがありませんが、以上のような理由からブログの更新をストップしております。
2017年07月05日
<年間行事予定について>各中学校の「年間行事予定」に関するお願いです。各中学校で「年間行事予定」が配られましたら、塾にお貸しください。 ※授業前でバタバタしていると思いますが、すぐコピーして、なるべくその場でお返しします。※各中学校、どなたかお一人貸してくだされば結構です。※誰も提出してくれない中学校が毎年ありますが、4/14までに提出されない場合は、その中学校の生徒は在籍していないものとして、一年間進めていきます。(例:修学旅行中だろうが何だろうが一切考慮しないということです)※ただし、4/14(金)までに年間行事予定が配られない場合はその限りではありません。その場合は、年間行事予定が遅れる旨を必ずご報告ください。 <既に頂いた中学校>・・・赤文字は本日追加された学校◆西東京市立柳沢中、保谷中、ひばり中、明保中、青嵐中、田無1中、田無2中、田無3中、田無4中◆武蔵野市立武蔵野1中、武蔵野2中、武蔵野5中◆小平市立小平3中、小平6中、花小金井南中 ◆東大和市立東大和4中 ◆東村山市立東村山7中 ◆小金井市立小金井緑中 ◆東久留米市立大門中、中央中(下から読んでも中央中) ◆杉並区立杉森中、井草中◆練馬区立石神井西中、大泉中◆中野区立北中野中 ◆私立・国立(こくりつ)お茶の水女子大附属中学、武蔵野東、学芸大附属小金井
2017年04月03日
新年度がスタートし、いくつか注意点があるので・・・ (1)雨の日は傘をさしてきてください。雨の日に、傘をささずにびしょ濡れで来る子がいますが、やめてください。本人は「大丈夫です」と言いますが、別にあなたが大丈夫かどうかは問題ではありません。びしょ濡れで来ると、塾も汚れますし、何より周りの子が迷惑なのです。横に座っている子の洋服を濡らしたり、テキストをぬらしてしまったり・・・もう少し頭を働かせて行動してください。 (2)ゴミは各自持ち帰りましょう。(鼻をかんだティッシュペーパーなど) (3)授業前のトイレについて学年によりますが、授業前にトイレにいく子が大勢いて、大変混雑します。(授業開始が遅れてしまいます)遠方から長時間かけて通塾している子はやむを得ませんが、近隣の子は、なるべく自宅で済ませてから来るようにして下さい。 (4)中1は聞く姿勢、勉強体力を早めにつけてください。 そろそろ蹴りが飛びますよ。マジで。優しく笑顔で言っているうちに直してください。ダラダラした態度、学校の文化、前に通っていた塾の文化を当塾に持ち込まないように。
2017年03月31日
新年度の授業がスタートして1週間が経過しました。<中1クラス>◆今年の中1クラスは、当塾としては非常に珍しく、男子が多いクラスです。2008年夏に塾を開校して以来、現中2クラスまでの男女比は、「男子3:女子7」という比率であり、圧倒的に女子の多い塾でした。学年によっては「男子15%:女子85%」という学年もあったほどです。現中2、中3クラスもほとんど女子です。ところが、今年度の中1クラスは圧倒的に男子が多いです。実は過去に勤めてきたいくつかの塾を振り返っても、私が担当したクラスは女子比率が大変高いクラスばかりだったので、これほどまで男子比率の高いクラスは初めての経験です。そういう意味で、今年の中1クラスが今後どのような伸びを示していくのか大変興味深いです。ただ、2回の授業を終えての感想ですが、「ちょっと聞く力と集中力が弱いな・・・」という印象です。これから直していきましょう。 ◆本日の授業後、「英語が苦手で・・・。社会と国語はいいのですが・・・」という相談に来た子がいましたが、心配しないで大丈夫です。アルファベットや単語の覚え方からスタートし、3年後には自校作成校の長文が解けるように指導していきます。本日、皆さんに日比谷高校の入試問題を見てもらいましたが、3年後にあのレベルの長文が読めるようになります。そのためには、毎回の確認テストで確実に満点を取れるように練習してくることが不可欠です。早速、次回単語テストがあります。90秒以内で満点を取れるよう、何度も練習してきてください。 <中2クラス>授業内でもお伝えしましたが、二極化が進んでいます。具体的に言いますと、「上位3分の1」の子達は自校作成校を十分に狙えるレベルにありますが、「残り3分の2」の子達は自校作成、駒場やサンキタ(武蔵野北、小金井北、調布北)はもちろん、その下の豊多摩、昭和、井草、清瀬も現段階では難しいです。 今春卒塾した中3クラスについて、当ブログで「ここ6年で最も学力的に厳しいクラス」と表現してきましたが、今年の新中2クラスは、ちょっと複雑で、「上位層は当塾史上最も優秀なレベル(あるいは2015年度中3クラスと同レベル)」ですが、「中間~下位層は当塾史上最も厳しいレベル」と言ったところです。 実際、上位5名以外の子達は、学年末試験の結果も相当ひどかったです。ただ、3月を迎え、気分一新頑張っている子達も多いので、学年末試験の結果については、これ以上説教しないようにします。残り2年間で、上位層は確実に自校作成校に合格できるようにしたいですし、中間~下位層もどうにかサンキタレベルまでには底上げしたいと考えています。ただし、そろそろ部活を整理した方が良い子もいます。おうちの人とよく相談してください。部活を取るのか、勉強を取るのか決めてください。上位校合格ということを考えた場合、今年の中2クラスの子達(上位5名以外)は、中3からでは「100%」間に合いません。もちろん、高校に入ってからの逆転など、もっと不可能です。今のうちに伝えておきますが、自校作成校やサンキタ以外の高校に進んだ場合、大学受験での逆転は夢物語です。現実的な話、「偏差値60以下の高校」からMARCHレベルの大学へ進学することは大変厳しいです。※こういうことを書くと、「偏差値60以下の都立高校から早慶やMARCHに行く人もいる」「都立中堅校から難関大学へ進んだ子もいる」という少数事例を持ってくる方がいますが、一部の例外的な話をピックアップして過度に一般化しない方がいいでしょう。現実は本当に厳しいですし、実際、自校作成校以外に進んだ多くの子が学歴を手に入れられず苦しんでいます。 <中3Aクラス>◆授業の密度とボリュームに面食らっていると思います。また、宿題は全く出していませんが、自主課題の量とレベルに圧倒されていることでしょう。この3月と4月が最初の山です。ここをクリアできると、自校作成校や上位校が見えてきます。特に、当塾は春期講習がありませんから、この春休み中にいかに貯金を作れるかがカギです。各自、春休み中の勉強計画を立てておきましょう。 ◆授業では、中1、中2の時以上に「理屈」「論理」を要求します。頭を使いながら、理解をした上で反復・暗記をすること。 ◆中3Aクラスは飛び抜けて出来る子も、極端に出来ない子もいないクラスです。ただ、中2ほどではないですが、二極化が進んできました。下半分の子達は、今後付いてこられなくなる可能性もあります。毎回の授業を徹底的に復習をしてください。 ※そろそろ部活を整理した方が良い子もいます。手遅れにならないよう、おうちの人とよく相談してください。皆さんと皆さんのご家族の人生なので、慎重に考えて判断してください。 <中3Bクラス>中3Bクラスのメンバーには言いましたが、今年はBクラスから一人でも多くの自校作成校や上位校への合格者が出てくれることを願っています。全学年・全クラスでも最も多い「週5通塾」となりますが、一年間頑張りましょう。自主課題3冊のうち、英語と国語が終わった子には次の問題集や指示を与えますから、ドンドン進めてください。<全学年・全クラスへ>◆各学年とも最初は計算分野から入っています。計算だからと言って舐めないように。この計算分野を完璧にスラスラできるかどうかで難関校の合格が決まります。詳しくは、2年前のこのブログをご覧ください。→これ◆全学年・全クラスとも、ゆっくり丁寧に進めています。なるべく脱落する子がでないよう、普通の子(オール3程度)であれば付いてこられるようじっくり進めています。昨年の中3クラスもこのペースで間に合いました。詳しくは、昨年のこのブログをご覧ください。→これ
2017年03月11日
<新年度のおしらせ>3月6日(月) 中2クラス 新年度授業開始(19:20~)3月7日(火) 中3Aクラス 新年度授業開始(19:20~)3月8日(水) 中1クラス 新年度授業開始(19:20~)3月9日(木) 中3Bクラス 新年度授業開始(16:20~) ※初日は、メイン教材(英数の教材など)しか配りません。それほど大きなカバンでなくても大丈夫です。※他の教材は3月中旬~5月にかけて毎週少しずつ配付します。教室が小さく、置いておく場所がないためです。※昨年から在籍している塾生の方々は、旧年度の教材は持ってこなくて結構です。但し、国語のルール集だけは引き続き使用します。(新入生には初日にお渡しします)※教室には19:00から入室可能です。※中1生の「英語のノート」ですが、最初だけ4本線のものでお願いします。4本線の幅はご自由に。自分の使いやすいもので結構です。音楽のノートを持ってこないようにしてください。線の数が違うので英語を書く際に微妙に使いづらいことが予想されます。※その他、新中1生はこのブログをご覧ください。※新中1生は、アルファベット(ブロック体の大文字・小文字)は書けるようにしておいてください。 ※各学年キャンセル待ちの方がいらっしゃいます。移転によって定員を増やすことも一つの案なのですが、条件に合う最適な物件が無く(大きい、賃料が安い、駐輪場がある、70型 → 80型電子黒板と大量の本の重さに耐えられるよう鉄筋コンクリートで出来ている、1階の店舗、電車で通っている子が多いため西武柳沢駅周辺にある・・・などなど)、そもそも定員を増やすと他の先生に任せることも当然増えることになり、それを保護者の方が望んでいらっしゃるのかという疑問もあるため、現時点ではこの場所でやっていくという結論になっております。
2017年03月03日
<平均偏差値ジワジワとアップ>◆中3クラスは、AクラスBクラスともに、なかなか厳しい戦いを強いられていますが、作戦通りに進めている子は少しずつ偏差値が上がってきました。 ◆先日12/18に行われた「W自校作成もぎ」は19名が受験しましたが(自校作成を受験しない子も受けています)、平均偏差値はやっと「66.6」まで上がってきました。この一年で中3Aクラスの平均偏差値は約「15」上がったことになります。昨年の中3クラスに追いつくまで後少しです。次で一気に捕まえたいところです。(うちの塾は、常に「昨年の塾生」がライバルです。)また、Bクラスの平均偏差値も54に到達しました。Bクラスはこの連休の頑張り次第で、まだまだ伸びると思います。まだ偏差値40台の子達もいますが、最後の追い込み期待しています。 ◆なお、今回の最高偏差値も80(自校作成もぎ)でした。しかし、多くの子達がまだまだ厳しい状態です。皆さん内申が低めで、ほとんどの子の内申が不足しています。また、何と言っても、国語の偏差値が塾史上最悪の状態ですから、なかなか偏差値70まで届かない苦しい情况下にあります。その結果、志望校判定も厳しいものとなっています。 しかし、今はとにかく作戦通りに進めてください。そこで、中3Aクラス・Bクラスに「連休中の指示」を与えました。Aクラスの子達には文書でお渡しし、Bクラスの子達には板書で説明しながらメモをしてもらいました。とにかく5日間、その作戦で進めていきましょう。 ◆指示通りに進めると、学力は少しずつ少しずつ伸びていきます。「受かる・受からない」は当日の運不運もありますが、指示通りに勉強をすれば、学力だけは確実に上がるので安心してください。そして、その学力は合格しようが不合格になろうが、急に消えて無くなることはありません。高校受験という場面においては、ある意味「死」を迎えてしまうかもしれませんが、しかし、それはきちんと大学受験という「次のステージの学習」へバトンタッチされていき、全体として生命活動は続いていきます。これが勉強における動的平衡です。(←Aクラスで講義した福岡伸一『動的平衡』の文章をドパクリ) <塾生全員の学力を上げる>◆ところで、私は「塾生全員の学力を上げる」ということを常に目標としています。しかし、「塾生全員の学力を上げる」と簡単に言っても、それはなかなか実現できるものではありません。実際、塾に通って、点数や偏差値が上がる子は全体の2割~3割と言われています。塾に通っているのに偏差値や学校の点数がぴくりとも動かないどころか、逆に下がってしまう子がほとんどというのが塾業界の実状と言われています。 ただ、そんな中、私はどうにか塾生全員の学力を上げたいと思っています。その時にとても大切なのが、クラスの中で「勉強が苦手な子達」の存在です。私は授業中、クラスの中で「平均よりも下の子達」を頻繁に指名します。また、時に厳しい指示を与えることもあります。なぜなら、「勉強が苦手だった子達」が出来るようになると、クラス全体もまた伸びていくからです。だから、勉強が苦手な子を放っておいたらダメなのです。下位層と呼ばれる子達を放っておくと、それは同時にクラス全体の伸びを停滞させてしまいます。先日、奈良県にある進学塾SORAの上江洲先生ともお話させていただき、色々とアドバイスを頂いたのですが、そこでも勉強が苦手な子達の話が話題の中心でした。クラス全体が伸びていく時に、「勉強が苦手な子達」の存在がきっかけになることが頻繁にあるとのことで話が一致しました。勉強が苦手な子達ができるようになってくると、出来る子達も刺激を受けます。そして、日々クラスの中で起こる逆転現象が化学変化となって、クラス全体が伸びていくのです。 今年の中3Aクラスは、中1、中2時代から、多くの問題を抱えている子達(学力面だけでなく、ノート提出や忘れ物やその他様々なこと)が大勢いました。しかし、厳しい叱咤激励に皆耐えてきて、少しずつ成果が出てきている状況です。そして、やっと「Aクラス全員」の偏差値が60を超えました。ほとんどの子が中1から在籍している子達です。現時点で、多くの子が「サンキタなら合格出来る」という状態まで来ました。 上江洲先生は「上位校に合格した子(塾の合格実績)のほとんどが、中2や中3以降の入塾者というのでは、塾として恥ずかしい。それは、塾の指導力が凄いのではなくて、ただ単にたまたま凄い子が入塾してきただけ。クラスの下位の子は全く伸びていないはず。中1から入塾してきた子を一人でも多く上位校に合格させないと意味が無い。」とおっしゃっていました。まさにその通りだと思います。今年の中3クラスは、中1から在籍しているメンバーはもちろん、途中入塾の子達もそれはそれは厳しい状態でのスタートでした。親御さんもさぞ苦しかったと思います。しかし、やっと偏差値60あるいは65を超えてきました。あとは、全員が合格に少しでも近づけるよう最終調整をきちんとしていきたいと思います。 <保護者の皆さまへ>塾生は皆厳しい状況にあることは事実ですが、この連休中の頑張り次第で「もしかして・・・」もあるかもしれません。保護者のみなさま、どうか温かく見守ってあげてください。 <駿台模試全国1位!>先日行われた駿台模試の数学で、塾生が全国1位を取りました。おめでとうございます。その他の科目も上位にランクされ、総合でも全国50番でした。おめでとうございます。他の塾生もハイレベルのテキストを繰り返し繰り返しやってください。 <よいお年をお迎えください>今年一年お世話になりました。塾生の皆さま、保護者の皆さま、よいお年をお迎えください。 進学塾キャラベル
2016年12月30日
◆本日の中1クラスは、3名が宿題をやってきていませんでした。※うち1名は、夏までに既に2回警告してきましたし、確認テストの勉強もしてきていないので、もう分かっていますね。中1クラスは学力的に大変厳しいクラスです。今年の中3クラスは「塾史上最も厳しいクラス」でしたが、それを上回るほど大変厳しい状況です。勉強が苦手なのは良いのですが、やるべきことをやらないのでは困ります。国語の予習でも、意味しらべをやっている子は少数ですし、勉強姿勢に大きな問題があります。ボジョレーヌーボーのキャッチコピー風に表現すれば、中3クラスは「塾史上最も学力的に厳しいクラス」ですが、中1クラスは「塾史上最も厳しいと言われた2016年を上回る出来栄え」という感じです。まあ、それでもどうにかするのが私の役割になるのですが、せ・め・て!努力だけはしてください。さて、本題。<図を描くこと>◆中1クラスは現在空間図形に入っています。予想通り、いや想像以上に大変苦労している子が多いです。たとえば、前回の小テストに関しては、なんとたったの3名しか合格できませんでした。ここ6年間、毎年同じテストをやっているのですが、どの学年も1,2名を除き全員満点を取っているテストです。本当にごくごく簡単なテストです。ところが、今年の中1クラスは合格者が3名のみ。私が想像していた以上に皆図形が苦手です。◆さて、図形が苦手な子は、問題を解く際に必ず図を描かねばなりません。「全ての問題において」です。本日も図を描かずに解いている子が大勢いましたが、それではダメです。「全ての問題」「1回目も2回目も3回目も」全て図を描いてください。ご家庭でもそれを徹底させてください。<数学の図形・関数分野で図を描く理由>なお、私が指示したことに関しては、つべこべ言わずに実行してくれればいいのですが、どうも理由を言って、納得しなければ実行しない子が多いので、いくつか「図を描かなければならない」理由を挙げておきます。1 図を描くと、図形的センス、図形感覚、関数の座標感覚が上がるから普段からノートに図を丁寧に描いていくと、図形分野や関数分野に対する苦手意識が、問題を1つ解くごとに減っていきます。苦手意識が減ると、もっと図形問題を解きたいという気持ちが生まれます。これが「やる気の再生産」というものです。そればかりではありません。そうした作業をしていくうちに、「図形センス」「関数感覚」が向上していきます。一般に図形的センスは女子よりも男子の方が上です。また、小さい頃の育ってきた環境(絵本中心で遊んで来たのか、外で遊んできたのか、テレビゲームで遊んで来たのか、レゴなどで遊んで来たのか)によっても、図形的センスは大きく変わってきます。しかし、ノートに丁寧に図を描くことにより、その図形的センスを確実に上げることが出来るのです。だから、1題1題すべて丁寧に描くようにしてください。2 大きく図を描くことにより、ヒントが浮かび上がってくるからテキストに描いてある小さな図形で問題を解くと、ヒントを見逃す可能性があります。だからノートに大きく図を写すのです。ポイントは大きく写すことです。小さな図をチマチマと描いていても図形感覚は上がりません。また、ヒントも浮かび上がってきません。それどころか、小さな図はミスを誘発します。ノートに図を描くときは、最低でもノート1ページ分の「四分の一」程度の大きさで書くこと。3 正確な図が描けるということは、すなわち、その図が「見えている」ということになるから※反対に、図が正確でない子は、その図形が持つ「図形的性質」に気づいていません。正確な図形を描いているうちに、だんだんと「図形が見えるように」なります。4 テキストの中に図を書き込んでしまうと、2周目、3周目を解く時に意味をなさない図形問題や関数の問題では、「補助線をどこかに1本だけ入れれば解決する」という問題がいくつかあります。ところが、この補助線をテキストの中に書き込んでしまっては、テキストを反復する効果が全くなってしまうのです。問題を解き、1周目からしばらく時間を置き、再びその問題を反復する際、ポイントとなる補助線を思い出せるかどうかが勝負の分かれ目です。それなのに、最初からその補助線が書き込まれていたら全く意味がありません。だから、テキストには一切書き込まず、必ずノートに図を描いて問題演習するのです。5 記述解答欄に図を描いて説明することがあるから都立自校作成では、記述解答欄に図を描いて説明することがあります。その際に「正確で」「綺麗な図を」「素早く」書けなければなりません。普段から図を描いていない子は、入試当日、この作業が出来ません。そればかりではありません。「正確で」「素早く」書けない子は、ヒントを見つけるのに時間がかかってしまうため、入試会場において最も重要なもの=「時間」をロスします。これは点数を落とす以上にマズいことです。6 作図問題の対策入試では作図問題が必ず1題出題されます。作図問題の手順は(1) フリーハンドで図形を書く(2) (1)の図を観察し、図の中に含まれている「図形的性質」を発見する(3) コンパスと定規で作図するという3段階で進めます。ところが、第(1)段階で「正確な図」をフリーハンドで書けない子は、第(2)段階の「図形的性質の発見」が出来ません。当たり前です。フリーハンドで描いた予想図が不正確なのですから、そこに隠れているヒントが見つかるはずがないのです。つまり、図を書けない子は作図問題で高確率で失点します。以上、図を描く理由です。<フリーハンドか定規か>なお、ノートに図形を書く際に、「フリーハンドで描く」か「定規で描くか」についてですが、これは数学の先生の中でも意見が分かれます。一般的には、8:2くらいでフリーハンド派が多いように感じます。大学受験では定規の持ち込みが不可ですから、フリーハンドで描くことができるようにする必要があります。一方で、図形感覚のない中学1,2年生にフリーハンドで描かせると、「正確な図」からは程遠い図が出来上がります。また、フリーハンドで正確な図形を描こうとするあまり、モタモタとゆーっくり線を描く子もいます。そんな状態なら定規でサッと線を引いた方が早いでしょう。そこで、当塾では1周目および解法まとめの段階では定規を使い、2周目以降は全てフリーハンドということにしています。定規で精密な図形を描くことも、フリーハンドで素早く正確に描くこともどちらも必要だからです。自宅学習でも確実実行のこと。<おまけの話>◆なお、上記の「図を描く理由」については、9月頃に中1,中2クラスで説明しました。中2クラスでは(中1クラスもだったかな?)、誰一人メモを取っておらず、試しに「今挙げた6つの理由を言ってみなさい」と生徒に指示したところ、全ての生徒が「たった1つの理由さえ」言うことが出来ませんでした。(要するに、ただボケーッと聞いているだけ。頭は全く回転していない)皆さんはこういうところが欠けているのです。記憶力だけでなく、やる気にも問題があります。◆夏頃に、ある動画を見せましたね。皆さんが生まれる前か生まれた頃あたりに活躍したサッカー選手、中田英寿と財前宣之の動画です。天才プレイヤー財前は、将来の日本サッカー界を背負って立つ男と言われましたが、結局練習嫌いが響き、日本代表に呼ばれることはありませんでした。一方、中田英寿は、サッカーの技術自体は大したことはありませんでしたが、持ち前の準備力(フィジカルトレーニングや語学力)によって世界の舞台で大活躍します。財前は中田英寿のことを「準備の天才」と称していました。みなさんは勉強面において圧倒的才能に恵まれているわけではありません。どちらかと言えば努力型に入るタイプでしょう。そうしたごくごく普通のタイプの皆さんが上位高校、そして大学は早慶以上を目指すのであれば、今から入念な準備をしなければならないのです。皆さんの親御さんは、その準備の一環として早い段階から当塾へ預けてくださいました。だから、次は皆さんの番です。今度は皆さんが「準備の天才」を目指してください。ノートに図を描くことも準備の一環です。中3からでは間に合いません。今から丁寧な図を描けば、徐々に図形的センスが上がり、中3で開花することもあります。なお、「具体的にどんな準備をすればいいか」ですが、うちの塾の場合、それが非常に簡単で、「塾長の言う通りにやればいい」だけです。私が各教科で指示している勉強法や進め方は、決して楽な方法ではありませんし、時間もかかります。しかし、指示通りにやってくれれば、自校作成校で十分に勝負できる力は付きますし、大学受験で早慶以上に合格する為の土台も作れます。そうした意味では、「要求は厳しいけれど、考えようによっては楽な塾」と言えると思います。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2016年12月14日
昨日のブログのつづきです。◆イギリスの社会言語学者であるバジル・バーンステイによると、発話には2種類あるとされています。1つめは「制限コード」と呼ばれるものです。制限コードは、伝達内容を精密に伝えることよりも、文脈の中で伝えることに重きを置きます。したがって、文脈の知識を共有していない者には、会話の内容が理解出来ません。中学生の仲良しグループの会話に、転校生や大人が入っても全く意味が分からないことがありますが、これは仲良しグループ内だけで通用する単語や文法が頻繁に出てくるからです。この「制限コード」で使われている文法構造は非常に単純であり、必要とされる語彙数も多くありません。ごくごく限られた文構造や語彙を使って会話が成立しています。※ちなみに、「コード」とは記号という意味です。中1生はテキストP14で勉強しています。中3Aクラスは国分寺高校の過去問で勉強しています。ためしに、保護者の皆さまからお子さんに尋ねてみてください。ほとんど綺麗さっぱり忘れていることと思います。それが今年度の中1クラスと中3クラスの現状(惨状)です。2つめは「精密コード」と呼ばれるものです。これは、話し相手に理解してもらうことを目的としており、詳しく説明することに重きを置く発話です。◆バーンステイによれば、イギリスの下層階層と中流階層の家庭を比べると、下層階層(低所得者層)では「制限コード」が使われ、中流階層では「精密コード」が使われているそうです。そして、この違い(家庭で使われている会話の質の違い)が、そのまま学校における学力差に結びついているとバーンステイは推測しています。 その理由は次のように説明できます。学校の先生は、情報を正確に伝え、生徒に理解させようとするために、「精密コード的な発話」を重視します。また、その精密コードを聞き取るには、「落ち着いて聞くこと」「細かい点に注意すること」「分析的に理解すること」の3点が必要になると、明治学院大学教授の藤崎眞知代氏は述べています。そして、この3点を可能とするためには、それまでの家庭でのコミュニケーションにおいて、「精密コード」が多用されていることが不可欠です。一方、イギリスの下層階層(労働者階級)出身の子供は限定コードで育てられてます。したがって、学校の先生の話を聞いても、内容や原因を分析的に捉えて理解することができないのです。その結果、精密コードが多用される学校教育の中では、低労働者階級出身の子どもはドンドン落ちこぼれていくというわけです。 ◆さて、話を日本に移します。日本でも、やはり精密コードで育てられた子の方が国語力においては有利なことは説明不要でしょう。 そればかりではありません。日本とアメリカを比べた場合、日本の方がアメリカよりも、母親の養育態度が就学後も影響をし続けるというデータがあります。アメリカでは、3~5歳にかけての母親の行動と11,12歳時点における子供の学力の相関が小さくなるのに対し、日本では就学前の母親の行動が11,12歳時点における子供の知的達成度と密接に関連しているのです。(参考資料『母親の態度・行動と子どもの知的発達 日米比較研究』東京大学出版会) 私は授業内および当ブログで読書の重要性を述べてきましたが、それは読書には「母親機能」が備わっているからです。家庭環境によって子供の学力は大きく変わることは今さら言うまでもありませんが、読書はそれを補正してくれます。中1、中2クラスの皆さんは、勉強の開始時に必ず読書をするようにしてください。本日の授業においても、中2クラスは考える力が非常に弱いようです。本日は近代化によって起こる専門分化と縦割りの問題点について色々考えてもらったのですが、ほとんどの子が全く頭が働かない状態でした。身近な例として、塾や学校の縦割り指導について話し合ったのですが、的外れな意見を言ったり(←そもそも話を聞いていない)、何も答えられず無言になったり、という子がほとんどでした。1つの要因として読書量の不足が挙げられます。来年は受験生ですから、おそらく本を読む時間は皆無です。今年度中になるべく多くの書物に触れるようにしてください。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2016年12月09日
◆昨日のブログ(1つ前のブログ)では、「読書の重要性」について書きました。私は各学年で「読書をするように」と繰り返し繰り返し話しています。しかし、有名なパレートの法則ではありませんが、そうした働きかけで実際に読書を実行してくれる子は2割もいないでしょう。しかし、それでも私は言い続けます。そして、勉強の必要性と楽しさを説いていきます。◆ところで、入塾面談やお電話などで、保護者の皆さまとお話していると、「うちの子は本を読まない」という悩みを相談されることが度々あります。ただ、そうしたご家庭のお話を聞いてみると、親御さんが読書をしていないケースが大変多い印象を受けます。親は読書をしないで『ドクターX』を観ているのに、一方で子供にだけ読書をさせようとしても、それは無理というものです。教育社会学の志水宏吉氏の言葉を借りれば、子供というのは、親が「言ったように」育つのではなく、親が「したように」なっていくものです。学力形成においても、親が「勉強しなさい」と繰り返すだけでは絶対にダメで、それは子供の反発心を招くだけだと述べています。まずは、親御さん自身が行動することが第一歩です。ただ、私がいくら言っても説得力がないでしょうから、もう少し志水氏のお言葉を引用させていただくと・・・第一に、子どもが家で勉強出来るような環境を作っておかなければならない第二に、親が自分の勉強する姿を子どもに見せるというのも効果的第三に、親が子どもと一緒に勉強するという機会を作ることができれば、より良いと『学力を育てる』(岩波新書)の中で述べています。読書習慣を付けるためには、やはり家族全体で「本を読む時間」を作ることが理想です。志水氏は続けて、「本好きな子どもに育てることができれば、表現は悪いが、ほとんど『勝負』が決まったようなものである」とも述べています。しかし、こんなことを言っては元も子もないのですが、実はこうした読書習慣は、理想を言えば「幼児期」に作っておくべきでした。なぜなら、人は幼児期に他者に対する信頼関係を築くからです。これは哲学者ジョン・デューイも『学校と社会』の中で書いていますが、「幼い子どもたちはその観察および思考を主として人間に向ける」そうです。つまり、乳幼児期の子どもたちの興味関心の対象は、人間のふるまいに向かっており、「身をもって」のものである、ということです。乳幼児期に親が読書をしている姿を見せることは、子どもに多大な影響を与えるのです。※なお、デューイの『学校と社会』は、今流行のアクティブラーニングの原点とも言うべき教育学書です。しかし、一方で、現在は子育てが大変難しい時代であることも事実です。これも昨日から書いている近代化の病理の1つです。日本の産業革命は欧米から約100年ほど遅れましたが、戦前の活版印刷がまだ発展しきっていない頃、日本の学生はある1冊の本を繰り返し読んだそうです。福沢諭吉の『学問のすすめ』です。現在のように本が大量生産される時代ではなかったため、『学問のすすめ』は約10年にわたりベストセラーを記録しつづけたそうです。1冊の本を繰り返し繰り返し読むという経験を、戦前の学生は積むことができたのです。ところが、現在はこの「1冊の本を繰り返し読む」ということが大変難しくなっています。同時に、「親が読書をしている姿を見せる」ということも難しくなっています。要因はいくつかありますが、代表的なものを3つ挙げると、現在は1 生活が便利になりすぎ、子どもが欠乏に耐える訓練をする機会がない2 幼児期からテレビやゲーム類に接する機会が増えた3 テレビの個人所有化、個食、家庭のホテル化が進んでいる 参考文献『家族のコミュニケーション』(江原由美子)『変貌する家族と子育て』(船橋恵子)『子どもの危機をどう見るか』(尾木直樹) こうした状況の中で、子どもが親の読書を見て、読書習慣を身につけるということが大変難しい時代になっていることは事実です。しかし、望みがないわけではありません。塾生保護者の皆さまは、既にお子さまが乳幼児期を過ぎていらっしゃるとは思いますが、習慣というのは何歳からでも身につきます。遅すぎることはありません。早速ですが、今日からでもご家族で「本を読む時間」を作ってみることをお勧めします。それが学力向上の第一歩となるはずです。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2016年12月08日
<マストとウォント>ビジネスの世界でよく使われる言葉に、「マスト(must)」と「ウォント(want)」があります。中2生以上はどちらの単語も知っていると思いますが、 「マスト」は「やらなければいけない仕事」という意味で、「ウォント」は「できればやりたい仕事」という意味で使われます。 勉強にもマスト(やらなければならない勉強)とウォント(できればやりたい勉強)があるはずです。 たとえば、塾の宿題や確認テストの勉強は「マスト」にあたります。また、学校の提出物も「マスト」でしょう。これらは絶対にやらねばなりませんし、実際にほとんどの中学生がやっています。 しかし、マストだけやっていても他の人に差を付けることはできません。他人と差を付けるためには、ウォント(できればやりたい勉強)をどれだけできるかにかかっています。 ところが、中学生に限らず、大人でも日々のルーティンで精一杯で、ウォントまで手が回らないことがほとんどです。 これは何も勉強や仕事という分野に限らず、家計という分野においてもまた同じことが言えます。たとえば、ある専業主婦の方が、「できれば毎月2万円貯金したい」と思っていても、これがなかなか実現できません。今月は外食に3回も行ってしまった、知人の結婚式が入りご祝儀で3万円かかった、次男の体操着が破けたので新しいのを購入した、塾の冬期講習があるため出費が増えた(すみません)・・・など、貯金の目標を立てても、なかなか思うようにいかないのが世の常です。 しかし、授業でいつも言っているように、上記のようになってしまう要因の1つに「順番の間違い」があります。 「行き当たりばったりで過ごし、上手くいったら月に2万円貯金しよう」 という姿勢では、なかなか貯金ができないものです。 ですから、給料が出たら、まずは最初に2万円を引いてしまい、残ったお金でやりくりするという観点が不可欠です。 勉強においても同様です。マストの勉強とウォントの勉強があるとき、多くの人はマスト(最低限のノルマ)が終わったら、そこで勉強を終えてしまいます。 そこで、そういう人はウォントを最初に持ってくる必要があります。 勉強の最初に、ある程度制限時間を決めて(制限時間を何分にするかは授業内でお話しています)、ウォントの勉強をやってしまうと良いでしょう。<中1・中2クラスのウォントは読書> ◆たとえば、中1生と中2生には常々読書をするように言っています。これを毎日の勉強の開始時に入れてほしいのです。 今年の中1~中3クラスは、どの学年も大変厳しい状態にありますが、現塾生の学力向上を阻害している最大要因が読解力だと私は見ています。中3クラスも国語の偏差値はひどい状態で、先日の模擬試験でも国語の偏差値で60を超えた子はAクラスで2名のみ、Bクラスは1名のみです。多くの子が50台前半。40台の子も相当数います。この国語力の無さが全科目に渡り悪影響を及ぼしています。 中1、中2クラスも同様です。国語力の無さは中3クラスの比ではありません。1年後、2年後に大変なことになるのは目に見えています。ですから、今から読書を日々行うようにしてください。中3になったら絶対に読書など出来ません。 ◆なお、学力を上げるという観点からすると、小説は効果的ではありません。小説というのは、履歴書や婚活やフェイスブックの趣味欄に「趣味 小説を読むことハートマーク」と書ける類のものです。つまり、趣味にすることができるような簡単な営為ということです。もっと言えば、小説読みとは「単なるお遊び」です。勉強ではありません。 また、趣味の読書というのは、楽しい文章に偏りがちです。好きな作家の文章、名文ばかり読むことにもなります。これはこれで、今まで読書をしてこなかった中学生の皆さんにとっては1つの成長ですし、楽しい本の読み方ではあります。しかし、世の中には、いや、そこまで話を広げなくても入試問題においては、大学教授、評論家、各分野の専門家など、「書くこと」を専門とはしない人が大勢いて、むしろそういう人が書いた文章の方が圧倒的に多く存在しています。趣味としての読書しかしていないと、入試問題に出てくる文章に対応できないばかりか、知的トレーニングをする訓練を放棄していることにもなります。つまり、思想形成がなされないのです。 そう、読書とは思想形成の礎となる営みなのです。私は読書をすることによって、皆さんに頭が良くなってもらいたいと思っています。単に知識を入れるだけではいけません。たとえば、ヘーゲルの文章を読んで、ヘーゲルの弁証法について知識として知っているだけでは、それは読書をしたとは言えません。「論語読みの論語知らず」という諺がありますが、それはまさにそのような「知識としてだけ知っている」状態を指しているわけです。下手をすると、単なるペダンティックという状態に陥ります。 読書という営みは、知識が増える、要約を言えるようになる、という状態を超えて、筆者の考え方が使えるようになることを言います。高田明典『難解な本を読む技術』によれば、読書とは「単に吸収するだけでなく、他人の思考を自分の中に移植する作業」ということです。ヘーゲルの文章を読んだら、「ヘーゲルのように考えられる」ようになって初めて読書をしたことになります。 ところで、自民党石破茂氏の10月7日(金)付けのブログでディベートについて興味深いことが書かれています。 「ディベートの最大の効用は万巻の書を読まざるを得ないということである。ディベートとは読書の戦いであると言ってもいい。大量の本を読まないと他のディベーターに徹底的に論破される」 皆さんの作文を見ていたり、あるいは授業前後で会話したりしていると、とにかく読書量の貧困さを感じます。授業中に指名した際にも、多くの子は全く言葉が出てきません。 まずは本を読むということを習慣化してください。そして、繰り返しになりますが、その読書タイムは勉強開始時に組む込むことをお勧めします。 ◆さて、ここまで話をすると、次にお決まりの質問が飛んできます。 「先生、どんな本を読めばいいですか」と。 特にこちらから指定することはありません。読書とは本を選ぶところから始まっているからです。「家に帰るまでが遠足」であるのと同様、「本を選び、読み、読書メモにまとめる(あるいは線を引き、折り目を付ける)」という一連の流れを読書と呼びます。こちらで指定した瞬間にそれは夏休みの退屈な読書感想文と化します。実業家であり、リンク栃木ブレックスのオーナーでもある小笹芳央氏によれば、ビジネスの世界において、モチベーションを下げる要因の1つに「既決感」があります。要するに、物事が既に決まっていて、自分の影響がほとんどない状態を言います。この既決感は「主体性の欠如」に結びつき、社員のやる気がどんどん削がれていくそうです。 反対に、「参画感」と「選択権」を与えると、人はやる気を上げるそうです。皆さんは自分自身で書店に行くべきです。アマゾンではありません。書店です。幸い、吉祥寺にジュンク堂という大型書店があり、あらゆるジャンルの本が大量に売られています。その新書コーナーに行き、好きなタイトルの本をいくつかピックアップしてください。そして、パラパラと1,2ページ読んでみる。多少背伸びしてもいいですから、自分が読みたい本、読めそうな本を購入してみることです。そうすると、自分に足りていない知識が明らかになり、2冊目3冊目と読書の幅が広がっていきます。これを「読書の連鎖」と言います。※私が初めて呼んだ新書は、中1の時に読んだ「知的生産の技術」(梅棹忠夫)です。そこから、学校の勉強をそっちのけで、岩波新書を一気に数十冊読みました。私の読書人生が幸運だったのは(いや、不幸だったのかもしれません)、人生で最初に読んだ新書が最も面白い本だったことです。 もちろん、図書館で借りるのも1つの方法ですが、本は書き込みながら読むものです。齋藤孝氏は、「書き込むことで自分自身の本となる」と述べています。(齋藤孝「読書力」)また、芥川賞作家の平野啓一郎氏も線を引きながら読む重要性を述べています。(平野啓一郎「スローリーディング」) お金はかかりますが、まずは自分で購入し、線を引きながら読むことをお勧めします。
2016年12月07日
定期試験が終了しました。結果は前回のブログに発表した通りです。<2タイプのテスト>ところで、定期試験や入試で出題される「問題」には2つの種類があります。1つは、自分が知っている問題であり、もう1つは自分が知らない問題、すなわち初見問題とか未知の問題とか呼ばれるタイプのものです。前者のタイプには「物量作戦」が通用します。すなわち、量をできるだけこなし、与えられた試験範囲について、知らない知識や見たことがない問題を減らすという方法が通用するわけです。定期試験というのは、基本的に前者のタイプです。入試問題とは異なり、範囲が限定されており、試験内容についてもある程度事前に告知されています。まずは、このタイプのテストで9割を超えられないようでは、後者タイプの試験に対応できません。後者タイプの試験の典型例として入試問題が挙げられますが、特に日比谷、西、国立などの上位校は、知らない事柄に対しどう対応出来るかが勝負の分かれ目となるからです。したがって、日比谷を初めとした自校作成校に合格するためには、第一段階として定期試験で9割確保できるようになることが不可欠です。そこで必要となるのが「仕組み作り」です。「仕組み通りに勉強をこなせば自然と9割を超えるようなシステム」を構築していくことが求められます。この場合の仕組みとは、具体的に言えば、計画を含めた「勉強法」と言われるものです。 <本当の効率とは>◆ところで、この勉強法について、新規お問い合わせの方や塾生および保護者の方から頻繁に質問を受けるのは、「何か効率的な勉強法はないでしょうか」というものです。結論から言えばありません。というより、あまり効率を求めないでほしいと当塾では考えています。◆先週と今週、各学年の国語の授業では「近代化」というテーマでお話ししています。現代文という科目において、「近代」とは単なる時代区分ではありません。では、近代とは何か。近代の本質は経済社会です。産業革命に端を発する経済分野における大変革が近代の本質です。いつの時代にも、その時代や社会を動かす原動力があります。たとえば、古代ギリシアやローマ時代のそれは「政治」であり、中世ヨーロッパにおいては「宗教」でした。その社会を動かす支配的要因(原動力)が、近代以降、「経済」に変化したというのが社会科学における近代の定義です。この近代経済社会においては、人は科学という因果律にとらわれ過ぎるきらいがあります。障害やイレギュラーはノイズとして処理され、効率が最優先されます。例えば、バリアフリーなどはその典型です。一見、障害者や高齢者に優しいバリアフリーというシステムですが、その本質はイレギュラーの排除かもしれません。要するに、「朝の忙しいラッシュアワーの時間帯は、高齢者は別の道を歩いてくれ」と言っているという視点です。結局、バリアフリーというのは障害者や高齢者に優しいのではなく、ビジネスマンや学生に優しくしているだけなのだという疑いです。バリアフリーという言葉は単なる欺瞞というわけです。勉強においても、効率が最優先される中で、「失敗」や「反復」は無駄なものとして扱われ、いかに失敗をしないかが重要視されます。しかし、勉強というのは、そうした姿勢ではできるようになりません。初めから効率の良い勉強法は存在せず、まずは「長い時間」をかけて勉強法を生成していく姿勢こそが将来に繋がります。(中2の国語では、この「長い時間」の重要性について学びました。)具体的には、自分なりに「この方法でやってみようかな」という勉強法を選択し、実際にそれを実行してみる。次に失敗した点を検証し、フィードバックすることで、自分なりの新たな勉強法が生まれてくるのです。こうして長い時間をかけて作られた勉強法は、高校受験後の大学受験や、その後の資格試験においても、効果を発揮します。どのようなタイプの試験に対しても、自分なりの勉強方法(雛形)が出来ているため、あとは試験の種類に合わせて少し改良していくだけで済みます。◆さて、現代人はあまり失敗をしたくないという深層心理の下で生きています。「結婚をしたくない」「子供を作りたくない」という人が増えてきた、というニュースを最近目にすることが多くなりましたが、それも近代化の1つの病理です。「草食系」という言葉も一次流行りましたが、それも同様です。(※)※ なお、これについては医学的なデータも出ており、デンマークのスキャケベクの研究結果によれば、男性のメス化が進んでいるそうです。 一方で、それに対しては確定的なことは言えないという論もあります。参考資料「奪われし未来」(シーア・コルボーン他)「環境ホルモンと水生生物」(川合真一郎)しかし、失敗を過度に恐れる必要はありません。とくに勉強面に関してはそれが言えます。最初から、効率や合理性を求めて勉強を進めていっても、いずれどこかで躓くことになります。本当の効率とは、かけた勉強量に対して、そのかけた分だけきちんと成果が出ることである、と弁護士の伊藤真氏は言っています。かけた時間が仮に他の生徒よりも膨大だったとしても、しかし、そのかけた時間の分だけ勉強成果が現れるのであれば、それは効率的だったことになります。あまり、失敗を恐れず、何度も失敗を重ね、その都度反省点を修正していってください。中学時代とはそういう時代です。
2016年12月07日
◆各学年、2学期期末テストの結果が返却されました。今回は全塾生の定期試験結果(5科目合計点)を発表します。発表する目的は以下の2点です。(1)新規入塾生の入会基準の目安として途中入塾の場合、既に在籍している塾生の平均点に達していないと授業に付いてくることが困難です。したがいまして、新たに入塾される子の入会基準を「既に在籍している内部生の平均点にある程度達していること」としております。※特に新中3クラス(現中2生)に関しては、ある程度厳格に適用いたします。(中3クラスは進度、難易度とも高いレベルで進めていくためです。なお、基礎クラスについては入塾基準はありません。)(2)塾生保護者の方へのご確認2つめの目的は保護者の方への確認です。定期試験結果に限りませんが、私に虚偽報告をする生徒が毎年各学年に数名います。以下に発表されている得点の中にお子様の点数がない場合、「お子様が塾に嘘の報告をしている」という可能性が高いです。(別に今回の件に限りません。今後も頻繁に嘘をつく可能性が高いということです。)このタイプの子は絶対に成績や実力が上がることもありませんし、塾に来ている意味もありません。授業内で何度も何度も「嘘をつかなくていいので正確な点数を報告してください」と伝え、その意図も教えているにもかかわらず、それでも嘘をつくというのは、精神的に幼いことの証左であり、これもまた成績上昇を妨げている要因の1つです。自分のミスと向き合うことができないばかりか、こうした子の「独学」「家庭学習」は普段からメチャクチャです。自分に甘く、自己採点や丸付けもいい加減で全く勉強になっていません。したがって、点数で嘘をつく子は、当塾でお預かりしても全く効果無しです。(いや、どこの塾に通っても意味がないでしょう。)◆以下、お子様の点数があるかどうかご確認ください。お子様の点数がない場合は塾までご連絡ください。<中3Aクラスの2学期期末試験結果【5科合計】>480479478476475473471470467461460459457453450432420414408404◆中3Aクラス塾生の定期試験平均点:5科目454点※但し、中3クラスは入試直前期のため募集停止しております。※今年の中3メンバーをこの点数まで押し上げるのは本当に大変でしたが、どうにか平均450点を超えました。※なお、偏差値はまだまだです。平均50前半からのスタートでしたから(40台もチラホラ)、お恥ずかしくてブログにアップできる状態ではありませんが、くれぐれも作戦通りにお願いします。※ちなみに、先週のVもぎトップレベル模試(自校作成もぎ)では、ある子が偏差値80を叩き出しています。駿台模試でも上位常連の子ですが、VもぎWもぎレベルでは敵なしです。なお、当ブログをご覧になっている都立志望者の皆さま。安心してください。履いてます。ではなくて、彼は都立高校は受験しません(もう一人偏差値78の子がいましたが、この子も都立は受験しない予定) <中2クラスの2学期期末試験結果【5科合計】>476473472470469468459454453442439433431429424392◆中2クラス塾生の定期試験平均点:5科目449点◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は5科目450点とさせていただきます。※かつ観点別評価で「関心意欲態度」でAが6つ以上必要です。※中3基礎クラス(Bクラス)につきましては、入塾基準は特に設けておりません。現中2生で基礎クラスご希望の方はお気軽にご連絡ください。 ◆中3になるにあたり、部活を辞めるという決断をした子もいます。受験勉強に専念したいからだそうです。(なお、私からは部活について何1つ言っておりません)ちなみに5科目470点を超えている子です。そうした子でさえ、自校作成向けの勉強と部活との両立は難しいと判断しているわけです。5科目450点未満の子で自校作成校を本気で目指している子は、ご家庭で家族会議を開いてみてください。何かを手に入れたいのなら、何かを諦めるしかありません。両方手に入れられるのは、ごくごく一部のエリートのみです。 ◆今年の中2クラスは全体的に一定のレベルでまとまっていますが、ずば抜けている子がゼロです。全員が豊多摩から3キタという印象で、日比谷・西・国立・戸山レベルに合格できそうな子は「現時点では」ゼロというイメージです。何かきっかけが欲しいところですが、おとなしいクラス(静か~なクラス)なので、今年の中3クラスとはまた違ったアプローチが必要だと考えています。おとなしいクラスにはおとなしいクラスなりの指導方針が必要です。 <中1クラスの2学期期末試験結果【5科合計】>491474466462459458457447443437436431419416403402375◆中1クラス塾生の定期試験平均点:5科目439点※かつ観点別評価で「関心意欲態度」でAが6つ以上必要です。◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は5科目440点とさせていただきます。※中1クラスで450点を割っている子は非常にまずいと思います。今年の中1クラスは、クラスの平均学力という面ではここ7年間で最も低いです。 ◆特に5科目450点を割っている子達は、これからさらに下がっていく可能性の方が高いと思います。本人達は頑張っているのですが、スピード、記憶力、読解力のキャパシティが既に限界まで来ている印象です。対策は日々授業内でお話していますし、私もいろいろ考えていきますので、とにかく確実実行を心がけてください。お子さまの努力だけではどうしようもありません。塾とご家庭の力がないと、今年の中1生はあと1年で「勉強面の限界」がやって来てしまいます。(将来どのレベルの大学へ入れるか、ある程度まで選択肢が制限されてしまうということです)まあ、どうにかしていくしかありません。大学受験まで見据えて、記憶力とスピードを鍛え、日々の授業で地頭(ジアタマ)を良くしていくつもりです。高校受験では、どうにか豊多摩レベルまでには届かせたいところです。※お子様の現状とかけ離れた無謀・無茶な目標設定を親御さんが行ってしまうケースがありますが、極端な目標設定は、お子様を苦しめます。子供の自信を失わせ、勉強への意欲を著しく低下させます。例えば、中1段階で450点を割っている子に、保護者の方が「日比谷だ西だ」と連呼するのは、発達上あまり好ましくない結果を生むこともあります。今現在、日比谷や西という高校は、市(自治体)によっては、各中学校から1名というレベルです。自治体・地域によっては、4~5校あわせて1名程度というケースもあります。 ◆一方で、上位5名はなかなか良い状態で、日比谷、西、国立も狙えるレベルにあるでしょう。先月の定期試験期間中、通常授業をストップしている際、早く試験日程が終わった子には日比谷高校の国語を2年分解いてもらったのですが、ある子はどちらも70点台でした。既に合格ラインを大幅に超えています。(塾で制限時間を付けテストをさせ、私が採点したので、正確な点数です) 同じクラスにトップ校を狙える子が5名前後もいるわけですから(うち学年1位が4名)、そうした子の姿勢を学びながら皆さんも頑張っていきましょう。
2016年12月04日
本日8/22の授業について 【中3Bクラス、中2クラス】◆19:20~始まる「中3Bクラス」および「中2クラス」は、平常通り授業を行います。 ◆「交通機関が乱れている(電車やバスの遅延)」、「お車での送迎ができない」などの事情により遅れる場合、本日に限り、「遅刻の電話連絡」はご不要です。怪我のないよう気をつけて来るようにしてください。 ◆中3Bクラスは、遠方から電車で来ている子もいます。本日は自宅学習に切り替えても構いません。その場合、本日に限り塾へのご連絡は必要ありません。
2016年08月22日
本日8/22の授業について。【中3Aクラス】通塾時間帯および授業時間帯にちょうど台風が直撃する可能性が高いため、休講といたします。全員自宅学習を行ってください。 ※社会のプリント(出来れば4枚、最低2枚)を暗記しておきましょう。Bクラスの子の中には既に3枚暗記し終えた子もいます。また、同じ日に一気に3枚テストをした子もいます。Aクラスも今週中に最低2枚テストする予定です。※今年度の塾生の学力状況を鑑み、例年に比べ約7割程度のペースで進んでおります。したがって、本来であれば授業を進めたいところですが、台風なのでやむを得ず休講とします。その代わり、本日中に社会のプリント4枚のうち、最初の2枚を暗記しておきましょう。また、今までの復習(数学と英語)もしておくこと。 【中3Bクラス、中2クラス】19:20からの中3Bクラスおよび中2クラスは現時点では授業を行う予定です。18時頃に再度更新いたしますので、当ブログを必ずご確認ください。
2016年08月22日
◆9月から開講するするハイレベル演習(中3生対象)ですが、本日で満席となりました。なお、現時点でハイレベル演習を含む各クラスの定員状況は以下の通りです。・中1クラス:満席・中2クラス:残席1・中3Aクラス:満席・中3Bクラス:満席・中3ハイレベル演習:満席・個別指導(今期のみの特別枠):満席※来年度中1クラス(現小6生のご予約):残席5名◆自宅で英語を勉強する際に、「単語の意味が分からない場合は辞書を引きますが、文法について調べたいときはどうすれば良いですか」という質問を例年受けます。(主に中3生から)その場合は、高校生用の総合英語をお勧めしています。一応おすすめ順で列挙すると●ブレイクスルー総合英語(美誠社)●総合英語be(いいずな書店)●基礎と完成 新英文法(数研出版)←絶版。安藤貞夫著●ゼスター(Z会)●アトラス総合英語(ピアソン桐原)あたりから選ぶと良いと思います。※3番目のものは現行版ではなく、旧版の安藤貞夫著のものですが、残念ながら絶版です。ただ、年に数回、思い出したかのように定価で再版されることがあります。ちなみに、分詞、関係代名詞、間接疑問文、比較、不定詞などなど、私が授業中に行う指導内容や板書と「基礎と完成 新英文法」はかなりリンクしています。結構参考にしています。パクっているという言い方もある。
2016年07月27日
◆更新が滞り申し訳ございません(塾生には、更新がなかなか出来ない理由はつたえてあります)。 ◆さて、来週から夏期期間になります。各学年、極めて重要な単元を毎回進めていきます。ここでの遅れは、学習面において致命的なものとなりえます。既にご旅行などで欠席の連絡を数件頂いておりますが、一度欠席すると、次回以降の授業が全く分からないということもありえます。なるべく欠席はしないようお願い申し上げます。なお、欠席した場合の補講等は致しません。自己責任でお願い申し上げます。(本来、学力というものは自己責任であり、ご家庭で自衛するものです。これについては追々書いていきます)◆中1、中2クラスは、今年度塾生の学力状況を鑑み、かなりゆっくり進めていますが、それでも理解・定着が不十分な子が大勢います(特に中1)。相当ゆっくり進めています。おそらく、他塾さんと比べても、最も遅い部類に入るでしょう。したがって、「次回の授業までに徹底的に復習してくる」という当たり前の作業を習慣化してください。せっかくゆっくり進めているのにもかかわらず、その上で「前回の授業内容を消化できない」というのでは、ゆっくり進めている意味が全くありません。だったら、出来る子のペースでドンドン進めたいくらいです。中1、中2ともに勉強量が圧倒的に不足しています。この夏で変化の見られない子には、夏明けにお電話を差し上げます。厳しいお話になるお電話だとお考えください。おそらく、本人と親御様が考えていらっしゃる以上に、状況は深刻です。
2016年07月21日
授業時間内に明日の授業の欠席連絡をしてきた子がいます。今年に入り3人目です。 内部生なら塾の時間割くらい把握しておくようにしてください。他の塾生に迷惑です。受付時間内に電話してくること。
2016年06月03日
◆各学年、1学期中間テストの結果が返却され始めています。今回は全塾生の定期試験結果(5科目合計点)を発表します。※1学期中間テストのない石神井中、武蔵野1中、井草中やまだ返却されていない学芸大附属小金井中の結果は除きます。また、青嵐中は1科目50点のテストのため、得点を2倍しています。明保中は復習確認テストの結果を記載しております。発表する目的は以下の2点です。(1)新規入塾生の入会基準の目安として途中入塾の場合、既に在籍している塾生の平均程度に達していないと本人が大変辛い状況になります。また、クラス全体の進度にも影響を与えてしまいます。したがいまして、新たに入塾される子の入会基準を「既に在籍している内部生の平均点にある程度達していること」としております。(2)塾生保護者の方へのご確認定期試験結果に限りませんが、私に虚偽報告をする生徒が毎年各学年に数名います。これは大変困ります。私に嘘をつくということは、病院で言えば、別の健康な人のレントゲン写真を提出するのと同じことです。どうやって治療せよと言うのですか?そのレントゲン写真をみるかぎり、どこにも異常はないわけですから、私から何かアクションを起こすことはありません。つまり、正確な治療・指導を受けることができないのです。従いまして、以下に発表されている得点の中にお子様の点数がない場合、「お子様が塾に嘘の報告をしている」という可能性が高いです。(別に今回の件に限りません。今後も頻繁に嘘をつく可能性が高いということです。)このタイプの子は絶対に成績や実力が上がることもありませんし、塾に来ている意味もありません。授業内で何度も何度も「嘘をつかなくていいので正確な点数を報告してください」と伝え、その意図も教えているにもかかわらず、それでも嘘をつくというのは、精神的に幼いことの証左であり、これもまた成績上昇を妨げている要因の1つです。以下、お子様の点数があるかどうかご確認ください。お子様の点数がない場合は塾までご連絡ください。<中3Aクラスの1学期中間試験結果【5科】>485480475473472466462452450444442430426417416411◆中3クラス塾生の定期試験平均点:5科目450点◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は5科目450点程度とさせていただきます。※但し、満席のため、現在募集しておりません。キャンセル待ち(ウェイティングリスト)に入って頂きます。※中3Bクラス平均点は5科目350点程度です。また、Bクラスは人数が少なく、誰の点数なのか特定できてしまうので記載しません。なお、Bクラスも満席のため募集しておりません。<中2クラスの1学期中間試験結果【5科】>480479477475473463458455450446445441430428407◆中2クラス塾生の定期試験平均点:5科目454点◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は5科目454点程度とさせていただきます。※青文字の3名はマズいですよ。授業中も話を聞けていないことが多いです。この3名に関しては、私は点数を見て全く驚きませんでした。「予想どおり」というより、むしろ「意外と取れてきたな」という感想です。つまり、まだまだ下がる可能性があるということです。※反対に新入生は、前回よりも120点アップとか60点アップとか大幅に上げた子がほとんどです。学年末と1学期中間テストを比較すれば上がるのも当然なのですが、それでも凄いです。勉強法・計画・取り組み方を変えれば、学校の点数なんて簡単に上がります。※中2クラスは1名のみ残席があります。念のため、2月に行われた学年末試験の結果も併記しておきます。472466455448444441438437432426424417416◆中2クラスの学年末試験平均点(中1時代の点数ということ):5科目440点<中1クラスの1学期中間試験結果【5科】>486485480479478470469468461458458454452447446425◆中1クラス塾生の定期試験平均点:5科目464点◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は5科目450点以上とさせていただきます。※中1中間テストは450点を超えて当たり前です。入会基準も若干厳しめにしておきます。※但し、満席のため、現在募集しておりません。キャンセル待ち(ウェイティングリスト)に入って頂きます。<重要>※各学年とも、点数の低い子(特に青文字点数の子)は、塾内でも「話を聞けていない」ことが多いです。たとえば、私が何か話した後に、「●●くん。今話したことをもう一度繰り返しなさい」と指示すると、ほとんど返答できません。こうやって学校の授業でも1時間目から6時間目までボーッと過ごしているのでしょう。それでは成績が下がります。いくら学校のノートを完璧に覚えたとしても、その子のノートはそもそも重要な情報が欠けている欠陥品ですから、良い点数になるはずがないのです。今週も中3クラスや中1クラスで注意を受けた子が何人もいました。こちらが重要な話を始めているにもかかわらず、ずっと下を向いてプリントをカラフルに色分けしていたり(←塗り絵で遊んでいるのと同じこと)、聞いている振りだけしてボーッとしていたり・・・そういう子達の点数は軒並み下がっています。結果には必ず原因があるのです。定期試験結果を踏まえ、各自、自分の生活習慣や勉強法を反省してください。そして、次に生かすこと。 ◆1学期中間テストは高得点になりやすく、取れて当たり前のテストです。これから維持できるかどうかが重要ですが、話の聞けていない子は下がります。中3Aクラスは怪しい子が6名、中3Bクラスはほぼ全員、中2クラスは3名、中1クラスは半数以上います。まあ、覚悟しておいてください。塾内で私の注意を頻繁に受けている子は、成績を下げる要素をたくさん抱えています。 ◆募集状況中3A:満席中3B:満席中2:残席1名中1:満席個別指導:満席来年度中1クラス予約(現小6):残席4名になっております
2016年05月29日
<丸付けができない・・・>◆本日の中1クラスでは、冒頭、英語の確認テストを行いました。しかし、今回も自己採点できない子(間違っているにもかかわらず、丸をつけている子)が数名いました。4/9のブログで書いたように、丸付けが出来ない子はどうやっても勉強が出来るようになりません。どうやっても、いくらやっても、何時間掛けても無駄。絶対に勉強が出来るようにはならないのです。◆1つめに、自分で丸付けが出来ないようでは自学ができません。「誰か他の人が丸付けをしてあげないと勉強出来ない」という状態では、その「誰か」がそばに付いている時間しか勉強出来ないことになります。当然、「自学できる子」に比べて勉強時間が大幅に減ります。そもそも、「他の人が丸付けしてあげないと勉強出来ない」というのは、食事で言えば、一人で食事できないのと同じですし、着替えで言えば一人で洋服を脱いだり着たり出来ないのと同じことです。うちの2歳の子でも出来ていますからね。一人で丸付けできないというのは、大変恥ずかしいことだと認識してください。 ◆それに、丸付けを出来ない子の欠点はもう1つあります。学校の試験の際、残り時間が少なくなってくると、先生が「では残り5分です。ミスがないか、よく見直してください」なんて言うことがあります。でも、自己採点の出来ない子は、いくら見直しても、自分でミスが発見できないのです。見直しても、どこに間違いが隠れているのか分からない。だから、普段から正確に自己採点が出来ていない子は、試験でもケアレスミスを連発します。ケアレスミスの多さは、普段の勉強姿勢に大きな問題が潜んでいる証左なのです。 ◆ここで問題集の解き方を再度整理しておきます。(1)問題を解いたら、丸付け(別名「間違い探し」)を正確に行う。(2)間違った問題は、すぐに解き直すのではなく、どこが間違っているのか「自力で」探す(←ここで先生や親の力を借りてはいけない)(3)間違った理由・原因をノートにメモ書きしておく。(4)解き直し (2)と(3)をすっ飛ばしている子が大勢います。中には(4)すらやっていない子もいます。(4)をやらないのなら、もう勉強自体やめてしまいなさい。意味がないですから。 ※なお、本日の確認テスト。満点は4名のみ。今年の中1クラスは満点が取れないですね。この状態では、ちょっとグループ作成は難しいかな・・・と思います。 <スピードの差と学力差>◆多くの場合、スピードの差と学力は比例します。実際、今年の中1クラスでも同じことが言えます。本日、一番遅い子は2ページ終わりませんでしたが、一番速い子(2名)は6ページ終わりました。如何とも埋めがたい差が既にできつつあります。ただ、問題はここからです。次回の授業までに、その一番速い2名に「追いつけるように努力してくる子」と「ほとんど努力してこない子」に分かれます。 昨年、あるグループ作成校に合格した子の妹さんは自主的に6周、7周と繰り返してきています。実際に、本日その子のテキストを皆さんにお見せしました。一方、「本日授業内で名指しされた6名の子」は、学力的に厳しい状況にあるにもかかわらず、指示された最低限のことしかやってきていないので、今後確実に付いてこられなくなるでしょう。まだ4月ですが、既に後れをとっています。もう少し努力してください。出来ないのなら、塾に入りたくてキャンセル待ちしている方に席を譲ってあげてください。◆私が大学受験の時に(3日ほど)使っていた参考書に「英文解釈教室」という本があります。駿台予備校の伊藤和夫先生が書かれた名著で、この参考書ができれば、東大でも慶應でもどの大学の入試問題でも読めるようになるという大変レベルの高い参考書です。私はこの参考書(に早々と挫折してしまい、同著者の「ビジュアル英文解釈」という別の参考書)を10周以上反復しました。「英文解釈教室」の巻末に次のような文言(もんごん)があります。「2回目に読むときの苦労は1回目よりもはるかに少なく、しかも得られるものははるかに多い」塾生のみなさんは、この言葉をよく胸に刻み、この1年を駆け抜けてください。当塾生は勉強エリートでもサラブレッドでもありません。学力的に言えば、ごくごく平均的なレベルにあると思います。いわゆる「地頭(ジアタマ)」についても、私から見ると平均かそれ以下の子がほとんどです。(ハッキリ言ってゴメンね。でも事実です。)そうした子がグループ作成校や私立難関校に合格するためには、現時点では「反復」という手段しか有効な手が存在しないのです。もちろん、反復するに値する問題選択と知識の提示はこちらで行います。皆さんは塾で教わった内容を次回授業までに確実に出来るようにしてください。<おまけ~話を聞けない子~>中1クラスの数名は話を聞けていません。特に本日名指しされた数名の子。早く話を聞く力を付けてください。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2016年04月13日
年間行事予定について>各中学校の「年間行事予定」に関するお願いです。各中学校で「年間行事予定」が配られましたら、塾にお貸しください。コピーして、その場でお返しします。※各中学校、どなたかお一人貸してくだされば結構です。※誰も提出してくれない中学校が毎年ありますが、4/15までに提出されない場合は、その中学校の生徒は在籍していないものとして、一年間進めていきます。(例:修学旅行中だろうが何だろうが一切考慮しないということです)※ただし、4/15までに年間行事予定が配られない場合はその限りではありません。その場合は、年間行事予定が遅れる旨を必ずご報告ください。<既に頂いた中学校>:赤文字は、本日新たに追加された中学校◆西東京市立保谷中、柳沢中、青嵐中、ひばりヶ丘中、明保中、田無1中、田無2中、田無3中、田無4中◆武蔵野市立武蔵野1中、武蔵野2中、武蔵野4中、武蔵野5中◆練馬区立石神井中、石神井西中、大泉中◆杉並区立杉森中、井草中◆小平市立小平3中、小平6中、花小金井南中◆東久留米市立大門中◆私立武蔵野東中◆国立(こくりつ)学芸大附属小金井中※塾生が在籍しているほとんどの中学校の年間行事予定を受け取りました。ご協力ありがとうございます。残念ながらまだ出されていない中学校も数校あるようです。尾崎塾の尾崎先生のブログにも書いてありますが、まあ事実でしょうね。実際、そうした中学校の進学実績や生活指導は乱れていることが多いようです。いわゆる相関ですね。因果と相関と疑似相関については授業で常々話しています。そうした中学校に通っている子は、残念ですが、学力を「自衛する」しかありません。わが子の学力を守るのは公教育ではありません。家庭および本人の努力・意識です。
2016年04月13日
<塾の合格実績>このブログの先頭(↑)にも書いてありますが、ここ4年間で当塾を卒業した子達は75名。そのうち、36名が自校作成校(グループ作成校)へ進学し、10名ほどが偏差値70前後の私立高校へ進学しました。また、共通問題校の上位校である武蔵野北、駒場、調布北、北園へも8名が進学していますから、75名中約55名の子(約75%)が上位校へ進学していることになります。 ただ、これらは「当塾の指導力、教務力のおかげ」というわけではなく、ただ単に優秀な生徒がたまたま55名も集まってくれただけのことだと私は思っています。塾の合格実績を見る際は、その辺りもよく観察し、慎重に塾選びをすることが大切です。間違っても合格実績だけで選んではいけないと私は考えています。先日は中3クラスでそんな話をしました。キーワードは「●●●●●●●」と「皆さんは●●になるな」です。 ※合格実績については、いずれ当塾の方針を書きたいと思います。とにかく、実績が心配で心配で仕方のない方は大手塾を選ばれた方がいいかもしれません。日比谷●●名、西●●名、開成●●名という数字を見て、「自分が通っている塾に間違いはないのだ」と日々安心感を得ていればいいのではないでしょうか。「俺が通っている塾すげーんだぜ!」と。ちなみに、当塾が売っているのは合格実績ではありません。勉強のやり方と空気です。今月に入ってからも、当塾の場所も方針もご存じなく、たまたまどこかで目にした実績だけ見て、「おたくに行けば日比谷に入れて頂けますか」と電話をかけてきた方がいらっしゃいましたので「無理です」と即答した塾長です。はい。 <超変革~中1、中2、中3A、中3Bの進度について~>さて、今後はここまで異常な数値でグループ作成校や上位私立校へ合格者が出ることはないかもしれません。特に新中3は、ほとんどの子が(特に男子が)、ここでは書けないような内申なので、グループ作成校はもちろん、サンキタあたりも現段階では夢物語です。そんな中、1名でも2名でもグループ作成校へ挑戦できる子を育てたいと思っていますが、そうかと言って、過去4年間と同じペースで進めても現塾生のほとんどの子が消化しきれず、パンクしてしまうことでしょう。その結果、勉強が嫌いになってしまうことが一番怖いです。(高校や大学へ入ってからも勉強をし続けてほしいですから) そこで、今年度は各学年とも例年の約60~70%のペースで進めています。具体的に言えば、今週と来週に勉強する内容は、昨年度のカリキュラムで言えば「3月中下旬頃の内容」にあたります。(ペース的に言えば、補習塾や個別指導塾と同じようなペースです)と同時に、宿題も確認テストも大幅に減らしています。元々少なかったのですが、さらに減らしています。おそらく、各学年とも全員が付いてこられるペースになっていると思います。 その代わり、毎回の授業内容を次回までに確実にマスターしておくようにしてください。1回1回の授業内容は大したことはありません。皆さんが毎回の授業後に受ける印象は、おそらく、「この程度なら大丈夫」「今日の授業内容も余裕!」というところでしょう。 しかし、それらが積み重なると大変な量になります。特に中3クラスはは後期からグンとレベルが上がってきます。今年の塾のテーマは「超変革」です。←どっかで聞いたことが・・・ 宿題も少ない、確認テストも少ない、ペースもメチャクチャゆっくり。誰でも付いてこられるカリキュラムにしてあります。でも、このカリキュラムの通りに、毎回の授業内容を確実にマスターしてくれれば、日比谷でも早慶でもどこでも大丈夫。そんな感じにしたいと考えています。ペースはゆったりしています。授業中の演習時間もたっぷり取っています。(例年の3~5倍)←当社比ただ、舐めていると、ある程度のところで、「あれ?急にむずかしくなったぞ」「ん?油断してたら付いていけなくなってしまった」ということになりかねません。各学年とも、とにかく毎回の授業内容を次回までに完璧にしておくこと。そうすれば、1年の最後には、「気づけば随分と高いレベルにまで到達したな」と感じられるようになるでしょう。そのためには、この間(コノカン)、各学年で起こった様々な事案(宿題忘れ、確認テスト不合格、宿題を適当にやる、丸付けをいい加減にやる)は今後絶対にないようにしてください。ご自宅でも、再度「きちんとやること」を徹底させてください。 <中3Sクラス(発展クラス)>中3Sクラス(但し1名)だけは例外でドンドン進めています。既に3月から、理科と社会のテキストを1冊ずつ終え、現在は「地理最高水準問題集」「歴史最高水準問題集」「理科実力練成テキスト」をガンガン進めています。英数国は都立国立高校の過去問を3月に終了し(ほぼ満点が取れるレベル)、今は学芸大附属の過去問に進んでいます。Sクラスの子は私が立てた計画の下、日々確実にノルマをこなすようにしてください。 <おまけ>なお、学芸大附属の過去問は、いずれ中3Aクラスの子達も解いてもらいますが、影の問題や格子点など毎年なかなかハードです。◆平成26年の大問5は正三角形14個で作った立体図形。こういうのをデルタ14面体と言います。さすが学芸大附属です。大昔、灘中学でも(←灘高校ではなく)似たような図形が出た記憶がありますが、なかなか難しい図形です。ポイントは図の再現でしょうね。大問5の問3は「影の問題」。影の問題は太陽光線タイプと光源タイプの問題に分かれますが、毎年全国の難関私立高校や国立高校で結構出題されています。今回の問題は太陽光線タイプなので、解き方や作図法を知らないと難しいかもしれません。◆平成25年の格子点も複雑な問題でした。これは後期のハイレベル演習で扱うかもしれません。ところで、格子点については、次の公式が有名です。原点(0,0)、A(a,0)、B(a,b)とすると、直角三角形OABの内部および周上にある格子点は{(a+1)(b+1)+OB上の格子点}×1/2 (※)となる。※長方形を半分にしているだけですね。 ただ、今回の学附の問題では今イチ使い勝手が良くありません。 そこで、あまり有名ではないのですが(参考書等にもあまり載っているのを私は見たことないです)、上記直角三角形の斜辺OB上になる格子点の数はaとbのGCM+1となる という公式と ある三角形の格子点の数をS個とすると、その三角形をk倍した三角形の周上にある格子点の数は「S × k」である という事実を知っていると、結構あっさり解けると思います。制限時間内で解くならこれでしょう。 当塾生の95%以上の子は、当日の入試で「知らない問題が出たら解けない」というタイプの子です。初見問題に対して、その場で柔軟に対応して解ける子はほとんどいないはずです。ですから、上記のような公式や知識をたくさん仕入れておくことが重要です。そのためには、「授業中の説教タイム」「復習不足による再解説タイム」「先生からの発問に対し、すぐに答えない、大きな声で返答しないなどの無駄な時間」を極力減らし、全員が授業に積極的に参加する姿勢が重要になります。とにかく、毎回の復習を大切にし、知的好奇心を持って授業に臨んでください。
2016年04月12日
<計算力の重要性>各学年とも、学年初めの単元は計算分野です。多くの子が「計算くらい・・・」と舐めてかかる単元ですが、計算力は皆さんが思っている以上に重要です。高校受験で不合格になってしまう要因は計算力にあると言っても過言ではないでしょう。それについては、授業中に何度も伝えています。なお、ここで言う計算力とは、スピードと正確性の両方を意味します。計算において、スピードと正確性は車の両輪のようなものであり、そのどちらか一方が欠けている状態では全く使い物になりません。外科医で言えば、「正確だが手術の遅いお医者さん」、「手術は速いがミスの多いお医者さん」。どちらにもオペは頼みたくないですよね。同様に計算力がない人は、高校側も欲しがりません。だから、計算力のない人は不合格になるのです。<計算力がないと・・・>では実際に、「計算力がないとどうなってしまうのか」について、思いつくままに挙げてみます。(1) 計算スピードが遅いので、試験の際、制限時間内で解き終えることができない。つまり落ちる。(2) 計算力がないと(スピードが遅い場合もあれば、ミス連発でなかなか答えが合わないという場合もあります)、普段の勉強で反復するのに時間がかかるため、勉強が嫌になってしまう。(3) 問題の解き方(例えば、文章題や図形問題の解法)をマスターしても、計算力がないと最後の最後でことごとくミスを犯してしまうため、得点に結びつかない。※要するに、せっかく勉強したのに、「全く勉強してこなかった子」と同じ結果になってしまう。(4) 応用問題(文章題や図形の難問)は何度も反復して解法をマスターする必要があるが、計算スピードが遅いため、問題演習が遅々として進まない。特に入試直前期に物量作戦で乗り切ることができない。(追い込みも利かない)(5) 計算スピードが遅いため、数学の勉強に多大な時間がかかる。その結果、他教科の勉強時間まで削られてしまい、全教科苦手(すなわち勉強が苦手)という状態に陥る。ちなみに、(3)~(5)は、最終的には全て(2)の後半部分「勉強が嫌になってしまう」に続いていきます。「悪循環」にはまっていくわけです。<計算力の無さは「勉強嫌い」へと繋がっていく>勉強は、基本部分と応用部分に分かれていますが、計算力というのは前者「基本部分」にあたるものです。スポーツで喩えてみるなら、「基本部分」とは基本プレーの反復段階にあたります。野球で言えば、キャッチボールや素振り、サッカーで言えば、インサイドキックの練習であったり、トラップ練習であったり、ポストシュートであったりします。一方、「応用部分」をスポーツに喩えてみるなら、それは紅白戦であったり、練習試合であったり、要するに「試合形式・実戦形式の練習」ということになります。運動部の子なら分かると思いますが、本来であれば、試合というのは楽しいものであるはずです。普段放課後に行っているルーティンの練習とは異なり、試合のある日は前日からワクワクするものです。それと同様に、勉強の「応用部分」も本来は楽しい段階のはずなのです。ところが・・・勉強においてもスポーツにおいても、この「基本部分」がきっちり出来ていないと、実戦段階(部活なら試合、勉強なら応用問題)が苦痛でしかなくなります。例えば、スポーツなら、基本が出来ていない子は、試合でミスを連発します。自分のせいで負けることがあるかもしれません。そうなると、チームメイトへの責任感や罪悪感から、次からは試合なんて出たくなくなるかもしれません。最悪の場合、そのスポーツ自体を嫌いになり、部活を辞めたくなることもあるでしょう。勉強においても、基本の計算でミスを連発している人は、数学という教科を苦手とします。それどころか、いつしか数学以外の勉強全体をも苦手とします。最終的には「勉強大嫌い人間」が作られていき、勉強自体をやめてしまうかもしれません。計算分野はそれほどまでに重要です。数学だけの話ではないのです。影響は、数学以外の科目にまで及び、それが最終学歴にまで影響していくことになるのです。3月~5月にかけては、とにかく計算です。ここで思いっきり苦しい訓練を重ねてください。そうすれば、応用問題に入った時に、問題演習がスラスラ進むはずです。現段階では、中2クラスが最も練習量が多いです。次に、中1クラスの上位3分の1の子。中3クラスはやっているのはいつもの数名でしょうか。中1の下位3分の2の子達はまだまだというところです。段々授業にも付いてこられなくなります。今のうちに計算練習を大量に行っておくこと。※この時期は、1日60分くらい計算練習をしてもいいのではないでしょうか。6月以降は本当に時間がなくなりますよ。(特に中3生)
2016年04月11日
中1クラスに向けて書いておりますが、塾生全員読んでおくこと。<丸付け後の再チェックについて>本日実施した確認テスト(英語)の点検が終了しました。当塾の確認テスト(英語)は、「授業開始時に実施→自己採点→回収して私が再チェック」という流れでやっております。「再チェックするなら、最初から先生が丸付けすればいいのではないか」と思うかもしれませんが、そんなことではいつまで経っても自学できるようになりません。「先生が丸付けまでしてあげる」という方法だと誰か大人がいないと丸付けが出来ない子に育ってしまい、いずれ限界がやってきます。勉強は最終的に自分自身で出来るようにならないといけませんから、当塾では自己採点形式にしています。一方で、私は、生徒が行う自己採点や自学をハッキリ言って全く信用しておりません。特に、中高生の学力中位~下位層が行う丸付けや自学はひどいものです。また、学年が下になればなるほど、丸付けや勉強の質・精度は下がっていきます。ですから、生徒に自己採点はさせていますが、その後の再チェックは欠かせないのです。<中1クラスのヒドい自己採点>本日も中1クラスで確認テスト(英語)を行いましたが、とにかくヒドい状態です。自己採点がほとんど出来ていません。間違っているのに平気で丸を付けている子が多数いました。如何にテキトーな勉強をしてきたか(しているか)が分かります。ってゆうか、よくそのやり方で不安になりませんよね?逆に感心しちゃうんですけど・・・。まあ、「本気で勉強が出来るようになりたい」「頭が良くなりたい」と思っていないのでしょうね。普通、本気で出来るようになりたいのなら、そんなやり方だと不安になるはずですから。※なお、確認テストの自己採点だけでなく、宿題ノートもひどかったです。バツなのに平気で丸を付けている子が大勢います。保護者の方も、一度お子さんの宿題ノートをチェックしてみてください。そもそも、当塾の確認テストは、このブログで何度も書いてきたように「満点が取れて当たり前のテスト」ですから、バツが1問でもある時点でダメなんです。ただ、今回はその話は置いておきます。皆さんは、それ以下のレベルです。間違っているのに平気で丸を付けている。これではお話になりません。言っておきますが、丸付けの出来ない子は例外なく勉強が出来るようになりません。丸付けが出来ないというのは、非常に低レベル・低次元なお話であり、上位校受験なんてことを口にする以前の問題です。丸付けの出来ない子達は、バツの問題が出来るようになることが決してありませんから、成績が上がる可能性はゼロです。そんなやり方で成績が上がったら奇跡です。絶対に上がりません。絶対にです。3/15のブログにも書いてありますが、丸付けの目的は「仕分け」です。そして、バツになった問題を正解になるまで反復することが必要です。ところが、この仕分け段階で、バツを見落としているのですから問題外だと言っているのです。そんなことでは、学力が上がることはありませんし、当然大した高校にも入れないでしょうし、大学受験でも失敗することでしょう。その結果、就職で本当に苦労します。多くの企業が学歴で学生を選んでいる理由が分かりますか。(「学歴が関係ない」というのは綺麗事です)学歴を持っていないということは、「僕は勉強してきませんでした」と宣言しているようなものです。あるいは、「勉強はしてきましたが、テキトーにやってきました」と宣言しているようなものです。勉強が苦手ということは、丸付けのような単純作業すら出来ないということを意味します。ですから、会社に入ってから、経理をやらせても、事務作業をやらせても、棚卸しや商品チェックをやらせても、ミスばかりすることが予想されます。(ついでに言えば、仕事は遅い、〆切は守れない、途中で辞めてしまうなども予想されます)要するに「信用できない」ということです。ミスの多い人に仕事を任せるくらいなら、最初から上司が自分自身でやった方が速いですし正確。だったら、最初から雇わない方がいい。ということです。それにミスが多くて仕事の出来ない人ほど、「この会社はブラック企業だ~」とか騒ぎますから、雇っても会社にとってメリットが少ないんですよね。いいですか。繰り返しますが、丸付けが出来ないというのは本当に低次元なお話なんです。君たちが解いた問題を、全科目、全問題イチイチ全問チェックすることなんて誰にも出来ません。だから、自分一人で丸付けが出来るようにならないとダメなんです。 <丸付けとは間違い探しのこと>あと、先ほどから「丸付け」「丸付け」と言っておりますが、正確には「丸付け」ではなくて「間違い探し」です。極論を言えば、「丸」なんてどうでもいいのです。大切なのは「バツ(間違い)」の方。だから、これからは、丸付けではなく「間違い探し」と考えてください。<国語の授業について>それと、今年の中1生。勉強面のスタミナが足りません。そのため、集中力が持続せず、聞き漏らしもたくさんあります。そもそも聞いていない子が多数います。特に国語の授業ですが、みなさん退屈そうなので、しばらくやめますね。こちらもつまらないので。もう少し、皆さんが話を聞ける状態になってから行います。もう1つ。皆さんが国語力の重要性に気づいた時に行います。それまではやっても意味がないと思いますので、しばらく中止します。※国語の授業というのは、生徒が本当に必要性に目覚めてからでないと意味がありません。
2016年04月09日
<年間行事予定について>各中学校の「年間行事予定」に関するお願いです。各中学校で「年間行事予定」が配られましたら、塾にお貸しください。コピーして、その場でお返しします。※各中学校、どなたかお一人貸してくだされば結構です。※誰も提出してくれない中学校が毎年ありますが、4/15までに提出されない場合は、その中学校の生徒は在籍していないものとして、一年間進めていきます。(例:修学旅行中だろうが何だろうが一切考慮しないということです)※ただし、4/15までに年間行事予定が配られない場合はその限りではありません。その場合は、年間行事予定が遅れる旨を必ずご報告ください。<各クラスの残席について>◆中1クラス:満席です。◆中2クラス:2名のみ残席あり。但し、現塾生の平均点に達していることが入塾基準になります。※入塾基準に達している場合でも、既にカリキュラムが進んでいるため、入塾をお断りする場合もございます。年度途中での入塾は、ある程度の基礎学力と心構えが整っていないと厳しいと思います。◆中3Aクラス:満席です。◆中3Bクラス:満席です。◇来年2017年度の新中1クラス(2016年4月現在小学6年生になる子達)につきまして。現在、既に「定員の半分」のご予約が入っております。
2016年04月06日
<教室にいる時間の訂正につきまして>昨日のブログにて <お知らせ>本日3月2日、明日3月3日(木)、明明後日3月5日(土)は教室におります。(15:00~22:00頃まで)3月4日(金)、3月6日(日)は息子の付き添いなどがありますので、お休みを頂きたいと思います。 と、上記青文字のようにお知らせいたしましたが、訂正いたします。実は、明日3月4日(金)は、息子が大きな病院で検査を受ける予定だったのですが、昨日から体調を崩してしまい(突発性発疹というものだそうです)、検査が翌週に延期となりました。つきましては、私が教室にいる時間を次の赤文字のように訂正いたします。<教室にいる時間>本日3/3(木) → 当初の予定通り、教室におります(15:00~22:00)3/4(金) → 息子を寝かしつけ後(お昼寝)、教室に来る予定です。(15:00~22:00)3/5(土) → 当初の予定通り、教室におります(15:00~22:00)3/6(日) → 当初の予定通り、お休みを頂きます。申し訳ございません。※この時期は、同じ時間帯に数名の方が重なってしまうことがございます。もし教室にいらっしゃる際は、お出かけされる前にお電話を頂けると嬉しいです。※諸事情により、上記開放時間(15:00~22:00)が変更になる場合もございます。(なるべく変更にならないように致します)<今後の予定>3月7日(月) 中2クラス 新年度授業開始(19:20~)3月8日(火) 中3A【標準】クラス 新年度授業開始(19:20~)3月9日(水) 中1クラス 新年度授業開始(19:20~)3月10日(木) 中3B【基礎】クラス 新年度授業開始(16:20~)<その他>3月11日(金) は息子の付き添いのため、教室への入りが18:00以降となります。予めご了承ください。進学塾キャラベル
2016年03月03日
昨夜0:30頃から今朝方にかけて、東京は大雪でした。この大雪、日経平均下落、スマップ解散から解散回避までの一連の流れは、全てベッキーが仕込んだ罠だと私は推測しておりますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。<授業について>さて本題です。本日の授業は、「中3ハイレベル演習」「中2クラス」とも平常通り行う予定です。(13時現在)この大雪の中、授業を欠講するのはゲスの極みとも思ったのですが、現在は雪も止んでいるので授業を実施します。<お休みする場合について>ただし、通塾時の安全が確保されない場合は、お休みになっても構いません。また、交通機関の混乱もしばらく続きそうです。特に、電車通塾や自家用車通塾の生徒など遠方から来ている生徒達は、くれぐれも安全確保を最優先し、各ご家庭でご判断ください。※本日お休みする場合は、塾にご連絡ください。※「スマスマの緊急生放送を見るから休む」は禁止でお願いします。進学塾キャラベル
2016年01月18日
◆今年も、保護者の方々のご協力で、本日にて塾内の経理業務(来年2/15からの確定申告書類の作成)や大掃除等は無事終了いたしました。また、来年2月に折り込む予定の「年1回の折込チラシ」の作成も本日でおおかた終えることができました。これで今年も、1月以降、生徒指導(特に中3生の添削指導)に専念できます。ご協力ありがとうございました。◆Sくん、Dくん、Yくん、添削終了しました。助かりました。ありがとうございます。では、皆さん良いお年玉をお過ごしください。(←2年連続)
2015年12月31日
◆中3生の添削や授業準備等がもの凄い量になっているため、しばらくブログは休止することにしました。(おそらく来年3月以降まで)たまに更新するかもしれませんが、基本的には添削・塾運営・家事と育児に専念します。来週からは冬期講習になり、年明けからは新入生の面談が30人近くあるため、おそらくブログの更新はこれで最後になるかと思います。(おそらく)※添削をしているため、塾には毎朝7時~8時頃まででおります。いったん帰宅し、育児や家事をしておりますので、午前中はおりません。 ◆なお、このような状況ですので、今まで以上に教室美化にご協力お願いします。泥だらけの靴で入ってくる子、トイレを汚す子、ゴミ(紙くず、消しかす)を落としていく子、水筒の中身をこぼしていく子が増えています。(各学年)掃除する時間を縮減するためご協力を。 ◆では、来年3月頃に。良いお年を。新年あけましておめでとうございます。今年度も大変お世話になりました。2016年度もよろしくお願い申し上げます。
2015年12月16日
日曜日の早朝、フジテレビで放送されている「チャギントン」を、ずっと「機関車トーマス」だと勘違いしていて、息子に「今日もトーマス始まったよ」「トーマス面白かったね」とウソを教えていた父親は私です。塾生の皆さんいかがお過ごしでしょうか。久しぶりの更新のため、ブログの書き方を忘れかけていますが、うちのブログ、こんなトーンでしたっけ?◆さて、定期試験の結果が出ました。【一部、私立国立生は除きます】今回悪かった生徒は次回挽回すればいいでしょう。ただし、あまりに無茶な目標は立てないこと。たまに、5科目350点程度の子達が、「次は450点!」などと目標を立てていることがありますが、それは私のような零細企業の代表が「今年の下半期の売上目標は200億円、経常利益は50億円、東南アジアと東アジアに支店を10個出店する!」と言っているようなものです。 無茶です。少しずつ一歩ずつです。現実的な目標を立てましょう。そして、目標達成のために作戦と計画を考えることも重要です。<中3クラスの1学期定期試験結果【5科】>491(学年1位)485(学年1or2位?)478(学年で●位かも)469464456455454451447(学年2or3位)444439433429418413407401◆中3クラス塾生の定期試験平均点:5科目446点※中3クラスは、今回大失敗してしまった子が多数いました。次回挽回しましょう。皆さんなら大丈夫だと思います。ただし、入塾時期が遅かった子達は、テスト勉強の仕方が少々雑です。詳しくは授業内でアドバイスします。◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は420点程度とさせていただきます。※但し、満席のため、現在募集しておりません。キャンセル待ち(ウェイティングリスト)に入って頂きます。※基礎クラスの入塾基準は5科目350点前後あれば大丈夫です。基礎クラスと言いましても、平均的な子達よりは相当鍛えられています。<中2クラスの1学期定期試験結果【5科】>493(学年1位)489(学年1位)486(学年2位)480(学年1位)471466458449(かなり上位)447(学年3位)439426424416407402393371◆中2クラス塾生の定期試験平均点:5科目442点◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は420点程度とさせていただきます。※但し、満席のため、現在募集しておりません。入塾をご希望の方は、「キャンセル待ち」にご登録ください。キャンセル待ち(ウェイティングリスト)は入塾を強制するものではありませんので、お気軽にご予約ください。<中1クラスの1学期定期試験結果【5科】>491487477471464460449440438431412◆中1クラス塾生の定期試験平均点:5科目457点※塾での確認テストの結果が悪い子達は、今回の期末テストでもガクンと落としています。結果には必ず原因があります。※中1クラスはまだ返却されていない子もいます。上記は現時点で返却されている子の得点です。※中1段階で450点を切ると黄色信号です。次に期待しています。◆上記の塾生平均を踏まえ、新規入塾生の基準点は435点程度とさせていただきます。※入塾基準に達していない場合は、簡単な入塾テストを受験していただきます。意欲ある子の入塾をお待ちしております。※中1クラスは空きがございます。 <最後に。結果がなかなか出ない人へ>◆ちなみに、全塾生の定期試験平均点は「5科目447点」でした。低めでした。申し訳ございません。もう少し上げられるようにします。◆各自、自分の塾内における順位を確認し、少しでも順位を上げられるように頑張ってください。但し、他人と自分を比べるよりも(順位を上げることよりも)大切なことは、「昨日まで、あるいは前回までの自分自身」を超えていくことです。もちろん、受験や就職というのは、最終的には他人との戦いになりますし、他人よりも1つでも上にいることが合格への必須条件です。しかし、その「他人よりも上に行く」ためには、まずは「昨日の自分よりも今日の自分が上回っていること」が不可欠です。その積み重ねの結果が「他人よりも上に行くこと」に繋がっていきます。つまり、「順位が上がる」「他人よりも上に行く」という結果を出すためには、「過程」がなくてはならないということです。過程とは「日々の積み重ね」のことです。そのことを忘れないようにしてください。1日1日の積み重ねをせずに、結果だけを出そうとしてもそれは無理です。◆結果を出すには時間がかかります。また、時間をかけたからと言って(努力をしたからと言って)、必ずしも結果が出るとも限りません。※当塾の保護者の方々は教育熱心な方ばかりですから、勉強したからと言って結果が出るとは限らないということをよく理解されています。ご自身が受験の時に猛勉強をしてきたからこそ、「勉強はなかなか成果が出ない」ということをよくご存じです。これは目指すレベルが上になればなるほど当てはまる真理です。お子さん達にもそのことをよくお伝えしてほしいと思います。 勉強は「やればできるようになる」なんて単純なものではありません。勉強とは、いくらやってもなかなか出来るようにならないものです。「やればできる」と考えている人(塾)がいるとするならば、きっと本気で勉強をやったことがない人でしょう。そんな生易しいものではありません。努力なんて、ほとんどうまくいかないものです。ですから、出来るようになりたいのなら、「やる」だけではだめです。色々なものを捨てて「徹底的に」「長い年月をかけて」やらなければなりません。ただ単に「やる」ということと、「徹底的に長い年月を費やしてやる」ということは全く違います。なかなか結果の出ない人は絶対に焦らないこと。それ(なかなか結果が出てこないこと)がむしろ当たり前だからです。本当の力を付けるためには膨大な時間がかかるということだけは頭に入れておいてください。その代わり、膨大な時間をかけて得た実力は、ちょっとやそっとのことでは折れません。そして、その先に何があるか・・・。それは自分自身で見つけてください。
2015年07月16日
息子の容態がかなり悪いため(昨夜も119番しました)、当分の間、ブログの更新はお休み致します。(場合によっては、数ヶ月間お休みします)また、しばらくは23:00には帰宅いたしますので、お電話はなるべく23:00より前にお願い申し上げます。申し訳ありません。ご容赦ください。なお、台風や大雪などの休講情報は、引き続き当ブログにてお知らせいたします。台風や大雪の場合は、お出かけになる前にご覧ください。 ※独学で(ご自宅で)自校作成校を目指していらっしゃる方から「毎日参考にしています」とお手紙をいただいたこともありましたが、更新できなくなってしまい申し訳ありません。 進学塾キャラベル
2015年06月19日
昨日のブログで「自律」について述べました。(正確には、昨年書いたブログを貼り付けました) これが昨年のブログです。→クリックこのブログで出てくる中3クラスでは、明保中のA君、東久留米南中のB君、花小金井南中のC君、東村山4中のDさん、井荻中のEさん、柳中のFさん。以上6人は自律的に行動できています。の6人ですが、進学先を書いておきます。明保中Aくん:日比谷高校東久留米南中のBくん:戸山高校花小金井南中のCくん:慶應義塾高校東村山4中のDさん:武蔵高校井荻中のEさん:戸山高校柳沢中のFさん:日比谷高校以上です。まあ、こういうことなのです。それと、このブログで度々「私の予想は当たります」と言っている理由もお分かり頂けると思います。自校作成校に合格出来るかどうかの最大のポイントは「自律」です。私は指導者として適切な時期に適切な課題を与えます。勉強法の指示も与えます。それらに加えて「自律的な行動」が加われば、高い確率で難関校に挑戦できるようになるはずです。自律的に行動できない人は、生活習慣病みたいなものであり、日常生活における偏差値が低いのです。「朝自分一人で起きることができない」「親に言われるまで行動できない」「忘れ物が多い」「整理が出来ない」「時間を守れない」「嫌なことから逃げ出してしまい、好きなことばかりやってしまう」「ネットやラインばかりやる」「計画が立てられない」「立てた計画を実行できない」「指示されたこと以外はできない」「指示されたことすらできない」「ウソをつく」「ルーティンワークができない」「自ら机に向かえない」「目標が立てられない」などが「中学生の抱える生活習慣病」であり、「自律」とは真逆の行動となります。
2015年06月09日
◆中1・中2クラスは、確認テストで合格点に達しない子がついに半数を超えました。そもそも中1・中2クラスの皆さんの実力がこの程度なのか、あるいは単に勉強不足なのか、正直判断に迷っている段階です。ただ、いずれにしても今のままだとクラス全体が停滞してしまいます。なぜなら、「勉強してきていないのは自分一人だけではなく、他にもやって来ていない仲間が大勢いるため、勉強していないことが恥ずかしくないから」です。つまり、このクラスでは、不合格であることの方が当たり前ということです。そうなってしまったのです。(私の力不足が一番の要因ですが)これは以前のブログです。ぜひ一度ご覧になってください。→中1・中2クラスが危険な理由◆当塾の確認テストの内容について再度確認しておきます。当塾のテストは・事前に内容・範囲を予告・授業で解説済み・質問も受け付け済み・予告した範囲内から出題・数字も単語も全く変えず、同一問題を出題・試験範囲は1ページから2ページという性質のものです。この程度は満点を取ってください。しかも、5月に入ってから宿題を1回も出していません。毎回1,2ページ分だけ確認テストを出題しているのみです。勉強する時間は十分にあるはずです。はっきり言わせていただきます!(←マザーゲームのBGMに乗って)これで満点を取れないようだと、自校作成校はもちろん、都立中堅校あたりも厳しいでしょう。実際、塾の確認テストで毎回失点している子は、たとえ学年1位や2位の子でも、次第に順位を落としていきます。中2クラスにも中3クラスにもそういう子はいます。結果には必ず原因があるのです。◆保護者の方へ中1、中2クラスは現状このような状態です。自宅での勉強量もあまり取れていない子が多いのでしょう。当塾については「宿題がとにかく多い」という噂が出ているようですが、ご存じのように各学年とも宿題は本当に少量です。その理由は、既に出来ている子に対し、多大な宿題を課すことは時間の無駄以外の何ものでもないからです。したがって、全体に対する宿題は、「一番出来ている子に対して適量」と思われる内容および量を出しております。ですから、「自分の場合は、課された宿題の他にどのくらい勉強量を取らないといけないのか」について、一度お子様とお話し合いになることをお勧めします。◆中1クラスの皆さんへ次回は数学と英語のテストがあります。英語のテストは「代名詞」です。(アイ、マイ、ミー、マインの表)数学のテストの裏面に丸ごと再現してもらいます。白い紙に再現できるようになるまで練習してきてください。まずは、音読してスラスラ言えるようにすること。次に、スペルを書けるようになるまで練習してください。◆夏の日程(夏期講習の日程やお盆休みなど)をお渡ししました。ご確認ください。
2015年05月23日
中2,中3ともに今後付いてこられなくなる可能性のある子(既に付いてこられなくなりかけている子)が数名います。その原因ですが・・・、ほぼ例外がありません。以下の2点が考えられます。1 計算力がない2 覚えておくべきことを次回までに覚えてこない(特に英語の場合)以上のいずれかです。<1について>今回は上記1「計算力がない」についてのみ書きます。◆中2、中3クラスとも、解き方が分かっていて、式も合っているのにもかかわらず、答えがいつまでも合わない子がいます。この原因は「計算力がないから」です。◆中2、中3クラスとも、授業中(問題演習中)にクラス全体の進度から大幅に遅れてしまう子がいます。※当塾の授業は早めの子に合わせているので(一番遅い子に合わせていたら高校受験に間に合いません)、指定した問題を解き終える子が増えてきたら次の問題解説に移ります。その結果、塾の授業中に1題も解き終わらないで終了してしまう子もいます。この直接的な原因は、当然ですが、問題を解くスピードが遅いからです。そして、その「問題を解くスピードが遅い」を引き起こしている間接的な原因は「計算力がないから」です。◆現在、中2は連立方程式、中3は二次方程式の文章題を行っていますが、授業内容が定着しきっていない子(解き方を全く覚えていない子)がいます。いわゆる「消化不良」という現象です。この直接的な原因は、問題演習量や反復回数が少ないからです。そして、その「問題演習量や反復回数が少ない」を引き起こしている間接的な原因は「計算力がないから」です。 ◆中学生段階において、「勉強が出来る側に入る」もしくは「勉強が苦手な側に入る」の境界線は、「スピード」によるところが大きいのです。勉強を得意にするためには、「スピード」「記憶力」「国語力(地頭の良さ)」の3要素がどれも必要ですが、そのうちせめて「スピード」だけでも持っていれば、記憶力の無さや国語力の無さを補うことも可能です(※)※あくまでも中学レベルまでのお話です。高校からは無理です。だから、当塾の授業は「頭を良くすること」と「記憶力を鍛えること」を重視しているのです。なぜなら、忘れたらまた繰り返して覚え直せばいいからです。スピードがあれば何度も繰り返すことが可能となるため、記憶力の無さを補完できますし、国語力(※)の無さを補うこともできます。※国語力がないと「要するに…だな(まとめ)」と「たとえば…だな(例示)」を自分一人で出来ません。その結果、雑多な知識を頭の中で「整理し、まとめる」という作業が出来ないのです。しかし、国語力がなくても、スピードさえあれば、中学内容であればどうにかカバーできます。※以前、「国語力とスピード」の両方が欠けていた学年があって、その代は大変でした。彼らは「努力と根性と精神力」でカバーしました。これは本人はもちろん、見ている方も辛いので出来れば避けたい方法です。ところが、スピードのない子は「繰り返すための時間」を確保できません。したがって、スピード不足の子はどんどん後れをとっていくのです。そして、そのスピード不足を引き起こしている最大の要因が「計算力」というわけです。<GWに挽回してくること>3月から何度も何度も計算力の重要性を伝えてきました。授業中に固有名詞を挙げるのもなんなので、「自分で練習量が足りないと思う場合(自分がクラスの中で遅い方だと自覚がある場合)は何度も何度も繰り返しておきなさい」と伝えてきました。にもかかわらず、宿題を指定回数(←1番出来る子向けの回数)しかやってこず、その結果今頃になって授業ペースに全く付いてこられなくなっている子が各学年数名います。(各学年4名程)たとえば、月曜日の中2クラスでは、一番速い子が「計算問題2ページ」→「英語テキスト(シリウス発展編)3ページ」→「数学テキストの文章題2ページ」と終わったのに対し、一番遅い子は計算問題が1ページすら終わりませんでした。(120分間で計算問題を5、6題程度しか解けていません)この例から分かるのように、計算力がないと、他の教科の勉強時間も減ってしまうのです。上の例で言えば、英語のテキストや数学の文章題にまで手が回らないですし、当然、学校の勉強も手薄になります。結果、塾も学校も全てが中途半端という状態になってしまうのです。つまり、計算力のない子は、計算作業に多大な時間がかかり、その結果他教科の時間まで不足し、「全教科苦手」「勉強全般が苦手」になってしまうというわけです。それどころか、計算や勉強全般に時間がかかるため、運動する時間も取れませんから、「体力もない」「体育も苦手」ということにもなります。もっと言えば、時間が足りないですから、ドラマを見ることはできませんし、音楽を聴くことも出来ません。その結果、全く話題に付いていけない子にもなってしまいます。極端な話に聞こえるかもしれませんが、計算力がない子は、「勉強もできない」、「運動もできない」、「一般的な話題・流行も知らない」という何も出来ない子になる恐れすらあります。※これは仕事の世界でも同じで、仕事が遅ければ、「仕事が出来ない」というレッテルを貼られるだけでなく、仕事ばかりで運動不足に陥りますから、体力のない人になってしまいます。さらに最近の話題にも全く付いていけず、家族サービスも全くできないという「ダメ男くん」になってしまうのです。(←いきなり「自分語り」を挿入するという新たなテクニックを披露する場)◆閑話休題「勉強で上を目指していくと決めたにもかかわらず、計算力がない」というのは本当に致命的なのです。とにかく、ゴールデンウィーク中に徹底して計算練習をしてくること。計算力は勉強の土台にあたります。いや、「勉強がんばるコース」を選択(=進学塾キャラベルを選択)した皆さんにとって人生設計の土台にすらあたります。計算力がないと、勉強の世界で上を目指すことは困難です。いや、不可能と言い切りましょう。とにかく計算しまくってください。勉強が得意になりたかったら、そしてもっと青春を謳歌したかったら、「計算計算計算」です。計算マコちゃん(計算をマジメにやる子)です。←古すぎて今の中学生、分からないです。努力だ、勉強だ。それが天才だ。誰よりも、三倍、四倍、五倍、勉強する者、それが天才だ。(野口英世)↓言い換え計算だ、計算だ。それが天才だ。誰よりも、三倍、四倍、五倍、計算する者、それが天才だ。(石崎先生ひでーよ)<英語>◆中2は5文型。英作文25題は良い出来でした。授業中の発言や質問も非常に良いです。かなり理解が進んでいるようです。ここさえクリアすれば、今後の英語学習はラクです。◆中3は不定詞3。たくさんのルールを学びましたが、基本さえ分かっていれば簡単です。不定詞の意味上の主語、toの原義、接続詞thatの役割など、今まで教えてきた基本が分かっていれば楽しい単元ですし、簡単です。(逆もまた真)<中3生へおしらせ>授業の最後に「次回からのテスト直前…」みたいなことを言いましたが間違っていました。次回木曜日は通常態勢でした。柳沢中の子も通常授業です。すみません。※テスト勉強できるものは持ってこなくて結構です。※本日より宿題はほとんどありません。各自やっておくように。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門 計算力 スピード 付いてこられなくなる人
2015年04月28日
◆本日、英語の確認テストを行いましたが、やはり中1の学年末試験で点数を落としている子達は、ここでもミスを連発しています。これは中2クラスに限ったことではありませんが、塾の確認テストにおいて満点を取れない子が各学年で散見されます。こうしたタイプの子達は徐々に成績が下がっていきますし、偏差値もなかなか65の壁を越えることが出来ません。◆このブログでも何度か書きましたが、労働災害の分野で有名な「ハインリッヒの法則」を再掲します。1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。もちろん、「29」「300」という数字は一つの比喩であり、ハインリッヒによる経験則から出た数値です。しかし、労働災害の分野においてのみならず、受験勉強という世界においても、上記の法則は当てはまるという実感を持っています。◆高校入試では9年間分の内容が、そして大学入試では12年間分の内容が出題されます。小1から勉強してきた内容の集大成が入試本番というわけです。しかし、集大成とは言っても、どの問題も「一つ一つの単元の積み重ね」であり、細かく分析していけば、最終的には毎回塾で行っているような「確認テスト」の内容へと還元されます。仮にですが、入試に不合格になることや定期試験で大失敗してしまうことを「重大事故」と仮定するならば、その1つの「重大事故」の前に、必ずや「軽微な事故」や「異常」が数え切れないほどあったはずです。その「軽微な事故」や「異常」にあたるのが毎回の確認テストにおける細かいミスというわけです。そういうわけで、各学年とも、確認テストにもう少し力を入れるように。◆塾の確認テストは毎回範囲を予告し、解説も事前にしてあります。しかも、テキストと同一問題を出題しています。こんな簡単な確認テストですが、このテストで毎回満点を取っている子達は、「この4年間」「全員が」「誰一人の例外もなく」自校作成校に合格しています。全員です(※1)。※1 もちろん確認テストの出来が悪くても合格している子もいますが、そういうところは真似しないでください。「自校作成校に合格したい」という強い気持ちがあっても、「でも何をどうしていいのか分からない」という中学生は多いと思います。なぜなら、中学生にとって、入試というのはあまりに大きな目標であり、あまりにも遠い未来の出来事だからです。しかし、うちの塾生に限って言えば、自校作成校に合格するための道しるべがあります。それが毎回の「確認テスト」です。塾の授業を理解し、分からない所があれば質問をする(※2)。その上で、それら理解した問題を反復し、確認テストで満点を取る。これだけです。これだけで自校作成校レベルに届くのです(※3)。※2 毎回の授業において「演習&質問タイム」を取っていますし、次の授業でも宿題の「質問&解説時間」を取っています。その上で、授業後に残って質問している子も大勢います。そして、数日置いてから確認テストを実施するようにしています。したがって、確認テストが課された段階で、そもそも「分からない問題がある」ということ自体があり得ない現象なのです。※3 あくまでも当塾の場合です。繰り返しになりますが、確認テストの勉強にもう少し真剣に取り組んでください。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野市塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門 確認テスト 合格 日比谷 満点合格
2015年04月17日
<年間行事予定について>各中学校の「年間行事予定」に関するお願いです。各中学校で「年間行事予定」が配られましたら、塾にお貸しください。コピーして、その場でお返しします。※各中学校、どなたかお一人貸してくだされば結構です。※誰も提出してくれない中学校が毎年ありますが、今週中に提出されない場合は、その中学校の生徒は在籍していないものとして塾のスケジュールは組まれます。(例:修学旅行中だろうが何だろうが一切考慮しないということです)※ただし、今週中に年間行事予定が配られない場合はその限りではありません。すでに頂いた中学校は以下の通りです。ご協力いただき、ありがとうございます。「武蔵野東中」「小平3中」←new「柳沢中」「保谷中」「明保中」「ひばりが丘中」「田無1中」「田無3中」「田無2中」「田無4中」「武蔵野1中」「武蔵野4中(暫定版)」「小平6中」「大門中」「石神井中」「大泉中」「石神井南」「学芸大小金井」「某私立中」進学塾キャラベル
2015年04月10日
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