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手賀沼沿岸には、7月下旬になるとコムクドリ20羽前後が姿が現すエリアがあります。注目したいのがコムクドリ雄の頭部の栗色斑です。竹中(2005)は、2005年日本鳥学会でコムクドリ雄の変異と繁殖行動と題して報告をしています。コムクドリの頭部羽色の追跡調査を行ったところ、頭部の栗色斑は個体の加齢や頭部の栗色の部分が大きくなるといった年齢のindicatorである可能性は低く、頭部の栗色斑の大きさ形態は雄の繁殖行動の特徴を示すflagの役割を果たしている可能性が高いと述べています。2004年までの調査結果によると、頭部栗色斑が最も小さく両頬に斑状に分布するタイプの方が一夫二妻になる個体が多く、逆に頬斑の面積が広く頭全体をえりまきのようにとりまいているタイプの雄では一夫二妻となる個体は観察されなかったと報告しています。あわせて、雄成鳥の頭部栗色斑が最も小さく両頬に斑状に分布するタイプの方が営巣への貢献が低く、第一雌に抱卵を任せ、第2雌を得るために時間を割いている可能性があることから雄頭部羽色パターンは子育ての協力の度合いを示すflagの役割を果たしている可能性があると指摘しています。(引用)竹中万紀子.2005.コムクドリ雄の変異と繁殖行動.2005年日本鳥学会口頭報告.pp1.(写真)1枚目、3枚目、5枚目:2023年7月29日、2枚目2025年4月28日、4枚目:2025年4月28日、6枚目:2023年7月31日いずれも手賀沼沿岸で撮影1枚目が頬斑の面積が広く頭全体をえりまきのようにとりまいているタイプの雄2枚目が頭部栗色斑が最も小さく両頬に斑状に分布するタイプの雄3枚目は頭部栗色斑が最も小さく両頬に斑状に分布するタイプの雄を下方向から見たもの4枚目は、雌で、背が灰褐色、嘴が黒く、中雨覆に白色部があります。5枚目、6枚目は若鳥で、6枚目の個体には頬に栗色部があるので雄の可能性があります
2026.07.26
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柏の葉キャンパス駅近郊で2018年からヒメアマツバメの姿を観察しています。2024年11月を最後に観察記録が途切れていましたか、7月16日2羽を目撃しました。まだ何を食べているかまでを把握できないままです。どんな虫を食べているかについて文献や知見を調べてみました。(フンに含まれていた昆虫破片)高野ほか(2024)は、東京都千代田区および神奈川県真鶴町において2021年秋にヒメアマツバメのフンを採取し、内容を調査し結果を報告し、カメムシ、甲虫、アリが多かったと述べています。以前は、堀田(2012)が「空中を飛びながら、上昇気流に吹き上げられたカやハエ、羽アリなどの飛翔性昆虫を捕る」との報告を目にしていたので、カメムシ、甲虫、アリが多かったとの報告は新鮮でした。(飛翔性昆虫の多さが魅力?)こんぶくろ池公園と周辺では、蛾、蝶、トンボなどの飛翔性昆虫が多いと言われています。くわえて、柏の葉キャンバス駅近郊には、高層住宅が多く風に乗って昆虫が巻き上げられ、外壁の暖かさや明るさに引き寄せられカメムシが多くなるとされています。(引用)堀田昌伸.2012.ヒメアマツバメ 食性と採食行動.Bird Research News Vol.9 No.6.p4-5.髙野丈・守屋博文・神山和夫.2024.ヒメアマツバメのフンに含まれていた昆虫破片.バードリサーチニュース.2024年11月9日.(写真)1枚目:2023年5月30日柏市、2枚目:2020年9月19日柏市で撮影
2026.07.25
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鳥友から書籍をみていたら、北海道のほとんどの地域にホトトギスはいない旨が記されていた。(北海道のホトトギスに関する記述)樋口(1985)が「函館周辺を除く北海道の大部分の地域ではホトトギスが繁殖しない」と報告し、石田(2015)も「夏鳥として全国に渡来するが北海道では南部のみ」と述べています。(北海道におけるホトトギスの観察記録を紐解いてみると)藤巻(2017)が、ホトトギスについて1976~2016年の4月下旬~7月上旬に行った調査結果や文献に報告されているものを整理し報告しています。調査結果によると、「ホトトギスが記録された区画は渡島半島の桧山地方と渡島地方のほか,胆振地方中部の伊達市,室蘭市,登別市,苫小牧市に多く見られ,それ以外の地域では非常に少なかった。調査・観察の記録のある1519区画のうちホトトギスが記録されたのは75区画,4.9%であったが、桧山地方,渡島地方,胆振地方中部に限ってみると、調査・観察の記録のある150区画のうちホトトギスが記録されたのは55 区画(36.7%)であった」と記しています。文献に報告されているものでは、「胆振地方中部ではホトトギスが記録された区画がまとまって見られ、登別市では1992年以降ほぼ毎年声が聞かれているので、胆振地方中部も繁殖期の分布域に含めるべきであろ」と述べ、さらに「後志地方の仁木町銀山も小樽市、北広島市、札幌市、江別市野幌、十勝地方の新得町、帯広市、、根室地方の根室市別当賀、川口、東梅、別海町野付、羅臼町松法、留萌地方の天売島,上川地方の当麻町、、上川町大雪ダム、網走地方の網走市能取で稀に記録されている」、繁殖期における大陸、サハリン、北海道での観察記録は、北緯45~46度と報告しています。(ウグイスがたくさんいるのにホトトギスの分布が拡大しない理由)バードリサーチ(2023)が、全国鳥類繁殖分布調査の整理した結果から、大陸側の分布北限も日本とほぼ同じ緯度まででそれより北には分布しておらず、気温やこれまでの分布の歴史や北海道ではツツドリがウグイスに託卵しておりホトトギスの託卵相手のウグイスと競合していることが影響しているのではないかと報告しています。(引用)樋口広芳.1985.赤い卵の謎.鳥の生活をめぐる17章.p3-21.思索社.石田光史.2015.野鳥図鑑.p119.ナツメ社.バードリサーチ.2023.日本の森の鳥の変化:ホトトギス.https://db3.bird-research.jp/new s/202304-no2/
2026.07.24
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暑い毎日が続ていますが、7月終わりから9月にかけて、蓮田や水路などで姿を見かけるタカブシギ、夏羽個体の摩耗が進んだ個体と遭遇することがあります。体上面に細かい白斑が目立つと覚えている方にとっては珍鳥としてしまう場面があります。その場合に、観察しておきたいポイントを紹介します。夏羽の摩耗が進んだ個体では上面の白斑が擦れて小さくなります。こういった場面で観察しておきたいポイントとして、(1)足の色と長さ、(2)眉斑、(3)嘴があげられます。(1)足の色と長さタカブシギはクサシギより体がやや小さく、足は長くて黄色味が強いのが特徴です。クサシギは足色は普通は緑色がかった黒色です。(2)眉斑タカブシギ夏羽個体は眉斑がぼやけ気味で眼の後方まで続いているのに、クサシギの眉斑は眼の所で止まっています。(3)嘴タカブシギの嘴は細くてまっすぐで短いのに対して、クサシギの方がやや細く長いです。(写真)タカブシギ:1枚目:2021年7月31日稲敷市、2枚目:2018年8月19日稲敷市、クサシギ:3枚目:2019年9月9日稲敷市、4枚目:2021年8月18日柏市で撮影
2026.07.23
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先月まで見守りをしてきた林と別の場所にツミが営巣し、幼鳥が4羽誕生しました。見守り活動を続けています。(幼鳥が独力でスズメを捕獲)今朝は、幼鳥2羽の姿が林の中にあるのみとなりました。20日に幼鳥が自力で獲物のスズメを捕獲し、枝に移動し解体し食べている姿を観察、今朝も同様で2羽とも自力でスズメを捕獲し、羽根をむしり解体し自ら食べていました。林の中での飛翔術はかなり向上し、スズメの捕獲する回数も多くなってきました。写真1枚目は地面でスズメを押さえつけている光景、2枚目は枝に移動しついばんでいる姿、3枚目から5枚目の写真は、スズメを解体している姿、6枚目は獲物を食べた後の嘴についた肉片をしごいてとっていた姿です。(獲物をねらう姿に精悍さも)7枚目から9枚目の写真は、枝にとまり、飛翔するスズメがいないか待伏せしている姿です。虹彩に黄色味が出てきており、顔つきも精悍さが出てきました。(写真)2026年7月22日撮影(1枚目、6枚目、10枚目は2026年7月20日撮影)
2026.07.22
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真夏の松戸市千駄堀池を訪ね、水辺の鳥の生態を学んできました。(カイツブリが蹴立てて水面を飛ぶ)潜水の名人なのに飛ぶことは大の苦手なのが、カイツブリ。水面を移動して走っているような感じの姿勢をとりました。蹴立てて水面を飛ぶ姿が見られるかと思ったらかなわず。植物を集めて浮き巣を作り、産卵・子育てをしています。ヒナの姿は確認できなかったものの、巣のある方向に戻ってきましたので、次の機会のお楽しみ。(ダイサギの波紋漁法を目撃)葦原の縁に止まっていたダイサギが嘴の先端を水中に入れた状態で細かく開閉させ水面に波紋を起こし、見事に魚を捕獲する波紋漁法を目撃しました。波紋漁法は、コサギ、ゴイサギも行うといった研究者の報告があります。(コサギの足探り漁法、虫の通り道で嘴を開け虫を捕獲)コサギが水面下で足先をゆっくり揺らす行動を行うことが知られています。今朝は浮いていた木片の一角で足を揺らすような仕草としていた個体が1羽、もう1羽は空中にむけて嘴を開きっぱなしにして小さな虫を捕獲する光景も観察出来ました。濱尾ほか(2005)が、コサギは種々の魚類の他、カエル類・甲殻類・昆虫、時としてはトカゲ類、ヘビ類、小型哺乳動物や貝類など様々な生物を食う、餌生物の種類やサイズが異なると採食の方法も異なる。(中略)立って待つ<ゆっくり歩く、空中停飛、足ゆすりなど10種類もの採食行動をとり、微小な動物を含む多様な餌生物を多様な採食方法をもちいて捕らえると記しています。(ハシボソガラスは地上がお好き)ハシボソガラスは、ハシブトガラスに比べて長時間地上を歩きながら餌探しをします。ハシブトガラスが水路で水浴びをしている間も、ハシボソガラスは花畑の中に姿がありました。(引用)濱尾章二・井田俊明・渡辺 浩・樋口広芳.2005.サギ類の餌生物を誘引・撹乱する採食行動 -波紋をつくる漁法を中心に.Strix Vol. 23.pp. 91-104.日本野鳥の会.(写真)2026年7月21日撮影
2026.07.21
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梅雨開けとなり、アジサシ類が飛来している印旛沼沿岸を探索しました。クロハラアジサシ13羽、コアジサシ3羽、アジサシ1羽は捕捉可能な水域を飛翔していました。ただし、成田市側の水域を飛翔しているものについては種類の同定もかなわず、相当数が沼に飛来していると思われます。アップした写真は、距離が離れフィールドスコープでは種の識別はできたものの、証拠写真の域を出ませんのであしからす。それでも、コアジサシの黄色の嘴、アジサシの頭が黒い帽子をかぶった感じ、クロハラアジサシの体下面の黒色がかろうじてわかるものと思います。(参考:アジサシ類の体の大きさ)小型種としてはコアジサシ(全長28cm前後)、クロハラアジサシ(全長23~29cm)中型種のアジサシ(全長30~40cm前後)アジサシ類にほかは、岸辺の葦原で誕生したヒナを連れたカルガモ成鳥、嘴が黄色のマガモエクリプスと思われる個体、電線で囀りを披露していた複数のホオジロを観察できました。(写真)2026年7月20日撮影
2026.07.20
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3月17日に環境省が公表した「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」の解説版である第5次レッドデータブックにササゴイが絶滅危惧Ⅱ類と区分され掲載されています。(レッドデータブック概要)環境省(2026)は、分布域について「個体数は減少傾向にあると考えられている。全国鳥類繁殖分布調査の結果では、記録メッシュ数が1970年代の92メッシュ、1990年代の88メッシュ、2010年代の77メッシュと徐々に減少しており、同じ場所で調査できた調査コースでも1990年代の45コースから2010年代の20コースに減少している。また全国鳥類越冬分布調査の結果でも、記録されたメッシュ数が31メッシュから13メッシュに減少していた」と報告しています。(存続を脅かす要因)環境省(2026)は、「ササゴイと同様の場所で採食するコサギやゴイサギなども減少しており、河川改修等による採食環境の悪化、大型のサギ類の増加に伴う競争、コクチバスなどの外来種による食物の減少が考えられる。(中略)カラス類の増加による捕食圧の増加もある」と述べています。(千葉県での観察記録)南房総の海岸部、松戸市江戸川の浅瀬で2010年6月に観察していますが、局地的に観察されるのみとされています。(引用)環境省(編).2026.第5次レッドデータブック:絶滅のおそれのある日本の野生生物 鳥類.環境省.東京.911pp.(写真)1枚目から4枚目:2026年5月11日都内撮影
2026.07.19
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アトリ科カワラヒワは、平地林から山地林、農耕地、草地、公園とさまざまな環境で姿を見かけますが、よく見かけるがゆえに見過ごしてしまい、生態や行動をよく知らない方も多いのではないかと思います。中村(1969)は、長野県での調査結果を整理し報告しています。内容は、50年以上たった今もカワラヒワの生態を学ぶバイブル的存在です。特に、個体数に関しては繁殖期後(6月から9月)の成鳥と幼鳥の集合的増加と冬期(11月から3月)の他地域からの流入による増加という特徴的であると記されている点と生活場所が季節変動するという点は、報告の大きな柱となってます。(カワラヒワの個体数群の変化)中村(1969)は、「年間で最大の群形成がみられるのは9~10月であり、この時期は換羽期にあたり河原に集中し草の上で採餌し、換羽のため樹上の休息時間が多い。繁殖後各地に家族群を単位とした小さな群の形成がみられるが、これがしだいに特定の地域に集合して換羽期の大合同群を形成する」と報告しています。(生活場所の季節変動)中村(1969)は、「非繁殖期は河原が主な生活場所であり、秋から草の種子が地上に落ち地上生活,採餌時間の割合が最も高い。繁殖期には村落を営巣地とし樹上生活、空中生活が多くなり、畑地が主な採餌場所で草の上での生活および採餌行動の割り合が多くなる」と記しています。(引用)中村浩志.1969.カワラヒワ個体群の年変動及び生活場所の季節的変化に関する研究.山階鳥研報.第5巻.第6号.p623-639.(柏の葉キャンパス駅近郊で見られたカワラヒワ)16日にカワラヒワ成鳥と若鳥を見かけた件は報告済みですが、3年前から7月半ばから下旬にかけて背後に草地のある電線に成鳥と幼鳥が止まっている姿を見かけています。10羽未満の個体数ですが、同じエリアに成鳥と幼鳥が見られることから、中村(1969)が述べているような家族単位の群れであり、近郊のどこかで大合同群を形成しているのではないかと群れの発見を楽しみにしているところです。(カワラヒワの雌雄、幼鳥の識別ポイント)繁殖期後(6月から9月)の集合的増加で成鳥と幼鳥の割合がどの程度なのか雌雄、幼鳥の識別が必要になります。写真と簡単な識別のポイントを整理してみました。(1)雄成鳥:写真1枚目、2枚目全体的に緑色味が顕著で、翼、尾の黄色部が目立ちます。(2)雌成鳥:写真3枚目、4枚目全体的に緑色味が乏しく上面は褐色味が強い印象です。写真4枚目は下面に縦斑がないので幼鳥から成鳥に移行段階の個体と思われます。(3)幼鳥:写真5枚目から7枚目頭から背は薄い褐色がかっており、体下面に褐色の縦斑があり下尾筒が黄色です。(写真)1枚目:2025年7月8日柏市正連寺、2枚目:2019年7月27日柏市若柴、3枚目:2026年7月16日柏市正連寺、4枚目:2025年9月17日手賀沼沿岸、5枚目から6枚目:2026年7月16日柏市若柴、7枚目:2023年7月27日柏市若柴で撮影
2026.07.18
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先月まで見守りをしてきた林と別の場所にツミが営巣し、幼鳥が4羽誕生し生育を続けています。成鳥雌雄、幼鳥4羽が林のファミリーですが、林近くの電柱に雌成鳥、営巣木の近くの枝に幼鳥2羽、別の2羽の幼鳥は隣接する施設内の林の中に休んでおり、夕方近くに近郊まで餌の捕獲に出かけてる模様です。(成鳥雌雄の確認時間は圧倒的に雌が占めている)ヒナが誕生して以来、成鳥雌雄の確認時間は、ほとんどが雌です。しかも、雌成鳥の姿は営巣木から直線距離で10m程度離れた電柱の上にあります。幼鳥に接近したオナガ、カラスを追い払う時だけ猛スピードで追い払ってします。(雄成鳥が捕獲し運搬してくる餌はスズメが圧倒的)雄成鳥は営巣した林の外に出かけ、獲物を捕獲して林近くの高圧線に止まりククッと鳴き声を出して雌成鳥を呼び、空中で餌を受け渡しています。餌を受け取った雌は林の一角の枝に止まり、獲物を解体した後巣に運搬します。その後、鳴き声を出して幼鳥を巣に呼び集めています。餌は解体時の確認していますが、現在のところすべてがスズメです。(満腹になった幼鳥は日光浴)幼鳥たちが雌成鳥から巣で餌を受領し、餌にありつきます。先週からは、雌成鳥が獲物をちぎり1羽ずつに与えて解体を教えているようなそぶりを見かけています。その後、満腹になった幼鳥は枝に腹ばいになり日光浴をする姿が見られるようになりました。(幼鳥の風切内側は明るい褐色)成鳥の風切内側は白っぽいのですが、幼鳥が日光浴中に翼を広げると風切内側が明るい褐色でした。あわせて下雨覆に横斑があるのが見えました。斑がないアカハラダカとの違いを勉強しました。(写真)2026年7月17日撮影(8枚目は2026年7月15日撮影)
2026.07.17
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昼前後の空き時間を使って柏の葉キャンパス駅近郊の調整池を探索してみました。(西口調整池のヒドリガモ雄エクリプス)西口の調整池にはヒドリガモが越夏している姿を観察することができました。額のクリーム色の部分はほとんどなく、頭部、脇が赤味が強く、雨覆が白いことから雄成鳥エクリプスであることがわかります。(雄幼羽は雨覆が白くなく、灰褐色の縁取りがあります)このほか、水草で覆われている水面からカイツブリが顔を出したり、岸辺の遊歩道にはハクセキレイ雄成鳥夏羽が登場し、上空には2羽のヒメアマツバメ、14羽ものツバメが飛翔している姿を目撃しました。ヒメアマツバメは2024年11月以来の1年8か月ぶりの観察でした。腰が白いこと、アマツバメより鎌型のシャープさがないこと、尾が浅い燕尾でした。なお、西口調整池の一角で複数のヒメガマが生息しており、そのそばにヨシゴイが作るような巣と思われるものが組みあげれれていました。(繁殖を終えて小群となったカワラヒワの中に幼鳥を発見)カワラヒワは、繁殖を終えると小群となり開けたところに出てきます。柏の葉キャンパス駅近くの電線に10羽前後のカワラヒワの中に幼鳥の姿を見つけました。頭から背は薄い褐色がかっており、体下面に褐色の縦斑がありました。先週手賀沼沿岸でも同様の個体が存在していましたが、光線の具合で記録画像では下面の縦斑がはっきりしませんでしたがようやくアップできるような画像を記録できました。(東口調整池では草刈りが進行中で今後のシギ・チドリが楽しみ)春以降は草が繁茂していたので観察するには不適でしたが、ようやく草刈りがスタート。湿地でアオサギ、ダイサギが採餌している姿が見られるようになりました。ダイサギの飾り羽の美しさに目を見張りました。(写真)2026年7月16日撮影
2026.07.16
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3月17日に環境省が公表した「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」の解説版である第5次レッドデータブックにアカアシシギが絶滅危惧ⅠA類と区分され掲載されています。たたし、藤井ほか(2026)が「個体数の推移、繁殖生態、渡り経路など不明なことが多い」と指摘しており、「北海道東部の繁殖地は局地的であり、個体数も減少傾向」と報告している点については理解に注意が必要です。(レッドデータブック概要)環境省(2026)は、分布域については「繁殖地である北海道東部の分布域は縮小傾向にある」、生息地については「繁殖地である北海道東部は大きな環境変化はないが、渡りの中継地や越冬地の一つである琉球列島では生息環境である干潟等は減少している」、個体数については「北海道東部の繁殖地は局地的であり、個体数も減少傾向にあると思われる(中略)全国で観察される個体数は、元々が多くはないが減少傾向は見られない」と報告しています。(存続を脅かす要因)環境省(2026)は、「繁殖地である北海道東部以外でも、春秋の渡りの時期には全国の海岸線を利用して移動しているため、移動中の休息場、採餌場は種の存続にとって重要な役割を担っている。また、琉球列島は越冬地にもなっている。しかし、近年シギ・チドリ類が利用できる干潟や水田は減少傾向にあり本種の渡り途中や越冬地でのエネルギー補給に影響が出ていると思われる」と述べています。(霧多布湿原におけるアカアシシギの繁殖調査)藤井ほか(2026)は、「日本国内では、最初にアカアシシギの繁殖が確認されたのは別海町野付半島で、1972年時点では50-100番が繁していると推定された(中略)体系だった調査は実施されておらず国内における繁殖規模や現在の繁殖状況は不明」「2024年6月に実施された野付半島のアカアシシギの繁殖調査で3番と大きく減少」と指摘しています。北海道東部地域の現状を把握するため、霧多布湿原において、2025年6月22日から8月14日までの間に合計7回の調査を実施したと述べています。報告では「6月下旬から8月中旬までの間を通してアカアシシギの生息が確認され、7月26日は成鳥、幼鳥共に最大数となる、39羽、10羽がそれぞれ確認された」、「抱卵期と考えられる6月22日から7月6日にかけて16~32羽が記録された(中略)少なくとも推定20-30番が繁殖していると考えられる。これは現在知られているアカアシシギの営巣数としては、国内最大規模である」と報告しています。(引用)藤井 薫1・樋口 綾・中塚智子・澤 祐介・北沢宗大・貞國利夫・古巻翔平・内田愛実・佐々木紀嘉.2026.霧多布湿原におけるアカアシシギTringa totanusの繁殖調査.釧路市立博物館館報№ 437.p6-9.環境省(編).2026.第5次レッドデータブック:絶滅のおそれのある日本の野生生物 鳥類.環境省.東京.911pp.(写真)夏羽、幼羽、若鳥1枚目、2枚目(夏羽):2019年3月9日茨城稲敷市3枚目(幼羽):2017年9月18日千葉県習志野市(冬羽に似ていますが背・肩・翼の各羽の羽縁が褐色、足はオレンジ色)4枚目(若鳥):2019年9月9日茨城県稲敷市(喉から胸に密な縦斑があり、腹との境界ははっきりしています)5枚目(幼羽):2017年9月18日千葉県習志野市6枚目:(若鳥)2019年9月9日茨城県稲敷市(翼後縁の白帯がアカアシシギの特徴です)
2026.07.15
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3月17日に環境省が公表した「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」の解説版である第5次レッドデータブックではヨシゴイに関してこれまでは「準絶滅危惧種」と区分されていたものが「情報不足」(存続基盤が脆弱な種生息状況をはじめとしてカテゴリーを判定するに足る情報が得られない)区分に変更されました。(1)個体数に関する評価環境省(2026)は、個体数に関して「東日本では好適な環境においては引き続き生息が観察されるのに対し、西日本の少なくとも一部では近年繁殖の急減が観察されている。ただし個体数の状況についての具体的なデータはない」、「西日本における繁殖が大幅に減少している。現地の鳥類研究者によると、滋賀県では現在絶滅状態で、県内で年間2〜3例の観察があるがそのすべてが渡りの時期の通過個体と考えられるものだという。生息環境は従来から減少しているものの、絶滅状態になるほどとは思われず、原因は不明」と報告しています。(2)東日本では大幅に減少はないとの評価環境省(2026)は、「繁殖環境は、ヒメガマ、ガマ、フトイ等の限られた種の抽水植物群落」であり、絶滅危惧に移行する要素を満たす、特殊な環境を必要としている種類である点を認めています。しかし、「西日本に比較すると東日本についてはそのような大幅な減少は見られてはいない。全国鳥類繁殖分布調査(2016-2021)によっても、たとえば関東地方で記録された繁殖状況は、1997年〜2002年と2016年〜2021年とであまり大きな変化はない」と記しています。さらに、「一般論として、抽水植物群落は治水や開発などで徐々に減少していると推察できるが、ヨシゴイの生息環境に着目した調査データは存在しないと思われる」と報告しています。(3)水位が高くなった手賀沼流域で起こったことところが、千葉県北西部に所在する手賀沼流域では、1975年以降、ヨシゴイが集団で営巣していたヒメガマ群生地が2010年頃から衰退し始め、その後ヨシゴイの繁殖個体が急激に減少し、2023年6月1日に1羽を観察したのが最後で、2024年には群生地は消滅しました。以降は、手賀沼沿岸で2024年7月、8月、10月に単独個体が目撃された以外には観察記録がない状況が続ています。手賀沼では、ヨシ、ハス、ヒメガマ、ナガエツルノゲイトウ、オオバナミズキンバイが、下手賀沼および手賀川では、かつてはヨシ、マコモ、ヒメガマが、それぞれ繁茂面積の上位を占めていました。しかし、そのうち、ヒメガマは、2001年に北千葉導水路運用が開始されて以降、水位が高くなり流れの強さが生じたことで根が影響を受け消失したと考られます。(引用)環境省(編).2026.第5次レッドデータブック:絶滅のおそれのある日本の野生生物 鳥類.環境省.東京.911pp.(写真)1枚目:2019年6月2日(成鳥が営巣場所の水辺で餌探しをしていた光景)2枚目:2020年7月12日(成鳥が営巣場所から出てきた光景)3枚目:2020年7月12日(営巣場所)4枚目:2020年7月12日(幼鳥が巣から出てきた光景)5枚目:2019年7月21日(幼鳥が巣から出てきた光景)
2026.07.14
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先月まで見守りをしてきた林と別の場所にツミが営巣し、幼鳥が4羽誕生し生育を続けています。昨日までは巣立ちをしたものの巣の隣の枝に1羽の幼鳥、巣とは別の木の枝に止まっていた幼鳥が1羽。このうち、1羽の幼鳥が自力で木を移動し昆虫類の捕獲しているように見えました。今まで観察してきた林のツミ幼鳥は、7月下旬頃までは親からの給餌を受け、8月に入るとセミの独力で追いかけて捕獲し解体して食べる光景を見かけるようになります。今回の林ではまだセミの鳴き声が目立ちませんが、そろそろ登場となるものと思い、楽しみです。(セミ以外の昆虫とツミ)森岡ほか(1995)が、セミ以外の昆虫類がいなくなると、渡りをすると報告しています。セミとそれ以外の昆虫類の動きに注目しています。(餌を食べ終わると日光浴)幼鳥たちは餌、特に捕獲した小鳥を食べ終えると、幹に止まり平べっくなり日光浴する個体、枝に止まり翼を広げて日光浴をするもの個体といろいろな姿を披露してくれます。(引用)森岡照明.叶内拓哉・川田隆・山形則男.1995.日本のワシタカ類.p481-483.文一総合出版.(写真)1枚目から3枚目:2026年7月13日、4枚目:2026年7月12日、5枚目:2022年8月4日、6枚目:2020年8月9日、7枚目、8枚目:2020年8月7日撮影
2026.07.13
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曇り空で湿度が高い日となりました。今年生まれの幼鳥を巣外で育雛する時期となります。沿岸の複数の谷津田を探索し、若鳥の姿を探すこととしました。上空を複数のサシバが飛翔している姿を見つけたものの、幼鳥との出会いはかなわずでした。その他、水田で餌を探すダイサギ、スズメの成鳥、若鳥、複数のカワラヒワと遭遇しました。スズメは、移動では幼鳥の方が冒険すると聞いているので、成鳥と幼鳥の違いをしっかり見ておきたい時期に入りました。(スズメ幼鳥の冒険については次の機会に紹介します)カワラヒワは、成鳥、下面に縦斑がある若鳥の姿を見つけました。若鳥については撮影がかないませんでしたが、成鳥は体全体が緑色味が強く、翼や尾の黄色が目立つ個体と胸のあたりに黄色味のある個体を1羽見つけました。(サシバの換羽)サシバの初列風切(枚数は10〜11枚)は、翼内側(P1)から先端(P10)に向かい左右対称で1枚ずつ順番に抜け落ちて生え変わるとされています。その仕組みで飛翔能力を低下させないのだと聞いています。しかし、飛翔のサシバの初列風切は左右対称ではありませんでした。(サシバの巣外育雛期)サシバの幼鳥は巣立ち後1週から2週目の個体は、営巣林で成鳥から給餌を受けながら過ごし、3週目になると自力で狩りを行うとされています。その後、10日程度で長距離の移動をスタートさせると聞いています。(写真)2026年7月12日撮影(3枚目は2016年7月16日、5枚目:2025年5月29日、6枚目:2025年10月24日撮影)
2026.07.12
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浮巣で子育てするカイツブリ、巣本体が独立し浮力があるものです。ところが、巣に関して変化が報告されている文献があります。内容の一部を紹介します。風間(2024)は、大阪府岸和田市内のため池群でカイツブリの繁殖調査を1998年から2009年の間に実施し、結果を報告しています。調査では、12年間に79ヶ所で卵もしくはヒナを有する1,228のカイツブリの巣を確認したと報告しています。1228 の巣場所は,(1)抽水植物帯の内縁部の水面、(2)水面に張り出した木陰、(3)開放水面上の3つの営巣カテゴリーに区分でき、(1)が485 巣、(2)が435 巣,(3)が308巣が確認できたと記しています。(営巣していたカテゴリー)営巣カテゴリーのうち、繁殖が成功したのは、開放水面営巣がもっとも高く(257/306、84%)、抽水植物帯の内縁部の水面(236/313、75 %)、水面に張り出した木陰(183/254、72%)の順だったと述べています。さらに、浮巣の状態を確認したところ、すべて何らかの「土台」の上につくられていたこと、抽水植物帯の内縁部の水面ではヨシやガマなどの植物体が土台の過半数を占め、バイクや衣装ダンス、自転車等の粗大ゴミが続き、養魚に使われる人工的な装置がわずかに含まれたと記されています。また、抽水植物帯の内縁部の水面では水没した大枝が土台のほとんどを占めバイクや自転車の粗大ゴミが土台となっているものもあったとしています。さらに、開放水面では人工的な養魚装置が過半数を占め、コカナダモなどの植物体が土台となっていたもの、粗大ゴミもわずかに認められたと報告しています。カイツブリの巣は、古くから「におの浮き巣」と呼ばれ、巣本体が独立し浮力があるものとされていたが、巣の下にも土台となるものが存在していたと述べています。(カイツブリが人為的資源を利用するようになった)さらに、カイツブリの繁殖に必要な条件については、「巣材となる植物質,魚類などの餌生物、カラス類などの捕食者から巣を隠すための遮蔽物の3 つである。従来は,沈水植物などの植物が巣材、河川や水田から水路経由で侵入する小型水生動物が餌生物,抽水植物帯や池縁の木本植物が遮蔽物の役割を果たしていたが改修などによってそれらが減少した結果、巣材は水路や岸から流入するビニールなどの浮遊ゴミを、餌生物は養魚として池内で飼養されるモロコ類やスジエビを、遮蔽物は人が設置したテグスやネットなどの設備などの人為的資源をそれぞれ利用するようになったと結んでいます。(他地域ではどうか)都市近郊で大阪府のように従来とは異なる生態を獲得しつつあるカイツブリ、みなさまの近くで同様のことがないか注視いただたらと思います。(引用)風間 美穂.2024.開放水面に営巣するカイツブリ~人為がもたらす営巣場所の変化~・きしわだ自然資料館研究報告 Bull. Nat. Hist. Mus. Kishiwada, No. 9.p1-12.(写真)1枚目:2022年5月20日手賀沼沿岸、2枚目:2021年7月15日埼玉県川越市、3枚目:2023年6月20日柏市内、4枚目:2024年7月26日柏市内、5枚目:2023年6月13日都内で撮影
2026.07.11
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ゴイサギは、多く図鑑類では水辺のうす暗い林で休み、日が暮れると水田や河川に出かけて採食すると解説されています。このため、ゴイサギ=夜行性と思っている方が多いのではないかと思います。ところが、研究者によって夜間は水田由来のエサ動物を採食し、日中は河川由来の魚類を採食していると報告されています。内容の一部を紹介します。(ゴイサギは日中と夜間で餌場を使い分ける)遠藤(2005)は、遠藤・佐原(2000)が報告している青森県津軽平野での調査結果の一部を紹介し報告しています。報告には「一日のうちでもエサ内容が変わる。夜間はドジョウやフナ類,カエル類といった水田地帯由来のエサ動物を多く採食しており、日中は河川由来のウグイやオイカワなどの魚類の採食が相対的に多くなる傾向が示された。水田地帯由来のエサ動物は、夜行性のものが多く、繁殖行動を行なっている夜間に目立つ」、「エサ動物の活動性といった変動する環境に合わせて、採食場所を切り替えている可能性がある」と記されています。さらに、「複数のエサ場で短時間(10~30分間)の採食を行い、最終的にその中の1箇所で夜を通して採食するという行動が観察されたこともあった。これは、より良いエサ場を選択するためのエサ場間の質の違いを比較するサンプリング行動」と述べています。(引用)遠藤菜緒子・佐原雄二.2000.ゴイサギ(Nycticorax nycticorax)の繁殖期の日周活動と採餌場の利用.日本鳥学会誌.第48巻.p183-196.遠藤菜緒子.2005.ゴイサギ Bird Research News Vol.2 No.8.p4-5.(写真)1枚2018年7月22日都内、2枚目:2020年6月21日茨城県、3枚目:2023年8月30日手賀沼、4枚目:2023年8月4日都内で撮影
2026.07.10
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先月まで見守りをしてきた林と別の場所にツミが営巣し、幼鳥が誕生し生育を続けています。巣のそばの枝でに止まっている幼鳥は3羽。雄成鳥が空中で雌成鳥に餌を渡し、雌成鳥が巣に餌を運搬してくると巣に一斉に集合し食事の時間になります。(幼鳥のハート形斑)さて、3羽の胸にハート形斑が見えてきました。ハート形斑は、森岡ほか(1995)が腹の「羽軸上に暗褐色の木の葉形軸斑またはハート形斑が2つ連続しており斑から伸びる軸線が基部近くで暗褐色の横斑とつながっている」と報告しているものです。このハート形斑と目の上のバフ色と先1/3に黒っぽい軸線、バフ色の眉斑が幼鳥によって微妙に違いがあるので識別が可能と思っています。(虹彩の色)なお、森岡ほか(1995)に虹彩は「緑灰黄色から汚れた黄色を経て黄色に変わる」と記されています。ところが、今朝観察した幼鳥1羽の虹彩は、角度によって水色がかって見えました。(写真2枚目、3枚目)巣の近くに姿があった別個体では黄色味がかった褐色でした。なお、6日に観察した幼鳥の虹彩の色も水色がかった色でした。(引用)森岡照明.叶内拓哉・川田隆・山形則男.1995.日本のワシタカ類.p481-483.文一総合出版.(写真)2026年7月9日撮影(6枚目は2026年7月5日撮影)
2026.07.09
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二週間ぶりに野田市のコウノトリの里を訪ねました。朝から昼前後にかけてヤマトとひなたのペアは、近郊の餌場に出かけ13時から14時前後に帰還することが多いので遭遇できるように少し前に現地に到着。(ヤマトのエスコート上手に感心)愛車を駐車場において歩き出した時、クラッタリングが聞こえたので上空を見上げるとコウノトリが頭上に登場し、巣に降り立ちました。様子からヤマトが帰還したものと思います。その後、2羽で羽繕いをした後、ヤマトが巣より一段低い飼育施設の一角にとまり、カタカタカタとクラッタリングを行うとひなたも呼応しカタカタカタと音を出してシンクロ。その後は、ヤマトが首を反らして喉の赤い部分をひなたに見えるように披露、体を上下動させてアピールしていました。ヤマトは一足早く水田に降り立ちました、ひなたもヤマトが止まっていた施設の一角に降り立った後、水田に降り立ちました。ヤマトのアピールは餌を食べようよとのアピールだったようです。(水田とその周辺が支える生き物たち)今日見聞きした範囲でもコウノトリのほか、ホトトギス、コチドリ、サシバ、ヒヨドリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ハクセキレイの姿や声を観察しました。林や葦原で生息しているウグイスに託卵をしているホトトギス、豊富な昆虫類を餌としているコチドリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ハクセキレイが生息できるのも水田とその周辺地域の環境のなせるところです。(写真)2026年7月8日撮影(コウノトリ足環情報:愛称の次は上部、下部の順)ヤマト:右 黄色・黄色、左 黄色・黒、ひなた:右 青・黄色、左 緑・緑2枚目の写真左がヤマト、左がはなた。3枚目から5枚目はヤマト、6枚目はひなたです。
2026.07.08
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先週3日に印旛沼でモズ若鳥と思われる個体を観察しました。手賀沼沿岸では、複数個所でモズが子育てをしているので、同様の個体が手賀沼沿岸にもいないかと探索しました。あわせて、沼の入り江、谷津田などにも立ち寄り夏鳥との出会いを楽しみました。(謎のモズ)7月3日に印旛沼で観察した個体は、写真1枚目、2枚目です。成鳥に比べて色が淡く、上面にうろこ状の模様が見え、初列風切基部が白く、翼は黒色の個体でした。ただし、角度によって上面に白っぽい斑のように見える部分がありました。初列風切が白い種類は、モズ以外ではごくまれなモウコアカモズしか思い当たらず、当日は観察時以降は姿が現れなかったので謎のまま帰宅しました。その後、過去に観察したモズ幼鳥(4-6、枚目)、若鳥(3枚目)の写真を復習してみました。すると、写真4枚目から6枚目の幼鳥と翼の色、模様が似ている印象でした。ただし、上面に見えた白っぽい斑はなく、今後の観察で注視するしかない宿題となりました。(我孫子市側遊歩道で観察した夏鳥)水田の畦でカルガモ成鳥と幼鳥の計9羽が休んでいる光景や入り江の一角の浮巣に姿のあったカイツブリ、岸辺に近い草地で抱卵中と思われたアオサギの姿、複数のツバメの成鳥と若鳥が電線に止まったり、採餌のため飛行をする姿を観察しました。帰り道には、柏市側の複数に谷津田にサシバの姿を観察し、帰路につきました。(写真)2026年7月7日撮影(1枚目、2枚目2026年7月3日印旛沼、3枚目2019年5月11日、4枚目から6枚目は2020年5月10日手賀沼で撮影)
2026.07.07
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7月3日千葉県印旛沼でオシドリ雄成鳥を観察しました。越夏個体の観察は、大塚ほか(2022)が「換羽の時期や越夏個体の存在によって、換羽の時期や様式、繁殖行動、育雛行動などの一端を日本で直接観察できる機会が提供される」と述べているような意味あいを持っています。(越夏するカモの繁殖地は主にユーラシア中央部から北部)大塚ほか(2022)が、「越夏するカモの繁殖地は主にユーラシア中央部から北部」、と報告しているほか、「植物を主食とする種(オシドリ、ヨシガモなど)から雑食傾向の強いキンクロハジロ」が観察されるフィールドは多様な餌環境が存在していると指摘しています。印旛沼のほか印西市内の河川で6月にハシビロガモ、7月にホシハジロを観察したこともあり、いずれも水棲植物、植物の種子が存在している環境でした。今回のオシドリが何を採食していたかは観察にいたりませんでした。(1)オシドリの換羽時期氏原(2015)が述べているように、雄生殖羽ではエクリプス羽を10月頃から生殖羽に換羽をはじめ6月頃まで生殖羽で過ごします。そして7月頃から地味で目立ちにくいエクリプス羽に換羽をはじめ10月頃までエクリプスで過ごします。(2)雄の銀杏羽の抜け落ちる時期と雌と見分けがつかなくなる時期)飼育下のオシドリについて横浜市野毛山動物園と仙台市八木山動物園が、観察した結果をそれぞれホームページに掲載しています。・野毛山動物園の飼育個体は、6月中旬に銀杏羽が落ち、それから数日の間に胸元の羽根も次々に抜け落ちていた。おまけに冠羽も少し抜け落ちと報告されています。https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/・八木山動物園の飼育個体では、6月初旬にはメスと対照的にカラフルで特徴的だったオスの羽模様も、7月には一見メスとは見わけがつかない位に地味な色合いになりましたと報告されています。https://www.city.sendai.jp/zoo/sns/blog/20240726_mizudorikannu.html(3)印旛沼のオシドリ雄個体写真1枚目から4枚目が印旛沼で観察した越夏個体です。・生殖羽では後頭に橙色の冠羽がありますが、印旛沼の個体では脱落していました。・嘴は汚れた鈍い印象の赤色でした。・三列風切の1枚である橙色の銀杏羽も脱落しています。・黒に白い帯が目立つ胸の羽根も脱落しています。・肩羽や雨覆にバフ色の羽縁はありませんでした。・雄幼羽から第一回生殖羽で見られる細い脇の淡色斑はありません。(引用)氏原巨雄・氏原道昭.2015.日本のカモ識別図鑑.p42-48.誠文堂新光社.大塚 攻・西本悟郎・上野吉雄・佐伯昌彦・住田代志也・渡辺健三・西田雄介・近藤裕介.2022.広島県東広島市七ツ池におけるカモ類の出現記録:特に,希少種メジロガモ,トモエガモの出現及び3 種の越夏や渡りの遅れについて.広島大学総合博物館研究報告.第14巻.p17-24.
2026.07.06
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アオバズクは、夏季に都市部の公園や社寺林で繁殖するフクロウ科の鳥類です。日本国内では甲虫や蝶を主な餌としており、それらが減少する冬季には東南アジアに渡ると考えられています。しかし、具体的な渡り経路はほとんどわかっていませんでした。先月11日に東北大学が発表されたプレスリリースは、アオバズクの渡りルートを解明した画期的なものです。内容の一部を紹介します。(アオバズクの渡りルート)東北大学が、2024年から2025年にかけて宮城県に生息するアオバズクにGPS記録計を装着し調査したところ、秋にカリマンタン島まで移動し、春には中国を経由して繁殖地に戻ることを突き止めたと旨を同学が発表しました。内容は「アオバズクに2024∼2025 年の一年間装着した GPS 記録計1台を解析したところ、秋の渡りでは 10 月下旬に日本列島を南下したのち、鹿児島県佐多岬~フィリピン・ルソン島の間のフィリピン海上を 1848km にわたって昼夜を問わず飛行し続けていたことが分かりました」、「その後、11 月下旬にインドネシア・カリマンタン島に到達しました。春には、3 月下旬にカリマンタン島を出発した後、海南島に到達するまで南シナ海上を 1500km 近く飛行しました。その後、中国大陸部を北上して東シナ海を渡り、4 月下旬に前年と同一の繁殖地に帰還しました」というものです。(過去のアオバズクについての標識調査)竹田山原楽(2026)は、「1961年から2023年にかけて実施された鳥類標識調査における、アオバズクの放鳥記録と再回収記録を整理すると、63年間で放鳥された747羽のうち、1000km以上離れた場所で再回収された例はいずれもフィリピンのルソン島が関与していました(計4例:「日本国内→ルソン島」の移動が3例、「ルソン島→北朝鮮」の移動が1例)」と報告し、「今回のGPSデータで特筆すべきは、春の北上ルートが秋の南下ルートと大きく異なる点です」と記しています。(清棲が報告している国外の分布)清棲(1952)が国外の繁殖地として、報告しているのはつぎのとおりです。韓国中部以南(1883/8-/11)、京畿道海城(1927/10)、京畿道水原(1909/6)、京畿道金村(1889/5、1913/5、1914/7)、慶尚南道釜山(1884/5-6、1885/11、1886/6)、済州島(1929/11)、台湾台北(1896/12)、台湾台中(1931/12)、台湾台東(1911/3、1908/5、1917/2、1925/1、1928/3)、台湾紅頭嶼(1929/4、1933/7)、台湾火焼島(1933/7)をあげています。冬季は中華民国南部、比津實諸島(パラワン島、ルソン島、ミンダナオ島、フガ島、キュヨ島、カラヤン島、カミグイン島、ミンドロ島、パシラン島、マスペート島に渡来すると述べています。竹田山原楽(2026)の調査でルソン島から北朝鮮への移動や日本国内からルソン島の移動が明らかになり、清棲(1952)が越冬地としてあげている島との往来が裏付けられたことになります。(アオバズクの翼形態と飛行でのエネルギー効率)竹田山原楽(2026)が「フクロウ類のなかでも特に細長い翼を持ちますが、こうした翼形態は翼面荷重を下げエネルギー効率の良い飛行を可能にします」と述べており、1500~1800kmの海上移動を可能にしているひとつの要因と考えられます。(引用)清棲幸保.1952.日本鳥類大図鑑.第2巻.p433.大日本雄弁会講談社.国立大学法人東北大学.2026.海を越えるフクロウ類:アオバズクの渡り経路を解明 ―世界最長の海上移動と、その先に待つ大規模プランテーション―.プレスリリース.2026年6月11日.竹田山原楽.2026.海を越えるフクロウの旅 アオバズクの渡り経路解明.バードリサーチニュース 2026年6月29日.(写真)1枚目:;2022年6月22日、2枚目:2016年7月2日、3枚目:2020年7月19日、4枚目:2017年7月19日いずれも千葉県で撮影
2026.07.05
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先月まで見守りをしてきた林と別の場所にツミが営巣し、幼鳥が誕生し生育を続けています。26日の第二綿羽に包まれた幼鳥を観察し、合計4羽の幼鳥が誕生しているのがわかりました。昨日の観察で2羽が巣から離れ近くの枝に移動し巣立ちとなり、2羽は巣の中にいるのを目撃しました。ただし、巣立ちした幼鳥も成鳥から餌をもらうと巣に戻り、休んでいます。巣の厚みは4羽が腹ばいとなって休んでいても体が隠れるので外敵が襲来しにくいようです。(幼鳥の羽衣のいろいろ)ヒナ(幼鳥)は、白いふわふわとした第一綿羽に包まれています。1週間程度で第二綿羽に換わります。頭頂、背、翼などがバフ色を帯びています。誕生後2週間ほどで幼羽が現れます。4週ほどで生えそろいます。写真1枚目の個体は、頭頂、背や腹に綿羽が残っています。2枚目の個体は、頭頂に綿羽が残っていますが、上面は幼羽となっており、背や腹には綿羽がありません。3枚目、4枚目の写真は、2羽ともほぼ幼羽となっている個体です。風切基部に白いパッチが現れ、羽先がバフ色に見えます。なお、パッチの出方は個体により差があります。(雄成鳥は空中で獲物の小鳥を雌成鳥に渡す)6月には雄成鳥が獲物をぶらさげて林に帰還し、枝で雌成鳥に餌を渡していました。しかし、帰還の度、オナガが執拗に襲いかかったり、追尾するのに飽き飽きしたようで、7月に入ってはほぼ毎回空中で餌の受け渡しが行われています。森岡ほか(1995)が報告しているように、空中で餌の受け渡しをするワシタカ類としてチュウヒ類をあげ、雄のところに雌がむかえに飛んでいくと雄は獲物を落とすと記しています。今朝の観察では、雌が下方向から接近し雄の足のそばに接近するという離れ業でした。(引用)森岡照明.叶内拓哉・川田隆・山形則男.1995.日本のワシタカ類.p439.文一総合出版.(写真)2026年7月4日撮影(3枚目、8枚目は2026年7月3日撮影)
2026.07.04
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7月に入るとヌマアジサシの1種クロハラアジサシが姿を見せる頃なので、印旛沼沿岸を探索しました。気温は23℃前後なのに湿度が高く遊歩道で風が抜けるところ、風が抜けないところでは体感温度に雲泥の差。(お目立てのクロハラアジサシは沼の水面遠くを飛翔)広大な水面を探索していくと、対岸の成田市松崎先から酒直先の水面に体下面が黒色のクロハラアジサシがひらひらと飛翔する姿を見つけました。そばに黄色の嘴でクロハラアジサシに比べてサイズが小さめのコアジサシも飛翔。そのあと、カワウの群れが止まる近くの杭に2種とも降り立ちました。体のサイズ、嘴や足の色の違いを観察できました。写真5枚目がクロハラアジサシとコアジサシが杭に止まった光景、写真6枚目がクロハラアジサシが飛翔している姿、写真7枚目は手賀沼に2020年8月飛来した時の画像です。参考としてアップしました。(オシドリ雄成鳥の姿を発見)クロハラアジサシを観察していた折、船着き場にオシドリ雄成鳥の姿を見つけました。頬から下に橙色の羽が残っており、嘴は真冬の紅色が色あせた感じで、銀杏羽はありませんでした。また、肩羽、雨覆にはバフ色の羽縁はなく、成鳥であることがわかりました。(その他の鳥たち)岸辺近くの船の上に頭部と胸部が茶化していたカルガモ、遊歩道近くの土砂置き場の上を悠々とキジ雄成鳥が移動する姿、沼の水面の杭にとまり、餌の魚を平らげていたミサゴ、テリトリーに侵入してきたオオヨシキリを追い払ったモズ若鳥と思われる個体、葦原で自慢の喉を披露していたホオジロの姿を堪能しました。この他、ヨシゴイが葦原の上を飛翔する姿もありました。(写真)2026年7月3日撮影
2026.07.03
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昨日、柏市のオフィス近くのお宅の一角でカビチョウが出現し囀っていました。柏市ではこれまで侵入の観察報告がなかったのではじめての観察です。川上(2003)が、中国南部を中心に自然分布する種と述べ、中国、東南アジアで非常に人気のある飼い鳥と記し、1980年代から九州北部、関東地方、福島県などで野生化し、分布は拡大中と報告しているチメドリ科の鳥類です。地上で昆虫、果実を食べるウグイス、ホオジロなどの在来種を圧迫する懸念があります。(ガビチョウの観察記録)国立環境研究所作成の侵入生物データベースを調べてみると、「江戸時代から輸入の記録があるが、野外では1980年代に北九州で観察されたのが最初である。関東では1990年に山梨で最初に観察された」と報告されていました。令和7(2025年)度環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況のアンケートの結果もあわせて閲覧してみました。関東地方での侵入記録を確認してみると、つぎの通りでした。関東地方では、神奈川県、東京都、埼玉県で侵入した市区町村が大半を占めているのに対し、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県では限られた市町村で侵入している結果でした。ガビチョウは、下層植生の発達した環境を好みますので、そうした環境があるところでは侵入しているところが多いのてはないかと思われます。(*)低木や草本(草)、シダ植物などの総称です。(関東地方の侵入している市区町村)茨城県2023年(土浦市、笠間市、常陸大宮市のみ)栃木県2023年(佐野市、鹿沼市、小山市、真岡市、那須塩原市、市貝町は2023年宇都宮市、足利市、大田原市は2024年)群馬県2023年(前橋市、桐生市、東吾妻町は2024年)埼玉県2023年(川越市、熊谷市、本庄市、東松山市、狭山市、鴻巣市、深谷市、上尾市、朝霞市、桶川市、北本市、富士見市、日高市、伊奈町、毛呂山町、越生町、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉身町、鳩山町、ときがわ町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、寄居町は2023年、さいたま市、秩父市、飯能市、戸田市、入間市は2024年)千葉県2023年(野田市、佐倉市、我孫子市、四街道市、一宮町、袖ケ浦市のみ)東京都2023年(目黒区、杉並区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区、立川市、武蔵野市、府中市、調布市、町田市、東村山市、国分寺市、国立市、あきる野市は2023年、八王子市、東大和市、多摩市、瑞穂町は2024年)神奈川県2023年(川崎市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、座間市、南足柄市、綾瀬市、葉山町、寒川町、大井町、山北町、箱根町、愛川町、清川村は2023年、横浜市、相模原市は2024年)(高山帯にも生息域を広げている)昨年山梨県が、2024年に中央アルプス国定公園の高山帯で本種の鳴き声を初めて記録し、中央アルプスの亜高山帯の複数個所でもガビチョウのさえずりを確認したとの発表をしています。富士山、アルプスなどの高山帯での侵入が注目されます)(引用)川上和人.2003.私たち、中国から来ました-森林性移入鳥類の現状-.自然科学のとびら.第9巻第2号.p12-13.山梨県プレスリリース 令和 7 年 12 月 15 日特定外来種ガビチョウが生息域を高山帯へ広げていることを確認.pp1環境省国立環境研究所 侵入生物データベース令和7(2025)年度環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」 https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx(写真)2026年3月6日茨城県で撮影
2026.07.02
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今日から7月。野鳥たちの子育ても終盤にさしかかっています。谷津田のサシバ、トビ、手賀沼の水鳥などを探索して歩きました。スタート地点では、コブハクチョウ、カルガモ、カワウの姿を観察。コブハクチョウは片脚だけを背中に乗せて休んでいた個体を1羽見つけました。水の抵抗をさけて移動する知恵なのでしょうか、また、カルガモは胸が茶化し、嘴先端の黄色部がより濃い印象のある個体でした。(絶滅危惧種チュウサギを支える谷津田)2026年3月に発表された第5次レッドデータブックに準準絶滅危惧と区分されたチュウサギが複数姿を観察できるのが谷津田とその周辺の水田です。今朝は、水田の畦をゆっくり歩きながら餌探しに集中していて観察している私の姿はまったく眼中にない様子。動きを観察していると、ドジョウと思われる獲物を丸のみしている光景を観察できました。谷津田にはカナヘビ、トカゲも生息していてこちらもチュウサギの大切な餌です。(サシバの繁殖ステージのいろいろ)複数の谷津田を訪ね、サシバを観察。最初に訪ねた谷津田では、風切羽が脱落している成鳥が鳴きながら 飛翔する姿を見つけました。左右対称に抜けて生え変わると言わりています、そのあと、立ち寄った谷津田では、電柱に止まり水田をじっと凝視していたと思ったら水田に降り立ちヤマカガシと思われる餌を捕食。(谷津田の一角または村落の屋根などで繁殖するセグロセキレイ)電線にセキレイが降り立ち、姿を確認すると耳羽が黒色で上面が黒色のセグロセキレイ雄成鳥でした。セグロセキレイの1回の繁殖には約二か月半が費やされると言われており、まだ家族生活を営んでいる雄個体ではないかと思われました。(写真)2026年7月1日撮影
2026.07.01
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