花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2024.03.29
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カテゴリ: 識別について
3月28日に東京都葛飾区水元公園で観察したアカハジロ交雑個体について
観察した特徴と撮影画像を復習しました。
その結果、観察した個体は、アカハジロ交雑個体と思われます。
(観察した個体の特徴)
頭部は焦げ茶(*)で、虹彩は暗色、眼先下にこげ茶の斑が見られ、アカハジロ雌を示唆しています。また、嘴先端の黒斑は嘴爪の外に広がり、雄の嘴爪に限られているのとは異なっています。
胸は焦げ茶色に見え、幼鳥に見られる腹部の細かい褐色斑はありませんでした。
(*)雌個体では頭部の色は緑色が光沢があるはずですが、観察個体では認められませんでした。
しかし、夏羽から冬羽にかけて緑色光沢が顕著になるとされ、その逆の冬羽から夏羽に換羽する際には緑色光沢がないように見えることも想定されるます。
(1)下尾筒の白色が認められません。
アカハジロであれば下尾筒の白色が認められますが、観察個体については認められません。
(2)アカハジロでは脇に白い部分が見られるはずですが、観察個体については認められません。
(メジロガモであれば白色部はないと思われます)
(3)メジロガモであれば頭部の形状が尖らず傾斜が穏やかに見えるはずです。
しかし、観察個体では後頭にかけて尖って見えます。
(4)額から黒い嘴までが直線的に見え、印象としてはオオホシハジロと同様の印象です。













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最終更新日  2024.03.29 11:43:02 コメントを書く


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