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2003.01.05

ヘルマン・プライ－バリトン歌手

(3)

テーマ：好きなクラシック(2330)

カテゴリ： Classic Music

ヘルマン・プライ(1929 -- 2001)はドイツ・リート界において、フィッシャー・ディスカウと天下を二分するバリトン歌手であったが、惜しくも一昨年、帰らぬ人となってしまいました。
ヘルマン・プライは、フィッシャー・ディスカウの知的分析力と明晰な歌唱理論で唄うのに較べ、先ず重要視したのは「初心の感動」の様です。プライは常に胸一杯の心のときめきを、ふるえを、感動を訴えかけるのに情熱を燃やす人でした。

プライは、その明るい発声法によって、オペラ歌手として「フィガロの結婚」でのフィガロ等の当たり役があるのですが、彼はゲーテの言う“人が苦しみのあまり黙する時、神は何を悩むかを言い表す力を与える”、そうした心の極限状態を訴えようとするひたむきさを唄う永遠の青年でもありました。

「愛するツィターよ」（K. 351）では、ツィターの替わりにマンドリンが使われていますが、マンドリン伴奏は日本人の越智　敬氏です。
録音は1975年11月ドイツのミュンヘンで行われました。

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Last updated 2005.07.12 15:51:27
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■コメント

Re:ヘルマン・プライ－バリトン歌手(1/5)

Ｇ-ｐａｎさん

Wertheimを御存知なんですね　でも　水害はしばしばあるようです 家なども備えはあるそうなんですが 今回はそれでは追いつかないくらい酷いのだそうです ヘルマン・プライ　フィッシャー・ディスカウ どちらもある意味でドイツらしいような気がします まだ聞いた事無いですが…　機会があったら是非　聞いて見ます ヘルマン・プライは　クリックして聞きました 語り掛けるような　優しい歌声ですね　 (2003.01.06 04:45:52)

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おいしい声

hoihoi0765 さん

　プライのことを書かれていたので、立ち寄らせていただきました。彼の「冬の旅」を、だいぶ前に来日した時聴きました。ドイツリートにはシューベルト～シューマン～ブラームス～ヴォルフ～マーラー～Ｒ・シュトラウスといくつもの山が連なっていると思うのですが、彼の美味しい声は、特にシューベルトやブラームスとの相性がよいように思いました。 (2005.07.17 10:57:29)

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Re:ヘルマン・プライ－バリトン歌手(01/05)

ミリオンさん

こんばんは。
嬉しいです。頑張って下さい。今日の朝は、「カーネーション」の再放送の第５６回を見ました。 (2024.11.26 18:59:58)

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