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23日、梅雨の晴れ間を縫っての登山は、約一ヶ月ぶりとなる高越山です。 午前7時30分、ふいご温泉登山口からスタートします。 久しぶりのせいか、昨日のゴルフのせいなのか、足取りが重く感じます。 登山もさることながら初夏の花々も気になっていました。 歩き出して1時間10分、中腹の中ノ郷に到着。 その道沿いで出会ったのはウツボグサ。紫色の花弁が鮮やかです。(ウツボグサ/靫草/シソ科) 萬代池の畔では紫陽花が見頃を迎えています。 その池の水面にはアサザも咲き始めました。絶滅が危惧されている植物です。(アサザ/阿佐佐/ミツガシワ科) 登山道沿いではイチヤクソウに・・・半透明の小さな丸っこい花弁がなんとも可憐です。 今回、最も出会いたかった花でした。(イチヤクソウ/一薬草/ツツジ科) さて、これは?見たことのない草花です。 シソバタツナミソウも期待していた花でした。(シサバタツナミソウ/紫蘇葉立浪草/シソ科) 登山口から2時間半、ようやくお寺の山門に辿り着きました。 山門に続く石段には、付け替えられたばかりの新しい手すりが輝いています。先輩のTNさんとそのお仲間による寄進です。これで安心して石段が歩けるようになりました。感謝です。 次に見つかった花はトキワハゼ、よく似た花でムラサキザキゴケがあります。判別が難しい。(トキワハゼ/常磐爆/ハエドクソウ科) 管理人室へ行くとKさんが駐在中、時間の合間を見て写経をされていました。(般若心経) さすがにお寺の管理人さん。私も昨年の数カ月、書写した時期がありました。最近、途絶えていますが、Kさんの写経を拝見してまた始めてみたい気持ちになりました。 往路は足の重い登山になりましたが、いろんな山野草に出会えたこともあり、下山は何となく軽やかな気分に、まずまずの5時間の山歩きでした。 帰ってテレビをつけると、麻央ちゃんの訃報が、私も時々ブログを見ていただけに、こんなに早く逝ってしまうのか・・・驚きと悲しみに何とも言えない気持ちになりました。ご冥福をお祈りします。
2017.06.24
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梅雨に入ったものの雨が降ったのは初日だけ、ずっといい天気が続いています。 晴天の18日、今期2回目の巡視活動で矢筈山へ行ってきました。 自宅から登山口まで1時間30分、その大半が曲がりくねった狭い林道、登山するより疲れます。 午前9時10分登山口の落合峠に到着。 日曜日のせいか、数台の車が停まっていました。(落合峠) この落合峠は、烏帽子山(1670m)の登山口でもあります。 矢筈山は標高1849m、徳島第5の高峰ですが、登山口との標高差は少なく比較的軽快な登山が楽しめます。 9時20分、登山開始。山頂まで約3kmの行程です。 暫く急坂が続きます。(矢筈山登山口) その途中で足元に紫色の小さな花?が見つかりました。名前が分かりません。 最初のピークを登りきると、目指す矢筈山が望めます。中央奥の山。 落合峠の反対側に見えるのは烏帽子山、山名通りみごとな烏帽子型をなしています。 小ピークをいくつか越えて山頂を目指します。 30分余り歩いたところで、モミ林にさしかかりました。 以下は登山道沿いで出会った花々です。🌸マイヅルソウ(舞鶴草/ユリ科) 登山口から1時間10分、サガリハゲ山分岐を通過。山頂まで800mです。🌸ミヤマハコベ(深山繁縷/ナデシコ科)🌸不明 ニリンソウのようにも見えますが・・・🌸イシダテクサタチバナ(石立草橘/ガガイモ科)🌸ヤマタネツケバナ(山種漬花/アブラナ科) 午前11時頂上到着。途中4組のパーティに出会いました。 展望を楽しんでいる登山者、しかし、この日の展望はイマイチでした。 晴天の予報でしたが当てが外れました。かろうじて天狗塚の山頂が見える程度でした。 下山は、山頂で出会った若い二人連れの男女と前後しながら下山していると、男性から、綿毛が生えているような樹木は何か?と聞かれました。以前どこかで見たことがありましたが私にも名前が分かりません。(綿毛のような樹木) 帰って調べてみると「マルバヤナギ」ではないかと思います。 今回も色々な山野草に出会い、充実した山旅になりました。
2017.06.19
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NPO巡視活動で、久々に剣山系の丸石(1684m)へ行ってきました。 登山口は奥祖谷二重かずら橋・・・ここは観光スポットでもあります。 このかずら橋は約800年前、平家一族が平家の馬場に通うためにかけた橋と云われています。男橋と女橋の2本の橋があり「夫婦橋」とも呼ばれています。 午前8時50分、先ずは男橋を渡って登山開始です。 歩き始めて30分、「国体橋」という橋に着きました。 この登山ルートは、過去に国体の登山競技(高校生用)として使用されたことから、国体橋と名付けらました。(国体橋) 国体橋を過ぎると暫く森林地帯が続きます。 その登山道脇に、小さく光ったものが目に入りました。 小さめのギンリョウソウでした。(ギンリョウソウ/銀竜草/シャクジョウソウ科) 登山口から1時間40分、尾根(丸石分岐)に到着。 この尾根は剣山~三嶺にかけての縦走路(18km)、登山シーズン休日には多くの登山者が行きかいます。 丸石分岐の近くにあるのが丸石避難小屋。避難小屋をチェックして丸石頂上へ向かいます。 丸石までは標高1600m前後の緩やかな起伏のある縦走路です。 快適な登山日和です。縦走路沿いに咲くピンクのツツジがよく目立ちます。 避難小屋から40分、前方に丸石頂上が見えてきました。 丸石という変な名前の山、実はこの縦走路には山名に山とか岳が付かない名前の山が多いのです。 剣山から順に、次郎笈(1930m)、丸石(1684m)、高ノ瀬(1741m)、三嶺(1894m)、というように山の付かない名前が不思議と並んでいます。 11時30分、丸石頂上。 頂上からの展望は圧巻です。剣山(左)、次郎笈(右)が目の前に望めます。 丸石頂上から北に向かって馬の背のように笹原が伸びています。 今回は、その笹原の先端まで行って昼食休憩し、往路を戻ることにしました。 下山時はもう一方の女橋を渡りました。 久々に歩いた縦走路、平日だったので出会ったのは3名の1グループのみ、自然を満喫した一日となりました。(登ったのは6月2日でした)
2017.06.08
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