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2006年05月20日
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カテゴリ: 私のひとり言

なのに怖いくらいここでは子供の話題が出ませんねぇ(笑)
普通1歳児の母がブログやってるって言ったら子育てブログだろーがっ!って自分に突っ込みつつも、アンチエイジングの鬼ですの。
そこで、たまには子供について語ってみようかと思います。
だいぶ前にも一度産む事について語ったんですが今日はもう少し詳しく。
この写真は妊娠8ヶ月くらいだったかと思います。

私は36まで好き勝手生きてきました。
ずっと大好きな絵を描いてきて美大に行き、19歳で劇団に入り、21歳でモデル事務所、大学卒業して広告デザイナーを3年。
デザイン事務所をやめてからはもうスナフキン!突然思いたって占い師になり、関西でTVで占いコーナーまで持っていました。


そんな事をやりながらも本当にやりたかった芝居はずっと続けていて、26歳で映画女優目指して上京。
小さな芸能事務所に入り、舞台と映像の仕事をポツポツやりながら銀座のホステスで生計を立てていました。
その後29でひどい自律神経失調症になり、カイロプラクティックで劇的に快復した事から、人生観がガラリと変わりました。
あれほど好きだった芝居の世界からきれいに足を洗い、不退転の決意で一生をこの仕事に捧げようと決めたのです。

そんな折だったから30歳で結婚した時も、子供はいらないと思ってました。
子供が欲しいという夫にもう少し待って待ってと言いつつカイロにどっぷりで6年の歳月が流れました。


で、ついに36で妊娠しました。



私はなぜだか子供を産むという事が昔から恐怖で、好き勝手やってきたので子育てする自信もまるでなく、ひえーーーって感じでした。
それに痛いことがとにかく苦手で、陣痛の事を考えると恐ろしくて恐ろしくてたまりませんでした。

しかし10ヶ月という月日は絶対に必要な月日なんですね。
この10ヶ月で私の母性は満ちました。
ナチュラリストだった私が選んだ道は、分娩台すらない完全なる自然分娩!



例えて言うと、火の玉のまっすぐな情熱!


それまで私は自然から浮遊した個人でした。
が、あの瞬間私と私の母とそのまた母達すべてと繋がっていました。
ああ、生きる事とはこういう事か、、
頭で考えるんじゃなくて、ただ生きて、花を咲かせ、実を作り、そして死んでまた生まれ変わる、、
そんな輪廻の中にいる自然の一部である自分を、陣痛の中ではっきりと感じました。



そして、そのふにゃふにゃとした赤い生き物は、私の胸の上に乗せられました。


彼は自分のペースでゆっくり自然に出てきました。
そして生まれたまま、すぐタオルに包まれ、そのまま私の腕の中にいたため、赤子は出た瞬間ふにゃって言ったくらいでまったく泣きませんでした。
見ると、泣くどころか笑ったんです!
そして生まれてすぐ彼はおっぱいを吸いました。
ちゃんと上手に吸えたのです。


そのまま親子3人で疲れ果ててそこで雑魚寝しました。


1時間くらいして目が覚めた時、奇跡のような気持ちで眠れる赤子を見ました。
その時なんとも言えず私の中から、溢れるような喜びが湧き上がってきました。
これは、理屈とか関係ない喜び、、
多分動物としての喜びなんだろうと思うのです。
嬉しくて泣けて泣けて仕方ありませんでした。
今小子化の時代と言われ、子供を産まないと選択している女性も多くいます。
でもお産とは頭で考えるものではなく、動物として自然な事で、もっと本能的な事です。
頭でいくら考えても、これを理解する事は出来ません。

お産は人間界に残る最後の自然なのかもしれません。
自分が動物であることを思い出させてくれる大切な機会です。
昔は自宅に産婆さんを呼んで出産するのが日本人の普通のスタイルでした。
仰向けで産む人なんてほとんどいなかったようです。
動物界を見渡してみても、仰向けで産む動物はいません。


いつからでしょう?生まれるのも死ぬのも病院になってしまったのは?


陣痛は赤ちゃん側からのコントロールであるのに、その声を無視し陣痛促進剤を投与される場合もあり、そして不自然で産みにくい引力に逆らった仰向けの分娩台。
そして会陰切開、、、、

生まれたらすぐさま母親から引き離され産湯、新生児室。
赤ちゃんは今までお母さんと一緒に温かく薄暗い羊水の海で泳いでいたのに、あんなまぶしいあんな孤独な場所でおっぱいももらえず、どれだけさみしく、不安で悲しい事でしょう。
大切な人生のスタートがそんな孤独な始まりでいいのでしょうか?

そしてひどい場合は勝手に牛の乳を与えられている、、。
牛の乳は牛の赤ちゃんのものです。人間の子供のものではありません。
そして楽な哺乳瓶に慣れてしまった赤子は、最初はなかなか出ない母乳をうまく吸えません。
何度となく吸われる刺激で徐々に出るようになるはずの母乳は、そうこうしてるうちに出なくなってくる事だってあるんです。
病院は粉ミルクメーカーと結託してる所が多いのです。

もちろん必要な産科医療もあり、その事で助かる尊い命もあります。
それらすべてを否定する気はありませんし、お産で死ぬと言う事が昔よりずっと減った事も事実です。
しかし、出産というのは本来病気ではないはずなのに、どうしてこんなに過剰な医療介入が当たり前になってしまったのかなーと思います。
尊い命の事なので、みんなに自然分娩を気軽にすすめられるわけでもありませんが、私の体験を書いてみました。


出産って気持ちいいです!


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Last updated  2006年05月20日 14時09分11秒 コメント(87) | コメントを書く
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