アンチエイジングの鬼

アンチエイジングの鬼

PR

Profile

korrida

korrida

Free Space

ブックマーク

私のフェイスブックです。
鬼のフェイスブック

私のインスタグラムです。
鬼のインスタ

私のツイッターです。短文が苦手でほとんどつぶやきません(笑)
鬼のツイッター

私の施術院です(現在ご新規の受付はしておりません)
ナチュラルカイロプラクティック

Archives

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2011年02月02日
XML
みなさん、こんにちは。

私は3月に出るコスメ本の、最終仕上げに入っています。
全成分をチェックし、鬼基準をクリアしたものだけを、以前使ったことあるのも含めて、ダンボール1箱分たくさんサンプルを試し、時には息子のほっぺも拝借し(笑)
掲載アイテムなんと300近く!

books1

とはいえ、アイテムごとに見たらOKなものがそんなにあるかといえば、そうでもなくて、例えばデイクリームと乳液は合計14個しかないんですけどね。

成分と使用感だけで選んでいますから、聞いた事ないようなブランドも登場します。
オーガニック認証があっても、ソルビン酸や安息香酸使っているようなものは除外です。
雰囲気だけ良くて、1、2種類オーガニック原料使っているだけで、あとはバリバリケミカルな、「なんちゃってオーガニックコスメ」も、もちろん載せません。

ナチュラルコスメって、肌が弱い人が使うものというイメージがあると思います。

私がナチュラルコスメを選ぶ理由は、当初からアンチエイジングのためです。
肌バリアを壊し、流通や大量生産のために必要だけど、お肌には必要ない「添加物」を、いかに排除して、本当に必要なものだけ肌に届けるか。
極めていくと、そこには真実のナチュラルコスメが見えてきました。

コスメもそうですが、食べる物はもっと重大です。
近年になって、どんどん増えてしまった歴史の浅い「食品添加物」という毒も、体内で活性酸素を増やして老化を促進するので、私は出来るだけ摂取したくないのです。

さて、そんな鬼の敵、添加物、、、、
その添加物で、営業マンなのに特許まで取得したことがある「添加物の神様」と呼ばれた、あの安部司さんの講義に、再び行ってまいりました。

abe

↑講義を終えた安部司さんをパチリ!
安部さんの講演は、一昨年一度聞いたし、本も2冊読んでいるので、内容はほとんど知っていることばかりだったんですが、今回は会場も狭いので、臨場感が違います。

tenka

↑こんな風に、ラベルのついた添加物を机に100種類くらいずらっと並べて、その場でいろいろ混ぜ合わせてジュースやラーメンの汁なんかを作っていくのが、安部さんのスタイルなんですが、今回は出来立てのものが、私達の手元にまわってくるんですよね。
それがもう、とにかく衝撃的でした。

tenka1


1Lのジュースには砂糖に換算すると、なんと コップ1杯の砂糖 が入っているのですが、そんなに入っているとは思わず飲んでしまうのは、酸味料と香料のせいです。

tenka2

↑水と塩と油と化学調味料と、たんぱく加水分解物とエキスパウダーなどで作ったインスタントラーメンのとんこつスープ。
ちなみにインスタント麺は揚げ麺なので、1杯のインスタントラーメンやそばで、なんと大さじ3杯の油を摂取してしまいます。
これで、厚生労働省が推奨する1日の脂質の摂取量のほとんどをしめてしまいます。

tenka4


これを、合成着色料を使って、黄色や赤にどんどんと安部さんは染めていきます。
うげーっと思うけど、これがよくお店で見るたくあんや福神漬けの正体。

tenka5

あらゆる粉末スープ、スナック菓子、だしの素は、全部一緒の成分で出来ているそうです。
それが「たんぱく加水分解物」。
↑写真上の、白いお粉がそれです。
植物性と動物性がありますが、作り方は同じ。
たんぱく質を、劇薬の塩酸で分解したアミノ酸の粉末です。
麹などでゆっくりと分解するのと違い、劇薬の塩酸で瞬時に分解すると、発癌物質の「塩素化合物」が出来る危険性もあります。
たんぱく加水分解物は、「うまみの素」なのですが、これにどんな香料を入れるかで、いろんな味として錯覚しているだけで、元はすべて同じだそうです。

tenka6

↑安部さんが今回使っていたのは植物性のたんぱく加水分解物。
通常、添加物とは扱われないから、無添加のだしの素にも入っている成分ですが、自然界にはありえない「うまみ成分のかたまり」で、「あまりにも濃い味」です。

「たんぱく加水分解物」と「化学調味料(アミノ酸等)」を入れておけば、大量の塩を入れても塩辛いと感じず、おいしく飲めてしまいます。
「たんぱく加水分解物」に慣れている舌は、まともな味覚を失います。
ありえないほどの「うまみ成分のかたまり」に舌と脳が毒されていきます。

私はだしの素を使いません、たとえ無添加と書いてあっても。
今は特に、アンチエイジングのためにミネラル摂取したいんで、昆布、いわしの煮干、 あごだし(トビウオの煮干) のトリプルでダシとるのに夢中!
トリプルでダシとるようになって、お子さんの多動がおさまったという感想も頂いています。
どうやら即効性があるようですよ。


今、日本で許可されている添加物数は、どんどん増えてなんと1520個!!
サンドイッチには約80、お弁当には約200の添加物が入っているそうです。



裏を見てもそんなに載っていないのは、どれだけ入れても「アミノ酸等」「PH調整剤」「リン酸塩」という一括表示すればいいのと、キャリーオーバー成分は表示しなくていいから。
まだ表示のあるものはマシですが、デパ地下などのばら売りや、ほかほか弁当、レストランなどには、原材料の表示はいらないので、まったく分からないのです。


販売者と製造者が違う場合にのみ、原材料の表示義務があるそうです。


添加物1つ1つの安全性は、マウスの実験で確かめられ、それぞれ食べられる限界の配合量を決められていますが、100種類も摂った時の安全性は確認されていません。
でも、サンドイッチ1つ食べただけで、80種類ですよ?

しかも農薬や添加物の害は、3世代目に初めて出る場合もあるそうです。
でも、マウスを3世代も追いかけて調べるような予算はないそうです。
1世代実験するだけで、費用が500万くらいかかるからなんですって。

安部さんは、その件に関して国や企業を責めるのはおかしいと、いつものように淡々と、笑うセールスマンのようにせせら笑います。
全国のコンビニで、毎日サンドイッチは200万個売れる。
こんなに売れるのだから、企業は作る。

しかも日本人は世界一神経質で、賞味期限を異常に気にする。
賞味期限のせまった物は売れない。
そのため許される限りの添加物を入れて、PH調整剤を味が変になる限界値まで入れる必要が出てくるのです。

これは安部さんではなく、以前加工食品業界にいた方に教えてもらったのですが、業界でのお弁当や調理パンの取り扱いの基準を聞いて、びっくりしてしまいました。


まず、お弁当は30度で48時間腐らないことが基準だそうです。
そして調理パンは30度で72時間腐らないものでないと、取り扱ってもらえないそうです。



これを、保存料不使用でやれと言われると、もっと大変なんですって。
その時出てくるのが、例の一括表示のPH調整剤ですよ。
これは、食品を出来るだけ菌の繁殖しにくいPHにするための化学物質で、何種類入れようが制限数がないそうで、通常味が変になる限界まで入れるみたいですね。
目の前で、安部さんがサンドイッチ1個に入っているPH調整剤をコップに入れていきます。
白い粉がどんどん降り積もって、コップがあっという間に満杯になりました。

3日も腐らない調理パンを大量に作り、消費期限2時間前に廃棄する。
日本の年間の食品廃棄量は1900万トンで、そのうち食べられるのに捨てられているのが900万トン。
もったいないからと、豚の飼料にコンビニ弁当をまわしたら、恐ろしい事になったという記事が、2004年の西日本新聞社発行の「食卓の向こう側」に掲載されています。



与えたコンビニ食は、回収業者が持ち込んだもの。
期限切れとはいえ、腐っているわけではなく、農家の主が「ちょっとつまもうか」と思うほどの品だった。当初の目的は月20万円のえさ代を浮かせることだった。


具体的なコンビニ名を報道しないことについて同社は「公表するとパニックになる」と説明しました。

tenka7

↑お隣に座っていた方に、こんなリーフレットを見せてもらいました。
聞けば、中学生の息子さんが学校で受けた授業で配られた、添加物協会発行の資料ですって。
読むと、添加物によって、いかに社会が支えられているか、添加物ってこんなにすばらしい!ということが、「てんかちゃん」というキャラクターによって、かわいく描かれています。
安部さんを呼ぶ保育園や小学校もあるようですが、こんな授業をする中学校もあるのかと、驚いてしまいました。


永久歯の生えない子供が急増しています。
高脂血症の小学生が出てきています。
いい加減、この便利さを疑ってもいいのでは?



文句を言うなと、安部さんは言います。
「安くて、腐らず、便利に買えたでしょ?
作る時間が浮いたことがメリットでしょ?
200種類の添加物を体に入れたことがデメリット。
だけど、いいじゃない、浮いた時間でゆっくり眠れたし、浮いた時間でTVが見れた。
そのために将来ガンになろうが、文句を言うのはおかしい。
企業は、法律を守って作っているんですからね。」


てんかちゃんより、わたしはアゴダシちゃんになるぞ!!


↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!
人気ブログランキングに1票投票する





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年02月03日 00時50分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[アンチエイジングの敵] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: