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緋褪色
球体関節人形でお話を書いています。たまにリアルの事も載せています。作りたがりなので、服や小物は一部を除き、手作りもしています。エステ＆メンテナンスも自分でしています。
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2008/09/21
テーマ： 連載小説を書いてみようｖ(10166)
カテゴリ： オンナ心
ちょっとっ！！美香、まるで俺が変態みたいじゃねーかっ！！男は皆笑ロいんだよっ！！ランジェは俺からのプレゼント。ちゃんと着てくれよ？特に紫のシースルー！
結構真剣に選んだんだからなっ！！ああ！想像で鼻血がっ！！（おいおい）
な、美香。此処からはマジ。お前が側に居てくれるだけで、俺も元気貰っているんだぜ。
笑顔を見ているだけで心底幸せだって感じる。今日の美香は他の花嫁の比じゃないくらい、一番輝いていたんだ。俺、めちゃめちゃ誇らしい気分だった。
お前を見て、他の新郎が振り返っているのには笑ったぜ！ありゃ一生、妻に嫌味言われるな。
まあ、それ程美香が綺麗だったんだろうな！密かにガッツポーズしちゃったぜ！
美香これから共に歩んで行こうな。美香が笑顔でいてくれる為に、精一杯支えてやるからな。
何も心配いらないぞ。共に泣いて、共に笑って、時に苦悩し、喧嘩もするかもな。人間同士だからさ。それでもお前を離さない。最後まで。これから先どうぞ宜しく！
雅夢
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん？無言でぐあああ～！と書き込んでいたので何かな？と思っていたら、あら～！嬉しいこと書いてくれているではありませんか～！ホント素敵な年下旦那です！もう、ぞっこんですっ！！マジなコメントありがとう！人´Д｀*）ぁりがとぉ☆
お返しに私もマジで書かなきゃ！((´∀`*))ヶﾗヶﾗ
ねぇ、雅夢。私の生き方間違っていないよね？一番したくないのは後悔だよ。
誇り高く潔くいたいんだ。私の軌跡をまとめるの、会社の方は小沢に任せたよ。彼も信頼おける
有能な秘書だからさ。葬式はね、会社の人間は彼しか呼ばなくていいよ。
今ね、人生最後のセレモニー、どう演出しようか考えてる。私の遺影は結婚式の写真にしてね！
祭壇に飾る花は明るい花がいいな～！うーん何にしよう？それも楽しい悩みよね～！(*´Д｀*)
それと元気なうちに、ビデオ撮って欲しいんだ！来た人に見てもらう為にビデオメッセージ流すんだよ！
「どうも～！遠藤美香でーす！皆さんお元気ですか」みたいな感じで、生前の感謝を言いたいんだよね。心から見送って欲しい人にだけ来て欲しいから、会社の人間は呼ばないの。
そろそろ名刺から、呼びたい人間ピックアップしないといけないな～！やること多いね！
なんだか近頃の私ってば、達観しているっていうか、あんまりくよくよしてないな。
それはきっと、雅夢が側にいてくれている安心感と、心療内科の先生のお蔭もあるかもね。
薬飲むのは好きじゃないけど、うまく付き合えば楽にもなるんだもんね！
仙台から東京に帰ったらまた検査入院だね。首のしこりに、もう気がついているんでしょ？
自分も気が付いたとき、結構冷静だったな。
ついに此処まで来ちゃったか～！くらいの気持ちだったよ。
ま、人間いつかは寿命で死ぬんだもんね！大事なのはどう生きたかなんだよ！
それを教えてくれたのはこの病なのかもね。だから病にすら感謝だな！(*´Д｀*)
ね、雅夢。美香は此処で知り合った人達に逢いたいな～！って考えているんだけど、駄目？
もちろんオフ会の時には君も一緒だよ！旦那様なんだからね！(｡-∀-) ﾆﾋ♪
そうだな、時期的には入院終わったあとくらいがいいかな？それはまた二人でじっくり話しようね！あ、雅夢がパソコンに嫉妬の目線。（´Д｀；）なので、今日はこれまで～！
皆さんっ！！またねっ！！雅夢、あとで読んでね！(*´Д｀*)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明るげな美香の日記、彼女が眠りについた後、ベットの中で携帯電話から見ていた。
「知ってたんだ、首のしこりに」呟いて左に寝ている美香を見つめる。睡眠薬の力を借りて熟睡中。
気持ちよさそうに寝てる横顔は、まるで子どもみたいだ。
なぁ、俺本当は、逃げ出したいくらい怖い。美香がいなくなるなんて現実を想像するだけで、焦りと絶望感に苛まれるんだ。一番お前がしんどいのにな。
残される側は、失った後、いったい何を希望にして生きればいいんだよ。
美香、俺さ、お前に内緒で、同じ場所にもう一つのブログ始めたんだ。
俺の本音が沢山詰まった、気持ちのはけ口ってやつだ。そこはお前には見せられないよ。
美香の前では常に強気で、笑ロい男でいたいからな。
けど、支える側の苦しみを吐き出したくてさ、秘密の場所を作ったんだ。ごめんな。
携帯電話を閉じて、美香を起さないように慎重にベットから降りた。
ドレッサーに置かれたままのパソコンを起動させ、フォルダに入れておいた、秘密ブログにログイン。
此処での美香のブログタイトルは「美香ちゃんの今日も頑張っていこう」(>д<；)
読むたびに笑ってしまうんだけど、ま、彼女なりの決意なんだろう。
ちなみに俺の本ブログタイトルは「女王様と僕」美香に怒られたけど変えてない。(´Д｀；)
秘密ブログのタイトルは「愛する人との日々」はあんまり更新してないんだけど、此処は集客力が強いせいか、一回の更新で約５０アクセスくらいあるようだ。書き込みされるのは、ほぼ自動巡回ロボで、URLを載せた笑ロ系か、宗教か、金儲けか。おいおい。なんじゃそりゃだ。
「そんなんで、そのURLにアクセスするっていうって人間がいたら、神経が解らんな」小さく呟き、書き込まれた迷惑書き込みの削除を始めた。更新していなかったから、それ程件数はなかったのは幸いってもんだ。うざい迷惑トラバも今日はない。短く溜息をついて書き込みを始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイトル「本音」
好きな人が目の前からいなくなる想像をして、絶望感を抱かない人間なんているんだろうか。
病に苦しむ姿を見て、何も出来ない焦燥感に、苛まれない人間なんているんだろうか。
何故に人は病になるのだろう。神という不可思議な存在が、人類に試練を与える為なのだろうか。
俺の愛する人は、今必死で病と戦ってる。それなのに何も出来ないで、その細い身体を抱き締めることしか出来ないんだ。
せめて温もりで、精一杯の愛情で、言葉で包んでやることしか出来ない。
本当にそれだけでいいのか？何度も何度も、自分に問い掛ける日々を送っている。
苦しくてさ、元気に振舞おうとする、無理した笑顔を見るたびに。
笑顔でいて欲しいと望むのは、本心なのにな。
美香、心からの笑顔を俺に見せてくれよ。辛い時に無理に笑おうとするなよ。
悲しくなるから。不覚にも泣いてしまいそうになるから。
お前がぎりぎりの精神状態でいるときは、連鎖反応で俺もやばい状態になる。
だけど、精一杯の虚勢で強く振舞っているんだぞ。男だからな。
知ってるか？俺って幼い時からめちゃ泣き虫でさ、泣き虫雅夢ってからかわれてた。
そんな俺を心配した母親が、野球を始めさせたんだ。
そのおかげで心身ともに強くなれたんだよ。
だけど、美香が苦しんでいるのを見るとさすがに辛くてな、涙腺が緩みそうになる。
結構必死だったりするんだぜ！あーなんかめちゃ弱気だな、駄目じゃんっ！！
けど、ぜってーお前の前では泣かないぞっ！！意地でも泣かないっ！！それはホントっ！！
お前は遠慮なく泣いていいからな。美香の前で泣くとしたら、お前を看取った後だ。
もう号泣にちかいぐらいワンワン泣いてやる！それを聴いて意識を取り戻したりすんなよ！
恥ずかしいから。好きな人間の前では泣きたくないからさ。
愛する美香。なぁ、俺の命を吸い上げてくれよ。頼むから。
その綺麗な指先から、唇から、強い魂の力で。生命の輝きで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
書き終えて眼を閉じる。堪えていた感情を抑えきれず、涙が頬を伝って、文字を打ち終えたばかりの両手の甲を濡らしていく。
こっちに書き込むと、泣き虫の雅夢に戻っちまう。ただ、時には俺だって泣いてもいいよな？
お前のいないところでなら、泣き言だって泣き顔だって晒してもいいよな？
見送る側って辛いんだぜ、深く愛する人間なら尚更失うのが怖い。「明日にはまた元気な顔で、美香におはようって言うからさ、今だけは・・・ちょっとの間でいいから泣かせてくれよ・・・」持っていたタオルで口元を抑え、彼女に気づかれない様に、嗚咽を必死で押し殺していた。
オンナ心 男としてへ
結構真剣に選んだんだからなっ！！ああ！想像で鼻血がっ！！（おいおい）
な、美香。此処からはマジ。お前が側に居てくれるだけで、俺も元気貰っているんだぜ。
笑顔を見ているだけで心底幸せだって感じる。今日の美香は他の花嫁の比じゃないくらい、一番輝いていたんだ。俺、めちゃめちゃ誇らしい気分だった。
お前を見て、他の新郎が振り返っているのには笑ったぜ！ありゃ一生、妻に嫌味言われるな。
まあ、それ程美香が綺麗だったんだろうな！密かにガッツポーズしちゃったぜ！
美香これから共に歩んで行こうな。美香が笑顔でいてくれる為に、精一杯支えてやるからな。
何も心配いらないぞ。共に泣いて、共に笑って、時に苦悩し、喧嘩もするかもな。人間同士だからさ。それでもお前を離さない。最後まで。これから先どうぞ宜しく！
雅夢
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん？無言でぐあああ～！と書き込んでいたので何かな？と思っていたら、あら～！嬉しいこと書いてくれているではありませんか～！ホント素敵な年下旦那です！もう、ぞっこんですっ！！マジなコメントありがとう！人´Д｀*）ぁりがとぉ☆
お返しに私もマジで書かなきゃ！((´∀`*))ヶﾗヶﾗ
ねぇ、雅夢。私の生き方間違っていないよね？一番したくないのは後悔だよ。
誇り高く潔くいたいんだ。私の軌跡をまとめるの、会社の方は小沢に任せたよ。彼も信頼おける
有能な秘書だからさ。葬式はね、会社の人間は彼しか呼ばなくていいよ。
今ね、人生最後のセレモニー、どう演出しようか考えてる。私の遺影は結婚式の写真にしてね！
祭壇に飾る花は明るい花がいいな～！うーん何にしよう？それも楽しい悩みよね～！(*´Д｀*)
それと元気なうちに、ビデオ撮って欲しいんだ！来た人に見てもらう為にビデオメッセージ流すんだよ！
「どうも～！遠藤美香でーす！皆さんお元気ですか」みたいな感じで、生前の感謝を言いたいんだよね。心から見送って欲しい人にだけ来て欲しいから、会社の人間は呼ばないの。
そろそろ名刺から、呼びたい人間ピックアップしないといけないな～！やること多いね！
なんだか近頃の私ってば、達観しているっていうか、あんまりくよくよしてないな。
それはきっと、雅夢が側にいてくれている安心感と、心療内科の先生のお蔭もあるかもね。
薬飲むのは好きじゃないけど、うまく付き合えば楽にもなるんだもんね！
仙台から東京に帰ったらまた検査入院だね。首のしこりに、もう気がついているんでしょ？
自分も気が付いたとき、結構冷静だったな。
ついに此処まで来ちゃったか～！くらいの気持ちだったよ。
ま、人間いつかは寿命で死ぬんだもんね！大事なのはどう生きたかなんだよ！
それを教えてくれたのはこの病なのかもね。だから病にすら感謝だな！(*´Д｀*)
ね、雅夢。美香は此処で知り合った人達に逢いたいな～！って考えているんだけど、駄目？
もちろんオフ会の時には君も一緒だよ！旦那様なんだからね！(｡-∀-) ﾆﾋ♪
そうだな、時期的には入院終わったあとくらいがいいかな？それはまた二人でじっくり話しようね！あ、雅夢がパソコンに嫉妬の目線。（´Д｀；）なので、今日はこれまで～！
皆さんっ！！またねっ！！雅夢、あとで読んでね！(*´Д｀*)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明るげな美香の日記、彼女が眠りについた後、ベットの中で携帯電話から見ていた。
「知ってたんだ、首のしこりに」呟いて左に寝ている美香を見つめる。睡眠薬の力を借りて熟睡中。
気持ちよさそうに寝てる横顔は、まるで子どもみたいだ。
なぁ、俺本当は、逃げ出したいくらい怖い。美香がいなくなるなんて現実を想像するだけで、焦りと絶望感に苛まれるんだ。一番お前がしんどいのにな。
残される側は、失った後、いったい何を希望にして生きればいいんだよ。
美香、俺さ、お前に内緒で、同じ場所にもう一つのブログ始めたんだ。
俺の本音が沢山詰まった、気持ちのはけ口ってやつだ。そこはお前には見せられないよ。
美香の前では常に強気で、笑ロい男でいたいからな。
けど、支える側の苦しみを吐き出したくてさ、秘密の場所を作ったんだ。ごめんな。
携帯電話を閉じて、美香を起さないように慎重にベットから降りた。
ドレッサーに置かれたままのパソコンを起動させ、フォルダに入れておいた、秘密ブログにログイン。
此処での美香のブログタイトルは「美香ちゃんの今日も頑張っていこう」(>д<；)
読むたびに笑ってしまうんだけど、ま、彼女なりの決意なんだろう。
ちなみに俺の本ブログタイトルは「女王様と僕」美香に怒られたけど変えてない。(´Д｀；)
秘密ブログのタイトルは「愛する人との日々」はあんまり更新してないんだけど、此処は集客力が強いせいか、一回の更新で約５０アクセスくらいあるようだ。書き込みされるのは、ほぼ自動巡回ロボで、URLを載せた笑ロ系か、宗教か、金儲けか。おいおい。なんじゃそりゃだ。
「そんなんで、そのURLにアクセスするっていうって人間がいたら、神経が解らんな」小さく呟き、書き込まれた迷惑書き込みの削除を始めた。更新していなかったから、それ程件数はなかったのは幸いってもんだ。うざい迷惑トラバも今日はない。短く溜息をついて書き込みを始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイトル「本音」
好きな人が目の前からいなくなる想像をして、絶望感を抱かない人間なんているんだろうか。
病に苦しむ姿を見て、何も出来ない焦燥感に、苛まれない人間なんているんだろうか。
何故に人は病になるのだろう。神という不可思議な存在が、人類に試練を与える為なのだろうか。
俺の愛する人は、今必死で病と戦ってる。それなのに何も出来ないで、その細い身体を抱き締めることしか出来ないんだ。
せめて温もりで、精一杯の愛情で、言葉で包んでやることしか出来ない。
本当にそれだけでいいのか？何度も何度も、自分に問い掛ける日々を送っている。
苦しくてさ、元気に振舞おうとする、無理した笑顔を見るたびに。
笑顔でいて欲しいと望むのは、本心なのにな。
美香、心からの笑顔を俺に見せてくれよ。辛い時に無理に笑おうとするなよ。
悲しくなるから。不覚にも泣いてしまいそうになるから。
お前がぎりぎりの精神状態でいるときは、連鎖反応で俺もやばい状態になる。
だけど、精一杯の虚勢で強く振舞っているんだぞ。男だからな。
知ってるか？俺って幼い時からめちゃ泣き虫でさ、泣き虫雅夢ってからかわれてた。
そんな俺を心配した母親が、野球を始めさせたんだ。
そのおかげで心身ともに強くなれたんだよ。
だけど、美香が苦しんでいるのを見るとさすがに辛くてな、涙腺が緩みそうになる。
結構必死だったりするんだぜ！あーなんかめちゃ弱気だな、駄目じゃんっ！！
けど、ぜってーお前の前では泣かないぞっ！！意地でも泣かないっ！！それはホントっ！！
お前は遠慮なく泣いていいからな。美香の前で泣くとしたら、お前を看取った後だ。
もう号泣にちかいぐらいワンワン泣いてやる！それを聴いて意識を取り戻したりすんなよ！
恥ずかしいから。好きな人間の前では泣きたくないからさ。
愛する美香。なぁ、俺の命を吸い上げてくれよ。頼むから。
その綺麗な指先から、唇から、強い魂の力で。生命の輝きで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
書き終えて眼を閉じる。堪えていた感情を抑えきれず、涙が頬を伝って、文字を打ち終えたばかりの両手の甲を濡らしていく。
こっちに書き込むと、泣き虫の雅夢に戻っちまう。ただ、時には俺だって泣いてもいいよな？
お前のいないところでなら、泣き言だって泣き顔だって晒してもいいよな？
見送る側って辛いんだぜ、深く愛する人間なら尚更失うのが怖い。「明日にはまた元気な顔で、美香におはようって言うからさ、今だけは・・・ちょっとの間でいいから泣かせてくれよ・・・」持っていたタオルで口元を抑え、彼女に気づかれない様に、嗚咽を必死で押し殺していた。
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