きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.07.28
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カテゴリ: 小学校

夏休みに入ってからも、「補充学習」や
夏休み通級教室 」で忙しくしています。

学期末の懇談で保護者からの要望を聞き
通級の子の「 読書感想文 」対策を引き受けたのですが、
子どもと同じ本を自分も読むために連日図書館に借りに行き、
夜通し読んでいました。

高学年用の課題図書になると、読み応えがあります。


クジラと海とぼく
(作: 水口博也 /絵: しろ 、アリス館、1400円)

===============================
【内容情報】(「BOOK」データベースより)

少年の憧れだった海の世界はやがて彼を海洋写真家へと導いた。
思い続ければきっとかなう。海とクジラを追いつづけた少年の物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
少年時代
(ウミガメが来る浜/顕微鏡をのぞく/クジラという動物
/海中世界へ/いくつかの失敗/さらなる失敗
/クストーの世界/クジラの姿/イルカとの出会い/水中撮影を試みる)
大人への階段
(大学で学ぶ/臨海実験所/沖縄へ)
クジラと泳ぐ
(はじめてのホエール・ウォッチング/自分についての再発見
/母子のクジラ/巨鯨シロナガスクジラ/クジラと遊ぶ)
===============================

5・6年生の課題図書『 クジラと海とぼく 』は、
内容的には高学年でもちょっと理解しにくいのでは
と思う部分がありました。
(水の中で空気を吸うときの水圧の関係や、
 レギュレーターなどの用語について)

でも、「クジラと泳ぐ」章の描写や、
好きなことを仕事にするためにどんなことをしてきたか、というあたり、
子どもが夢をもって将来像を描けるように、その勇気を与えてくれます。

個人的には、著者が「海」にずっと興味をもっていたけれど
突き詰めていけばそれは「好奇心」だったとわかる、というくだり。
ここが、自分にも当てはまるなあ、とズシンときました。

僕が最も大事にしているのは、
小さい頃からずっと
「好奇心」でした。

それなのに、子どもたちに学習を促すうえで
「好奇心」を持たせるような働きかけ・工夫ができていないなあ
と反省します。

そういう、自分にとっての大事なことを、最近は忘れていたので、
子どもの頃からの「好きなこと」をずっと忘れずに来た人の話は
それを思い出させてくれる契機となりました。

子どもたちへ。
読書感想文を書くにあたっては、
よくわからない部分があってもこだわらず、
自分が気になったところ、著者の意見が大きく反映されているところを
ふくらませて書くと、いいと思います。

どうしても何を書いていいかわからない という子どものために、
 参考例を書きました。
ひとつの例として、自分ならどう書くかを、考えてみてください。
 ※丸写しはしないでね!※

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「クジラと海とぼく」を読んで

 クジラについて、ぼくは前からふしぎに思っていました。
どれくらい大きいのだろう。どこにすんでいるのだろう。会うことはできるだろうか。何を食べているのだろう。
ぼくの長い一生の中で、クジラに会うことはできるのだろうか。

 ぼくは、できればクジラに会いたいと思います。
世界で一番大きいと聞いて、とても興味を持ちました。
会うのは難しいかもしれませんが、会ってみたいです。

 この本の中で、主人公の「ぼく」は、クジラに会っています。
たとえば、ハワイに行ったときに、ザトウクジラに会っています。
ハワイでは、町のすぐ近くまでクジラが来るそうです。
ぼくもハワイに行けば、クジラが見られるかもしれないと思いました。
ホエールウォッチングに行って、クジラを見てみたいです。
ボートよりも、ずっとずっと大きいそうです。
しっぽだけが海の上に見えて、そのあと大きな体が、
自分たちのボートの下をくぐりぬけていったら、とてもおどろくと思います。
一生に一度は、そんな風にとてもおどろく体験をしてみたいです。

 この本の「ぼく」は、子どものころから海が好きで、
海の本を読んだり、海の生き物を観察したりしていました。ずっとそういうことをくりかえしていたら、大人になって、
海の写真をとって、記事にする人になれました。

ぼくもこんなふうに、好きなことを仕事にしたいと思います。

ぼくの好きなことは○○です。だから、よく○○を見たり、○○をしたりしています。

仕事にするには、もっともっと○○をしないといけないと思いますが、ぼくはそれをしつづけて、やがては仕事にするぐらいになりたいです。

この本の最後に、「そったく同時」という言葉が紹介されていました。
難しい言葉ですが、自分が何かをしたいと思って行動していたら、同時に、
それを手助けしてくれる出会いや出来事がある、という意味だそうです。
自分自身が、何をしたいかをしっかり考え続けることは、とても大事だと思います。
自分がやりたいことをしっかりやっていくことで、偶然や奇跡が起きて、
夢だと思っていたことも実現できるのだと思います。

ぼくは、将来○○の仕事をしたいと思っています。
そのために、やれることを全部やって、夢をかなえたいです。
たとえば、○○をしたり、○○をしたりすることです。
ぼくはこの本を読んで勇気が出ました。
作者の水口さんが夢をかなえたように、ぼくも、自分の夢をかなえたいです。
そして、それは実現可能だと思います。
ぼくはこれから中学校や高校に行きますが、
そのあいだに○○についての本を読んで、勉強したいです。
○○に行って○○を見たりもしてみたいです。
そうして、大学生になったら、○○をするぐらいになっていたいです。
実現すると信じて、がんばっていきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

読書感想文を書いたのは久しぶりです。

ちなみに、たとえこのとおり書いて学校に出したとしても、賞は絶対にもらえませんので、あしからず。(^^;)

ありがとうのおじぎ男の子今日もブログを読んでいただいて、
     ありがとうございます。大笑い
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Last updated  2011.07.28 21:41:58
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