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2012.01.30
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カテゴリ: いのち


『お母さんは命がけであなたを産みました
 16歳のためのいのちの教科書』
( 内田美智子
、青春出版社、2011/12、1400円)

この本の読書メモの続きです。

本日が第2回。
(第1回は こちら

==============================
『お母さんは命がけであなたを産みました』
読書メモ ロゴ
(p32~最後まで。
太字 は、この本の内容。 緑文字 は僕の個人的な感想です。)

第2章 生きること、生き続けること

・母親の千恵さんを病気で亡くしたはなちゃんは、
 自分の服の管理、風呂の掃除、玄関の靴を並べること、
 みそ汁を作ることが、五歳のころからできます。
 (p51)

びっくりおどろきました。

   えっ? この「はなちゃん」のこと、
   どこかで聞いたことがあるな、と思いました。

   「弁当の日」の竹下先生の講演で
   小田和正の曲をバックに聞いたお話と、同じでした。

   竹下先生の著書でも、ふれられていました。

   「いのちの教育」と「食育」、
   こんなところでつながっているのか!と思いました。

第5章 いのちをいただいて、はぐくむ

・2002年に厚生労働省が行った
 「男女の生活と意識に関する調査」の結果。

 (1)家庭での日常会話が少ない子どもほど、
   性交経験年齢が低い。

 (2)家庭での日常会話が少ない子どもほど、
   出会いから性交までの期間が短い。

 (3)家庭での日常会話が少ない子どもほど、
   人工妊娠中絶の繰り返し率が高い。

 家庭の中で親子の日常会話がどれくらいされていたかによって、
 子どもの性行動が変わってくる。

 早すぎる性行動を遅らせる決め手が、
 親子のコミュニケーションであり、
 それを培うのが家庭の食卓

 「弁当の日」は親と子のコミュニケーションを増やす。

 (p161)

しょんぼりわりとこの調査結果はうなづける気がします。

   親と子のコミュニケーションは、子どもへの教育の基盤になりますね。

   「弁当の日」には、確かに親子のコミュニケーションを増やすメリットが
   あるようです。

   実践の第一人者、竹下和男先生の本はすでにブログでご紹介しました。
   僕が手放しで絶賛した本です。(読んだけど紹介してない本もあります。)

    ▼ 「弁当の日」講演メモ

    ▼ 竹下和男・渡邊美穂『泣きみそ校長と弁当の日』
      ~こんなに感動する本はないかも!?

   勤務校でも今年初めて「弁当の日」の取り組みを始めました。
   他校の取り組みもお聞きしたことがありますが、
   「やってみてよかった」という声ばかり聞きます。
   まだまだどんどん広がっていくかもしれませんね。

(おわりに より)

・「あなたが大切」だと育てられていない子どもたちの前に、
 私たち大人はどんな姿で立てばいいのでしょうか。

 恥ずかしい姿をさらしていないかどうか。
 かっこいい大人として立てているかどうか。 

 子どもが抱えている問題は、
 子どもだけの問題ではなくて、
 大人が大人としての資格を問われているのだと思います。

 でも、いつの日か、子どもたちは大人になります。

 子どもたちが自信を持って大人になれるように、
 子どもたちのお手本になれるような大人として
 子どもたちの前に立ちたいと思います。

号泣 著者の内田美智子さんは、本当に立派だと思います。

   僕は、子どもたちの見本になれるような姿で
   子どもたちの前に立てていません。

   現代では、一部の子どもたちが、家庭での愛情をあまり受けられずに
   学校に来ていることがあります。

   そんな子たちに何ができるのか、自問自答します。

「子どもたちが自信を持って大人になれるように」

   本当に、そう思います。

   そのために、がんばりたいです。

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Last updated  2012.01.30 21:53:33
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