『大富豪アニキの教え』
(兄貴(丸尾孝俊)
、ダイヤモンド社、2012/6、1600円)
この本の読書メモを書いています。
本日が第4回。(第1回は こちら
。)
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『大富豪アニキの教え』4
(p98~113(第8章「失敗する」)より。
・以降の太字部分は、本の内容。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・ 失敗 したほうがええ。
失敗ウェルカムや。
「さぁ~、どんな失敗が待ちかまえているんや」
みたいな感じや。
・ 「失敗がなければ、成長もない」
・人間が本当に成長するのは、
失敗したときだけ。
・「クレーム」なんて最高。ワクワクする。
クレームの中には、
会社の問題がたくさん隠れとる。
それを、わざわざ、お客さまから教えてもらえるなんて、
こんなラッキーなこと、ないやんけ。
・失敗と常に共存して、
解決することを「楽しみ」にするんや。
「人生は、常に、失敗と共にあり」
・「 失敗を共有 」するんや。
社員全員が、ある1人の失敗を、
「自分の責任」として感じることができるか、
全員が痛みを分かち合って、
「よっしゃぁ、次は失敗しないように、みんなでボカ~ンといったろう!」
と全員が思えるか。
ここが肝要なんや。
・失敗を「 他人ごとではなく、自分ごとにできるかどうか 」なんや。
・「オレも、そうやったんや」、
もしくは
「オレも、一緒やねん」。
これが励まし方の、キメ台詞やねん。
・ほかの人の失敗も含めて、
すべてを自分の責任にすることができれば
仲間とつながれる。
失敗して落ちこんどるやつがおったら
「オレも一緒や」って言って絆を強めるんや。
★常に「失敗」と共にあることで成長する
(p113まで) =============================
僕は、ずっと、完ぺき主義でした。
自分も、他人も、ちょっとのミス・失敗が許せない。
そうは言っても、ケアレスミスとかも含めて、
絶対に失敗はおこりますから、
そうするとイライラして、再挑戦するとよけい悪くなったり・・・。
平常心を保つって、なんて難しいんだろう、と思っていました。
特に勝負ごとになると、勝つこともあれば負けることもある。
勝つことにこだわりすぎるから、負けが受け入れられずに「もう1回!」と勝つまでやろうとする。
そうすると平常心を失って勝ち急いでいるから、今度は自分のミスで、もっとコロッとやられる。
そんなことをくり返していました。
「失敗を受け入れる」って、とても難しいけど、とても大事。
確かに、それができたときに、すんげー成長するんだと思います。
学校でも、職場でも、失敗に寛容で、失敗を共有しあえて、
責任はみんなにあると、みんなが当たり前に思ってくれる集団だったら、
すごく居心地がいいし、またがんばろうと思いますよね。
自分1人でがんばっていると思っているときに、
自分を失うと、同じワナにはまり続けて抜け出せなくなる。
そんなときは、時折こうやって読書をしたり人と話をしたりすると、
もう一回「失敗の効用」に気づかされる。
「失敗ウェルカム」な気持ちになれたら、
またがんばれる。
忘れたころにまた読み返したい内容でした。
続きはまた次回。
それでは!
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