きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2019.03.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
​現在、小・中学校は新学習指導要領への移行期です。
新学習指導要領では、小学校英語の教科化(従来より時数増)、道徳の教科化、プログラミング教育の導入が行われます。
学校で教えることは、どんどん増えてきています。

そんな中、はたと立ち止まって、考えたい。

「子どもたちに本当に必要な教育とは何か?」

学校で従来行われてきた教育の中にも、今はさほど重要ではなくなってきたものもあるように思います。

時代は、AI時代。
コンピュータが代わりにやってくれることが、どんどん増えてきています。

教師がやることが多すぎて・・・ということをよく聞くようになりましたが、それは子どもたちも同じ。
子どもたちに「あれも、これも」と要求しすぎるのは、はたして、どうなんだろうか?と思います。

サバイバルアクティブ・ラーニング入門 』を取り上げたいと思います。


『サバイバルアクティブ・ラーニング入門 子どもたちが30年後に生き残れるための教育とは
(西川純、2016,明治図書、
​1660円)

とても読みやすく、考えさせられる内容です。
教師用のノウハウ本でよくありがちな、学校の中の世界のことだけでなく、学校の外の世界のことをたくさん紹介してくれています。真面目な教師ほど、目を開かされる本だと思います。

「子どもたちに本当に必要な教育とは何か?」を考える上で、ぜひ読んでもらいたいです。

さて、この本の中の最後の方に、「特別支援」という項目があります。
その中で、次のような指摘があります。

​・実は、学校の計算を電卓でやらせている国は多いんだよ。​ (p125)

​・全ての子どもがみんな同じものを学ばなくてもいいんじゃないか?​ (p126)

僕は基本的に学校教育の中でも特別支援教育に関わっているので、これらの指摘は、非常によく理解できます。


発達障害と言われる子どもたちの場合は、特に「あれも、これも」を期待することは難しい場合が多くあります。何を選び、何を捨てるか。これは、常に考えていかなければならない問題です。

その次の「オンリーワン」という項目で、筆者はさらに言います。

​・困ったときに学べば良いじゃないか。困ったときだったら、真面目に学ぶよ。

・今の教育は心配性の親が遠足に行く子どものリュックの中に、
 「もしものためにこれも必要かもしれない」
 と色々なものを詰め込んでいるようなものだよ。​
(p131)

「困ったときが、学ぶとき」というのは、自己啓発分野で有名な斎藤一人さんも、言われていました。
子どもだけでなく、大人も、そう。


大切なのは、困ったときに学べる力をつけてやること。
困ったときに学ぼうとする心を養っていくこと。
そんなふうに思います。





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Last updated  2019.03.03 10:06:58
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