・「人間の注意資源は有限」
・たくさんのモノを持つほど、一つ一つの扱いはおろそかになってしまう。
(p22より)
たしかに!
・何かをするときは、「それが何の役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。
(p167より)
「今ここ」を生きることは、ストレスレスな生活の必須要素ですね。
しかし、僕は・・・「これが何の役に立つか」と考えまくりです!
考えすぎて、おなかすいてます!
・「 イネイブラー
」は、アルコール依存症や精神疾患などの問題を抱えた人を甘やかすことで、その人に依存されることに依存している、いわゆる「 共依存
」という状態で、問題を抱えた人が自立すると、自分が必要とされなくなってしまうので、問題を根本的に解決しようとせずにダメな人を甘やかして温存してしまうのだ。
(p175より)
特別支援に関わる人も、もしかしたらそういうことがあるかもしれません。
無意識に相手にずっと助けを求めつづけてほしいと願っていることがあるのかも。
こういう指摘、たまに読むと、反省します。
・ぼーっとするコツは、「乗り物で移動しながら、ただ座っている」みたいに、何もしないでいてもなんとなく気が紛れる状態に自分を置くこと
・瞑想では 「ある一点にひたすら意識を集中する」
とか
「自分の身体を限りなくゆっくり動かして、その身体感覚に意識を集中する」
とか、
何かダミー的な目標に意識を向けることで、心の中をクリアにしようとする。
(p187-188より)
「瞑想」についての本は少し読んだだけで全く実践できていません。
しかし、あくせくとやることに追われて健康を害している気がするので、
「瞑想」的なこと、大事なんだろうなー、と思います。
「瞑想」のコツを、非常に短い言葉でコンパクトにまとめてくれていて、ありがたい。
・丹田に意識を集中するというのは、
「全身からうまく力を抜くために
いくら意識しても力が入らない場所を集中して意識する」
ということ
(p189より)
これもさっきの「瞑想」と一緒で、丹田に意識を集中するとはどういうことかというのを、短く解説してくれています。
齋藤孝さんの本が好きでよく読んでいますが、「そうか、丹田に集中というのはそういう意味があったのか!」と、初めて理解できました。
・「自分はもっと早く死んでいてもおかしくなかった、今の人生は余生とかオマケみたいなものだ」と思えば、どんな厄介な出来事が起こっても「人生はいろいろあるなあ」と思って楽しむ余裕が出てくる。
(p193より)
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