きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2019.12.03
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カテゴリ: 本の紹介
元「日本一のニート」phaさんの『しないことリスト』を読みました。



『しないことリスト』
(pha 著、だいわ文庫、
2018、 650円 ​)



『しないことリスト』 【電子書籍】[ pha ] ​​

妻が買っていたので、軽い気持ちで読み始めたのですが、
軽く読めて、なかなか役に立つことが書いてありました。
(特に最後のほう!)

phaさんはブロガーで、この本もブログ記事がもとになっているそうです。

「そうか、ブログにはこういうことを書けばいいのか!」
と思いました。大笑い



著者はかなりの読書家で、この本に多くの本から得たと思われる知識が凝縮されています。
本をたくさん読むよりも、この小さな文庫本を一冊読むほうが、お得かもしれません。

興味を持った話は、紹介されている本にあたるといいと思います。
僕は、p190で紹介されていた山田風太郎の『人間臨終図巻』に興味を持ち、読んでみると、僕の年齢でサン=テグジュペリが亡くなっていることが分かりました。
サン=テグジュペリの遺志を継いで生きよう、と少し思いました。(^^;)

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​『しないことリスト』
読書メモ ロゴ

​・「人間の注意資源は有限」
・たくさんのモノを持つほど、一つ一つの扱いはおろそかになってしまう。
(p22より)

大笑いたしかに!


​・何かをするときは、「それが何の役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。
(p167より)

号泣 「今ここ」を生きることは、ストレスレスな生活の必須要素ですね。
  しかし、僕は・・・「これが何の役に立つか」と考えまくりです!
  考えすぎて、おなかすいてます!


​​​・「 イネイブラー 」は、アルコール依存症や精神疾患などの問題を抱えた人を甘やかすことで、その人に依存されることに依存している、いわゆる「 共依存 」という状態で、問題を抱えた人が自立すると、自分が必要とされなくなってしまうので、問題を根本的に解決しようとせずにダメな人を甘やかして温存してしまうのだ。
​​
(p175より) ​​

しょんぼり 特別支援に関わる人も、もしかしたらそういうことがあるかもしれません。
  無意識に相手にずっと助けを求めつづけてほしいと願っていることがあるのかも。
  こういう指摘、たまに読むと、反省します。

​​

​​​・ぼーっとするコツは、「乗り物で移動しながら、ただ座っている」みたいに、何もしないでいてもなんとなく気が紛れる状態に自分を置くこと
・瞑想では 「ある一点にひたすら意識を集中する」 とか
「自分の身体を限りなくゆっくり動かして、その身体感覚に意識を集中する」 とか、
 何かダミー的な目標に意識を向けることで、心の中をクリアにしようとする。
​​
(p187-188より)

びっくり 「瞑想」についての本は少し読んだだけで全く実践できていません。
  しかし、あくせくとやることに追われて健康を害している気がするので、
  「瞑想」的なこと、大事なんだろうなー、と思います。
  「瞑想」のコツを、非常に短い言葉でコンパクトにまとめてくれていて、ありがたい。


​​・丹田に意識を集中するというのは、
「全身からうまく力を抜くために
 いくら意識しても力が入らない場所を集中して意識する」
ということ
(p189より)

スマイル
これもさっきの「瞑想」と一緒で、丹田に意識を集中するとはどういうことかというのを、短く解説してくれています。
  齋藤孝さんの本が好きでよく読んでいますが、「そうか、丹田に集中というのはそういう意味があったのか!」と、初めて理解できました。


​・「自分はもっと早く死んでいてもおかしくなかった、今の人生は余生とかオマケみたいなものだ」と思えば、どんな厄介な出来事が起こっても「人生はいろいろあるなあ」と思って楽しむ余裕が出てくる。
(p193より)

ぽっ人生生きていれば本当にいろいろなことがあります。
  打ちひしがれるようなことが、立て続けに起こることも。
  ただ、そんなときに、若くして亡くなられた他の人たちのことを知ることで、「自分ももっと早く死んでいてもおかしくなかった」と思えれば、残された人生を楽しむことができるような気がします。
  今生きていることは、当たり前では、ありません。

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この本のオーディオブックもあります。試聴できますよ。
▼​ https://audiobook.jp/product/244550
(朗読:舩山陽司  再生時間 3時間25分 現在標準価格1320円)





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Last updated  2019.12.03 19:00:09
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