** 長島便り **

2004/05/24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
韓国帰省の話をいろいろ書いてきましたが

国際結婚をしたんだな」と実感します。

普段、アメリカで生活していると
まず、家庭での会話に100%日本語を使っていることが
大きいとも思うのですが、同じ肌の色、同じ顔の作りの者同士
お箸とお茶碗でお米のご飯を食べ、5月5日には
「お、今日はこどもの日だね」なんて会話をしている夫と私。
日韓の習慣や文化が非常に似ているせいか


お正月に「韓国ではお雑煮に餃子を入れる」話を聞いても
たとえば九州出身の人が「お雑煮にブリを入れる」と
言うのを聞くような感覚なのです。

「うちの夫は名古屋出身」と言うのと同じ感覚で
「うちの夫はソウル出身」と言っているのです。

「これ関西弁で何て言うの?」と聞くのと同じように
「これ韓国語で何て言うの?」と聞いているのです。

「韓国人の夫とアメリカに暮らしている」と自己紹介文にも
書いてはいるのですが、「北海道出身の夫と沖縄出身の
妻が東京で出会って結婚しました」くらいのノリで書いて
いました。


自分に当てはめて考えた事が無い。
先日も「姪がイギリス人と結婚した」という日本人女性の
話を聞いていて「お、国際結婚ですか、カッコイイ~」
なんて言ってみた直後にはたと気付いて「自分もだ」と思った。
それくらい、普段は外国人同士であるという事を意識しないのです。


どちらか一方の国に暮らしていたりすれば
おのずと「自覚」生まれるのでしょうが
第3国に暮らしている同じアジア人同士という特殊な
環境からこんな感覚が生まれてしまったのかもしれません。

今まで意識したことが無かったのですが
夫と私はある種の独特な環境に暮らす
どちらかというと珍しいケースなのではないかと
最近ふと思いました。

今日からはもう少し「インターナショナル・カップル」
(響きがカッコイイ)としての自覚を持って
この日記にも意識しながら書いてみようと思います。
「自覚」が何日もつか乞うご期待です。







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最終更新日  2004/05/25 08:47:43 PM


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