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ホルスト:組曲「惑星」(コリン・マシューズによる「冥王星」付きバージョン)サイモン・ラトル指揮/ベルリンフィル平原綾香の「ジュピター」で、クラシックに興味がなかった人にも有名になった、ホルストの「惑星」です。元々この曲は「火星」から「海王星」までの7曲からなる組曲ですが、しかしこのディスクはなんと、「冥王星」付きバージョンです。「冥王星」はコリン・マシューズという作曲家が2000年に作曲したのだとか。それにしても、このディスクがリリースされたとたん、冥王星が太陽系の惑星から除外されてしまうとはなんという皮肉。・・・・と思っていたら「冥王星」というキーワードでむしろ注目を集めているらしいです。Amazon.co.jpの「ミュージック」カテゴリ全体で2006年8月26日午前2時現在、このディスクがなんと6位です!スガシカオより上位に来てます(笑)http://www.amazon.co.jp/gp/browse.html/ref=topnav__gw/249-7888807-3327513?ie=UTF8&node=561956ホルストの「惑星」は、個人的にはパワーと推進力にあふれた、コリン・ディヴィス指揮/ベルリンフィルが好きです。耳をつんざくような圧倒的な金管のパワーで爽快感を得たいときはレヴァイン指揮/シカゴ響です。でもなんと言っても定番はカラヤン/ベルリンフィルですね。・・・ベルリンフィルって結構「惑星」を録音してるんですねー。
August 25, 2006
以前にも紹介した、築地魚がし料理「金八」のランチの人気メニュー「魚がし丼」です。上に乗っているお刺身はそのときによって変わるのですが、今日は甘エビ・イカ・ホタテ・ヒラメでした。この「魚がし丼」、中落ちにも秘密があります。醤油ベースのオリジナルの「ヅケ」用のタレと卵を混ぜこんであります。はじめから味が付いていて、なめらかな食感です。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
August 24, 2006
家の中で、そーっとそーっと二本足で松葉杖を使わずに歩いてみた。実はまだ医師の許可が出ていないのだけど、フライング。右足がなんだか不思議な感覚。バランスが悪い。痛みや、無理な力がかかっている感じはしない。回復しつつあるのを実感した。
August 23, 2006
FacesServletのURLパターンマッピングにプレフィックスによるマッピング /faces/* を使った場合、クライアントから/WEB-INF 以下のリソースにアクセスできてしまう問題に対応した模様。試しにブラウザから htp://host:port/contextpath/faces/WEB-INF/web.xmlにアクセスしてみた。すると、ブラウザへは404NotFoundが返り、Tomcatのコンソールに次のように出た。警告: Someone is trying to access a secure resource : /WEB-INF/web.xml remote address is 127.0.0.1 remote host is 127.0.0.1 remote user is null request URI is /contextpath/faces/WEB-INF/web.xmlこんな深刻なセキュリティ上の不具合がなぜ今まで対応されていなかったのか不思議です・・・
August 23, 2006
この絵は、ヨハネス・フェルメール・ファン・デルフトの「Die Malkunst(絵画芸術)」です。Kunsthistorisches Museum Wien(ウィーン美術史美術館)が所蔵しています。左側から光が差し込んでいます。女性が着ている服の色は青と黄です。大きな布(カーテン・地図らしき物)が描かれています。フェルメールお得意のパターンですね。この絵は「絵画の寓意」とも言われています。非常に意味深な寓意がたくさん盛り込まれています。女性が月桂冠をかぶり、本とトランペットを持っているのが印象的です。この女性は人間の知的活動を司る9人の学芸の女神の一人「クレオ」を描いたと言われています。本は「知識・智恵・歴史」を表し、トランペットは「名声・告げる物」を意味します。そして、月桂樹の冠は「勝利」です。奥にあるのは地図が描かれたタペストリーのような物です。「世界」を表しています。この画家はフェルメール自身とも言われています。この作品の中で描いている絵はまだ描き始めです。絵画芸術はまだまだこれから!という意思の表れだと言われています。細部まで非常に細かく描かれています。ウィーンで初めてこの絵を見たとき、1時間以上も観ていました。観るべき物が多数盛り込まれた、非常に完成度の高い作品です。私は、音大を卒業し、ドイツで修行し、短い間ですがプロとして活動していた経歴を持っていますが、音楽の都ウィーンにはなぜか縁がなく、初めて行ったのは3年前でした。フェルメールの全作品を見るのが夢なので、もちろんウィーン美術史美術館へフェルメールを観に行きました。そして、その次の年に日本に「絵画芸術」が来ました。この時はなぜか「画家のアトリエ」という名前で公開されていたのが不思議です。http://event.yomiuri.co.jp/2004/S0178/vermeer.htmフェルメールは日本でも非常に人気のある画家なので、この展覧会でも一番最後に展示され、目玉作品としての扱いでした。案の定、ウィーンとは比較にならない混雑ぶりでした。飾ってある部屋の明るさも壁の色も違うので、随分と印象が変わって見えたのを覚えています。
August 22, 2006
週末の検査の結果。先生はレントゲンを見るなり一目で「ああ、もう大丈夫!」と言ってくださいました。右足に体重の1/3~1/2まではかけてもよいと許可が出ました。当て木&包帯も卒業で、サポーターのような装具に。靴下も履けるし、靴もサンダルぐらいなら履けます。考えたら一ヶ月もの間、右足は靴も靴下も履いてなかったのでした。まだ歩くときには松葉杖が必要ですが、立つだけならやや左足に寄った状態なら、杖なしで自分の足で立てるんです!「自分の足で立つ」ことがこんなに嬉しいとは!ちょっとだけクララの気持ちです(笑)これからリハビリを頑張らねば。
August 21, 2006
昔ドイツで覚えた悪いことの一つが「昼間からビール」です。日本では「昼間から酒なんて」としかめっ面される場面ですが、ドイツでは全然平気です。特にミュンヘンなどはこの傾向は強いです。ウィーンやパリあたりではカフェでコーヒーを飲んでいるような場面でも、ミュンヘンあたりではみんなこぞってビールです。それも屋外で。どの店も路上に椅子とテーブルを並べています。・・・まあ、ビールに限らずヨーロッパの人はなぜか屋外で飲食するのが 好きなのですが。冬場でもコートを着込んで屋外用暖房機を使ってまで 外でコーヒーを飲んだりしますね。暑いとビールが美味しいので、実は夜より昼間の方が美味しかったりします。暑い夏は、カフェのテラス席で昼間からビール。最高です。
August 20, 2006
夏真っ盛りですね!今日は自由が丘に行って、美容院でカットした帰りにかき氷を食べました。お気に入りは宇治金時です。母も祖母もお茶の先生ということもあり、幼い頃から抹茶に親しんできた私はシロップは甘すぎず、お茶の苦みを活かし、あんこの甘さで食べるのが好きなのです。シロップじゃなくてお抹茶そのものがかかっているぐらいでもOK。しかし今日のお店はシロップも甘めでした・・・残念。お茶関係の甘味はやっぱり都路里が一番ですね。11月に京都に行ったら祇園の都路里にまた行こう・・・
August 19, 2006
なんとなく、話の流れでフェルメール紀行を続けてみようと思います。今年の4月には、ドイツで唯一観ていなかったフェルメールの作品「ワイングラスを持つ娘」を観るためにブラウンシュヴァイクへ行きました。ここのヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館がフェルメールを所蔵しています。ワイングラスを持つ娘左側に窓があり、光が差し込んでいます。床の色は青と黄です。大きな布(テーブルクロス)が描かれています。フェルメールお得意のパターンですね。あまり大きくない美術館ですが、レンブラントやルーベンスなど、フランドル絵画のコレクションが充実しているのが印象的でした。ここで感じたこと。ベルリン・パリ・ウィーン・アムステルダム等の大都市の美術館とは違い、予算がないのか、技術がないのか、絵の修復があまりされていません。どの絵も色あせて白っちゃけて見えます。現代の絵の修復は、科学的分析等を駆使してどちらかというと「復元」に近い作業をするのでとても色鮮やかです。こういう絵を見慣れた眼にはそのまま置いてあり、時が過ぎて色あせた絵がかえって新鮮に映るから不思議です。ブラウンシュヴァイクは、ハノーファーにほど近い地方都市です。美術館以外は何もありませんでした。文字通り「何もない」なら田舎の情緒もありそうなものですが、駅前にはロータリーがあり、ホテルがあり、銀行があり、ショッピングセンターやデパートがあり、バスやトラムも整備されています。暮らすために必要な物はすべて揃っていますが、わざわざ行って観るべき物が何もないのです。美術館だけ行ってさっさと引き返してきてしまいました。ブラウンシュヴァイクの中心部
August 18, 2006
今日のお昼は、魚がし料理「金八」でかつを刺定食です。ここのかつをは定評があります。肉厚・新鮮・もちろん生。こんなに美味しいお昼ご飯を食べられて幸せです。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
August 18, 2006
諸々の事情や経緯があり、私はオランダへはかれこれ15回ほど訪れています。アムステルダムとデン・ハーグは地図無しで歩けます。そんな中でフェルメールの絵に出会い、今ではフェルメールの全作品を観るのが夢になっています。この絵は、アムステルダム国立美術館にある「ミルクを注ぐ女」です。初めてこの絵を見たときの衝撃は忘れられません。この絵は、大部屋のたくさんの絵がある中の一枚です。でも、遠目に見てこの絵だけが特別な光を放っているのが一目でわかりました!ミルクが輝きながら本当に流れているようです。「光の芸術家」と呼ばれるフェルメールの面目躍如といったところでしょうか。個人的には、デン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館がお気に入りです。建物そのものが元は個人のお屋敷だった美術館で、とってもオシャレです。大きさもちょうど良いです。マウリッツハイス美術館マウリッツハイスには、有名な「真珠の耳飾りの少女」と「デルフト眺望」があります。光と並ぶ、フェルメールのもう一つのテーマは青と黄です。このページに載せた写真の人物はすべて青と黄の服を着ています。(「デルフト眺望」にも、青と黄の服を着た人物が小さく描かれています。)オランダは一年を通して、本当に天気の悪い国です。初夏のいい時期を除いて、ずーっとどんより曇り空。雨が降ったり止んだり。秋冬は雨の降らない日が一週間に一日あるかないか。電気のない時代は本当に暗い国だったことでしょう。レンブラント、フランス・ハルス、ファン・ダイク、ルーベンスらの絵は黒っぽい、暗い色の絵が多く、フェルメールの絵には光の貴重さを感じ、ゴッホはこんな国から強い日差しの南仏へ行った結果、あんなんなっちゃった(笑)のがよくわかります。「真珠の耳飾りの少女」という映画がありました。映画作品そのものも楽しめますが、フェルメールの作品を知っていると「あ!あの絵のシーンだ!」「あの絵に出てきた人だ!」という楽しみもたくさん盛り込まれています。これまで、ヨーロッパ大陸にあるフェルメールの作品は全部観ました。今年の4月にはドイツで唯一観ていなかった作品「二人の紳士と女」を観るためにブラウンシュヴァイクという地方都市まで行きました。あとは、イギリス・アイルランド・アメリカを残すのみです。本来、アメリカという国にはあまり興味がないのですがフェルメールを観るために一度は行くと思います。
August 17, 2006
お盆明けで今日から魚がし料理「金八」が開いたので、ランチは当然(?)金八へ。せっかく市場が開いたのですが、ここ数日、ちょっとバテ気味だったのでお刺身関連ではなく、うな丼 (\1,000) にしました。肉厚で柔らかく、脂っこ過ぎず、美味しいうなぎでした。魚がし料理「金八」中央区築地2-9-203-3543-0639地図
August 17, 2006
VOTE の結果、Beta Release ということに。残念ながら GA ではないが、とりあえず Struts 1.3.x の初リリースとなる。
August 17, 2006
今日は朝から雨が降っていたので、会社に連絡して在宅勤務にしてもらいました。松葉杖では雨の中傘を持てないし、包帯やギプスが濡れてしまうので仕方ないのですが、『雨が降ったから会社に行かない』・・・うーん、何度書いてもゼイタク&ワガママな響きだ。在宅勤務の良いところ1. 好きな音楽をガンガンかけながら仕事できる →ゴキゲンです2. 炊飯器のスイッチを入れて仕事できる →夜帰ってからご飯を炊くと食べ始めるのが遅くなるんですよね~3. 洗濯機を回しながら仕事できる →夜帰ってから洗濯すると結構時間を取られるんですよね~在宅勤務の悪いところ1. 光熱費が嵩む →エアコンを付けてる時間が長くなる夏場・冬場は特に。2. 同僚に気軽に「○○って知ってる?」と声をかけられない →日々技術を高め、情報収集を続けるエンジニアにとって、これは重要ポイント。 人それぞれ、得意分野を持っているし。3. 魚がし料理「金八」に行けない →自宅だと、築地の美味しい魚は食べられません。 明日から開くので、行かねば!今日は、ずっと家にいたので大物を聴いていました。ワーグナー:ニーベルングの指環全曲ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィル私はオペラも良く聴きますが、どちらかというと歌よりもオケ寄りの人間。カラヤンのワーグナーは、マニア(所謂ワグネリアン)の間では賛否両論あるようですが私は、オケが重厚で美しく、堂々と立派に鳴るカラヤンの演奏が好きです。ワーグナーっぽい毒々しさはそれほど感じません。ここが純粋なワグネリアンに受け入れられない点なのでしょうか・・・60年代後半の、ベルリンフィルの黄金時代と呼ばれている時期の録音。これだけ充実したオケのサウンドを聴かせてくれる演奏はそうそうありません。今や伝説となっている名手が勢揃いです。特に、トランペットのヴェゼニック教授&アイヒラー教授。ラッパ一本でオケを圧倒してくれます。ここまで凄い迫力・圧倒的な存在感のトランペットは、今はどのオケにもみられなくなってしまいました。
August 16, 2006
スペインの歌波多野睦美(vo) / つのだたかし(gt)波多野さんの声は、私にとって究極の癒し・子守歌。疲れたとき、優しい声にふんわり包まれたいときによく聴きます。すっと自然にしみこんでくる声。波多野さんのCDを買うと、最初のうちはなかなか最後まで聴けません。寝る前にかけて、あまりの心地よさに最後まで聴かないうちに寝てしまうので・・・このアルバムは、スペインの古い歌を集めた一枚。「アルフォンシーナと海」と並んで、お気に入りの一枚です。波多野さんは、飯田橋のトッパンホールでよくリサイタルを開きます。時間が合えば私も聴きに行くのですが、帰り道に通る道の脇にある建物。私がシステム開発業界に入って以来最悪の地獄を見た現場です。「定時=終電」「残業=徹夜」の世界。22:00から、23:00からミーティングがバンバン入ります。突然倒れて3日間意識不明になる人や、あまりの辛さに失踪する人もいました。床で寝たり、会議室の椅子を並べて寝たりもしました。顧客要件をまとめられるSE、プロジェクトを束ねられるPMがいないので、誰が何をしているのか、誰も把握できないプロジェクト。自分がどこへ向かっているのか、この道で正しいのか、ゴールはどこなのか、誰も把握できないプロジェクト。波多野さんのリサイタルの後、いつもこの悪夢が脳裏をよぎります。あの現場にいたときに、この人の歌を知っていれば・・・
August 15, 2006
月・火・水と築地の市場が休みなので、合わせて金八も休み。というわけで仕方なく、今日のランチはピザです。会社から徒歩1,2分のところにある、サルヴァトーレ・クオモ東銀座店です。「東銀座店」という名前ですが、住所は「築地1丁目」です。店内にピザ焼き窯を備えており、ピザは美味しいです。写真は、ピッツァ・マルゲリータ。・・・しかし、良いのは味だけ。店員さん、仕事できません。手際悪すぎ。まるで学園祭の模擬店です。狭い店内に対して店員の人数は多いのですが、多いだけに効率の悪さ・無駄な動きの多さが目立ちます。テキパキ・スマートとは無縁。店の前でお客さんが待っていてもほったらかしです。席に着いてからも、メニューや水を出すのにさえ時間がかかる。以前、風の強い日にテラス席に案内されてピザやサラダが砂利だらけになったこともありました。そこで急遽会社まで配達にしてもらったのはいいけどパスタに付属のフォカッチャを付け忘れたり。(このときは、同僚のWさんが怒りまくってフォカッチャの分を 返金させ、さらに食べ終わった後のゴミを持ち帰らせました)ピザ窯の容量が少ないらしく、かなり待たされます。客席数に対する生産能力の見積もりを誤ってるとしか思えません。しかも、時間がかかることは厨房が注文を受けた段階でわかるはずなのに、だいぶ経ってから時間がかかることを伝えてきます。今日もピザが出てきたときはパスタの人が食べ終わった後でした。まだ最後の一切れを手に持っているのに、お皿を下げます。出てくるのは遅いくせに下げるのは早い。接客・店舗運営の品質管理や教育はいったいどうなっているのでしょう?一緒に行った同僚達は「もう二度と行かない」と口々に言ってました。サルヴァトーレ・クオモhttp://www.salvatore.jp/
August 15, 2006
昨日、第11回世界バレエフェスティバルのガラ公演に行ってきました。バレエの公演を見るのは本当に久しぶりです。この公演は、3年に一度、NBSが総力を上げて開催するバレエの祭典。世界中のトップダンサーが一堂に会します。バレエに詳しくない自分でも聞いたことのある名前がずらり勢揃いです。いろいろ気づいたこと。1. 女性客が圧倒的に多い。2. そのためか、入場者全員に香水のプレゼント3. やはりそのためか、空調がきつくない4. やはりそのためか、男性用トイレは地下一ヵ所のみにされてしまった(!)5. 始まる前、緞帳に本日のプログラムと出演者とスタッフが テロップのように映し出されていた。映画やテレビドラマみたい。6. 音楽とは違い、お客さんは「聴きに」来ているのではなく 「観に」来ている。なので、音楽がまだ鳴っていても拍手は普通に起こる個人的には4.が困りました。私の座席は4階席だったのですが、休憩時間に松葉杖で4階と地下とを往復するのは結構大変でした。東京文化会館の客席にはエレベータもエスカレータもないのです!それから、6.と同じ理由で、バレエの公演は高い席から売れていくらしいです。音楽は、安い席から売れていって、最後に残るのはS席なのですが・・・舞台は、すごく楽しめました!バレエの面白さを少しだけわかったような気がします。良さそうなのがあったらまた行きたいと思います。※ちょっと編集しました。
August 14, 2006
JSF1.2の前バージョンからの変更点の中に、下記のようなものがあるので試してみた。1. JSF EL 式と JSP EL 式の統合2. JSF タグと、JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングのずれを修正環境は、Windows XP pro SP2/jdk1.5.0_08/Glassfish (JavaEE SDK) /Sun JSF RI 1.2_01サンプルアプリケーションは、RI に含まれている NumberGuess アプリケーションを利用。1.JSF EL 式と JSP EL 式の統合。 Webでいろいろ調べてみたが、情報がやや錯綜気味。 従来の JSF EL 式は非推奨となる、なんて情報もあるが オフィシャルな Specification では、しっかり #{...} で書いてあるし RI 付属のサンプルでも #{...} しか使っていない。 試しに、/greeting.jsp の 39、40行目のJSF タグに ${...} を書いてみたら <h:outputText lang="en_US" value="${UserNumberBean.minimum}"/> <h:outputText value="${UserNumberBean.maximum}"/> 次のような実行時例外になってしまった。 org.apache.jasper.JasperException: /greeting.jsp(39,6) According to the TLD, the attribute value is a deferred-value or deferred-method, but the specified value contains a $-expression JSP ボディ部に #{...} を直接記述できるようになるという情報もあったが、 これも NG。実行時例外になる。 ただし、内部で使われている EL 関連クラスの package は変更になっている。 javax.faces.el.... だったのが、javax.el.... になった。 #{...} と ${...} の記述は従来と変わらず、ただし内部的には JSF と JSP で同一の物を使うように変更されたということかな? しかし、昨年の JavaOne Tokyo では、当の Craig と YUTA さん本人が 「JSF タグに ${...} を書けるようになる」と言っていたので その後仕様変更になったか、先送りになったのか。 <c:forEach /> の内側に JSF タグを記述できるようになったのは確認。 ちゃんと動きました。2.JSF タグと JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングのずれを修正 従来、JSF タグと JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングが違ったので、 このように記述すると <h:outputLink value="http://www.casareal.co.jp/" > casareal </h:outputLink> こう出力されてしまっていた。 casareal <a href="http://www.casareal.co.jp/"> </a> しかし、JSF1.2ではこのように出力してくれる。 <a href="http://www.casareal.co.jp/"> casareal </a> これは大きな進歩ですね!
August 14, 2006
チャイコフスキー:交響曲第4番エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮/ソヴィエト国立交響楽団1990年、スヴェトラーノフ率いるソヴィエト国立交響楽団は、東京でチャイコフスキーの交響曲の全曲演奏を行いました。当時高校生だった私は、がんばってバイトしてこのシリーズを全部聴きに行きました。そしてこの時のライヴは全てCDで発売され、ファンの間では伝説となっています。当時聴いた中でも、後でCDで聞き返しても一番の出来はこの第4番でした。第1楽章の劇性、圧倒的な高速コーダ、高らかに鳴り響くファンファーレ、そして心臓が止まるかと思ったゲネラル・パウゼ。本当にドキッとさせられました!それから、折り目正しく・繊細な第2楽章・第3楽章。息つく暇を与えない終楽章コーダ。お客さんたちは唖然・騒然・大興奮でした。まさに鳥肌モノ。このCDにも終了後の拍手と歓声が収められており、この時の会場の興奮ぶりもよく伝わってきます。数あるこの曲の演奏の中でも、これ以上の演奏にはまだ出会ったことがありません。名演奏に出会うと、その時その場所に居合わせたことを神様に感謝したい気持ちになります。第5番も第4番と並ぶ凄い演奏でした。第2楽章に有名なホルンソロがあるのですが、これがこの上なく美しい。演奏後、スヴェトラーノフはこのソロを吹いたホルン奏者の手を引いて指揮台のところまで連れてきて褒め称えていました。第5番のCDは在庫が少ないらしく、HMVやタワーレコードのサイトでは検索に出てきませんでした。まだAmazonでは入手できるみたいです。スヴェトラーノフと言うと、一般的に爆演系と思われがちですがすごく繊細で折り目正しい、きちんとした演奏をします。もちろん、ここぞという時の煽り方もハンパじゃないのですが・・・なんだかロシア物を聴きたい気分のここ数日です。
August 13, 2006
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮/レニングラードフィルムラヴィンスキーの演奏には、ロシアの民族魂とか土臭さを求めてはいけないような気がします。ある意味「洗練」とさえ言ってもいい、極限まで無駄を省き、完璧に統率され、鍛え上げられた演奏。管楽器が音を外したら即、銃殺刑かシベリア送りになりそうな、異常なまでの緊張感・緊迫感。言わば「ムラヴィンスキー将軍率いる軍隊」です。この演奏を聴くと「ああ、ロシアの大地は永遠に凍ってるんだな・・・」と思ってしまいます。ムラヴィンスキーの演奏は、映像もいくつかリリースされています。彼の指揮は本当に無駄がありません。必要最小限の手の動きと、冷徹までな眼光でギロッと睨むだけです。聴いている方も疲れますが、これを聴くと他の演奏が生ぬるくて仕方なくなります(笑)この曲の「革命」というサブタイトルには色々と疑惑があります。当時のソ連当局との政治的駆け引きなどがあったようですが本来は付けていなかった名前が後付されたことは間違いないようです。
August 12, 2006
築地「金八」ランチの人気メニュー「魚がし丼」(\1,000)です。ヅケになった中落ちとお刺身3種が乗った海鮮丼です。手前の小皿にご注目。ゴマダレです。これをかけて食べます。中落ちやお刺身にゴマダレ、これが美味しいんです!季節やその日によって乗っているお刺身が若干変化します。いくらや鯖が乗っていることも。今日は甘エビとホタテとマグロでした。常連さんに根強い人気のあるメニューです。私の上司は毎日こればかり食べていたときがありました。最近は他のメニューも頼むようになりましたが・・・・
August 11, 2006
ベルリオーズ:幻想交響曲ジョン・エリオット・ガーディナー指揮/オルケストル・レヴォルショネール・エ・ロマンティーク(DVD)ベルリオーズの幻想交響曲と言えば、ワーグナーやチャイコフスキーと並んで比較的大編成のオーケストラが、その演奏能力や音色の多彩さを存分に発揮できる曲、というイメージがどうも定着してしまっているようです。でも、考えてみればベルリオーズという人は、実はベートーヴェンとほぼ同時代の作曲家なんですよね。幻想交響曲の初演は、ベートーヴェンの没後わずか3年後でした。その時代様式を考えると、こんな演奏になりました、というのがこのディスク。オルケストル・レヴォルショネール・エ・ロマンティークはフランスで結成された古楽器オーケストラです。注目は、第3楽章「Bal(舞踏会)」。古楽器によるbalは、なんとオシャレで、優雅で、軽やかな舞踏会なのでしょう!ベルばらの時代のフランス貴族の舞踏会の雰囲気が薫り豊かに再現されています。洋館や当時の貴族の服装が、ややセピア色がかかって脳裏に浮かんでくるようです。そして第5楽章「断頭台への行進」。セルパンやオフィクレイドといった、現代では博物館でしか見ないような楽器が登場します。セルパン(serpent)オフィクレイド(Ophicle?de)セルパンやオフィクレイドは、中低音金管楽器に分類されている楽器です。後の改訂版によるモダンオーケストラの演奏ではチューバ2本に置き換えられている箇所です。こういう楽器を演奏するところを見られるのもDVDの良さですね。最後に第6楽章「ワルプルギスの夜」。魔物達が丘の上に集まって宴をしている場面です。ここでも古楽器による演奏は絶大な演奏効果をもたらします。魔物達がドカドカと走り回り、ギャーギャーと騒ぎまくる様がなんともリアルです。他にも、この時代主流のトランペット(ナチュラルトランペット)とこの時代発明されたばかりのバルブ式コルネットの併用とかファゴットのみ倍管とか、バロックトロンボーンとか、視覚的にも興味深いシーンが満載です。大オーケストラを豪快に鳴らす演奏に耳慣れた人にはちょと違和感のある演奏かも知れません。でも、ベートーヴェンのシンフォニーだって、昔は大編成のオーケストラを豪快に鳴らしていましたが近年は古楽器演奏とその影響で、小さめの編成で、鮮明に明快に、というスタイルが広まってきました。そろそろベルリオーズにも、作品の本来の姿を洗い出す演奏が定着してきても良いのではないでしょうか?ちなみに、このオーケストラ、女性奏者が比較的多いのですが特にコントラバスのお姉さん、カッコ良すぎです!!!
August 10, 2006
昨日、ヴァントの新譜が届いたので聴いてみました。ブルックナー:交響曲第5番ギュンター・ヴァント指揮/ミュンヘンフィル(1995)せっかくなので、既に持っている下記の2枚も聞き比べ。ブルックナーの聞き比べなので、利き酒ならぬ「利きブル」です。しかも、同一指揮者による、別オケで。ブルックナー:交響曲第5番ギュンター・ヴァント指揮/ベルリンフィル(1996)ブルックナー:交響曲第5番ギュンター・ヴァント指揮/NDR so(1989)まず、新譜のミュンヘンフィル盤。1995年のライヴ。オケの音が一番柔らか&まろやか&なめらか。とても暖かい音がする。でも「ヴァントらしさ」を追求したらちょっと違うような気も。。。。ミュンヘンフィルらしさを求めるなら、ティーレマンの大きくゆったり構える演奏のほうがいいかも。次に、ベルリンフィル盤。1996年のライヴ。さすがベルリンフィル!すごいパワー!「オケがよく鳴る」とはこのことか。アバド時代以降のベルリンフィルは多彩な音色を得たと思うけど、オケがよく鳴る気持ちよさ・充実感を与えてくれることが少なくなったような気がします。近年では珍しく、よく鳴るベルリンフィルを体験できます。最後に、NDR so(北ドイツ放送交響楽団)盤。1989年のライヴ。80年代以降、ヴァントの手兵だった NDR だけに、ヴァントの意図をよく具現化できています。このオケの少し硬質な音もヴァントの厳格な音楽によく合っています。「ヴァントらしさ」を求めたらやはりこの録音でしょうか。私自身の好みは、NDR盤 > BPO盤 > MPO盤 かなぁ。ヴァント自身はブルックナーの交響曲の中ではこの第5番が一番好きなのだそうです。私は第9番が一番好きです。
August 9, 2006
今日の朝、雨が降っていたので会社を休みました。・・・うーん、なんてゼイタクな。松葉杖で雨の中を歩くのは、両手がふさがるので大変なのです。どうしても自分がいなければどうにもならないという仕事の予定も無かったので、休むことにしました。夕方からは病院へ。しかもタクシーを使ってしまいました。電話で呼ぶと高いんですね~。運転手さんに聞いたら、車がどこから呼ばれるのかによっても違うのだそうです。そんなの、車やタクシー会社の都合じゃないか!とも思ったり。しかも、初乗り\660は変わらず、その後のメーターの上がり方がエラク早い。なんだかだまされた気分・・・・そして、病院の近くのスーパーで買い物をして帰りもタクシーを使ってしまいました。昨日の会社帰りに、電車で席を譲ってもらえなかったんです。杖があるとはいえ、40分間片足で立っているのはかなりキツイ。手すりに必死でしがみついていないと、発車・停車の揺れ程度ですぐに倒れます。優先席には、どう見ても健常な親子3人連れがいます。お母さんは携帯電話で通話中!お父さんは5歳ぐらいの娘の相手。・・・なんだか悲しくなりました。譲ってもらえるのはあくまで、その人の厚意だし、松葉杖だと席を譲ってもらえると期待していた自分が甘いのか?とか思って自己嫌悪したり。そんなこともあって、つい電車よりタクシーを選んでしまった自分。治療費も結構かかっているので節約しなきゃいけないのに。今日の検査で治癒状態があまり芳しくなく、元気に歩いて帰る気分でもなかったこともあります。骨折箇所が少し開いてしまって、リハビリ延期。障害を持った方の気持ちの、ほんのひとかけらを経験した気分でした。
August 8, 2006
ムソルグスキー/ラヴェル:展覧会の絵ラヴェル:ボレロドビュッシー:海ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィル今日の一枚。トロンボーン吹きが「世界最高のボレロ」と言ったら曲全体の演奏ではなく、「世界最高のボレロのトロンボーンのソロ」を指します。そして、世界中のトロンボーン奏者が憧れ、お手本にしたのがベルリンフィル首席トロンボーン奏者ヨハン・ドムス教授のボレロです。私は、ドイツ修業時代にドムス先生にもレッスンを受けていました。初めてお会いしたのは13年前。私が講習会参加のため初めてドイツを訪れたときのことです。まさか、あの、高名なドムス先生がこの講習会にいらっしゃるとは夢にも思いませんでした。ある日の朝9時。まだ楽器をケースから出したばかりで何の音出しもしていない私に「Bolero Bitte!」(ボレロ プリーズ!)と鬼のようなことをおっしゃいます!ボレロのトロンボーンソロは、高音をなめらかに美しく吹かなければならないソロ。凡人は充分なウォームアップを経て、万端の準備を整えて挑むソロです。20年ほど前、ベルリンフィルでは本番でこのソロを失敗して試用期間でクビになり、本採用されなかった人もいるほどです。とにもかくにも私がなんとかボレロのソロ部分を吹くと、ドムス先生は「楽器を貸してみろ」と私の楽器を取り上げ、いきなり目の前で「世界最高のボレロ」を吹いてくださいました!!!この時はもう既に現役を引退され、70過ぎの高齢なのに!あのセクシーなボレロは今でも忘れられません。
August 7, 2006
一旦 Beta と決まり、特にこのバージョンの公開をしないことになっていたのだがなんだか、パッケージングをして公開することになった模様。Rrelease Quality も VOTE し直すらしい。Beta か GA になるのだろうが、一応 Struts1.3.x の初公開バージョンになる。今月中には Struts2 も公開予定。・・・でも今さら Struts ? 感もなきにしもあらず。。。
August 7, 2006
今日もいつもの店「金八」でランチ。ウニ丼です。\1,000で出すため、半分はヅケになっている中落ちです。ウニは生です。冷凍じゃありません!美味しいです。「いつ出せなくなるかわからないから、お早めに!」と店長のカナエさんが言ってました。
August 7, 2006
今日の一枚マーラー:交響曲第3番ベルナルト・ハイティンク指揮/ベルリンフィル(DVD)モツレクとは、モーツァルトのレクイエムのこと。マーラーとは、マーラー交響曲第3番のこと。ボレロとは、言わずと知れたラヴェルのボレロ。なぜこの3つが一緒に出てくるのでしょう?なぜマーラーとは交響曲第3番なのでしょう?音大でトロンボーンを専攻した人なら何の違和感もないはずです。これらの曲には、トロンボーンのソロがあり、オーディション・試験では必ずと言っていいほど課題として挙げられます。トロンボーン吹きを志すなら、常日頃から練習していなければならず、「吹いてみろ」と言われたらその場で吹けて当然の定番中の定番なのです。モーツァルトのレクイエムは、第4曲「Tuba Mirum」にソロがあります。そしてマーラーの3番は、第一楽章に3回、トロンボーンのソロがあります。技巧的にも音域的にも難しいソロではありません。でも、音楽的にとても深い。開放的ではなく、内向的。自分の内面に向かって叫ぶ苦悩。このディスクは、ベルリンフィルの性能がいかんなく発揮された非常に完成度の高い演奏です。派手さはなく、どちらかというと質実剛健な演奏。しかし非常に深く・確かで・構築美を感じさせる演奏です。ほぼ同時期に録音されたCDも発売されていますがこちらのDVDのほうが完成度が高いと思います。そして、トロンボーンのソロは我が師匠クリストハルト・ゲスリング教授。「ドイツ伝統のトロンボーンとは」をしっかり伝える演奏です。「Posaune※」たる「風格」「型」「様式感」をしっかり脳裏に焼き付けてくれます。私のお手本でした。レッスンでは何度も師匠に吹いてもらいました。自分が吹くのではなく、師匠に吹かせてました。だって聴きたかったんだもん。笑※Posauneとは、ドイツ語でTromboneのことですマーラーの3番は全6楽章で構成される長い曲ですが、第1楽章は各楽器が繊細に絡み合う様がどちらかというと室内楽的とさえ言えます。冒頭はブラームスの交響曲第1番第4楽章のテーマの引用です。第4楽章では「o mensch!(おお、人々よ!)」とアルトが歌う美しく深い曲。そして、第5楽章では天使の声を思わせる児童合唱が入り、第6楽章は長大で深遠で美しいアダージョ。この楽章はアテネオリンピックの開会式でも使われました。ちなみに、モツレク・マーラー・ボレロの次に重要な定番課題曲は・ワーグナー:ワルキューレの騎行・ワーグナー:ローエングリン第3幕への前奏曲・シューマン:交響曲第3番「ライン」第4楽章冒頭のコラール・ブラームス:交響曲第1番第4楽章のコラール・ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲などがあります。
August 6, 2006
今日は祖父の誕生日会ということで親戚一同が集まって食事会でした。行った店は八王子のウカイリゾート。うかい亭系列のフレンチです。お料理はとても美味しく、八王子の地の利を活かした(?)良心的な価格設定。従業員のサービスも◎です。メニューは、・オマールエビのポワレ。マンゴーとアボカド添え・蒸しアワビトリュフソース・利尻産ムラサキ雲丹の冷製パスタ・真狩村産とうもろこしの冷製スープ・牛ロースト赤ワインソース・マスクメロンのシャーベット2種中でも蒸しアワビにかかっていたトリュフソースがGood!でした。こんな贅沢な料理をいただくのも、牛肉を食べるのもずいぶん久しぶりです(笑)普段は肉より魚派ですし。ただ、店内に階段・段差が多い・・・意識して上下差を作り出しているデザインでなかなかおしゃれなのですが松葉杖生活者・車椅子生活者・お年寄りにはあまり優しくないデザイン。店員さんの親切な対応がなければかなりイメージ低下かも。です。祖父は94歳。長年の糖尿のため両足がダメになって昨年秋より車椅子生活ですが、頭の方はシャッキリ元気。声も大きくよくしゃべります。この歳で両足がダメになってしまうと、「自分はもう年だし、もうダメだ」と気力も衰えてしまう方も多いのですが、祖父を見ているとそんな感じは全くなくリハビリしてまた歩けるようになる気満々です。長生きするかどうかは本人の気質にもよるのだな、と思いました。
August 6, 2006
今日はスゴイ Drum を聴きました!!!私は普段はクラシックばかり聴いていますが、たまにふらっと Jazz を聴きに行きます。南青山・骨董通りをちょっと入った住宅街の中にお気に入りの店があるんです。ここのママさんが選ぶ出演者はほぼハズレなしなので、Jazz には詳しくない私でも安心して行けます。レストランで言うと「シェフにお任せ」ですね(笑)若手からベテランまでいろいろなモノが聴けます。近くにある BlueNote Tokyo ほど大きくも有名でもなく穴場的存在だと思っていたのですが、4月から JAL の国際線の機内サービスプログラムにここのライヴが組み込まれています。4月にドイツに行ったときにたまたま見つけてビックリしました。今日はトミー・キャンベルというドラマーが出る日。彼はいつも自分が発掘したアーティストや自分のお気に入りのアーティストを連れてきてライヴをします。今日は、ds・vo・vo・pf(kbd)・b という組み合わせ。ヴォーカルは若い男性と若い女性。共に日本人です。女性ヴォーカルの山口ユキさんは、少し前からここのライヴに出演していて、評判良さそうだったので期待していきました。仲間由紀恵似の美人です。ライヴは終始ドラムのトミー・キャンベルが主導権を握り、リードしていました。このドラムがスゴイ!とても多彩な音とアイディアを持っています。叩きまくるだけでなく、繊細でアーティスティックなプレイからハードなプレイまで自由自在です。ここぞという時には他のプレイヤーをこれでもか!というぐらいに煽ります。そして、他を圧倒する豪快なプレイも見せます。そして、最後にスペシャルゲストが。終わりの方になってふらっと聴きに来ていた伊藤君子さんともう一人の女性ヴォーカリスト(お名前を知りませんでした)が飛び入り参加。お二人とも、圧倒的パワーと存在感です。若いヴォーカルのお二人は美男美女で音程もいいのですがちょっと線が細い感じがするのと、英語の発音がイマイチかな・・・飛び入りのお二人が入ると、さらにそう感じさせてしまいました。これまでトミー・キャンベルをライヴで聴いたことがなかったのですが一気にファンになってしまいました!スケジュールをチェックしてまた行こうと思います。ちなみに、一緒に聴きに行った友人は大学時代の同級生で、今はベルギーでフォルテピアノ(ピアノの前身)を弾いています。ライヴの合間に交わす会話が「グスタフ(レオンハルト)が・・・」「ヘレヴェッヘが・・・」「ジョス(ファン・インマゼール)が・・・※」と、およそJazzとは無縁の会話で、このギャップが何とも面白かった。この店でこんな会話をする客は恐らく私たちだけだったでしょう。バロックからロマン派・フランス物・現代音楽・Jazzまで守備範囲の広い友人です。 ※ちなみにこの友人はジョスの弟子です。南青山 Body & SoulPhone&Fax: 03-5466-3348Open: 7:00 pmLive: 1st 8:30pm 2nd 10:20pmAddress:6-13-9 Minami-AoyamaMinato-ku, TOKYO 107-0062地図
August 5, 2006
今日、病院に行ってレントゲン検査をしてきました。経過は順調で、足の固定もギプスから当て木+包帯になりました。これで、怪我をした方の足も自分で洗えます!10日ぶりに見る自分の右足はハッとするほど細くなっていました。特に足首周りが。いよいよリハビリ開始です!まだ左右に曲げたりひねったりしてはいけません。まずは足首から先を上下に動かす練習から。ギプスほど安全ではないので、注意深く生活するようにと医者には念を押されました。ギプス外したてはチョット微妙な時期なのだそうです。でも、やっと、ようやく、折り返し地点という感じです。。。
August 5, 2006
今日の一枚。リヒャルト・シュトラウス:ばらの騎士ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/フィルハーモニア管弦楽団エリーザベト・シュヴァルツコップ他マリア・カラスと並び称される20世紀を代表するソプラノ歌手エリーザベト・シュヴァルツコップさんが現地時間の2006年8月3日夜、オーストリアの自宅で亡くなりました。訃報記事(ドイツ語)(上記の記事のドイツ語→英語→日本語の機械翻訳。ちょっと時間がかかります)偉大な歌手だったことは誰もが知るところです。このディスクは、1950年代の録音ですが、録音の古さなどどうでも良くなるほど音楽・歌に満ちあふれています。止めどもなく溢れ・息づく音楽とはまさにこのこと。リヒャルト・シュトラウスのばらの騎士は、ウィーン宮廷文化時代の若者の恋と年齢を重ねた女性の悲哀を描いた作品。シュヴァルツコップが元帥夫人の悲哀を見事に演じています。若き日のカラヤンの情熱も存分に伝わります。ちょっと難しい方だったようで、晩年はかなりの意地悪ばあさんで有名でした(笑)彼女に泣かされ、潰された若い歌手は数知れず・・・・歌手として偉大なことと、教師や人物として優れていることとは別なようです。
August 4, 2006
骨折してからもうすぐ4週間。微妙な時期も過ぎたと判断し、今日から出社することにしました。でもまだ松葉杖で満員電車は無理なので、時差出勤です。在宅勤務や時差出勤を認めてくれるなんて、なんて融通の効く会社だ・・・もともと自分の仕事の内容的には可能なのですが、こういう時は制度ガチガチでないベンチャーでよかったと思います。もちろん、お昼はいつものお気に入りの店へ。やっぱりここの魚は最高です!年間100回ぐらい通っているこの私が4週間もここに行かなかったなんて初めてのことです(笑)松葉杖での通勤もなんとかなりそう。来週からもがんばります。
August 4, 2006
Commons Attribute は、J2SE1.4以前の環境でJavaSE5(Tiger)のアノテーションのような仕組みを提供するライブラリです。Ant または Maven で利用することが前提です。XDocletにもよく似ていますね。バージョン 2.2 がリリースされました。http://jakarta.apache.org/commons/attributes/使用イメージ・上段のソースコードがビルド時に参照されるAttributeクラスです。 JavaSE5のAnnotationに相当します。・下段のソースコードがAttributeクラスを利用するクラスです。 Javadocコメント部分の@@から始まる記述に注目してください。・はじめに、Attrubuteコンパイラ(Commons Attrubute が提供)によって Attributeクラスを織り込んだ形のテンポラリなJavaソースコードが生成され、 次に通常のJavaコンパイラによって最終的なクラスファイルが生成されます。 /** * Make this attribute inheritable... * * @@Inheritable() */ public class MyAttribute { private final float value; public MyAttribute( float value ) { this.value = value; } public float getValue() { return value; } } /** * Add a MyAttribute with value 0.8. * * @@MyAttribute( 0.8 ) */ public class MyClass { public static void main( String[] args ) { System.out.println( "MyClass has the following attributes:" + Attributes.getAttributes( MyClass.class ) ); } } +------------+ +--------------------+ |Java Sources|----> Attribute Compiler ---->|Generated Java Files| +------------+ +--------------------+ | | | | | +-------------+ | +-------------->|Java Compiler|
August 4, 2006
丸いのと四角いのがある。どう区別されているのか、知っている人いませんか?
August 4, 2006
今日の一枚。ニコラウス・アーノンクール指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団ベートーヴェン:交響曲全集(5CD)1枚じゃなくて5枚になってしまいました(笑)以前は、交響曲に加えて、序曲集・Vnコンチェルト・プロメテ・ミサソレが入った10枚組があったのですが、今は手に入らないようです。残念。非常に完成度の高い全集で、数あるベートーヴェンの交響曲全集では一押しです。集中度・凝集度がとても高く、気合い・緊張感も充分。楽譜をよく研究し、実践しているのがよくわかります。アーノンクールは、トランペットには特にこだわりを持っているらしいです。ヨーロッパ室内管弦楽団はいわゆるピリオド楽器オーケストラではありませんがアーノンクールは、このオケとベートーヴェンを演奏するときには、通常のトランペットではなくナチュラルトランペットの使用を指示します。上がナチュラルトランペット、下が現代のトランペット。ナチュラルトランペットとは、19世紀前半頃まで使われていたトランペットでピストンやバルブがありません。出る音は原則的に自然倍音に限定されます。D管の楽器なら、D-A-D-Fis-A-C-D-E-Fis-Gis-A… ですね。ナチュラルトランペットやナチュラルホルンは曲に合わせて調性の違う楽器を使い分けます。ベートーヴェンの交響曲のスコアがお手元にある人ならわかると思いますが、例えば第九なら曲の調性が D-dur か d-moll なので、トランペットのパートは in D で記譜されています。そして、五線上に書かれている音はドミソがほとんどです。 (in D でドミソはD-Fis-A)こういう場合、D を基音とした D 管の楽器を使います。すべてのメロディーを構成する音を出せないので、歯抜けになることがあります。例えば第九の第4楽章、ドッペルフーガの冒頭(655小節目から)では、メロディーを構成する音全部は出せないので、旋律はトロンボーンに吹かせてトランペットはドとミとソだけ音を出すことになっています。 ※ここは、現代の楽器を使うオーケストラでは習慣的に・あるいは指揮者の指示で メロディーラインを全部吹くことも多いです。そして、このナチュラルトランペットは、現代の楽器に慣れた耳には音も独特です。現代の楽器に比べて少しノイズが混ざった感じがします。そして、鋭く良く通る音。現代の楽器のような艶やかさはありません。でも、味がある。「これぞラッパ!」という音が出ます。ベートーヴェンやハイドンのシンフォニーにおいて、この演奏効果は非常に高いものがあります。ギューンと突き抜けてくるフォルテ一発がすごくかっこいい!トランペットとティンパニで「ラッパとタイコはセットなんだ!」と思わせます。こういう音を聴いてしまうと、アメリカのオーケストラの音は近代的でギラギラゴージャスでハリウッド映画のサントラのような音にきこえてしまうんですよね・・・ドイツのトランペットは、管の太さ、ベルの大きさ、音色などにまだナチュラルトランペットの名残を残しています。ドイツやオーストリアのオーケストラを中心に使われています。ドイツタイプのトランペットアーノンクールは、ノイズも含めた音こそが、この楽器の音なのだと言います。ノイズを取り除いてしまった、産業革命以降の技術革新は悪だと言います。ノイズがあるからこその、芸術的価値。ヨーロッパの美術館や宮殿で数百年前のガラス器を見てて、なるほどと思いました。少し表面がでこぼこしている。混じり物や空気が入っている。ガラスそのものが均一にはできていない。だからこそ、この美しさ。今の技術で作られた、混じり物のない、完璧に均一に作られたガラスではこの美しさは出ないのだろうな、と感じました。ちなみに、アーノンクールはカルメンのときはやはりトランペットではなくフランス式のコルネットを使っていました。こだわりがあるんですねぇ・・・今年の来日では、ウィーンフィルとベートーヴェンの交響曲第7番を演奏します。でも、ウィーンフィルだったらナチュラルトランペットは使わないだろうな・・・
August 3, 2006
昨日の飲み会が催された店がここです。「西安刀削麺酒楼 虎ノ門店」(セイアントウショウメンシュロウトラノモンテン)最近、刀削麺が流行ってますね。都内にはいくつも店ができています。刀削麺とは、煮立った大きなゆで鍋の上で、粉を練った生地を塊を柄のない麺用の包丁で削って作る麺です。普通の麺のように細くないし、長くないし、太さも均一ではありません。山梨の「ほうとう」にちょっと似た食感かな?麻辣火鍋(マーラータン)と呼ばれる、辛いスープの麺が人気です。西安料理なので、いろいろな香辛料を使った辛い料理が充実しています。昨夜は、ウチのOカモト君は緑唐辛子を3個食べて意識が吹っ飛びそうになってました。彼のあんなに辛そうな顔は、おそらく親しい友人でも滅多に見ないのでは?
August 3, 2006
昨日、BEA の S木さんから聞いて、本日リリースの BEA WebLogic Workshop 9.2 Beta をちょっといじってみました。評価版がダウンロードできます。http://www.beasys.co.jp/products/weblogic/9.2beta/index.html中身は以下の3つのアプリケーションで構成されています。 ・BEA WebLogic Workshop 9.2 Beta(英語版) - 開発環境 ・BEA Workshop Studio? 3.0 Trial Version(英語版) - Struts、Hibernate、Java Server Faces(JSF)アプリケーション開発のサポート 標準は、やはり BEA なので、Apache Beehive みたいです。 ・BEA WebLogic Portal 9.2 Beta(英語版) - 管理コンソールなど、開発環境やサーバ環境の統合管理ツール注目は、なんと言っても Workshop(開発環境)が Eclipse ベースになったことです。これまでの Eclipse ユーザーは移行しやすくなりますし、BEA としてもそこが狙いでしょう。システム要件:CPU1GHz以上、Memory最小1GB・推奨2GB。やはり最新の開発環境は大量のメモリが必要なようです。Window → Prefarences を見ると、WTP(カスタマイズか?)も入っているようです。WTP JSF Tools までは入っていない模様。JVMは、1.5.0_04と、JRokit がバンドルされています。もちろん、Eclipse ベースなので任意の JVM を利用も可能。Package Explorer で右クリック→ New のメニューには、トップレベルに Beehive のコンポーネントや WebLogic のコンポーネントが登録されています。Dynamic Web Project を作ってみました。右クリック→ New → Others のメニューに JSF Page というのがあったので、試してみます。うーん・・・Beehive と JSF の混在アプリケーションになりました。ちょっとこの先は Beehive を勉強しないとわかりません・・・Beehive のページフローエディタはあるのですが、JSF 対応の商用 IDE だったらやはり JSF-JSP ページのグラフィカルエディタが欲しいところです。結局、View はソースコードをガリガリ手書きっぽいです。次は、EJB Project を試してみました。プロジェクトの新規作成メニューに「WebLogic EJB Project」があります。でも、EJB は 2.1 までの対応でした。EJB3 には未対応なようです。残念。全体的に、ソースコードのひな形は生成しておいて、あとはソースコードレベルで開発者が編集、という思想です。BEA のツールらしいですね。BEA も IBM も Eclipse ベースの IDE なのですが、WebLogic Workshop はウィザード形式でできるものはすべて隠蔽してしまおうというIBM のツールとは対極的です。EoD というよりも、すべて隠されると気持ち悪い、というコアなエンジニア向けな印象です。正直、WebLogic Workshop をほとんどいじったことが無かったので、ファーストインプレッションはこんな感じです。これまでもっと使い込んでいた人ならもっといろいろ思うところはあるのでしょう・・・
August 3, 2006
Tomcat Dev ML にこんなメールが流れてきた。Hi .. Does anyone know what is the going on with Tomcat 6?(こんにちは。Tomcat6 はどうなってるか、誰か知ってますか?)うんうん、みんながきっとそう思っているよね。JavaEE5 が final Release となったというのに、肝心の Tomcat の Servlet2.5/JSP2.1 対応バージョンが出ていない。JBoss をはじめとした、Web コンテナが Tomcat ベースのアプリケーションサーバが JavaEE5 フル対応できないじゃないか!そしたら、こんな回答が ML に流れてきた。Hi,It's being actively developed. You can see the code athttp://svn.apache.org/viewvc/tomcat/tc6.0.x/trunk/ and follow thecommit messages sent here for more details.(こんにちは。開発頑張っているところです。 http://svn.apache.org/viewvc/tomcat/tc6.0.x/trunk/ で ソースコードを見られます。 そして、詳細はここ(ML)に送られるコミットメッセージを追ってください)だそうです。明日(8/3)リリースの BEA WebLogic 9.2 も、JavaEE5 フル対応はしていないそうです。今のところ、JavaEE5 のフル機能を試せるのは、Sun のサイトから ダウンロードできる JavaEE5 SDK と Glassfish のみですね。
August 3, 2006
今日の一枚。ワーグナー:舞台真性祝祭劇「パルジファル」クリスティアン・ティーレマン指揮/ウィーン国立歌劇場プラシド・ドミンゴ他指揮は、ドイツ正統派を継ぐ指揮者として今最も注目を集める、ティーレマン。そして主役を歌うのは、あの三大テノールの一人、プラシド・ドミンゴ。ドミンゴはここ10年ぐらい、ワーグナーに積極的に取り組んでいます。三大テノール(ドミンゴ・パヴァロッティ・カレーラス)の中でワーグナーを歌うのはドミンゴだけです。ティーレマンはさすが、今年のバイロイト音楽祭でリングを任された指揮者です。堂々とした立派な、「これぞ」と言うべきワーグナー。申し分ありません。ドミンゴはもう高齢(64歳)のため、さすがに衰えは隠しきれず明らかにペース配分を意識したステージになってしまっていたのが残念でした。演出が面白かったので、DVD化を望みたいところです。上へ下へとステージが動き、演説を舞台上からテレビカメラ中継してモニターに映し出すなど、視覚的にも観ていて飽きません。この舞台上でのテレビカメラ中継はミュンヘンでのマイスタージンガー(トーマス・ラングホフ演出)でも同じ手法が用いられていました。最近の流行なのでしょうか?この録音は昨年夏、ウィーンで収録された物です。私は、昨年夏にこの公演を観に行きました。衰えたとはいえ、さすがにドミンゴ人気はすごい!前売りチケットはとっくに完売で取れず。仕方なく当日券ねらいです。チケット売り場で「人気公演は、早い人は10時頃には並んでるよ」と聞いたので「まあ、10時から並ぶのは一部のマニア。昼頃から並べばいいだろう」ぐらいに高をくくってました。開演は17時です。ところが!朝8時頃、美術館に行くついでに「もし整理券とか出ていたらイヤだな」と思ってチェックがてらオペラに立ち寄ってみたら、既に50人以上も並んでいるではありませんか!先頭10名ぐらいは寝袋持参で泊まり込んだようです。私もあわてて当日の予定をキャンセル。行列に並ぶことにしました。開場の16時まで約8時間。ずーっと待ち続けます。8時間並んだあげくに、立ち見です。ウィーンの当日券は立ち見席です。そして、観たモノはワーグナーの「パルジファル」5時間。パルジファルは、ワーグナーの作品でも、最も難解で重たい作品。「楽劇」「歌劇」ではなく、ワーグナー自身が「舞台神聖祝祭劇」と名付けた作品です。第1幕は完全な儀式。終了後は拍手をしないことが慣例となっています。第2幕は神々の物語。重い・・・・あまりに重すぎる・・・・!ヘトヘトになりました。ティーレマンの演奏は立派だし、ドミンゴの歌唱を聴くだけでも価値ありなのですが、もう一度やれと言われたら考えてしまいますね(笑)ちなみに、ドミンゴは今年6月、NYメトロポリタンオペラの来日公演でワーグナーの「ワルキューレ」に出演し、ジークムント役を歌いました。とてもいい声だし、歌も上手い。・・・でも第1幕終盤には既にバテてきてしまいました。しかし声量が出なくなっても、音楽が死んでいないのはさすがです!オケもドミンゴが歌う部分では音量を落としてフォローしていました。恐らく、これが最後の日本でのステージでしょう。永遠の王子様、ドミンゴ。
August 2, 2006
豆蔵のH川さんに誘われて、日本Springユーザ会の飲み会に行ってきました。日本Springユーザ会の活動目的は、日本でのSpringFrameworkの情報発信、情報収集を目的とした、SpringFrameworkのユーザグループです。日本Springユーザ会は、まだ発足したて。今日が第2回の集まりとのこと。今回は11名が集まりました。飲みながらの雑談ベースで、お互いの近況報告や今後の活動について語り合いました。今日の飲み会で出てきた今後の活動案・ドメインを取得しよう!・Seasarのカンファレンスに参加してしまおう!・豆ナイトのようなセミナを開こう!(11月頃)・でぶさみで一日枠をもらおう!(2月頃) →しかも、ロッド・ジョンソンを呼んじゃおう!・Spring Express JP(US で開催されるSpringのイベントの日本版)を開催しよう! →しかも、でぶさみの次の日とか?一見無謀とも思える案もありますが、本気になったら実現できるだけの人脈・行動力を持った方たちです。日本BEAのS木さんが参加してくださってるのも心強い。こういう技術者コミュニティでは、きっちりした会議ではなく飲み会の席で思いつきで発した言葉がその場にいるメンバーに火を付け、本当に実現にこぎつけてしまうことがよくあります。興味を持たれた方は、是非下記をご覧ください。日本Springユーザー会http://www.sssg.org/jp-springframework/
August 2, 2006
今日の一枚。ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、交響曲第101番ニコラウス・アーノンクール指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団ハイドンの「驚愕」は、突然のフォルテで聴衆を驚かそうという遊び心の入った曲です。並大抵の演奏では、これで驚くことはまず無いでしょう。予定調和というか、みんな知ってる曲だし、いかにも「さあ、来るぞ」という雰囲気が伝わってしまうから。さらに、現代のハイドンの演奏(特に、モダンオーケストラによる演奏)はハイドンとかモーツァルトと言うと、こぢんまり・きれいに・お上品にまとめてしまう傾向が多いのも一因かと。ところが!アーノンクールの演奏は違います。昨年、オーストリアのグラーツでアーノンクール/ヨーロッパ室内管によるこの曲の演奏を聴きました。本当にびっくりしました!椅子からひっくり返りそうになりました!この曲の「驚愕」の由来となるビックリさせる音は第2楽章のティンパニというのが通説ですが、アーノンクールは、加えて最後の音2発にも同じアイディアを発見していました。最後の部分は木管群によるピアノで「終わった」と見せかけておきオーケストラのメンバーや指揮者は楽器を構えずに一旦手を下げて、突然爆発的な音を出すとか、正確に楽譜通りではなく少しタイミングをずらすなど、いろいろ工夫しているようでした。最後にこう来るとは思わなかったので、本当にビックリしました。残念ながら、このディスクではこのアイディアは採用されていません。最近の発見なのでしょう。アーノンクールは、昨年京都での講演で言いました。 「まず、各種文献や当時の楽譜・当時の楽器などの研究によって 作曲家の意図を把握する必要がある。 そして、作曲家の意図が、現代の聴衆に伝わるように演奏しなければならない。 当時の演奏そのままでは現代の聴衆には伝わらない。 我々は、21世紀の聴衆に向かって演奏しなくてはならないのだ。」人はスパイシーな物を食べ続けると、だんだんそれを刺激に感じなくなる、という例えをしていました。当時の人がびっくりした音でも、ワーグナーやマーラーを知っている現代の聴衆には、そのままでは驚きに感じないということだそうです。作曲家が「ここで聴衆を驚かそう」という意図を持って曲を書いたなら、そこは現代の聴衆が驚くように演奏しなければならない、という考えですね。そのため、アーノンクールの演奏はしばしば大げさでかなり刺激的な演奏になります。
August 1, 2006
Commons SCXML は、SCXML を利用する Java アプリケーションを簡単に作成するためのライブラリです。http://jakarta.apache.org/commons/scxml/index.htmlこのライブラリの初リリースとして、バージョン 0.5 がリリースされました。SCXML とは、State Chart XML のことで、「状態図 XML」とも呼ばれます。画面遷移・ビジネスプロセスフローその他、UML のステートチャート図で表すことのできるほとんどのものを XML で表現することができます。W3Cでは、SCXML の標準化に向けて作業中であり、現段階は「Working Draft」です。SCXML 自身がまだ Working Draft 段階のため、Commons SCXML の今回のリリースはバージョン 0.5 となっています。オフィシャルドキュメントでは、最も簡単なサンプルとしてストップウォッチアプリケーションの作成例を掲載しています。stopwatch.xmlこんな XML ドキュメントを用意しておきます。この XML 設定ファイルが、SCXML フォーマットです。ストップウォッチのライフサイクルが定義されています。イベントと、その結果どの状態に移行するのかが定義されています。UML のステートチャート図での表現はこのようになります。両者を対応させて見てください。StopWatch.javaこれは、各ライフサイクルの振る舞いを実装したクラス。Commons SCXML が提供するorg.apache.commons.scxml.env.AbstractStateMachineを継承して作成されています。上記の XML 設定ファイルの target 属性に指定した値と同一名のメソッドを実装するのがポイントですね。StopWatchDisplay.javaそして、こちらが上記の StopWatch クラスを呼び出すクラス。この例では JFrame を利用したGUIアプリケーションとなっています。AbstractStateMachine(を継承した)クラス(ここではStopWatch クラス)のfireEvent() メソッドにイベント名(上記 XML 設定ファイルの event 属性に指定した値)を渡すとイベント発生 → 状態遷移となります。状態遷移(ライフサイクル)を XML で定義できる、そしてこの XML フォーマットが標準仕様であるというところが魅力ですね。SCXML が正式に標準化されたら、各種 UML 対応ツールが「UML ステートチャート図 → SCXML」の変換機能を実装する可能性は大いに考えられます。そしたら「SCXML → Commos SCXML を使う Java ソースコード」の自動生成ツールや Eclipse プラグインも簡単に作れそうですね。オフィシャルドキュメントでは、Shale Framework のダイアログ管理にも適用できるとあります。以下は、ストップウォッチアプリケーションの実行イメージ。ステートチャート図拡大最初は"reset"状態からスタート"Start"が押下され、"running"状態になる"Split"が押下され、"paused'状態になる"Unsplit"が押下され、"running"に戻る"Stop"が押下され、"stopped"状態になる"Reset"が押下され、再び"reset"状態になる
August 1, 2006
Commons Modeler は、POJO を簡単に MBean として扱うためのライブラリです。Tomcat の内部コンポーネントとしても利用されています。バージョン 2.0 がリリースされました。http://jakarta.apache.org/commons/modeler/まあ、アプリケーション開発者が直接扱う機会は少なそうですね。どちらかと言うとアプリケーションサーバとか、ミドルウェア開発者が使いそうです。
August 1, 2006
1. 今までの人生で一番楽しかった事は?2. この先、それ以上楽しい事があると思うか?友人が職場の後輩から聞かれたらしいですが、2. が無かったら生きていられませんよね・・・
July 31, 2006
今日の一枚。ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲カルロス・クライバー指揮/シュターツカペレ・ドレスデンルネ・コロ/マーガレット・プライス他戦後50年にわたった東西冷戦・ドイツ分断・ソ連による東欧諸国の支配は様々な弊害を生み出しましたが、文化的な面では戦前の古き良きものをそのまま現代に残すという(皮肉な?)結果も。古いヨーロッパの建物・町並みが残されたのもそうですが、オーケストラも戦前のドイツの伝統的な楽器を使い、伝統の音を守り続けたのでした。「いぶし銀の響き」と言われる、シュターツカペレ・ドレスデンもまた、50年間閉ざされた東ドイツで、伝統を守り続けたオーケストラです。とにかく、美しい音で定評があるオーケストラです。古くはザクセン宮廷管弦楽団に端を発する世界最古のオーケストラで、現在はドレスデン国立歌劇場(ザクセン州立歌劇場)のオーケストラです。19世紀は、ウェーバー、ワーグナー、Rシュトラウスなどがこの劇場・このオーケストラのために作品を書きました。このオーケストラの美しい音を堪能できるディスクは・・・いろいろ迷ったのですが、クライバー指揮の「トリスタンとイゾルデ」を紹介したいと思います。トリスタンとイゾルデといえば、究極の愛の物語。音の渦に巻き込まれて、めくるめく陶酔に浸りたい人におすすめです。数あるトリスタンの演奏の中でも、最も美しい演奏の一つではないかと思います。私は、ドレスデンに4回ほど行ったことがあります。初めて行ったのは12年ほど前で、既に東西ドイツ統一後でしたが、非常に奇妙な風景だったのを覚えています。ドレスデンは戦前はパリと並び称される上流階級の街で、石造りの城・宮殿・教会・オペラが並ぶ美しい街だったそうです。しかし、中央駅前は、東ドイツ時代に建てられた無機質な四角い鉄筋コンクリートの建物が整然と並んでいました。この同居がなんとも奇妙。そして、行くたびにどんどん新しい建物が増え、今年の4月に行ったときには、駅前や旧広場横にガラス張りのショッピングセンターができあがっていたのには驚かされました。東西ドイツ統一から今日までの約15年間が、東独・東欧の戦後復興なのだな、と思いました。ドレスデンに行ったことはあっても、最近行っていない方は下2枚の写真を見たら驚かれるのではないでしょうか?ドレスデン国立歌劇場(ザクセン州立歌劇場)今年再建されたフラウエン教会(前の広場は石畳が復元されていますが、地下駐車場になっています)ドレスデン中央駅(hbf)前ガラス球体がシンボルのショッピングセンター(Kugelhaus)旧広場(Altmarkt)横のショッピングセンター(Altmarkt Galarie)
July 31, 2006
今日の一枚。ベートーヴェン:交響曲第7番カルロス・クライバー指揮/バイエルン国立管弦楽団以前に紹介した、交響曲第4番と同じ日のコンサートのライヴ収録。クライバーの第7番と言えばウィーンフィルとの演奏が長らく名盤として有名でしたが、昨年ようやくこの演奏会の録音がリリースされました。とにかく、熱い演奏です。いつも思うのですが、ベートーヴェンの音楽はとても人間臭い。人間の生命の爆発力・生きる喜びに満ちあふれていると感じます。ひと言で言うと「人間バンザイ!」ですね。私は、落ち込んだときや、自分を奮い立たせたいときにベートーヴェンの音楽に元気をもらうことが多いです。そして、クライバーの演奏ほど生命力・喜びに溢れた演奏はありません。ライヴ一発録りならではの乱れやほころびは多数あるのですが、そんなことは全く気になりません。『池袋ウエストゲートパーク』で有名な石田衣良さんは、クライバーのベートーヴェン第7番をドライブの時によく聴くそうです。爽快で気分のいいドライブになりそうですね!
July 30, 2006
毎日新聞の記事で、こんな記事がありました。女子大:少子化で生き残りレースし烈 男子受け入れもhttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060729k0000e040046000c.html「女子大」の名前を残したままで男子学生の募集を始めるそうで。私の出身大学の附属高校では、同様のことが20年以上前から起こっています。大学の名前は「桐朋学園大学」ですが、高校は「桐朋女子高等学校」です。普通科は女子校で校舎も別ですが音楽科は大学と同じ校舎・同じ教室で男女共学。音楽科は先生もほとんど大学と同じで、授業の一部も大学生と一緒です。オーケストラも合同でやることが多くあります。その昔、声楽の木村俊光先生(オペラ界では有名な先生です)が高校生の頃通学定期券を買おうとして学生証を見せたら「なぜ男なのに女子高なんだ!」とトラブルになったとか。それ以来、音楽科の表記は「桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)」となっているそうです。
July 30, 2006
4週目・・・って、赤ちゃんではありません(笑)松葉杖生活も3週間が過ぎました。松葉杖生活者としてなんとなく感じたことをつらつらと書いてみようと思います。松葉杖だとやりにくいこと入浴ギプスは水に浸けてはいけないので、怪我をした方の足は膝下までをコンビニやスーパーの袋ですっぽり覆い、端をビニールテープで巻いて浸水を防ぐ。湯船につかるときは片足を上げて入ります。食事の用意調理はまあOK。問題は運ぶとき。食べ物や飲み物を運ぶのが難しい。丸椅子に乗せて、椅子を引きずって移動させています。キャスター付きのミニテーブルとかあれば便利かも。階段の上り下り特に上るとき。片足ケンケンで一段ずつ上るのとほぼ同じです。階段に手すりがあるのと無いのは雲泥の差。雨の日の外出5分までなら首に傘を挟んでなんとかなりますが、普通に傘を持てないので雨合羽?洗濯干すとき。特にシーツ等の大物。片足で立ってシーツを干すのは結構難しい。蚊とバトル非常に追いかけづらい。松葉杖で良かったことエレベータドアを開けて待ってくれる電車席を譲ってもらえる買い物スーパーやコンビニでドアを開けてくれる。暇な時間帯なら店員さんがカゴを持ってフロアを一緒に回ってくれることも。バリアフリーの重要さを認識手すりがあることや段差が無いこと、エレベータやエスカレータの設置等のありがたみが身に染みます。病院で貸し出された松葉杖は、新品でアルミでできていて軽いので助かってます。昔の、木の重い松葉杖だったら・・・と思うと気が遠くなりそうです。床の上で過ごす時間が長くなりました。床に座って、床に寝そべって、床を這い回って・・・よろけて足を着くことも無いので、床上生活は安全です。あと一ヶ月の辛抱!
July 30, 2006
今日の一枚。リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲クリスティアン・ティーレマン指揮/ウィーンフィルアルプス交響曲は、日の出から日の入りまで、アルプスのある一日を描写した音楽。薄暗い朝靄から始まり、輝かしい日の出、山道、嵐、姿を現す壮麗な頂上、下山、日暮れ・・・・スケールの大きい、雄大な、すがすがしい夏のアルプスを感じる音楽です。リヒャルト・シュトラウスといえば、大編成オーケストラによる絢爛豪華な音の洪水。アルプス交響曲では、牧場の風景を表す場面でカウベルを使ったり、嵐の場面でウィンドマシン(風の音を出す装置)やサンダーマシン(雷鳴の音を出す装置)を使ったりと、打楽器群にも特殊な楽器を多用しています。この音の饗宴を存分に楽しむには、優秀なオーケストラと、それをきっちりまとめる指揮者はもちろん、優秀な録音技術も必要です。アルプス交響曲といえばリヒャルト・シュトラウスの作品を得意としていたカラヤンの演奏が名盤として知られていますが、20年以上前の録音では最近の録音に比べてさすがに古さを感じるようになってきました。最近のものではティーレマン/ウィーンフィルををお勧めしたいと思います。大オーケストラによる音の饗宴の醍醐味をよく伝えてくれる、よい演奏です。ティーレマンは、今ドイツで最も注目を集める指揮者の一人と言われています。往年の巨匠達が次々に亡くなり、ドイツ音楽の伝統を継ぐ正統派の指揮者がなかなか現れない中、ティーレマンに期待が集まっているそうです。昨年、ウィーンで彼の指揮するワーグナーを聴いたことがありますが堂々とした立派な演奏だったのをよく覚えています。個人的に、要・注目の指揮者です。
July 29, 2006
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