晩春から夏に、つるをぐんぐん伸ばしながら、つるの節々に花弁の時計の文字盤に、時計の針のおしべとめしべが時を刻んでいるような白い花が咲き、熟すと濃紫色や赤くなる実をつけます。
8月27日の誕生花は、夏を彩るエキゾチックな花の甘酸っぱい実、パッションフルーツ。
花の名は、英名のpassion fruitからで、英名のpassion flower(キリストの受難の花)の実であることからつけられ、英名はラテン語のpassio(苦悩)で、花形を十字架などにたとえたものです。
パッションフルーツの学名 Passiflora edulisは、属名がラテン語のflor della passione(情熱の花)から、種小名のedulis(食用の)は実を食べられることからつけられました。
別名のクダモノトケイソウ(果物時計草)はトケイソウの仲間で、果物を実らせることからつけられています。
パッションフルーツの花言葉は花が情熱(passion)の花ではなく、受難の花であることからつけられたトケイソウと同じ花言葉です。
花言葉「聖なる愛」「信じる心」は、キリストの教義をもとにした花の形にちなんでつけられています。
花弁と萼を合わせて10枚を使徒に、糸状の副花冠を茨の冠、5本のおしべをキリストが受けたキズ跡、3つに分かれためしべを釘、めしべの子房を十字架に、葉を迫害者の手に見立てています。
パッションフルーツは紫系と黄系、それらを交配した赤系があり、品種改良が進められ選抜された代表品種のサマークイーン(紫系)とルビースター(赤系)を鉢とプランターに植えています。
グリーンのカーテンにしているサマークイーンは遅く咲いた花に緑色の実をつけましたが、実が赤紫色に熟す頃には葉が黄色くなり始めていました。
上手に夏に実をならせて、黒いタネを包むゼリー状の黄色い果肉(仮種皮)と果汁が入っている赤紫の実を半分に切って、スプーンですくって食べる日を楽しみにしています。
トケイソウ科トケイソウ属、耐寒性~非耐寒性(種類による)のつる性常緑低木(多年草)、原産地:熱帯アメリカ別名:クダモノトケイソウ(果物時計草)、ボロンカズラ
パッションフルーツの花言葉:聖なる愛、宗教、信仰、宗教的情熱、信心。
パッションフルーツの誕生花:7月12日、8月27日
流通時期:ポット苗を春に、実つき鉢植えを夏に見かけます。
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