春に、かたい革質の先がとがった長楕円形の香りのある葉のわきに、黄白色の小さな花が集まって花房になって咲き、雌株には花後に実がつき、秋になると黒紫色に熟します。
2月28日の誕生花は、ギリシャ神話の太陽神アポロンの永遠の愛の証のローレル、ゲッケイジュ(月桂樹)。
花(木)の名は、漢名の月桂と樹で、月桂は月にカツラの木が生えているという意味で、神聖で高貴なものを示す中国の隋の月桂伝説からきています。
別名のローレルは、ラテン語のLaudis(賞賛する、誉めたたえる)で、古代ギリシャで古代オリンピックなどの祭典の勝者や英雄が枝葉で編んだ冠(月桂冠)を贈られ、讃えられたことからきているのでしょう。
花言葉「栄光」、「勝利」は、古代ギリシャで祭典の勝者に贈られる月桂冠が勝利と栄光のシンボルとされたことからつけられています。
ギリシャ神話によると、弓矢で遊んでいてアポロンにからかわれた愛の神エロスは、近くで川遊びをしていたダフネに恋する金の矢をアポロンに、アポロンを疎む鉛の矢をダフネに放ちました。
ダフネがアポロンの求愛から逃れるため、父の河の神に月桂樹に変えてもらったので、アポロンはひどく悲しみ、永遠の愛の証として月桂冠を永遠に身につけているとのことです。
ゲッケイジュには葉や花、実にもそれぞれ花言葉がつけられています。
葉の花言葉「死すとも変わらず」は、乾燥させた葉の特有の香りが何年も残ることからつけられたのでしょう。
実の花言葉は「教示」ですが、雌株は少ないようで、庭の鉢植えもご近所のあちこちで見かけるローレルも雄株で、残念なことに実を見たことはありません。
鉢植えのゲッケイジュは葉を乾燥させて、香辛料のローリエとして昔はよくカレーに入れていました。
クスノキ科ゲッケイジュ属、耐寒性常緑高木、原産地:地中海沿岸別名:ローレル、ローリエ、ベイツリー
ゲッケイジュ(月桂樹)の花言葉:栄光、勝利。ゲッケイジュ(月桂樹)の誕生花:2月16日、2月28日、10月10日、12月9日、12月18日
ゲッケイジュ(月桂樹)の葉の花言葉:死すとも変わらず。
ゲッケイジュ(月桂樹)の花の花言葉:功労の報い、裏切り。
ゲッケイジュ(月桂樹)の実の花言葉:規律、教示。
流通時期:苗木やポット苗を秋~春に見かけます。
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