弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.02.27
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カテゴリ: 2月の誕生花

早春から晩春まで、長三角形や長卵形、ハート形などをした縁にギザギザ(鋸歯)がある葉のわきに花柄を数本伸ばして、紫や青、白、ピンクなどの花を次々と咲かせます。

2月27日の誕生花は、心を癒し郷愁を呼び起こす美しい野の花、スミレ(菫)。

花の名は、摘まれることからの摘み入れが転訛したという説や、植物学者の牧野富太郎博士による大工道具の墨入れ(墨つぼ)に花の形が似ていることからという説などがあります。

ヨーロッパではバラは美を、ユリは威厳を、スミレは誠実さを表し、この3つを兼ね備えている女性が理想の女性とされていて、スミレは花としては高い地位を占めています。

スミレスミレ

花言葉「謙遜」「謙譲」は、美しさを誇ることなくつつましく咲く花の姿からつけられています。

花言葉「誠実」は、ひっそりと奥ゆかしく可憐な花を咲かせる姿をたとえたものだそうです。

花言葉「真実の愛」は、許嫁がいて太陽神アポロンの愛を受け入れられないというイオの願いで、女神アルテミスがイオをスミレの花に変えたというギリシャ神話からつけられています。

ローマ神話に、「私とスミレのどちらがいい香り?」と聞いた愛と美の女神ヴィーナスがキューピッドの「スミレ」の答えに怒って、スミレを叩いたので、花色が白から青になったという伝説があります。

スミレスミレ

鉢植えのスミレは、他の鉢に飛ばしたタネから鉢主がまだ芽を出さない冬の暖かい日から咲き始め、春には鉢を占領して花をたくさん咲かせます。

日当たりのよい山道などで、鉢植えのスミレと花弁や葉の色や形、咲き方などが異なるスミレに出会うとうれしくなります。

スミレは花色によって、それぞれに花言葉があてられています。

スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:日本(世界で約500種のうち55種)別名:スモウトリクサ(相撲取草)

スミレの花言葉:慎み深さ、謙虚、謙遜、誠実、小さな幸せ、真実の愛。

スミレの誕生花:2月19日、2月21日、2月27日、4月3日

スミレ(白)の花言葉:無邪気な愛、あどけない恋。
スミレ(白)の誕生花:1月6日、1月10日、1月15日、1月23日、2月1日、3月29日

スミレ(黄)の花言葉:つつましい幸福、牧歌的な喜び。
スミレ(黄)の誕生花:1月8日、1月9日、1月18日、2月3日、2月6日、5月4日

スミレ(ピンク)の花言葉:愛、希望。
スミレ(ピンク)の誕生花:1月6日

スミレ(紫)の花言葉:ささやかな幸せ、誠実、ひそかな愛。
スミレ(紫)の誕生花:1月5日、1月8日、1月29日、2月21日、3月1日

スミレ(青)の花言葉:誠実、愛。
スミレ(青)の誕生花:1月8日、3月15日

流通時期:ポット苗を早春に見かけます。
園芸ネット プラス charm 楽天市場店 四国ガーデン楽天市場支店 日本花卉ガーデンセンター e-フラワー さんにあります。







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Last updated  2015.02.27 10:30:27
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