夏から秋に、巻きひげで木などにつるを絡みつけながら、白い5弁花が夕方に開き始め、夜に花弁の縁を糸状に広げて咲き、夜明け前にしぼんで、秋に鮮やかなオレンジ色の実をつけます。
10月7日の誕生花は、レース状に広がる幻想的な純白の花、カラスウリ(烏瓜)。
花の名は、紅熟した実を烏が食べることからという説と、瓜状の朱色の実が古く唐から渡来した朱墨(しゅずみ)の唐朱(からす)に似ていたことからという説があります。
別名のタマズサ(玉章)は、中央に帯を巻いたような膨らみがある種子を結び文にたとえてつけられています。
花言葉「よき便り」は、赤く熟した実に入っている黒褐色の種子が、かつて貴族が折りたたんで季節の花に結び付けて、相手に贈った結び文(むすびぶみ)に似ていることからつけられています。
花言葉「男ぎらい」は、他のウリ科のキュウリなどと違って雌雄異株で、雌株の純白のレース編みのような雌花がつるに連なって咲き、実を結んでいくことからでしょうか。
今ではあまり見かけなくなったカラスウリが花木が大きくなって鳥たちが訪れるようになると、庭のあちこちにひとつ、ふたつとぶらさがる実を見かけるようになりました。
雄株の雄花は花のつけ根に子房がないレースのきれいな花を咲かせます。
ウリ科カラスウリ属、つる性の耐寒性多年草、原産地:日本、台湾、中国別名:タマズサ(玉章)
カラスウリ(烏瓜)の花言葉:よき便り、誠実、男ぎらい、二面性。
カラスウリ(烏瓜)の誕生花:8月24日、10月7日、11月11日、11月20日
流通時期:ポット苗を初夏に見かけます。
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