春から初秋まで、肉厚の細長い葉の間からつぼみをびっしりつけた花穂を長く伸ばしながら、オレンジ色の小さな6弁花が次々と咲き上がります。
11月22日の誕生花は、淡い黄色のふわふわしたおしべの美しい一日花、ハナアロエ(花蘆薈)。
花の名は、肉厚の葉がアロエ(蘆薈)に似ていて、花が美しいことから名づけられました。
学名Bulbine frutescensは、属名がギリシャ語のbulbos(鱗茎)、ラテン語のbulbus(球根)で、この属の多くが球根性であることからつけられています。
種小名は frutescens(低木状の)で、茎が木質化することからきています。
花言葉「健康」は、よく茂った緑の肉厚な細い葉が乾燥に強く、多肉植物のアロエのように強健なことからつけられています。
花言葉「復活」は、長い花穂の先まで毎日咲き続けた花が終わったと思うとまた花穂を出して花を咲かせ始めることからでしょうか。
ガードレールの際に咲くハナアロエは春の花が終わったあと一休みして、夏になるとまた花茎を伸ばし、暑い日差しの中をきらめくように花を次々と咲かせ、秋まで咲き続けていました。
ハナアロエは冬になると葉の先が枯れ込みますが、晩春には新しい葉が増えて、夏には青々としています。
四季咲き性で、温度さえあれば周年開花するそうです。
ユリ科ブルビネ属、半耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:ブルビネ、ブルビネ・フルテッセンス(ブルビネ・フルテスケンス)
ハナアロエ(花蘆薈)の花言葉:復活、健康。
ハナアロエ(花蘆薈)の誕生花:9月11日、11月22日
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