春から晩秋まで、光沢のある濃い緑色の葉のわきに、濃い紫色のつぼみを真っ赤な細い苞の間にのぞかせ、苞が開くと、紫色の花が花柱を長く突きだして咲きます。
11月25日の誕生花は、真紅の花が濃い緑の葉に映えるハイビスカスの近縁種、パボニア・インテルメディア。
花の名(学名Pavonia intermedia)は、属名がスペインの植物学者Jose Antonio Pavonにちなみ、種小名はintermedia(中間の、中くらいの大きさの)で、花の大きさからきているのでしょう。
パボニア・インテルメディアはハスタータ種(Pavonia hastata)とムルチフローラ種(Pavonia multiflora)との種間交雑種といわれています。
花言葉「慎重」は、ハイビスカスと同じように花柱が長く突き出す花なのに、赤い苞と濃紫色の萼と花弁で花柱を大切に包む姿からつけられたのでしょう。
花言葉「安堵」は、紫色の花が周りに広がる細く赤い苞に守られているように見えることからでしょう。
パボニア・インテルメディアは樹高が1.5~2mになるそうで、ひと夏でぐんぐん大きくなり、枝先にたくさんのつぼみをつけて、晩秋まで不思議な花が咲き続けていました。
寒くなって最後の花が咲き終わったら、枝分かれしないでまっすぐ伸びた幹に側枝がでるようにピンチして、一回り大きい鉢に植え替えて室内に入れると花を咲かせました。
アオイ科パボニア属、非耐寒性常緑小低木、原産地:南米
パボニア・インテルメディアの花言葉:慎重、安堵。
パボニア・インテルメディアの誕生花:11月25日
流通時期:鉢花を晩春に見かけます。
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