弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2020.09.15
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カテゴリ: 誕生花のない花
晩夏から秋に、まっすぐ伸びた茎につく細長い狭楕円形の葉のわきに、紅紫色の極小の4弁花が2~5個、次々と咲き、短かい筒型のガク(萼)の中に実をつけます。

誕生花のない花は、残暑の中で元気に咲き始める水田の小花、ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)。

花の名は、葉が細いヒメミソハギ(姫禊萩)で、ヒメミソハギはミソハギ(禊萩)に似て小さいことから名づけられました。

ミソハギの名は、禊禊(みそぎ)に使うハギ(萩)に似た花で、花穂に水を含ませてお盆の供物に水をかける風習から呼ばれたミソギハギが転じたといわれています。


花言葉「美人薄命」は、女性をイメージするピンク色の可憐な花の咲いて散るまでの時間が短いことからきているのでしょう。

ホソバヒメミソハギの花は朝、左右に張り出した葉の基部の上に開いて、午後には花弁が散り落ちています。


秋が深まった休耕田や田んぼの縁で、花後につけた赤褐色の膨らんだ実が目立つようになっても、よく枝分かれした茎の葉のわきにまばらに花を咲かせています。

ミソハギ科ヒメミソハギ属、一年草、原産地:北アメリカ

ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)の花言葉:美人薄命。



流通時期:―

ミソハギ
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ハギ
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Last updated  2020.09.15 10:30:05
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