弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2021.03.21
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カテゴリ: 誕生花のない花
早春に、葉に先立って、大きく伸びた緑色を帯びた枝から広がった小枝の先に、丸いつぼみを包む青い苞(ホウ)が黄緑になって開くと、つぼみ一つから複数の淡黄色の花が咲きます。

誕生花のない花は、早春のアレンジメントや生け花に人気の雄花のつぼみ、アオモジ(青文字)。

花の名は、同じクスノキ科のクロモジ(黒文字)対し枝が青い色をしていることから名づけられました。

別名のショウガノキ(生姜木)は実に辛味があることから、ソロバンノキ(算盤の木)はつぼみを算盤の玉にたとえてつけられています。


花言葉「友人が多い」は、一つの小枝につぼみが曲がって伸びた柄でぎっしりと固まってつき、一つのつぼみから複数個の花が咲く様子からつけられたのでしょう。

アオモジは雌雄異株で、大きな白い総苞に小さな白い花が5個包まれていて、雄花は黄色い葯が白い楕円形の小さな6枚の花被片より目立っているので、淡黄色の花に見えます。

おしべがなくなると茶色くなって、花数がよくわかります。


山道に沿って何本かアオモジが広がった枝に淡黄色の花を咲かせていますが、雌株の白い雌花を今年も見つけられませんでした。

クスノキ科ハマビワ属、落葉小高木~高木、原産地:日本、台湾、中国、マレーシア


アオモジ(青文字)の花言葉:友人が多い。

アオモジ(青文字)の誕生花:―

流通時期:―

クロモジ
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シロモジ
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Last updated  2021.03.21 10:30:06
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