弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2023.10.04
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カテゴリ: 誕生花のない花
晩春から、細長い枝の先のとがった楕円形の葉のわきに、花嚢(かのう)が1個ずつつき、晩夏に緑や赤、黒紫色の実が鈴なりにつきます。

誕生花のない花は、秋に熟すイチジク(無花果)を超小型にしたようなかわいい実、イヌビワ(犬枇杷)。

花(木)の名は、ビワ(枇杷)に似ている実がビワより小さく味が劣ることから、イヌ(役に立たないの意)をつけて名づけられました。

別名のコイチジク(小無花果)は実がイチジク(無花果)の実に似ていて、小さいことから呼ばれています。


花言葉「あふれる思い」は、たくさんの小さな花の蜜が花嚢からあふれ出すことからきているのでしょうか。

イヌビワは雌雄異株で、雌株の花嚢の内側には雌花が多数つき、雄株の花嚢には雄花と虫えい花(イヌビワコバチが産卵する)が混在して多数つきます。


鉢植えの木いちじくはコイチジクの雌株だったようで、緑の花嚢が黄葉する初冬に黒く熟しますが、蜜がこぼれ落ちる所を見たことはありません。

受粉を担うイヌビワコバチは雄株の赤紫色に熟した越冬用の果嚢の雄花の子房を食べて成虫になり、花粉をつけて飛び立つと聞き、味見をする勇気がないので果嚢を見るだけです。

クワ科イチジク属、半耐寒性落葉低木、原産地:日本、台湾、朝鮮半島
別名:コイチジク、イタビ(姫枇杷)

イヌビワ(犬枇杷)の花言葉:あふれる思い。

イヌビワ(犬枇杷)の誕生花:―

流通時期:鉢植えを秋に見かけます。
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Last updated  2023.10.04 10:30:06
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