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2005.08.28
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テーマ: AOR(111)
カテゴリ: 音楽・AOR
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『DANE DONOHUE』
dane donohue
発表年/1978年 プロデューサー/テレンス・ボイラン(全曲)、ジェイ・ワインディング&スティーブ・ホッジ(6,7,9)、ジョン・ボイラン(5,8)
【AORの隠れ名盤?】
このアルバムは最近紙ジャケシリーズとして再発されているようだが、私は2002年のCD化の時に購入した。一度聞いて以来すっかりこのアルバムの虜になってしまったが、皆さんも一度聞けばその良さを分かっていただけると思う。ドナヒューのヴォーカル、曲、演奏とどれを取っても文句の付けようのない AORの隠れた名盤 と言えよう。
デイン・ドナヒューにとっての今のところ唯一のソロ・アルバムと言われている。1978年に発売された当時は残念ながら私は高校生だったので全く知らなかった。2002年の再発で始めて知ったのだった。
【このアルバムについて】
1曲目の Casablanca は日本で有名なあの歌とは別の曲だ。いきなり都会的なメロディとドナヒューの哀愁を帯びたヴォーカルにグッと来るはずだ。ギターはラリー・カールトン、バック・ヴォーカルにはドン・ヘンリー(イーグルス)、J.D.サウザー、スティービー・ニックス(フリートウッド・マック)らのビッグ・ネームが参加している。ラストでラリー・カールトンのソロが見事に決まる辺りは、フュージョンっぽい。
2曲目の Dance With The Stranger でもドナヒューの大人のヴォーカルが曲に見事に映えている。まさに都会的な夜に聴けば最高の一曲だ。ここでも中間部でラリー・カールトンのギター・ソロがカッコいい。
3曲目の What Am I Supposed To Do
4曲目の Woman はチョッとジャズっぽい演奏に乗ってドナヒューが歌う。ドラムスにスティーブ・ガッド、ギターにラリー・カールトンが参加し、バック・ヴォーカルにはスティービー・ニックスの声が盛んに聞えてくる。
5曲目の Where Will You Go は徐々に盛り上げてくるドナヒューの噛み締めて歌うかのようなヴォーカルと、ビル・チャンプリン(シカゴ)のコーラスの絡みが特徴。
6曲目の Freedom 前曲とは少し変ってドナヒューがポップなメロディに乗って歌い、そこにアーニー・ワッツの見事なフュージョン風のサックスが絡むアレンジが秀逸な一曲。ギターはジェイ・グレイドン。
7曲目の Can't Be Seen でもアーニー・ワッツの見事なソロ、ギターにはジェイ・グレイドンとスティーブ・ルカサー(TOTO)が加わり見事な演奏を披露する。曲はソウル色が強く出ているのが特徴だ。
8曲目の Whatever Happened ではジャズっぽさとソウル色の強かった前曲とは違い、再びドナヒューの優しい歌声がここでは聴ける。スティーブ・ルカサーがここではアコギでソロを披露している。
9曲目の Tracey
ラストの Congratulations はアルバムのラストを飾るに相応しい、アルバム中で一番しっとりとしたナンバーだ。何だかしんみりとした雰囲気でアルバムを締めくくっている。
【豪華なゲスト・ミュージシャン達】
各曲での解説でも触れてきたが、兎に角このアルバムの参加ミュージシャンは一流どころが揃っている。ギターのラリー・カールトン、ジェイ・グレイドン、スティーブ・ルカサー。ドラムスのスティーブ・ガッド、サックスのアーニー・ワッツ、ベースにマイク・ポーカロらが参加。そしてバック・ヴォーカル陣はJ.D.サウザー、ドン・ヘンリー、ビル・チャンプリン、スティービー・ニックスと大物が参加している。
豪華ミュージシャンによる演奏も確かにこのアルバムの聴き所だが、デイン・ドナヒューの曲作りとヴォーカルにも注目して聴いていただきたい。AORの名盤と言えばボズ・スキャッグスの「Silk Degrees」,エアプレイの「Airplay」,Bobby Caldwell「Bobby Caldwell(イブニング・スキャンダル)」が挙げられるが、 間違いなくAORの名盤 として私はこのアルバムを加えたいと声を大にして言う。当分廃盤になることはないだろうが、買うなら早いうちに買わないとAORのアルバムって製作枚数少ないから要注意です。
【バック・ナンバー】
1.リー・リトナー「RIT」(1981)
2.ボズ・スキャッグス「MIDDLE MAN」(1980)
3.ジェイ.P.モーガン「JAYE.P.MORGAN」(1976)
4.クインシー・ジョーンズ「THE DUDE」(愛のコリーダ)(1980)
5.サントラ盤「FOOTLOOSE」(1984)
6.ヒューイ・ルイス「SPORTS」(1983)
7.ジョン・レノン「IMAGINE」(1971)
8.フランキー・ブルー「WHO'S FOOLIN' WHO?」(1982)
9.ワークシャイ「OCEAN」(1992)
10.バーシア「SWEETEST ILLUSION」(1987)
11.グロリア・エステファン・アンド・マイアミ・サウンド・マシーン「LET IT LOOSE」(1987)
12.リンゴ・スター「RINGO」(1973)





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Last updated  2005.08.29 09:36:33
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