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令和6年1月1日に発災した「能登半島地震」の被災地応援として、美濃加茂市上下水道課職員1名が岐阜県職員1名と一緒に、石川県鹿島郡中能登町に行っています。期間は、1月23日(火)から27日(土)までの予定です。 下水道は、上水道の復旧がされた後の、公衆衛生の確保と、公共用水域の水質保全のためには、必要不可欠な施設です。 地震の影響により、管路が破損している状況を日本下水道管路管理業協会の会員(管路調査作業員)の方々と一緒に、管路内にカメラを入れて、1か所づつ確認していき、使える状況であるかを確認していきます。※写真は、バキュームカーで管路等内の水を抜く作業のようす1月24日(水)から降った雪の影響により、作業は難航していますが、管路やマンホール内にたまった汚水を除去しながら、作業をすすめています。※写真は、管路等内にカメラを入れて被災状況を確認する作業のようす現地では、1日も早い復旧・復興が求められています。被災地のために美濃加茂市はこれからも、全力で被災地支援を行ってまいりますので、ご理解・ご協力いただきますようよろしくお願いします。
2024年01月26日
令和5年10月31日(火)に、加茂野町鷹之巣地内にあります下水道処理施設「あじさいエコパーク」において、防災訓練をおこないました。参加したのは、施設の管理担当をする市上下水道課職員、美濃加茂衛生㈱の職員ら10名です。 最初に、大規模地震を想定したシェイクアウト訓練をおこないました。 施設館内放送にて、地震発生を想定した放送があると、職員らはまず身の安全を守る行動をとり、地震がおさまるのを待ちました。 引続き、給湯室より火災発生が告げられると、職員らは通報・消火・誘導救護の役割に分かれ、それぞれの役割に応じた行動や確認などをおこない、迅速に利用者を避難場所へ誘導するなど訓練をおこないました。■出火を想定して消火器の模擬操作をおこなう職員 次に、館内利用者の有事に備え、応急手当普及員の指導の下、AEDの取扱い講習を消防署よりお借りした訓練用を機材を使っておこないました。■応急救護やAEDの使い方を学ぶ職員 最後に、備え付けの簡易担架の使い方を確認しました。■簡易担架で要救護者を載せて運ぶ模擬訓練 参加した職員らは、「訓練の中で想定外のこともあり確認ができてよかった」「簡易担架は少人数でも安全に搬送作業ができることがわかり、やってよかった」などと話していました。 日ごろよりあじさいエコパークや、下水道を利用されている市民のみなさんの安全・安心のため、これからも職員一同、防災対応を含めた施設管理につとめてまいりますので、よろしくお願いします。
2023年11月01日
8月1日(火)の午後、市内の下水道処理施設である「あじさいエコパーク」にて、夏休みに下水道のしくみをたのしく学ぶため、「夏休み下水道教室」を開催しました。 事前に親子で申し込みをされた13名が参加くださいました。 最初にビデオで下水道のしくみなどを学びました。 そのあと、施設職員から、「水がきれいになるには、水中の生物のはたらきが重要」であることの説明とともに、実際に処理されている水を顕微鏡でのぞき、微生物の動いているようすを観察をしました。 また、”パックテスト”といって、水のきれいな度合いが色でわかる試薬を使い、目で見て水がきれいになっているようすを確認しました。■施設職員から水質検査などの話を聞くようす 後半は、水が処理されている実際の場所に行って、職員から説明を受けながら、実際に処理されている水のようすを見て、水がきれいになっていく工程を確認しました。 同じく水処理の中で分離された固形物を見たり、においをかいだりして、下水道からでる循環資源がどのようなものかを学びました。■市の職員から下水処理から出る固形物の話を聞くようす 参加者は、「水がこんなにきれいになるとは驚いた」や「下水道に流すものにはこらからは気を付けていきたい」などと話されていました。 参加いただいたみなさん。暑い中でしたが、お疲れさまでした。 私たちはこれからも、子どもたちをはじめ市民のみなさんに学んでいただく機会を提供したいと考えていますので、よろしくお願いします。
2023年08月02日
美濃加茂市の市街地等には下水道が普及しているため、生活排水等の汚水を下水道管に接続し、排出している住居が多くあります。 排出された汚水は、道路内の管路を通じて下水道処理場まで流れていくわけですが、その途中には河川などを越えたり、管路が深くなりすぎないよう、汚水をポンプにて押し上げるなどする「マンホールポンプ場」があり、これが市内には全部で111か所存在します。 ここには汚水と一緒に油分や固形物等が流れてくるため、定期的に清掃メンテナンスをしながら、施設が安定して機能するように管理しています。 写真は、まちなかのマンホールポンプ場の清掃作業をするようす 下水道に水に溶けないような紙やおむつ、下着など繊維質を流されますと、ポンプが詰まって止まってしまうことがあり、その際は都度除去作業をおこなっています。 下水道を使用されているみなさまには、日ごろから下水道に流してはいけないものを流されないよう、ご協力をお願いいたします。 作業中は、大変ご迷惑をおかけしますととも、安心で快適な下水道の利用のため努力してまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
2023年06月21日
全国水道週間(6月1日〜6月7日)に合わせて、6月1日(木)美濃加茂市上下水道協同組合の組合員10社により、公園に設置されている水道施設の点検等を行う奉仕活動が行われました。 この活動は毎年行われており、組合員10社が5組に分かれて市内の公園24箇所の水飲み場やトイレの配管等の点検作業を実施しています。中町公園での作業風景美濃加茂市役所分庁舎の垂れ幕 点検とパッキン等の交換をして頂いた事により、蛇口の水漏れ、配管の詰まり等も未然に防ぐことができ、市民の皆様がより安全に公園が利用できるようになりました。
2023年06月02日
5月30日(火)に上下水道課職員及び協力事業者合同で、停電時における自家用発電機を使用した下水道汚水マンホールポンプの運転方法現場研修会を行ないました。各ご家庭のトイレや台所などから下水道管を通って流れている水(汚水)は、市内111ヶ所あるマンホールポンプで汲み上げながら下水処理場に流れています。この研修会は雨期に多発する雷や台風による停電を想定して、停電でポンプが動かなくなってもすぐに発電機を使ってポンプを動かし汚水があふれないように対応するため、毎年この時期におこなっているものです。 参加者らは、マニュアルに沿って事故が起こらないように手順を確認しながら操作を行い、自家発電機からポンプに電気が送られ、汚水が排除されることを確認しました。 市ではこのような操作研修等を行なうことで、有事の際に市民のみなさまに安心して下水道を使っていただけるよう準備をしております。 これからも下水道維持作業に関して、みなさまのご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
2023年05月30日
令和5年5月27日(土)の午前、職員防災訓練が市役所全体で実施され、下水道担当では、下水道施設における豪雨時を想定した訓練、地震を想定した訓練を行いました。まずは、机上訓練を行いました。豪雨の想定では、下水道施設である木曽川沿いにある雨水ポンプ場を稼働させるにあたり、出動しなければならない条件や連絡・人員体制等を確認しました。地震の想定では、汚水処理場、マンホールポンプ場の状況把握、対応について連絡・人員体制、緊急対応方法等を確認しました。そして現地確認を行いました。本庁舎にある雨水ポンプ場の監視制御装置の状態や、監視装置の取扱い方法の再確認をしました。 次に、災害の避難所設営時に設置する、仮設簡易トイレの設置方法を確認しました。 最後に処理場までの下水管路の途中に設置されている、汚水マンホールポンプ場の施設や、運転状況、災害時の対応方法等を確認しました。今回の訓練では、時間も短く管理するすべての施設の確認はできませんでした。しかし、日常業務の中で対応や想定できる事項についてはおこなっており、市民のみなさまに安全で安心な下水道サービスを提供できるよう、これからも尽力してまいりますので、引き続き美濃加茂市下水道事業に対しましてご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いします。
2023年05月29日
4月6日(木)の午後、市内の下水道処理施設である「あじさいエコパーク」を、地元のいきいきサロンのみなさん17名が処理場の理解を深めていただくため、見学されました。当日は雨で天気が悪い中でしたが、会議室で下水道全体や、処理場の中で行われている処理の仕方のお話、処理水の中いる微生物の様子を熱心に学ばれました。 見学施設に向かわれるようす きれいに処理された水を確認されるようす処理場が建設されるときのお話や、今の快適な生活のお話など、いろいろなお話を処理場の職員とかわしながら、やっぱり下水道があってよかったことなどを再確認いただき、とてもよい機会となりました。蜂屋川公共下水道処理施設(あじさいエコパーク)は、来年で20年を迎えます。これからもみなさんのご理解とご協力をいただきながら、快適な生活の維持向上のため、努めていきますので、よろしくお願いします。
2023年04月10日
令和4年11月8日(火)に、加茂野町鷹之巣地内にあります下水道処理施設「あじさいエコパーク」において、防災訓練をおこないました。 参加したのは、施設の管理担当をする市上下水道課職員、美濃加茂衛生㈱の職員ら10名です。 最初に、大規模地震を想定したシェイクアウト訓練をおこないました。 施設館内放送にて、地震発生を想定した放送があると、職員らはまず身の安全を守る行動をとり、地震がおさまるのを待ちました。 引続き、給湯室より火災発生が告げられると、職員らは通報・消火・誘導救護の役割に分かれ、それぞれの役割に応じた行動や確認などをおこない、迅速に利用者を避難場所へ誘導するなど訓練をおこないました。■出火を想定して消火器の模擬操作をおこなう職員■建物外の避難場所にて、防火管理者へ避難完了報告をするようす その後、消火器の扱い方を、消防署よりお借りした水消火器を使いおこないました。■職員が水消火器を使い、模擬消火訓練をおこなうようす その後、意見交換を行い、今後職員として必要な知識や対応などを情報共有し、日ごろ準備が不足している部分の必要性を確認しました。 参加した職員からは、「まだまだ知らないことがあって勉強になった」「定期的にやることが大事だと思う」などと意見がありました。 日ごろよりあじさいエコパークや、下水道を利用されている市民のみなさんの安全・安心のため、これからも職員一同、防災対応を含めた施設管理につとめてまいりますので、よろしくお願いします
2022年11月09日
8月2日(火)の午後、市内の下水道処理施設である「あじさいエコパーク」にて、夏休みに下水道のしくみをたのしく学ぶため、「夏休み下水道教室」を開催しました。 事前に親子で申し込みをされた参加者15名がご参加くださいました。 最初にビデオで下水道の必要性を学びました。 そのあと、施設職員から、「水がきれいになるには、水中の生物のはたらきが重要」であることの説明とともに、実際に処理されている水を顕微鏡でのぞき、微生物の動いているようすを観察をしました。■施設職員から水質検査などの話を聞くようす さらに、水が処理されている実際の場所に行って、職員から説明を受けながら、実際に処理されている水のようすを見たり、においをかいだりして、水がきれいになっていく工程を確認しました。■市の職員からきれいになっていく水の話を聞くようす 参加者のみなさんからは、「マンホールは市内にいくつあるのか?」や「どのぐらい水をきれいにして川へ放流しているのか?」など質問があり、職員からの回答を聞くと熱心にメモするなどしていました。 参加いただいたみなさん。暑い中でしたが、お疲れさまでした。 コロナ感染拡大の状況次第ではありますが、感染対策を行いながら、これからもできるかぎり子どもたちに学んでいただく機会を提供したいと考えていますので、よろしくお願いします。
2022年08月02日
6月28日(火)の午前、市内の下水道処理施設である「あじさいエコパーク」に市内下米田小学校4年生の63人みなさんが、下水道のしくみを学ぶため、見学にみえました。 最初にビデオで下水道の必要性を感じたあと、処理施設の職員から、「水がきれいになるには、水中の生物のはたらきが重要」であることを教わり、実際に顕微鏡の拡大映像から微生物の観察をしました。■施設職員に連れられ場内を歩くようすその後、実際の施設を見てまわり、行程ごとに処理されていく水のにおいをかぐなどして水がきれいになっていくようすを確認しました。■施設職員の話を熱心に聞くようすさいごに児童のみなさんからは、「いつから下水道施設は動いているのか」や「施設の管理ではどんな苦労があるのか」など質問があり、職員の回答を聞くと熱心にメモするなどしていました。 コロナ感染拡大の状況次第ではありますが、感染対策を行いながら、これからもできるかぎり子どもたちに学んでいただく機会を提供したいと考えています。
2022年06月29日
6月14日(火)の午後、市内の下水道処理施設である「あじさいエコパーク」に関市南ケ丘小学校4年生のみなさんが、下水道のしくみを学ぶため、見学にみえました。 最初にビデオで下水道の必要性を感じたあと、処理施設の職員から、「水がきれいになるには、水中の生物のはたらきが重要」であることを教わり、実際に顕微鏡の拡大映像から微生物の観察をしました。■施設職員の話を熱心に聞くようすその後、実際の施設を見てまわり、水がきれいになるためのようすを見たり、においをかいだりして学びました。■きれいになっていく施設内の水を順に確認するようす児童のみなさんからは、「水をきれいにするお仕事は大変だとわかった」や「水は大切につかっていきたいと思う」などと話がありました。 コロナ感染拡大の状況次第ではありますが、感染対策を行いながら、これからもできるかぎり子どもたちに学んでいただく機会を提供したいと考えています。
2022年06月15日
全国水道週間(6月1日〜6月7日)に合わせて、6月3日(金)美濃加茂市上下水道協同組合の組合員11社により、公園に設置されている水道施設の点検等を行う奉仕活動が行われました。 この活動は毎年行われており、組合員11社が5組に分かれて市内の公園24箇所の水飲み場やトイレの配管等の点検作業を実施しています。 中町公園での作業風景 点検とパッキン等の交換をして頂いた事により、蛇口の水漏れ、配管の詰まり等も未然に防ぐことができ、市民の皆様がより安全に公園が利用できるようになりました。
2022年06月06日
6月1日(水)に上下水道課職員及び協力事業者合同で、停電時における自家用発電機を使用した下水道汚水マンホールポンプの運転方法現場研修会を行ないました。各ご家庭のトイレや台所などから下水道管を通って流れてくる水(汚水)は、市内111ヶ所あるマンホールポンプで汲み上げながら下水処理場に流れていきます。 この研修会は雨期に多発する雷や台風による停電を想定して、停電でポンプが動かなくなってもすぐに発電機を使ってポンプを動かせるよう、毎年この時期におこなっています。このような現場研修を行なうことで、有事の際に市民のみなさまに安心して下水道を使っていただけるよう準備をしております。 これからも下水道維持作業に関しまして、みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2022年06月01日
5月20日(金)と、27日(金)に下水道のつまりを未然に防ぐため、夜間作業による管内清掃作業をおこないました。作業は市内の4か所。通行車両が多い箇所では、下水道のつまりが予想される個所は、夜間に作業を行っています。普段当たり前に使っている施設には、このような作業が必要不可欠です。今後も、みなさんのご理解、ご協力をいただきますようおねがいします。
2022年05月30日
今年も水道管の更新工事を進めています!!美濃太田駅から北へ行ったところにある、市道山手線の地下に、直径約30cmの水道管が埋まっています。 これは、配水本管と呼ばれる市内の東西を結ぶ重要な水道管であり、周辺の商業施設、病院、工場等の多くの人が集まる施設や、 みなさんのご自宅まで、この水道管から枝分かれして水道水が配られています。この水道管は、最初に埋められてから、およそ45年が経過しており、 今後、漏水したり、地震で損傷するおそれがあるため、 更新工事【配水管布設替工事(山手幹線第2工区)】を前年度に引き続き施工しています通常の工事の場合は、主に日中に作業をおこないますが、交通量の多い場所や、 不特定多数の人が出入りする場所については、部分的に夜間工事をおこないます。 前年度までのレポートはこちら2020年度第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります! 第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~第5回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~最終回~第6回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です!番外編 ~舗装復旧工事~工事その① 不断水工事 「不断水工事」とは何か… については2020年度工事の第2回レポートを参照ください今回の工事では「φ300×φ300」「φ250×φ250」「φ200×φ200」の3つの大きさの不断水工事をおこないます。 まずは「φ200×φ200」の口径のご紹介です。直径約20cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 今回の工事では「φ200×φ200」の不断水工事は全部で2箇所おこないます。1箇所は昼間に、もう1箇所は夜間に作業をおこないました。続いて「φ250×φ250」です。直径約25cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 先ほどより規模がひとまわり大きくなりました。水道管の直径が5cm大きくなっただけなのに、使用する機械の大きさがかなり違うのがお分かりでしょうか最後に「φ300×φ300」です。直径約30cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 今回の工事で取り扱う水道管の中では、最も大きなサイズです。水道管の口径が大きくなるとともに、施工する機械も大型化しているのが分かると思います。 こちらについては夜間に工事をおこなっています。水道管を新たに設置していく中で、既設の水道管と結び、水道水を相互に送り届ける必要があります。 そうした中で、水の流れをを止めず、水道水の利用に影響を与えないような工事の技術として、「不断水工事」が考案され、普段から様々な場所で施工されています。 工事その② 水道管送水管工事(GX形水道管) 「GX形水道管」とは何か… については2020年度工事の第3回レポートを参照ください!今回の工事では、主に直径約30cm(φ300)の大きさの水道管を布設しています。今回の工事は、2020年度と違い、やや狭い道路で水道管を設置していく場所が多くあります。 そのような場所でも重機を操り、うまく位置を合わせて順番に据え付けていきます。既設の構造物や、下水道管、雨水管などを回避する場合は、「ベンド」と呼ばれる曲がり角度に合わせた部材を組み合わせて回避していきます。 このように、陸上で組み立てたものを吊り降ろし、据え付けていくこともあります。配水本管は給水管を持たない重要な水道管なので、間違って住宅などへの給水分岐がされないよう、専用のテープを貼っていきます岐阜県の管理する県道と、市道山手線の交差する交差点付近は、交通量が非常に多いため、夜間に施工をおこないます。吊下ろした水道管を接続しています。 水道管に表示された白い標線を目印に必要な深さまで挿入していきます。据付が完了したら、設計通りの深さになっているか確認します。 タブレット端末を用いて管理情報を記録していきます。 今回の工事は、2021年12月の時点で、直径約30cm(φ300)の本管部分については、ほぼ施工が完了しており、水圧試験に合格した後に年内に通水を行う予定です。 引き続き、年明けから、ポリエチレン製水道管の新設や、廃止する古い水道管の閉塞作業を行う予定です。 沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。
2021年12月14日
令和3年11月20日、美濃加茂市川合町地内で開催されました、川合西作品展(川合西作品展実行委員主催)にお邪魔して、災害時における水道の使い方を紹介しました。今回は、給水車による応急給水についてや災害時に役立つ節水のパネル展示、手作りの簡易ろ過器による実験をおこないました。多くの方に、水道の大切さ、災害時の備えについて知ってもらうことができました。是非皆さんも災害に対してのご準備をよろしくお願いします。
2021年11月24日
10月上旬から本格的に既設水路を取り壊し水路を大きくする工事をしています。10月上旬から市民の田をお貸しいただき、水路脇に仮設道路を作りました。その仮設道路を利用して、既設の水路を取り壊し、新しい大きな水路が設置できように掘り、水路を設置しました。 これから、作業ごとの写真を詳しく説明します。上の写真の一番左からバックホウ、その横にダンプが並んでいます。その機械の下の部分が仮設道路です。バックホウとは、主に土を掘ったり、埋め戻しに使用します。ダンプとは、主に土や資材を運ぶ目的に使用します。写真の真ん中は、水路を設置するために掘った部分です。掘ることを掘削(くっさく)といいます。鉄の板は、掘った個所以外が崩れないように土を留める板で、文字通り、土留材といいます。その土留材が、土に押されて掘った内側に倒れないように支えている鉄の支柱を支保材といいます。写真では黄色や青色の支柱が支保材です。この頑丈な土留材や支保材により、掘削した内部でも安心して人が作業することが出来ます。写真の掘削した部分の水たまりは、岩盤に水がたまっているためです。掘削した部分に基準の高さがあり、その高さ施工誤差は、プラスマイナス30mmまでです。割れやすい岩盤の掘削は、岩が大きく割れないように注意する必要があり、土の掘削より難しいようです。上の写真は、掘削した個所に水路の基礎となるコンクリートを流し、締め固めて均した状態です。コンクリートを流し締め固める作業を「打設(だせつ)」といいます。なぜ、打設なのかについては、昔のコンクリートは水分が少なく、人がコンクリートを木の道具で突き締固めた作業から打設といわれ、その名残りのようです。コンクリートの両端部は、水路の設置作業用の印を付けるために平らしています。真ん中はザラザラにして、水路をミリ単位高さで調整するモルタルという材料がコンクリートに密着しやすいようにしています。コンクリートが固めるまで養生します。養生とは、コンクリートが病気で回復することではなく、コンクリートが硬化するように、低温・乾燥・衝撃などから保護する作業です。今は、暑くてコンクリートが急激に乾燥してひび割れたり、寒くてコンクリート内の水分が凍り膨張してひび割れたりしない時期です。上の写真は,基礎のコンクリートが固まったので、テフテレーンクレーンが3.4トンの新しい水路を吊り下ろして、水路を設置する作業の写真です。(10月26日)クレーンが水路を吊り上げ、吊り下ろしで転倒しないようにトラ模様のあし(アウトリガ)を仮設道路いっぱいに伸ばして、踏ん張っています。上の写真は、一直線に設置した水路の写真です。(10月27日)これから、水路と水路のつなぎ目を特殊な材料で埋める作業をします。
2021年10月28日
今年も引き続き、小山地域の雨水対策として、既設水路を取り壊して、水路を大きくする工事を行います。工事期間中は、皆様に大変ご迷惑をおかけいたします。ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。工事名:小山第2雨水支線築造工事(第2工区)施工延長:L=162.20m工事期間(現地作業):令和3年10月4日(月)から令和4年3月11日(金)まで契約期間:令和3年7月28日(水)から令和4年3月11日(金)施工業者:㈱日進建設場所:美濃加茂市下米田町小山地内代表的な水路断面 既設 横700mmx縦900mm → 工事 横1400mmx縦1400mm工事案内図内の①~③の数字は、写真の撮影個所です。田をお借りして工事用の仮設道路を作ります。その仮設道路からクレーンを使い、水路をミリ単位の精度で並べて固定します。写真は、昨年度、クレーンで3t以上の水路の材料を吊り降ろしながら、作業員の人の手により水路の高さや方向を調整しているところです。写真には水路内の作業員は写っていませんが、複数の作業員が連携し、水路の高さや方向を確認しながらの作業でした。① 昨年度の工事の続きから工事を行います。(9月末撮影)(今回工事の最下流から上流方向を撮影しています。)② この水路が横1400㎜x縦1400㎜の水路に代わります。③ 今回工事の最上流から下流方向を撮影しています。
2021年10月04日
!! 巨大な重機が登場 !!市道山手線の地下に埋められた、古くなった水道管を入れかえる工事は、 前回の第5回レポートで水道管工事は『最終回』でしたが、 今回は番外編として、道路舗装の復旧の様子をお知らせします!前回の水道管工事から、半年ほど時間が経過しています。 これは、水道管を設置した後で、車が通り、 道路面が押さえられ、これ以上下がらないところまで、 十分落ち着かせる期間を確保しているためです。市道山手線については、夜間に作業をおこなっています! 前回までのレポートはこちら↓ 第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります!第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~第5回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~最終回~市道山手線は、交通量の非常に多い美濃加茂市の幹線道路なので、舗装の厚みが20cmもあります。 一般的な市道は厚みが5cmなので、4倍の厚さです。 とても分厚いため、一晩で施工できないため、2回に分けて施工します。1回目の舗装施工として、下地の16cmを作っていく必要があります。(図の赤で囲った部分)昨年度に、水道管を設置した際に施工した仮の舗装をどんどんめくっていきます。舗装をめくった後で、下地を規定の高さになるよう調整します。下地の高さを調整したあとで、舗装を施工していきます。 昼間はみなさんに安全に通っていただくため、下地の16cmを施工した後に、仮舗装を4㎝施工して一旦、朝を迎えます。下地の施工を終えた後、2回目の舗装施工として、残る表層の4cmを施工していきます。(図の赤で囲った部分) 市道山手線では、『排水性舗装』という、雨水を排水する性能を持った舗装材料を使っていきます。2回目の舗装工事では、幅を広げて1車線分を工事していきます! 1車線分の幅を4㎝の厚みで薄~く削り取る必要があります。ここで登場するのが、冒頭でご紹介した大型の重機路面切削機(ロードカッター)です!この路面切削機はゆっくり自走しながら、車体の底部に取り付けられた回転刃で 舗装を薄~く削り取っていきます!路面切削機が通過した後が削られているのが分かります。削り取った舗装の破片は、象の鼻のような先端にベルトコンベアで運ばれ、 ダンプトラックに直接積み込みます。マンホールの周りや、角の部分などの狭い部分は、小型の路面切削機を用います。切削が完了したら、舗装新設の下準備をします。飛び散った舗装の破片を路面清掃車(ロードスイーパー)でキレイにした後…新しい舗装の付着を良くするため、乳剤散布車(アスファルトディストリビュータ)で乳剤の散布します。いろいろな下準備が終わったら、新しい舗装を施工していきます。舗装の敷き均しは、アスファルトフィニッシャーという重機を用いて施工します。アスファルトフィニッシャーが舗装を敷き均した後を、人力でキレイに形を整えていきます。舗装を敷き均し、形を整えたところを追いかけるように、振動ローラーで締め固めていきます。これらの作業を夜間に繰り返して、工事を進めていきます。 今回の道路舗装作業は、 8月の中頃から、9月上旬までかけて、夜間に工事をおこないました。 工事着手前の状況①工事完成後の状況①工事着手前の状況②工事完成後の状況②水道管布設替えから、道路舗装の復旧までの長期間に渡り、沿線のみなさんや、ご通行の方には、大変ご不便、ご迷惑をおかけしましたが、みなさんのご協力のおかげで、 今回の工事区間については無事完了することができました。令和3年度は、今回の工事区間からさらに西へ進んだ区間で、 水道管付設替え工事を引き続き予定しています。こちらにつきましても、進捗状況に応じてレポートしていきます! 沿線のみなさんや、ご通行の方には、ご不便やご迷惑をお掛けしますが、 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。
2021年09月30日
6月1日(火)に上下水道課職員と委託業者合同で「停電時における自家用発電機を使用した下水道汚水マンホールポンプの運転方法現場研修会」を行いました。 各家庭から出た汚水(トイレ、キッチン、お風呂からの水)は、下水管を流れていき、流れない深さになるとポンプで汲み上げ、また下流へ流していきます。 その汲み上げるためのマンホールポンプは、美濃加茂市内に111か所あります。皆様の家庭の近くの道路沿いに、写真のような4mくらいの塔のようなものを見たことはありませんか。これがマンホールポンプの制御盤です。その近くに大きなマンホールがあり、その中にマンホールポンプが設置されています。 今回行った研修は、雨期に多発する落雷や台風、大雨による停電を想定して、もしポンプが動かせなくなった時でも、自家用発電機を使ってポンプを動かせられるように、毎年この時期に行っています。 このような研修を行うことで皆様に安心して下水道を使用していただけます。まさに、マンホールポンプは縁の下の力持ちです。マンホールポンプが機能するように、職員も全力を尽くしますので、停電時におけるマンホールポンプの復旧作業につきましては、皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。【皆様へのお願い】 水に溶けない物(除菌シート、タオル、オムツなど)を流すとポンプに詰まって作動しなくなります。これらの物を流さないよう、注意してください。
2021年06月10日
美濃加茂市内にある県水応急給水地点の点検を兼ねた給水訓練をおこないました。大規模災害により美濃加茂市上下水道課の埋設した水道管が使えなくなった時に、県水(岐阜県東部広域水道事務所が埋設した水道管)から直接皆様に水道水を提供できる場所を毎年職員で点検しています。上の写真は、中部台パークにある県水応急給水地点です。ホースから応急給水栓に接続させて蛇口から給水できるように設置しています。上の写真は、東総合グラウンドにある県水応急給水地点です。水質を点検して正常であることを確認しました。このほかに、御門町、蜂屋町、加茂野町にある県水応急給水地点の点検をおこないました。いつ起こるか分からない災害のため、日頃から防災意識を持って取り組んでいきます。
2021年06月04日
6月3日美濃加茂市上下水道共同組合による奉仕活動が行われました。第63回全国水道週間に合わせて行われた今回の奉仕活動は、市内にある23箇所の公園で行われ、公園内にあるトイレや手洗いの点検、修理が実施されました。活動を行った組合員の木俣さんは「公園を利用する方が水道がでなくて困らないように」と話し、点検作業を行っていました。こうした活動のおかげで、みなさんが安心して公園を利用することが出来るようになっています。
2021年06月03日
令和3年4月27日、災害発生時に水道水の供給が停止した場合を想定した上下水道課職員による応急給水訓練を行いました。今回は、給水所の設営、給水タンクの組立、給水車による給水などを行いました。今後も、職員の対応能力向上を図るため、定期的に実施してまいります。給水タンク組立給水車への給水給水車からタンクへ給水水の配布
2021年04月30日
道路の下で、白い煙が...これは、いったい??今回の第5回のレポートでは、山手線から1本奥の、市道加瀬田355号線での工事の様子をご紹介します! 交通量の少ない道路なので、日中に作業をおこなっています! 前回までのレポートはこちら↓第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります!第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~工事その① 水道管送水管工事(GX形水道管)第3回レポートでも紹介した、鋳鉄製のGX形水道管をどんどん布設していきます!管の通りを合わせながら、慎重に吊りおろしていきます!工事その② 水道管配水管工事(ハイパーポリエチレン管)加瀬田355号線では配水支管も同時に整備していきます。 この青い管は、ハイパーポリエチレン管という、現在主流となっている樹脂製の管です。ハイパーポリエチレン管同士の接続方法は、「融着接合」をおこない、電気を流して管同士を溶かして一体化しています。赤く丸で囲ってある部分が飛び出ているのが分かりますか?ここが飛び出ていると、「融着接合」が正常に完了したことの目印となります。工事その③ 凍結止水工法古い管から新しい管に切り替えるためには、古い管を切り離す必要があります。 ですが、今回水を止めたい場所の近くに使えそうなバルブがありません。 そこで水道管そのものを冷やして凍らせて水を止めてしまいます!まずは、水道管に発泡スチロール製の容器をセットして...この容器に入った液体窒素を...ジャブジャブ投入していきます!しばらくするとこのように液体窒素の煙が発生してきます。 冒頭で紹介した写真は温泉ではなかったですね。 液体窒素なのでとても寒いです。-196℃くらいあります。凍結が進んでくるとこんな感じになってきます。近くの給水管で水が出ないことを確認した後、エンジンカッターで切断していきます! 直径30cmの鋳鉄管なので、切断するだけでも大変です!切断した場所を横から見るとこのようになっています。 正面が凍結した水道水が氷になっている部分です。 見事に芯までカチコチに凍り付いているのがわかります!今回は、古い水道管を切り離すことが目的なので、凍った水道管の端部に蓋を設置しました。最後にバーナーで温めて、凍った部分を溶かして完了です!今回の市道加瀬田355号線での作業は、12月の上旬から、1月中旬までかけて、昼間に工事をおこないました。 工事全体もいよいよ終盤にかかっており、2月の中旬頃までには、夜間作業を含めて、すべての作業が完了する予定です。また、道路舗装の完全復旧については、水道管を埋めたあとで十分な期間を要するため、2021年の夏頃までに作業をおこなう予定でいます。沿線の皆様方や、ご通行の方にはしばらくの期間、ご不便やご迷惑をお掛けしますが、 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。主要な作業はこれですべて完了しましたので、今回の第5回レポートで今回の工事の紹介は終了とさせていただきます。これまで、読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。
2021年02月02日
古い水管橋が... 新しくなりました! 市道山手線の地下にある、古くなった水道管を入れかえる工事では、加茂川という河川をまたいでいる箇所があります。 今回の第4回のレポートでは、 この加茂川に架かる加瀬田橋に取り付けられている、水道管の橋(水管橋といいます)のリニューアル工事をご紹介します! 今回の工事で、設置後約45年経過した、鋳鉄製の水管橋を、ステンレス製の新しい水管橋に交換します! 前回までのレポートはこちら↓第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります!第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~ここからは、【水管橋工事】の流れを追っていきます! 部材を工事現場に持ち込む前に... 製作工場で部材の確認をします。製作工場で作られた部材に不具合がないか、各種試験をおこないます。これは、土の中に埋まってしまう部材ですが、地震発生時に水管橋の前後で、ずれを吸収する可撓管(かとうかん)という部材です。 その頃現場では、古い水管橋が解体されていきます。解体しているので、内部に水道水は流れていませんが...仮設水道管を設置しているので、水道水の供給が止まることはありません! きれいに古い水管橋の撤去が完了しました!そして、深夜に道路を規制しながら、新しい水管橋を設置していきます! これはベローズ管という水管橋の一部に組み込む部材です。ステンレス製の水管橋は、気温の変化によりわずかに伸び縮みするため、これを吸収するための部材です。内側はバネのような形状をしています。これは空気弁といいます。水管橋の内部にたまった空気を排気するための部材です。 吊り下ろした部材を、現地で溶接して一体化していきます。ステンレス同士の溶接作業なので、溶接の品質を確保するために、ポンプで部材の内側を真空状態にして作業をおこなっています。この作業を繰り返して、必要な部材を順次設置していきます。新しい水管橋の両端に、人の侵入を防止するための柵を取り付けています。 溶接がすべて完了したら、溶接個所に不良がないか、X線を用いて検査をおこないます。水管橋にX線発生装置とフィルムを設置して撮影します。撮影後、すぐに現像処理をしてフィルムの確認をおこないます。細かい傷のような線や、小さな点が基準以上発生していなければ合格です。最後に金属製の凍結防止用カバーで全体を防護して完了となります。 今回の【水管橋工事】は、10月の後半から、11月の中頃までかけて、夜間を中心に工事をおこないました。 このような作業は、市道山手線の日中の交通量が多いため、深夜を中心に作業をしています。 沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。
2020年12月07日
市道山手線の地下の水道管の入れ替え工事!いよいよ水道管を布設します!夜間照明で何やら幻想的な雰囲気… 今回の第3回レポートでは、今回の工事の主役!水道管を布設していく【本管布設工事】の様子をお知らせします。 前回までのレポートはこちら↓第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります!第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~ 今回の工事では直径約30センチメートルの鋳鉄製の水道管を道路の下に入れていきます。 鋳鉄製の水道管にも色々な種類がありますが、今回は耐震性に優れた【GX形水道管】と呼ばれるタイプを使用していきます。 【GX形水道管】とは次世代(Generation neXt)を意味する最新型の水道管となります!ここからは、【本管布設工事】の流れを追っていきます! 布設を待つGX形水道管の様子。掘削時に重機を向かい合わせに配置して効率よく掘削していきます。 慎重にGX形水道管を吊り降ろしていきます。続いて先に布設したGX形水道管に差し込んでいきます。 GX形水道管に示された2本の白線の1本目が標準的な差し込み長さの目印になっています。また、この現場では、タブレット端末を使って記録の管理をおこなっています。今回の配水本管に使用するGX形水道管には、誤って宅内への給水管を設置してしまわないように、配水本管専用のテープを貼り付けています。 今回お知らせした【本管布設工事】は、2週間ほどかけて夜間に370メートルほどの長さを、順次移動しながら施工していきます。 このような、水道管本体の設置作業は、市道山手線の日中の交通量が多いため、深夜に作業しています。沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力いただけますようお願いいたします。次回は【水管橋工事】の様子をお知らせします。おたのしみに!
2020年10月26日
市道山手線の地下の水道管の入れ替え工事が現在進行中です!この写真の物体は何でしょう?答えは後ほど… 今回の第2回レポートでは、前回予告しました、【不断水工事】の様子をお知らせします。 前回までのレポートはこちら↓第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります! 【不断水工事】とは耳慣れない言葉ですが、簡単にご説明すると… 水道管を入れ替える工事の際に、普段皆さんが使用している水道管を、切断して工事をおこなう場面が、発生してしまうことがあります。 工事範囲で水道を使用しているご家庭の件数が少ない場合は、一時的に断水のご協力をいただいて、作業をおこなうのですが、今回入れ替える水道管は、直径約30センチメートルもあり、市内の水道管の中では最大級の幹線水道管です。 もしこれを断水すると、数千件のご家庭や、企業、商業施設に影響をおよぼすため、断水して作業することは不可能です。 このような場合に、水を止めなくても、水道管の分岐などができる工事を、総じて【不断水工事】と呼びます。 今回の水道管入れ替え工事の一環として、加茂川に架かる水道管の橋(添架橋)の架け替えをおこないます。 水道水は常に流し続けなければいけないので、仮回しの水道管を、道路の歩道部分に設置します。その際に、現在使用している水道管からの分岐を取ったり、切断するために水道管に栓をする必要があるので、【不断水工事】をおこないます。ここからは、【不断水工事】の流れを順を追っていきます! 道路の地下を掘削し、既存の水道管を露出させ、表面を清掃し、部材を設置していきます。 取り付けた部材から水漏れをしていないかどうかを、水圧をかけて必ず確認をおこないます。 水道管に穴を開ける機械(穿孔機【せんこうき】)で水道管の上面、側面の2箇所に穴を開けます。 穴を開けた水道管の破片(穿孔片【せんこうへん】)の確認を必ずおこないます。また、水道管の内部がでこぼこしていないか、専用の機材を取り付けて確認をおこないます。 水道管内部に異常がないことを確認したら、専用の機材を使用してバルブの設置をおこないます。最後に養生用のシートを巻きつけて作業完了です!完了…ですが、このあと埋め戻し、アスファルト舗装の復旧をおこないます。冒頭の謎の物体は、夜間工事の際の照明装置でした! 今回の【不断水工事】は、10月8日、9日の二晩かけておこない、加茂川の両岸で、2箇所の分岐用バルブと、2箇所の閉栓用バルブの設置をおこないました。 今回の作業や、今後進めていく水道管本体の設置作業は、市道山手線の日中の交通量が多いため、深夜に作業しています。沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力いただけますようお願いいたします。次回は【本管布設工事】の様子をお知らせします。おたのしみに!
2020年10月12日
美濃太田駅より北側の、市道山手線の地下に、直径約30センチメートルの水道管が埋まっています。これは、重要な水道管であり、みなさまが利用する水道水は、ここから枝分かれして配られています。 この水道管は、埋められてから、およそ45年が経過しており、古くなって破裂したり、地震で損傷するおそれがあるため、今回、更新工事【配水管布設替工事(山手幹線第1工区)】をおこないます。 市道山手線の沿線には、商業施設がたくさんあり、交通渋滞を避けるため、主な工事は夜間におこないます。 みなさまには、たいへんご不便ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 現在は、測量作業や、試掘調査が完了し、これから舗装をめくって、地面を掘り上げるための準備をしている段階です。 測量作業の際に、写真にあるように、道路にいろいろな印を描いています。(落書きじゃないですよ!) 青い印が、現在使用している古い水道管の位置で、白い線が道路舗装を切るための目印の線、赤い印が新しく水道管を入れる位置を示しています。 今後は、工事の進み具合にあわせて、引き続きレポートをしていきます。 次回は【不断水工事】の様子をお知らせします。おたのしみに!
2020年10月05日
6月10日(水)に上下水道課職員及び委託業者合同で停電時における自家用発電機を使用した下水道汚水マンホールポンプの運転方法現場研修会を行ないました。各ご家庭のトイレや台所などから下水道管を通って流れてくる水(汚水)は、市内111ヶ所あるマンホールポンプで汲み上げながら下水処理場に流れていきます。この研修会は雨期に多発する雷や台風による停電を想定して、停電でポンプが動かなくなってもすぐに発電機で動かせるように、毎年この時期におこなっています。 このような現場研修を行なうことで皆様に安心して下水道を使っていただけます。停電等の際に行われる下水道汚水マンホールポンプの復旧作業に対しまして、みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2020年06月12日
第62回全国水道週間に合わせ、6月1日(月)に美濃加茂市上下水道協同組合による奉仕活動が行われました。組合員が5組(1組2~3人)に分かれ、市内23箇所の公園で、水の漏れはないか、トイレは正常に使えるかなどを点検。安心して公園が利用できるよう汗を流しました。点検作業を行った美濃加茂市上下水道組合の武藤さんは「今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園を利用できない時期があった分、これから利用する人たちが公園を楽むことができるよう、しっかりと点検したいと思います。」と話しながら次の公園へ向かいました。手洗い場の水がしっかり止まるか確認する様子トイレの手洗いに水漏れはないか確認する様子
2020年06月01日
前回、第2弾「工事中」と題して配水管布設替工事(佐口幹線第4工区)をご紹介しました。 今回は「完了」と題して最後の舗装復旧についてご紹介します。 周辺の皆様、この道を通っておられる皆様にはご迷惑をお掛けしましたが、無事新しい水道管に入れ替え出来ましたのでご報告します。 「工事が終わったけど、道路ガタガタやん」と言われてはいけないので、しっかり舗装を復旧します。 皆さん特に気にしないで通っている道路ですが、舗装の下は砕石という石を砕いたものが敷き詰められています。この砕石がしっかり踏み固められていることで、その上にアスファルト舗装が沈んだりすることを防いでいます。 作業員の方がきれいに敷きならした後、「タイヤローラー」という機械でしっかりと踏み固めます。 写真には載っていませんが、砕石をしっかり踏み固めたところへ乳剤というアスファルト舗装と砕石をくっつける接着剤のようなものを散布してから、奥に見える「フィニッシャー」という機械を使ってアスファルト合材を敷き詰めていきます。 アスファルト合材を敷き詰めた後、先ほど登場した「タイヤローラー」でしっかり踏み固めてアスファルト舗装が出来上がります。 この後、消えかかっていた白線を書き直したり、飛び散ったアスファルト合材などをきれいに掃除して完成となります。 水道は皆さんの生活を支える大切なライフラインです。便利に生活できるように、昭和の時代から水道管が埋められて、使われてきました。もちろん、そのまま永遠に使えるわけではありません。 古くなった水道管は、大きな地震が起きると割れたり、つなぎ目が抜ける可能性があるので、新しい管に入れ替えるのと同時に抜けにくい管に入れ替える必要があります。 水道管は道路に埋められているものがほとんどですので、入れ替えるには通行止めなどしないと危険なため、通行される方にはご迷惑をお掛けすることとなります。 今後も順番に古くなった水道管を入れ替える工事を進めていきます。通行される皆さんにはご迷惑をお掛けしますが、事故等が無いように安全に工事を進めていきますのでご理解、ご協力をお願いします。
2020年02月18日
前回(10月10日)のお知らせから工事が順調に進行し、12月19日に無事完了することができました。 工事の期間中は、大変ご迷惑をおかけしましたが、ご協力いただきありがとうございました。 この水路工事は、宅地化の進んだ区域の浸水を防ぐため、水路の整備を行うもので、平成27年度より工事を開始して、5期目の工事が完了しました。 今回の工事完了により累積の実績は、総延長約950mのうち、約540mの水路設置が完了しました。 今後の工事は、上流に向かって残りの約410mを4年かけて行う予定でいます。 地域の皆様には、今後とも工事のご協力をお願いいたします。①上の写真は、完成した水路工事個所の北側から南へ向けて撮影(2019年12月) この道路の真ん中に水路をいれました。↑上のマンホール写真は、①の写真の赤丸箇所です。 このマンホールの下に水路が埋まっています。 ②上の写真は、①の工事中の時の写真。(2019年10月撮影)③上の写真は、完成した舗装復旧工事個所の北側から南へ向けて撮影(2019年12月) この道路のガードレールより南に、水路があります。④上の写真は、③の舗装工事を行う前の写真。(2019年10月撮影)
2019年12月25日
本郷町、下米田・牧野地区におきまして下水道管内のTVカメラ調査をおこなっております。 不明水とは、下水道管に流入しない雨水や地下水のことで、不明水が多く流れ込むと、余分な水の処理費用がかかり、時には、下水が溢れ、地域に被害をもたらしたり、下水道施設に被害をもたらしたりすることがあります。調査作業中、皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力を賜りますようお願い致します。調査にて発見されました不良個所は、随時修繕をおこなっていきます。下水道は、雨水や汚水を排水し、安全・快適な環境をつくる大切な公共の財産です。今後も調査・修繕をおこない、下水道の維持に努めていきます。
2019年12月20日
上の写真の道路部に水路を設置する工事の状況について、お知らせします。 前回(10月11日)からお知らせしてから水路の更新工事が始まり、11月21日時点で道路下になるボックスカルバートが並びました。上の写真における真ん中の四角いコンクリート(ボックスカルバート)が、道路下に埋まる水路です。そのボックスカルバートの左右の青い板は、土留材です。土留材は、文字の通り、掘った個所が崩れないように土を留めています。写真では小さく感じると思いますが、青い板の間は、広い場所で約3.6mの幅です。また、深さは深い場所で、元の道路の路面から約3.5mの深さです。 大きな機械(クレーン)を使用して、重さ2tから5tのボックスカルバートのブロック一つ一つを青い板を支えている棒(支保)を避けて所定場所まで吊り、人の手でボックスカルバートの向きや高さを微調整して並べました。 設置する技術は、図面に記載している数値と実際に設置した結果の数値には誤差がほとんど無く、あっても数ミリ単位の誤差です。(写真の黄色の機械はバックホウといい、土を掘ったり、埋め戻しの土を入れたりする機械)このように品質の確保と早期完成を目指し、工事を行っていますが、皆様には大変ご迷惑をおかけしています。今後もご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。次回は、今回お知らせしました個所の上流側にU型水路を設置しますので、その水路の設置状況をお知らせする予定です。
2019年11月27日
前回第1弾「準備中」と題して配水管布設替工事(佐口幹線第4工区)をご紹介しました。 その後、水道管の材料が届き、工事を始めました。今回は「工事中」と題して皆さんが「何をしとるんやろ?」と思っていることについてお答えしたいと思います。 黄色のでっかい機械が見えますが、これは「バックホウ」という機械で、人間では掘れないぐらい固い地盤でも鉄で出来た「バケット」という大きなスコップみたいなもので掘っていきます。水道管を埋める深さが決まっていますので、1m以上の深さまで掘ります。 皆さんが通る道路で作業するので、安全に作業する必要があります。操縦するのには免許がいりますので、ちゃんと資格を持った人が作業しています。ご安心ください。 作業している人の足元にあるのが水道管です。皆さんの家にある水道管や蛇口と比べるとものすごい太いことが分かってもらえると思います。この水道管の太さは直径30センチです。一般家庭の水道管は1センチ程度なのですごい太さです。 この水道管は鉄で出来ていて、1本の長さが6mあります。管のつなぎ目を「継ぎ手」と言います。継ぎ手の構造が特殊で、右側に白い線が2本管に書いてあるのが見えますが、地震が起きた時、白い線の間の分、継ぎ手が伸び縮みして管が抜けるのを防ぐようになっています。 水道管を設置し終わって埋め戻したら、舗装をします。一日の作業で管をだいたい4~5本ぐらい設置します。道路がカーブしていると特殊な管を使うので少し作業が遅くなってしまいますが、一日当たり25mから30mぐらい設置しています。 皆さんには工事中、ご不便をお掛けすることと思いますが、事故が無いように気を付けながら作業しています。ガードマンが立っていますので、案内に従って安全にご通行ください。 工事が終わりましたら第3弾「完成」をお伝えします。
2019年11月19日
小山地域の雨水対策として1時間に約52ミリの降雨に対応するため、現状の水路における雨水排除能力の低い箇所の増強を目的として、水路の断面を大きくする工事を実施しています。 工事期間中は皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。 工事名;小山第2雨水幹線築造工事(第1工区)施工延長;L=154.01m工事期間;令和元年9月24日から令和2年2月28日まで契約期間(令和元年8月14日から令和2年2月28日まで)施工業者;㈱日進建設場所;美濃加茂市下米田町小山地内工事最下流の水路断面 □縦1300mm×横1600m (既設水路断面)□縦1000mm×横1000mm 位 置 図 丸数字はおおよその写真撮影位置 ① 工事起点箇所付近から工事個所(北方面)を望む (2019年4月撮影) ② 現状の水路を工事個所の上流付近から南方面を望む(2019年8月撮影)③ 工事用仮設道路の施工状況を工事個所の上流付近から南方面を望む(2019年10月撮影) 9月上旬に工事箇所の土の柔らかさを確認する調査を実施しました。 現在(10月上旬)は、水路部分を掘ったり、水路資材を搬入するための工事用仮設道路を施工しています。(写真③) 仮設道路が完成後に、工事箇所の樹木等の伐採を行い、順次、既設の水路を撤去して、新しい水路を設置します。 次回は、水路工事など、工事の途中経過をお伝えする予定です。
2019年10月11日
古くなった水道管は、地震で抜けてしまったり破裂してしまったりして皆さんに水道水を届けることが出来なくなる可能性があります。そこで美濃加茂市上下水道課では、幹線管路と言われる太い水道管を重点的に古い管を新しい管に交換する工事をしています。 今回第1弾「準備中」としてご紹介するのは、配水管布設替工事(佐口幹線第4工区)です。 この佐口幹線の給水人口は約2万人です。美濃加茂市の人口が約5万7千人なので、全市の3分の1ほどの市民の皆さんに水道水を届けている重要な幹線と言えます。 実際に水道管を埋める位置を道路にチョークで書いて設計図と現地を合わせています。埋まっている管や構造物をチェックしながら新しい水道管が本当に埋められるのか確認する作業です。 この後、水道管を掘って埋める作業に入っていきます。 皆さんには工事中、ご不便をお掛けすることと思いますが、事故が無いように気を付けながら作業していきます。ご協力お願いします。 工事にとりかかりましたら第2弾「工事中」をお伝えします。
2019年10月02日
美濃加茂市役所で9月25日、新しく導入した加圧式給水タンク車のお披露目を行いました。これは昨年の6月29日から7月1日未明にかけて発生した断水を受け、迅速な給水活動を行うために導入したものです。 お披露目では被災地の応急給水所を想定した給水タンク車への給水や、応急給水袋への給水活動を行い、災害時などでの実用性を紹介しました。今回の加圧式給水タンク車は1.7tの水を運ぶことができ、応急給水地点への給水を効率よく行えるだけでなく、医療・福祉施設などの受水槽へ給水することが可能となり、ライフラインを維持する重要な役割をこなします。加圧式給水車から給水タンクへ給水する様子給水体験をする伊藤市長
2019年09月25日
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