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2021年02月02日
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カテゴリ: 上下水道課
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道路の下で、白い煙が...これは、いったい??


今回の第5回のレポートでは、山手線から1本奥の、市道加瀬田355号線での工事の様子をご紹介します!
交通量の少ない道路なので、日中に作業をおこなっています!



 前回までのレポートはこちら↓

第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります!

第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~

第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~

第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~



​工事その① 水道管送水管工事(GX形水道管) ​​



第3回レポートでも紹介した、鋳鉄製のGX形水道管をどんどん布設していきます!





管の通りを合わせながら、慎重に吊りおろしていきます!



工事その② 水道管配水管工事(ハイパーポリエチレン管)


加瀬田355号線では配水支管も同時に整備していきます。
この青い管は、ハイパーポリエチレン管という、現在主流となっている樹脂製の管です。





ハイパーポリエチレン管同士の接続方法は、「融着接合」をおこない、
電気を流して管同士を溶かして一体化しています。





赤く丸で囲ってある部分が飛び出ているのが分かりますか?
ここが飛び出ていると、「融着接合」が正常に完了したことの目印となります。



工事その③ 凍結止水工法



ですが、今回水を止めたい場所の近くに使えそうなバルブがありません。
そこで水道管そのものを冷やして凍らせて水を止めてしまいます!
まずは、水道管に発泡スチロール製の容器をセットして...





​​この容器に入った液体窒素を...





ジャブジャブ投入していきます!





しばらくするとこのように液体窒素の煙が発生してきます。
冒頭で紹介した写真は温泉ではなかったですね。
液体窒素なのでとても寒いです。-196℃くらいあります。





凍結が進んでくるとこんな感じになってきます。





近くの給水管で水が出ないことを確認した後、エンジンカッターで切断していきます!
直径30cmの鋳鉄管なので、切断するだけでも大変です!






正面が凍結した水道水が氷になっている部分です。
見事に芯までカチコチに凍り付いているのがわかります!




今回は、古い水道管を切り離すことが目的なので、凍った水道管の端部に蓋を設置しました。





最後にバーナーで温めて、凍った部分を溶かして完了です!




今回の市道加瀬田355号線での作業は、




工事全体もいよいよ終盤にかかっており、2月の中旬頃までには、
夜間作業を含めて、すべての作業が完了する予定です。

また、道路舗装の完全復旧については、水道管を埋めたあとで十分な期間を要するため、
2021年の夏頃までに作業をおこなう予定でいます。
沿線の皆様方や、ご通行の方にはしばらくの期間、ご不便やご迷惑をお掛けしますが、
ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。

主要な作業はこれですべて完了しましたので、
今回の第5回レポートで今回の工事の紹介は終了とさせていただきます。
これまで、読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。





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最終更新日  2021年02月02日 13時13分58秒

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