「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

November 13, 2010
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APEC開催の影響もあってか大渋滞の首都高速道路を抜けて舞浜に到着し、R7立体駐車場の4階に車を停めることができたのは10:40くらいでした。

それから連絡通路を歩いてシーに向かい、入園できたのは11:00前だったと思います。


今年のクリスマスイベントが始まった とはいえ、メインのステージショー「クリスマス・ウィッシュ」は明日からのスタートですし、なんと言っても今日11月13日は「ブラヴィッシーモ!」が観られる最後の日です。

エントランスのディズニーシープラザにもミラコスタ通りの入口にもクリスマスらしい飾り付けはたくさん見られましたが、今ひとつ気分が盛り上がらないのはやはり、「『ブラヴィッシーモ!』の最終日を見届けなければクリスマスも始まらない」 という空気がパーク内にそこはかとなく漂っていたからなのでしょうか。


さて、ミラコスタ通りを抜けてハーバーに出た私達は、それでもとにかく「ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル~」だけはまず観なくては!と思い、(なにせ去年は座席抽選だったこのショーも今年は抽選なしで自由に観られるのですから!)アメリカンウォーターフロント方面に歩を進めました。

途中通り過ぎた坂道のハーバー沿いには、既に「ブラヴィッシーモ!」鑑賞のために場所を確保しているのではと思われる熱心なゲストの方々が何組もいらっしゃったようでした。
が、全パーク的に見ればその人数もさして多いようには見受けられませんでしたし、私達にとっての「良い」観賞場所もまだまだ多く残されていたようだったので、私達はそのままブロードウェイミュージックシアター前へと向かいました。

101113_BBB_MM.JPG

本日一回目「12:15」からの回への入場待ち列最後尾についたのは11:00を少し過ぎた頃だったと思います。

列は何度も大きく動き、11:30過ぎにはブロードウェイミュージックシアターとニューヨークデリの間の出入口から「ミート&スマイル」に出演するキャラクター達が現れて愛想をふりまく様子も待ち列から見ることができました。

入場できたのは11:50過ぎで、通路沿いの席を諦めればサイドブロックならばかなり前方中央寄りの席も確保できるような状況でした。

2年ぶりに好きな席で鑑賞できた「ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル~」は、それはそれは楽しくて もう言うことなしでした。
今年のクリスマスはウォーターフロントパークでのステージショーが座席抽選となりますが、こちらのショーが抽選無しで観られるのなら、もうそれだけで満足できそうです。


ショー終了後は混雑のために劇場から出るのにかなり時間がかかり、外に出られた時には時刻は12:55くらいになっていました。
私達は今日はもうこのあとは最後の「ブラヴィッシーモ!」を観ることしか考えていなかったので、ハーバーへ出て今夜の観賞場所を定めることにしました。


実は私自身は今日は、「ハーバーに面した最前列じゃなくても、『ブラヴィッシーモ!』が行われているその時にハーバーのどこかにいられればそれでじゅうぶん」くらいのつもりでシーに来ていました。
数日前に こちら の日記にも書いたように、私の中では既に「ブラヴィッシーモ!」についての思いは自分でも驚くくらいすっきりと きれいに整理がついていたからです。

しかし夫の方には夫なりのまた別の思いがあったようで、彼はある特定の場所から最後の「ブラヴィッシーモ!」を観ることを望みました。

幸いにもこの時刻 夫の望むその観賞場所にはまだ空きがあったので、私達はその場所に落ち着くことに決めました。



それからの数時間は、私達はその場所でテイクアウトで軽く食事をとったり、交代で買い物に出かけたりして過ごしました。
すぐ近くにたくさん残っていた「ハーバーに対して最前列」になる場所は、レジェンド・オブ・ミシカが終わった15:00過ぎにほぼ埋まったようでした。

101113_マクダックス_ウィンドウ.JPG

101113_ヴェネチア.JPG

私はクリスマスの風景をカメラに収めるために15:30からしばらくの間パーク内を歩いてみましたが、ブラヴィッシーモ!を待っていらっしゃる方の姿はいわゆる「ハーバー際最前列」以外にはまだそんなに多くないように見受けられました。
ただ今夜の風向きを考慮してリドアイル内の火山側にはまったくゲストを入れておらずリドアイルの収容人数が普段の三分の一くらいに減っていたので、その周辺の観賞場所は条件のあまり良くない場所も含めてかなり埋まってきているようではありました。


観賞場所に戻って、17:00を過ぎたあたりからは背後に2列目3列目が次々と出現しました。



101113_火山の噴火に照らし出される開始を待つ人々.JPG


19:25のショー開始直前には、ハーバーには弱いながらも北東の風が吹いていました。

普段であればリドアイル寄りのポイントからの噴水や炎や花火などの演出効果はゲストの安全を考慮して省略されるところでしょうが、今夜のショーは全てがまるで教科書どおりに行われたような「完全版」でした。
早い時間から風下エリアへのゲストの立ち入りを大幅に規制していたのも、絶対に完全版で「ブラヴィッシーモ!」を終わらせたい という関係者の皆さんの気持ちの表れだったのかもしれないなー・・と 私は思いました。


ショーが終了して ハーバーに流れる「Swept Away」の曲も終わると、火の精はその身を静かに折って水中へと消えていきました。

6年と4ヶ月前に鉄から生まれた火の精が再び鉄の塊へと返っていくのを、私と夫はただ黙って見つめました。


それから20:30の花火までの間に、ハーバーの水上にあったいっさいの「ブラヴィッシーモ!」のための装置や機材は全て順調に撤去されていきました。
作業するキャストさんに向けてのものなのか時折小さな拍手も起こりましたが、今夜もキャストさん達の作業ぶりはいつもの夜と変わらぬ堅実なものでした。
リドアイルで夜景をバックに記念撮影するゲストの様子も、傍から見ている限りではいつもの夜と何ら変わらないようでした。

私達も、今夜ここから最後のブラヴィッシーモ!を観たことを憶えておくために、キャストさんにお願いしてその場で一回だけシャッターをきっていただきました。


ブラヴィッシーモ!を観ていた場所から一歩も動かないまま見上げた20:30からの打ち上げ花火「スターブライト・クリスマス」は、その名称が昨年までとは大きく異なっていることからもわかるように、曲も構成も昨年までのとはまったく違う 新しい「花火」でした。




私の中で 過ぎ行くものとやってくるものが鮮やかに交錯した忘れがたい一日は、こうして終わっていきました。









本日のブラヴィッシーモ!(撮影者:夫)
101113_ブラヴィッシーモ_水の精.JPG

101113_ブラヴィッシーモ_火の精登場.JPG

101113_ブラヴィッシーモ_火の精.JPG




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文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の   こちら  から検索することもできます。

利用なさってみてください。

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Last updated  November 17, 2010 11:13:28 PM コメント(2) | コメントを書く
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かずちゃん@ Re:それぞれの祝祭。(その3)(09/04) 私は来年の春ごろパークに行けるといい…
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