全1636件 (1636件中 951-1000件目)
< 1 ... 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ... 33 >
少し前に巻いた『General Practitioner』に気を良くして、また違ったパターンを巻いてみることに。 これらの一連のパターンは、背中の羽根が『垂直』ではなく『水平』に巻き止められることから、『フラットウィング』とも呼ばれます。 このウィングに『ジャングルコック』のフェザーを、主役に据えてみました。カラフルな背中 posted by (C)matsukuni テールのスクィレルテールの赤、光り物の緑、ヘッド付近のオレンジと黄色、そしてベースにはピンストライプの羽根を・・・ 水に濡れるとシェイプが細くなり、ちょっとシャープな雰囲気になります。JungleFlatWing posted by (C)matsukuni 巻き上がった時には「ちょっと失敗したかなぁ・・・」と思っていたのですが、濡れた毛鉤を見てみると悪くはないように思えてきました。 もう1本、別バージョンも巻いたのですが、そのフライの写真はまた別の機会に・・・(kuni)
Nov 27, 2010
コメント(10)
先日の管理釣場釣行の際に浮力アップとフッキング率向上のために、細軸のシャープなフックに巻いた黒い毛鉤。 思惑通り浮力アップとフッキング率も向上したのですが、肝心な強度に難アリ・・・折れた鈎と伸びた鈎 posted by (C)matsukuni ちょっと良い型に折られ、もっと良い型には伸ばされてしまいました。 伸ばされた方の魚は、せめて顔を見たかったと思わせる重量感だっただけに、すぐさま改良版を巻いておくことに。 全く同じパターンも追々巻く予定ですが、せっかくなのでフック以外もマイナーチェンジ・バージョンを追加。BLニンフマイナーチェンジ posted by (C)matsukuni これで強度は大丈夫なはずですが・・・ 新しいフライを巻くと、ロッドを振りたくなります。 KAMEくん、次は何時行こうか。(kuni)
Nov 23, 2010
コメント(16)
スチールヘッド(Steelhead)を狙う毛鉤として有名な、オレンジ色のフライ「General Practitioner」の暗色系バージョンを巻いてみました。ダーク・プラクティショナー posted by (C)matsukuni 乾燥状態ではボッサボサですが、水に入るともう少しスリムなフォルムになって、一体感のある形状になります。 全くの「黒」一色も悪くないのですが、ブラックをベースにオレンジやグリーンなどを配して、カラーリングに変化を持たせてみようというのがテーマ。Dark Practitioner posted by (C)matsukuni Hook:TMC7999 #2/0 Tail:Squirrel Tail(Black) Wing:Golden Pheasant Feather(Dyed Black),Jungle Cock Feather,Flashabou(Green) Body:Seal's Fur(Black),Ice Dub(Peacock) Body Huckle:Coq de Lion Hen Rib:Oval Gold Tinsel Huckle:Golden Pheasant Feather(Dyed Black) Thread:UNI 8/0(Black)&Lagartun XX-Strong Thread 背中側には一見分かりづらいのですが、7枚もの各種フェザーが重ねられているので、濡れて透明感が出ると複雑な色に見えてくれる・・・はず。 なんだか最近、フライタイヤーみたいな記事が続きます。(kuni)
Nov 22, 2010
コメント(10)
子供の頃に初めて買った(買ってもらった)ルアーと一緒にお風呂に入って、短い糸を繋いで湯船で泳がせた時の感動を今でも忘れていない、チルドレンな心を持ったアダルトなボク。 相変らず、この歳になってもやることは同じです。湯上り毛鉤 posted by (C)matsukuni 夕べ巻いたフライに糸を結んで、一緒に入浴。 お湯に馴染ませた毛鉤がゆっくりと沈む姿勢をチェックすると、フライのテール側から沈むことなくバランス良く水平に近い状態で、シルエットを適度に保ちつつ沈下します。 糸を引っ張って、リトリーブするイメージで動かしてみると、実に生き生きとした泳ぎっぷり。 まぁ、ボクが魚なら、間違いなく「ガップリ」咥えちゃうなぁ。 このバランスで、さらにフッキングの良い鈎にタイイングしようっと。次はTMC765TCで posted by (C)matsukuni きっと良い毛鉤になるはずだ。 楽しみ、楽しみ・・・(kuni)
Nov 21, 2010
コメント(14)
フォト蔵さんがメンテナンスを行っているため、明朝までは写真が見れないかもしれませんが、アップします。 もし見れなかった場合は、明日以降にまたおいでいただけると嬉しいです。 夕べアップした『稚鮎』を模したフライを巻くきっかけとなったのが、この毛鉤。ミノーガーグラー posted by (C)matsukuni 背中に浮力のあるフォームを背負っているので、水面に浮かぶ弱った小魚を演じてくれるかも・・・ 他にはシンクレートの高いラインで、底まで沈めて水底付近でヨタヨタと泳ぐ、ベイトフィッシュに化けて欲しいなぁ・・・と。 次の管理釣場釣行で、働いて欲しいと巻いたものです。 久しぶりに使ったマテリアル「ポーラーファイバー」を手にして、ふと「稚鮎パターンを、巻いてみよう」と思ったわけですね。 細い繊維が柔らかく水流を掴んで良い泳ぎをしてくれたら、ターゲットの興味を引いてくれるかもしれません。(kuni)
Nov 21, 2010
コメント(12)
甥っ子を愛でているだけでは釣りのブログが成立しないので、一応フライの写真も・・・ 間もなく迎える(?)春に、川を遡上する稚鮎の姿を思い浮かべつつ、華奢で透明感のある魚体を模した毛鉤を巻いてみたのです。小魚毛鉤 posted by (C)matsukuni なんとなくのイメージを頭に描きながら、テールとウィング(鮎の背中にあたる部分)、キラキラと光るボディを巻きます。 ヘッドには長めのハックルを巻くか、獣毛をフワリと巻くか・・・ そんなことを思案して、結局は後者を選択。しっかり泳いでおくれ posted by (C)matsukuni Hook:TMC300 #4 Tail&Wing:Polar Fiber(White&Olive-Green) Under Body:Silver Tinsel&Flashabou Mirage(Opal) Over Body:Ice Dub(Pearl) Side:Golden Pheasant Feather Eye:Jungle Cock Head:Seals Fur(Yellow)&Crystal Seal(Yellow) Weight:Lead Wire Thread:UNI 8/0(White)&Lagartun XX-Strong Thread ヘッドの処理を、もう少し丁寧にしてやれば仕上がりが良くなるでしょう。 より安価なフックTMC 300で、あと数本巻いてみて、レギュラーフライとして使えそうなら、とっておきのフックTMC 756TCに巻くことにしようかなぁ。(kuni)
Nov 20, 2010
コメント(12)
より小魚に近いナチュラル系カラーリングの『ダブルバニー』に続いて、色違いバニーを完成させました。エンジェルバニー ver2 posted by (C)matsukuni 濁りに強い『黒金』カラーをイメージしての色合わせで、こんな感じに仕上がりました。 下のナチュラル小魚系と、上の派手派手黒金系・・・どちらのウサギちゃんが、お好みですか?エンジェルバニー2 posted by (C)matsukuni 例年の今ごろは、年賀状に使う写真を「あれでもない、これでもない・・・」と、選んでいる時期なのですが、今年は喪中なので年賀状はありません。 書くとなると大仕事で毎年億劫なのですが、いざ書かないとなると少しだけ物足りないような気もしますね。 調べてみると「喪中葉書には近況報告などは入れない」とあったので(当たり前か・・・)、超シンプルな喪中葉書を完成させて今朝投函しました。 ま、釣り好きだったジーちゃんのこと、喪中葉書に釣りの写真をプリントしても、空の上から目を細めてくれそうな気もするのですが・・・ この場を借りて、「喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。」 よーし、これで年末に掛けての仕事が、ひとつ減ったなぁ。(kuni)
Nov 19, 2010
コメント(12)
いつもお世話になっているフライショップ『Loop Knot』の正木さんに勧められていた、海用の毛鉤を1本仕上げました。エンジェルバニー1 posted by (C)matsukuniエンジェルバニー2 posted by (C)matsukuni ベースになっている『ダブルバニー』という毛鉤は、アメリカ、ワイオミング州、ジャクソン・ホール(Jackson Hole)のスネークリバーという川を舞台に、1986年から行われている『ワンフライ・コンテスト』という一大イベントで、92年から連続三回の優勝をさらったという実力は折り紙付きのフライ。 このウサギのスキンを使った『ダブルバニー』というフライと、正木さんが頻繁に使っておられる『エンジェルミノー』というフライのハイブリッドが、上の写真の毛鉤。海用毛鉤の下ごしらえ posted by (C)matsukuni 『ダブルバニー』の所以は、下ごしらえの写真で分かるように、2枚のラビットスキンを上下で合わせて、小魚のシルエットを模していることから。 釣り師というのは、魚を釣るために日々いろいろと策略を練っているのであります。(kuni) 追記 すっかり忘れていましたが11月16日をもって、このブログは5年目に突入いたしました。 いつも、お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
Nov 18, 2010
コメント(14)
いつもお世話になっているフライショップ『Loop Knot』に行くと、だいたい何かタイイングのヒントを頂いたり、巻きたい欲を刺激されたりして帰宅します。 オーナーの正木さんは、莫大な量のフライを巻く方ではありませんが、1本1本を丁寧に丈夫に巻き上げる人で、フライは使い捨てに近い感覚だったボクの考え方をガラリと変えていただいた人です。 ただ丈夫なだけでなく、使い手に「これなら釣れる!」という手ごたえを感じさせられるフライに感化されて、マテリアルが増えるというのが、このお店に行った時のパターン。 そんな正木さんに「次は、これ巻いてみたら。」と、差し出されたフライは何年か前にも勧められながら、まだ巻いたことのなかったパターン。 「ここはこんな感じで、このあたりに巻き止めて・・・」 「ふむふむ・・・」 「ここを巻くときは、こうしてやると一体感が・・・」 「おぉ!!納得、納得!!」 聞けばなるほどですが、きっとコツを聞かずに自分の考えだけで巻いていれば、ここで失敗していたことでしょう。 そんな巻き方の『ツボ』を、惜しげもなく丁寧に解説してくださるので、気になる方はぜひショップまで足を運んでみては。 そんなフライの下ごしらえまで、なんとか・・・海用毛鉤の下ごしらえ posted by (C)matsukuni あれをこーして、これをあーしてやれば、きっと良い毛鉤が出来上がるはず。 完成したら、改めてアップします。 ひとつ前のエントリーに書いたフライですが、無茶1さんが「黒くて見えない」とのことでしたので、もう一枚写真をアップしておきます。フォームバックBLニンフ posted by (C)matsukuni ラビットファーをホンの一つまみテールに巻き止めて、ボディにモコモコ化繊をグルグル巻いて、背中にフォームを被せただけの簡単フライです。 午前中に職場に出向いてしまうと、なんだか中途半端な休日になっちゃった。 次の休みは、いつだったかなぁ。(kuni)
Nov 11, 2010
コメント(10)
自分で満足のいくほどのものが巻ければ最高に気持ちの良いサーモンフライもあれば、釣ることに方向性を決め打ちしたフライもあります。 これは、まさしく後者の方。釣れる黒 posted by (C)matsukuni 短時間で量産できるのに、効果は充分。 『釣れる要素』というものを凝縮した一見なんとも手抜きな毛鉤ですが、こうして覚えたポイントを着飾った毛鉤にフィードバックできれば良いなぁ・・・と、思いつつ巻くのです。(kuni)
Nov 10, 2010
コメント(10)
夕べ巻き損ねた『Lady Croline』のフロントハックルまでナイフで削ぎ落として、巻きなおしてみたもののブロンズマラードは、どうも相性が悪い・・・やり直したけど・・・ posted by (C)matsukuni もう少しフックに沿うように、細く綺麗なアールを描いて欲しいのですが・・・ ハイクォリティーなマテリアルを使って、スペイフックに巻けば少しはバランス良く巻けるのかなぁ。 不完全燃焼のまま終われないので、バーチカルウィングのDEE-WINGスタイルで『Akroyd』を巻いてみた。Akroyd posted by (C)matsukuni しかし、これもウィングの取り付けに、やや難アリ。 黄色のボディハックルも、もう少し短めにした方がバランスが良かったようです。 どうも、指先のコントロールができなくなってきているみたい・・・ 困ったもんだ。(kuni)
Nov 9, 2010
コメント(12)
強いスレッドでギリギリと巻き上げた赤いウールのボディに、黒いボディハックルと斑模様のフロントハックル、これにブロンズマラードでウィングを乗せて『Lady Caroline』というパターンを巻くつもりでした。 しかし、どうしてもウィングの巻き上がりが気に入らず、ウィングは勿論ヘッドまで巻いて仕上げたのに結局ウィングをぶっ千切っちゃいました。やり直し posted by (C)matsukuni どうも、ブロンズマラードは鬼門だ。(kuni)
Nov 9, 2010
コメント(8)
昨日いつものフライショップ『Loop Knot』で買い物をした際に、もうひとつ「なにか」買いたかったものがあったのを、どうしても思い出せないまま帰りました。 そして今日、ふとした拍子に思い出したのが「ウルトラストロングスレッド」という糸。 仕事帰りに再びショップへ・・・ 写真の左に写る残り少ないボビンが件の糸ですが、あいにく同じものがなくて右側の「XX-Strong Thread」という商品を購入しました。切れないスレッド posted by (C)matsukuni 糸の強度を生かしてヘアバグやマドラーミノーなどの、スパンヘッドを巻くのに都合の良いスレッドですが、ボクはこれを使って強いダビングボディを作ります。 ダビングボディとは、下の写真のような「ボサボサボディ」のこと。ボサボサボディ posted by (C)matsukuni 強靭なスレッドの繊維を半分くらいに分けて、その間にボディ材を挟んでグルグル締め上げれば、強く綺麗なボディができます。*やり方はこんな感じ。→クリック 小さなフライで柔らかめのダビング材を使う場合は、普通のスレッドでできるのですが、大型フライのボディに「シールズファー」などのゴワゴワ系マテリアルをダビングしようとすると、弱いテンションではボディが壊れやすくなります。 そこで切れないスレッドのパワーを信じて、ギュギュッと締め上げるわけ。 同じコトを普通のナイロンスレッドでやってしまうと、グルグルとスピンさせている段階で簡単に切れてしまいます。 今まで使っていた「ウルトラストロングスレッド」同様、「XX-Strong Thread」も良い働きをしてくれそうです。(kuni)
Nov 8, 2010
コメント(10)
BLニンフのバリエーションを増やそうと、光り物シリーズを巻いてみました。光り物BLニンフ posted by (C)matsukuni ボディカラーを「ゴールド」「シルバー」「オレンジ」の3種類で、それぞれ巻き分けました。 スプーンでも定番のカラーなので、大きく外れることはないだろうと思っていますが、さていかに? 後は、もう少し定番の「ブラック」を増やしておこうかなぁ。 ひとつ前のエントリーで、ウルトラマンのシリーズ化など好きなようにコメントいただいていましたが、もう巻きませんから。(kuni)
Nov 6, 2010
コメント(12)
もし孔雀さんがいなければ、こんな容易に贅沢感のある毛鉤を巻き上げるのは困難だったでしょう。ピーコック・スペイ posted by (C)matsukuni あまり目立ちませんが、ボディも孔雀のクイルから切り出したファイバーが、虫っぽい斑模様を彩ってくれています。 ハックルは、2種類のキジから頂いたもの。 つまりは、この毛鉤もボクの大好きな孔雀さんと雉さんの恩恵により、形になったのです。 孔雀といえば、やはり代表格の毛鉤はアレキサンドラ。King Of Alexandra posted by (C)matsukuni 何度も巻いてきた『Alexandra』シリーズですが、時々ちょっとばかし違うバージョンを巻きたくなるのが、巻師の性。 今回は『スペイ・スタイル』に・・・ 『スペイ・キャスト』の練習にも行かなくちゃなぁ。(kuni)
Nov 2, 2010
コメント(12)
なんだか、あっと言う間に11月に突入。 あと2ヶ月で2010年も終わってしまう・・・と、思うとジッとしておれず、また巻いた。霜月 posted by (C)matsukuni ちょっと気の早いChristmasっぽいカラーで、ボリュームたっぷりにタイイング。 他にも2本ほど小さめのスペイフライも巻いたのですが、写真が気に入らずボツ・・・ また明るい時間に撮影しなおさなきゃなぁ。(kuni)
Nov 1, 2010
コメント(10)
先日巻いた(作った)フォームボディ・ポッパーのバランスを見るべく、机の上で実験開始。 ガラスの器に水を張って、件のフライを浮かべます。 テール部に適度に水を含むと、僅かに尻尾を下げるような姿勢で、左右に傾くことなくバランス良く浮かびます。CP posted by (C)matsukuni これはキャスト後、短く強めにリトリーブすることで、ポップ音を発しながら魚を誘惑してくれることでしょう。 そして、こちらがメッキ釣りで活躍してくれた、小型の『クリースポッパー』です。CCC posted by (C)matsukuni 青い目玉が重過ぎて、水面上で横倒しになってしまいます。 実際にフィールドで使ってみて、「こりゃ、目玉は失敗だなぁ・・・」と思ったものです。 この青い目玉を剥がしてしまえば真っ直ぐに浮かぶのですが、実はこれ『怪我の功名』で素晴らしい動きをするのです。 小刻みに「ピッ!ピッ!」とリトリーブしてやれば「ポワン、ポワン」と甘いポップ音を発し、そのまま絶え間なくリトリーブを続けると、横倒しの状態から真っ直ぐ立ち上がろうとしつつ反対側に横倒しに、再び真っ直ぐに立ち上がろうとしつつまた横倒しに・・・を繰り返すのです。 真正面から見ると、ボディを左右に「パタン、パタン」と倒しながら泳ぐという具合ですね。 バス釣りのルアーに「クレイジークローラー」という往年の名作がありますが、あの動きを思い出させるアクション。(中学生の頃、このルアーで良い思いをさせてもらったものです。) この動きが効いたのか、マイクロGTも良い反応を見せてくれましたよ。 毛鉤的要素の少ないフライですが、ボクは近年こんな『玩具的毛鉤』も大好きです。(kuni)
Oct 30, 2010
コメント(10)
ここ数ヶ月、久しぶりに備前氏の文章が読みたくて購入していた雑誌『Fly Fisher』ですが、タイムリーにソルト系フライが出ていたのに、ちょいと惹かれて早速巻いて(作って?)みました。ポッパー posted by (C)matsukuni アメリカのフィッシングガイド、ジョー・ブラドス氏が考案した『クリース・フライ』というフライは、ボクも既にフライボックスに入っていて、阿波の国釣行の際のファーストヒットは、まさしく小さく巻いた『クリースフライ』でした。CA3E0001 posted by (C)matsukuni それがなぜ雑誌のフライに惹かれたかというと、オリジナルの『クリース・フライ』はボディとなる発泡フォーム材を、フックに直接挟んで瞬間接着剤で固定するという、いかにもアメリカの合理主義的な方法に対して(これが悪いと言っているのではない)、巧い方法でフォームを成型しているなぁ・・・と感心したから。 付録のDVDで紹介しているとはいえ、最新刊の内容なのでここでは作り方は伏せておきますが、なかなかの妙案だなぁ・・・と思いました。 まずは大きめの1/0フックで試作したので、次は小型のフックに巻いて来年のメッキツアーに備えるとしようかなぁ。 たまには雑誌を買うのも、悪くないですね。(kuni)
Oct 28, 2010
コメント(10)
夕べのエントリーの最後に、「チョコッ」と触れてみたフライのお話です。 ・・・と、言ってもたくさんの方からコメントを頂いたのですが、フライのことに触れていただいたのは「たったのひとり」だけ・・・一応、釣りのブログなんですけど、ここ。 ま、モノトーンのイメージ画像が、秋の味覚に敵うわけもありませんね。お次はサーモンフライ風 posted by (C)matsukuni 前置きは、さておき。 しばらくまともに巻かない日が続いていたので、徐々にペースアップとも考えていたのですが、『ダンケルド風ウェット』で調子に乗って『サーモンフライ』風の毛鉤に着手。 「ビシッ!」と、マリード・ウィングで決める自信はなかったので、まずはもし失敗してもリカバーが可能な「ミックスド・ウィング」仕立てで。 過去には「なんちゃってGREEN HIGHLANDER」や「なんちゃってJOCK SCOTT」は巻いたことがあったので、今回も巻いたことのあるパターンを・・・とも思ったのですが、備前氏のBLOGを参考に眺めていて目に留まったのが『BUTCHER』というパターン。 止せばいいのに、これがまたマテリアル数も多くて綺麗にまとめるのが、難しいことといったら・・・ しかも当然の如く、オリジナルレシピのマテリアルなど揃うはずもなく、やはり今回も「なんちゃってBUTCHER」なのですが、そのあたりを差し引いてご覧いただければ、これ幸い。MixedWing posted by (C)matsukuni せめてウィングの付け根付近に「チーク」と呼ばれるパーツに、ブルーが映える「Kingfisher」か「Blue Chatterer」の小さなフェザーがあれば、もう少し全体に締まった雰囲気になったのでしょうが、ないものはないもんなぁ。 写真のタイトルには『BUTCHER』と書いちゃいましたが、ホントにゴメンなさい・・・偽物です。 こうして練習を重ねて、少しずつ上達・・・すれば良いなぁ。 本物の『BUTCHER』は備前氏のBLOGの、このページへどうぞ。(kuni)
Oct 19, 2010
コメント(10)
ようやく重い腰を上げて、毛鉤っぽい毛鉤を巻いてみることにした。 せっかくなのでジャングルコックも付けた、ウェットフライにしよう・・・ 徐々に頭の中にイメージを膨らませてみる。 全体のシルエットは・・・イメージ1 posted by (C)matsukuni ・・・と、するとマテリアルは、アレとコレと・・・イメージ2 posted by (C)matsukuni ・・・と、すると、こんな感じかなぁ。イメージ3 posted by (C)matsukuni ・・・で、巻き上げたのが、この毛鉤。ダンケルド風味 posted by (C)matsukuniやや後ろから posted by (C)matsukuni 『ダンケルド風味ウェット』です。 ジャングルコックはフックポイントの真上にセットして、ハックルは「ボディ・ハックル」「ビアード・ハックル」「フロント・ハックル」と少しずつ質の違う羽根で巻いて、カラーリングが単調にならないように・・・ 完璧ではないけれど、まずまずかなぁ。 既存の人気フライ『ダンケルド』のカラーリングで仕上げたので、きっと魚に好まれるであろう色合いなのですが。 机上の計算を、フィールドに持ち出すのは来年の、お楽しみ。(kuni)
Oct 18, 2010
コメント(8)
ちょっと前に巻いた、小型の『Matuka』に気を良くして、ややサイズアップ。3匹のマツーカ posted by (C)matsukuni ボディをシェニールに変えて、ちょっとふっくら体型に。 3本巻いた『Matuka』は、残念ながらリブの間隔がバラバラです。 ここのところ、タイイングする回数が減っているのが原因でしょう・・・もっと巻かねば。 違うタイプのストリーマーを巻いてみたのですが・・・サイドから posted by (C)matsukuni背中から posted by (C)matsukuni バランスが取れず、イマイチ・・・ ジャングルコックの目玉も付ける予定だったのですが、大きな毛玉に目玉は必要ないので却下しました。 アップするのは止めようかとも思ったのですが、自らを鼓舞するために写真を撮りました。 しばらくリハビリが必要だなぁ・・・う~む(kuni)
Oct 15, 2010
コメント(14)
ちょっと人に頼まれて、ドライシェイク・ホルダーとドライシェイク・リフィルを買いに行った、いつものフライショップ『Loop Knot』 ・・・もちろん、これ以上書くまでもなく、自分の(全く購入予定のなかった)ものまで手が出てしまうのは、もはや手の施しようのない病気。 今回は抑え気味で、ドライシェイク・リフィルと、白のダッククイルのみ。 最近、なぜか目にすることのなくなった、マテリアルのひとつです。 ナチュラルカラーのダッククイルは見ることがあるのですが、白のクイルを使う人って減ってきてるんだろうなぁ。 主にウィング材として使われることの多い素材ですが、巻きやすさ、耐久性などを考えると人工素材のマテリアルに手が伸びるというのが、その大きな理由のひとつでしょうか、 そんな白のダッククイルをウィングに据えた、ボディハックルとテールも白の毛鉤。白い毛鉤たち posted by (C)matsukuni 久しぶりに巻いたので、ウィングが綺麗に乗っていません。 なるべく目立たないように、お皿にひと盛り・・・ 純白のアヒル・・・もっと出回っても良い羽根だと思います。(kuni)
Oct 10, 2010
コメント(12)
夕べエントリーした『スパンコール・ポッパー』とは対極の位置にありそうな、ごくごくシンプルな体裁のストリーマーです。小型Matuka posted by (C)matsukuni #8のフックに巻いているので、ストリーマーとしては小型の部類といって良いでしょう。 写真の2本は全長約3cm程度。 ニワトリの羽根の魅力に頼った、華奢なフライですがツボにはまると「効く」毛鉤です。 たまには、こんなフライを巻くのも悪くないなぁ。(kuni)
Oct 6, 2010
コメント(10)
夕方、娘を迎えに行く用事があったので、ついでに手芸店に寄り道。 スパンコールを仕入れてきました。 10mmのスパンコールもパールカラーが欲しかったのですが、残念ながらゴールドしか在庫はありませんでした。スパンコール posted by (C)matsukuni これは昨年活躍してくれた、スパンコールポッパーのサイズ違いを巻くためのもの。 サイズを変えてボックスに取り揃えておけば、いろいろな魚に使えて楽しいことがおこりそうです。巻き巻き posted by (C)matsukuni なにかと忙しいぞぉ・・・(kuni)
Oct 5, 2010
コメント(10)
渓流シーズン終了を目前に控えて、例年なら寂しくなっているはずのフライボックス。 なぜか今年は、この時期にして在庫充分です。在庫充分 posted by (C)matsukuni 昨年までの定番フライ『クリップルダン』を、ほぼ封印したというのが今年の大きな流れ。 『クリップルダン』は何年かに亘って、ボクの定番フライだったのですが、今年は新しいパターンの開拓のために、あえて使用頻度を減らしてみたのです。 その結果『パラシュートパターン』や『エルクヘア・カディス』といった、オーソドックスな毛鉤の良さを再認識。 そして、あまり使ったことのなかった『スペントパターン』が、かなりの効果を発揮するシーンにも遭遇することができました。 たまには、こういったテストイヤーを設けるのも大切なことなのかもしれません。(kuni)
Sep 27, 2010
コメント(14)
同じような2本の毛鉤ですが、こちらはテール付きでボディハックルが少なめ。テール付き posted by (C)matsukuni そしてこちらはテールを省略して、ビッシリとボディハックルを巻いたもの。たっぷりボディハックル posted by (C)matsukuni きっと細めのティペットでキャスティングしたら、風車のようになってしまうでしょう。 一応の対策としては、柔らかい雌鶏の羽根を使っているのは、9月の亜成虫と同じ。 ボサボサ度数が高めの鉤と、低めの鉤・・・どちらが釣れるかなぁ?? こんな机上の計算だけで巻いた毛鉤が、ボクのボックスには大量に詰まっています。 年々、そんなフライが増えているのですが、それでも巻き続けてしまうのです。(kuni)
Sep 24, 2010
コメント(8)
8月の終わりに巻いてみた『August Dun』ですが、ハックルが長すぎた為かボクが巻いた亜成虫は、濡れると上に向けたハックルが開いてしまい、キャスティング中にクルクル回ってティペットがチリチリになってしまいました。AugustDun posted by (C)matsukuni なんとかフックの上方向に撫で付けたハックルファイバーのクセを、そのままキープする術はないものかと思案しました。 ヘアを扱うプロに聞いてみたところ、熱を加えたりして一度はクセを付けてみても、ミクロのレベルでの結合により水に濡れることで、簡単にヘアのクセは元に戻ってしまう・・・とのこと。(かなり専門的なレベルで教えて貰ったのですが、覚えているのは、この程度^^;) だとすれば違うアプローチで解決するしかないと判断して、ちょっとしたマイナーチェンジを施しました。 改良点はふたつ。 1.張りのある雄鶏の羽根から、しなやかな雌鶏の羽根に替えること。 2.見栄えが悪くなるので、やりたくなかったのですが、ハックル下部をカットすること。 そして、巻き上げたのがコレ。01マイナーチェンジ posted by (C)matsukuni いくつか巻いて、ハックルの長さもバランス良くできたように思うので、8月の亜成虫のようにキリキリ舞いはしないと思うのですが・・・02いくつか巻く posted by (C)matsukuni カットしたハックルが目立たないように、ボディはボサボサ系のラビットファーで仕上げました。03後姿 posted by (C)matsukuni これで、なんとか思惑通りに事が運べば嬉しいのですが・・・ 8月の亜成虫が、9月の亜成虫に成長したかどうか、確認に行かなくては。(kuni)
Sep 23, 2010
コメント(10)
今日の休みは午前中は怠惰に過ごし、午後からは備前氏のパターンを真似て巻いて・・・巻いて・・・巻いて・・・ 気が付けば、夕方でした。01そして夕方になった posted by (C)matsukuni 氏のブログで紹介されていた、ハックルの長いパラシュートパターン。02ハックル長っ! posted by (C)matsukuni 「なんで、こんなに長い??」 と、思いながら文章を読むと、なるほど『蜘蛛』を模してみたわけね。03なるほど蜘蛛ね posted by (C)matsukuni 確かにスパイダーに見えます。 ただ、魚は『蜘蛛』に限定しているのではなく、なんとなく大きめの『美味しそうな虫』に見えて、パックリといっちゃうのでしょう。 そして次は以前にも挑戦したことのある、『ヒゲナガ・パターン』です。04ヒゲナガ posted by (C)matsukuni かなり存在感のある毛鉤ですが、全体にソフトな構造なので魚に弾かれることなく、口に収まってくれるはず。 お腹の質感も、なかなかリアルで良いですね。05ヒゲナガのお腹 posted by (C)matsukuni 大きめのボリューム感ある毛鉤たちなので、たった10本程度ですが相当な量です。06ボリュームある毛鉤たち posted by (C)matsukuni 今までとは違うタイイング法をマスターしようと思ったら、とにかく大量に巻いてコツを身体に叩き込まなくてはいけません。 このくらいでは、まだまだ・・・(kuni)
Sep 21, 2010
コメント(16)
このカディスの巻き方や効能を書いてます・・・という氏のブログを読んで、買ってしまった雑誌『Fly Fisher』 なんとなく巻き方は検討をつけていた通りだったのですが、なるほど氏の考えが小さな毛鉤にギッシリと詰まっているのが、文章から伝わってきました。 早速巻いてみたのですが、なかなか思うようにまとまってはくれません。CDCカディス posted by (C)matsukuni こいつは、たくさん巻いてコツを掴まなければいけません。 いやいや、困ったなぁ。(kuni)
Sep 20, 2010
コメント(10)
ナチュラルカラーのディアヘアが少なくなっていたので、仕事帰りにフライショップ『Loop Knot』に寄り道。 オーナーの正木さんと、四方山話をしながらディアヘアを物色しますが、ボクの欲しい毛足の長さや太さにマッチするものがなく、今日はディアヘアの購入は断念。 いろいろなカラーや、太さ、長さのものを取り揃えているショップですが、天然素材は一期一会。 「欲しいものがないので、また来ます!」 ・・・と、言えないところが巻師の性。 なにやら魅力的なマテリアルが、あっちの棚から、こっちのパネルから、ボクを誘惑します。 シーズンオフになると、なぜか巻きたくなるウェットフライの素材が気になって、まずはティンセルとヘンフェザントクイルを手にします。 レジに歩みを進める道すがら(その間1.5m)ブラウンマラードが、ボクを呼びます。 そして、その後どうしても視線を切ることができなかったのが、ターキークイル。 この七面鳥さんを置いて家に帰るなど、できませんでした。ターキー、フェザント、マラード posted by (C)matsukuni このイカシタ霜降り模様を使って、このイカレタ巻師は何を巻くのでしょうか・・・ 渓流のシーズンオフ近し・・・ タイイングのシーズンイン近し・・・ さらには『ある方』がBlogで紹介されていた、雑誌まで買ってしまったことは更なる誤算でした。 (kuni)
Sep 17, 2010
コメント(10)
なんだか間抜けなタイトルですが、『テレストリアル・パラシュート』(陸棲昆虫を模した、パラシュート系の毛鉤のことです・・・念のため)のことですね。孔雀落下傘部隊 posted by (C)matsukuni 活性の高い、梅雨時くらいのイワナに抜群に効くフライで、ボクの大好きなパターンのひとつ。 先日のホームリバーの最終釣行(クドイヨウデスガ、ヨソノカワニハ、マダイキマス)の際にも、活躍してくれました。 ほぼ同じ頃に遠くの渓で釣りをされた「しげさん」は、パラシュートパターンは駄目で、全く性質の異なる毛鉤で結果を出されたとのこと。 やはり、渓のお魚さんたちは一筋縄にはいきませんね。 特に今のような渇水した渓のイワナは、フライパターンを絞るのがホントに難しい・・・ 次回釣行は、どんな毛鉤が活躍してくれるのでしょう。(kuni)
Sep 11, 2010
コメント(10)
久しぶりに、渓に恵みの雨が降ったようです。 適度な雨が定期的に降ってくれれば、イワナもアマゴも元気になってくれるでしょう。 台風が過ぎ去ってしまえば、また乾季のような天候が続くような気もしますが・・・ あまりネガティブなことを考えても仕方がないので、活性が上がるという前提のもと、毛鉤を巻き足します。黒パラ posted by (C)matsukuni 今回はインジケーターに、エサ釣り用の「撥水目印」を使用してみました。 この赤い小さな丸い物体が、沢では意外とよく見えて重宝します。 小さな黒い虫を咥える渓魚を夢見つつ、秋季遠足の予定を立てねばなりません。(kuni)
Sep 8, 2010
コメント(10)
先週の釣行で結果を出してくれた毛鉤は、黒いパラシュートがメインでした。釣れた毛鉤と釣れなかった毛鉤 posted by (C)matsukuni 手前の右2本と、左2本が釣れた毛鉤で、奥の3本は釣れなかった毛鉤です。 同じようなエルクヘア・カディスでも、細めに仕上げたものは吉、ボリュームたっぷりに仕上げたものは凶と出ました。 これが場合によっては、全く逆のこともあるし渓魚の気持ちを推し量るのは難しい・・・ 一番反応の良かった、黒系のパラシュートを巻き足して、残り少ない今年の渓シーズンを攻略しなければいけません。 今宵も巻くか!! ・・・と、言いたいところですが、今夜はお出掛け。 わやさん、matsuちゃん、後でね! ではでは(kuni)
Sep 7, 2010
コメント(8)
夕べから無性に巻きたくて、頭の中でイメージを固めていた「ロイヤルコーチマン」のバリエーションをタイイング。CDCロイヤルコーチマン posted by (C)matsukuni 鴨のお尻付近に、『脂腺』と呼ばれる器官があります。 もちろん多くの方はご存知のことと思いますが、水辺で羽根の手入れをする鴨が、必ず定期的にお尻付近にクチバシを擦り付けている姿を見たことがありませんか? これは前述の『脂腺』から分泌される油分を、クチバシに絡めて羽根を手入れすることで、羽根の水弾きを良くしているです。 つまり、この『脂腺』付近の羽毛は、常に油分をまとっている為に水弾きが良く、ドライフライのマテリアルには、打ってつけというわけ。 その羽根のことを『CDC』と呼びます。 話が脱線してしまいましたが、そのCDCをウィングに使った「ロイヤルコーチマン」が、前述の「CDCロイヤルコーチマン」です。 これは、「いかにも」という風貌だと思いませんか。 とっておきの渓で、とっておきの毛鉤を浮かべる悦楽を思い浮かべつつ、今宵もタイイングトリップに出掛けるのです。(kuni)
Sep 5, 2010
コメント(12)
少ししか釣れなかったけど、気持ち良く癒された先日の釣行で、エルクヘア・カディスのマイナーチェンジ・バージョンを試してみました。caddis posted by (C)matsukuni 一見、なんの変哲もない、「いつもの」カディスに見えますが、ボクが普段使うのとは多少巻き方を変えてみたものです。 いつもはボディはグースクイルなどで巻いた上から、ボディハックルを「少なめ」に巻いて軽く仕上げて浮力を稼いでいます。 写真のカディスは、元祖エルクヘア・カディスとも言うべき『アル・トロス氏』が巻いたもののように、ボディ材はなしでハックルのみを「ビッシリ」巻いたものを真似てみました。 さらに、奥の2本のようにハックルを巻いた後から、エルクヘアのウィングを巻きとめた、オーソドックスなパターンと、手前のように予めウィングを巻き止めて、最後に折り返してウィングを固定したパターンを用意してみたのです。 結果は釣れたのですが、意外と沈みやすくてボクの使い方には合わない・・・というのが、正直な感想でした。 やっぱり、色々とトライ&エラーを繰り返さないと、良い毛鉤はできないものですね。(kuni)
Sep 4, 2010
コメント(8)
今宵は明日の仕事に備えて早めに寝るのが吉なのですが、やっと『夏休み期間の呪縛』から解かれる安堵感から巻いてしまいました。フローティングニンフ posted by (C)matsukuni ごく単純な作りの『フローティング・ニンフ#16』です。 アブドメンはグースバイオット、ソラックスはラビットファー、ウィングにCDC・・・と、たった3種のマテリアルで巻かれた、この毛鉤。 水面付近に浮かぶ水生昆虫の幼虫を、たったこれだけのマテリアルで、こんなにリアルに模した人は偉いなぁ。 夕べの『August Dun#12』と、背比べしてみると・・・背比べ posted by (C)matsukuni こんな毛鉤を巻いていると、山の空気を吸いに行きたくなりますね。 秋よ・・・来い。(kuni)
Aug 31, 2010
コメント(14)
夕べDavie McPhail氏のタイイング動画を見て、巻きたくなった『August Dun』 なかなか、氏のように洗練されたフライは巻けませんが、過ぎ行く8月を感じながらのタイイング。 今さら『8月の亜成虫』を巻いても遅いような気もしますが、これだけ秋の訪れが遅れているのだから、まだ夏の虫が渓で活躍してくれるかも・・・August Dun posted by (C)matsukuni このファジーな毛鉤というのは、特定の虫を模してくれるだけでなく、様々な『渓魚の食べ物』に化けてくれそうな気がします。 しっかりとフロータント処理を施せば、きっと水面に「フワリ」と乗って、イワナやアマゴを魅了してくれるはず。 先日、わやさんに教えていただいた、You Tubeの貼り付け方を参考に、早速動画を貼り付けてエントリーしてみました。(kuni)
Aug 30, 2010
コメント(12)
トロピカルな魚を狙うようなフライを巻かないといけないなぁ・・・などと、半分暑さで融けそうな頭で考えていたら、ストックの中に使えそうなフライが残っていました。使えそう posted by (C)matsukuni ま、フライがあったところで、釣りに行く暇はないのですが・・・ せめて気持ちだけは釣り場に、トリップしていたいのです。(kuni)
Aug 28, 2010
コメント(12)
一応ここは釣りのブログなので、「トンボ」や「冷蔵庫」のお話だけというわけにはいきませんね。 これらモジャモジャ系毛鉤を巻く時に、とっても便利なツールを自作してみました。ピックアウトツール posted by (C)matsukuni 3本のフライと一緒に写っているのが、件のツール。 なんのことはない、アイスの棒にマジックテープの引っ掛かる方を切って、接着剤で貼り付けただけという子供の自由研究にもならないような、ごく簡単な工作です。 しかし、これがまた使ってみると、思いの外便利なのです。 右の魚をクリックすると、動画に飛びます。 → どうです?ひとつ作ってみては? 「アタリ」のアイスの棒を使えば、更に釣果がアップするとかしないとか・・・(kuni)
Aug 21, 2010
コメント(14)
今朝、出勤前に巻いたフライは、実は『エルクDEヤマアラシ』を、改良してみたものです。 オリジナルは、このフライ。12完成 posted by (C)matsukuni この毛鉤そのものは、決して悪くないと思っています。 ただ、ひとつ難点があるとすれば、マテリアルの消費が激しいこと。 エルクの毛先を生かしたデザインにしてしまったが故、毛鉤1本あたりのエルクヘアの使用量が多いのです。 そこで毛鉤のコンセプトを壊さない程度に、マイナーチェンジを施したくて試してみたのが今朝のパターン。 実にオリジナルの『エルクDEヤマアラシ』の半分以下のエルクヘアで、巻き上げることができました。 釣果に変わりがなければ、この方が良いでしょう?出勤前タイイング posted by (C)matsukuni(kuni)
Aug 19, 2010
コメント(8)
ボクには珍しい昨日に続く遅番勤務の日、「ちょっとだけ・・・」と巻いてみました。出勤前タイイング posted by (C)matsukuni 3本で止めれば良かったのですが、5本巻いたのでエントリーの文章は短めに・・・ いかん、いかん・・・出勤せねば。 ではでは。(kuni)
Aug 19, 2010
コメント(8)
夕べアップした羽根を使って巻く前に、似た感じの羽根で巻く毛鉤のイメージを固めようと、あれやこれやと試行錯誤。 ウィングを2度も付けてはバラシた後、やっと巻き上げたのがこのフライ。スペイ風フラットウィング posted by (C)matsukuniスペイ風フラットウィング2 posted by (C)matsukuni 長いファイバーを持つフェザーをボディハックルに巻いて、スペイフライ風に仕上げようというのは、まず初めに浮かんだ構想。 ウィングにブラウンマラードを乗せてみたのですが、質の良い羽根が揃わず気に入らなかったので、一度フィニッシュ直前までできていたものを解体。 次にピーコッククイルでウィングを・・・と巻いたものの、イメージと合わず。 泣く泣く、キジのボディフェザーをフラットに巻きとめて、無理やりフィニッシュ。 う~む、イメージと違うんだよなぁ。 もうちょっと構想を練ってから、夕べの羽根を使おうっと。(kuni)
Aug 18, 2010
コメント(8)
シンプルなだけが取り得のような、管釣り用フライを巻いて『巻勘』を取り戻します。管釣りドライ posted by (C)matsukuniシンプル構造 posted by (C)matsukuni ポリ系のダビング材でボディを作って、白いフォームと赤い目印を取り付けただけの簡単構造ですが、実力は折り紙付きです。 先日の釣行で、妻が良かったというパターンを、色違いで巻いてみたのです。ヒットパターン posted by (C)matsukuni 他のパターンでも、なぜか白が良かったということで、このカラーです。 実はさらに無性に『ジェネラルプラクティショナー』が巻きたかったのですが・・・オリーブグリーンのエビ posted by (C)matsukuni マテリアルを引っ張り出す余力が残っていないので、これにて終了。 おやすみなさい。(kuni)
Aug 15, 2010
コメント(10)
先日の管理釣場釣行で、妻が良い結果を出したという毛鉤がコレらでした。モジャモジャエルク posted by (C)matsukuni 特に中央の白いフライ2本は、ダントツに魚の反応が良かったのだとか。 ・・・と、いってもボロボロになってしまった、写真の毛鉤を見ても分かりませんね。 これは以前巻いていた、『エルクヘアDEヤマアラシ』(慎之介さん命名)です。 同じように巻いていた黄色いヤマアラシも出るには出たものの、白いヤマアラシほどの反応は魚から得られなかったとのこと。 もう一種類写っているフォームフライも悪くなかったようですが、こんな簡単なパターンすら巻く暇がなかなか・・・(kuni)
Aug 12, 2010
コメント(10)
先日の釣行で、息子も娘もそれぞれに「お気に入りフライ」ができたようです。 まだ実釣の興奮が冷めやらぬ内に、釣った魚をイメージしつつタイイングするのが、良いフライを巻く一番のタイミング。 娘は「ブラックマラブーの黄色頭ニンフ」でアルビノを掛けたらしく(バラシたのですが・・・)、どうしても同じものが良いと・・・ブラックマラブー&チャートリュースヘッド posted by (C)matsukuni 息子も必死でタイイング。真剣勝負 posted by (C)matsukuni この表情は、夏休みの宿題をしている時の『真夏の炎天下のコンクリート堤防に打ち捨てられた死んだサバみたいな顔』とは、まるで別物。 彼のお気に入りは、最もオーソドックスな「ダークオリーブマラブー・ニンフ」巻いたよ posted by (C)matsukuni ボックスの左側半分が息子の巻いたフライですが、いかにこの色がお気に入りか分かっていただけるはず。 こうして少しずつフェイバリットフライを増やして、スキルアップしてくれれば良いなぁ。(kuni)
Aug 10, 2010
コメント(14)
また、管理釣場用のドライフライを考えてみました。 エルクヘアカディスでも勿論釣れるのですが、もっとタイイングを簡素化したいので、2種類のプロトを巻いたのがこれら。エルクとラム posted by (C)matsukuni ウィングを、エルクヘアとラムズウールで巻き分けただけで、作りは同じパラシュートタイプです。シンプルパラカディス posted by (C)matsukuni ボディは省略しちゃったので、タイイングは至って簡単。 天然河川でも通用すると思いますが、きっと渓では無駄に気合の入った毛鉤を結んでしまうんだろうなぁ・・・(kuni)
Aug 9, 2010
コメント(8)
管理釣場用のフライは、数をストックしなければいけないということもあり、単純な作りのものが多め。 釣るための要素をギュッと濃縮した毛鉤なので、それはそれで良いのですが、巻いていて飽きてくるのも事実。 そんなフライに飽きてくると、ちょっと『毛鉤らしい毛鉤』を巻きたくなってくるものです。 タイイングの休憩がてら日本屈指のプロタイヤーさんのブログを覗いていて、目に留まったのが『ヒゲナガカワトビケラ』を模しているであろう、こんなフライ。→ 氏のブログ イメージを頭に放り込んだら、PCを片付けてタイイング開始。(ノートPCを机の上で使っているので、PCの画像を見ながら巻くことができません) 「こんな感じだったかなぁ…」キジ羽根ウェット posted by (C)matsukuni 全くの模倣を目的としていたわけではないので、マテリアルはデスク回りに転がっているものを、適宜拾ってはフックに縛りつけていっただけ。 イメージは近いものができたかなぁ。 雄孔雀の風切り羽根から切り出したファイバーをグルグル巻きにして、ボディハックルをセットしたら、細い銅線でリビング。 メインのスロートハックルは、キジの柔らかいフェザーを…後ろから posted by (C)matsukuni 水面、もしくは水面直下を暴れて欲しいという目論みから、ヘッド付近にボリュームを持たせるために、ヘンフェザントクイルでウィングを作ってから、更にカラードハックルを追加。正面から posted by (C)matsukuni バックは緑の方が、より川でのフライをイメージしやすいか…と、撮影も楽しんでみたりして。緑をバックに posted by (C)matsukuni やっぱり、こういった『毛鉤らしい毛鉤』は巻くだけでも、かなり楽しいですね。 ボクにとっての「Healing Time」です。(kuni)
Jul 29, 2010
コメント(10)
昨日の休みは暑い部屋で、モコモコの羽根を使ったフライを巻いた。マラブーは飽きた posted by (C)matsukuni こうして見ると、信号のようなカラーですね。 オリーブグリーンが「定番カラー」で、赤は「時々ツボにハマルと面白いカラー」、そして黄色は「たぶん釣れるカラー」です。 まぁ、しかし・・・これだけ巻いたら、飽きました。 前回のエントリーで、テール部の補強について書いたのですが、今回はついでにボディの補強についての薀蓄を。 この「マラブーニンフ」というフライは、ボディもテールと同じ素材でグルグルと巻いていくのですが、テール部で巻き止めたモコモコ羽根を一気にヘッド部まで巻いてしまうと、使用時に一部が切れてしまうと、全てバラバラに壊れてしまいます。 そこでボディを巻く際には、一回転ごとにスレッドで補強巻きを入れておくと、もし魚の口で羽根が切れたりしても、全部がバラバラに壊れてしまうことがありません。posted by (C)matsukuni ひと手間増えますが、釣りをしている時にテンポが乱れないようにしたいので、ボクはタイイング時の手間を惜しまないようにしています。 とはいえ、上の写真の数だけ同じ作業を繰り返すと、ちょっとばかり疲れますね。(kuni)
Jul 28, 2010
コメント(16)
管理釣場の定番フライ『マラブーニンフ』ですが、このフライを使っていて尻尾のフサフサ部分がスライドしてしまって、アッサリ壊れてしまった経験はありませんか? ボクが管理釣場で初めてニジマスを釣るべく、この『マラブーニンフ』を巻いて使っていた頃、掛けた魚の口からフライを外す時などに、テールがズレて使えなくなった毛鉤が少なからずありました。 もちろん当時のボクのタイイング技術の稚拙さからくる結果なのですが、テンポ良く釣りを楽しむために、フライはより丈夫に巻き上げておきたいもの。 そこでボクが考えた滑り止め対策が、コレです。滑り止めのコブ posted by (C)matsukuni シャンクにウェイトを巻いたら、スレッドをグルグルと回してゲイプの始まりのところに、小さな『コブ』を作ります。(写真でスレッドが止まっている場所) この『コブ』と、ウェイトとの間の『凹部』にテールを巻き止めて、そのままタイイングを進めていくというだけのこと。 たったこれだけの手間で、テールのズレは解消。 少なくともボクは、この滑り止め対策を施してからは、たった一度もテールのズレは発生したことがありません。 モコモコとした素材を使うので、巻き上げた毛鉤は『コブ』も目立たないので安心。マラブーニンフ posted by (C)matsukuni どうです?分からないでしょ。 どうということはありませんが、ちょっとした工夫で丈夫に巻き上げることができると、自己満足度がアップして、よりフライの信頼度も上がるような気がします。 フライが丈夫であるというのも、魚を釣るためには大切なことかもしれません。(kuni)
Jul 27, 2010
コメント(8)
6月の北陸釣行の際に、とっても良い働きをしてくれた『スペントフライ』の実力を再認識したボク。 このフライの、管理釣場バージョンを巻くことにしました。 どう違うかというと、単にタイイングを簡素化しただけのこと。人差指に乗る毛鉤 posted by (C)matsukuni 決して管理釣場の魚たちを馬鹿にしているのではなく、天然河川と比べ物にならないほどの密度で泳いでいる彼らは、毛鉤により多くコンタクトしてくれます。 当然、フライの消費も激しくなるわけで、なるべくフライの性能をスポイルしない範囲内で、簡単に巻けるようにしてストックを増やす必要があるのです。 そこで巻いてみたパターンが、ボディはスレッドのみ、ウィングとインジケーターはADWのみという構造のこれなのです。スイカの種とスペントフライ posted by (C)matsukuni スイカの種と並べてみたら、サイズも分かりやすいでしょう。 この小さな毛鉤で、大きなニジマスを釣る楽しみ…一度、体験してしまうと病み付きになること請け合い。 もちろん、天然河川でも効果があると思いますよ。 あ!これで、近所の川でオイカワ狙いというのも「アリ」かもしれませんねぇ。(kuni)
Jul 25, 2010
コメント(10)
全1636件 (1636件中 951-1000件目)