不安とプライドと自己嫌悪

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カテゴリ: つぶやき




昔々のある日、学校からの帰り道。
突然見知らぬ男性に声をかけられました。

その人は20台前半ぐらいに見えました。
見た目がどうこうというよりも、
平日の夕方に学生服でもスーツでもなく出歩いている=大学生=20ちょっと?
という短絡的な思考の結果だったかもしれません。

痴漢か暴漢か!?と思って身構えましたが。
その男性は何かものすごく切羽詰った表情で、涙さえ浮かべそうになりながら、言いました。

「尾崎豊についてどう思いますか?」

尾崎豊を知ってますか、という前フリは無しでした。
ただならぬ様子に、とりあえず痴漢暴漢の類ではなさそうだと思ったものの、
見知らぬ人に声をかけられるという状況が怖いのに変わりはありません。
おまけに、不勉強にしてわたしは尾崎豊さんをあまり知りませんでした。
歌手であること、そして・・、その少し前に亡くなったのだということのみが知識の全てでした。
そもそも芸能人に対する興味が極端に薄かったのです。

そのとき自分が何と答えたか覚えていません。
でも、その男性がうんうんと頷いて聞いて、「どうも」と頭を下げて去ったのは覚えています。
相変わらず深刻な表情のままで。



その後少し歳を取り、尾崎豊さんの詩の内容が多少なりとも理解できるようになってから、
この出来事を思い出しました。

当時はただ怖くて戸惑うばかりだったけど。

あの男性はもしかすると、尾崎豊さんの死に衝撃を受けて思いつめるあまり、
ああやって通りを行く人に声をかけては、そこに某かの答えを見つけようとしていたのかな・・・。
そこまで傾倒してしまうほどの魅力が、尾崎さんにはあったのでしょう。

せっかく同時代に生きていたのに、彼の声をリアルタイムで聞くことがなかったのが悔しいです。


音楽は時を越えて残る。
今も我々は尾崎さんの歌を聞くことができる。
そして時を越えてその詩が、声が、多くの人の胸をうつ。

それってすごいことだなと思います。


でもやっぱりリアルタイムで尾崎さんを知りたかったな。
幼かった自分が悔やまれます。


だから自分は、今この時代を共に生きていて、
その声を生でも聞くことのできる愛するアーティスト(大)(小)を大事にしよっと・・。








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Last updated  2006/07/01 09:16:18 PM
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