FIRE 経済的自立を獲得して早期引退

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2021年06月11日
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1.FIRE準備期間中
 この期間は、FIRE軍資金が目標ですから、貯蓄額が増えていくのが楽しいのは当然ですね。 ただ、10年間も続けていると、別のことが楽しくなってきました。 

 ① 貯蓄額より貯蓄率
 ② 外食を控えて自炊・家飲みの結果、料理・おつまみ作り
 ③ おうち時間が増えて断捨離

 上記①は、積み上がった貯蓄額よりも、貯蓄率の上昇が嬉しくなりましたね。 FIREに向かって、更にアクセルを踏み込み加速できた喜びですね。 具体的には、浮かせた生活費、昇給の分だけ個人年金を追加して行きました。




 上記③断捨離は、家の中のモノが減ってスッキリするだけでなく、せっかくスッキリした部屋を維持したくて、無駄なものを買わなくなりました。 おかげで在職中の終盤の在宅勤務環境は、とても快適になりました。 在宅勤務期間を経た上でFIREしたためか、引退して自宅にいることに違和感がありません。 むしろ、仕事をしなくなった分、家事や片付けなどに精を出しています。 お陰様で断捨離したスッキリ環境も維持できています。

 要するに、上記②③の結果として上記①の楽しみがある、ということですね。

2.FIRE達成後
 FIRE後の生活については、本ブログの「FIRE後だって結構忙しい」の回でも触れました。 では、何が楽しいのでしょう。 一番は、決して急ぐ必要が無い、です。 経済的自由だけでなく、自分のペースで時間を使う時間的自由は格別です。 在職中の金銭面および精神面でのストレスを今になって振り返ると、時間的制約から来る精神面でのストレスの方が、金銭面のストレスより大きかったのかも知れません。

 時間的自由を得る、ということでは定年退職も同じは、と考える方が多いでしょう。 ですが、私は定年退職を迎える方の恐らく半分以上は、時間的自由を得られないのでは、と考えています。 事実、60歳で再雇用・転職もなく完全に引退できる人は、全体の約8%に過ぎないそうです。 引退できないということは、時間的自由はありません。 60歳以降も働くということは、経済的自由も怪しいものです。 次回は、そのあたりを定年退職とFIREで比較してみたいと思います。






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最終更新日  2021年06月11日 00時00分16秒
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