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カルテ番号 こ・2(1)小泉武雄は47歳。農業で暮らしている。土地はそれほど広くないが、リンゴに切り替えてから何とか生計は維持できている。今の日本では、よほど広くないと米作りでは暮らせない。もちろん農業というのは天候が大きく影響する。どんなに努力しても工夫しても天候が悪ければどうにもならない。まして、リンゴはせっかく最終段階までこぎ着けても台風で全てダメになることさえある。農業はいいモノを作ろうとすると、手間をかけないと出来ない。リンゴも一年中手間をかける。40歳を過ぎてから、その手間が好きになった。朝早くからリンゴ園を見回り、一作業してから朝食をとる。一休みして午前中の作業、昼食して午後の作業。暗くなると一日が終わる。百姓は自然と一体になって一人前だ。父親の言葉が納得できる歳になった。手間をかけたリンゴが可愛い。リンゴ園にいる時間が幸せなのだと、つくづく感じるようになった。大人しい妻も共に作業するが、ほとんどは一人でしていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/31
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カルテ番号 け・9(8)見城弘子の場合。感情が激高したことが引き金ではあったが、それは仕方がない。感情はコントロール出来ない。表面では隠すことも芝居することも出来る。それは感情のコントロールではなく、表現のコントロールだ。感情は理不尽なモノ。理不尽をコントロールするのは無理というものだ。だが、感情はキマグレだからいつまでも同じ姿勢でいられない。それを持ち続けるのは、本人の意識だ。つまり、感情が起こるのは仕方ないが、それを持ち続けるのはコントロールできる。そして、身体でも心でもモノでも影響するのは続けた場合で決まる。見城弘子は、激高した事にこだわってしまったのだ。こだわりを放すと、様々がやわらぐ。やわらぐと、ほとんどが調和する。身体や心なら回復に向かう。その後の見城弘子の左足から不随意運動が消えた。まだ多少の不自由が残り、杖は使うが何処にでも出かけられるようになった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/30
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カルテ番号 け・9(7)見城弘子は今までのわだかまりを風間陽水に話し終えたら、解った。足を元に戻したくて、12年間いろいろ試してみたが、そうではなかった。本当は胸のわだかまりを無くしたかったのだ。本当は足が元に戻ることは、とうに諦めていた。自分が招いた結果だ。ただ、本当の事を誰かに話したかった。「先生、足は治らんでもいいよ。何だかスッキリしたで」風間陽水は笑顔で言った。「見城さん、完全に元に戻るには時間がかかるけど、今までよりもずっとよくはなりますよ」見城弘子は風間陽水が気安めで言ってくれているのだと思った。「そうかね。少しは楽になるかね」「見城さんが、自分で治るカギを回しましたからね」身体はいつでも治る方向にいる。ただ、その力を邪魔するものがある。例えば、生活習慣や勘違いや無知による行動。そして、霊障もある。だが、最大は本人の意識だ。それも新たな意識が必要なのではない。こだわっていた意識を外すだけで、回復力は大きな力となり身体を変える。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/29
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カルテ番号 け・9(5)幹事でもある夫に、ある日手紙が届いた。戦友会の一人が亡くなり、残された奥方からの手紙だった。生前の親交の礼と、今後も変わらぬ付き合いをお願いします、という型通りの内容だ。それを大切な書類入れに入れておいた。普通は夫の持ち物を覗くことなどしない見城弘子が、手紙を開いた。言葉は出す側と受ける側では、受ける側で内容が決まる。固定概念として、出した側の意図が真実だとされるが、それは机上論。机上論は正論かもしれないが、現実に適さない事が多々ある。第三者あるいは実情をよく知る者にとっては、型通りの文章だ。ところが、その時の見城弘子は違う受け取りをしたのだ。感情と理性。常に優勢なのは感情だ。そして感情は行動を支配するだけでなく、肉体も支配してしまう。それまでの見城弘子は女としての感情は乏しい方だった。夫に恋慕も嫉妬もなかった。それが、イキナリの嫉妬感情が沸き起こったのだ。感情は、理屈ではないところから沸き起こる。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/27
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カルテ番号 け・9(4)12年前。前年に娘夫婦に店を譲った。自営業なので国民年金だが、月額7万にも満たない。それだけで暮らせる人はいないだろうが、政府は知らんぷりだ。政治家や役人は自分達で決めて、たっぷり貰える仕組みだ。見城夫婦は個人年金というのに入っていた。それで娘夫婦に頼らなくても、やっていける。一人で店をこなしてきた性格だ。夫に対して夫婦として支え合う習慣もない。夫も何事もマイペースで自分の事をしている。それが、店の忙しさから離れたら、何かと夫の行動が気になり始めた。アレコレと口は出さないし、特に一緒にいようとも思わないが、気になる。夫は兵隊仲間で作った戦友会の幹事をして、時々東京に出ていく。生死を共にした仲間の会だから、団結力も親しみも強いようだ。何とか生き延びた人達のせいか、身体も丈夫な人が多かったが、60歳を超えてから少しずつ人数も欠けてきた。家族同士の付き合いも深かったので、自然と残された奥方も時には顔を出すようになった。困った事があれば、仲間で相談にものっていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/26
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カルテ番号 け・9(3)物資不足の敗戦直後、見城弘子は小さな雑貨屋を開いた。問屋などほとんどない頃だ。自分で民家、農家を訪ねて売ってくれる物を探した。物々交換もした。そうして、少しずつ品数を増やしていったのだ。何もかも不足の時代だ。何もかもが商売になった。幸いにも夫は2年後に無事で帰ってきた。戦時中に結婚式だけした夫婦だった。夫は23歳、弘子は18歳の時だった。夫は身体が丈夫だが、大人しくて社交的ではなく、商売向きではなかった。弘子は社交的であり気も強く、朝から夜中までクルクルと働いた。子供も娘ばかり3人生まれ、今は長女が婿養子を迎えて店を切り回している。5歳上の夫も、今なお元気でいる。いろいろあったが、今は悠々自適の生活といっていいだろう。そんな半生を風間陽水に語って聞かせた。「一所懸命にしてきたことが実を結んでいるのですね。ところで、12年前に何かあったのではないのですか?」見城弘子は脳梗塞の原因を誰にも話していなかった。夫は知っているが、夫は誰にも話さない。やっと、話してもいい相手が来た、と思った。本当は話したかったのだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/25
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カルテ番号 け・9(2)2日後の午後、その気功師が出張してくれた。今までも氣功整体とかの治療を受けたことがあるが、何の変化もなかった。何も感じないし、普通の整体と変わりないと思った。もっとハッキリいえば、そんな能力は無いと思った。今度の人は整体師のように曲げたり押したり揉んだりはしない、と言っていた。20年もしているそうだから少しは能力もあるのだろう、と半分期待している。風間陽水を一目見て、見城弘子はとまどった。これでも戦前、戦中、戦後の混乱期を生きてきたのだ。夫が兵隊に行き、戦後の店を手伝ってくれたが実質的には一人で切り回した。人を見る目は一応あると思っている。そうでなければ、ここまで来られない。なのに、自分から見れば若造の風間陽水の人物像がわからない。「見城さん、話をしながら出来ますので、12年前の梗塞になる前に何があったか教えて下さい」風間陽水は足には触らず、背中と腰に手を当てて、そう言った。見城弘子は話好きな性格である。12年前どころか、戦後まもなくの頃から話し出した。風間陽水は黙って聞いている。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/24
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カルテ番号 け・9(1)見城弘子は77歳になった。12年前に脳梗塞をした後遺症で、左足に不随意運動が起こる。意識しないのに勝手に足がピクッと動く。その時に、いろいろなモノにぶつかってしまう事が多々ある。大きな怪我には至らないが、打ち傷が絶えない。杖で慎重に歩くので、転倒することはほとんどない。それは、眠っていても起こる。病院では治す方法が無いという。ただ、脳梗塞の後遺症は治る事もあるという。病院以外の治療院や治療者も何度も試したが変化はなかった。積極的な性格だ。何でも試すことにしている。まだまだ行きたい所、したい事は沢山ある。それには、この足では不便なのだ。ある時、親戚の人が気功の治療師を教えてくれた。他で治らない病を引き受けるらしい。40キロ程離れたところにあるが、出張して来てくれるという。早速電話をかけた。店は娘夫婦に任せたが、ここまで大きくしたのは自分達夫婦だ。財産もそれなりに持っているし、何をするのも気兼ねない。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/23
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カルテ番号 く・6(13)風間陽水の話が最初の質問に戻った。「法則内と法則外があるのですから、何だってアリ、になります。霊による人の影響も何でもアリになります。ついでに人と人、人とモノ、人と自然なども同じです。つまり、原因追究し解決を導く方法は枠内なら通用しますが、通用しない事も多々ある、となりますね。だから実際の方法としては、一応原因を追究し、解らなければ放り出す。いずれにしても物事を変える方法はあるのです」黒沢典孝は今まで何度も考えた。何で頭痛がするのか、原因は何か?答えが解らなかったのだから、もう原因追究はいいのだ。そして、頭痛が消える現象があった。「でも、これだと今後の予防にはなりません。何かいい方法はないでしょうか?」風間陽水は簡単に即答した。「勝手に変わりますから、そんなに気にしないでも大丈夫ですよ。予防が必要かどうかはわかりませんが、以前よりも頭痛は減ります」黒沢典孝は思った。頭痛は結構辛いのだが、そんなのでいいのか。まるで心を読んだかのように風間陽水は言った。「そんな程度でいいのですよ。辛かったら来て下さい」親切なんだか、無責任なのか判らない院長だった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/22
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カルテ番号 く・6(12)黒沢典孝はショックを受けた。こんな考え方は聞いたことがない。全て、あるいは、ほとんどが何らかの法則によって成り立っていると思っていた。物理法則、化学法則、心理な法則もあるし、生物学法則もある。それらを枠内といってしまえば、その通りだが枠外を想像できない。無法則なら全てが混沌(カオス)になってしまう。ところが、事実として世界は何らかの秩序がある。つまり、法則によって成り立っているのではないか。風間陽水はそんな黒沢典孝の顔を見ながら言った。「地球上の森羅万象は、枠内だと思えませんか?」降参だ。意識範囲が違いすぎる。人と霊の交流は森羅万象外の出来事なのだろうか?「この世は、法則内と法則外が重なっているのでしょうね。だから原因のつかめない事、説明のつかない事があってもいいのではないでしょうか」黒沢典孝は思った。そうか、話をしていて違和感があると思ったら、最初からの立ち位置が違うのだ。原因は必ずある、解明はいつか出来る、と信じていたのは枠内に限ってなのか。もし、枠外からの影響なら原因は無いし解明は不可能になる。それでも頭痛は消える。原因が無くても、正体が解らなくても、物事は変えられるのだ。黒沢典孝は、頭をぶん殴られた気がした。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/21
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カルテ番号 く・6(11)風間陽水の話は続く。「人は見える肉体と見えない意識で成り立っています。肉体があるから見えない意識も多種多様を保てますが、肉体が無くなると意識はとても狭くなります。嘗てどんなに広い心であっても、霊になると心の狭いヤツになってしまうのです」黒沢典孝は高級霊というのもいるときいている。「本当かどうかは判りませんが、守護霊は心も広いのではないのですか?」「狭いです。ただしネガティブな意識ではなく、ボランティア意識なのでしょうねぇ。人なら、ネガティブからポジティブ、誠実も裏切りも奉仕も自分勝手も同時に持っているのですから人生は面白いのです」黒沢典孝は思った。そうか、立派な意識は心が広いわけではなく、ただの種類だ。広い心とは、下品から上品、低俗から高級まで内蔵して、自由に操れるのだ。「僕の頭痛は、僕のどんな意識に同調しているのですか?」風間陽水は微笑んだ。「それをつきとめても無駄でしょ。仮に見つけても意識を変えるのは大変ですよ。変えようとすると、逆に強まってしまうのが意識ですから。それに、今回は同調といっても少し違うのです」風間陽水は少し黙って、どう例えればいいのか考えている。「この世には法則があります。近周波数に共鳴する、というのも法則です。ですが、この世は法則と法則以外で成り立っています」黒沢典孝は反論した。「全て何らかの法則が有るのでは。法則外は未だ解明できていないだけではないですか」「う~ん・・・法則というのは枠の中だけしか当てはまらないのですよ。いわば、法則が有効なのは例外みたいなものです。基本的に無法則の世界ですし、圧倒的に法則外が多いのですよ。ところが科学という宗教が主流になって、法則にこだわってしまったようです」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/20
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カルテ番号 く・6(10)「霊も一応同じ仕組みですが、幅があります。帯と考えればいいです。近周波数まで反応すると思って下さい」霊というと妖しげで信じる、信じないの世界だが、この説明なら納得できる。「霊と霊なら類は友を呼ぶとして、似た者同士の交流しかできませんが、人は違います」「人の本質は霊である、という考え方もありますね」「そうかもしれませんが、誰も証明できない。否定も肯定もできない話です」変なところはハッキリしている。「肉体はとても幅広い周波数と交流できる器です。それがこの世にいる理由かもしれませんが、これも仮定の話です」黒沢典孝はワクワクしてきた。「具体的にはどういうことになるのですか?」「下品な私と、とても上品な高貴な方とが触れ合える、交流できるということです。これが霊と霊なら交流は不可能になります。つまり、この世の物質界というのは、とても珍しい世界だといえるでしょう」「先生も冗談を言うのですね」「冗談もダジャレも好きですが、下品は冗談ではないです。下品に生きる、というのは私の目指す生き方ですから」黒沢典孝は風間陽水と個人的な知人になりたくなった。考え方が面白い。「すると、霊と人とはどうなるのですか?」「霊は身体がありませんから、一番触れ合いやすいのが近周波数の人です。霊のこだわり、未練が恨みなら、恨みを常に持っている人と同調しやすいわけです」「でも、人の心は幾つもの種類を同時に持っていますよ。恨みもあるけど優しさもある」「そうです。だから、こだわって持っている周波数ということになります」黒沢典孝は思った。自分の頭痛が霊障ならば、自分は何にこだわっているのだろう。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/19
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カルテ番号 く・6(9)前回同様、頭がぼんやりしていて働かない。痛みは消えている。少しして、やっと頭が動き出した。こんな簡単に消えるのなら、今までの苦痛の日数は何だったのか。仮に霊障として、気功治療といっているが、気で霊が消えるのか?霊障の仕組みも気功の仕組みも疑問だらけだ。「今日はいろいろ教えて欲しいのですが」「いいですが、一度にアレコレ言うと混乱しますから少しにしましょう」黒沢典孝は今後の為に頭痛の原因や防ぎ方を知りたかった。「まず霊障について教えて下さい」「霊の範囲がありますが、見えない意識体でその意識も狭いモノを霊とします」「意識が狭い?」「簡単に言えば、こだわっている部分だけの意識と思って下さい」「なるほど、生きている時の意識全てではないのですね」「霊を携帯電話の電波に例えます。黒沢さんの携帯電話が何故鳴るのかわかりますか?」「同じ周波数の電波に共鳴して鳴るのです」「そう、そして共鳴するには常に自分から電波を発しているという条件が付きます」「電源ONというのは、自分の電波を発しているということですね」風間陽水の例え話は解りやすい。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/18
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カルテ番号 く・6(8)朝目が覚めたら頭痛だった。肩も重い。眼も重く痛みがある。やはり完治したわけではなかった。そういえば院長は「今日はここまでにしましょう」と言った。次も治療しましょう、という意味だった。あまりに快適だったので、つい行かなかったのだ。早速予約しよう。学校が終わって夜でもかまわない、という。一応24時間、365日受け付けるらしい。親切なのか、無責任なのかわからない院長だ。霊障の類、とか言っていたが、ハッキリとした事は言わない。原因も自分にないような口ぶりだった。考えると、ほとんど解らないままだった。これでは今後、防ぎようがない。治療院に着くと、夜の8時になってしまった。「すいません、夜遅くに」「全くかまいません。私は時間の区別が薄いので気になりません」時間の区別が薄い、とはどういう意味だろうか?早速横になり、頭に指で触られる。覚えていたのは、そこまでだった。揺り動かされて目が覚めると一時間が過ぎていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/17
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カルテ番号 く・6(7)「次はいつ来たらいいですか?」この質問もよく受ける。通常の治療院は次回を予約するのだろう。だが、風間陽水は詰めてしなくては厳しい病以外は特に次回を決めない。「来たいと思ったら連絡下さい」完治するには何回か治療の必要がある人にも同じ言い方だ。ある意味、無責任。風間陽水は思う。治すのはその人の意思だ。治すには自分の病と意思と正面から向き合って決めるのが大切なのだ。治療者側から言われて来るのと、自分から来るのでは回復度が違う。それに、病を完治させるも中途半端にするのも人生だ。どちらも大切な体験が出来る。黒沢典孝は頭痛が無くても来ようと思った。まだまだ聞きたい事が沢山ある。どうやら自分の霊に対して、ほとんど無知だったかもしれない。そして、通常の情報も同じようなものだ。だが、風間陽水はもっと大きく多くを知っている。おそらく臨床から知った事が沢山あるのだろう。そういう事を知りたい。次の日から快適な日常が続いた。頭痛が無いだけで、とても快適なのだ。間を置かないで行こうと思っていた風間陽水の治療院にも連絡せず月日が過ぎていった。担任を持っている教師は、しようと思えば時間が足りないほどの仕事がある。生徒達の補助になるモノは担任が作り出す。一人一人の記録や変化のデータは時間がかかるが、教師としての愉しみでもある。そして、一か月はたちまち過ぎた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/16
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カルテ番号 く・6(6)風間陽水はクライアントからの質問にいつも少し困った顔をする。自分なりの説明はできるが、そのまま話すことは難しい。相手が理解できない説明は意味がないし、拒否反応が起こることもある。人は理解できないと拒否したり反発したりする場合が多いのだ。理解できない事を、そのまま丸ごと受け入れられる人はマレなのだ。説明をどうするか、どこまでするか、に一瞬迷う。当然だが、もちろん平然と嘘をつくこともある。「黒沢さんがどう思うかは知りませんが、いわゆる科学的でないモノの影響です」「霊障といわれるものですか?」「霊の範囲を限定しないとならないのですが、まぁ、そんなものです」身体への目に見えない影響ある要素は幾つもある。高電磁波や放射能だってある。だが短時間で消すことができるわけではない。黒沢典孝は事実として冷静に考えると、霊障というのが一番適切だと思った。霊を信じないと口で言う人達もいるが、それなら墓前で手を合わせる意味もなくなる。「私に原因があったのでしょうか?」「いや、たまたま黒沢さんが気に入ったのでしょうね」「そんな事ってあるのですか?」「霊といっても、生きているモノと変わりませんよ。肉体が無いだけ」「でも、何か同じ要素が無いと憑りつかれないと聞いてますが」「町ですれ違っても一目惚れがあるでしょう。一方的なストーカーもいるでしょ。それと同じですよ。黒沢さんがモテたということで・・・」風間陽水の笑顔に、黒沢典孝も笑顔になった。この治療院に来て、初めての笑顔だった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/15
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カルテ番号 く・6(5)「黒沢さん、今日はここまでにしておきましょう」少し体を揺すられ、黒沢典孝は目を覚ました。一時間経っていた。「まだ意識がぼや~としますが、徐々にハッキリしますから」何があったのかわからぬまま、のろのろと起きた。何も考えられない。眠気も残っている。「これで、終わりですか?」「今日は終わりにしておきましょう」イズに座って、しばらくぼんやりしていた。何を聞いたらいいのかも考え付かない。そして、その時になってやっと気づいた。頭痛が消えている。こんな簡単に治ったとは思えない。とにかく、不思議、という感覚だ。「あの・・・これは、何だったのですか?」「まぁ、通称気功治療ということにしています」「い、いや、僕の頭痛の原因です」どこに行っても、薬を飲んでも消えなかった痛みが無い。一時間で消えるわけがない。どういうことなのだ。事実は受け入れるが、気功といわれても納得が出来ない。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/14
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カルテ番号 く・6(4)黒沢典孝は思った。この頭痛は肉体的なものではないのだ。院長の言い方は確信して頭痛の話から入った。そして身近の人達の体調を気にした。つまり、この頭痛は自分個人の肉体的なものでない、という事だ。とすると、いわゆる霊障というものなのだろうか?「黒沢さんだけならいいでしょう」この痛みがいいとは思えないが、こんな言い方をされたのは初めてだった。「私の治療は話をしながらでも出来ますので、早速始めましょう」風間陽水は仰向けになった黒沢典孝の頭に両手で指だけを触れた。何だ、これは。黒沢典孝は嘗て経験したことの無い感覚を感じた。頭から下腹までグヮンと何かの影響を受けている。気持ち悪くはないが、良くもない。経験した事が無いから、表現もできない。「こ、これは、何ですか?」「そうですか、何か感じます?何でしょうねぇ」風間陽水はのんびりした事を言い、指を当てたままだった。黒沢典孝は急速に耐えがたい眠気で意識が遠のいた。触れられてから、2分は経っていなかった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/13
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カルテ番号 く・6(3)黒沢典孝が治療院に行った日は頭痛が始まって一週間目だった。痛みの強弱があり、その日はやや強めだった。だが長年にわたり、人前で痛そうな顔や仕草をしたことがない。電話で予約したが、症状は伏せておいた。何となく身体の調子が悪い、とだけ伝えておいたのだ。氣功で診るということだが、頭痛が判るかどうかも興味があった。試している、という気持ちもあった。治療者っぽくない、というのが最初の印象だった。名前や生年月日などの簡単なカルテを書いた。そして院長が症状を記していく質問事項があるのだが、質問前に言った。「その頭痛、辛くないですか?」あまりに自然な言葉だったので、そのまま答えてしまった。「実はかなりキツイです」そして、まだ頭痛の話は何もしていない事に気づいた。「何故、頭痛だと判ったのですか?そんな顔していましたか?」風間陽水は黒沢典孝の質問を無視して言葉を続けた。「家族に調子の悪い人はいます?」黒沢典孝はアパートに一人暮らしだ。実家は同じ県内だが、かなり離れている。そして、身内は一応健康だ。誰一人頭痛持ちもいない。時々来る彼女も元気で陽気だ。「身近に調子の悪い人はいないと思います」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/12
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カルテ番号 く・6(2)元々物事をかなり詳しく調べる性格だった。わからない事は出来る限り調べ、教えを乞い、そして自分なりの結論までもっていく。頭痛に関してもインターネットはもちろん、読める範囲の医学書まで手をだした。だが、どうやら検査で異常が見つからない症状は現代医学ではお手上げ状態のようだ。対処療法として痛み止めが一般的だ。それは、今までの病院も同じ処置だった。だが、その痛み止めは全く効かなかった。効かない、というと違う種類の薬を出すが、それでも効かない。そんなはずは無い、と医師は言うが頭痛は軽減されない。軽減されないで胃が気持ち悪くなるので、最近は最初から飲まない。交際している同僚の彼女が霊験あらたかなお札など手に入れてくれたが、変化無し。科学が発展途上だと知っているから、科学主義ではないが、霊能者とか祓い屋とかのほとんどがインチキだということも知っている。ある時インターネットで氣功の治療院が目に入った。その手の類の治療院も全国では多い。何でも治ります、みたいな無責任な謳い文句の治療院が多い。症状も聞かないで治ります、はないだろう、と思っている。ところが、案外近いところにあるその治療院のホームページは何か違った。あえて言うなら、趣味で書いているホームページだった。ダメでもともと、行ってみようかと決心した。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/11
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カルテ番号 く・6(1)黒沢典孝は小学校の教員。年齢は32歳になった。教育熱心というよりも、生徒と一緒に笑顔に過ごすのが好きで教師をしている。自然と生徒には人気がある。保護者は評価が分かれる。もっとビシビシ勉強を教え込んでくれ、という親もいるのだ。勉強をさせるのが教育だと本気で思い込んでいる親はとても多い。夏休みなども、水泳やスポーツを楽しくできるように毎日のように世話をやいている。校長や教頭や同僚も評価は様々だが、悪く言う人はいない。明るいし、他の先生が嫌がる労の多い役も嫌がらずに引き受ける。だが、他の人には見せない悩みがあった。それは頭痛。起こると一週間か時には一か月も続く事がある。もちろん病院の検査は何度も受けたが、小さな異常も出なかった。体調には気をつけるタイプで、食事も睡眠も出来る限り気を使っている。病気で生徒と接するような教師でいたくなかった。タバコを吸う先生もいる日本の教職員は自覚という点で落第だが、模範とまで要求しなくても自己管理が出来て当たり前の職業だ。黒沢典孝は理屈ばかりで自己管理さえ出来ない上司や教育委員会のメンバーよりも遥かにマトモな教師ではあった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/10
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カルテ番号 き・22(9)結婚前は看護師として働いていた。働く意欲も充分にある。今までは、子供の為には家にいる方がいいと思って辞めたのだ。だが本当に必要で大切なモノに気付いたら、そんな事はどちらでもいい。離婚し、働きながら亮を育てる事に負い目はない。実家も遠くないし、実家の両親は年相応ではあるが一応元気だ。自分達の夫婦仲が冷えているのを負い目に感じて足が遠のき加減だったが正直に相談してみようと思った。自分一人で背負うよりも、亮を愛してくれる人は多い方がいい。その夕方から菊池亮の症状が消えた。夫と今後の話し合いだが、離婚する方向でいる。もちろん、いろいろ不安もある。だが、多くの人、とりわけ実家の両親に頼ろうと決心したら、自信と穏やかさが出たのだ。今までの不満の人生よりも、困難があっても明るい未来が広がると思える。あせらなくても大丈夫だ。菊池亮は母親の祖父母の家に行く頻度が増えた。元々優しい子だったが、祖父母と行動するようになり、より感性豊かになったようだ。同時に祖父母も更に元気になったようだ。まだ離婚には至ってないが、看護婦としてパート出勤するようになった。子供は両親がいて、母親はいつも家にいる、という固定概念は上辺だけだった。そんな事はどうでもいい。大切な事を忘れなければ楽しい方向に進めばいい。今回の騒動は、楽しさよりも上辺の正しさを体裁していたから亮が熱で注意してくれたのだと思っている。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/09
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カルテ番号 き・22(8)母親としてよりも、世間体の延長で子供を考えていたのかもしれない。両親がそれらしく振舞っていれば、子供も安心していると思っていた。い、いや、実は思っていなかったのに、思い込もうとしていた。間の接点がどんなであれば、子供は安心できるのか?体裁ではない。愛情しかないだろう。「子供に対する愛情ですか?」陽水は言った。「う~ん、子供に対するでなく、子供を包む愛情ですね」母親はその言葉に目が覚めるようだった。「私は対していたのですね。包んでいなかった」「それが解れば夫婦の問題は二の次です。夫婦を続けようと別れようと問題ではありません。夫婦でいる、いないは経済的な問題だと思って下さい。経済的にやっていけるなら、自分の楽しい方を選んで下さい」母親は確信した。亮の症状は消える。ここに来たのは亮の為ではなく、自分の為だ。自分達の未来の為に来た。それまで重くのしかかっていたモノが、急に溶けて軽くなった。親としてどうあるべきか?そんな事は気付けば簡単な事だった。形ではない。包む愛情さえ失わなければ、この先はどうにでもなる。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/08
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カルテ番号 き・22(7)菊池亮の眠っている顔を見ながら母親はつぶやくように言った。「どうすればいいの?あの人と本当の夫婦をやり直すのは難しい」陽水は優しく言った。「今私が話した事は親子の基礎です。実際はいろいろなケースがあるわけです。両親が理想的な夫婦でなければ子供は病気になるわけではありません。基礎を知り、そこから応用が生まれます。実際には応用が全てといってもいいでしょう。基礎を知り応用していかないと、このままでは亮君は厳しい病に進む可能性が大きいのです」風間陽水の言葉を聞いて、やはりそうか、と思った。子供の異変に胸騒ぎがしていたのは母としての本能だったかもしれない。だから病院で検査して何も異常がなかったからといって安心できなかった。「両親の間から生まれているのですから、重要なのは接点の部分です。安心できる接点と不安になる接点、どこが違いますか?」この先生は答えを教えてくれない。あくまでも自分で気付かせるのが目的の質問のようだ。「夫婦仲?良い母親と良い父親?」陽水は言った。「世の中には片親の親子が沢山います。片親になった事情は様々でしょう。どちらかが亡くなっている場合、夫婦は不可能ということになります。あるいは、両親ともいない場合もあるでしょう。実の母親と実の父親が絶対必要なら、それらの子供たちは絶望です。ですが、実際は愛情豊かで明るく育ち、人生を楽しむ人達は沢山います。さて、接点とは何なのでしょう?」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/07
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カルテ番号 き・22(6)母親が首を傾げて黙ったので、陽水は話を変えた。「家系図の書き方ってありますね。例えば山田太郎と山田花子の子供を書くとき、どうしますか?」「両親を横線で結んで、その真ん中から縦線を伸ばして名前を書きます」「そうですね。では質問を戻します。亮君の元は何処からですか?」母親はやっと風間陽水の質問が解った。「両親の間からです」陽水は静かに言った。「そうです。母親でも父親でもない、その間から生まれていますね。自分の土台が不安定だと、どんな気持ちでしょうねぇ」母親は内心気付いていた。子供が家庭内では物分りが良すぎる。それは、夫婦の間が良くないからではないかと思っていた。その事に関しては夫とも話し、子供の前では絶対ケンカをしないと決めていた。特に仲良くする芝居は出来ないが、何でも無いように振る舞っていた。「子供に心配させないようにはしてきたつもりです。夫婦としては破綻していますが、この子が成人するまで離婚もしないと約束しています。お互いに子供の前では言い争いも陰で悪口も言いません」母親は弁解しているようで、言いながら空しくなっていった。「人は言葉も態度も、時には心も作ることができます。芝居ができるのです。大人になると言葉や態度や行いで判断しますから騙せますが、でも氣だけは嘘をつけません。幼児や子供はそれを感じて判断します」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/06
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カルテ番号 き・22(5)菊池亮はスヤスヤと眠っている。「苦しい病にするか、元気な子供にするかは、これからなのですよ」「それは、どういうことでしょう?」「亮君はどこから生まれたのですか?」いきなり何という質問をするんだ、この先生は。「わ、私のお腹からです」詳しくは違うが、まぁ、話は通るだろう。「元はどこからお腹に来たのですか?」「そ、それは・・・夫が・・・」何を言わしたいんだ、この先生は。「う~ん・・・では、お母さんの元は?」「両親からです」「そうですね。では、同じ質問です。亮君の元は?」母親はハッとした。そして声が小さくなった。「両親からです」「どんな人でも、自分の元、基礎、土台は両親ですね。では、両親の何処から生まれたのでしょう?」「それは、母親から」何の質問だろう。同じようなことばかり。「肉体的には母親からですが、元は両親ですよね。両親の何処から?」この先生の質問が解らなくなってきた。それに、こんな質問に意味があるのだろうか?(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/05
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カルテ番号 き・22(4)風間陽水は母親に質問した。「お父さんはどうしているのですか?」この母子から父親の話が一切出てこなかったからだ。「あの人は家庭に興味が無い人なので・・・」この言い方から夫婦関係が上手くいってないことが判る。「この子に熱が出る事は知っているのですね」「はい。でも私に任すから、と言っただけです」母親は、あまり夫との関係を話したくなかった。それは実家にも、他の友達や近所の人にも話したくなかった。そんなことより、亮のこの症状がどういうものかを知りたかった。大変な病気になってなければいいが・・・亮は自分の生き甲斐だし、自分の分身なのだ。「先生、この子は難しい病気じゃないですよね」とても気になっているが、願望としては大した事のない症状だと思いたい。「今は肉体的に異常な部位は無いように感じます」その言葉が信じられるどうかより、信じたいだけだった。「よかった。何でもないのですね」「いえ、何でもなければこんな症状が続きません」やや厳しい陽水の言葉だった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/04
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カルテ番号 き・22(3)母親は以前に同級生の母親が電話で言っていた氣功で診てくれる話を思い出した。信用できないとは思うのだけれど、病院に行っても何も変わらない。医療専門の氣功と言っていたから、霊能者などというよりもマシかもしれない。何よりも、何かすがりたい気持ちだったのだ。「あ、この間はごめんなさいね。あの氣功で診てくれるという人の事だけど・・・」相手の同級生の母親は明るく教えてくれた。その治療院までは車で1時間くらいの距離だった。電話で予約をとり、学校が終わってから連れて行くことにした。菊池亮は母親のする事には素直に従っていた。病院に行く時も、買い物の付き合いも嫌ということはなかった。その他の事でも母親と言い争いすらしなかった。仲が良いというより、亮が母親に気を使うようなところがあった。氣功の治療院の先生は思ったよりも普通だった。白衣は着ないで、作務衣を着ていた。簡単なカルテを書いて、後は手を当てながら母親の話を聞いていた。菊池亮は、手を当てると5分くらいで眠ってしまった。神経質ではないが、初めての家ですぐ眠ってしまうような子ではない。眠っている顔を見ると気持ち良さそうなので安心した。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/03
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カルテ番号 き・22(2)いろいろ調べてみると、平熱というのは個人差があり、子供は大人よりも高いのが普通。小学の低学年では37度は平均とあった。菊池亮は36度が平熱だったので、他の子供よりも低めだと判った。微熱の範囲かもしれないが、菊池亮にとって37度後半ははっきりと熱がある。何らかの疾患がある場合、その他の症状が出てもいいし、疑える検査は全てした。それでも毎日熱が出る。学校での様子を同級生の母親を通じて聞いても、学校内ではいつも通りだった。その同級生の母親が教えてくれた事がある。「菊池さん、氣功って知ってる?」「中国でしている体操みたいなのでしょ」「そうじゃなくて、氣功で診てくれる人がいるのよ」占い師とか、霊能者とか、お祓い屋とかはウサン臭いので関わりたくなかった。「私、そういうのは信じないから」話はそこで終わっていた。ある夜、眠っていた菊池亮は呻き声を上げてうなされていた。汗もびっしょりかいている。熱は高熱ほどではなかったが、睡眠時にしては高かった。目覚めるわけでもなく、それだけで眠っていた。母親は朝まで傍についていて、眠れなかったが他の症状はなかった。朝は平熱で、いつも通りに元気に食べて、元気に登校していった。何かが変だ。母親はどうしても気にかかっていた。そして、一度だけの呻き声は毎夜になっていった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/02
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カルテ番号 き・22(1)菊池亮は7歳の誕生日頃から夕方になると熱が出た。38度に届かないくらいの微熱だが、一人きりの子供だ。熱以外の症状がなく、学校でも流行っている病はない。母親は近所の個人医院につれていったが、特に見当はつかなかった。様子見ということで一応解熱剤をもらったが、飲ませるほど熱は上がらなかった。家でも学校でも活発で元気な子だった。休み時間も放課後も身体を動かして遊ぶ事に夢中だった。それが、家に帰ると怠そうにする。熱を測ってみると微熱だがある。朝になると平熱になる。平熱は36度。夜中、眠っている時にはまだやや高め。朝食も学校の給食も気持ちよく食べる。夕食だけが、少し元気ない。2週間経っても、相変わらず夕方になると微熱になる。今度は大きな総合病院に連れて行った。血液検査や尿検査、心臓や耳の検査までしたが異常は見つからない。炎症反応や皮膚の僅かな異常もなかった。特に他の症状がないので、やはり経過観察ということになった。本人は夕方の微熱に慣れたのか、以前よりも怠そうにしなくなった。だが、母親は何か気になっていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/01/01
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