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カルテ番号 ち・3(10)千葉亜紀のメモ帳は続く。{秘密は持ってはいけない、と思っていました}「社会的に作られて常識ですね。実際には、秘密を持たない人なんてありえません。小さな子供もそれなりの秘密があり、高貴な人も秘密をかかえています。もちろん秘密がいけない、と煽った政治家や官僚や先生達も沢山持っています。人にとって秘密は息をするのと同じようなものですよ」{先生の話を聞いているだけで、秘密にしていた事が軽くなりました}「でも話さなくていいですからね」{はい}そして千葉亜紀は目を瞑った。だが、すぐ目を開けてメモ帳に書いた。{頭が気持ちいいです。とっても}再び目を閉じると、やがて寝息に変わった。二時間が過ぎ、起こされた千葉亜紀はぼんやりしていた。母親が用意してくれたサンドイッチと飲み物をテーブルに広げた。普段は一日一食、夜中に食べるだけなのだが、人との付き合い時は普通にする。目立たぬように暮らすのは長寿族の宿命なのだ。そして午後も千葉亜紀はすぐ寝入ってしまった。時間がきて、母親は迎えにきたので起こした時、一段とスッキリした顔になっていた。玄関を出るとき、深くお辞儀をした。「先生、ありがとう」小さいが声になっていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/31
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カルテ番号 ち・3(9)千葉亜紀はメモ帳をめくって、それを見せてくれた。どうやら自宅ですでに書いてきたようだ。{私は家を出て一人で暮らしたいのですが、大丈夫ですか?}「実際には家族内で話し合って決めるのでしょうね。でも、一人暮らしが出来るかという質問なら問題ないですよ。もう成人しているのですから、亜紀さんが強い態度で両親と向き合えばいいことです。もうすぐ声は出ますから、働くのも問題ないでしょう」{嬉しい。私、声が出なくなった原因があります}「人はいろいろな出来事と出会います。嫌な事でも、知りたくない事でも、とても辛い事でも出会います。でも、それを言う、言わないはどちらでもいいのですよ。回復するのに影響はありません。どうしても言いたい時、言っても大丈夫な相手に話せばいいことです。言っても大丈夫な相手とは、亜紀さんと深く係わらない相手です。つい、親友とか身内とかに話したがるけれど、深い絆の人には言わない方がいいようです。基本的には、秘密にして下さい。秘密は多く持てるようになって下さいね。それがいいオンナになる条件の一つです」千葉亜紀はその言葉をしばらく反芻していた。{わかりました。私、秘密にします。一生かどうかは判りませんが、今は秘密にしても平気な気がします}「年齢を重ねると、大きな秘密だと思っていた事がとても小さいモノと気づきます。そういう人生を歩んで下さい。秘密を沢山持つのは、とても充実した、素敵な人生になれるのですよ」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/30
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カルテ番号 ち・3(8)予約日の午前中、千葉亜紀本人が運転してきた。あまり運転に慣れていないので、早めに出発して休み休み来たのだという。笑顔でメモ帳を見せてくれた。{運転、楽しかったよ}「先生、本当にありがとうございます。あの日から明るい娘に戻りました」今回の母親は落ち着いていた。考えてきたのだろう。母親は挨拶すると、すぐに言った。「先生、私はゆっくり近くの日帰り温泉を楽しんでいます。帰りの時間頃に来ますので、よろしくお願いします。それと、これは先生の分まである昼食用のサンドイッチと飲み物です」自分がいない方が娘の為になる、と思っての言葉だった。「はい、四時頃迎えに来て下さい」千葉亜紀はジャージに着替え、メモ帳とボールペンを持ってマットに仰向けになった。腹部を触るまでもなく、以前の固さはないようだ。タオルケットをかけて、頭に手を当てる。千葉亜紀は早速メモ帳に書いて見せた。{眠ってしまう前に、少しお話いいですか?}「もちろん、何でも好きなようにして下さい」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/29
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カルテ番号 ち・3(7)母親が戻って来た。「急に宿泊は出来ないから、また次の時にするように、と」千葉亜紀は素直に頷いた。「先生、娘の声は出るようになりますか?」「大丈夫でしょう。でもあと数回はかかると思います」「数回で治るのでしょうか?」「多分・・・亜紀さん次第ですが」母親は、まだまだ訊きたい事があったのだろう。だが、もう帰ると父親に言われたようだ。「近いうちに、また予約を入れます。よろしくお願いします」千葉亜紀は半分残念そうに、半分微笑んで手を振った。母親としては、久しぶりに見る娘の明るい仕草だった。そして2日後に予約の電話があった。今度は母親と二人で来るという。今度も宿泊は出来ないが、4時間の予約になった。あれから声が出ないだけで、娘の様子は以前のようだという。この分なら、声が出るのも早まりそうだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/28
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カルテ番号 ち・3(6)千葉亜紀は起き上がると、自分のバッグからメモ用紙とペンを取り出した。いつも持ち歩き、伝えたい事を書いて見せるためだろう。さらさらと書いて母親に見せた。{今日、泊まれないかな?明日も気功を受けたいの}この近くは温泉地だから宿は幾つもあるが、その予定で来たわけではない。母親は迷っていた。娘がこれほど積極的に主張するのはなかったからだ。それだけ、今日の体験に光を見出したということなのだろう。「ちょっと待って、おとうさんと相談するから」そして、車の中で待っている父親のところに行った。その時、千葉亜紀に訊いた。「亜紀さん、このまま声が出ないかと心配だった?」千葉亜紀がうなずく。「それは大丈夫ですよ。元のように話せます。でもね、急がないほうがいいですよ。亜紀さんの中で調和がとれてからの方がいいから。例え、今日泊まれなくても、また来ればいいのですから。今度は一人でもお母さんと二人でも来られるでしょ」千葉亜紀が大急ぎでメモ用紙に書いた。{先生、心が読めるの?}「そんな事はできません。何もわかりませんよ。ただ、何となく言っただけですよ」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/27
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カルテ番号 ち・3(5)心の悩みは複雑だ。誰かに打ち明けたいが、秘密にもしたい。悩みは奈落の闇の奈闇(なやみ)でもある。闇を覗きたい気持ちもあるが、闇に近づきたくない気持ちもある。自分から闇をさらけ出す場合でも、全てさらけ出す事はない。まして治療者であろうとも、他人からなど覗かれたくないのだ。首の後ろと頭部に手を当てて、そのまま氣を送る。「大丈夫。眠くなったら眠って下さいね」首の後ろから固さが消える。そのまま、寝息に変わっていった。もはや母親は何も言わないで、その様子を見ているだけだった。手足の様子から、固さが抜けたのがわかる。何も言わず、何も訊かず、時間が過ぎていく。「千葉さん、ゆっくり目を覚まして下さい。今日はここまでにしましょう。特に声を出そうとしなくていいですからね」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/26
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カルテ番号 ち・3(4)誰でも病になると原因を知りたがる。原因を知らないと治せないと勘違いするようだ。原因を知り、そこから治療するのは通常の医者や治療者の方法だ。医者や治療者でもない患者や家族が原因を知っても対処できない。それでも原因を知りたがる。千葉亜紀の母親も同じく原因を知りたがり、探りたがる。「先生、原因はなんでしょう?」「さぁ、わかりませんし、知るつもりもありません」「原因が解らなくてもいいのですか?」「回復するのに問題はありません。原因追究から治療する方法がほとんどですが、私は違います。原因など探さなくても生命力は上がります。逆な言い方ですと、原因追究しても生命力は上がりません」それを聞いていた千葉亜紀が微笑んで頷いた。そして微笑みながら、涙が流れた。それを見た母親はハッとして、黙った。今まで、どうしたんだ、何があったのか、と追求していたのだろう。その度に、亜紀は辛かったに違いない。その事に、今、母親は気付いたのだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/25
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カルテ番号 ち・3(3)人は大きな悲しみや苦しみや衝撃を受けると心身に影響が出る。元々の生命力やその時の生命力などによって、影響の大きさは変わる。生命力は免疫力でもあるし回復力でもある。回復力は調和力といってもいい。つまり、影響の大きさ、そこからの回復は全て生命力次第でもある。生命力を基盤にして、様々な薬を含む治療法が有効となる。どんなに優れた治療法や薬であろうとも、基盤次第なのだ。回復するにはやはり生命力を使う。回復に使う生命力が少なければ、優れた方法でも効果は出にくい。まして心がからむと、その傾向はより大きくなる。方法が合わないと、例え回復に使える生命力も潜ってしまう。通常は時間という調和力が後押しもするので、時が回復の手伝いとなる。失声症も一か月から数か月で自然と治る事が多いようだ。だが、心に強い鍵がかかった場合、数年しても改善しないこともある。心の鍵を無理に開けようとすると、何もしないよりも回復し難くなるのだ。優れたカウンセラーなら見極めて、解明などしない。だが何もしない方法を選べるような優秀なカウンセラーは少ないと思う。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/24
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カルテ番号 ち・3(2)何も訊かないので母親がじれたのか話し出した。「2年前からなのです。大学を卒業し、家から通える銀行に就職しました。仕事も順調にこなしていたようでしたが、ある日職場の上司から連絡がありました。連休明けの月曜日でした。朝から何も話さない、声が出ないようです、という内容でした。熱などは無いようですので、そのまま自分で帰宅してきました」母親はその日を思い出したのか、顔を曇らせて話を続けた。「その日もですが、次の日になっても何も話せないので銀行は休ませました。それからは幾つもの病院に行きましたが、症状は変わりません。3か月して銀行には退職届をだしました。頭に異常はなく、ショック性の失声症という診断は同じで、薬も出ません。心療内科で原因を解明する、ということで通いましたが、娘がとても嫌がり、かえって良くないと思い、それからは嫌なところには行かないようにしています。今回は娘が何故か乗り気のようなので、すぐ連れてきたわけです」通常は何かショックや過大なストレスの蓄積からなるといわれているようだ。その為、治療法としてはカウンセリングや心療療法の幾つかをするようだ。だが、見たくない原因の究明などしなくてもいいと思っている。原因など解明しなくても身体や心は回復する。心の場合は、むしろ下手にいじると潜ってしまい、こじれることさえある。あるいは、表面だけ治ったふりをしてしまう。だから、心のショックは訊き出さない。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/23
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カルテ番号 ち・3(1)「あの~、何処の病院でも治らないのですが、診てもらえますか?」電話で話してきたのは母親だという。「どういった症状でしょう」「失声症といわれました。声が出ないのです。あ、娘の事です」「本人が望むなら、連れてきて下さい」それが昨日のことだ。両親と共にやって来たのは、大人しそうな娘だった。父親は車の中にいると言って、治療院には入ってこなかった。母親も大人しそうな感じだった。「どうぞ楽にして下さい。簡単な記入事項だけ書いて下さい」一言も話さないが、本人が丁寧に書いていった。それによると、千葉亜紀、26歳、住所は茨城県だった。母親はいろいろ話したいようだったが、早速マットに横になってもらった。「話しながらできますからね。少し身体を触りますね」お腹は固い。首も固い。手足は棒のようだった。「緊張してますか?」千葉亜紀の身体は固いのだが、表情だけは柔らかい。大丈夫というように、少し微笑んで首を振った。それを見ていた母親が驚いた表情をした。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/22
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カルテ番号 た・21(13)田原正一の頭が少しずつクリアになってくる。院長の話は何となくだが頭に入っている。「受け身の生き方と積極の生き方。それだけで生命力は大きく変わってしまうのです。食べ物や運動や生き甲斐の趣味や仕事も元気にはなれます。ですが、同じ食事をするにしても、この積極という生き方で影響は変わります」やっと院長のいおうとしている意味が見え始めた。「同じ運動でも、受け身、しなければならない、健康の為、というのと、愉しいからしたい、運動そのものが面白いから続ける、という積極な姿勢では大きく違うのです。元気というのは、元の氣のことです。人にとって元というのは赤ちゃんや幼児や子供時分の氣です。その頃は生きるというのは積極だけだったのです。単純に言えば、興味があること、面白いこと、気持ちいいことを求めるだけです」田原正一は僅か2時間の施術で生まれ変わったと思った。気づけば単純な事。だが気がつかなければ、5年10年はあっという間に過ぎてしまう。そして、受け身でも目標があった組織から離れた身では、受け身さえ見失う。残された道は急速な衰えや痴呆になっていただろう。定年後半年でボケる、という岐路だったのだ。「ありがとうございました」本心からお礼を言って、田原正一は家に帰って行った。何をするにせよ、明日からは別な生き方ができるという自信があった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/21
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カルテ番号 た・21(12)「私の感覚では、田原さんの肉体的異常は無いと思えます。つまり元気を出す、出さないは、自分の意思で決められますよ。ここからは、私の勝手な想像の話になります。まだ気功の影響でぼんやりしているようですから、覚めるまでのお話です」そう言って院長はゆっくり話し出した。「田原さんは長年会社勤めをされてきたようです。同じ会社勤めでも人それぞれに仕事の姿勢が違うとは思います。ですが、基本的には会社の方針があり、それに沿って仕事をするわけです。楽しい事も嫌な事もあるでしょうが、与えられた仕事の報酬として給料があります。それは受け身の仕事、ともいえます。良い、悪いではなく、組織の一員として働く仕組みですね」院長は少しずつ考えながら話しているようだ。「人によって、退社後は自分の時間として積極的に行動する事もあるでしょう。特に若いうちはスタミナと疲労からの回復時間が少なくてすみますから、少々無理しても翌日の仕事に影響しないから積極的なプライベート時間が作れます。でも、ある程度の年齢になると責任が重くなり、仕事への一日の依存度が高くなります。それは意識上、意識下でも受け身の癖がついてしまうようです。一日は会社の仕事をする事でほとんど占めてしまうわけですね」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/20
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カルテ番号 た・21(11)そこで田原正一は気付いた。人生を面白く生きたい、などと今まで考えた事がなかった。そんな風に積極的に人生を思ったことがなかった。毎日がただすぎていく。あるいは、何とか一日が終わる。ただ、それだけの意識だった。自分はどうしたのだろう。同窓会に出席して、同級生の様々にショックを受けたからだろうか?いや、そうではない。僅かの時間だが、この治療院に来てからだ。この身体の中から、何かの力が起きている。あの、予想外の院長の反応がスイッチになったのか?それとも、これが気功の影響なのだろうか?「田原さん、時間ですよ」いつの間に眠っていたのだろう。頭がぼうとしている。だが、同時に軽くなっているのも感じる。身体もぼうとしている。そして、やはり軽くなっている。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/19
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カルテ番号 た・21(10)予想外の答えばかり続く。変わった事を自覚できなければ不満ではないのか?あるいは迷いから抜け出せないのではないのか?どうでもいいのか?そんな田原正一の心を読んだかのように院長は言葉を続けた。「生きていると、人と人、人とモノ、人と出来事が出会います。それにより必ず何かが変わります。毎時毎秒時間が流れていますから、例え部屋の中で閉じこもっていても同じです。生きているなら細胞は変化します。細胞、肉体が変化すると意識、心も変わります。身体も心も常に変化し続けているのが、時間が流れている、この世の仕組みです。諸行無常、万物流転は自動的に例外無し、なのですね。ただし意思の力、あるいは思い込みの力で心が変わらない事もあります。変わらないのは、変わらないという変化をし続けているわけです。」何だか坊さんの説法のようだ。理屈はそうかもしれないが、実世界とはズレがあると思っている。常に変化しているのなら、今更変わった、変わらないにこだわる必要も無いということか?だが、それでは生きている意味が無くなってしまう。心や身体がイキイキしない。悟ったような意識では、人生、何も面白くないのだ。自分はこれからの人生を面白く生きたいのだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/18
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カルテ番号 た・21(9)田原正一は期待しないで来た事をすっかり忘れて言った。「ちょうど60歳の同窓会でした。同級生達は様々に変わっていました。それを見て、いろいろ考えてしまいました。今の暮らしだけで単純に人生を判断できない。仕事をしなくても暮らしていける今の自分は黄昏ているようだ。といって何でもいいから仕事をすればいいわけでもない。何かを変えて、もっと元気に戻りたいと思いました」院長は少し黙ってから、ぼそりと言った。「そうですか」ええ?その反応は?どうとらえればいいのだろう?「とにかく始めましょう。話しながらでかまいませんから」マットの上に仰向けになると、院長は腹部、胸部に軽く手を当てた。温かい。いや、温かいというより暖かいと感じる。手からの人の熱ではなく、院長全体から太陽からの暖かさを感じる。さきほどの受け答えといい、この感じといい、予想外すぎる。「気功は初めてなのですが、これで何か変わるのですか?」またしても院長は少し黙ってから話し始めた。「気功といっても様々ですから、私のが一般的というわけではありません。まぁ、普通か特殊かなんて、どうでもいいことです。何か変わるか、という質問ですと、変わります。ですが、変わった事を自覚できるかどうかはわかりません。それも実は、どうでもいいことです」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/17
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カルテ番号 た・21(8)「今日は中学校時の同窓会からの帰りなのです」「そうですか、どちらの学校でした?」「今はもう廃校になってしまったのですが」と、この地方の学校名を言った。この院長は少し考えて「私、知っていますよ。私も中学校の時に試合で行ったことがあります。あの頃、剣道が強かった学校でしたね。県大会で優勝しましたね」今度は田原正一が考えてしまった。確かに剣道が強かった。だが、それは2年先輩の頃だったはず。「失礼ですが、先生は何年生まれですか?」院長は少し躊躇して答えた。それを聞いた田原正一が驚いた。自分よりも2年も先輩ではないか。すると、62歳? いや、どうみても40代だろう。今日来たのは、その事に関係している。自分は定年になり、ますます衰えた。同窓会でも、自分よりも年老いて見えた同級生もいた。また、自分よりも若く、イキイキしている同級生もいた。その違いはなんだろう?自分も今後の人生でもっと若く生きたい(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/16
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カルテ番号 た・21(7)本当に久しぶりの同窓会だった。人生ってものに、いろいろ思う事もあった。他界している同級生も数名いた。病気で出席できない同級生もいた。田原正一のように組織を勤め上げたサラリーマンは、定年後は時間がある。だが、自営業はまだまだ現役が普通であり、生活も大変な場合が多い。同い年なのに、ずいぶん体型や顔に差が出ていた。自分はどう見られていたのだろう。そして、まだまだ人生は長いのに、定年という言葉に騙されていた。人生の定年のような思い込みがあった。それぞれが、それぞれの人生を60年間歩んできただけの事だ。鈴木に教わった治療院は、車で10分くらいのところだった。予約制とのことで、他の患者はいないようだ。院長は40代くらい。特に愛想がいいわけでなく、淡々とした感じだ。一応鈴木からの紹介ということで挨拶をした。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/15
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カルテ番号 た・21(6)「実は定年後から、ますます衰えを感じているんだ。復活する為の何かヒントをくれないか?」田原正一は鈴木に正直に話した。会社にいた時には胸の内を正直に話すことなどなかった。だが、同級生で地域も離れていると何でも打ち明けられる気がした。「そうだなぁ、田原がどう感じて、どう変わるかわからないが・・・」「何でも試してみるよ。どうせヒマだし」「この近くに気功の先生がいるんだ。一度受けてみろよ」「気功?太極拳みたいなものか?」「いや、医療専門の治療院だが、病気じゃなくてもいいんだ。生きる意欲や姿勢が変わる、ような気がするんだ。俺は身体のメンテナンスで2ヶ月毎に行ってる。病があれば、それも指摘してくれるし」予想外の話だった。気功とはなぁ・・・何だか、拍子抜けのような気がする。宗教は関係ない、とは言っていたが、そういうのはあまり信じる方ではない。それでもイキイキしている鈴木の紹介だ。早速連絡をしてもらった。すると明日でも大丈夫だという。どうせゆっくり帰るつもりだったので、解散してから体験する事になった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 )
2014/05/14
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カルテ番号 た・21(5)その鈴木と話す機会がきた。「鈴木、今日は御苦労さまだな。おかげで、いい同窓会だよ」「いやいや、皆に会えて俺も嬉しいよ」「それにしても鈴木は若いな。同級生とは思えないぞ」「聞いているんだろ。再婚したんだ」「俺も再婚だぜ」「いや、うちは坊主がまだ小学生だから20年は働かないとな。それに、まだ俺達、まだ60歳なんだぜ」同い年でもずいぶん違う。田原はもう定年で、働き先が見つからなかったのを言い訳にした。もう特に働かなくてもいいと思っていた。そう思ってから、どんどん気力が落ちてきた。老いてきたのが実感できる。ボケるのではないかという恐怖心もある。だが鈴木は未来を作り出す意欲がある。老いるとかボケるとかとは無縁な状態だ。田原は鈴木を見て、自分も変えたいと思った。まだまだ老いたくはない。ましてやボケなどになりたくない。まだ、たったの60歳だ。定年という言葉に騙されていた。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/13
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カルテ番号 た・21(4)その流れで話題は年老いた話が続く。身体のあちこちにガタがきている。いろいろな機能が衰えた。何事もやる気が起きない。病気で来られない同級生の話。そして、鬱になった話が出た。「おい、田原、お前みたいに定年後何もしてないと鬱になりやすいらしいぞ」実は思い当たる。僅かの期間で自分の気持ちが萎えている自覚がある。どんどん、明日に伸ばし、外に出るのもメンドウになった。そうか、それと並行して物忘れがひどくなった。女房も名前が出てこない、とはいう。だが、二人して思い出そうとすると、必ず女房が思い出す。自分の方が記憶力は良いはずなのに、思い出せないのだ。「それにしても幹事の鈴木はさすがだな。よく動くし気が利く」「バリバリの現役で働いているからな」「再婚相手が20歳年下だしな」「子供は小学校に入ったばかり」「大変だ、と思うよりも、張り切っていて羨ましいよ」そうだったのか。何も知らなかった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/12
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カルテ番号 た・21(3)会場に集まり、幹事と恩師の挨拶のあと宴会となった。ここに来る前は全員覚えている、と自負していた。ところが、見覚えない同級生が何人もいる。相手から話しかけられても、まだ思い出せない。名前を言われても、思い出せない場合が何人もいるのだ。「お、おい、わからない同級生が幾人もいるんだが・・・」幹事の鈴木に耳打ちした。「この歳だからな。皆変わったし。だけど話し出せば面影が浮かび出すぜ」そうじゃない。これは相手が年をとって変わったからじゃない。田原正一は何か違和感があった。恩師は75歳だが、若くみえる。退職後もいろいろな活動をしているらしい。同級生でも老けているのもいる。生徒と先生の時は大きな年齢の隔たりがあったが、今は大して変わらない。何か不思議だった。3時間ほど宴会をし、風呂に入って、まだ話し足りない同級生が集まった。「近頃は物忘れが多くなって」そんな話題で盛り上がった。「そうそう、人の名前が出てこないんだよな」「顔は思い出すけど、名前が出ないのがもどかしい」「女房と言った、言わないでもめるし・・・」やはり同級生だ。似たような境遇にある。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/11
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カルテ番号 た・21(2)そんなある日、久しぶりに中学校時代の同窓会開催のハガキがきた。同級生は通常は定年になったのだから、今後はこういう機会が多いかもしれない。今までは仕事の関係で、なかなか同級生とは会えなかった。喜んで出席する、と連絡した。学校のアルバムはとっくにどこかに失くしてしまっていた。そして当日、会場は嘗ての学校の近くの温泉地の旅館だった。田原正一は、少しワクワクしていた。皆、どんな風になっているのだろうか?幹事役の鈴木は地元の酒屋を継いで、今はスーパーを経営している。よく、一緒に遊んだ仲だった。「お~、田原、よく来てくれた」鈴木はかなり太っていたが、昔の面影が残っていた。出席者は32名になるという。卒業時の担任だった先生も出席されるという。当時先生は30歳くらいで、15歳の中学生からだと中年だと思っていた。今の歳になると、30歳では若造だったと思える。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/10
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カルテ番号 た・21(1)田原正一は60歳で定年して、8か月経った。最初は再就職して、あと10年は働こうとしていた。ところがどこに行っても働き口はない。60歳でも技術系や専門職なら募集はある。だが、単なる事務系一筋できた田原には厳しい現実だ。とりあえず年金も出る。切り詰めれば、何とか食べていける額だ。妻はパートに毎日行っている。これといった趣味もない田原は毎日家でゴロゴロしていた。最初はTVで昔の映画などを見ていたが、最近は見ても面白いとは思えない。惰性と習慣でスイッチは入れるが、頭の中には何も入ってこない。妻との間に子供はいない。田原正一も妻も再婚同士だ。大恋愛や中恋愛で結ばれたわけではない。中年対象の結婚紹介所で嫌でなかった者同士だ。特に仲が良くなることもないが、ケンカもしない二人だった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/09
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カルテ番号 あ・28 4度目(7)愛田恵子が言った。「アタシ、今回やっとどう生きたらいいか解った気がする。普通の人より長生きしてきても、生き方が解らなかった。解ってみれば、単純なこと。単純だけど、とても難しいわ。何しろ、お客を騙して、手玉にとるのが仕事だし・・・」風間陽水は笑って言った。「愛田さんの店に来る人は、騙されるのが暗黙の了解でしょ。それに誰かが騙してやらなければバランスもとれない。来る人は多くの人を騙して今の地位になったのだし」「そうよねぇ~。愛のムチよねぇ~」愛のムチかどうかは知らないが、いつもの愛田恵子になった。風間陽水は言った。「人社会は騙し合いともいえるし、無理やりでなければ何をしてもいいでしょ。どんな仕事でも生き方でも、優しくはなれるのだから。愛田さんが下手に真面目になったら、それは優しくないですよ」愛田恵子も笑って言った。「そう言われるのを期待して、こんな山奥まで来たんだ。はい、これお土産のチベッタンベル。本物の銀製品よ」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/08
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カルテ番号 あ・28 4度目(6)どの国の指導者も平和を口にする。赤ちゃん、幼児、病人、高齢者の上に爆弾を落としながら口にする。敵対する相手に銃口を向け、引き金を引く言い訳にする。選挙に当選する御題目として使う。ヒットラーも某米大統領も某主席も口にする。言葉など、誰でも好き勝手に言える。だが、本当の平和を実現させた国は古今東西、未だ無い。平和への手段、方法を知らないからだ。独り善がりの手段、方法しか知らないからだ。だから立場が違うと争いになる。双方が平和への戦い、と口にする。そして、争い、戦いからは不幸と苦しみが生まれる。不幸と苦しみからは平和という花は咲かないのに。そんな地球で唯一、方法を知って実行している国がある。平和は一つの国ではなく、地球全体、宇宙全体の状態だと知っている。だから、争いが日常の地球では道が遠い事も知っている。それでも、実行している国が、チベットなのだ。そして唯一の方法が、優しさ、だと知っている。優しさからは争いは生まれないし、争いを少なくし、やがて無くせる事を知っている。残念ながら、それを理解できる国の指導者がほとんどいないだけなのだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/07
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カルテ番号 あ・28 4度目(5)そういえば愛田恵子の雰囲気が優しい。長寿族はどうしても覚めた目になりがちだ。多くの人の人生を見てしまう。まして愛田恵子は幕末から激動の日本を見てきた。人の生命の儚さを知っている。人に対して冷たくはないが、どうしても少し離れた目で見てしまうのだ。それが、人に寄り添う優しさの雰囲気になっている。「アタシね、人って素敵だな、って改めて思ったわ」言葉使いもいつもの中性よりオンナに傾いている。まぁ、いつまで持つかわからないが、チベットで影響を受けたのは間違いない。「センセー、いつか言ったよね。地球からすれば、100年の寿命も1000年の寿命も変わらないって。寿命なんて大した価値がないけど、綺麗な精神には価値があると思う」風間陽水は愛田恵子の話す意味が解る。綺麗な精神というのは宗教が話すような正しさではない。スピリチャル好きな人の言う、聖なるモノでもない。優しさ。ただそれだけだ。だが、優しさを常に持っているいる人は、とてもマレだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/06
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カルテ番号 あ・28 4度目(4)「ダラムサラにずっといたけど、よかったわよ。人の心が温かいと実感できるの。何処にいてもよ。素朴で恥ずかしそうな笑顔で、町を歩いているだけで挨拶してくれるの」風間陽水は実はダラムサラに行ったことがある。だから愛田恵子の言うことは実感してきた。話の展開上、つい愛田恵子には言いそびれてしまったが。チベットチャイルドビレッジという所がある。通称頭文字からTCVとよばれる。子供達だけの学校と寄宿舎を兼ねたところだ。親がいる子もいない子もいる。中国の一部にされたチベット自治区から、親が子供だけでもと脱出させる場合もある。孤児になった子供もいる。全員平等で一緒に力を合わせて暮らしている。風間陽水は少し縁があって、そこを訪れた事があった。そこで風間陽水はショックを受けた。見た目は15歳くらいまでの子供達だが、人間の質の違いを感じたのだ。あまり使いたくない言葉だが、霊性の違いだ。人として上等なのだ。それまで、人間だから誰でも品位の差などとるに足らないと思っていた。大統領だろうが、社長だろうが、大学長だろうが高僧だろうが、裸になれば変わらない。品位の差があっても人間の範囲内の差だと思っていた。ところが、同じ人間だが、やはり貴人という人達がいる。それが、そこの子供達だった。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/05
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カルテ番号 あ・28 4度目(3)愛田恵子は言った。「アタシの店、一応日本の代表みたいな顔した人ばかり来るでしょ。いわば、欲望の渦のようなもんよね」日本の政財官のトップはもちろん、各業界の名士と言われる人達が集まる店だ。そのオーナーママだが、みんなまとめて欲望の渦と言ってしまうところが長寿族だ。どんなに成功しただの、トップになっただの、財産が山ほどあるといっても、長寿族からみればたちまち亡くなってしまう存在だ。そんな貴重な人生を成功する為に使うなんて、欲望の渦としか思えないのだ。だが、愛田恵子はだから人間は可愛い、とも言う。愚かで、未熟で、欠陥品だから可愛いのだ。それは多少一般の人間より長生きできる自分達も同じだ。同じく愚かで、未熟で、欠陥だらけの人間の一人だ。出来損ないだから、愛おしいのよ、とも言う。「先が見える残り寿命なのに、まだトップにいたいのよ。可愛いでしょ」風間陽水は仕事柄、多くの人の死に触れてしまう。人は立派でも愚かでも変わらないとは思うが、可愛いとは思わない。「いくら愚かで可愛いとはいえ、毎日欲望の渦にいると嫌になるのよね~たまには本当に綺麗な場に浸りたくなるわけよ」愛田恵子は気まぐれで行動する。ふっと思いついたらしい。そうだ、チベットに行こう。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/04
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カルテ番号 あ・28 4度目(2)当時、インドのネール首相が擁護してくれた。インド北部のダラムサラという高地に亡命政府を樹立。とても小さな町だ。僅かな亡命者は何も無いところから始めた。だが、霊性の高さ、とでもいうのだろうか。チベットの人々は一つ一つに氣を込めて、建物や仕組みを作り上げた。ダライ・ラマ法王という超偉大な指導の下、人々の笑顔は魅力そのものだ。そして、毎日、世界に向けて平和の祈りを欠かさない。未来の世界に貢献するピースピープルに成長する事を目指している。そんな国は、今現在チベット亡命政府以外には存在しない。侵攻され、虐殺され、それでもなお、世界の平和の為に暮らす。あきらかに、他の国民とは霊性が違うとしか表現できないのだ。ダラムサラに居るだけで意識が浄化される。愛田恵子や風間陽水にとって、意識の浄化などには興味が無い。自分勝手に、こっそり生きる。それが長寿族の生き方だと思っている。それでも人間だ。綺麗な場に浸りたいときもあるのだ。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/03
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カルテ番号 あ・28 4度目(1)「センセー、お土産~」愛田恵子が東京からやってきた。同じ長寿族で、風間陽水より120歳年上になる。見た目は40代にしか見えないが、180歳を超えているのだ。銀座の高級クラブのオーナーママだが、自由気ままな立場でいる。どういうわけか、数年前から風間陽水のところに時々顔を出す。長寿族は通常、他の長寿体質の人と交わらない。もちろん、一般人間とも深く交わるわけにはいかない。700年~1000年の寿命の差があるのだ。長く親交を深めたら正体が暴かれてしまう。人間社会というのは異端を排除する。個人的に理解しても、残念ながら人の心はそのままではいられない。だから、それは自営本能でもあるし、自然な生き方でもある。長寿は否応なしに孤独な生き方でもあるのだ。「お土産って、何処に行ってきたのですか?」「チベット。と言っても亡命政府の方よ」チベットはある日いきなり中国軍に侵攻された。圧倒的な武力と残虐性の中国と仏教国家のチベットでは戦いにならない。チベット国王と仏教の法王を兼ねたダライ・ラマ14世は亡命を余儀なくされた。まだ、人間社会では少年の時だった。見た目は少年でも、チベットの全国民の命を背負っていたのだ。その苦しみ、悲しみは現人類の中で最大の重さだったろう。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/02
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カルテ番号 そ・6 (15)「私、神社が好きでよく行きますが、その時に判断できないのです。何か最初から判断できる方法など無いですか?」風間陽水はすぐ答えた。「最初は判断できない事もあります。でも意識して明るい行いをしていると、自動的に判断力が付いてきます。例えば絵画など最初はどれが優れているのか判断出来ない事が多いです。でも、美術館などで本物を見続けていると、自動的にニセモノが判断できます」そういうことか。意識した行いを続けると、自動的に判断できるようになるのか。明るい行い。それが、自分の守りにもつながる。何だかいろいろに応用できそうだ。方法を知っていれば、一時的に悪影響を受けても、あまり怖くない。そんな宗田泉の様子を見て、風間陽水が言った。「見えない世界を知ろうとすると難しいし、何よりも判断しにくいですよね。でも、日常でする事は同じでシンプルなのですよ。解らなくても良い付き合いが出来ればいいわけでしょ。考えると難しいですが、行いは明るく生きればいいだけです」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
2014/05/01
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