MoMo太郎日記

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2020年11月24日
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カテゴリ: 川の流れに
10月18日に開催された、JR東日本が開催する「駅からハイキング」(→→→ こちら )に参加して善福寺川沿いを歩いた報告です。

善福寺公園の生い立ちを解説した説明板がありました。

この公園は、多摩川が東京湾に流入して形づくられた隆起扇状地で、武蔵野台地の一部をしめております。標高約50メートル、西側はほぼ平坦な台地で東側は、石神井川・妙正寺川並びに神田川などが流れ、起伏に富んだ丘陵になっています。
また善福寺池は、三宝寺池・妙正寺池並びに井の頭池と共に武蔵野台地の東側にあって、地底や水辺からの湧水によってできた池である点が、共通の大きな特徴となっています。なお善福寺の名称については、昔丘の西側に善福寺・万福寺の二寺があり、その一つが池の名となって残ったともいわれています。
ここは、交通の便にめぐまれなかったため、自然の景観がよく保存されていました。その後、周囲の住宅化や近代施設の接地などによって、この風致を保存するために、昭和五年十月都市計画法によって風致地区に指定してこの区域では、建築物その他工作物の築造、土地の形質変更、樹木等・土石の採取、あるいは風致維持に影響ある行為を制限することにしました。その後昭和三十二年に東京都市計画公園として決定され、その一部が昭和三十六年六月東京都善福寺として開園し現在に至っています。

公園の東側、「下の池」の方へ向かいます。
園内の鬱蒼とした雑木林は、かっての武蔵野と呼ばれたこのあたりの面影でしょうか。

上の池と下の池を結ぶ水路を水遊びができるような「遅野井川親水施設」と呼ばれる場所を杉並区が整備したそうです。川岸の勾配が緩くなっていて、水の中に入り易くなっています。それゆえ、水に親しむことができる「親水施設」なのでしょうね。
そして、遅野井の湧水を水源としていた善福寺川は、かつて「遅野井川」と呼ばれていたことから、「遅野井川親水施設」と命名されたそうです。しかし「遅野井川親水施設」とは、ちよっとお役所らしい角張った名前ですね。

池の周りには、野鳥を撮影するカメラ愛好家の方がよく来るようですね。

下の池はアシなどの水生植物でかなりの面積が覆われていました。



そのスイレンの繁茂しているあたりにダイサギが佇んでいました。

この堰になっているところから下流側が善福寺川となっています。

そして、堰のある付近では、真鯉がゆったりと泳いでいました。

【つづく】


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善福寺川ウォーク(その17) 善福寺川はむかし遅野井川でした





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最終更新日  2020年11月24日 09時52分14秒
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