MoMo太郎日記

MoMo太郎日記

2023年06月13日
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カテゴリ: フォトグラファー
文化の京(みやこ)、文京区を散策しています。

永青文庫からこの急な胸突坂と呼ばれる坂道を下って神田川に向かいます。

この坂の途中にあるのが、関口芭蕉庵(→→→​ こちら ​)です。MoMo太郎の大好きな無料で見学ができる施設でした。

中に入ると関口芭蕉庵の案内図があります。
関口芭蕉庵は、江戸時代を代表する俳人松尾芭蕉(1644~1694)が、2度目の江戸入りの後、1677年から3年間この地に住んでいた住居跡になるそうです。
池などもあって、なかなか趣のあるところに住んでいたんですかね。

もともと、芭蕉の旧主筋の藤堂家が神田上水の改修工事を行っていて、芭蕉はこれにたずさわり、工事現場か水番屋に住んだといわれているそうで、後に芭蕉を慕う人々により「龍隠庵」という家を建てらたのが現在の芭蕉庵につながそうです。
ということで、最初から、こんな広い庭付き一戸建てに住んでいたのではないんでしょうね。



中に入ってみると、木々が多くて都会の中とは思えない雰囲気です。

こちらが瓢箪池と呼ばれる園内にある池です。
さすが「 名月や池をめぐりて夜もすがら 」と詠んだ芭蕉の住まいですから池は必須アイテムというところでしょうか。

入園無料でしたが、この庭園の維持費は誰が負担しているんでしょうか。夏井いつきさんのような俳句を職業としている人達の「日本俳人協会」みたいな団体があって、その団体が負担しているのかな。

瓢箪池の畔に建つ石碑。

古池や蛙飛び込む水の音 」の句碑だそうです。

こちらの大きな石碑は、范石湖の詩碑だそうです。板に書かれた説明板には、「 范石湖の詩碑 范石湖の碑を石摺により再刻せるもの。田中光顕氏之を建つ。明治22年(1889) 」とありました。

范石湖とは、范 成大という中国南宋の政治家・詩人だそうで、石湖居士と号したことから范石湖とも呼ばれているのだとか(→→→ こちら

【つづく】

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文京区散策(その21) 関口芭蕉庵





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最終更新日  2023年06月13日 00時10分12秒
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