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まるごとで聴くあり… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.06.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は夜、運動しながら進化や、縄文や、文明の発生などに関するyoutubeをよく見ています。面白おかしく作ったいい加減なものもありますが、ちゃんとした人が作ったちゃんとしたものもあります。

その中で、「人類はなぜアフリカで生まれたのか」ということを扱ったyoutubeを最近見ました。
この、学校でも教わった「人類アフリカ起源説」にも、最近は諸説あるみたいで、DNAを解析する技術の進歩で「事実はもっと複雑だったのでは」ということになりつつあるみたいです。でもそれは、「アフリカ起源説が間違っていた」ということではなく、ただ、「それだけじゃなかったんじゃないか」ということです。

では、なぜ「アフリカ」が人類の進化のメイン舞台になったのかというと、現生人類が生まれたとされる20~30万年前のヨーロッパは氷に覆われていて進化どころか生存すら困難な環境だったそうです。
一方、東アジアは豊かな自然に恵まれていましたが、苦労しなくても食べ物が手に入るほど豊かな環境では進化する必要自体がありませんでした。

一方アフリカの自然は東アジアほど豊かではありませんが、工夫次第でなんとかなる状態でした。暑かったでしょうが、生存できないほどの暑さではなかったでしょう。
草食、肉食を問わず大型の動物もいっぱいいましたが、体も小さく、力も弱い人類のご先祖様達にはなかなか捕まえることが困難だったでしょう。
木の実などもあったでしょうが、乾燥しているアフリカでは、水に恵まれた東アジアほどは簡単に手に入らなかったでしょう。

でも人類のご先祖様達は、それらの困難を様々に工夫し、助け合うことで乗り越えてきました。武器や道具も作りました。そうしないと生き延びることが出来なかったからです。進化はその結果だ、ということです。


でもアフリカには、人類以前のご先祖様たちでも、「工夫すれば乗り越えることが出来る程度の丁度いい困難」があったのです。その微妙な感じの環境圧力が人類の進化を促したのではないか、ということです。

そして実は、子どもの成長においても同じ事が言えるのです。
お母さんのお腹の中の胎児は、子宮の中で人類の進化を再現しているそうです。「個体発生は系統発生を繰り返す」(ように見える)という説です。
じゃあ、オギャーと生まれたら、即、皆さんと同じ状態なのかというとそんなことはないのです。
骨の数も、神経系の状態も、右脳と左脳の関係も、呼吸器系の状態も、赤ちゃんと大人とは異なっているのです。7才までの子どもには「歯が抜け替わる能力」が備わっていますが、みなさんにはそんな能力ありませんよね。

赤ちゃんは「ヒト」として産まれてきますが、「人間としての進化」は、オギャーと産まれた後から始まるのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは「人類のご先祖さま」状態なんです。そしてそこから現生人類になるためには、「努力すれば乗り越えることが出来る程度のちょうどいい困難」が必要になるのです。

厳しすぎる環境では死んでしまいます。かといって放任状態、過保護状態では成長する必要自体が生じません。管理された生活や、簡単で便利なオモチャや、受動的な遊びに満たされた環境は、子どもの成長を阻害してしまいます。
幼い子どもたちの人間としての成長を促すためには、能動的に感じ、能動的に考え、能動的に行動することで乗り越えられる困難と、その困難を乗り越えることでさらに楽しくなるような環境や遊びが必要なんです。

ゲームを作る人もそのことは分かっているみたいで、ゲームは困難を乗り越えることで喜びを得ることが出来るように作られています。だから子どもたちははまってしまうのですが、でも、そこで得られる成長は、ゲームの中でしか必要がない成長です。

その点、森の中には、子どもの成長にちょうどいい「能動的に行動することで乗り越えられる困難」と「乗り越えることで遊びが楽しくなるような困難」が山のように転がっているのです。また、助け合うことでさらに楽しく遊ぶことも出来ます。


じゃあ、「森がない環境で子育てをするためにはどうしたらいいのか」ということですが、森がないような環境で子育てをする場合は「森に代わるような環境や働きかけ」を子どもに与えてあげる必要があるのです。
それは、「能動的に行動することで乗り越えられる困難」と、「困難を乗り越えることで遊びが楽しくなったり、新しい発見や学びがあるような体験」と、「命の不思議を感じることが出来るような不思議な世界や美しい世界との出会い」などです。
そして、様々な創作活動や芸術的な活動にはそのような要素が含まれているのです。創作活動や芸術的な活動は、子どもたちに「森に代わるような働きかけ」をすることが出来るのです。
人間としての基礎を育てるべき幼いうちに、「子どもの成長には必要がないような知識」を覚えるだけの勉強をさせてしまうと、子どもの「人間としての成長」が阻害されてしまう可能性が高いのです。





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Last updated  2026.06.18 09:30:54
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