へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2018年01月13日
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カテゴリ: 読書記録


お父さんの日記 [ かあいがもん ]


※河相我聞さんへお詫び

私は河相我聞さんの友人でもなければ、知り合いですらありません。

ですが、ここでは河相我聞さんのことを馴れ馴れしくも「がもんちゃん」呼びしております。

40を越えた人をちゃん付けで呼ぶのは甚だ失礼だと承知しておりますが、初めてお名前を聞いた時(アイドル時代)、「がもん」という響きが素敵だったのと、可愛いお顔をなさっていたのとが相まって、私の中では(家族の中でも)ずっと「河相我聞=がもんちゃん」なのであります。

ですので、このまま「がもんちゃん」で書き進めていくのを許していただけると幸いです。





ひょんなことから、「河相我聞のブログが面白い」とネットで目にし、〝河相我聞って、あの河相我聞だよね?”と、はてなブログの『お父さんの日記』を即行読みにいきました。

そしたらこれが!!

すっごく面白いんですわ!!



内容もタイトル通りお父さんしているものあり、「うーん、深い…」と考えさせられるものあり、「ここまで書いていいのか? アイドルだった人が!」と下ネタあり…

そんなこんなで一気読みしちゃったんですわ、2013年からの記事を全て!!



がもんちゃんはご自分のことを「小学三年で学校の勉強を放棄した」「学校の勉強が超絶出来ない」とか仰ってますが、いやいやそんなことないですよ。

素敵な文章を書くのに学力は関係ない

がもんちゃんのブログを読むと、そう思うのであります。



二人の息子さんとのやり取りも傑作です。

特に笑ってしまったのが『父として考えなければならない時が来たようだ』という記事。

中学3年生(当時)の次男くんが、高校進学しないと言い出します。

「高校に入学するぐらいはしてみても良いと思うんだけど」と言うがもんちゃんと、高校には行かないで働きたいという次男くん。

「あれなんだよ、ほら、父さん一応テレビとか出させてもらってるし、世間体とかあるわけよ、こんなご時世だし父さん少しばかり世間を気にしたい訳だよ」

「大丈夫だよ、父さんは世間を気にしてるかもしれないけど、世間は父さんを気にしてないから」




がもんちゃん、スゴイなぁ…

「あなたの為よ!」と言ってるけど、結局は自分の見栄の為って親がいて、悪いことに親自身が本当に子供の為だと信じきっちゃってるケースがほとんどなのに、がもんちゃんはちゃんとその点わかってる。

そこへ、これ以上ないってくらいのナイスつっこみをする次男くん。



いいなぁ。



他にも面白くって素晴らしい記事がたくさんあります。

この本は、というかこのブログはぜひ読んでいただきたいっ!!

がもんちゃんの友人でもなければ、知り合いですらないので、ここでおススメしても私には何の得もありませんし、焼肉をご馳走してもらえるわけでもありません(そもそもワタクシの過疎ブログを読んで下さる方はほどんどいないと思われます)。

でもおススメします。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
42歳中卒の父親、23歳と15歳の息子。一家全員フリーター…?それでも家族はこんなに楽しい!大人気ブログ、奇跡の書籍化!

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 不思議な家族(不思議な家族/ツンデレ ほか)/第2章 長男とわたくし(聞けない理由/自立 ほか)/第3章 次男とわたくし(死ぬ前に/割合 ほか)/第4章 勉強ってなんだろう(父として考えなければならないときがきたようだ/息子が高校には行きたくないと言ってるんだがどうすればよいか ほか)/第5章 理想と思想(今日という今日は、親としての本音を語ろうと思う/ゲーム ほか)






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最終更新日  2018年01月13日 21時14分14秒


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