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2007年11月24日
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カテゴリ: 書籍紹介
親より稼ぐネオニート  今一生 著  おもしろ度8

 企業は利益を出すために,社会の公器として地位をすて,労働コストを削るだけ削ろうとした結果,生まれた就職氷河期。
 正社員になろうとしても,なれない実態が実は就職氷河期には存在したわけで,結局,正社員以外のパートやアルバイトなどの非正社員が増加しました。
 それだけではなく,正社員として働いている人たちに対しても,賃金低下,労働時間の上昇など,実質,労働コスト切捨てのための会社の方針。
 そこで生まれたのがネオニートたち。
 雇用されることをあきらめ,ネットオークション,アフェリエイト,株の取引などを自宅にこもってお金を稼ぐ技術を身につけ始めた若者たちこそがネオニートたちです。
 ただ,ネオニートたちの稼ぎ方は,今までの常識にどっぷり浸かってしまった彼らの両親には受けいられず,また,本人たちも大金を稼いでいるにもかかわらずどこか喪失感を感じる不思議な状態が続いている。
 会社が,人の生活と社会的な存在を支えてきた今までの社会がよくわかります。
 ただ,企業もこれからは国際競争をせねばならず,否応に,労働コストを合わせていかなければいけません。

 儲けだけのシステムに成り下がるのでしょう。
 だから,儲からない会社は,すぐ,つぶすに限る状況になり,そして,使えない労働者はすぐ,解雇するに限る社会になるわけです。
 そうなると,結局,使える労働者とは,稼ぐ労働者であり,稼ぐことこそが価値になる。 ホリエモンの著書,稼ぐが勝ちならぬ,稼ぐが価値という状況になっていくのでしょう。 会社のお偉いさんが,テレビでいいことを言っても,やってることが違う状況では,いずれは,真実が表に現れてしまうと思います。
 こうしたネオニートたちも,数年経てば,認知され,十年も経てば,社会的地位も容認されるでしょう。
 また,ネオニートとして成功している人たちは,インターネットと既存の商売をうまく複合させて儲けているようです。






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Last updated  2007年11月24日 16時49分35秒
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